フランス 美しい街並みと世界遺産を訪ねて（11）青い海・青い空　マルセイユ イフ島クルーズ　

2017/09/13 - 2017/09/27

２週間のフランス旅行。
旅行記作成にかなり時間がかかっていますが、旅もやっと後半戦です。
この日はローマ遺跡とゴッホゆかりのゆかりの地、アルル経由でマルセイユへ移動。フランス最古の港町には2泊し、青い海や異国情緒を楽しみました。

ここまでの旅行記は以下の通りです。
（１）「バラ色の街」トゥールーズ
　　　　https://4travel.jp/travelogue/11293714
（２）中世の天空都市　コルド・シュル・シェル
　　　　https://4travel.jp/travelogue/11294608
（３）世界遺産「司教都市」アルビ
　　　　https://4travel.jp/travelogue/11294611
（４）ヨーロッパ最大の城塞カルカソンヌとミディ運河
　　　　https://4travel.jp/travelogue/11296888
（５）中世の城壁に囲まれた古都アヴィヨン
　　　　https://4travel.jp/travelogue/11298306
（６）古代ローマの巨大水道橋　ポンデュカール
　　　　https://4travel.jp/travelogue/11300261
（７）リュベロンの小さな村々　ゴルドとセナンク修道院
　　　 https://4travel.jp/travelogue/11304821
（８）リュベロンの小さな村々 石の村ボリーとメネルブのトリュフ
　　 https://4travel.jp/travelogue/11304836
（９）リュベロンの小さな村々　サーモンピンクの村ルシヨン
　　 　https://4travel.jp/travelogue/11305130
（10）ローマ遺跡とゴッホの街　アルル
　　　　https://4travel.jp/travelogue/11305111

＜行程＞
9/13 : 羽田発　　　　　　　　　　　　　　　　　 （機内泊）
9/14 : パリ（シャルルドゴール）着
　　　 パリ（オルリー）→ トゥールーズ　市内観光 (トゥールーズ泊）
9/15 : コルド・シュル・シェル、アルビ観光　 　 　(トゥールーズ泊）
9/16 : カルカッソンヌ観光 (トゥールーズ泊）
9/17 : トゥールーズ → 　市内観光　　 (アヴィニョン泊）
9/18 : ポン・デュ・ガール観光　　　　　　　　 　 (アヴィニョン泊）
9/19 : リュベロンの村観光　　　　　　　　　　　　 (アヴィニョン泊）
9/20 : アヴィニョン → アルル観光 → マルセイユ　 (マルセイユ泊）
9/21 : マルセイユ観光　　　　　　　　　　　　 　(マルセイユ泊）　
9/22 : マルセイユ観光 → アヴィニョン　　　　　 (アヴィニョン泊）
9/23 アヴィニョン → パリ　　　　　　　　　　 （パリ泊）
9/24 パリ → モン・サン・ミッシェル　　　 (モンサンミッシェル泊）
9/25 モン・サン・ミッシェル → パリ　　　　 　（パリ泊）
9/26 パリ観光　　パリ（シャルルドゴール）発　 （機内泊）
9/27 羽田着

エリア マルセイユ(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 鉄道 船 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ローマ遺跡とゴッホゆかりの地、アルルの観光を終えたあとはこの日の宿泊地、マルセイユへ。

電車のチケット購入は個人旅行のプロ、Y子さんにすっかりおんぶにだっこだったのですが、フランスの電車は同じ区間に乗っても曜日や時間帯によって料金が異なり複雑。この日アヴィヨンで購入したチケットは、何かの記念日とかで、マップの赤い線の区間は乗り降り自由でなんと5ユーロでした！ラッキー！！　

アヴィヨン～アルル～マルセイユ間で見かけた電車たち。
カラフルなイラストの電車には実際に乗りました。
それにしても、車掌さんたちのものすごくラフな格好にはビックリです（＾＾；）

アルルからマルセイユまでは内陸部を走った方が近いのですが、海岸線を走るコート・ブルー線は南仏で最も美しい車窓風景が見られる路線。ということで、ミラマで乗り換え乗ってみました。
各駅停車のローカル線、途中は工業地帯のようなところも通りましたが、マルセイユが近付くにつれ、ブルーの海やヨットハーバーなどが目を楽しませてくれました♪

コートブルー線 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

この日から2日間滞在したマルセイユの宿
いわゆる民泊だったのですがオーナーと行き違いになり、危うく宿無しになるところでした（＾＾；）
お隣の部屋のおじさんがとても親切で何とかオーナーと連絡がつきましたが、クッシーの住んでいる鎌倉でもよくスーツケースを持った外国人が同じ場所を行ったり来たりウロウロしているのは、きっとこういうことなんだと理解しました。。。

でも部屋はアパルトマンの最上階

しかもマルセイユの旧港まで歩いてすぐという絶好のロケーションです！

この日は近くで食料を買い出し自炊。キッチン付きの部屋はこれができるから良いですね。お腹いっぱいになったら翌日に備えて早めに就寝ｚｚｚ

翌朝のマルセイユ

雲ひとつない晴天です（＾＾）

朝食をすませたらさっそくイフ島までのクルーズに出発

19世紀まで貿易の中心地として栄えていたマルセイユの旧港

旧港 散歩・街歩き

今はヨットやクルーザーがぎっしりと停泊していて、リゾート感たっぷり！

港の入口に立つサン・ジャン要塞

船上からもひと際目を引いたサント・マリー・マジョール大聖堂

20分ほどでイフ島に到着
船からの景色を楽しんでいたのであっという間でした。

空と海の色がキレ～！！

イフ島は地中海に浮かぶ16世紀に築かれた要塞の島

当時のフランス国王フランソワ1世が海からの外敵侵攻に備え造らせたそうですが、17世紀以降は牢獄として使われました。

イフ城塞 城・宮殿

小説『モンテ・クリスト伯』の舞台となったことでも有名。

実際に政治犯や異教徒たちが投獄されてきた歴史があります。

島の見取り図
マルセイユからはわずか沖合3キロほどですが、切り立った断崖の島なので逃げるのは困難だったのでしょうね～。

映画のセットのようですが、実際に使用された施設の数々

囚人にもランクがあったようで部屋の広さはいろいろ。
中には暖炉つきの部屋もありました！

こんな青空の下だと牢獄の暗いイメージはありませんが・・・

囚人たちはこの海や空を見ることはできたのでしょうか？

屋上から見た地中海とマルセイユの街並み

海がホントに青いな～（＾＾）

天気の良さと景色の素晴らしさにテンションアップ♪

写真の数がどんどん増えていきます。

赤い屋根がこれまた青い海に映えますね。

イフ島の見学を終え再び船へ
こうして離れて見ると島が断崖で囲まれているのがよくわかります。

マルセイユへ戻る航路はフリウル島経由

港で見かけたヨット
連なった形がアヒルの親子みたいです（＾＾）

イフ島とは異なり、リゾート感満載のフリウル島
港周辺にはレストランやショップもあってここで下船する人も多く、船はガラガラになりました。

クッシーたちはこのままマルセイユへ戻ります。
見えているのはイフ島とその奥にマルセイユの町。

丘の上に建つのはマルセイユのシンボル、ノートル・ダム・ド・ラ・ガルド・バジリカ聖堂

気持ち良い風を受けながら再びサン・ジャン要塞の横を通り

旧港に戻ってきました。

すっかりお腹がすいたのでランチタイム♪
通りがかりに入ったIl Cuocoは店員さんが気さくで親切、パスタやリゾットが美味しいお店でした。
ここでエネルギーをチャージをしたら、午後からは街歩きです。