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****************************************************************<br /> パソコンの中に古い旅の写真が多数眠っている。4トラベラーになったのを機に、写真を見ながら当時の記憶をたどり旅行記にまとめることで、これらにも日の目を見せてやりたいと思う。<br /> 今回は2014年4月にベネルクス3国10日間のツアーに夫婦で参加した時の旅行記です。<br /><br />****************************************************************<br /><br /> 5回目の夫婦海外旅行は2014年4月に10日間のツアーでベネルクス3国(オランダ、ベルギー、ルクセンブルク)に行ってきました。<br /> 風車と運河、赤い屋根の可愛い街、緑の中の美しい古城。幼い頃絵本で見たヨーロッパの風景がギュッと詰まったオランダ・ベルギーは早くから旅行先の候補でしたがやっとそのチャンスが来ました。<br /> 行先が決まると次はツアーの選定です。<br /> ・なるべく多くの観光地を見たいが、その中でもメリハリがある。<br /> ・ブルーベルが咲くハルの森は必須。<br /> ・世界遺産を多く訪れる(当時は世界遺産100か所達成の途中だった)。<br /> パンフレットやネット情報で検討した結果、阪急トラピックスさんの「オランダとベルギー・ルクセンブルグ花物語10日間」に決定しました。<br /> <br /> ツアーが決まると旅行前に少し事前知識を、と思い旅行ガイドブックや本を読んでみました。そこで知ったのはこの3国が豊かな土地を持ち人口密度も多かったにもかかわらずイギリス、フランス、オーストリアといったの周囲の大国に挟まれて、独立を勝ち取るために長い苦難の歴史を歩んだことでした。<br /> この地方は中世からブルゴーニュ公国としてオーストリアやスペインの支配を受けていましたが、16世最初に紀半ばに宗教改革の機運に乗って北部がオランダとして独立を果たします。以降オランダは市民社会が発展し、外に開かれた進取の精神で17世紀初めには一時的にせよヨーロッパの海外交易をリードする存在になります。<br /> 一方、南部カソリック地域は中世には毛織物産業で豊かな富を蓄えたにもかかわらず外国からの支配を受け続け、19世紀に入ってやっとベルギー、ルクセンブルクとして独立しています。<br /> 現在オランダはヨーロッパの経済の優等生として、ベルギーは民族や宗教が混在する中でバランス感覚を発揮し、各々ヨーロッパで存在感を示しているようです。<br /><br /> 旅行を終え、改めてベネルクス3国が歴史、芸術、景色、美食の全てを楽しむことができたと感じています。特に景色はブリュッセル、ブルージュに代表される中世の街並みに加え、旬の美しい花々が楽しめとても満足度の高い旅となりました。「キレイ、カワイイ」が好きな女子には絶対受けるエリアです。<br /> <br /><br /> 

春のベネルクス3国 10日間のツアー旅行(2014年4月) 1 まとめ

21いいね!

2014/04/20 - 2014/04/20

1045位(同エリア5651件中)

万歩計

万歩計さん

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 パソコンの中に古い旅の写真が多数眠っている。4トラベラーになったのを機に、写真を見ながら当時の記憶をたどり旅行記にまとめることで、これらにも日の目を見せてやりたいと思う。
 今回は2014年4月にベネルクス3国10日間のツアーに夫婦で参加した時の旅行記です。

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 5回目の夫婦海外旅行は2014年4月に10日間のツアーでベネルクス3国(オランダ、ベルギー、ルクセンブルク)に行ってきました。
 風車と運河、赤い屋根の可愛い街、緑の中の美しい古城。幼い頃絵本で見たヨーロッパの風景がギュッと詰まったオランダ・ベルギーは早くから旅行先の候補でしたがやっとそのチャンスが来ました。
 行先が決まると次はツアーの選定です。
 ・なるべく多くの観光地を見たいが、その中でもメリハリがある。
 ・ブルーベルが咲くハルの森は必須。
 ・世界遺産を多く訪れる(当時は世界遺産100か所達成の途中だった)。
 パンフレットやネット情報で検討した結果、阪急トラピックスさんの「オランダとベルギー・ルクセンブルグ花物語10日間」に決定しました。
 
 ツアーが決まると旅行前に少し事前知識を、と思い旅行ガイドブックや本を読んでみました。そこで知ったのはこの3国が豊かな土地を持ち人口密度も多かったにもかかわらずイギリス、フランス、オーストリアといったの周囲の大国に挟まれて、独立を勝ち取るために長い苦難の歴史を歩んだことでした。
 この地方は中世からブルゴーニュ公国としてオーストリアやスペインの支配を受けていましたが、16世最初に紀半ばに宗教改革の機運に乗って北部がオランダとして独立を果たします。以降オランダは市民社会が発展し、外に開かれた進取の精神で17世紀初めには一時的にせよヨーロッパの海外交易をリードする存在になります。
 一方、南部カソリック地域は中世には毛織物産業で豊かな富を蓄えたにもかかわらず外国からの支配を受け続け、19世紀に入ってやっとベルギー、ルクセンブルクとして独立しています。
 現在オランダはヨーロッパの経済の優等生として、ベルギーは民族や宗教が混在する中でバランス感覚を発揮し、各々ヨーロッパで存在感を示しているようです。

 旅行を終え、改めてベネルクス3国が歴史、芸術、景色、美食の全てを楽しむことができたと感じています。特に景色はブリュッセル、ブルージュに代表される中世の街並みに加え、旬の美しい花々が楽しめとても満足度の高い旅となりました。「キレイ、カワイイ」が好きな女子には絶対受けるエリアです。
 

 

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
4.0
グルメ
4.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
観光バス 徒歩
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)
利用旅行会社
阪急交通社

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この旅行記へのコメント (6)

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  • ポテのお散歩さん 2023/02/08 14:24:51
    ベネルクスの美しい街
    万歩計さん こんにちは。

    ベネルクス3国の旅、どの街もとても綺麗でした。
    春は花々が咲き誇り、特にハルのブルーベルの咲く森は
    女子にとっては憧れる風景です(^^)

    先日、テレビのニュースで ルクセンブルクが大阪万博の出店を
    早々に決めたと放送されていました。
    神奈川県ほどの小さな国なのに豊からしい。 くらいの知識が無いのですが
    日本の万博に興味を持って下さるのは嬉しい事です。
    そのルクセンブルクの景色も、お写真がとても美しく
    機会があれば行きたくなりました。
    やはり百聞は一見に如かずで、その国を歩く事が その国を理解する
    第一歩ですね。

    ゲントは行けなかった街の一つですが、川沿いの石造りの建物も歴史があり
    古都の風情が残る魅力ある街並みですね。
    関宿の後編も楽しみにしています。

      ポテ

    万歩計

    万歩計さん からの返信 2023/02/08 18:23:30
    Re: ベネルクスの美しい街
     ポテさん、こんにちわ。

     チェコシリーズに続き、ベネルクス三国シリーズも見て頂き、ありがとうございました。ベネルクス三国が最後のツアー旅行で、以降は個人旅行になりました。

     ベネルクスは西ヨーロッパの中央。ドイツ、フランス、イギリスと大国に囲まれながら、絶妙のバランス感覚で存在感を示しています。美しい町や村、行動しやすい面積、発達した交通網、治安の良さと個人旅行しやすい条件が揃っています。

     今年は4トラに海外旅行の旅行記がどっと出てきそうですね。私も7月のスコットランド旅行に向けて、楽しく計画を練っています。

      万歩計
  • sanaboさん 2018/08/09 22:21:43
    はじめまして
    万歩計さん、はじめまして

    サン・シュリアック旅行記をご覧いただきまして、ありがとうございました。
    『春のベネルクス3国旅行』のまとめ編を拝見させていただきました。
    表紙のキューケンホフのお写真、とても美しいですね。
    これから順次、それぞれの旅行記を作られるのですね。
    昨秋、ベルギーへ行ってまいりましたので、懐かしい街や
    ブルーベルの咲く憧れのハルの森など楽しみな旅行記が
    たくさん登場しそうで今後も楽しみです^^

    またぜひ伺わせて下さいね。
    今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

    sanabo

    万歩計

    万歩計さん からの返信 2018/08/09 23:22:12
    Re: はじめまして
     sanaboさん 、書き込みありがとうございました。

     11月末から12月にかけてノエルのブルターニュからノルマンディーを回ろうと計画中です。フランスでは世界遺産の他に美しい村もなるべく訪れることにしており、この方面のチェックをする中でsanaboさん の旅行記に行きつきました。小生は外国でのレンタカーには自信がないのでいつも公共交通を使います。今回はサン・シュリアックの他にロシュフォール・アン・テールとロクロナンを計画に入れてます。タクシーを使うにしても片道30~40ユーロ位にしたいので今回はこんなところです。

     sanaboさんの旅行記をタイトルだけザッと見せて頂きました。北西フランスはまさに今回のコース、これからゆっくり読んで参考にさせていただきます。あと、ポルトガルを回られたようですが小生も4年前に回りました。

     プロフィールに書いたようにヨーロッパと秘湯・湯治場巡りをこよなく愛しています。ツアーに飽き足らず4年前から個人旅行(一人旅)を始めました。「今度生まれ変わるならヨーロッパ」は同感です(笑)。

    sanabo

    sanaboさん からの返信 2018/08/10 00:22:38
    これからもよろしくお願い致します!
    万歩計さん、

    早速のご返信をありがとうございました。
    またフォローいただきましてありがとうございます。 私も是非フォローさせて下さいね。

    ノエルのブルターニュとノルマンディー、素敵ですね。 今頃は旅程作りを楽しまれていらっしゃるのでしょうか。

    私も万歩計さんのプロフィールを拝見し、ヨーロッパをこよなく愛されていらっしゃる方なのだと思っておりましたが、二人で「今度生まれ変わるならヨーロッパ」同好会が作れそうですね(笑)

    4年前にはポルトガルにもいらしたとのこと、これからゆっくりと他の旅行記も拝見させていただきたいです。 どうぞよろしくお願いいたします。

    それでは、おやすみなさいませ☆

    sanabo

    万歩計

    万歩計さん からの返信 2018/08/10 09:55:24
    RE: これからもよろしくお願い致します!
    sanaboさん

     早速アミアン編を見せて頂き行くことにしました。大聖堂のプロジェクション・マッピングが楽しみです。
     フランスはこれまで3度行ってます。1回目はツアーで南仏、パリ、モンサンミシェル、ロワールの古城といった王道コース、2回目は個人で南西フランス、3回目も個人でスイス・ドイツの途中でチョコッとアルザス。
     今回4回目はブルターニュ、ノルマンディー、ブルゴーニュと回って一応フランスを打ち止めにしようか、と考えていましたがまだまだフランスは奥が深い。ということで今回はブルゴーニュを外し、ブルターニュからアルザスまで北フランスを横断して、最後にリヨンで光の祭典を見るプランが有力になりました。
     
     sanaboさんの旅行記の「いいね」、すごいですね。内容からして当然です。旅行ガイド執筆のアルバイトが出来ますね。
     これからもよろしくお願いします。

        万歩計
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