2017/11/11 - 2017/11/16
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akiraさん
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4日目は石見銀山観光です。
世界遺産石見銀山。
登録された直後は観光客でごった返してるってニュースを見たけど、今はもう落ち着いてるんじゃないかなと思って旅行行程に組み込みました。
龍源寺間歩までの道のりをレンタサイクルで通りましたが、緑の中を走って行くのが爽快で、しかも紅葉も楽しめて一石二鳥でした。
1日目(香川県)うどんと金毘羅宮・(愛媛県)道後温泉
2日目(愛媛県)松山城・(山口県)錦帯橋・湯田温泉
3日目(山口県)秋吉台・秋芳洞・南原寺
4日目(島根県)石見銀山・(鳥取県)三朝温泉
5日目(鳥取県)鳥取砂丘・浦富海岸・(兵庫県)餘部橋梁
6日目(京都府)天橋立・舞鶴
この旅行記は4日目前半編です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
4日目の朝。
ホテルの部屋からの眺め。
週間天気予報では今日は雨と出ていましたが、外を確認すると予報的中。
雨がちょっと降ってる…
でも朝見た天気予報ではこの地域は曇りのち晴れとなっていたので、これからお天気回復してくれますように…
今日は石見銀山をレンタサイクルで回りたいので、雨では困るのです! -
1階のレストランで朝食。
焼き魚やもずく、味のりがテーブルにセッティングされていて、それ以外はブッフェ形式でした。
種類は多くありませんでしたが、朝はそんなにたくさん食べられないので満足です。 -
昨晩の夕食時には暗くて気付きませんでしたが、レストランの窓から海が見えました。
-
朝8時前にチェックアウト。
外に出ると、とりあえず雨は止んでました。国民宿舎 千畳苑 宿・ホテル
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ホテルの駐車場から海岸に下りられるようになってます。
夏には家族連れで賑わいそうなところですね。 -
浜田市のホテルから1時間ほどで、石見銀山到着。
石見銀山。
世界文化遺産です。 -
石見銀山公園の前にある観光案内所にやってきました。
石見銀山公園 公園・植物園
-
石見銀山の全体図。
これを眺めてたら、掃き掃除していたおじさんに「説明しましょうか?」と声を掛けられたのでお願いすることに。
この地図を指し示しながら銀山とその歴史について説明してくださいました。
この後10時半から観光ガイドが銀山の案内(2時間ほど)をするけどどうかと尋ねられ、時間が合えばぜひお願いしたかったけど、まだ1時間もあるので残念ながら辞退しました。
ホントは専門ガイドさんに付いて見て回ったほうが(特に龍源寺間歩など)わかりやすくていいんだけど…
龍源寺間歩定時ワンコインガイド 500円(別途龍源寺間歩入場料)
観光案内所から徒歩で龍源寺間歩(内部も)まで往復案内してくれるようです。 -
案内所前には顔出し看板!
-
石見銀山はレンタサイクルで回る予定ですが、まずその前に、石見銀山公園そばの五百羅漢に徒歩で向かいます。
-
「五百羅漢」
鉱山で亡くなった人や先祖の霊を供養するため作られたそうです。 -
五百羅漢の向かい側にあるのが「羅漢寺」。
まずここで料金を支払います。
大人500円 小人300円
石見銀山内には数か所の有料施設がありますが、WAONで支払うと、入場料が少し割引になる特典があります。羅漢寺 寺・神社・教会
-
羅漢寺で入場料を支払ってからでないと、五百羅漢には入場できません。
-
まずは羅漢寺から拝観。
入口を入ってすぐにある小さな池。
中央に弁天様が立っています。 -
これは「銭洗い弁天」で、この池は「弁天池」。
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この池でお金を洗うと金運がアップするとのこと。
お金を洗うためのザルと、洗ったお金を入れるための袋がちゃんと用意されていました。
しかも袋は硬貨用と紙幣用の2種類を用意してくれてある気遣いに驚き! -
私もさっそく洗ってみました。
これで金運アップして、たくさん旅行に行けるといいなぁ。 -
羅漢寺の御本堂の中も参拝しました。
この時ちょうど御本堂内の秘仏を公開中(写真撮影不可)とのことで、いつもは閉じられているであろう扉が開かれていて、中に安置されている秘仏「大元師明王」と「降三世明王」をお参りすることができました。 -
御本堂を出て、道を渡って五百羅漢を参拝します。
-
入口の扉は開かれていて、中にはたくさんの羅漢像が並んでいました。
こちらも内部は写真撮影不可です。
中は少し薄暗いので、1人で入るとちょっとコワいかも… -
五百羅漢を拝観した後は、貸自転車やさんへ。
今のとこ雨は上がっているので、自転車でも大丈夫かな?
一応折り畳み傘は持参してますが、このままお天気が回復すると信じて自転車をレンタルします。
「貸自転車 弥七」
普通自転車 3時間500円
電動自転車 2時間700円
龍源寺間歩までは上り坂が続くので、足腰に相当な自信がある方以外は電動自転車をオススメします。
私たちは電動自転車が初めてだったので、乗る前に簡単な説明を受け、龍源寺間歩に行く時と帰る時の注意事項を聞いて、出発!
漕ぎ出しの勢いがあると聞いたけど、ホントに勢いよくビューンって感じでスピードが出ます。
最初ちょっとびっくりします。 -
龍源寺間歩目指して安全運転で行きましょう!
-
銀山地区と街並み地区の分かれ目に来ました。
左に行くと銀山地区。
右に行くと街並み地区です。
ここは左折して銀山地区へ。 -
龍源寺間歩へは普通の道路と、道路とは別に遊歩道があります。
向こうのほうに見える妙正寺。
その手前あたりに遊歩道があって、そこは自転車は通れません。 -
とにかくまずは龍源寺間歩、ということで、一気に奥までやって来ました。
貸自転車屋さんからここまでだいたい20分くらい。
途中からずっと上り坂が続きました。
この駐輪場に自転車を停めて、ここからは徒歩で龍源寺間歩へ向かいます。 -
駐輪場の前にベロタクシー(人力タクシー)が停まってました。
誰かお客さんを乗せてきたのかな?
さっきの観光案内所のあったところがベロタクシーの待機所で、料金はコースによって違うそうです。 -
駐輪場から300mほど直進すると、龍源寺間歩があるようです。
-
こんな山道を進んで行きます。
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道からみえるところに時々穴の跡があります。
中には入れませんが… -
この自販機、銀山仕様? 雪対策?
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景色を見ながら歩いていたら、5分ほどで龍源寺間歩入口の受付が見えてきました。
-
ここで龍源寺間歩の入場料をお支払い。
大人410円 小人200円 -
WAONカードで大人300円(小人150円)に割引。
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入場券とパンフレットを貰っていざ中へ!
…と、その前に。 -
ここは龍源寺間歩の入口で、出口は別の場所なので、中に入る前に入口周りは見ておいたほうがいいです。
龍源寺間歩 名所・史跡
-
龍源寺間歩の近くにも幾つか穴があいてます。
その穴ごとに番号が振られてるみたい。 -
こっちにも小さい穴。
これ、全部掘った跡なんですよね。 -
では中に入りましょう!
-
入口は低くなっているので、頭上注意です。
-
中は暗く、ところどころライトアップされた光が続いています。
背の高い人は、中に入っても頭上注意です。
これは旧坑道。
こんな深い穴を人の手で掘り進めて行ったんだなぁ。 -
内部の気温は…10℃くらいでしょうか?
-
坑内を進んで行くと、左右あちこちに横穴が掘られているのを見ることができます。
これを「ひおい坑」と言います。
鉱脈を追って掘った坑道です。 -
横穴は大きかったり小さかったり、サイズは色々。
-
旧坑道の観光できる行き止まりに到着。
ここは少し広めのスペースがあって、説明板がありました。 -
穴はまだ先まで続いていますが、ここから先は入れないようになっています。
ここは入口から約160m地点で、この先の穴は195m地点で落盤のため塞がってるそうです。
ここから奥は高さ約2m、幅約90cmで、江戸時代に掘られたものです。 -
踊り場の天井に鍾乳石が出来てました。
水滴が滴る地面を見てみたら… -
滴る場所に丸い膨らみが。
この場所も、人が入らずたくさんの年月が過ぎれば、大きな鍾乳石の石柱になるのかしら。 -
この踊り場から左に折れて繋がる道は新坑道で、近年観光用に機械で掘られた坑道です。
上り坂になっていて、出口へと続いています。 -
新坑道には道の壁際に幾つも簡易椅子のようなものがありました。
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出口が見えてきました。
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外に出ると、そこにも観光案内所のようなところがありました。
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記念スタンプが置いてあります。
お手洗いもありました。
出口の周りにも幾つも穴がありました。
そして、それぞれ番号が書いてありました。
このような坑道が600か所以上も残っているそうです。 -
駐輪場に歩いて戻ります。
歩いていると、カーンカーンカーンと何かを叩く音が響いてきて、何の音かと思っていたら、このお店の人が金づちで匂い袋を叩いている音でした。
金槌で叩けば何年でも香りが再生する不思議な匂い袋を売ってるお店だそうです。
私たちが通り過ぎたら音がしなくなったので、人が通ると叩いて匂いを出しているのですね。かおり本舗 中村屋 専門店
-
坂の上に続く石階段が見えてきました。
「佐毘売山神社」
石見銀山の守り神として創建された神社で、精錬の神「金山彦命」を祀っています。佐毘売山神社 寺・神社・教会
-
この階段を上った先にあります。
両親に登るか聞いたら間髪入れずに「行かない」と返事が返ってきたので、下から見上げるだけにしました。 -
山の中を進んでいきます。
こんな木の生い茂った中にも幾つも穴があるのが見えました。 -
行く先に建物が見えてきました。
「高橋家」
銀山町年寄山組頭の遺宅。高橋家 名所・史跡
-
主家とは別に北側に茶室もあるとのこと。
-
駐輪場に戻ってきました。
帰りは下り坂。
電動自転車のスイッチはオフにして走ります。
下りで電動にして走ると危ないんですって。
そうですよね、下りなら自然にスピード出ますもんね。 -
来た道を引き返していきます。
-
向こうに行くと「清水谷製錬所跡」があるみたい。
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ちょっと行ってみよう。
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うわー結構な上り坂だ。
電動スイッチオン!
でも電動自転車だからといって、全く疲れないわけではないんだなぁ -
木々を抜けたら段々になってるところが現れました。
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「清水谷製錬所跡」
近代的な製錬所を当時20万円(現在の数十億円)を投じて建設したが、不採算となり操業からわずか1年半で操業停止となったそうです。清水谷製錬所跡 名所・史跡
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石垣が残っているのがわかりますが、この部分はなんのための場所なのかよくワカリマセン。
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上まで上がって見られるように横にスロープがあります。
でも中の方には入っていけないようにロープが張ってありました。 -
来た道を引き返します。
ところどころにポツポツとお店がありました。石見銀山 釜野屋 グルメ・レストラン
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焼だんご、美味しそう。
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下のほうまで戻ってきました。
お天気は完全に回復して日が出て来ました。
紅葉が見事です。
左側に見えるのは小学校。
実際に使われていました。
世界遺産に囲まれた小学校ってすごいなぁ。 -
街並み地区に入りました。
時間があれば街並み地区はのんびり歩いて散策するのがいいのかもしれませんが、日数の都合上あまりゆっくりと時間がとれないため、街並み地区も自転車で通ります。
ごまどうふ推しのお店がありました。中田商店 グルメ・レストラン
-
銀山地区と打って変わって街並み地区は道の両側に建物がずらりと並んでいました。
道幅はそんなに広くないので、歩いている観光客の人たちがいたら自転車の運転は注意が必要です。
街並み地区に入ったら歩いている人たちばかりで、自転車の人は誰もいませんでした。
でも、「あ、自転車いいなぁ」って歩いてた観光客さんに言われました。 -
街並み地区にもお家ばかりではなく見どころはあります。
カフェやお店屋さんもあったりします。
「栄泉寺」栄泉寺 寺・神社・教会
-
「旧河島家」
大人200円 小人100円代官所地役人旧河島家 名所・史跡
-
地役人の総括役である組頭まで昇進した河島家の武家屋敷です。
1800年初頭に建てられたお屋敷だそうです。 -
「旧大森区裁判所」
(町並み交流センター)町並み交流センター 美術館・博物館
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「観世音寺」
岩山の上にあるお寺。
階段を上ると、町並みが一望できるそうです。観世音寺 寺・神社・教会
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「西性寺」西性寺 寺・神社・教会
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「熊谷家住宅」
大人500円 小人100円
銀山業や酒造業、代官所の御用商人などを務めた町並み最大の商家。
屋敷は部屋数約30で、母屋のほかに5棟の蔵が建ち並んでいます。重要文化財熊谷家住宅 名所・史跡
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町並み地区の突き当りは「城上神社」。
城上神社 寺・神社・教会
-
城上神社の手前には…
「大森代官所跡」
(石見銀山資料館)
大人500円 小人200円
石見銀山に伝わる歴史文化資料、銀山の技術や暮らしを紹介する鉱山生活資料、金銀銅の鉱石などを展示。石見銀山資料館 美術館・博物館
-
レンタサイクルを返却して、石見銀山公園に戻ってきました。
レンタサイクルって、力を入れなくてもずっと漕いでいられるものと思っていたけれど、そうでもないってことを知りました。
でも普通自転車では上りの坂道は絶対のぼれなかったから、そこは電動のありがたみがわかりました。
午後からは鳥取に移動します。
「GO WEST!!!<2017> 香川・愛媛・山口・島根・鳥取・京都の旅⑦」へつづく。
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