2015/12/20 - 2015/12/20
3815位(同エリア7232件中)
Rinさん
バルセロナに行く事を決めたときにサグラダ・ファミリアは知っているけど他には何があるのか?と調べてみた時にこのサン・パウ病院の写真を見てびっくり。
ここ本当に病院なの?
他の観光地は知っていたけどサン・パウ病院の事は全く知らなかったので興味がわいたので行ってみることに。
これは世界遺産にも登録されているモデルニスモ建築のサン・パウ病院の旅行記です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
サグラダ・ファミリアからメトロでたった一駅のサン・パウ病院。
これも病院の一部なのかな?
この旅行記は↓の続きです。
http://4travel.jp/travelogue/11248734 -
しばらく歩いていると見えてきた!
これだ。
すごい!
これが病院なの? -
サン・パウ病院(Hospital de Sant Pau)の正式名称は、サンタ・クレウ・イ・サン・パウ病院と言い、その起源は古く1401年まで遡ります。
バルセロナでも屈指の大病院となる現在の形のサン・パウは1900年代初頭に6つの病院が一つに統合されたことによります。 -
入場料は8ユーロ。
病院の前で写真を撮っている人は多いけど入場する人は少ないみたい。 -
このシールをどこかに貼ってね、とのこと。
パンフレットはなんと日本語。
これは助かる。 -
まずは見取り図で全体像を確認。
サン・パウモデルニスム区域と呼ばれる中に位置する病院は、一辺が400メートル弱と言う広大な敷地を誇ります。 -
元来「病院」とは無機的な建物をイメージするものですが、ここに建ち並ぶレンガ造りのモデルニスモ建築群はその概念を覆すほど華麗で創造的。
広大な敷地ですが、見学出来る建物はごく一部。 -
見学に際してはまず受付を済ませ進むと簡単なビデオ映像による解説がありますがスペイン語なのでパス。
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まずは…
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パンフレットではトンネルと書かれている地下通路を抜けると…
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地下通路から階段を上り地上に出ると、そこは病院の中庭。
長さ500m、幅50mの光が降り注ぐ広々とした空間の先には、ご覧の様な手術棟が見えます。 -
病棟は左右対称に並ぶ建物です。
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当初の予定では48の建物が建設される予定でしたが、最終的には27棟のみが完成しました。
尚、16棟がモデルニスモ建築になっており、そのうち12棟はモンタネールの設計で残りの4棟はモンタネールの息子による設計です。 -
入口のある管理事務分館を後ろから見た図。
後ろから見ても左右対称で美しい。 -
ムンタネーの当初の計画では、145,000平米の土地に48棟の医療施設が配置され、その全てが患者を保護するために地下通路で繋がる予定でした。
しかし、銀行家ジルの遺産も、1911年には土地の取得や建築費用に全て費やされ底を付きます。 -
それまでに建てられた建物は10棟、これらが最も芸術的で意匠に凝ったモデルニスモ建築となります。
現在、内部を見学できる管理事務分館と、サン・ジョルデイ棟もその一部にあたります。 -
正直外観が似通っていてどれが何やら…
多分サン・サルバドール分館だとは思うのですが…。 -
病棟として唯一内部の見学できるサン・ラファエル分館。
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緑を基調としたタイルで内部を装飾しています。
病棟として使われていて入院病棟でした。
大きなアーチを描く空間をカーテンで仕切り、入院患者のプライベートを守っていました。 -
壁のタイルがかわいらしいです。
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一番奥には、当時の様子が伺える写真も展示されています。
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このタイルもかわいい。
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ちなみにこの病院、現在は使われていません。
近くに新しいサン・パウ病院があって、そちらは誰もが想像する普通の近代病院です。 -
この辺りが元病院だった名残でしょうか。
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サン・パウ病院
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こんな所にも隠れるように病院の名残が。
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お天気が良ければ…
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冬のヨーロッパだから仕方ないんだけど、今回の旅はあまりお天気に恵まれていないなぁ。
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サン・パウ病院
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壁画がある病院なんてあんまりないよね。
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最大の見どころ管理事務分館の中。
クリスマス前なのでクリスマスツリーが飾られています。 -
1階ホールの9つのドームを連ねた天井のタイル装飾はピンク色のやさしいパステルカラー。
病院を訪れる人の緊張をほぐす役目を果たしていたことでしょう。 -
窓もステンドグラスで装飾されています。
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入ってすぐの回廊です。
本当にここは病院だったんでしょうか?? -
回廊奥に講堂がありました。
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講堂の天井も美しい。
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中央のホールの天井を見上げると、まるで万華鏡のようなステンドグラスに目が奪われます。
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階段脇に施された浮彫の数々も美しい。
階段を上がってみます。 -
タイルが美しい。
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しつこいですが、本当に病院??
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とても病院には思えないんだけど。
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2階には礼拝堂があり、祭壇となるレリーフの奥には磔にされたキリスト像。
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天井が高く、窓も大きく明るいです。
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壁上部の装飾。
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リラックス作用がある青や緑を多用したタイル装飾。
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病院の中にこんなに大きな礼拝所があったとは。
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まるで骨のようにも見える天井
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窓からはサグラダ・ファミリアが見える。
分かるかな? -
この天井も素敵。
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階段にも装飾が施されているのを発見!!
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管理事務分館の見学を終えてまた外にで出来ました。
ここでピンチ!
カメラのバッテリーが残り少ないとの表示が。
え??なんで??
フラッシュもほとんど使ってないのに。
今日はまだこれからが長いのに…。
これは一度ホテルに戻って予備のカメラを取りに行った方がいいのかな…。 -
カメラのことは後で考えるとして今は観光を続けよう。
最後はサン・ジョルディ分館の見学。 -
この病棟は、かつて総合救急科と小児科として使われていたところで、病院内では一番小さな棟。
内部のパネル展示では、サン・パウ病院のこれまでの歴史が詳しく解説されています。
中の写真は撮ってなかった…。
いろんなパネルとかがあった気がする。
さてこれでサン・パウ病院の見学は終了。
約1時間かかりました。 -
時間は1時過ぎ。
さすがにお腹が空いたので近くでランチをすることに。
簡単に済ませたかったので目についたこちらのパン屋さんに入ります。 -
生ハムたっぷりのバゲットとオレンジジュースのセットが本日のお昼ご飯。
なんとこれで3.95ユーロ。
なかなか美味しくって満足。
本当はこの後グエル公園に行く予定だったけど、カメラのバッテリーが残り少ないことが気になるのでホテルに予備のカメラを取りに行くことを決断。
ってことでホテルに一度戻ります。
この続きの旅行記は↓
http://4travel.jp/travelogue/11249243
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