2016秋07　ブルガリア(プロヴディフ1)

2016/10/16 - 2016/10/16

コプリフシティツァから列車を乗り継いで、『世界猫歩き』で魅せられたプロヴディフへ。
6000年の歴史を持つというプロヴディフは魅力あふれる街だった。


【旅程】
□10/03　出国　
□10/04　イスタンブール泊
□10/05　車中泊
□10/06　オフリド泊
□10/07　オフリド泊
□10/08　スコピエ泊
□10/09　スコピエ泊
□10/10　ニシュ泊
□10/11　ニシュ泊
□10/12　ソフィア泊
□10/13　コプリフシティツァ泊
□10/14　コプリフシティツァ泊
□10/15　コプリフシティツァ泊
■10/16　プロヴディフ泊
□10/17　プロヴディフ泊
□10/18　車中泊
□10/19　ブルサ泊
□10/20　ブルサ泊
□10/21　イスタンブール泊
□10/22　機内泊
□10/23　仁川空港泊
□10/24　帰国


為替レート：1Lv≒61円

エリア プロブディフ(ブルガリア)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船 徒歩
• 航空会社: アシアナ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

カルロヴォからプロヴディフまでは最新っぽい電車で移動。

乗客も少なく、乗り心地も悪くない。

車窓からの景色は概ねこんな感じ。

ふと、自分がしれっと１等席に座っていたことに気付く。

でも今は特に区別されてない様子。
ここはやっぱり、しれっと１等を押さえておくべきだろう。



ストレスフリーの移動でプロヴディフに到着。

宿泊したのは、駅から徒歩5分ほどの『Alliance Hotel』。
二日前にBooking com.から予約。

とにかく体力がないので、今回の旅行では「荷物を背負って歩く距離を、できるだけ短くすること」を一番に考えて宿を選んだ。


1泊朝食付き28ユーロ。
シングルルームだけど広々としている。
バスタブ付きのバスルームもゆったり。

最上階なので眺めも良い。

荷物を置いたらさっそく散歩に出かける。

向こうに見えるのは、頂上に像が建つ『解放者の丘』。
ちょっと登ってみたいが、序盤から張り切ると後々えらい目に遭う可能性が高いので自重する。

オペラハウス前には、ブルガリアが誇るオペラ歌手
『Boris Christoff』のモニュメント。

確かニシュでも見かけたポスター。
太鼓好きなので、気になって帰国後に調べた。

中央広場に着いたら、脇目も振らずジェラート屋に突進する。

人気のジェラッテリア『Afreddo』。

店内で頂くこともできる。
通りを見下ろす二階席でもOK。

チョコレートとピスタチオ。
体が冷えきる量だが、二種類食べたければダブルにするしかない（2.59Lv）。

どれも美味しいけど、特にナッツ系がお勧めだ。

『アレクサンドル・バテンベルグ通り』を北へ向かう。

プロヴディフでも色んな銅像に出会った。
数の多さでは、スコピエには勝てないけど。

『リムスキ・スタディオン広場』

ローマ時代の通路を通って『競技場跡』へ。
敷石のすり減り具合やむき出しのごつごつした石などが素晴らしい。

観客席の一部が保存されていて、上からも下からも眺めることができる。

中段でポーズを決めている男性は記念撮影中。

モスクの前を通って旧市街へと向かう。

もちろんすんなりとはいかず、行ったり来たり迷う迷う。

古くて素敵な建物がいっぱい。

やっぱり『名所』より『街歩き』だ！

若干『お化け屋敷』ふう（失礼）。

階段の上に建つ『聖処女教会』

敷地内のお墓。
お墓の類は異様な熱心さでチェックする。

ブルガリアでは、顔写真や肖像がはめ込まれているものが多い。

教会入口。

教会に入ると、椅子に座って瞑想（ひらたく言うと休憩）しないと気が済まない。

教会前の坂道。

丘の斜面を利用して造られた『ローマ劇場跡』。

保存状態が素晴らしいが、既に脚がちょっとヨレっているので上から眺めるだけにしておく。

同じく『上から眺めるだけの人』と犬。

劇場のそばの建物。
むき出しになったレンガが歴史を物語っている。

絵だけ描かれて実際の窓がない箇所も興味深い。
「どうせなら窓も描けばいいのに」と思わないでもない。

素敵なショーウインドー。
しかしよく見るとなぜかペットボトルが置いてあるな…

まさか売り物？

さっそくかわいい猫に出会う。

1829～1830年に建てられた『GEORGY MAVRIDYの家』


コプリフシティツァで、「それよりも街歩きだなぁ」と実感したので、プロヴディフではハウスミュージアムの共通券は買わなかった。

天井部分が崩壊している廃屋。

石畳の美しい旧市街。

しかし、歩くのはけっこう骨が折れる。

公園のベンチで一休み。
カップルがめっちゃイチャイチャしている。

邪魔ですよ（どちらかというと私が）。

公園内で遇った猫。
目の色がとてもきれい。

可愛がられているらしく、全然逃げない。

初めて来たのに、どこか懐かしい。

『猫歩き』で見たのはこの辺りなのかな？

周辺の土産物屋は、街路樹にやりたい放題。
ハンガー掛けるわ、手まで生やすわ。

並ぶゴミ箱すらなんかおしゃれ。

思ったとおりの美しい街！

ここでも二階部分の張り出した建物が多い。

これは廃屋かも。

『ネベット・テペの遺跡』に到着。

日曜日だからか、学生さんのグループが目立つ。
何度かはしゃぐ若者に体当たりされて死にかけた（足場が悪い）。

『解放者の丘』方面。

おじさんたちの演奏に合わせて踊る若者たち。
陽気でいいね！

陽気すぎて、予想外の動きからのとばっちりは「ありがち」だけど。

丘の近くにあった建物

ミュージアムかな？

手持ちの地図には載ってない建物も多いし、自分の位置もよく把握できてない。

庭に飾られていた絵。色遣いがきれい。

写真で見ると素敵だった『地域民族博物館』は、外壁の化粧直し中だった。

うぅむ…。

仕方ないので美しく手入れされた庭だけ見学。

『聖コンスタンティン・エレナ教会』の鐘楼を見ながら坂を下る。

紀元前4世紀に建てられたという『ヒサル・カピヤ』。

この雰囲気はたまらない。

ひときわ目立つ『ブルガリア民族復興博物館』。

ここはちょっと「入ろうかな」と思って覗いてみたけど、係の人がどこにもいなかった。
…ティータイムか？

ヒサルカピヤの横の道を入ると遺跡があった。

案内板には『Round Tower』とある。
タワーというよりドームっぽいけど…いずれにせよ美しい。

その傍らには、椅子と作業台のようなテーブルが置かれている。

こんな素敵な場所で作業したらさぞかし捗るだろうな。

とても趣ある陶器店の店構え。

観光客が何事が叫んだら、どこからともなく店の人が飛んできた。
やっぱりティータイムか？

道の端に無造作に置かれた売り物の陶器。
よく持っていかれないものだ。

だんだんと空模様が怪しくなってきましたけどー。

『バラバノフの家』

どのハウスミュージアムも庭は自由に出入りできる。

庭はきれいに手入れされ、井戸や彫像、アート作品などがある。

ついにポツリポツリと雨が降りだした。
ホテルを出る時には晴れていたので、傘は置いてきたのに。

少しずつ雨が強まってくる中を『リムスキ・スタディオン広場』へと向かう。

途中、ものすごく古そうな家があった。

石畳でダメージをくらっている脚に鞭打って急ぐも、ホテルまではまだまだ遠い。

こんなところにカジノが。
ちょっと興味あったので自動ドアを開けてみたら、そこには別世界への階段があったが、降りてみる勇気はなく、そっと立ち去る。


で、その前にはお菓子を売る簡易店がずらりと並んでいる。

カジノの前だけど、どうやら子供たちのためのイベントらしい。

小雨の中、ボードに一生懸命ケーキの絵を描く子供たちが微笑ましい。



更にファストフード店に立ち寄ったりして油を売っていたら雨は本降りに。

すれ違う人に目を見張られるほどずぶ濡れになって、もはや開き直っている。


途中の大きな廃墟に目が釘付けになった。

近くの、取り壊し中の建物にも。

ホテルに戻り、途中で買った『ベイクドポテト』を食べる。

ジャガイモにチーズを混ぜて練り、ハムをトッピングしてあるのだが、とっても美味しい。
しかしこれがとんでもない量で、３回に分けて食べることになった。

注文時、店員さんがオーブンから取り出したジャガイモのあまりの大きさに吹き出しそうになった。

ホテルから徒歩5分ほどのスーパーマーケットで買ってきた物。


価格を紹介（レヴァ）

水1.5L　0.55
スプライト　1.15
マンゴージュース　2.0
ピクルス瓶詰（ちょっと食べてある）1.09