2018夏のドイツ旅（その５）４日目　ゲーテ街道の中心地、テューリンゲン州ワイマール

2018/08/14 - 2018/08/14

バンベルクに1泊してエアフルトへ移動します。この日はエアフルトで1泊。
チェックインをしてから、ワイマールへ日帰りで行ってきた。

《スケジュール》
8月11日（土)　成田→ヘルシンキ→フランクフルト（フィンエアー）
　　　　　　　フランクフルト空港駅→ヴュルツブルグ（泊）
8月12日（日）ヴュルツブルグ→ニュルンベルク（泊）
8月13日（月）ニュルンベルク→レーゲンスブルク→ニュルンベルク→バンベルク（泊）
★8月14日（火）バンベルク→エアフルト→ワイマール→エアフルト（泊）
8月15日（水）エアフルト→アイゼナハ→エアフルト→ライプチヒ（泊）
8月16日（木）ライプチヒ→（ドレスデン）→ザクセンスイス→（ドレスデン）→マイセン→ライプチヒ（泊）
8月17日（金）ライプチヒ→ベルリン（泊）
8月18日（土）ベルリン→リューベック→リューネブルク→ベルリン（泊）
8月19日（日）ベルリンテーゲル空港→ヘルシンキ→成田
8月20日（月）帰国

エリア ワイマール(ドイツ)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

バンベルクから、ICEでエアフルトに到着です。
スーツケースが置きやすいように、前に席が無い場所で指定取ったのに、すでにすわっていた・・。次の駅で降りるからと言って代わってくれない。
これでは600円も払って指定を取る意味がありません・泣。

エアフルトにも、コインロッカーがありました。

エアフルト駅

駅から徒歩数分のホテルにチェックインします。
駅から近くて良かったです。エアフルトは旧市街もそんなに遠くないよ。

B&B Hotel Erfurt

B&B Hotel Erfurt ホテル

レセプションにいたワンコが気になる。
到着したとき寝てたんだけど、起こしちゃった（笑）

明るくて清潔なお部屋、エアコンもあります。
窓からの景色も、表通りに面していて近くの教会が見えて素敵。
騒音もなく静かで快適でした。Wifiも全く問題なかったです。

B&B Hotel Erfurt ホテル

レセプション

ワンコにもう一度挨拶。
ワイマールから帰ったときにはもう会えないなあ・・・（実際、この時以外は会えませんでした）
犬がいると心が和みます。
オットゥ君

エアフルト駅

州都エアフルトから東に20キロメートルほどのワイマールへ向かいます。
「ワイマール：古典主義の都」として世界遺産に登録されています。
ゲーテ街道と言われているけれど、まさにワイマールが街道の中心地ですね。
（でも、滞在時間が短く・・・）

ワイマールへ向かう車内です。すいていました。
エアフルトからは、すぐ着いちゃいます。

午後2時半過ぎにワイマールへ到着。
見どころがたくさんあるのに、もうこの時間・・・汗。
実際、ここは時間が足りませんでした。
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ドイツ・テューリンゲン州の都市で、主要な歴史的文化都市のひとつ。
面積は84,27 km2、人口は約64,000人。主な宗教はキリスト教プロテスタントルター派。1999年には欧州文化首都に選ばれている。

ワイマールにもコインロッカーがありますね。

ワイマール駅です。白い駅だわー。

駅前を真っすぐ、国民劇場を目指し歩きます。
この建物は、途中に合った音楽学校。

音楽学校の前にある金ぴかの像ｗ

国民劇場と劇場広場
ゲーテとシラーの像

ここに来たかったんですよー（笑）
この前でロードバイクでを引いている自転車旅をしているらしいおじさん2名にシャッターを押してほしいと言われたので、代わりに私も撮ってもらいましたW

カップル文化の欧米人には、一人で旅行しているアジア人の女はただただ不思議そうです。
どこから来たのかと、不思議すぎて好奇の目(余計なお世話だ）。
ヤーパンだよ、と私。
こっちだって、おじさん2人で自転車旅なんて不思議だよーーーだ（心の中でｗ）。
でも、自転車の旅、楽しそうだ（実は、うらやましいｗ）

こっちからもあっちからも撮ってるｗ

ここは、ドイツの歴史上きわめて重要な場所・・・ドイツ人の皆さんがここで写真と撮りたい訳ですね。
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国民劇場では、ゲーテの「ファウスト」やシラーの「ウィリアム・テル」が初演されました。
1919年には、第一次世界大戦敗北を契機として勃発したドイツ革命により、ドイツ帝国が崩壊。その後に制定されたワイマール憲法がここで採択されました。

次にゲーテハウスに行こうと道を曲がるとこの人形。
この先に何があるんだろーって思っちゃいますね。

狙い通り、確認してしまった（お土産モノ屋さん）
寄らないけど。
パッケージツアーで連れていかれそうな店ですねｗ

ゲーテハウスの前の公演にあるオブジェ、
1992年に彫刻家Walter Sachsによって作成されたもの。

向こうに見える黄土色の建物がゲーテハウス。
大きな邸宅でした。

ゲーテ・ハウスは、1707～1709年に建設されたバロック式の邸宅です。
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1775年、26歳のゲーテはワイマール公国のカール・アウグスト公に招かれワイマールにやってきました。

翌年にはイルム公園内の小さな住居を与えられ、ワイマール公国の最高政治機関、枢密院の参事官として鉱山の開発や道路建設、教育や芸術の振興といったさまざまな事業に携わりました。
ゲーテは、この家に移り、83歳で生涯を終えるまでの50年間暮らしました。

リュック背負ってたらロッカーに入れるように言われた。

日本語の冊子を貸してもらえます。
これを読みながら見学しました。博物館では、途中からゲーテの多岐にわたる興味や研究に展開し、「愛」や「世界」など哲学的な内容も。
若干（・・いえ、かなり）予習不足は否めません・泣

ゲーテ博物館のほうから。
子供の頃のゲーテ一家の肖像画、両親の後ろで羊に向かってかがんで立っている。
隣りが妹のコルネーリア。
一家はロココ時代の流行に従って羊飼いに紛争し、牧歌的な風景の中でポーズを取っているそう。幼くしてなくなったゲーテの5人の兄弟姉妹が画面右の後方に小さな精霊として登場している。
幸せそうな一家と哀愁との対比とのこと。ゲーテはお父さんの収集熱と書籍への興味を受け継いでいる。

ゲーテが使用していた薬瓶（たしか・・）と手袋。

博物館の展示コーナーのほうは、何階かあって、かなり広い。
ゆっくり見ていたら、もう時間が足りなくなりそう。

博物館全部みたらかなり時間がかかりました。
ようやく、ゲーテの住居のほうへ移動。

入口の床に「SALVE（ラテン語で「ようこそ」の意味）」の文字が書かれた黄色の間

ゲーテハウスで印象深かったのは、お部屋ごとに変えている壁の色、そして、
芸術品の備品の多さ・・。

「ユーノーの間」と呼ばれた部屋。
ここはフロントハウスで最も広く、豊かな装飾が施されたサロン。
ゲーテは、この部屋と続くもう一つのサロンで、国務大臣としての公式のレセプションを開いた。
また、プライベートな機会でも、ティー・パーティーなどを開いた。
ゲーテは、入り口右側に立つ石膏像のオリジナル像を、ローマでの「僕の最初の恋人」と呼んでいた。

ユーノーの間におかれたフォルテピアノ
ゲーテ自身も弾いたそうですが、人に弾いてもらうのも好み、
なんと、クララ・ヴィークやメンデルスゾーンも弾いたそうです。

ゲーテは、メンデルスゾーンに、「坊や、ちょっとうるさく弾いておくれ」と言って、メンデルスゾーンに演奏させていたそう。

私は、チョット地味だけどメンデルスゾーンのピアノ曲が好きで、あまりCDも出てないので、集めて聴いてるので、へえーーー！ってしげしげピアノを眺めました。どんな音が出るのか聴いてみたい。

ウルビーノの間
全体を撮るのをわすれました・・・

この部屋は二つ目のサロンでフロントハウスの最後の部屋。
引き戸をはずせば、ユーノーの間とつなげることが出来る。
ゲーテは毎日のようにここへ人が集まり、気の向くままに音楽が奏でられ、ゲームや、朗読や、談話が交わされるといいと開放していました。
しかし、現実は違ったよう。
ゲーテは、客人の会話に干渉し、何を話させるのか自分が決めていたそう。

この部屋はソファーの上にかかるウルビーノ大公の肖像画（写真は暗くなってしまってますが・汗）にちなんで、「ウルビーノの間」と名付けられました。
この絵はもちろんゲーテの生存中からあったもの。

書斎は「魔王」や「ファウスト」などの名作が誕生した部屋。

ゲーテハウスのBook Shop

ゲーテハウスとシラーハウスはすぐ近くですね。
途中にはお土産が一杯。
のぞきたかったけど時間が無いよー。
この辺りで通り雨が降りました。この旅2度目の傘の出番・・

シラーハウスのチケット売り場（博物館）、手前にシラーの黄色い家がつながっています。

シラーの家のチケット売り場です。

ヨーハン・クリストフ・フリードリヒ・フォン・シラーは、ドイツの詩人、思想家、劇作家で、ゲーテの親友でもありました。
ベートーベン「第九」の詞である「喜びのうた」や、戯曲「ウィリアム・テル」は、シラーの作品です。

私はクラシックが大好きなんですが、歌曲だけはちょっと苦手。好きなかたにはたまらないかたなんでしょうね。でも、家に入ってみることにしました。

晩年の3年間ここに住んでいたそう。
1805年、結核にて45歳でワイマールにで没。

展示スペースのウィリアム・テルについての一角

シラーの肖像画

１階の展示コーナーを抜け、最初に現れるお部屋。シラーの召使の部屋。

シラーの召使のお部屋と説明があったように思います。シラーの執筆の代書の手伝いもしていたと記述があったような・・。
ゲーテハウスに壁の色使いが似てます。このころの流行だったのか。

キッチンですね。

2階のお部屋。シラーの居室。

シラーハウスを出てマルクト広場へ。

クッキーが笑ってるｗ

インフォメーションと並んでいるクラーナハの家

市庁舎

右がインフメーション（観光案内所）

真ん中がクラーナハの家

左がエレファント・ホテル

トーマス・マンの「ワイマールのシャルロッテ」の舞台となった場所。ヒトラーがバルコニーで演説をしたことでも有名。

城博物館への入り口

Schlossmuseum
ヴァイマール城美術館
1774年の火災で焼失したヴァイマール公の城跡に建てられた3階建ての城館。

オブジェが置かれていました。
入る時間は無かった・・。もう閉まっていたのかも。
人影がありませんでした。

イルム公演にかかる橋

イルム公園
この日は曇っていたので、夕方6時くらいにもう日が陰ってきました。
地方の街は一日の終わりも早い。
人は家路を急いでいる様子で。。
人影も少なくなってきていました。

だんだん、ひっそりと、寂しくなってきた辺りの様子。

ワイマール公国領主の宮殿だった。
現在はリスト音楽院(Hochschule fuer Musik Franz Liszt Weimar)が入ています。

リストの家も行く予定で来ましたが、地方の街は終わりが早くて、
行くのは断念しました。ワイマールでは半日（それも午後2時到着）では、
足りませんでした。

バスの乗ってワイマール駅へ戻ります。2ユーロで、運転手さんから購入。

ワイマール駅構内。
思っていたよりも、小さな駅でした。

夕方6時半前の電車で、エアフルトへ戻ります。

車内はすいていました。

エアフルトへはあっという間に到着です。
明日は、アイゼナハとエアフルトを歩きます。

夕ご飯はパン屋さんで調達
ホテルからレストランがたくさんあるであろう繁華街まですぐそこだったのに・・。

それと・・、今年のGWのハンガリー、オーストリア、去年のイギリス、おととしのアイスランド・・・どこもWIFIでサクサク行動できてたのに、
ドイツに来てから日本で借りてきたWIFIがイマイチで、
場所は出るのだけど、自分の動きに合わせて反応してくれないので、
探し回って疲れてしまい。ドイツは日本並みの快適さ？でした。

チューリンゲンソーセージです。

袋の中はケーキｗ
パン屋さんのケーキのせいか、どーもドイツのケーキってオオアジだわあ。
日本のケーキのほうが確実に美味しいけどｗ

夜、TVでフレンズやってたよ。もちろん、ドイツ語ｗ