2018/05/03 - 2018/05/06
319位(同エリア2035件中)
れおんさん
ずっと前からやってみたかった、廃線跡を自転車で走る「レールバイク」。
ずっと前から乗ってみたかった、黒部峡谷を走る「黒部峡谷鉄道のトロッコ列車」。
どちらも家から遠いので、そんな簡単には行けません。でも、大型連休なら...
と言うことで、今年のゴールデンウィーク旅行は、この2つのアトラクションをメインにすえた旅となりました。
それをなんとか前後編の2編の旅行記におさめようとしましたが...旅行中に撮った写真はなんと約5,000枚!
写真を厳選しているうちに力果ててしまい、とうとう10編の大長編となっていまいました。
アホみたいに長い旅行記ですが、どうぞ最後までお付き合いください。
《総走行距離:989.9km》
[こちらは 10-1 です]
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【1日目】
今回は長距離移動のため、久々の深夜2時に自宅を出発。中央道を西へ走り続けます。
1時間を過ぎたあたりで少し休憩を取ろうかとサービスエリア、パーキングエリアに寄りますが...寄るとこ寄るとこ駐車場が全部満車でどこも停められない!
4時ごろになって、ようやく《八ヶ岳パーキングエリア》で休憩することができました。八ヶ岳パーキングエリア 道の駅
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駐車場がいっぱいの割りには、店内は空いてます。
どうやら、みんな車中で仮眠してるようです。 -
中央道から長野道へ、そして松本ICからは国道158号線を西へ進みます。
途中の「道の駅 風穴の里」で休憩しようと思いましたがここも満車で停められず、5時半に少し先の《奈川渡ダム》に停車。
外は雨が降っています。奈川渡ダム 名所・史跡
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そこから眺める《梓湖》の空はどんより。今日は朝9時から屋外でアトラクションがあるのに...
妻「こんな雨じゃできないじゃん!」
僕「大丈夫。僕は持ってる男だから」
なんの説得力もないし。梓湖 自然・景勝地
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そう言えば奈川渡ダムから15分ほど走った先に《グレンパークさわんど》があったことを思い出し、こちらでトイレを拝借。
グレンパークさわんど グルメ・レストラン
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ここは《さわんど温泉観光案内所》を兼ねていますが、朝早いのでまだ閉まっています。
軒先では、野宿したトレッキング客が支度を始めていますが、ますます激しく降ってきた雨にみな心配そう。
て言うか、こっちにも同じような人間が。
妻「どんどん雨ひどくなってるじゃんか!」
僕「僕を信じるんだ、持ってるから...(震える声)」
妻「何を根拠に...」
妻の言う通りです。さわんど温泉 温泉
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さわんど温泉周辺の案内図。
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本当は高速のサービスエリア、パーキングエリアで休憩しながら来るつもりが全然休憩できなかったので、スケジュールが予定より1時間近くも早く進行しています。
なので「グレンパークさわんど」から1時間も経ってませんが、《道の駅 奥飛騨温泉郷 上宝》で再び休憩。
雨が少しおさまって来たような...
妻「まだまだ降ってるよ!」
僕「だ、大丈夫...のはず(泣きそう)」道の駅 奥飛騨温泉郷上宝 道の駅
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「道の駅 奥飛騨温泉郷 上宝」から20分、今度は《道の駅スカイドーム・神岡》でまた休憩。と言うより時間つぶし。
道の駅宙(スカイ)ドーム神岡 道の駅
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この道の駅でも仮眠をとってる車はありましたが、駐車スペースはたくさん空いてます。
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さあ、雨が上がりました!いよいよ持ってる男の本領発揮!
僕「ほら!雨上がった!」
妻「ふーん...でもまだ曇ってて今にも降りそうだよ」
いい加減、僕のこと認めなさい。 -
神岡と言えば、世界最大の地下ニュートリノ観測装置「スーパーカミオカンデ」がある町。
...と言うのを知ったかぶりに妻に説明すると、
妻「ニュートリノってなに?」
僕「...新しいトリノ」
妻「だから、そのトリノってなによ!」
僕「...新しい鳥野さん」
妻「自分も知らないじゃん!」 -
すいません、苦手なもんで。でも道の駅にある円筒形の建物《宙(そら)ドーム》には、そのスーパーカミオカンデのレプリカがあります。朝早くて閉まってましたが。
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道の駅 神岡から車で5分、今は廃止となった神岡鉄道の「奥飛騨温泉口駅」に到着。
僕たちの最初の目的地はここではなくもっと山奥ですが、ここには駅の隣にある喫茶店でモーニングをとるために立ち寄りました。レールマウンテンバイク ガッタンゴー (旧奥飛騨温泉口駅) 乗り物
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ただ、《レールマウンテンバイク Gattan Go!!》の「まちなかコース」を体験するため、ここにはまた後で来ます。
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喫茶店が開く8時まで、少し駅前を散策。
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こちらは駅前広場に展示してある、トロッコのディーゼル機関車。レール間隔が762mmしかないナローゲージです。
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後ろの人車と呼ばれる客車には、人が乗れるようになっています。
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ナローゲージでよく見かけるタイプの電気機関車。
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神岡町周辺の案内図。
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8時には、駅舎の隣にある喫茶店《自家焙煎珈琲 あすなろ》が開店。
あすなろ グルメ・レストラン
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良い雰囲気の店内です。
僕たちが最初だったので写真には誰も写ってませんが、この後に次々と客がやって来て、8時半前には満席となり入店待ちが出るほど。
半分は地元の方、残り半分はレールマウンテンバイクの乗客のようでした。 -
フードメニューです。もちろんいただくのはモーニング。
注文する時、お店の方に何時のレールマウンテンバイクに乗るか聞かれ、
僕「9時から渓谷コースで、11時からまちなかコースです」
と答えると、
美女店員「両方乗るんですか!じゃあ、8時半前には出られますよね」
と時間を確認してくれました。それを聞いた妻が後で
妻「時間に遅れないよう、配慮してくれるんだね」
と感心。 -
コーヒーの種類も豊富です。
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妻は「ハーフエッグサンドセット」を注文。コーヒーは店名の「あすなろ」。
ひとつもらいましたが、この玉子がまろやかで美味しい! -
僕のは「イングリッシュマフィンセット」。マフィンにはバターが塗られているので、そのまま食べられます。うーん、気分はイングランド。
おっと、気が付けばもう8時20分。そろそろ今回の旅行のメインイベントのひとつ、レールマウンテンバイクの渓谷コースへ向かいます。 -
ところで、そのレールマウンテンバイクとは何かっちゅーと、写真のとおり廃止となった神岡鉄道の廃線跡を自転車で走ると言う、夢のようなアトラクション。見るからに気持ち良さそう!
しかも、自転車は電動アシスト付きなので、上りもスイスイ楽々。
ずっと昔から行きたかった場所で、今回ようやく体験することができます。レールマウンテンバイク ガッタンゴー (旧奥飛騨温泉口駅) 乗り物
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昨年までは右の「まちなかコース」だけでしたが、今年から新たに左の「渓谷コース」が加わりました。
「まちなかコース」は神岡の街並みを眺めながら、
「渓谷コース」は渓谷を眺めながらの走行(まんま)。
どっちも魅力的過ぎて、今回は両方とも予約。人気が出てきたアトラクションで、早めに予約しないと利用できませんので注意してください。 -
各コースの概略は次のとおり。
「まちなかコース」
・奥飛騨温泉口駅を起点に神岡鉱山前駅で折り返す。
・往復約6キロのコース。
・総所要時間は約60分(運転45分+説明・待機15分)。
・行きは下り、帰りは上り。
・自転車の種類が多い(多人数、車椅子OKなど)。
・身長140cm以下は運転不可で補助席利用。
・公式案内では初めての方、ファミリー向け。
「渓谷コース」
・山奥の漆山駅跡を起点に二ツ屋付近で折り返す。
・往復約6.6キロのコース。
・総所要時間は約75分(運転50分+説明・待機25分)。
・行きは上り、帰りは下り。
・自転車は3人乗りのみ(運転2名+補助席1名)。
・身長140cm以下は運転不可で補助席利用、未就学児は利用不可で補助席も×。
・公式案内では、まちなかコース経験者、大人向け。
とまあ、列挙するとこんな感じ。それぞれの感想は、最後に記載します。 -
さて、奥飛騨温泉口駅隣の喫茶店「あすなろ」から車で国道41号線を北上すること20分、8時40分には「渓谷コース」の漆山駅跡に到着。
漆山駅はすでに廃止されてるためナビで普通に設定しても出てこない可能性があるので、設定方法については公式案内をご覧ください。ちなみに、僕は近くの「正眼寺」に設定しました。 -
今回は9時スタートの便を利用。線路そばの小屋で受付を済ませます。ここで同意書を記入するのですが、僕たちは公式案内であらかじめダウンロードし記入してきたので、ものの数秒で受付完了。
肝心の天気ですが、曇りどころか日が射してきました。
僕「持ってる男はやっぱ違うわぁ」
妻「はいはい、分かった分かった」 -
ビニールハウスの中では、出発を待つレールマウンテンバイクがズラリ。
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渓谷コースは、両サイドが自転車で真ん中が補助席のタイプのみ。
ちなみに、先頭のスーパーカブは、先導しながら先に折り返し地点へ行く係員が運転します。 -
レールマウンテンバイクは、列車のように漆山駅から出発します。
あと大切なことですが、出発すると帰ってくるまでの約70分トイレに行けませんので、必ず用を足しておいてください。 -
コースマップを見ると、途中にはトンネル2つに橋3つ!これは楽しみ!
ところで、渓谷コースはどの時間の便も最大8台が連なって走ります。となれば、やっぱり前方に誰もいない先頭がイイ!(実際は先導車がいますが)
ただ、順番は現地での受付順ではなく、事前の予約順で決まるのですが...
なんと先頭!
妻「パパ、やるじゃん!」
だって、今年分の受付開始日2/22の深夜0時にネットで予約したもん。 -
注意事項です。
・途中下車、途中の運転交代は不可。ただし、折り返し地点ではOK。
・立ち漕ぎ禁止。バランス崩れて脱線します。
・途中や折り返し地点にトイレは無いので、出発前に済ましておく。
・車間距離を空けて走る。オカマ掘ります。
などなど。
でも、普通の自転車なら危なくて禁止だけど、レールマウンテンバイクではOKなのが、両手放し運転!車輪がレールに固定されてるから、バンドル操作は不要です。なので、運転しながらバシバシ写真が撮れます。 -
ヘルメットをかぶり、安全ベルトを付け、待合室でコース案内と注意事項の説明を受けると、自転車に乗車。
サドルの調整、電動アシスト機能の設定、安全ロープの取り付けは係員の方がやりますので、むやみやたらに触らないように。 -
準備も整ったので颯爽と出発!
ホームをこの目線で眺めながら走るのは初めてです。 -
しばらくは木漏れ日の中を走ります。
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木で隠れて見えにくいですが、左に渓流を眺めながら、ゆるやかに右へカーブ。
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第1高原川コンクリート橋を爽快に走り抜けます。
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2日前からさっきまでずっと雨だったので、川の水量が多いです。
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グッと目線を落としてみました。走りながら、こんなに間近でレールを見るのは初めて。
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レールの継ぎ目を通るたびに「ガッタン!」と音がします。
僕「ガタンゴトンじゃなくて、この2軸車独特のガッタン!がイイよねぇ」
妻「だからガッタンGOなんだ!」 -
所々でテントを見かけますが、何かの事情で運転できなくなった場合の退避所です。
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妻「こりゃ楽ちんだわぁ」
電動アシストがあるので、力を入れなくてもスイスイ進みます。 -
渓流沿いを走ってると、今度はトンネルが見えてきました。第1漆山トンネルです。
トンネル内は涼しくて真っ暗!しかも水滴がポタリと背中に!
僕「冷てえな、アハハン♪」
妻「なつい」 -
第1漆山トンネルを抜けると、すぐ目の前に現れたのは第2高原川鉄橋。
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昔ながらのトラス橋の上を走りながら、
僕と妻「気持ちいいーーー!!」
トラス橋に敷かれたレールの上を、まさか自転車で走る日が来るなんて思ってもみませんでした。
そして、そのまま第2漆山トンネルへ突入! -
長い直線コースを走行。
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最後の第3高原川コンクリート橋を渡ると、折り返し地点の二ツ屋はすぐそこです。
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ここが二ツ屋。最後は少し坂になってます。
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後続が詰まってしまわないよう少し速めに漕いでたので、漆山駅跡からここまでは15分ほどで到着。
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全車が到着するまで、ベンチに座ってのんびり待機。みんなもすごく楽しそう。
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二ツ屋の先はトンネルになっていて、この先線路は、神岡鉄道の終点で「まちなかコース」の起点にもなっている奥飛騨温泉口駅まで続いています。
徒歩でもいいから、終点まで行ってみたいなぁ。 -
15分ほどで全車が到着したので、復路のスタート。
帰りは順番が入れ替わり、今度は僕たちが最後尾です。 -
ちなみに、車両を後ろから見るとこんな感じ。台車の車輪と自転車の後輪が、レールに乗っかっています。
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ただし、前の方は車輪のみがレールに乗っていて、自転車の前輪は浮いた状態で固定されています。
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スタート時に坂をぐいんと下ります。
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第3高原川コンクリート橋を通過。
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帰りは最後尾で後ろを気にする必要もないし、下りでスピードが出ちゃうので、あえてのんびりゆっくりと運転します。
ただし、停車は禁止なので注意してください。 -
第2漆山トンネル。
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中に入るとひんやり。
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第2漆山トンネルを出るとすぐに第2高原川鉄橋。
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僕と妻「ヒャッはーっ!」
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そして続けざまに第1漆山トンネルへ。
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妻「トンネルの前になんかぶらさがってるよー!」
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ぶらさがった草を華麗にすり抜けトンネルへ。
このトンネルに入る瞬間がたまらない(どこがや) -
出口が見えてきました。
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今度は渓流を左に眺めながら走ります。
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ゆっくり走ってましたが、前の人はもっとゆっくりで、第1高原川コンクリート橋で追いついてしまいました。
ゆるやかにカーブを描きながら、雄大な高原川を眺めます。ここが一番の絶景! -
線路に車輪が固定されてるので、手放しでも安全です。
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永遠に乗り続けていたいなあ。
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木漏れ日の中を、トコトコと走ります。
ほんとに気持ちの良いアトラクションです。 -
そして漆山駅跡に到着!
帰りは20分かけて、レールマウンテンバイクを楽しみました。 -
ところで、転車台もないのにどうやって車両の向きを変えるんだろうと思ってたら...
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真ん中のレバーを持ち上げると車両がその場で持ち上がり、
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ぐるっと回転!
うまくできてるなあ。 -
最後にスタンプを押して
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乗車終了!
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漆山駅跡から北へ続く線路。昔、この線路を走っていた列車の息遣い(ディーゼル排気遣いかな)が聞こえてきそうです。
さて、次は11時から「まちなかコース」。そろそろスタート地点へ移動したいと思います。 -
漆山駅跡から車で20分ほど南下、10時半には今朝来た「奥飛騨温泉口駅」に到着。
[続きは 10-2 をご覧ください]
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