ラオス(2)悶絶カオス！ブッダパーク／ビエンチャン

2018/02/18 - 2018/02/23

ラオスを訪ねる一週間前、チェジュ航空の機内誌で偶然この強烈インパクトな公園が特集されていました。真剣なのか冗談なのか、常人の理解を越えた仏像オールスターの混沌テーマパーク！韓国では今ラオスそのものが空前の大ブームとかで、ビエンチャン郊外にある（そこら辺にはこれしかないのに）その名もブッダパークは大賑わいでした。

「世界一退屈な首都」でずば抜けた破壊力。意外とコンパクトな敷地ながら不可思議な魅力で煮えくり返っています。ビエンチャンに来たなら必ずブッダパーク、わざわざバスに揺られてでもここは絶対外せない（※再・意見には個人差があります）。

エリア ビエンチャン(ラオス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

ラオスの朝はお約束のカオチーパーテ。そこら中に山積み大セールの手作りフランスパンは外れナシ。しかし本家フランスのサンドイッチともベトナムのバインミーとも違う独自路線です。

地元の人で賑わうこちらの店では「ぎゃ！金髪のズラが？！」とたじろぐも、とろろ昆布的な物で満載パクチーとベストマッチ。

前日の内に下見しておいたタラートサオまで散歩して、建物裏にあるブッダパーク行バス乗り場へ。

やはり元・都バス。発車前はスイーツやら飲み物やらの売り子さんがひっきりなしに。

メコン川を跨ぎタイと結ばれた友好橋を経由して。

およそ１時間で念願の！ブッダパーク到着です。入園料は「歩き方」掲載時より値上がりして15000kip（カメラ持ち込み料込み）。

一歩踏み入れるなりカオスの始まり。

まずは入ってすぐの巨大カボチャから。

あんぐり開いた口で記念撮影がテッパンの様子ですが、カボチャ頭上の展望台への出入り口もここだけなので慢性的な渋滞。

パークのシンボル巨大カボチャにお坊さんも大満足。

撮って良いですか？と問うと、快諾のうえ「撮って下さってありがとう」。こちらこそコプチャイ。

カボチャの皮の内側に通路があります。ん、内側ゾーンに小窓が点々？

覗いてみると更に中におかしな世界が！しかしながらこの混沌部屋へは展望台から下るか、地下に一度潜って上るしか辿り着けない仕組み。

カボチャの頭上に容赦ない傾斜、これも仏の教えか。

園内が一望できます。突っ込み所満載の像が一堂に会しています。

中国の皆さんに大人気撮影スポット「カボチャとワタシ」の図。

カボチャの角の下に空いた穴からこれまた無慈悲な傾斜の階段で中央ゾーン探訪開始。

どうしてこんな事になっているんでしょう。

時おり外廊下側の窓からリアル人間が顔を覗かせたりして失神しかけます。

大半の人は展望台と単純往復するので、カボチャの芯ゾーンは不気味なほど静まり返っています。

老朽化のせいか所々パーツがもげたまま。何を伝えようとしているのか考えるとくたびれるので、素直にびっくりしながら歩き回ります。

ワンフロアだけではなく、降りても降りてもこの調子。のっけから満腹KO寸前です。

カボチャから脱出すると巨大寝仏がお出迎え。

他の石像群との配置に何か意味があるんでしょうか。この公園、どこからどう切り取っても「ボケて」と求められているような気がするんです。

まだまだ不可解な像たちが登場します。皆さん勝手に吹き出しを付けて台詞を添えてみてください。

あちこちご丁寧に。いくらこの手の変わり種パークとはいえ、相手は仏像やヒンズーの神像なので。

大奥。

ねるとん。

逆ねるとん。

ミュージカル。

ちっこい子たちも見落とさずに。

楽しそう。

悪ふざけ。

ただ普通に咲いている蓮の花に安心感すら覚えます。

どれもこれも無造作無作為すぎます。

ワニって仏教やヒンズー教で役割あったっけか。

ちびっこたちが喜びそうなやつ。

公園の奥からは対岸のタイ岸がすぐそこに。なんと向こう側にもこの手のスポットがあるそうな。

もう分かりません。誰か助けてください。

段々驚かなくなってくる自分に驚きます。

プレスリー。

狭い敷地で結構な人口密度です。

キングコングと美女を意識したか。

組体操。

決して広くないのにじっくり満喫すれば余裕で１時間たちます。中には食堂やトイレも完備。でも周辺にこれといった見所もないのでお腹いっぱいになったらタラートサオ行きのバスで帰りましょう。

心地よくくたびれたところに、タラートサオ３階のフードコートでビアラオと共にお手頃ランチ。事前購入の食券スタイルで勿論どれもリーズナブル、使い勝手の良い場所です。

半日あれば大満足間違いなしのブッダパーク、インスタ映えも確約！って自分はインスタしてないけども。

これをもちましてフォートラ２００冊目の旅行記でした。まだまだ旅の途中。

この旅行記へのコメント （2）

• 外さん 2019/04/23 05:53:09

  大喜利に

  DONさん、はじめまして。
  イイね有り難う御座います。
  
  吹き出し付けてボケて、からの大喜利にワクワクしながら、『もう分かりません。誰か助けてください。』で大爆笑、勉強させていただきました(笑)
  
  またお邪魔します。
  
  
  
  

  DONさん からの返信 2019/04/23 13:53:20

  RE: 大喜利に

  外さん、こんにちは。
  
  改めてラオス旅行記を振り返り、ブッダパークのカオスっぷりが激しく懐かしいです。
  世界的な観光名所はなくとも、ビエンチャンは穏やかで滋味深い場所でした。
  
  ＣＸラウンジホッピング、楽しそうでしたね。
  自分が訪ねたときは毎度大渋滞で席取り合戦、時間帯によるのかも。
  今後ともどうぞよろしくお願いします。多謝。
  
  ＤＯＮ