やっぱり踊りはやめられない　踊る阿呆にみる阿呆　天下御免の夏きたる！　徳島阿波踊り2017　（2/3）

2017/08/14 - 2017/08/14

+++　やっぱり踊りはやめられない　踊る阿呆にみる阿呆　
天下御免の夏きたる！　徳島阿波踊り2017　（2/3）+++

■8/14（阿波踊り　三日目）
昨夜の「総踊り」に満足し、徳島滞在二日目は、NHK徳島主催「熱演！真昼の阿波おどり」（無料）、「市役所前演舞場第二部」（有料）、そして、のんびりと街歩きを楽しみます。
今回、多くの方に「写真を撮らせてください」とお願いしました、もちろん快諾いただき、且つ、キメのポーズをして下さいました、素敵な方達です。
またその際、ほとんどの方が、必ず一緒にとりましょうと逆に声をかけて下さいました、ありがとうございました。（旅行記で何枚か紹介させていただきました）

表紙写真：娯茶平　徳島県阿波踊り協会所属

エリア 徳島市(徳島)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JALグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

徳島滞在記念に「阿波富田駅」（宿から徒歩3分）からディーゼル（電車ではありません）に乗ります、そして、隣駅の徳島駅へむかいます、単線です。

徳島駅前の「阿波踊り案内所」＆「演舞場チケット売り場」

阿波踊り期間中のみ開設されます。
有料演舞場４ヶ所の前売入場券の残りが、ここに集められ当日分として販売されます、私も何度か利用しました。

「阿波踊り大使」とのツーショット

この写真の前、一人で撮る際、立ち位置や写真の内容に気遣って下さいました、有難うございました。
写真を撮ってくださったのは、案内所にいた徳島市阿波踊り協会の職員の方、自ら「撮る事」を申し出ていただき、また阿波踊り期間中のエピソード・苦労話を聞かせていただきました、親切な方々でした。

+++　NHK徳島放送局主催　熱演！真昼の阿波踊り　+++

昼間の阿波踊り観覧では、ここNHK徳島放送局主催の「熱演！真昼の阿波踊り」は
外せません、三日間1部・2部の各回毎に有名連を含む7~8連が出演します。
今年から各日1部・2部の入れ替え制になり、いままで以上に沢山の方が観覧出来るようになりました。
8/13（日）~15（火）　第1部　12：30~　第2部　15：15~　（入替制）
NHK徳島放送局1Fロビー　入場・観覧無料

演舞会場はNHK徳島放送局の1Fロビーです。
エアーカーテンを機能させていますが、会場の熱気の為か、暑かったです。

「本家大名連」（阿波おどり伝承会）　連長

「熱演！真昼の阿波踊り」（8/14　第1部12：30~）の最初の演舞連は、11年連続11回目の「本家大名連」です、今回は色々な場所で出会うことになりました。

「熱演！真昼の阿波踊り」は、徳島を中心に開催日（8/13~15）の夜、放送されます、ですから「フラッシュ禁止」の旨、何度も説明・注意がありました。

写真のカメラ画面内は「本家大名連」の鳴り物メンバーです。

「阿波扇連」（徳島県阿波踊り協会所属）

4年連続6回目、昨夜の南内町演舞場にも出演していました。

阿波扇連の女踊り・男踊りのキメポーズ

「菊水連」（徳島県阿波踊り協会所属）

6年連続6回目、美しい女踊り・エネルギッシュな男踊り

演舞会場のそでで出演を待つ「奴連」（徳島県阿波踊り協会）、3年連続7回目

「阿波扇連」の方達、NHK徳島放送局入口横

最後の演舞をパスし遅いランチをとる為、駅前の「そごう」へむかいます。

遅い昼食を「船本うどん　アミコ店」（そごうB1F）で「鳴るちゅるうどん」をいただきます、暑い時・疲れているとき、私の定番の昼食です。
まったくコシが無いので好き嫌いがあると思います、要注意。

食事の後は、同フロアにある「イルローザ（IL ROSA）」で休憩です、毎回頼むのはモンブランのケーキセット、満足々。

夕方の阿波踊りまで時間があります、のんびりと街歩きをしながらホテルへ戻ります。

新町橋から「眉山」を望みます。

夕方、踊りが始まれば両国橋付近と同様、この場所（新町橋）も大変な賑わいをみせます。

昼間の「藍場浜演舞場」（新町橋からの遠景）

徳島駅から最も近い演舞場（徒歩5分）、全長110ｍ、席数は演舞会場中、収容人数最大の4900人

対岸からの「新町橋東おどり広場」

「ひょうたん島周遊船」乗り場

新町川から助任川を利用し徳島の街の外側を周遊します、約20分のショートクルージング、乗船料は無料ですが保険料として200円が必要です。
この日は阿波踊り期間中・観光シーズンの為、沢山の方が並んでいました。

昨夜「総踊り」で興奮した南内町演舞場の出口付近

写真を撮っていただいた方は、大阪からフェリーを利用し「早朝着・深夜発」の日帰りとのことでした。

路上パフォーマンス・街中踊りの「水玉連」（ 徳島市阿波おどり振興協会所属）

宿からのんびりと「市役所前演舞場　第二部（20：30~）」むかう途中、ぞめきのリズムが聞こえます。
徳島阿波踊りの見せ所の一つ、「路上パフォーマンス・街中踊り」です、有料・無料問わず演舞場以外で、突然ゲリラ的に踊ります、街中踊りを楽しみにするファンも多いようです。
（ゲリラ的にと言っていますが、ある程度、決まった場所・お店の前で踊るようです）

市役所演舞場へむかう途中、「本家大名連」の姫役・女踊りの方とのツーショット

+++　三日目　市役所前演舞場　第二部20：30~22：30　+++

阿波踊り三日目第二部、開演前の市役所前演舞場の出口付近
全長110ｍ、席数3100席、車椅子専用観覧席有り（写真左エリア）。

+++　新ばし連　+++

市役所前演舞場・第二部の最初の演舞連は、 徳島市阿波おどり振興協会所属、結成1950年、連員90名の新ばし連です。

+++　悠久連　+++

徳島県阿波踊り協会所属　結成1975年　連員100名

悠久連の女踊りは激しく・キレがあります、一見の価値あり、私のお気に入りの連の一つです。

+++　蜂須賀連　+++

昭和21年以来、女踊りの衣装は、桜の花をあしらった艶やかな衣装です。
高円寺阿波踊り（8/26）にも参加されていました。
徳島県阿波踊り協会所属　結成1946年、連員186名

+++　葉月連　+++

女性の黒はっぴ踊りは、 徳島市阿波おどり振興協会所属、結成1978年、連員110名の葉月連です。

葉月連の鳴り物による演舞のシメです、見せ場の一つです。

この夜の主役の一人として、私は迷うことなくこの方をノミネートします、開演とともにずーっと踊っていました（手前の帽子をかぶった方も一緒に）、連のメンバー以上に阿波踊り会場を盛り上げていたと思います。

左上　うしお連
右上　酔狂連　：　徳島県阿波踊り協会所属　結成1951年　連員85名
左下　新大名連
右下　平和連　：　徳島県阿波踊り協会所属　結成1948年　連員106名

平和連に友好参加していた神奈川県の「東林間連」の子供女踊り

宿でチェックインの際、衣装に染め抜いてあった「東林間連」の文字で神奈川県から参加していることがわかりました、他の連（大和阿波踊りの伍楽連）と一緒にマイクロバスで来徳島とおしゃっていました、本場徳島で頑張っています。
一緒に来た大和の「伍楽連」は期間中の夜、地元のテレビに出演し踊りを披露していました、偶然に宿のTVで見る事ができました。

+++　市役所前演舞場第二部　県協会所属連の合同演舞　+++

南内町演舞場の「総踊り」と同様に阿波踊りの醍醐味が満喫できる、市役所前演舞場第二部の「徳島県阿波踊り協会」所属連による合同演舞。
この夜、県協会所属の17連全てが出演したかどうか判りませんが、第二部の22：00頃から有名連が連毎に次から次と登場します。
私の徳島阿波踊り見物では「総踊りと合同演舞は欠かせません」が、何故か？市役所前演舞場は空いています、演舞のトリは「娯茶平」ですのに不思議です。

ただ、総踊りの「徳島市阿波おどり振興協会」所属16連が一緒に踊るスケール感・演出度には劣るかもしれませんネ。

+++　殿様連　+++

腰を落とし『弓張提灯』を持って踊る男踊りは、見ごたえがあります、
『飲んで、騒いで、楽しく踊る』ことをモットーの殿様連
徳島県阿波踊り協会所属、結成1951年、連員151名

+++　独楽（こま）連　+++

徳島県阿波踊り協会所属、結成1961年、連員75名

+++　みやび連　+++

徳島県阿波踊り協会所属、結成1965年、連員100名

+++　ほんま連　+++

手持ちの提灯による女はっぴ踊りは、徳島県阿波踊り協会所属、結成1968年、連員157名の「ほんま連」です。

+++　娯茶平　+++

徳島県阿波踊り協会所属　結成1946年、連員401名
この夜のトリは、私のお気に入りの「娯茶平」です、この連を観たいがために徳島に来たといっても過言ではありません。
鳴り物が両側から踊り手をむかえます、以前の旅行記でも紹介していますが、演舞場で単独の連のみで鳴り物が踊り手をむかえる事ができるのは娯茶平だけではないでしょうか？　さすが連員400名越えのなせる業です。

高張提灯に先導され、鳴り物が作る花道を登場するのは、女はっぴ踊りです。

腰をおとした体制で踊り続ける女はっぴ踊りは、観客を魅了します。

粋と優雅、そして品を兼ね備えるのが、娯茶平の女はっぴ踊り、はっぴの後ろ姿の「娯茶平」の文字が物語っています、と感じるのは私だけでしょうか？

娯茶平の女踊り

そして、娯茶平の男踊りです。

娯茶平　三味線のリーダー　安藤正会さん
（娯茶平へ8歳で入り、大学在学中、故・お鯉さん（阿波よしこのの第一人者）に弟子入りされたとのこと）
終演後雨が降ってきました、足早に家路につく演者・観客、そんな中、お一人でTELしながら雨宿りをされているのを見かけました、失礼ながら、素敵な佇まいでした。

娯茶平の鳴り物におくられて、市役所前演舞場・第二部が終演となります。

明日（8/15）は阿波踊り最終日
アミコフェスタ「真昼に楽しむ阿波踊り」、そして夜は、街中踊りを楽しみます。

この旅行記へのコメント （3）

• salsaladyさん 2017/09/07 10:17:14

  踊る阿呆に見る阿呆なら踊る方が〜

  ☆阿波踊りにご執心ですね。折角ならどこかの『連』に入ればもっと楽しいでしょうに〜
  
  ☆田辺聖子さんが昔大阪の物好き達で「連」を作って毎年踊りに行ったとエッセーに書いてありました｡お面をすれば聖子さんでも楽しめるから〜see you〜

  ichiroさん からの返信 2017/09/07 23:55:21

  こんばんは

  salsaladyさん、書込み有難うございます。
  
  ご指摘通り、踊りに参加することで、また違った阿波踊りに出会う事、或いは体験できるかもしれませんネ、
  ただ残念ながら、どこか躊躇している自分がいます。
  理由は、私が気に入っている踊り「フラメンコ」「フラダンス」そして「阿波踊り」、これらの踊りの「指先と腰の動き」に魅了され、見ているだけで満足しているので。
  （勿論、踊り手にもよりますが　笑）
  
  失礼ですが、お名前から推察し、サルサをお好き、踊られるのでしょうか？
  随分、昔ですが「サルサ」「メレンゲ」が盛んな国で、普段はパッとしないオジサンなのに、踊り・曲が始まった途端、パートナー（若い女性）をカッコ良くリードしていました、私にとっては、衝撃的な出来事でした。（笑）
  
  旅行記、お邪魔させていただきます。
  
  ichiro
  
  

  salsaladyさん からの返信 2017/09/10 10:25:26

  ダンスは世界共通の喜び〜

  ☆ ichiroさんもダンス系がお好きなようですね！
  
  サルサーメレンゲーズンバ〜南米系のダンスは、彼らの先祖が言葉を交わすことを禁止されていたので音で気持ちを表現していた！と習ったことがあります。
  
  ☆リズムが始まると思わず身体が反応してしまいます。
  
  日本の社交ダンスの様に規則だらけのダンスと違って、心から悲しみや喜びを表す仕草が何とも言えず好きですね〜度々の”いいね”に”サルー”〜see you〜