2018/04/07 - 2018/04/07
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岡山の日本百名城巡り、『鬼ノ城(きのじょう)』の紹介です。鬼ノ城は、岡山県総社市の鬼城山(きのじょうさん)に築かれた古代山城です。古墳時代後期の7世紀後半頃、ヤマト王権により築かれたと推定されています。史書には記載がない謎の城です。(ウィキペディア、日本百名城・公式ガイドブック)
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- 観光バス 新幹線
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早朝の名古屋駅前光景です。城巡りツアーに参加しての、岡山県の2箇所の日本百名城巡りです。個人ではなかなか見学が難しい古代城の『鬼ノ城』と、桜の時期の津山城です。津山城は、関ヶ原の戦いの後、森蘭丸(1565~1582年)の弟の忠政(1570~1634年)が、13年間を費やして築いたとされる平山城です。(同上)
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今回のお城巡りツアーは、名古屋から岡山までは往復新幹線移動、その後の岡山のお城巡りはバス利用でした。『鬼ノ城』は、大型バスは利用できませんから、旅行計画書には『マイクロバスかタクシー利用』と記載されていました。(同上)
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名古屋駅の出発は7:25分発のひかり493号、少し早く名古屋駅に到着しましたので、駅前付近の散策です。ツインタワーの1階入り口付近の光景です。岡山駅へは9:16分の到着予定です。2時間弱の列車旅ですから、東方面ですと東京駅までの移動といった距離になります。(同上)
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ツインタワーの1階光景です。大時計の針は、6時50分辺りを指しています。7:25分発のひかり号でしたから、集合場所はこの近くで、7:05分集合になっていました。そろそろ旅行社の受付が始まりそうです。(同上)
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駅前の花壇光景です。紅白のツツジ(躑躅)の寄せ植え光景です。定植されたものではなく、一定期間ごとに植替えられる株らしく、少し草臥れていました。少し離れた場所からは、ベゴニアや、ペチュニア当たりとの区別がつきませんでした。(同上)
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名古屋駅の新幹線のプラットホーム光景です。今回のお城巡りのツアーには、『天然要塞の古代城「鬼ノ城」、石垣をバックに桜が乱れ咲く「津山城」日帰り』のタイトルが付いていました。(同上)
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新幹線のプラットホーム光景です。7:25分発、広島壱岐のひかり493号が電光表示されました。旅行計画書に記載されていたのは、往きがひかり493号の14号車、帰りがひかり482号の13号車でしたから、予定に変更はないようです。(同上)
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定刻に岡山駅に到着しました。ここからは、マイクロバスが駐車した場所まで徒歩での移動です。『鬼ノ城』がある『総社市(そうじゃし)』は、岡山県の中南部に位置し、かつての吉備国の中心地域です。吉備分国後は備中国の国府が置かれ、国府が廃れた後も備中国総社宮が今に残ります。(同上)
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新幹線で岡山駅に到着し、鬼ノ城までは、小型バスでの移動です。大型バスでは通行ができない山道になるようでした。更に時代を遡った総社の地は、古代のヤマト王権に匹敵しうる勢力として古代王国・吉備国が岡山県、広島県東半分、香川県島嶼部、兵庫県西部をその版図として、その中心地が総社にあったとされます。讃岐などの四国も支配下にあったという説もあるようです。(同上)
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『右・鬼ノ城』の文字が刻まれた石標の光景です。到着です。確かに、大型バスでは無理な、急カーブの狭い道が続いていました。今から1350年以上も前の663年、百済国の支援に戦った白村江(はくすきのえ)の海戦で唐・新羅連合軍に大敗したことで、ヤマト国の防御のために、急遽築いた古代城の一つとされます。結局、唐・新羅連合軍の来襲はありませんでした。(同上)
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『中国自然歩道案内図(古代山城を訪ねる道)』のタイトルがあった案内看板の光景です。おもな見どころとして、砂川公園、鬼ノ城、皇の墓と総社ふるさと自然の道の4箇所が写真入りで紹介されていました。(同上)
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『国指定史跡・鬼城山(鬼ノ城)』のタイトルがあった、平成16年(2004年)設置の総社(そうじゃ)市教育委員会名の説明パネルの光景です。国の史跡に登録されたのは、昭和61年(1986年)3月でした。(同上)
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名称:『ソメイヨシノ(染井吉野)』
分類:バラ科サクラ属
原産地:日本
開花期:春(3月~4月)
その他:空を覆った、満開の染井吉野の光景です。(同上) -
『鬼ノ城』の模型展示の光景です。『鬼ノ城』・地形模型』の表示札がありました。『擂鉢を伏せた形』に形容される、急峻な傾斜を持つ『鬼城山』ですが、頂上部分が平らで、城郭に適して地形を説明してありました。茶色に表示された城壁の長さが2.8キロとされます。(同上)
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平らな部分が広がった、『鬼城山』の頂上部分のズームアップ光景です。主要な遺跡がある部分に名札が立ててありました。主な遺跡は、城門、角楼、石塁、土塁、水門、敷石などです。城内では、礎石建物跡7棟、掘立柱建物跡1棟、溜井、烽火場、鍛冶遺構などが発掘調査で確認されています。(同上)
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イチオシ
角度を変えて眺めた、平らな部分が広がった、『鬼城山』の頂上部分のズームアップ光景です。右下部分が『東門』、一番の見どころの『西門』が、左上付近に表示されています。中心付近に見えるのが、礎石建物群跡です。(同上)
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『上空から見た鬼ノ城の全景』のタイトルがあった航空写真のパネル光景です。この写真では、『鬼城山』の地形を、『お椀を伏せた形』に例えてありました。登山道も記してありましたが、かなり険しそうな急斜面に見えました。(同上)
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『鬼ノ城の概要』のタイトルがあった説明パネル光景です。9枚の写真と地図が添えてありました。城内での生活を考え、五つの谷に貯水池が設けられるなど、大規模で、本格的な山城です。(同上)
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『鬼ノ城の概要』のタイトルがあった説明パネルの地図の部分のズームアップ光景です。確かに頂上部分御低地に5箇所の池が記されえ散ました。その他に、自然の湧水を利用した小さな溜め井も発見されています。(同上)
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正面から眺めた『西門』の縮小模型の光景です。『西門復元模型』の表示がありました。現地のものを縮尺20分の1で作成したと紹介されていました。2階と3階には、立入り出来ないことも記してありました。(同上)
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イチオシ
正面から眺めた『西門』の縮小模型のズームアップ光景です。3階の望楼の周りに建てられた3種類のカラフルな飾りがありました。この位置から見て両端の2枚は、鬼の絵のようです。勝手に解釈すれば、鬼瓦の代わりの『鬼札』です。もちろん冗談ですが。 (追記)鬼面は奈良県『藤ノ木古墳』出土の馬具(鞍)に彫られた『壁邪獣』を図案化したものです。(同上)
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斜め前から眺めた『西門』の縮尺模型の光景です。3階の回廊に沿って、鬼札も巡っていました。あまり悩まずに、『想像再建』の西門を設計した人の『遊び心』と考えておいた方がよさそうです。古社に残された絵図などが参考になったのかも知れません。 (追記)鬼面は奈良県『藤ノ木古墳』出土の馬具(鞍)に彫られた『壁邪獣』を図案化したものです。(同上)
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検討だけされて採用されなかった、『西門』の模型のようです。1階部分の平面図は確実に再現できたものの、2階建てか、3階建てか、あるいは屋根の有無についても意見が分かれたようです。参考事例として、『払田柵・外郭南門』と『志波城・外郭南門』の写真が添えてありました。(同上)
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検討だけされて採用されなかった、『西門』の模型のズームアップ光景です。発掘調査では、瓦の出土はなかったと紹介されていました。屋根がなかった可能性と、板葺や茅葺などの可能性もあります。(同上)
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斜め前から眺めた、検討だけされて採用されなかった『西門』の模型のズームアップ光景です。この再建モデルでは、最上階の建物がこじんまりと置かれる予定のようでした。(同上)
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イチオシ
ビジターセンター内の展示光景です。福威厳模型が部屋の中央に置かれ、周りの壁に、説明パネルが隙間なく並んでいました。ビジターセンターは、総社市により、平成17年(2005年)に開設されました。(同上)
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『古代山城とは』のタイトルがあった説明パネル光景です。日本書紀などに記載されている山城を『朝鮮式山城』、記載されていないものを『神籠石山城』に分類し、『神籠石山城』は、更に『九州型』と『瀬戸内型』に分類してありました。『鬼ノ城』は、『神籠石山城』の『瀬戸内型』になります。(同上)
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『鬼ノ城(指定名勝・鬼城山)』のタイトルがあった説明パネル光景です。『鬼ノ城』の名は、古くから伝わる吉備津神社の縁起に、『吉備津彦』と『温羅(うら)』の伝承で伝わることが紹介されていました。桃太郎伝説では、『吉備津彦』が『桃太郎』に、『温羅』が『鬼』に例えられる解説もあります。(同上)
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『鬼ノ城をとりまく景観』のタイトルがあった説明パネル光景です。鬼ノ城からの眺めは、総社平野を見渡せることはもちろん、児島半島から小豆島、四国も見渡せることが紹介されていました。また、古代山陽道が総社平野の南を通り、海と陸との要所を抑えた、『鬼ノ城』の位置であることも解説されていました。(同上)
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『鬼ノ城から望む景観』のタイトルがあった説明パネル光景です。この後の現地見学と、資料整理の際に参考となりそうなので、カメラに収めておきました。総社平野を中心に、左が東方面、右が西方面のパノラマ写真です。(同上)
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