2018/02/08 - 2018/02/10
92位(同エリア929件中)
へびおさん
今回でトータル9回目となる奈良旅。
実は2月下旬に幼馴染と九州に温泉旅行をする予定だったのですが、幼馴染がヘルニアになってしまい中止に。
じゃあ どうする!?
また奈良に一人旅しちゃう!?!?
奈良の2月のイベントで『しあわせ回廊 なら瑠璃絵』というものがあることを知っていたので前々から気にはなっていたのです。
鹿寄せもあるし、12月に行ったばかりだけど「これは行くっきゃないよね!!」と2ヵ月ぶりの奈良旅決定☆
今度はゆっくり2泊旅(でも移動手段は往復バス)にしたので、初日に大阪の古市古墳群と百舌鳥古墳群を回ろうかとも考えたのですが、そっちはそっちで見どころも多そうなのでまたの機会に持ち越すことに。
9回目の奈良旅・初日は、古代『近つ飛鳥』と呼ばれた大阪の河内南部と大和(奈良)の『遠つ飛鳥』を回ってきました。
明日香村では素敵な農家民宿に泊まりましたよ☆
≪往路≫
2/7(水)バスタ新宿 22:15 → 大阪梅田 7:00 深夜バス 千栄交通(1800円)
≪復路≫
2/10(土)奈良駅 13:20 → 名古屋駅 16:33 鈍行電車(2270円)
名古屋駅17:00 → バスタ新宿22:50 高速バス WILLER TRAVEL(4200円)
≪宿泊先≫
1日目:あすかの宿 とまりゃんせ 1人1泊10400円
2日目:ABホテル奈良 1人1泊3800円(14日前早割で5000円のところを更に楽天ポイント使用)
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
2月7日(水)
今回の深夜バスは新宿駅から出発です。 -
新宿に来たのは何年振りか・・・
ライトアップが綺麗! -
旅行前からテンション上がっちゃいます。
-
-
綺麗。
ずっと見ていたい。 -
お?
なにか像が立っています。 -
なんとsuicaペンギン!
-
躍動感溢れるポーズww
-
バス待ちの良い時間潰しになりました。
-
バスタ新宿へ向かいます。
手塚治虫さん生誕90周年を記念して、火の鳥のイルミネーションもありました。 -
影まで!
-
バスタ新宿に来るのは初めて。
最初入口が分からなくて焦った~ -
平日の水曜日というのに、この混雑ぶり!
-
22:15
バスに乗り込みます。
狭かったけど1800円だし、前回乗ったバスのほうがもっと狭かった気がするので苦には感じませんでした。 -
6:50
予定よりちょっと早く大阪梅田に到着。 -
係員の人に駅への道を訊いて進んでいたのですが、なんか違う・・・?
事前の調べでは降車場の割とすぐそばに地下鉄の駅があるはずなのですが。 -
やっぱり違った!!
私が目指していたのは地下鉄御堂筋線の中津駅だったのですが、なぜか梅田駅に到着。
そしてここから地下鉄の入口を探すのに一苦労!
10分近く右往左往していました。。 -
ようやく改札に入ったものの、目に飛び込んできたのはギュウギュウに人が乗り込んだ電車。
え!?
まだ7時になったばかりだよ、ラッシュ早くない!?
なかもず行きの電車は混むとは聞いていたのですが、こんなに早い時間からだとは・・・。
因みに次に来た天王寺行き(7:09発)の電車はガラガラで座って行けました♪ -
梅田 → 天王寺/大阪阿部野橋 → 古市 → 喜志と乗り継ぎます。
-
8:05
喜志駅に到着! -
喜志駅前。
高校生の子たちの通学時間帯でした。 -
喜志駅に来たのは自転車を借りるため。
当初は上ノ太子駅で借りる予定だったのですが、喜志駅の自転車は6時から借りられるということと、電動自転車があるということだったので急遽こちらで借りることにしました。 -
『かわっちりん』は地下にあります。
-
駐輪場がレンタサイクルもしているようです。
自転車を借りる際に本人確認資料が必要。
お借りできる自転車は普通自転車か電動自転車のどちらかが選べます。
電動自転車はレンタサイクルナビには400円とありましたが、支払ったのは410円でした。
でも電動をこんなに安く借りられるなんてお得です!! -
8:25
さあ、準備を済ませたらサイクリングスタート!
喜志駅から4つの天皇陵と聖徳太子のお墓を回る予定です。
この地域はある時代の陵墓が集まっていることから『王陵の谷』とも呼ばれているのだとか!! -
正面に二上山がはっきり見えます!
二上山は奈良と大阪にまたがる山。
奈良の古道を歩いていると和歌に出てくる色々な山が見られるのですが、唯一私が見て分かるのはこの二上山だけです。
因みに和歌では「ふたかみやま」と読むのですが、今は「にじょうざん」と読むということをつい最近知りました。 -
かなりアップダウンのある道を走ります。
当初自転車を借りる予定だった上ノ太子駅では普通自転車しかないようだったので、喜志駅で電動自転車を借りて正解! -
現在地を確認。
-
目指していた敏達天皇陵は近くっぽいです。
-
壁から剥がれかけている表示が寂しい・・・
でもこれで天皇陵の方角が分かりました! -
電動自転車でも辛い急坂を上がったところに敏達天皇陵石碑があった!
-
イノシシ注意の看板も。。
つい最近もどこかで人がイノシシに襲われたニュースが流れていましたね。 -
本当にイノシシが出そうで怖い場所です・・・
見学を早く終わらせよう! -
第30代 敏達天皇陵 河内磯長中尾陵(こうちのしながのなかのおのみささぎ)・太子西山古墳。
敏達天皇は推古天皇の夫です。 -
ここが本当に敏達天皇陵かどうか分からないそうですが、もし敏達天皇陵だとすると最後の前方後円墳の天皇陵らしいです。
母である石姫皇女(欽明天皇皇后)の磯長原陵との合葬陵。 -
今回の相棒。
電動自転車なんだけど、馬力が今一つ・・・ -
見学を済ませたら朝ごはん。
1月に行った台北で買ったパイナップルケーキを持参していました。 -
敏達天皇陵に別れを告げて次に進みます。
-
敏達天皇陵から自転車で10分ほど。
あれに見えるが推古天皇陵です! -
推古天皇陵入口。
-
犬のお散歩をしている最中に天皇陵で休憩しているお父さんがいました(笑)
-
第33代 推古天皇陵 磯長山田陵(しながのやまだのみささぎ)・山田高塚古墳。
敏達天皇との皇子・竹田皇子との合葬陵で、方墳だそうです。 -
推古天皇は神功皇后を除いて歴代天皇の中で初めての女帝。
当時、東アジアでも女性君主というのはみられなかったそうです。 -
推古天皇陵からの眺め。
段々畑でしょうか。
春の青々とした季節も素敵でしょうが、今の時期もなかなか良い風景です。 -
墳丘の全景。
-
次に行くのは二子塚古墳。
畑の真ん中に見えるあれかな!? -
きっと これだ!
-
二子塚古墳の説明書き。
双方墳という特異な形質の古墳です。 -
真ん中で分かれちゃっているように見えますが、繋がった1つの古墳なんです。
-
右側部分。
-
左側。
-
修復中なのかな?
他の方が書かれたブログを拝見していたら、2013年頃まで石室や石棺までもが間近で見られたらしいです。 -
史跡 二子塚古墳の碑。
-
墳丘の損傷が激しいですね。
-
この古墳は横穴式石室が二室あったらしいのですが、ここが本当の推古天皇と竹田皇子の古墳とも言われているそうです。
-
二子塚古墳から推古天皇陵を眺める。
-
1時間半近く経つのに、まだ2つの陵墓しか回れていないぞ!
次は科長神社へ。 -
ひぃひぃ言いながらダラダラ坂を漕いでやっと着いた『科長(しなが)神社』。
-
地名の「磯長」はこの「科長」が転じたものと言われているそう。
「しな」とは風のことで、御祭神は科津彦(しなつひこ)と科津姫(しなつひめ)の風の神様です。 -
まずはお手水で手を清めます。
-
ご本殿。
-
科長神社の狛犬さん。
ちょっと胴長? -
そしてストレートヘア。
-
科長神社の隣に小野妹子のお墓があるらしいので行ってみます。
-
-
お、結構立派な感じです。
-
妹子は推古天皇の時代に遣隋使として派遣された人物。
-
なんだか素敵な古墳です。
魅入っちゃうな~ -
小野妹子のお墓から10分ほど自転車を走らせた場所にある孝徳天皇陵にやって来ました。
-
第36代 孝徳天皇陵 大阪磯長陵(おおさかのしながのみささぎ)・山田上ノ山古墳。
-
この天皇陵も階段を上がるのね・・・
-
孝徳天皇は斉明天皇の同母弟で敏達天皇の孫。
天智天皇の妹の間人皇女を后としましたが、難波を京と定めたことで中大兄皇子と揉めた結果、后や重臣などに見捨てられ独り寂しく亡くなった方との言い伝えがある可哀想な天皇です。
ただこの古墳は孝徳天皇陵に治定されてはいますが、小規模な円墳であることからこの時代の王墓として懐疑的な見方もあるのだとか。 -
鳥居の向きが・・・
毎回思うのですが、天皇陵の正面は何を基に決まるんですかね??
正面から拝めない孝徳天皇陵。 -
国の文化財に指定された住宅があるんですね。
-
こちらがそうなのかな?
-
瓦屋根の一部が茅葺になっている珍しい造り。
-
日本最古の官道、竹内街道が通っています。
-
竹内街道を少しだけ歩いてみることに。
因みに私が歩いたことのある山辺の道は記録の残っている日本史上、最古の道です。 -
竹内街道は壬申の乱でも使われた道なんだとか。
-
プランターにもww
-
マンホール。
「和を以って貴しと為す」
歴史で習ったなぁ。 -
近つ飛鳥、最後の天皇陵 用明天皇陵へ。
-
この天皇陵は分かりやすい。
-
-
第31代 用明天皇陵 河内磯長原陵(こうちのしながのはらのみささぎ)・春日向山古墳。
-
用明天皇は欽明天皇の第4皇子で推古天皇の同母兄。
そして聖徳太子の父でもあります。 -
先に回った天皇陵と、この用明天皇陵、更に聖徳太子の墓を合わせた5陵墓を梅の花になぞらえて『梅鉢御陵』と呼ぶそうです。
-
「まあええ!!は迷惑でっせ その駐車」
なんとも大阪らしい標語で思わず笑ってしまう。 -
最後に来たのが聖徳太子のお墓がある叡福寺。
-
南大門。
-
ちょっと頼りない感じの阿像。
-
残り時間も少ないので、ちゃっちゃと見学しますよー!
-
聖徳太子御廟。
-
聖徳太子 磯長墓(しながのはか)・叡福寺北古墳。
考古学的にも聖徳太子のお墓の可能性が高いとされています。 -
菊の御紋。
皇子の墓でありながら、今まで見たどの天皇陵よりも豪華な造りです。
それだけ聖徳太子の功績が大きいということでしょうか。 -
母である穴穂部間人皇女と妃の膳大娘を合葬する三骨廟なのだとか。
この三重の屋根はその意味なのかしら。 -
廟には大仏様の木彫り。
仏法を尊んだ聖徳太子にふさわしい彫刻ですね。 -
広い敷地のお寺です。
しかし最初、お寺の中に古墳が・・・!?
と思いましたが奈良の古道を歩いていると、お寺や神社って古墳を利用したところが実は多いんですよね。 -
塔もありました。
実は聖徳太子にそれほど思い入れがないため、ここに来るのも「時間があったら来ればいいや」なんて思っていたのですが、来てみて良かったです。 -
急げ急げ~!
あと10分で自転車を返して駅に向かわなければいけません。
電動自転車なのにまったく電動の樂さを感じないほどの勢いで漕いでいます! -
現在11:25。
電車の時間まで残り6分というところで、どうにか駅に着いた!
途中で諦めようかと思ったよ。
1本乗り遅れると次の予定に30分差が出てしまうので頑張りました。
しかし5ヵ所回るのに3時間半もかかってしまった。 -
喜志 11:31 → 古市 → 尺土 → 近鉄新庄 12:00
奈良県葛城市にやってきました。 -
近鉄新庄駅から歩いて10分ほどの場所に天皇陵があるので行ってみます。
長閑で良い風景だな~ -
古墳っぽいものが見えてきました。
-
お堀の水が濁っている・・・??
まさか汚染されている!? -
と思ってよくよく見たら、なんと白く凍っているのです。
日が当たるところは解けていました。 -
飯豊天皇陵・葛城埴口丘陵(かずらきのはにくちのかのみささぎ)、北花内大塚古墳。
-
飯豊天皇(飯豊青皇女)は先帝(履中天皇)の皇女で、中継ぎの天皇だったのか本格的な女帝だったのかよく分からないとされる人物です。
ただ22代と23代の天皇との間の期間、執政者だったと伝えられ、女帝の先駆的存在とも言われているのだとか。
時代的には神功皇后と推古天皇をつなぐ位置にあたります。 -
記紀では天皇扱いされていませんが、古墳が日本書紀では「墓」ではなく「陵」と記されている点が注目されているのだそう。
-
いやー
是非来てみたい古墳だったので興奮気味です。 -
忍海駅方面へ向かいます。
しかしGoogleマップってとんでもない道をナビしますよね。
こんな農道っぽいところ通って良いのかしら。 -
天気は明日まではどうにか晴れっぽいです。
最終日が雨予報なんだよな・・・ -
飯豊天皇陵から歩くこと10分。
角刺(つぬさし)神社に到着。
すごい名前の神社です。 -
この神社の御祭神はなんと飯豊天皇。
実はここ角刺宮で政治を執り行ったのです。
角刺の「角」って鹿の角?(奈良だから)と思っていたのですが、地名学者の方によると「角」はカド=カツであり読み方のツヌ=ツル(蔓)でもあって「葛」に通じ、「刺」サシは城。
つまり「角刺」は地名「葛城」と同義なのだとか。
む、難しい・・・ -
ここが古代 宮殿で、ここで皇女が政治を執り行っていたのかと思うと感慨深い。
神社にお参りをします。 -
旅が無事に終わりますように。
-
お正月の名残かな。
新しいしめ縄を首に巻いていました。 -
忍海駅に到着。
忍海も古い地名で、飯豊皇女は忍海部女王とも呼ばれていたそうです。 -
忍海駅前は駐輪場になっていました。
-
忍梅 12:41 → 尺土 → 橿原神宮前 → 飛鳥 13:02
-
取り敢えず、まずは休憩を!
カフェを目指しています。 -
途中、綺麗に整備された古墳を発見。
ちょっと寄ってみよう。 -
え!
入れるの!? -
古墳内部に入るなんて、石舞台古墳以来です。
しかもそれより小さいので怖い・・・ -
意外にしっかりした造りです。
-
天井部は少し広がっている。
被葬者は不明ですが、墓の形状が八角墳である可能性もあることから斉明天皇の墓かもしれないとのこと。 -
墳丘からの眺め。
-
探していたカフェに到着。
-
その名も『cafeひそひそ』。
実は再来週には橿原のほうに移転してしまうのです。 -
普通のお家としても素敵だ。
-
いざ入店♪
-
木の温かみを感じる店内。
-
-
スイーツメニュー。
何にしようかなぁ -
せっかくなので苺系のケーキにしてみました。
・いちごとマスカルポーネのタルトレット 480円
・ぶどうジュース 350円 -
タルトが驚くほど固かった。
甘さ控えめのケーキでした。 -
お土産に『コアントローの琥珀糖』(200円)を買ってみました。
他にもジャムとか可愛いものが売っていました。 -
いったん荷物を置かせてもらうために本日のお宿へ。
-
農家民宿『とまりゃんせ』です。
飛鳥駅から徒歩5分。 -
今回 飛鳥に泊まりたくて宿を探しました。
本当は奥明日香にある宿に予約を入れていたのですが、直前の天候不良で泊まることができなくなり、こちらの宿に変わりました。 -
荷物を預けたらさっそく自転車をレンタルしに行きます!
-
今回自転車をお借りしたのは飛鳥駅前にある『ひまわりレンタサイクル』。
次の日もお店の開店前から走りたかったので先払いで2日分借りることに。
電動自転車1日1400円。 -
飛鳥サイクリングは以前もやっていて、その時主要な観光名所は回ってしまったので今回はどうしようかな・・・
とりあえず石舞台方面に向かっています。
写真は天武・持統天皇陵。 -
明日香はサイクリングをするのに本当に道がよく整備されています。
午前中行った『王陵の谷』は結構車通りもあって危なかったのよね。 -
いちご狩りの季節ですね~
でも食べ放題って言っても、そんなに食べられるものじゃないよね。
今回は別口でイチゴを買って帰る予定。 -
ビニルハウス。
この中でイチゴを狩るのね。 -
-
日影には雪がまだ残っていました。
-
棚田でしょうか。
段々畑?
野焼きの煙があちこちから。 -
どこかで見た風景だと思ったら、稲渕棚田に来ていました。
ここから奥明日香方面を目指して走ることに。 -
「飛び石」の案内板。
飛び石って?? -
・・・ここを下るのか、、
-
そしてこれが飛び石。
なんだ、ただ石を並べただけじゃん
と思っていましたが、調べたら古代の人が橋の代わりに石を置いて、この橋を渡ることが恋人との逢瀬を意味し万葉の歌にもたくさん詠まれたんだそう。
水の多い時期は結構渡るのが大変みたいです。 -
万葉歌碑
<原文>
明日香川 明日文将渡 石走 遠心者 不思鴨
<よみ>
明日香川 明日も渡らむ石橋の 遠き心は 思ほえぬかも
<訳>
明日香川を明日にでも渡ってあなたに逢いに行こう
その飛び石のように遠く隔てた気持ちなど持っていませんから。 -
この川が飛鳥川なんですね。
夏には上流で蛍が飛ぶのだそうですよ。 -
水はそれほど冷たくはなかった。
-
飛鳥での相棒。
喜志でお借りしたものよりもパワフル。
さすが1400円出すだけはある。 -
南淵請安のお墓があるみたいですが、時間が無いのでスルー。
確か日本史で習ったお方です。
ここに移り住んだ渡来人だったのですね。
苗字の「南淵」は昔のこの辺りの地名。
南淵山という神聖な山もあって、和歌によく詠まれたそう。
「南淵」が転じて今の「稲渕」になったらしいです。 -
飛鳥川上坐宇須多伎比売命神社(あすかかわかみにいます うすたきひめのみことじんじゃ)。
日本一長い名前の神社で、日本一古い雨乞い伝説の残る神社でもあるそうです。 -
す、すごい階段。
今回こんなのばっかりだな。。
(全部で200段近くあるそうです) -
階段を上り切ると、今度は緩やかな上り坂。
これじゃ地元の方も参拝が大変でしょう。 -
鳥居。
人気のない道を行くのでとても怖かった。
途中、行くのを止めようかと思うくらいの雰囲気でした。 -
御拝殿。
本殿は無く、後ろにそびえる南淵山をご神体としているそう。
この周辺地域の稲渕・栢森・入谷・畑の氏神さまということなので、かなり大きい信仰を集めていたのでしょうね。 -
狛犬さん。
-
あまりの怖さに ぱぱっと参拝して ぱぱっと下りてきました。
道の向かいで工事をする重機の音が聞こえて(←近くに人がいるという安心感)なかったら、1人じゃ絶対来れない畏怖を感じる神社でした。 -
おっとー?
これはナンダ!? -
説明書き。
栢森と稲渕に伝わる神事で、悪疫などから住民を守るというもの。
栢森のほうは僧侶が法要を上げて飛鳥川に女綱を掛け、稲渕では神式で男綱を掛けるのだそう。 -
山と山を繋いでいます。
-
女綱のシンボル。
-
栢森バス停まで来ました。
取り敢えずもう少し先まで頑張ってみる。 -
加夜奈留美命神社。
「かやなるみのみこと」と読みます。
地名・栢森(かやのもり)の「かや」はここから来たのかな。 -
-
社名を書くのに木の幹を利用したんですね。
今は薄くなって字は読めないけど、斬新で素敵。 -
もともと泊まる予定だった入谷(にゅうだに)という場所まで行こうと思い、ここまで来ましたが、全く先が見えないので諦めて戻ることにします。
因みに飛鳥駅から栢森バス停まで寄り道しながらでも1時間ちょっとで来れました。 -
稲渕まで戻ってきました。
行きには気づかなかった男綱がありました。 -
男綱のシンボル。
-
稲渕棚田。
田んぼに水が張るころ、いつかもう一度来てみたいな。 -
戻る途中、都塚古墳があったので覗いてみます。
階段ピラミッド状の古墳で、類例の少ない珍しい古墳なのだそう。 -
ここも柵越しですが、内部が見学できるようになっていました。
-
!!
石棺がある!
本物?? -
もうすぐ16時。
本当は石舞台から多武峰を通って談山神社まで自転車で行けるか試したかったのだけど・・・ -
談山神社まで3.6kmか。
行けるかなー
どうだろう -
取り敢えず自転車を漕いでみましたが、永遠と続く上り坂にギブ!!
電動自転車でも辛いわコレは。 -
談山神社に行くにはどれだけ上るのだろう・・・
あそこの道路まで行かなければいけないなら無理だな! -
それでも15分上り坂を頑張って漕ぎました。
高台からの景色。
良い眺めです。
頑張ったご褒美ってことで。 -
石舞台まで戻ってきました。
夕焼けを見ようかとも思いましたが、寒くなってきたので宿に帰ろう。
日中の奈良は穏やかで風もなく暖かかったです。
先日行った台北のほうが余程寒いと思いましたが、日没近くになるとぐっと空気が冷たくなり、かなり冷えてきました。
因みにレンタサイクルのお店の方に訊いたところ、飛鳥の夕焼けスポットは甘樫丘だそうです。 -
16:45
本日お世話になる『とまりゃんせ』に戻ってきました。
どんな宿なのかな?
楽しみ☆
・・・つづく・・・
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
-
前の旅行記
2017年 旅納め 晩秋の奈良へ(後編) ~桜井ちょこっとサイクリングと若草山からの夕焼け観賞~
2017/12/01~
奈良
-
次の旅行記
春よ来いこい、あをによし寧樂の京に・・・ 2月の奈良2泊3日の旅③
2018/02/08~
奈良市
-
今回も日帰り往復深夜バスで1人奈良旅 ~午前編・汗まみれサイクリング~
2017/08/10~
橿原
-
今回も日帰り往復深夜バスで1人奈良旅 ~午後編・なら燈花会2017~
2017/08/10~
奈良市
-
2017年 旅納め 晩秋の奈良へ(前編) ~早朝の飛火野・奈良公園散策と長谷寺の紅葉観賞~
2017/12/01~
奈良
-
2017年 旅納め 晩秋の奈良へ(後編) ~桜井ちょこっとサイクリングと若草山からの夕焼け観賞~
2017/12/01~
奈良
-
春よ来いこい、飛ぶ鳥の明日香の里に・・・ 2月の奈良2泊3日の旅①
2018/02/08~
飛鳥
-
春よ来いこい、あをによし寧樂の京に・・・ 2月の奈良2泊3日の旅③
2018/02/08~
奈良市
-
春よ来いこい、あをによし寧樂の京に・・・ 2月の奈良2泊3日の旅④
2018/02/08~
奈良市
-
春よ来いこい、飛ぶ鳥の明日香の里に・・・ 2月の奈良2泊3日の旅②
2018/02/08~
飛鳥
旅行記グループをもっと見る
この旅行記へのコメント (4)
-
- たらよろさん 2018/02/17 18:03:14
- もうマジで奈良っこ
- こんにちは、へびおさん
へびおさんは、奈良に呼ばれているんですかねー
お友達との旅ダメになってしまって、
結果奈良に来ちゃうなんて(笑)
奈良のお隣に住んでいる私なんかよりも、めちゃめちゃ奈良っこだわ。
今年は私も負けじともっと奈良に行っちゃおう♪
たらよろ
- へびおさん からの返信 2018/02/18 18:23:50
- RE: もうマジで奈良っこ
- たらよろさん
こんばんわ
マジで奈良に移住するのも良いカモなんて考えておりますよ。
いつもは京都から奈良入りするので電車も下りで楽々だったのですが、今回初めて大阪の朝混雑を見てビックリしましたね。
大阪の駅で一番混むのはどこの駅なんだろう・・・
とりあえず奈良旅はあと3回で一区切りつけるつもりです。
でも行くたびに可愛いカフェなんかを見つけてしまっているので区切りをつけられるかしら。
次回は7月を予定しています♪
-
- salsaladyさん 2018/02/15 10:21:05
- 元気ですね~
- ☆奈良へは,修学旅行以来2-3回しか寄った事が無い(夫の実家が大阪でも?)~
☆”かっわっちりん”で奈良を巡る?気持ちが充実してないとへばりそう~
☆夜行バスでラッシュアワーを抜けて,田舎道を自転車で。。。偉いなあ~see you~
- へびおさん からの返信 2018/02/17 09:44:17
- RE: 元気ですね?
- salsaladyさん
コメントありがとうございます。
某キャッチコピーを使わせていただくと、「私は奈良派」です☆
奈良大好き!
かわっちりんでは流石に太子町周辺しか回れなかったです。
奈良では違うお店でレンタルしました。
夜行バスは時間を有効に使えるし安いので個人的にはお薦めです。
以前は夜行バスで到着後、早朝から山辺の道20kmを歩いてました。
(かなり疲れるけど)
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
飛鳥(奈良) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 奈良 12ヵ月完全制覇の旅 ③ (2017年8月、12月、2018年2月)
4
187