車窓も楽しめるクロアチア・スロベニア14　（5月2日　世界遺産モスタル）

2017/04/26 - 2017/05/06

ＧＷも活用して、念願だったスロベニア・クロアチアそして
ちょこっとだけモンテネグロとボスニアヘルツェゴビナに行ってきました。
昨年もこの時期にツアー申込していたのに、旅行社の都合で催行中止に・・"(-""-)"
で、今年、再挑戦し、ようやく訪れることができました。

８泊１０日のツアー日程が、９泊１1日に・・・こんな事もあるんですね～。

1日目　4月26日（水）　羽田発-ミュンヘン経由-トリエステ　（ブレッド泊）
2日目　4月27日（木）　ブレッド湖～ポストイナ鍾乳洞（オパティア泊）
3日目　4月28日（金）　プーラ～ポレチュ～ロヴィニ（オパティア泊）
4日目　4月29日（土）　トロギール～スプリット（スプリット泊）
5日目　4月30日（日）　ドブロブニク（ドブロブニク泊）
6日目　5月 1日（月）　ドブロブニク・コトル（ドブロブニク泊）
7日目　5月 2日（火）　モスタル（プリトヴィッツェ地方自治体泊）
8日目　5月 3日（水）　プリトヴィッツェ湖～ザグレブ（ザグレブ泊）
9日目　5月 4日（木）　ザグレブ～グラーツ発～フランクフルト経由～帰国の途・・・
　　　　　　　　　　　のはずが（フランクフルト泊）
10日目 5月 5日（金）　フランクフルト発～香港経由～
11日目 5月 6日（土）　成田着


国境通過に時間がかかり、モスタルへの到着はかなり遅れてしまいました。
そのため、ほとんど自由時間が取れず、残念でしたが・・・。
まだ戦火の跡がのこる世界遺産の街。
平和を祈らずにはいられませんでした。

エリア モスタル(ボスニア・ヘルツェゴビナ)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

ネレトヴァ川を中心に美しい姿を見せてくれまます。

オスマントルコの面影も色濃く残る街です。

でも・・・
戦争の傷跡も残る街なんです・・・。

ネレトヴァ川のほとり、橋のたもとにあるレストランで
ランチです。

なんだか素敵な雰囲気のレストランですよ。

レストランでのランチは、いつもお手洗いの数が少なくて
順番を気にしながら・・・なのですが、このレストランは
日本人観光客のお客様が多いらしく、綺麗で複数の個室が
あるトイレ（男女別に）が2カ所もあって、嬉しい。
つい写真を・・・

前菜。
春巻きのような感じ？

選べるメニューで、こちらはチェバプチチ（串刺しミンチ肉）
ナンのようなパンに挟んで食べるらしいです。

ドルマ（パプリカの肉やごはん詰め）

私たちは夫婦で違うメニューをリクエストして
シェアしました。

デザートのチョコレートケーキ。

かなり甘め。

レストランの前からの景色。

さっきバスで通った橋です。

緑も多くて美しい街です。

でも・・

何年か前には戦争が行われていたという痕跡が
ところどころで見受けられます・・。

ボスニア・ヘルツェゴビナの名前はテレビの報道番組で
良く耳にした時期がありましたよね・・。

近代的なアパートのようですが・・
真ん中の壁を見てください。
信じられないような銃痕で、激しい戦闘がおこなれたことが
わかります。

青い空に飛行機雲が描かれていきます。

バスを降りるとすぐに
聖ペーター教会前の広場に出ました。

市街地の方に進みながら、
聖ペーター教会を振り返ります。

ヨーロッパは石畳の道で歩きにくいところが多いですが、
ここモスタルの石畳は別格です。

見てください。この丸く盛り上がって、いかにも滑りそうな
石畳・・・。

これは、その昔オスマントルコの時代、女性は家族以外の人に
顔を見られることを良しとしなかったため、下を向いて足元を
見ないと歩きにくいように、ワザとこのような石畳になって
いるとか・・・。

嘘でしょう！今の時代だったらセクハラで訴えられちゃいますよね～。

昔の女性は本当に大変だったんですね・・。

お土産物屋さんも、トルコ風のお土産が多いようです。

階段を降りて、河原に降ります。

モスタルの象徴、スターリ・モアスト。
青い空に映えますね。

この橋は、1993年の11月に紛争により破壊されているそうです。
しかし、町の人々は壊れた橋の石を集め、ユネスコの協力で
2004年に復元されたのだそうです。

橋の上にも大勢の人。

真ん中にいる水着の男性は、観光客からチップをもらい
ある程度の金額が集まると川に向かってダイブするんだそうです。

しばらく待ってみましたが、飛び込む様子はありません。

スターリ・モアストの逆側にも橋がかかっています。

こちら側の風景も素敵ですね～。

下から見上げる橋は美しいのですが、いつまでも
ここにいるわけにもいきません。
橋の上を目指して移動します。

橋の上からコスキ メフメド パシャ モスクを眺めます。

自由時間があったら、あの塔に登って見たかったんですけどね。

川の色が綺麗ですね～。

右下が、さっきまでいた河原です。

水着の男性が、観光客からチップを集めています。
添乗員さんが、私たちのためにチップを払って
飛び込みを見せてくれるとのこと。

でも、ツアーメンバー以外の観光客も多く
なかなか上手く見ることが出来ません・・・(-_-;)

ああ～！！

飛び込むところは残念ながら見ることができず・・

飛び込んだ後、岸に向かって泳いでいきます。

岸辺では拍手喝采で迎えられいます。
この時岸辺にいた人たちはラッキーでしたね。

飛び込みは橋の上から見るより、河原で見たほうが
絶対に良いと思うんだけど・・。

チップをあげる人は橋の上だものね～。

橋の上は坂になっているので、滑らないように
一定の間隔で滑り止めがついています。

ゲートから望むモスク。

美しい景色ですね～。

この景色も平和があってこその景色です。

橋を後に、お土産物屋さんが軒を連ねる一角に進みます。

この先はこの景色が見えなくなりそうなので、もう一度パチリ。

石橋ももう一度。

はい、このとおりの石畳が続きます。

石で模様が作られています。

こっちは丸い模様。

途中、ちょっとだけ、お土産物を買うための
時間を取って・・。
商店街を抜けました。

ここにも銃痕が・・。

ここでバスを待ちます。

橋の上から見えていたモスクでしょうか？？

ここにも紛争の跡。

美しく可憐な白い花が咲いていました。

来るときに通った橋を渡って・・
今日の宿泊地、プリトヴィッツェ地方自治体へ向かいます。

カメラが間に合わなくてかなりのピンボケですが・・
モスタルの市内には日の丸を掲げた黄色いバスが
走っています。

これは、ＪＩＣＡを通じて日本が支援したバス
なんだそうです。

プリトヴィッツェ地方自治体に向かって375KMの大移動です。
しかも国境も越えなくてはいけません。

山の中を走っているようですが・・・

途中休憩のドライブインは・・
素晴らしい景色を堪能できる場所にありました。

入り組んだ海岸線は、こんな山の中にも伸びています。

倍率を揚げてみると・・
ヨットハーバーのようですよ。

美しい～

カフェの前に置かれた可愛いブランコ。

お店の中も素敵！

壁に掛けられた絵画と椅子の色合いがマッチしています。

こっちのスペースはブラウンで落ち着いた雰囲気。

夜9時までにホテルに入らないと、夕食がお弁当に
なってしまうという事ですが・・間に合うかな？

疲れて眠っている人も多い中、外を見つめ続ける私に
ご褒美が！

彩雲！

ほら！ロケットのように見える真ん中の雲！
お尻の部分が虹色に輝いているのがわかりますか？

アップしてみます。

岩山が増えてきました。

わ～！なんか西部劇に出てきそうな山ですね。

だいぶ陽ざしが傾いてきました。

先ほど見た岩山を回り込んできたようです。

夕焼け空になってきました。

すっかり陽が沈みました。

なんとか夕食に間に合う時間にホテルに
チェックインできました。

ホテルに入ったら、まずはレストランに直行！

トマトのスープ。

サラダ。

私にはポークグリルですが

ツアーで用意された本当のメニューはマスのグリルです。

夜もチョコレートケーキのデザート。

広い室内。

分かりにくいですが、窓の部分は斜めになっていて、
山小屋風。

今日のホテルはシャワーのみです。

明日は沢山歩く予定なので、さっさとベッドに入ります。

今日の歩数は5,894歩。3.9km。上った階数7階。


いよいよ明日は、プリトヴィッツェ湖群国立公園を歩きます。

http://4travel.jp/travelogue/11259065