ポルトガル・スペイン４０日間　２４日目　スペイン・タラゴナ

2016/04/29 - 2016/04/29

バルセロナから南西へ約80㎞、ローマ時代から続く
地中海の町・タラゴナへ。
古代ローマ時代は「タラコTarraco」と呼ばれ
イベリア半島最大の都市として君臨。
町のあちらこちらに残るローマ時代の遺跡は
「タラコの考古遺跡群」として世界遺産に認定されている。

写真は考古学博物館に収められているモザイク画、
「メデューサの首」（Cap de Medusa）

エリア タラゴナ(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

RENFE Euromed01081
8,3ユーロ×2

8：00バルセロナ・サンツ駅発
8：55タラゴナ駅着予定

1時間弱で
タラゴナ駅に到着

駅を出て右へ200mほど歩き階段を上ると
「地中海のバルコニー」と呼ばれる広場に出て、
眼下には砂浜「ミラクルビーチ」が見える。

海岸沿いに建つ「円形競技場」
2000年以上前の遺跡が町のあちらこちらに
残っている。

城壁と世界遺産マークの黄色い花♪

城壁の内側にある「考古学博物館」
7ユーロ（2人）

ローマ時代の彫刻、レリーフ、コイン、墓標などが
時代ごとに展示され、特にモザイクのコレクションは
素晴らしかった。

モザイクコレクションの一部。

どのモザイクも驚くほど細かく精緻。

当時使われていた針など。

中世の雰囲気が漂う町歩きも楽しい。

あちらこちらにローマ遺跡。

12世紀に着工、15世紀に完成した「大聖堂」
ローマ時代のジュピター神殿の跡に建てられ、
町の一番高い場所にある。
8ユーロ（2人）

ロマネスク様式のファサード。

正面入り口の「使徒の門（鉄の門）」
玄関枠を取り囲む12使徒の彫刻が素晴らしく、
その中央にはマリア像の彫刻が施されている。

両脇にはゴシック建築の象徴「ガーゴイル」

カテドラル内部には大勢の観光客が。

祭壇にはタラゴナの守護聖人、
「サンタ・テクラ」の生涯が表されている。

イスラムの影響がうかがえる
一辺45mの大きな回廊。

回廊内部から。

回廊奥に隣接する司教区美術館。

このカテドラル前の20段の階段、
1321年から続いている9月末の
「サンタ・テクラ祭り」のクライマックスに、
男性4人を積み上げて出来た“人間ピラミッド”が、
その形のままこの階段を上ったり下ったりする。

“人間ピラミッド”のお土産＾＾

この地に住む日本人の小さな女の子が
一番上に一気に駆け上り、そのチームが
優勝したのをTVで見たことあったな＾＾

小石を洗い出したという道路、
確かに小石がびっしりと敷き詰められている。

「Placa dels Sedassos」
建物の壁のイラストがユニーク。

「市庁舎」と「プラカ・デ・ラ・フォント広場」
“人間ピラミッド”のお祭りの会場になる。

11：57タラゴナ発
13：05バルセロナ・サンツ着予定
RENFE 8,05×2

タラゴナ駅の反対側ホーム
学生たちがスイカ♪食べてる＾＾

バルセロナ・サンツ駅に戻って構内でランチ
25,15ユーロ　安くて結構おいしい＾＾

マドリッドでまさかの入院５日前、
この日は快調でそんな事になるとは
夢にも思っていませんでした^^;

バルセロナの街の散策に出かけます。

「レイアール広場」にある
ガウディーデザインのガス灯

ガス灯上部

「グエル邸」
24ユーロ（2人）
正面入り口にはバラボラアーチが
使われている。
（地球の歩き方）

まだ自動車は無く、馬車がその代わりをしていた当時、
馬車は正面の大扉をくぐりエントランスへ踏み入れ、
蹄の音が響かぬよう配慮された木の床のポーチへ。
更に馬はスロープを降り、地階の現在の駐車場にあたる
この地下厩舎へと進みました。

重厚なレンガの柱と建物の床を支えるカタランボールトと
呼ばれる伝統工法を用いたアーチが作り出す、
洞窟のような陰影の世界。
この厩舎で用いられているのは、カトリック文化と
イスラム文化が融合したムデハル様式。
ちなみに、屋敷の中に厩舎と言うと馬の臭いが気になりますが、
換気構造を建物全体に採用し、臭いがこもらないようにと言う
隠れた配慮までされています。
（ネットより抜粋）

天井の穴から自然光が降り注ぐ
“中央サロン”

屋上の煙突と通気塔

“ランブラス通り”を歩いていると中間あたり、
地下鉄3号線LICEU（リセウ）駅すぐ
1976年に制作された「ミロのモザイク床」

「サン・ジュゼッペ市場」
ものすごい人＾＾；

「カタルーニャ地方およびバレアレス諸島建築家協会」
という建物に
“ピカソの壁画”が描かれている。

司教が座る椅子を持つ司教座聖堂、
「サンタ・エウラリア大聖堂」
カテドラル（大聖堂）と呼ばれるのは
バルセロナではここだけ。
13世紀の終わりに建設が始められ、
落成したのは1450年。

夕方の入場時間が17：15～、諦めました＾＾；

ゴシック地区を歩いていると・・
“カガネル人形”が＾＾

「カカオサンパカ」でちょっと甘いもの＾＾

このクロワッサンとチュロスはイマイチ＾＾；

夜は「カタルーニャ音楽堂」で
フラメンコショー鑑賞。

チケットは日本で予約済み。
48ユーロ＋手数料1ユーロ×2人

座席はZoneAのPit Box
平土間席は前に大きな人が座ると
見えにくくなるのでバルコニー席に。
これは大正解でした＾＾

21：30開演
23：00まで
たっぷり楽しめます。

この日はお天気も良く楽しい一日でした！