2018夏のドイツ旅（その３）3日目　バイエルン州レーゲンスブルク・・帝国議会博物館とビールテイスティング♪

2018/08/13 - 2018/08/13

ドイツ旅　３日目午前　レーゲンスブルクへ。
2006年に世界遺産に登録された戦災に遭わなかった街です。
ニュルンベルクより向かっているときにこの旅初のミスを犯しました・汗

（補足）レイルパスはDBドイツ鉄道のホームページから「7日間の連続タイプ」で購入、PDFで受け取り、プリントアウトして持参、車掌検察の時に見せました。予備に数枚プリントして行きましたので無くしても大丈夫！
パスポートの提示はICEに乗ったときだけだった（それも、毎回ではありませんでした）
ホームページから購入すると連続タイプなので開始日と終了日が入り、キャンセルはできませんが、validationは不要です。
旅行会社を通さず買えますので、最安だと思います！
（また、ドイツ現地でもDBで購入出来るようですね）

DBの購入ページです。
https://www.bahn.com/en/view/offers/passes/german-rail-pass.shtml

DB　Navigatorのアプリは便利です。
https://www.bahn.com/en/view/booking-information/booking/db-navigator-app.shtml
時刻表、切符を購入（指定席も選べます）、何番線から出るか、プラットフォームのどの位置から乗るか、などなども出ます。

《スケジュール》
8月11日（土)　成田→ヘルシンキ→フランクフルト（フィンエアー）
　　　　　　　フランクフルト空港駅→ヴュルツブルグ（泊）
8月12日（日）ヴュルツブルグ→ニュルンベルク（泊）
★8月13日（月）ニュルンベルク→レーゲンスブルク→ニュルンベルク→バンベルク（泊）
8月14日（火）バンベルク→エアフルト→ワイマール→エアフルト（泊）
8月15日（水）エアフルト→アイゼナハ→エアフルト→ライプチヒ（泊）
8月16日（木）ライプチヒ→（ドレスデン）→ザクセンスイス→（ドレスデン）→マイセン→ライプチヒ（泊）
8月17日（金）ライプチヒ→ベルリン（泊）
8月18日（土）ベルリン→リューベック→リューネブルク→ベルリン（泊）
8月19日（日）ベルリンテーゲル空港→ヘルシンキ→成田
8月20日（月）帰国

エリア レーゲンスブルク(ドイツ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ニュルンベルクから、6:15発のREに乗る予定が、ギリギリで駅に駆け込んたため、
間違って6:15発のミュンヘン行きのICEに乗ってしまいました。

レイルパスのプリントアウトを見せたあと、車掌さんが「どこまで行くの？」と。
ニッコリ、「レーゲンスブルク」って言ったら、呆れた顔で、「この電車はミュンヘン行きだよ、レーゲンスブルクは行かない」と行ってしまった。

DB　Navigatorのアプリを入れて見てたのですが・・・、なぜか、今乗っているこのICEが出ないので、次に止まる駅がどこなのかわからないのです（本来は乗っている電車がどこを走っているか、このアプリで見れるのですが）。

近くにいた女性が優しいかたで、ミュンヘンまでは、あと1時間半乗るのよって。
途中駅が２，３あったはずと思うけど・・、と。

それで自分のスマホでアプリを見てくれて。
途中駅からレーゲンスブルクへ行けるか、次々と停車駅名を出して検索して見てくださいました（テキパキしていて仕事が出来そうなかただった）。

次の停車駅で乗り換えてニュルンベルクへ戻るしかないとのこと、でも、乗り換え時間1分しかないって（泣）
ありがとう、やってみる!と私。Good Luck・・とやさしいかた。
スマホの画面を写真に撮らせてくださった。
（最初、ウキウキしてた間違って乗ったICEの車内、早朝のためガラガラ、優し女性を含め私以外3人くらいしか車両に見なかった）

次の停車駅で乗り換えるため、早めにデッキに行って降りるのを待ってると（走る準備）、乗ってる電車がホームに入って止まろうかというときに、わざわざ（結構、席から離れているところにいたのに）、急いでその優しいかたが向こうからやって来てくださって。

あれだわ！すぐそこのホームに止まってる電車がニュルンベルク行きよー。
なんと、同じホームのお向かいにその電車が止まっていました。
なんと、ラッキー・・・（汗）
お礼を言って急いで乗り換えました。
ホントに優しいドイツの女性でした。助けていただきました・・。
（写真は乗り換えたニュルンベルク行き）

ニュルンベルク駅に戻り7，8分後くらいのREに乗り換えました。

当初の予定到着時間に1時間しか違わずにレーゲンスブルクへ着きました。
ICEで出会ったドイツ人の優しい女性のおかげです。

レーゲンスブルク駅構内です。

レーゲンスブルク駅

駅前の通りを真っすぐに行くと大聖堂が見えて来ました。

大聖堂は後で立ち寄ることにして石橋を見に行きました。

石橋からの眺めです。
ドナウ川なんですねーー。

ドイツ最古の石橋・・あれ？工事中です。
古い感じが無いなあーーｗ

石橋から旧市庁舎（観光案内所）へ向かっています。

途中に会ったお土産屋さん

魚？の顔が面白いｗ

インフォメーションが入っている旧市庁舎へ

インフォメーションで帝国議会博物館ガイドツアーを申し込みしました。
TV「大人のヨーロッパ街歩き」で現地在住の人も紹介していたんです。
でも、インフォメーションの人にホントに参加したいの？って聞かれました（笑）
なぜに？？

次は10時スタートの回。
日本語のオーディオガイドがあるとのことで借りました。
パスポートかクレジットカードなどをデポジットに置いて行ってほしいと言われて、パスポートだけは手放したくないので、クレジットカードを預けました。
（返却したときに返してもらいました）

帝国議会博物館です。

旧市庁舎、付属の塔、宮殿からなる建物で、1663年から1806年まで、ここで神聖ローマ帝国議会が開催されていました・・・。
レーゲンスブルクの旧市街は戦災を逃れていますので、当時のままのものですので、見学したかったのです。

写真の右端に写っている黒いドアが入り口で、ガイドツアーに申し込みした人しか入れません。入るとすぐに階段になっていて、上がったところがミーティングポイントでした。

旧市庁舎のサイン

さて、インフォメーションのかたにお手洗いの場所を聞きましたが、
この付近には公衆トイレしかないとのことで場所を聞きました。
インフォメーションからすぐの場所です。
インフメショーンの向かって左側の通りを右に行くと、この緑の建物があり、
この手前の道を（左側へ）曲がって真っすぐに歩いたところのにあります。

トイレの入り口です。無料でキレイでしたよ。
（あんまり、必要な情報ではないかもしれませんが・・笑）

中世に建てられたゴシック様式

博物館のガイドツアーまで20分くらいあったので、大聖堂を先に見ることにしました。

St. Peter's Cathedral

1220年から1370年頃に作られたステンドグラスが美しいです。

こちらも鍵を持ったペテロ

St. Peter Window
聖ペテロの窓

どこにあるのか見つけられなくて、係の人に教えてもらった。
大聖堂の中にはステンドグラス、像などに100にもおよぶペテロがあるそうですが、一番有名なもの。
キリストより天の国の鍵を預かったペテロ。
レーゲンスブルクの市の紋章にもその鍵が描かれています。

ゴシック様式の祭壇。
一番左がペテロ、その右がマリア様。

大聖堂の前にある帽子屋さん
「大人のヨーロッパ街歩き」でも紹介されていましたが、
ありました！

1875年創業の現存するドイツ最古の帽子屋さん、フートクーニヒ。

映画「アリスIN ワンダーランド」でジョニー・デップがかぶっていたハットが飾ってあります。
中には入らなかったのですが、外から見つけました。

帝国議会博物館に戻ってきました。

この日本語オーディオガイドを借りられます。

帝国議会博物館ガイドツアーの時間なので中に入ります。

私のあと、お二人入って来たのですけど・・。
一緒にガイドツアーに参加する人たちかと思ったら、私が中に入ったのにつられて入ってしまったかたでした、残念。
結局、参加者は私一人でした（泣）

ここが集合場所です。
オーディガイドのNo.1がここで始まっています。
ガイドさんはドイツ語ですが、私一人の参加なので私がガイドを聞き終わって合図するまで待っていてくださいます。

鍵を開けて次の部屋へ。
ここで気付いた。一人なのでサクサク進みます（笑）
写真撮影もOKでーす！

ここはTVには出てなかったけど、各地から集まった諸侯の控室。

となりの部屋へ。鍵を開けてもらって入ります。
部屋と部屋の間の壁の厚さが半端なかったです。

ここは、神聖ローマ帝国の時代、各地から集まった諸侯の会議室、
こっそりと会議を行ったという「秘密の会議室」。

ここはレーゲンスブルクの人達が結婚式を行う部屋ですよね！
BS日テレの「大人のヨーロッパ街歩き」で見ました。
現地在住のかたもここで結婚式を挙げたと、タレントの高橋由美子さんを案内していましたよー。
現在は年間千組のカップルが行う婚礼の場だそうです。

天井も凝ってます。

何かオーディオガイドでこのステンドグラスの小さな窓についても言っていたのだけど。。。紙になっていないと（覚えていないので）、後でここに書けませんね（泣）

上階ラストの部屋、広い部屋が現れました。
帝国議会のメイン会場として使われた「帝国の間」。
ここは皇帝が要人と会見する際の部屋でした。
また、議会が開かれ、投票が行われていた場所でもあります。

天がいに描かれた双頭の鷲

天井に止めているもの（こういうのが大好きで・・）

この階段も重要な遺産とのこと。
しかし、このあと内容が刺激的なものに・・・。

別のドアから入り、そこは拷問室。
実際に使われていたというものが残っています。

この後、実際に使われていた牢獄へ。
地下深ーくにあったり、窓が全くない背の低ーい狭い部屋だったり。
夜に一人で来るのは怖そうです。
ガイドさんと2人だけだったので、この時はもっと人が多いほうが良かったなと思った。全て当時のまま残っています。

なかなか刺激的でもあり、充実した内容でした。
最後にガイドさんより、レーゲンスブルクを選んで来てくださってありがとう、
と言われました！
皆さまもぜひ！

ドイツは、ローマのような、とんでもない遺跡がドーーンって言うのは無いけど、
近い場所でも歴史や文化が異なった街がひしめき合っていて、観光に切磋琢磨していて、どの街に行っても満足度のレベルが高かったです。

街角のお土産モノ屋さんにて。

福音教会

福音教会の内部

ランチのレストランも、「大人のヨーロッパ街歩き」で、現地在住のかたが高橋由美子さんを紹介していたお店にしました。

ビール醸造所が直営でやっているレストラン、
入り口にタンクがお出迎え。・・・（と、高橋由美子さんも言っていた）。

そして飲みたかったのは、TVで二人が飲んでいたコレ！
どんな味なのかなーって見てたのです（笑）
ティスティング・セットください！で店員さんに通じました（笑

自家製のビールです。
味は一番端の濃い色のビールとその隣りのビール２つがスモーク・ビールでした。
この後バンベルグで飲んだスモーク・ビールよりスモーキー度が強かった。
苦味があまりないので普段ビールを飲まない私もゴクゴク。
そして右から三つ目は、TVで高橋さんも言ってましたが、日本のビールに似た味でした。
私は一番右のスモークの強いのが好みでした。

左より、白ビールのヴァイツェン、
より小麦が強めのヴァイツェン　ドゥンケル
（TVで高橋由美子さんも言ってらしたけど、このビールがキリっとしていて日本のビールに一番近かったです）
淡い味わい、ヘレス
濃いくちビールのドゥンケル
（へレスとドゥンケルはスモーキーな味がしました、ドゥンケルのほうがよりスモーキー）

メインは豚肉の料理を選びました。
日替わりランチみたいで、月曜日のスペシャルです。
ローストポーク、ベーコン、オニオン、ポテトに目玉焼きが乗ってる。8.9ユーロ。
美味しかったです。

予約していきましたが、11:15の予約なのでまだすいていました。
Regensburger Weissbrauhaus
大聖堂から徒歩9分です。

レーゲンスバーガー ヴァイスブロイハウス 地元の料理

12時台のREでニュルンベルクへ戻りました。