2007/08/14 - 2007/08/14
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ぬしま汽船さん
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夏休み旅行3日目の夜は、日野に『火振り祭り』という祭りを見に行った。
日野は戦国時代、蒲生家の城下町として発展した町で、江戸時代には、日野椀や売薬を全国各地に行商した近江日野商人の発祥の地。
その日野の御旅所(オタビショ)であるひばり野で、8月14日・15日の両夜、繰り広げられる『火振り祭り』という火祭りを見に行った。
この祭りは白洲正子が取り上げていた『松上げ』という祭事に似ていると思った(見たこと無いけれど・・・)。
『松上げ』とは、もともと松明を上げるという意味。
その祭事は、鯖街道に沿った山間の村々に伝えられて来た愛宕信仰による神事とされ、火の神にふるさとの火伏せと五穀豊穣を祈る。
『松上げ』からは火振り祭りだけでなく、奈良東大寺のお水取り、鞍馬の火祭りなどにも共通する『火』への信仰を感じる。
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途中道沿いで見た看板につられ、夕飯は「ちゃんぽん亭をかべ」で。和風だしのちゃんぽんに酢を入れて食べる。
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口之宮神社。通称「ひばり野」
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五社(ゴシャ)神社に勢ぞろいした村人は、各々が約3mほどの松明に火をともして行列を作り、ひばり野へ向かう。
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行列は日野の古い町並みを進む。
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子供たちが目隠しをして、松明をバンバン叩いていた。
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行列がひばり野へ入る。
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掛け声を上げ、一斉に松明を掲げたり下げたりしながら進む。
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会場内を練り歩く。
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投げ始めの合図を待つ・・・
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ひばり野には老松が数本立っており、その松を大きく囲んで太鼓の合図とともに、一斉に枝をめがけて松明を投げる。
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100本以上の松明が、弧を描いて宙に舞う。
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炎に包まれた松明が松の上に乗ると歓声が起こる。
松明が松の木に多くたまればその年は豊作といわれている・・・
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