1997/09/10 - 1997/09/14
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pacorinさん
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父がインドへ行くという。そういや昔行ったぞ、とネガを探したが見つからず。。。当時の旅程を元に、現像した写真を撮影して無理やり作った超・暇人的回想旅行記です。(しかも人物入り写真しかなくて、全然使えない・・・)
よって何の役にも立ちませんのであしからず。ベタなインド・ツアー旅行です。
<旅程>
9/10 KIX 14:00 AI315 (香港経由)デリー 20:45
デリー泊(Vasant Continental)
9/11 アンベール城、ジャイプール観光
ジャイプール泊 (Rajputana Palace Sheraton)
9/12 アグラ観光 アグラ泊 (Mughal Sheraton)
9/13 デリー観光 デリー23:30 AI318 (香港経由) 機中泊
9/14 KIX 12:30
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- エアインディア
-
<旅行1日目>
関空へ向かう「はるか」の中で貧血を起こし、到着するなりホームでぶっ倒れたpacorin。這いつくばるように保険カウンターに行って、旅行保険に入り、インドへ向かったのであった。
<旅行2日目>
象のタクシーに乗ってアンベール城へ。 -
アンベール城はジャイプール一帯を支配したカチュワーラー家の本拠地として16世紀初頭に建設が開始。その後歴代の王により増改築が繰り返され、17世紀にほぼ現在の姿になったそう。
列柱で構成されている空間はディワニ・アームという、マハラジャが公務を行った一般謁見の間。アンベール城 城・宮殿
-
アンベール城
この頃はよく母と海外に行っていた。今もまあまあ行ってるけど。 -
アンベール城
ムガル帝国のイスラム様式とラジャスタンの伝統様式が融合した建築。 -
アンベール城
丘の上の素敵な宮殿だった。ちなみに9月は雨季みたいで、どんよりした空の写真ばっかり。 -
水の宮殿「ジャル マハル」
湖は16世紀に造られた人工湖で、宮殿はマハラジャの夏用別荘として建てられたそうだ。ジャル マハル 城・宮殿
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ジャイプールの街かな?
郊外の道路では牛が歩いていたり、インドらしい光景を見ることができた。 -
シティパレス
アンベールからの遷都を行った、サワーイー・ジャイ・シング2世によって18世紀に建てられた宮殿。シティ パレス 史跡・遺跡
-
貴賓謁見の間として使われた「ディワニ・カース」にある「世界で一番大きな銀製品」として認定された銀製の壺。
当時の藩王がイギリス訪問に際して作らせたもので、壺にガンジス川の水を満たし旅行中も日々沐浴したとされる。 -
昼食時の音楽隊。
次々体調を崩していくツアーの人たちを横目に、どんどん元気になっていったpacorin。タンドリーチキンが美味しかった印象。 -
お土産物屋さんでサリーの布を巻いてもらった。
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<旅行3日目>
風の宮殿(ハワー・マハル)
姿を見られることを禁じられていた宮中女性のために建てられた宮殿。女性たちは風通しのよい小部屋から祝祭の行列や町の様子を眺めたという。
この建物、奥行きがなくて、横から見るとペラペラなんだよね。ハワー マハル (風の宮殿) 城・宮殿
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風の宮殿前にいたヘビ使い。
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ファテープル・シークリー(世界遺産)
ムガル帝国第3代皇帝アクバルによって建設された都市。すべて赤砂岩でできている。ファテープル・シークリー 史跡・遺跡
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ファテープル・シークリー
1571年に完成したものの、水源の確保が困難などの理由で、わずか14年でその役目を終えた。 -
ファテープル・シークリー
パーンチ・マハル・・・風通しの良い五重の塔。
この頃は世界遺産というものを意識しておらず、5つの世界遺産と言われても「ふーん」としか思っていなかった。 -
いよいよタージ・マハルへ。
これは赤砂岩と白大理石でできたメイン・ゲート。 -
タージ・マハル(世界遺産)
ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが、1631年に死去した愛妃ムムターズ・マハルのため建設した総大理石の墓廟。タージ マハル 史跡・遺跡
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この日は金曜で、インド人は入場無料ということで、ものすごい人だったことを覚えている。
霊廟の中は撮影禁止だが、インド人だらけの満員電車状態で、ニオイがすごくて息を止めていた思い出。勝手に説明しはじめる人がいたような気もするが、華麗にスルー。(チップを要求する魂胆。) -
たぶん迎賓館。
この対面に全く同じ外観のモスクがあるらしい。 -
水路のある庭園は、コーランで説かれる楽園を再現しているのだとか。
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そういえば、ここで白装束の20名ぐらいの御一行様が、日本人が珍しかったのか、一緒に写真を撮ってくれと言ってきたので、彼らの記念撮影におさまっておいた。pacorinも彼らとの写真を撮ればよかったなあ。
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アグラ城(世界遺産)
1565年から8年をかけ、ムガル帝国第3代皇帝のアクバル帝によって建てられた要塞。歴代の皇帝がここを拠点とした。アーグラー城 城・宮殿
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アグラ城からはタージ・マハルが見える。しかーし、この日はもやの中にうすらぼんやりと見えただけだった。
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アクバルが息子のために建てたジャハーンギール宮殿。
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見事な天井。グラナダのアルハンブラ宮殿風?
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ディワニ・カース
シャー・ジャハーンが建てた、白大理石の建物。 -
3日目夕食のベジタリアン・ターリー。
当時は料理の写真を撮るという発想がなかったので、これぐらいしか写真がなかった。確かこのヨーグルトを食べた人はおなか痛くなっていたような。pacorinは本能的に避けて無事だった。 -
<旅行4日目>
アグラで泊まったホテルにて。ここはタージ・マハルが見えるホテルだった。 -
フマユーン廟(世界遺産)
ムガル朝第2代皇帝フマユーンの霊廟。タージ・マハルの原型となった。
たぶんここだったと思うけど・・・公衆便所のようなニオイがただよっていたのは…フマーユーン廟 史跡・遺跡
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ラージ・ガート
1948年、暗殺されたインド独立運動の指導者ガンジーが火葬された場所。 -
インド門
激戦を極めた第1次世界大戦の戦死者を弔うため、1931年に建てられた門。高さ42mの門柱には、9万人におよぶ戦没者の名前が刻まれている。 -
デリーの街中。
この日ではないが、突然の大雨で道路が洪水状態になって信号が止まったり、その辺の畑でおトイレしてる(しかも大)人々を見かけたり、ここはインドなんだと思わせる風景が多々あった。
貧しい子供たちが沢山寄ってきて複雑な心境になったのも覚えている。 -
クトゥブ・ミナール(世界遺産)
ムガル帝国以前に北インドを支配した、奴隷王朝の初代皇帝アイバクが1206年に初のイスラム王朝を成立させたことを記念して建てられた塔。高さ72.5m。クトゥブ ミナールとその建築物群 史跡・遺跡
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クワットアル・イスラム・マスジッド(たぶん)
「イスラムの力」を意味するインド最古のモスク。1194年、もともと建っていた27のヒンドゥー寺院を象で破壊し、このモスクを造ったとされる。
この日の夜のフライトで帰国。ツアーで訪れても強烈な印象だったインド。またいつか再訪したい。
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この旅行記へのコメント (2)
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- trat baldさん 2017/03/07 15:13:28
- ちょっとどころか凄く感銘を受けちゃった!
- '97年頃はまだフィルムカメラだったので記録を電子媒体に保存する事だけでも大いに重要だし本当に大事な資料は権力によって作られた物よりもこうした個人の記録の方が遥かに事実に近いですよね。
ましてやこの年代で女性がインドを制覇するなんて素敵過ぎて飛び上がりそう!
Ps.僕も古い印画紙を見つけてミンダナオやネグロス(フィッリピン)の記事をU.Pしたけどアーカイブする事で自分も当時を再認識出来るよね。
- pacorinさん からの返信 2017/03/29 00:24:10
- RE: ちょっとどころか凄く感銘を受けちゃった!
- インドの旅行記を見ていただきありがとうございます。
思った以上に古臭い感じが功を奏し、レトロな雰囲気を醸し出す旅行記となりました。
ツアーでちょろっと行っただけなので、とても制覇したとは言えませんが、現地の空気を肌で感じられたのは良い経験になったと思います。
tratさんのアーカイブ旅行記も良いですよね。さらに時代を遡ってますし!
pacorin
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