バルセロナ２日目_行っとかないと、聖家族教会。-201709(3)

2017/09/04 - 2017/09/04

初めてのスペイン、バルセロナ。

２日目は楽チン、「バルセロナ１日ツアー」に参加しました。

あ、ちなみに聖家族教会ってサグラダファミリアのことです。
っていうか、昔そう呼んでたんだよなー、、、
「自分、古い人間なんで…。」by高倉健ってことで。


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◇ ９/2(土)成田発　香港経由
◇ ９/３(日)バルセロナ 泊）バルセロナ
◆ ９/４(月)バルセロナ
◆モンジュイックの丘・サグラダファミリア
　◇グエル公園・カサバトリョ　泊）バルセロナ
◇ ９/５(火)バルセロナからグラナダへ　泊）グラナダ
◇ ９/６(水)グラナダ　　　　　　　　　泊）グラナダ
◇ ９/７(木)グラナダからコルドバへ　　泊）コルドバ
◇ ９/８(金)コルドバからマドリッドへ　泊）マドリッド
◇ ９/９(土)マドリッド発　香港経由、　9/10 羽田着

エリア バルセロナ(スペイン)

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

黒く怪しいものは・・・前日のイカ墨パエリアmade by セッテポルタス、です。冷めてもうんまーい。

この日の朝食は、このパエリアとツナタルト（ペタンコの生地にツナがたっぷり詰まっていた。同じ生地で作った綱模様が気になって買ってしまった）、それとフルーツとヨーグルト。

６時30分ごろ食べて、出かけるにはちょっと早いなと二度寝してしまった。

The 逆光。

９時20分、バルセロナ凱旋門Arc de Triomfに集合。

「お名前はー？」と、”こんにちは”でも、”おはようございます”でもなく、いきなり後ろから声掛けられてちょっと引いた、雑な、いや、サバサバしたガイドさん。

今日１日が非常に楽しみになってきた（ウソ）。

同胞のみなさんは20人くらいだったか。
カップル・夫婦が４組、姉妹・友人の女性同士は意外に少なく３組くらい、１人参加がわたしともう一人女性がいた。少し緊張だけど、きっと大丈夫。

と、下をみたら、凱旋門と書いてあった。

「この凱旋門は、だれも凱旋していない門としても有名です」

ふぅーん、なるほど。なんだかの記念で建てられたものだけど、少なくとも戦勝記念という意味での”凱旋”門ではないらしいです。

あ、ワンコ。かわいいな。

このバスで行くのね～、　

クーラー付きのバスで移動ってのが魅力だった。

運転席の後ろを陣取る。

ここはなんだったかな。

ええと、しばらく放置されていた建物だったけれど、修復された何かの建物だった気がする。

しかし、アレだな、その時はあんなになるほど！と思っていたのにこんなに忘れてしまうとは。

正面に見えるのが、、ええと・・・

だめだ、まるで忘れている。

ちなみにあの白い彫刻の後ろ側に（隠れてしまっているけど）アメリカ大陸を発見したコロンブスの塔がある。

バスから写真撮るのって結構大変だなんだ、って知る。”もっと近くで”と思っていると前に車が来たり、バスの窓枠が入ったり・・・あ、ズーム使えば良かったのかって今気付く・・・

と、、辛うじて”シルエット”写真が残っていたこれが、”コロンブスの塔”。

コロンブスの塔には登るつもりだった。
バルセロナに着いたら高いところに登って町の景色を眺めてから観光始めようと。

が、２週間前の事件（テロ）で、この塔のすぐ下にあるランブラス通りが・・・。滞在中は遠目に多くの花があって”あそこなんだな”とは思ったけど近寄らなかった。酷い事件だった。

さて、このコロンブスの塔のエレベータは一度故障して中の人は６時間も閉じ込められたことがあるんだそう。やっぱり行けなくて良かったか。

これはなんと税務署。

”なんと税務署？！”って驚いたのは、この裏側は思いっきり海（地中海）だから。

あ、そっか、税金をかけるものは船で届いたってことか。

しかしメリハリの効いたゴツめの立派な建物ですね。

ほら、海。

向こうに大きな客船が寄港しているのが見えます。

そして、またまた逆光のシルエット写真。

これはなんでしょう？

観覧車。や、違う、モノレール、や、違った　ロープウェイだ。

丘のふもとから、ここまで登ってくるのです。

そう、これがあるってことはーバルセロナの高台「モンジュイックの丘」にやって来たってことでーす。

”観光は高いところを眺めるところから始めたい”、うむ。鉄板で嬉しいゾ。

あの、ひとつだけズーンと高くそびえているビルは、バルセロナ市民に「坐剤」って言われているらしい。

坐剤、、って・・・

ええとあの湾のあたりの向こうが、昨夜歩いたバルセロネータか。

客船がたくさん。

こういう港町はどこでもそうだったけど、マンション１コ分を乗っけたような巨大なクルーズ船が寄港すると、街が一気に混み合うんだそう。

あれが、サグラダファミリアですね。

随分高いなぁ。

そうそう、バルセロナ１高いビルより、建築用にかけられたクレーンの方がずっと高いんですって。

あの”坐剤”ビルから下に視線を落としたところに写っているのが、カタルーニャの踊り”サルダーナ”の石像。今でも市民が踊るのだそう。

さて、そろそろモンジュイックの丘を降ります。

そしてこの丘を下りながら眺める車窓には、20年前に開かれた・・・

バルセロナオリンピック！

ガイドさんの「さて、バルセロナで開かれたオリンピックはさて何年前だったか覚えていますか？」という質問

”５年前～、”「違います」
”１０年前～”　「違います」、

「みなさんすっかり忘れてるんですね、20年前ですよ。」って、
ちょっと怖いんだな、その口調が。

ここらへんね、聖火を持って走って、、

なんとバルセロナオリンピックはその聖火を矢で放ったんですって！あそこの塔の先にちょこんと載ったお椀みたいな所に。

それも前日まで全然矢が当たらなくて、どうするんだ？　どうなるんだ？ってバルセロナ市民はみんな気が気がじゃなかったり、賭けの対象になったり（ってここは想像だけど）して、当日矢がバシっと決まったときは抱き合って喜んだそう（ここは本当）。

サバサバしたガイドさんは、ここだけは力が入ってて20年前のことを昨日のことのように話してたから、それはかなり感動の出来事だったのだろう。このガイドさんにしても。

モンジュイックの丘をあとに、この大きな門をくぐって市中心部に戻ります。

これは昔の闘牛場だったところだそう、今はショッピングセンターらしい。

この建物も使われなくなってしばらく放置されて廃墟化期間が長かったのだそうだけど、ガイドさん曰く「カタルーニャ人は一旦始めるとものすごい集中力を見せる」そうで、この闘牛場、なんと、土台をあげて１階部分を作り再生させたそう。こんな大きな円形の建物を？！　ちょっと信じられない。

市中心部に戻ってきた。

車窓から眺める人々。こうやってみるとほとんどが観光客みたい。

あの洗濯物をもっている女性だけが地元の人っぽい。

増えすぎてしまった観光客というのはなかなか問題らしい。不動産は上がり、街の中心部には住めなくなり、すべての観光客が態度が良いというわけではないから街の秩序や治安の維持も大変で、、、という記事を読んだことがある。

そんなこんなで、ツアー午前中のハイライト”サグラダファミリア”到着です。

昨夜も来たけど、さすがに昼間みるとかなり立体的だ。

いざ入場。

いろいろ説明は受けてそれぞれなるほどって思ったけど、書きませんよ。

長いから。

”なんだこれは！！！”

でした。

知らなかった、教会の中がこんなに白いって。

だからビックリした！

生誕のファサードっていうのかな、そちらから入ったところが、緑色のグラーデーションでまさしく森に入っていく感じが堪らなかったな。

”いつかスペイン行くかもな”って思っていたから、サグラダファミリアのテレビ特集は見ないようにしてきたし、行くことになった後も、ガイドブックの写真はなるべく見ないようにしてきた分、驚きは半端なかったです。

ガウディという人がどんなひとだったか、何を伝えたかったか、なんの知識もなくても、わかる所が凄いと思った。

ツアーはうまい具合にお昼で一旦解散、３時に再集合。

よって、解散後この教会をひとりでもう一度見学、地階にあるガウディのお墓にご挨拶した。

ツアーのなかに親切な方がいてお昼を誘って頂いたのは嬉しかったけど、ここはもうちょっとゆっくり見たくてお断りしてしまった。

”言っても教会でしょう”とわたしが思ってしまうのは、教会が立派なのは当たり前で、みんなの拠り所で誇りだから、少しでも素晴らしいものを良いものをって願いがあるから。

そして異教徒の自分には、その教会の様々なしつらえや調度品や祀られてる聖人の意味がわからないから、教会はそれぞれ素晴らしいけど建築の様式や時代を確認する事と「すごーい、素晴らしい、荘厳だ」の感想を持つ以上の事が出来なかったし、それ以上のことを感じ取れるとは思った事もなかった。

けれどこの教会は、もっと根源的でシンプルで直接的なメッセージを持っていた。

これは見てみないとわからないものだと思うから、見てよかった。

（以上、マジ語り。）

お昼はホテルに戻りました。

ホテルの近くのちょっと高級なパン屋さんでサンドイッチを買って食べました。

午後は15時に集合。


（つづく）

この旅行記へのコメント （2）

• ひびき５６さん 2017/10/31 20:22:11

  お芝居を見ているようなツアー

  ツアーの途中に昼食休憩がある物とは初めて。普通それはどこかのレストランに
  いや、思い出したポルトガル旅行でそのようなツアーがあって、各自適当に食事してね、と言われた。
  Sallyさんがサクラダファミリアの白い教会を初めてと書かれていましたがポルトガルにあるジェロニモス修道院は外も中も真っ白で、とてもきれいでした。
  
  マドリッドの写真の中にもポルトガルを彷彿させるものがあり、やはり隣同士の国にはどこか共通点があるようですね。

  sallyさん からの返信 2017/11/02 19:42:06

  ポルトガルもいつか行ってみたいんです

  
  > Sallyさんがサクラダファミリアの白い教会を初めてと書かれていましたがポルトガルにあるジェロニモス修道院は外も中も真っ白で、とてもきれいでした。
  
  ジェロニモス修道院、聞いたことあるなと思い検索してみました。
  ”うわーーーみてみたーい”　これ、マヌエル様式っていうんですね？　ゴシックの最後の頃のものらしいですが。
  
  > マドリッドの写真の中にもポルトガルを彷彿させるものがあり、やはり隣同士の国にはどこか共通点があるようですね。
  
  ポルトガルとスペイン、どっち行こうか迷ったとき「スペインをちょっと地味目にしたのがのポルトガル」といわれたのを思い出します。
  
  実は今回「テロが起こった２週間後にスペイン行き」のカモフラージュにそっと使わせていただき”ポルトガルの方あたりちらっと行ってくる”,くらいに言って出かけたことも思い出しました。