春の訪れを告げる風物詩・第20回あいの土山斎王群行

2017/03/19 - 2017/03/19

三大斎王群行の
斎宮行列（京都府京都市）
毎年6月の第1週末の2日間にわたって開催される
斎王まつり（三重県多気郡明和町）
そして、今回の目当ての　あいの土山斎王群行（滋賀県甲賀市）。

平安時代に今の甲賀市土山町を通って京都から伊勢まで歩いた。..
斎王の行列を再現したイベントが19日「斎王の群行」おこなわれました。
今年で20回目を迎えます。
平安時代に京から鈴鹿峠を越えて伊勢神宮まで五泊六日かけて旅をした。

斎王による「禊（みそ）ぎ式」、女人列による「道中舞」など、
平安絵巻をたっぷり楽しむことができました。

斎王群行の当日は、平安装束に身を包んだ参加者70人が、
滋賀県甲賀市土山町の旧東海道沿い
あでやかな十二単姿で斎王は、腰輿という輿に乗られて..
大野小から頓宮跡までの約３キロを・・（斎王群行）。

主役の斎王は毎年公募の中から選ばれた..。
斎王役は佛教大の中村楓佳（ふうか）さん（20）
地元土山で小学生の頃から斎王役に憧れてきた中村さんが務めた。

第20回あいの土山斎王群行は.晴れてました、
何時もは、寒く強風で花粉で大変でしたが
今年は穏やかな1日につられて
とうとう垂水頓宮跡近く来ましたが、
時間の都合で
さて、帰るにしても駐車場まで約3キロ
近くの地元の方に、帰り道とかタクシー事情から困惑気味
近くの方が送ってやると、言われる方に・・お言葉に甘えて
さすが、肝っ玉母さん・・・お礼を目一杯言って土山を後にしました。
次回、あいの土山斎王群行行く際は、お礼に伺います。


●3月19日（日）
11：30 禊ぎ群行（大野小学校体育館前～前庭～夢の小川）
12：00 禊ぎ式（大野小学校夢の小川）
12：30 お発ち式・お発ち舞（大野小学校体育館）
13：00　斎王群行　お発ち
13：30 斎王群行整列
14：00 道中舞（市場区民広場）
14：40 道中舞（前野集会所西広場）
15：30 お着き式・お着き舞（垂水頓宮跡）
16：00 終了
大野小学校から垂水頓宮跡までの約3km。

　■■■第20回甲賀市あいの土山斎王群行■■■■　

名称 　　　　　あいの土山斎王群行
　　　　　　　　 (あいのつちやまさいおうぐんこう)
開催場所 　　　滋賀県甲賀市　
　　　　　　　　　大野小学校～垂水斎王頓宮跡
所在地 　　　　〒528-0235滋賀県甲賀市土山町
交通アクセス 　ＪＲ草津線「貴生川駅」からバス約25分
　　　　　　　　「大野東口」～徒歩3分
開催期間　　　 2013年3月24日11:30～15:20
イベント料金　 無料
主催 　　　　　あいの土山斎王群行実行委員会
問合せ先 　　　あいの土山斎王群行実行委員会　
　　　　　　　　　　　0748-66-1602
　　　　　　　http://www.kouka.ne.jp/~w1085116/
財団法人あいの土山文化体育振興会
　　http://www.kouka.ne.jp/~w1085116/saiou/saiou_top.html

エリア 甲賀(滋賀)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車 徒歩

少し早かったが、指定の駐車場から
国道を渡り大野小学校へ
近くの係りの方も、早いので大野小学校へ置けれます。

早く来たので、人影も少なく
去年は、天候なのか他のようなのか行けなかったが
一昨年は、春の訪れを告げる風物詩・あいの土山斎王群行
　　　　　　http://4travel.jp/travelogue/10996262

午前十一時半に大野小学校で禊ぎとお発ち式を行ったのち、
午後一時半に出発。旧東海道を三重方面へ進み、
市場区民広場と前野集会所西..、
午後三時半に斎王の宿所跡である垂水斎王頓宮跡（史跡）に到着する。
大野小学校から垂水頓宮跡までの約3km。

その前に、お発ち式/大野小学校

大野小学校の運動場にて消防団の

夢の小川に、この日の為に川が流れる様に

斎王まつりの白装束
ここは、この衣装がスタッフ

お茶会

着替え
ここから登場します。

火長（かちょう）

検非違使に所属しており、
群行では多くの警護人たちの
指揮をしている軍団の長

（うねめ）
地方の豪族の娘の中から選ばれ、宮中では主に食事に関しての
仕事をしている女官で特殊な衣装を着ている。
髪飾りをつけ、白地に彩色模様の小袖に緋袴を着用する。
市場区民広場・前野集会所西広場にて『道中舞』を舞う。

命婦（みょうぶ）
　
宮中では、諸儀式に参列できる身分の女官で、
内侍の仕事を補佐して、
斎王の身の廻りの仕事をする女官。

斎王（さいおう）
　
歴代天皇の御名代として、
卜定で選ばれ伊勢の斎宮御所へ行かれた
未婚の皇女または女王。
　
十二単姿に髪飾りをつけ、
御腰與に乗ります。

禊ぎ群行は、斎王さんだけになり
いささか物足りない、
係りの方は、大変だから省略とか。

輿丁（よちょう）
　
御腰輿を担ぐ人たちで、
天皇・斎王の身近にいるため、
特に品行の良い人が選ばれていた。
輿丁のイケメンが多いが　町の役員の方が

「禊ぎ群行」から「禊ぎ式」へ

禊ぎ式

手前
女別当（おんなべっとう）
　
『にょべっとう』とも言い、本来の職務とは別に
斎王群行のような特別な行事のとき、
女官の総括をする。
　

大野小学校で禊ぎとお発ち式

お発ち舞いが土山の小学生扮する童女（わらわめ）

童女による「お発ち舞」

募集する行列の役柄は、斎王一人、女別当一人、内待（ないし）一人、命婦（みょうぶ）三人、采女（うぬめ）一人、女嬬（にょじゅ）五人、火長二人、白丁十三人、執物舎人四人、輿丁八人、雑色二人、陪従四人。
　参加条件は満十六歳以上。女別当、内侍、采女、命部、女嬬は 「道中舞」「お着き舞」の練習（二月十三日、三月二十日）や、着付化粧の講習会（日程調整中）に参加できる人。

11：30 禊ぎ群行（大野小学校～夢の小川）
12：00 禊ぎ式（大野小学校夢の小川）
12：30 お発ち式（大野小学校体育館）
が終わると体育館へ
それぞれの配役についてプラカードに書かれて持って歩かれ
命婦、白丁、火長、内侍、童女、陪従、女別当などと役職名が書かれて
それぞれの方の紹介します、
更に、いろいろの方のご挨拶
その後、童女による初々しい『お発ち舞』
そして、最後にオールキャストの記念撮影会。
童女も半減、禊ぎ群行など少しイベントも変容。

六友会太鼓

女別当
　　黄瀬　真彩
滋賀県甲賀市

左が京職官人.市長
右が童女

役名プラカードを持っての地元の中学生

学校と運動場の間から整列して

白丁
役名プラカードを持っての地元の中学生
火長

茶畑から撮る・

第20回あいの土山斎王群行を待つ子

斎王群行整列は
旧東海道の松並木を通り過ぎ
更に追いかけて

以前は、ここあたりから
強風，雨と雪みぞれ
悪天候での
「あいの土山　斎王群行」
中止になったこともありました。

春の陽気に包まれ、
大勢のも地元住民や観光客が華やかな斎王群行の再現。

平安の雅びの世界を堪能できた時

市場区民広場

童女による初々しい『お発ち舞』

采女
　山本　美和子
滋賀県東近江市

市場区民広場で魅了する『道中舞』

市場区民広場で魅了する『道中舞』。
以前は、御酒がふるまわれましたが
体を暖めるために関係者.スタッフ等にですが...
祭りの為か..こっそり一杯係りの方から頂いて
（少し余ったからでしょうね）

少し前から，お餅になりました。
お茶は、飲み放題です。
昼食無しなので、ここで小腹を満たし

今年は、色々なお茶だけになりました。

道中舞会場（前野）

今年は、葵祭行く予定なのて
http://4travel.jp/travelogue/10777049
京都で葵祭も
安井金比羅宮の櫛まつり
の時にも、指導と説明が有ります
http://4travel.jp/traveler/isazi/album/10385131

前野集会所西広場
アナウンスで
斎王群行について行かれる方は、
斎王群行の最後尾について歩いてください
私は、初めて知り合いの三人のカメラマンに聞くと
みんな斎王群行についていくとのこと
私は、田園地帯、茶畑をくくり抜けて

早かったのか、消防団の方とお喋りして時を待つ

珍しいことです。国道一号線封鎖

知り合いのカメラマン達が
斎王群行についていく

これでは、パトカーが先導では
昔の面影も薄れ
来年も行く気が薄れます、

今まで、最高について行ったのが前野集会所西広場
今回、垂水斎王頓宮跡近くで撮りましたが
私が想像していた光景でなく残念でなりません。

都から伊勢までの旅には、
数百人のお供の人達が付き添う大集団の旅で斎王群行といわれ、
この群行を再現したのが、「あいの土山斎王群行」。
　あいの土山（甲賀市土山町）には、
昭和19年国の史跡指定を受けているのは、
斎王が郡行でお泊りになる「垂水頓宮跡」だけである。

この文化遺産を内外に知らしめんがために、
はじめられたのが、斎王の群行を再現した
このイベントが?・・・・・・です。

頓宮と呼ばれる宿泊所は、
近江に3つ（勢多、甲賀、垂水）、
伊勢に２つ（鈴鹿、壱志）あったとされています。

ただ、その度に造られては取り壊されるものなので、
遺構はなく、場所の特定が困難で、
5つの頓宮のうち、国の史跡指定を受けているのは、
鈴鹿峠を控えた、土山の垂水頓宮だけ。

茶畑がある高台にて撮るものの
誰もついてこない

私が構えていても
次から次へとあいの土山斎王群行についてこられる
その人たちが、ひっきりなしに前を通るので

最後尾の方々です。
陪従（べいじゅう）
　
　文官で、主に行幸および
斎王群行では、楽人として従い、
雅楽の演奏をする。時に歌謡も行う。

先頭から構えて一枚も撮りませんでした・

この方が責任者の方でしょう。
地元の知り合いの方とお話を
その後に、私が交通事情、タクシーなど聞くと
色々話していて
私の困ってるのを察して、車で送ってやると言われ
見知らぬカメラマンと何時しか意気投合して
その仲間も、探してもいない
きっと、垂水斎王頓宮跡最後まで撮る言われたので
先に行かれたので、私だけ送ってもらいました。

最後の最後まで軍港について行ったので
何時しか、自然体の視線にシヤッターを切る・

土山は、お茶でも有名なので

前野集会所西広場で道中舞
そして、クライマックスの
垂水頓宮跡にて.お着き式を終えて終了
その最後ですが時間がなく


市立大野小学校から旧東海道や茶畑などを通り、
垂水斎王頓宮跡までの約3キロを2時間かけて総勢約70人歩いた。

新たな靴で..あいの土山斎王群行を
最後に靴づれで地元の方に色々お尋ねしました。
すると一人の地元の方が
私ガ駐車場へ約3キロを送ってもらうことになりました。
見知らぬ方からのご親切に大変嬉しく感謝です。

来年あいの土山斎王群行の時は、
まずは、肝っ玉母さんにお礼に伺います。

群行の途中13:30頃より市場区民広場と
14:40頃 前野集会所西広場では女別当、内侍、女嬬による"道中舞"が。
垂水斎王頓宮跡に到着すると15:30頃より
女別当、内侍、命婦による"お着きの舞"がおこなわれ、
最後に呈茶(ていちゃ)の儀式で終わりました。
約4時間にわたる「あいの土山斎王群行」・

この旅行記へのコメント （1）

• trat baldさん 2017/04/02 07:28:26

  さすが！近江の国。

  次回の斎王群行も送って頂いたりして(^o^)