ぐるっと中欧巡り　オーストリア２　ウィーンは音楽だらけ

2015/09/20 - 2015/09/20

今回の旅は、成田からミュンヘン経由でベルリンへ、そこから鉄道を乗り継いで、旧東ドイツの都市（ライプチヒ、ドレスデン、マイセン）を巡り、チェコのプラハ、オーストリアのウィーン、そしてドイツへと、ぐるっと東欧3カ国の旅です。街歩き、車窓の景色、車内、食べ物・飲み物などまた新しい出会いがありました。さまざまな民族、歴史のあるヨーロッパの旅はとても楽しいものでした。

ウィーン二日目。楽友協会やシェーンブル宮殿へ。

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 徒歩

ウィーンフィルの本拠地の楽友協会ホールの中を案内されるツアーに参加しました。

まずはコンサートホール。ここが正面の舞台。

思ったよりこじんまりとしていて舞台が近いのにびっくしました。

前の席から後方を見てもこんな感じ。最後方の柱の奥が立ち見席。今晩はここで鑑賞予定。

ワイドで撮影しましたが。縦に長いホールです。

床は木製。歴史を感じる足跡です。

席はやや窮屈ですがここで聴いてみたいものです。

天井などの装飾がきれいです。音響も計算されているんでしょうね。

天井のひとつひとつが凝った作りです。

様々なホールを見学しましたが、これは床にあったカラヤンの記念プレート。カラヤンは、ここウィーンの西にあるザルツブルクの出身でした。

地下鉄で移動しシェーンブルク宮殿へ。宮殿への入場はチケットセンターのようなところで少々並びチケット購入。中は混んでいました。ここの一部はマンションになっているそうです。

宮殿の庭の広いこと。遠くに見える小高い丘も庭園ですが、とても行きくけませんでした。

庭は砂利道で植裁はきれいに刈りそろえられています。パリのベルサイユ宮殿は当然ここの影響です。

再び楽友協会ホールへ。今晩ここでウィーンフィルの演奏会があり、立ち見席の当日券のみがありましたので行ってみました。

ウィーン楽友協会 劇場・ホール・ショー

入って直ぐのホール。

席に着く人々は着飾っており、いかにもウィーンの音楽会と言った風情でした。

後方の立ち見席から舞台を見るとこんな感じです。
巨匠ロリンマゼール Lorin Maazel指揮のブルックナー8番です。

楽団が入場しいよいよ演奏が始まります。立ち見席の我々は着席と違ってほとんどの人が普段着でした。しかし、演奏は普通に聴けましたし、舞台が人影でみえなくとも十分楽しめました。ただし、人混みで１時間以上の連続立ちは年寄りにはつらかったです。

第４楽章を残し、第３楽章が終えたところで退場してきました。第４楽章は翌日レコードやさんでCDを買って補いました。

少し歩くとウィーン国立歌劇場が見えました。

ウィーン国立歌劇場という名のホテル。ここは２０年ほど前に来たときに泊まったホテルです。記念に１枚撮影。また、フーテンの寅さんの泊まったホテルでもあります。

夕食はこのレストランで。

定番ですがウィーナー・シュニッツェル。牛かつです。この大きさですが薄いので十分食べられます。

満月の夜のウィーンです。

地下鉄Karlsplatz駅からホテルに戻りましたが、ここは駅にあるオペラトイレなる有料トイレ。きょうは音楽三昧の一日でした。