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僕の旅行記は日にち毎に区切らないので、結構長文になってると思います。ぜひ読んじゃって下さいな。<br />表紙写真はガンジス川で泳いだ自分写真ですよ。<br /><br />1日目/9日間<br />仕事終わりに行ける海外として、タイ国際航空によくお世話になっている。今回は往復タイを経由し、インドにはカルカッタから入国して、バラナシ、アゴラをまわってデリーから帰国のパターン。そして往路でのバンコクの待ち時間が約18時間ほぼ1日ある。<br />まずは仕事終わりで関西国際空港へ。<br /><br />2日目/9日間<br />タイ国際航空に搭乗し、朝5時にはバンコクへ到着。今回は乗り継ぎ時間を利用して、アユタヤへ向かった。世界遺産の遺跡、ガジュマルの木が仏像の首をからめているあの遺跡を見るのが目的だ。バンコクからバスでアユタヤ到着後はレンタルチャリンコ。そういえば、タイのガイドブックは持ってきておらず、地図をコピーしてきただけ。とりあえずチャリチャリしてたらみつかるかなと思ったけど、そう簡単には見つからない。道行くヒトに聞こうにも、遺跡の名前がよくわからない。とっさにゼスチャー、自分の首に両手を絡めてみたら、2本先の道を右に行けと教えてくれた。伝わるもんだなぁと思いながら遺跡見物。見てみると思ったより残念な気が…。スケール感が小さいからか、感動が薄い。ここの遺跡はミャンマーだか、カンボジアだかと争った時に仏像の首をおとされたらしく、首のない仏像が多く、その歴史背景に少し切なくなる。他の遺跡をみにチャリチャリしたが、雨が降り始めたのもあり、遺跡3個目あたりで休憩に入った。休憩時に流しのドリアン売りをみつけたので、一玉を購入、その場で食べ始めた。美味しいし、臭いも気にならないが、ボリュームありすぎて飽きてしまい、コーラを買ったお店に半玉献上した。遺跡巡りをする気もなくなったので、バンコクに戻った。<br />もう一つタイでしたかったこと、それはムエタイ見物。ラチャダムナンスタジアムに着いて、チケットを購入しようとしたら、えらい高い。1500バーツということは約4500円前後、両替した半分近くが飛ぶことになる。スーベニアショップで散々悩んだが、折角だし奮発した。奮発ついでに、ムエタイパンツも購入、赤と黒の2枚ゲット。18時から始まったものの、なんだかビミョー。派手なKOもないし、ほとんど判定で決まる。戦い前の神に捧げる舞踊、ワイクーもみれたし、まぁ良しとしよう。1時間ぐらいで切り上げ、空港に戻った。そろそろ疲れも出てきて、空港内のベンチで一休みしながらフライトを待つ。フライトはバンコク発が23時頃、カルカッタ着は翌日の0時30分頃で睡魔が襲ってくる。<br /><br />3日目/9日間<br />カルカッタ到着し、空港を一歩出てみると、深夜にもかかわらずタクシードライバーがわんさか群がってくる。適当に選んだドライバーに、適当にホテルへ連れて行ってもらった。昨日も機内泊だし眠気MAX、タクシー内もぐーぐー寝てしまった。ホテルもシャッターが閉まっているのを開けてくれて、助かった。朝1時過ぎに自力で探せるわけがない。ちょい割高だったけど、こんなもんだろうと思いながら、ベッドにたどり着くと、気絶したように寝ていた。<br />朝早めに起きて夜行列車のチケットを購入しに行く。カルカッタ発は20時頃だが、寝台席をとりたくて、眠い目をこすりながらホテルを後にした。オフィスに行くと思ったより簡単に購入できた。これならあと2時間寝れたかも、ちょい後悔。気をとりなおして街をぶらぶら。路上の水道でシャンプーする人達や身体を洗う人達、ガートで沐浴する人達、その隣で身体を洗う人達。改めてインドにきた実感が湧いてくる。そして暑い。インドは暑いと聞いていたが、これほどか。昼ご飯に屋台へ入ったが、お店の親父も暑くて上半身裸だ。他のお客さんもシャツをまくりあげ、でかい腹をどーんと出している。<br />眠気も出てたので、モイダン公園で一休み。ここは周囲3kmぐらいのでかい公園。緑も豊富だし、ガジュマルの木のしたでちょっと仮眠。公園には野良犬、野良ヤギ、飼いヤギ、それから屋台、記念堂、ポロ競技場、そして戦車。いろんなものがあるんだねぇ。<br />早めに駅に行き、電車に乗り込み、席に行くとオッさんがいる。チケットを見せながら、自分の席を主張するとどっかへ行ってくれた。硬いシートに横になり、ぐーぐー寝た。<br /><br />4日目/9日間<br />朝起きてもまだまだバラナシに着かない。周りのインド人達と到着を待つ。途中何度か駅に停まり、その度に車内へ売り子が入ってくる。車窓も田園風景がひたすら続く。予定の到着時間は過ぎて、車窓に飽きた頃、ようやく2時間遅れぐらいで到着。<br />駅からはリクシャーを利用、歩くよりラクだし、バイタクより安くゆっくりすすむのは嬉しい。街中ではあまり早すぎるのもつまらないしね。<br />ホテルにチェックインして、早速ガンガス川をみに行く。聖なる川、母なる大河だ。最初に目に着くのは、やはり沐浴している人達。やはり聖なる川、きちんと沐浴してはる。次に観光用だろう船、そしてぷかぷか浮かぶゴミ。うーん、残念。水清ければ魚棲まず、とはゆうものの汚れ過ぎぢゃね?野良犬や野良牛、ダラダラしてるオッさん達、クリケットをする若者達。ガンジス川のガートで、あまりにも普通の日常がある。聖なる川というイメージではない。<br />その中でも一人黙々と沐浴しているヒトを眺める。金の壺でガンジスの水をくみ、祈り、川に再度注ぎ、またくみ、祈り、また注ぐ。僕が見はじめてからでも10分ぐらいその祈りを捧げ、やり切った表情で上がってきた。僕も折角なので、沐浴してみた。入ろうとしたガートにいた陽気なオッさんが僕の初沐浴をアシストしてくれた。アシストといっても一緒に川に入ってくれただけ。夕方でヒンヤリした感じ、若干におう。川底が滑りやすいので入る時や出る時は注意しないと転びそうになる。オッさんの仲間がカメラを預かって写真を撮ってくれた。なかなかイイ感じ、旅の思ひでになった。カメラ持ち逃げされんぢゃね?とかあとでチップ要求されんぢゃね?とメッチャ警戒していたが、何もなし。疑ってしまってゴメンヨーと思いながら、感謝と友情の握手をした。晩ご飯を食べて、夜のガートをのぞきに行くと、何やらお祭りをしていた。屋台もうぢゃうぢゃ、ヒトもうぢゃうぢゃ。金の祭事用具が並び、お線香が漂い、順番に順番に祈りを捧げる。ひとしきりみて、ホテルで就寝。<br /><br />5日目/9日間<br />翌朝窓から隣のビルを眺めると、屋上にヒトが倒れている。よく見るとビルのでっぱりに頭を乗せ、肩まで布を羽織っており、どうやら寝てるみたいだ。他のビルにも似たようなヒトがいる。猿も屋上で休んでいたようで、寝起き顔。朝日もええ感じに対岸から上がってきた。今日もインド満喫するぞーという気になる。<br />早速朝のガートへお散歩。朝から多くのヒトがシャワー代わりの沐浴をしている。男はパンイチ、女のヒトも服を着たまま沐浴している。そして子供達など溺れそうなヒトにはお腹周りに浮く素材を巻く。巻かれてる真っ最中のおじいの表情からは、『ワシゃこんなんいらん』と言いたげだ。<br />ガンジス川に沿って歩くと大小さまざまなガートがあり、城塞のようなものから、木がちょい生えてる程度のものまである。ひたすら歩いていると橋を発見、対岸まで歩いてみる。橋はバカでかい浮き輪みたいなんをつなげて、その上に板が乗せてある。橋といえば鉄筋コンクリートのイメージだが、トコロ変わればだ。ヒトや車の重みで時々沈むのが新鮮。対岸に何があるわけでもなく、コーラを飲みながらボーッと一息。<br />今日も夜行列車、寝台席を昨日到着した時に購入しているので、時間にあわせて行っても電車がいない。駅員に聞くと遅れてるとのこと、まぁくる時も遅れたし待つしかない。約30分遅れで出発。寝て起きたら、タージマハルのある、アーグラーだ。<br /><br />6日目/9日間<br />寝て起きたら、調子が悪い。どうやらお風邪さんをひいたみたいだ。昨晩、列車内でティシャツで寝てたのが良くなかったようだ。旅行中はこうなることが多いので、夜はもう一枚着てるのだが、暑すぎて忘れていた。<br />出発が遅れたので、アーグラーに到着すると昼過ぎ。体調はすぐれないが観光は行く。ホテルにチェックインしてタージマハルへ。正門あたりから、ヒトが増えてきて、観光気分は盛り上がる。しかしインドは人口が多いから、ちょっと有名な観光地など行くとものすごい人混みになる。正門を入ると目の前にどーんとタージマハルがある。でけぇえ!正門もデカイがタージマハルもデカイ。改めてお墓だと思うと、やり過ぎちゃうかと思う。続いてアーグラーフォート、赤砂岩の城塞だ。さっきのタージマハルは大理石で白かったから、ここの色が余計に際立つ感じがする。そしてタージマハルでは寛ぐヒトはいなかったが、ココでは芝生でゴロゴロしている。のんびりした感じがいいねぇ。<br />少し熱っぽくなっているので、屋台のキュウリをかじる。夏野菜のキュウリは熱を下げる効果があると聞いた。これで治るとは思わないが、お腹もすいたし、味噌っぽいのがのったインディアン モロキュウを朝に昼にと食べまくった。薬も飲んで早めに就寝。<br /><br />7日目/9日間<br />朝起きても、あまり体調は変わらず。まぁしょうがないし、ホテル屋上のレストランで朝ご飯を食べる。日本の女の子と少し話すと、現地旅行会社の一泊ツアーだと言う。彼女一人のツアーで、なんか割高な気がして、騙されたかなあと。そんな気もするが、お客さん一人だと高くなってもしょうがないよ。この後友人を訪ねて、インドからネパールへ行くそうな。騙されない為にも誰かと一緒のほうがいーよ。<br />ホテルをチェックアウトして、最後の電車移動、やっぱり遅れてる。ただ状況がよくわからないので、ひたすらプラットホームで待つ。とにかく待ってると約1時間遅れで出発し、デリーには約2時間遅れで到着。デリーに着くと、全体的にヒトが多いし、牛も多い。さすがは成長著しいインドの首都だ。<br />インド最大のモスク・ジャマー マスジット、ムガール帝国時代の砦・ラールキラー、ガンジー博物館をみて回った。このあたりから、時間がないのと、インド建築に飽きてきたのと、体調不良が重なり、観光も手短かに。<br />ホテル周辺で、紅茶やティシャツなどお土産を購入。物価が安いので、いつもより余計に買ってしまう。そして、最後の晩ご飯もカレー。安いし、手軽だし、ついついカレー&ナンに。変化をつけて、マトンだったり、チキンだったり、ベジタリアンだったりしたが、カレーが主食。そして暑いのに、熱いチャイをゆっくり飲む。うーん、this is indiaだ。<br /><br />8日目/9日間<br />最終日にニューデリーでぶらぶら。昨日ぶらぶらしたのはオールドデリーで、ニューデリーは少し近代的だ。そんなニューデリーでアディダスのデカバッグを売っている物売りを発見。まちろん、ニセモノだろうが、買いすぎたお買物を入れて帰るのにはピッタリ。聞くと800円、何回値切っても負けてくれず、こっちが根負けして買ってしまった。帰りもバンコク経由で、関空へ。<br /><br />9日目/9日間<br />朝6時に関空に着いて、自宅で着替え会社に出勤。早く帰りたいのに、税関で荷物チェックに引っかかる。お土産に紅茶を30個ぐらい買っててちょい怪しまれたけど、無事通関。帰ってきてゆっくり休んだら、お風邪さんもいつの間にか回復していた。<br /><br />ガンジス川の沐浴やタージマハル、ヒトや野良牛などがうぢゃうぢゃするインド。また機会があれば、次はアジャンタ・エローラの遺跡巡りに行きたいな。<br />♪───O(≧∇≦)O────♪<br />最後は写真イロイロです。

INDIA & AYUTTHAYA

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2008/05/10 - 2008/05/18

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yoshimuradesuyoさん

僕の旅行記は日にち毎に区切らないので、結構長文になってると思います。ぜひ読んじゃって下さいな。
表紙写真はガンジス川で泳いだ自分写真ですよ。

1日目/9日間
仕事終わりに行ける海外として、タイ国際航空によくお世話になっている。今回は往復タイを経由し、インドにはカルカッタから入国して、バラナシ、アゴラをまわってデリーから帰国のパターン。そして往路でのバンコクの待ち時間が約18時間ほぼ1日ある。
まずは仕事終わりで関西国際空港へ。

2日目/9日間
タイ国際航空に搭乗し、朝5時にはバンコクへ到着。今回は乗り継ぎ時間を利用して、アユタヤへ向かった。世界遺産の遺跡、ガジュマルの木が仏像の首をからめているあの遺跡を見るのが目的だ。バンコクからバスでアユタヤ到着後はレンタルチャリンコ。そういえば、タイのガイドブックは持ってきておらず、地図をコピーしてきただけ。とりあえずチャリチャリしてたらみつかるかなと思ったけど、そう簡単には見つからない。道行くヒトに聞こうにも、遺跡の名前がよくわからない。とっさにゼスチャー、自分の首に両手を絡めてみたら、2本先の道を右に行けと教えてくれた。伝わるもんだなぁと思いながら遺跡見物。見てみると思ったより残念な気が…。スケール感が小さいからか、感動が薄い。ここの遺跡はミャンマーだか、カンボジアだかと争った時に仏像の首をおとされたらしく、首のない仏像が多く、その歴史背景に少し切なくなる。他の遺跡をみにチャリチャリしたが、雨が降り始めたのもあり、遺跡3個目あたりで休憩に入った。休憩時に流しのドリアン売りをみつけたので、一玉を購入、その場で食べ始めた。美味しいし、臭いも気にならないが、ボリュームありすぎて飽きてしまい、コーラを買ったお店に半玉献上した。遺跡巡りをする気もなくなったので、バンコクに戻った。
もう一つタイでしたかったこと、それはムエタイ見物。ラチャダムナンスタジアムに着いて、チケットを購入しようとしたら、えらい高い。1500バーツということは約4500円前後、両替した半分近くが飛ぶことになる。スーベニアショップで散々悩んだが、折角だし奮発した。奮発ついでに、ムエタイパンツも購入、赤と黒の2枚ゲット。18時から始まったものの、なんだかビミョー。派手なKOもないし、ほとんど判定で決まる。戦い前の神に捧げる舞踊、ワイクーもみれたし、まぁ良しとしよう。1時間ぐらいで切り上げ、空港に戻った。そろそろ疲れも出てきて、空港内のベンチで一休みしながらフライトを待つ。フライトはバンコク発が23時頃、カルカッタ着は翌日の0時30分頃で睡魔が襲ってくる。

3日目/9日間
カルカッタ到着し、空港を一歩出てみると、深夜にもかかわらずタクシードライバーがわんさか群がってくる。適当に選んだドライバーに、適当にホテルへ連れて行ってもらった。昨日も機内泊だし眠気MAX、タクシー内もぐーぐー寝てしまった。ホテルもシャッターが閉まっているのを開けてくれて、助かった。朝1時過ぎに自力で探せるわけがない。ちょい割高だったけど、こんなもんだろうと思いながら、ベッドにたどり着くと、気絶したように寝ていた。
朝早めに起きて夜行列車のチケットを購入しに行く。カルカッタ発は20時頃だが、寝台席をとりたくて、眠い目をこすりながらホテルを後にした。オフィスに行くと思ったより簡単に購入できた。これならあと2時間寝れたかも、ちょい後悔。気をとりなおして街をぶらぶら。路上の水道でシャンプーする人達や身体を洗う人達、ガートで沐浴する人達、その隣で身体を洗う人達。改めてインドにきた実感が湧いてくる。そして暑い。インドは暑いと聞いていたが、これほどか。昼ご飯に屋台へ入ったが、お店の親父も暑くて上半身裸だ。他のお客さんもシャツをまくりあげ、でかい腹をどーんと出している。
眠気も出てたので、モイダン公園で一休み。ここは周囲3kmぐらいのでかい公園。緑も豊富だし、ガジュマルの木のしたでちょっと仮眠。公園には野良犬、野良ヤギ、飼いヤギ、それから屋台、記念堂、ポロ競技場、そして戦車。いろんなものがあるんだねぇ。
早めに駅に行き、電車に乗り込み、席に行くとオッさんがいる。チケットを見せながら、自分の席を主張するとどっかへ行ってくれた。硬いシートに横になり、ぐーぐー寝た。

4日目/9日間
朝起きてもまだまだバラナシに着かない。周りのインド人達と到着を待つ。途中何度か駅に停まり、その度に車内へ売り子が入ってくる。車窓も田園風景がひたすら続く。予定の到着時間は過ぎて、車窓に飽きた頃、ようやく2時間遅れぐらいで到着。
駅からはリクシャーを利用、歩くよりラクだし、バイタクより安くゆっくりすすむのは嬉しい。街中ではあまり早すぎるのもつまらないしね。
ホテルにチェックインして、早速ガンガス川をみに行く。聖なる川、母なる大河だ。最初に目に着くのは、やはり沐浴している人達。やはり聖なる川、きちんと沐浴してはる。次に観光用だろう船、そしてぷかぷか浮かぶゴミ。うーん、残念。水清ければ魚棲まず、とはゆうものの汚れ過ぎぢゃね?野良犬や野良牛、ダラダラしてるオッさん達、クリケットをする若者達。ガンジス川のガートで、あまりにも普通の日常がある。聖なる川というイメージではない。
その中でも一人黙々と沐浴しているヒトを眺める。金の壺でガンジスの水をくみ、祈り、川に再度注ぎ、またくみ、祈り、また注ぐ。僕が見はじめてからでも10分ぐらいその祈りを捧げ、やり切った表情で上がってきた。僕も折角なので、沐浴してみた。入ろうとしたガートにいた陽気なオッさんが僕の初沐浴をアシストしてくれた。アシストといっても一緒に川に入ってくれただけ。夕方でヒンヤリした感じ、若干におう。川底が滑りやすいので入る時や出る時は注意しないと転びそうになる。オッさんの仲間がカメラを預かって写真を撮ってくれた。なかなかイイ感じ、旅の思ひでになった。カメラ持ち逃げされんぢゃね?とかあとでチップ要求されんぢゃね?とメッチャ警戒していたが、何もなし。疑ってしまってゴメンヨーと思いながら、感謝と友情の握手をした。晩ご飯を食べて、夜のガートをのぞきに行くと、何やらお祭りをしていた。屋台もうぢゃうぢゃ、ヒトもうぢゃうぢゃ。金の祭事用具が並び、お線香が漂い、順番に順番に祈りを捧げる。ひとしきりみて、ホテルで就寝。

5日目/9日間
翌朝窓から隣のビルを眺めると、屋上にヒトが倒れている。よく見るとビルのでっぱりに頭を乗せ、肩まで布を羽織っており、どうやら寝てるみたいだ。他のビルにも似たようなヒトがいる。猿も屋上で休んでいたようで、寝起き顔。朝日もええ感じに対岸から上がってきた。今日もインド満喫するぞーという気になる。
早速朝のガートへお散歩。朝から多くのヒトがシャワー代わりの沐浴をしている。男はパンイチ、女のヒトも服を着たまま沐浴している。そして子供達など溺れそうなヒトにはお腹周りに浮く素材を巻く。巻かれてる真っ最中のおじいの表情からは、『ワシゃこんなんいらん』と言いたげだ。
ガンジス川に沿って歩くと大小さまざまなガートがあり、城塞のようなものから、木がちょい生えてる程度のものまである。ひたすら歩いていると橋を発見、対岸まで歩いてみる。橋はバカでかい浮き輪みたいなんをつなげて、その上に板が乗せてある。橋といえば鉄筋コンクリートのイメージだが、トコロ変わればだ。ヒトや車の重みで時々沈むのが新鮮。対岸に何があるわけでもなく、コーラを飲みながらボーッと一息。
今日も夜行列車、寝台席を昨日到着した時に購入しているので、時間にあわせて行っても電車がいない。駅員に聞くと遅れてるとのこと、まぁくる時も遅れたし待つしかない。約30分遅れで出発。寝て起きたら、タージマハルのある、アーグラーだ。

6日目/9日間
寝て起きたら、調子が悪い。どうやらお風邪さんをひいたみたいだ。昨晩、列車内でティシャツで寝てたのが良くなかったようだ。旅行中はこうなることが多いので、夜はもう一枚着てるのだが、暑すぎて忘れていた。
出発が遅れたので、アーグラーに到着すると昼過ぎ。体調はすぐれないが観光は行く。ホテルにチェックインしてタージマハルへ。正門あたりから、ヒトが増えてきて、観光気分は盛り上がる。しかしインドは人口が多いから、ちょっと有名な観光地など行くとものすごい人混みになる。正門を入ると目の前にどーんとタージマハルがある。でけぇえ!正門もデカイがタージマハルもデカイ。改めてお墓だと思うと、やり過ぎちゃうかと思う。続いてアーグラーフォート、赤砂岩の城塞だ。さっきのタージマハルは大理石で白かったから、ここの色が余計に際立つ感じがする。そしてタージマハルでは寛ぐヒトはいなかったが、ココでは芝生でゴロゴロしている。のんびりした感じがいいねぇ。
少し熱っぽくなっているので、屋台のキュウリをかじる。夏野菜のキュウリは熱を下げる効果があると聞いた。これで治るとは思わないが、お腹もすいたし、味噌っぽいのがのったインディアン モロキュウを朝に昼にと食べまくった。薬も飲んで早めに就寝。

7日目/9日間
朝起きても、あまり体調は変わらず。まぁしょうがないし、ホテル屋上のレストランで朝ご飯を食べる。日本の女の子と少し話すと、現地旅行会社の一泊ツアーだと言う。彼女一人のツアーで、なんか割高な気がして、騙されたかなあと。そんな気もするが、お客さん一人だと高くなってもしょうがないよ。この後友人を訪ねて、インドからネパールへ行くそうな。騙されない為にも誰かと一緒のほうがいーよ。
ホテルをチェックアウトして、最後の電車移動、やっぱり遅れてる。ただ状況がよくわからないので、ひたすらプラットホームで待つ。とにかく待ってると約1時間遅れで出発し、デリーには約2時間遅れで到着。デリーに着くと、全体的にヒトが多いし、牛も多い。さすがは成長著しいインドの首都だ。
インド最大のモスク・ジャマー マスジット、ムガール帝国時代の砦・ラールキラー、ガンジー博物館をみて回った。このあたりから、時間がないのと、インド建築に飽きてきたのと、体調不良が重なり、観光も手短かに。
ホテル周辺で、紅茶やティシャツなどお土産を購入。物価が安いので、いつもより余計に買ってしまう。そして、最後の晩ご飯もカレー。安いし、手軽だし、ついついカレー&ナンに。変化をつけて、マトンだったり、チキンだったり、ベジタリアンだったりしたが、カレーが主食。そして暑いのに、熱いチャイをゆっくり飲む。うーん、this is indiaだ。

8日目/9日間
最終日にニューデリーでぶらぶら。昨日ぶらぶらしたのはオールドデリーで、ニューデリーは少し近代的だ。そんなニューデリーでアディダスのデカバッグを売っている物売りを発見。まちろん、ニセモノだろうが、買いすぎたお買物を入れて帰るのにはピッタリ。聞くと800円、何回値切っても負けてくれず、こっちが根負けして買ってしまった。帰りもバンコク経由で、関空へ。

9日目/9日間
朝6時に関空に着いて、自宅で着替え会社に出勤。早く帰りたいのに、税関で荷物チェックに引っかかる。お土産に紅茶を30個ぐらい買っててちょい怪しまれたけど、無事通関。帰ってきてゆっくり休んだら、お風邪さんもいつの間にか回復していた。

ガンジス川の沐浴やタージマハル、ヒトや野良牛などがうぢゃうぢゃするインド。また機会があれば、次はアジャンタ・エローラの遺跡巡りに行きたいな。
♪───O(≧∇≦)O────♪
最後は写真イロイロです。

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  • 2日目/アユタヤの世界遺産<br />これをみたくてアユタヤへ

    2日目/アユタヤの世界遺産
    これをみたくてアユタヤへ

  • 2日目/アユタヤ すぐそばにある看板

    2日目/アユタヤ すぐそばにある看板

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  • 3日目/カルカッタ 公園内の屋台<br />オヤヂの横っ腹がステキだ

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    オヤヂの横っ腹がステキだ

  • 3日目/カルカッタ 沐浴かお風呂代わりかわかんない

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  • 4日目/カルカッタ〜バラナシの朝の寝台列車の風景

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  • 4日目/バラナシ 野良牛と野良犬

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  • 4日目/バラナシ 超真剣に沐浴しているヒト

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    4日目/バラナシ 沐浴したガート

  • 4日目/バラナシ お祭りで盛り上がっていた

    4日目/バラナシ お祭りで盛り上がっていた

  • 5日目/バラナシ ガンジス川越しに上がる朝日

    5日目/バラナシ ガンジス川越しに上がる朝日

  • 5日目/バラナシ ビル屋上で寝るヒト

    5日目/バラナシ ビル屋上で寝るヒト

  • 4日目/バラナシ『ワシゃこんなんいらん』と言いたげなおじい

    4日目/バラナシ『ワシゃこんなんいらん』と言いたげなおじい

  • 4日目/バラナシ 女の子も服を着たまま沐浴、例の浮きも必須みたい

    4日目/バラナシ 女の子も服を着たまま沐浴、例の浮きも必須みたい

  • 5日目/バラナシ 城塞のようなガート

    5日目/バラナシ 城塞のようなガート

  • 5日目/バラナシ 木が立ってるだけのシンプルなガート

    5日目/バラナシ 木が立ってるだけのシンプルなガート

  • 5日目/バラナシ えらいカラフルなガート

    5日目/バラナシ えらいカラフルなガート

  • 5日目/バラナシ 橋を渡って対岸へ

    5日目/バラナシ 橋を渡って対岸へ

  • 6日目/アーグラー タージマハル

    6日目/アーグラー タージマハル

  • 6日目/アーグラー 下から撮るとデカさが際立つ、タージマハル

    6日目/アーグラー 下から撮るとデカさが際立つ、タージマハル

  • 6日目/アーグラー もう一つの目玉 ラウルフォート

    6日目/アーグラー もう一つの目玉 ラウルフォート

  • 7日目/ガンジー博物館

    7日目/ガンジー博物館

  • 7日目/インド最大のモスク

    7日目/インド最大のモスク

  • 7日目/モスクで遊ぶ少年

    7日目/モスクで遊ぶ少年

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