2016/10/06 - 2016/10/08
39位(同エリア99件中)
小心者さん
イスタンブールからオフリドまで夜行バスで移動。
LCCでの移動が正解だとは思うが、直前まで行けるかどうかわからなかったので事前に予約することができなかった。
チケット購入時に「オフリドまでどれくらいかかります?」と尋ねたら「(きっぱり)11時間」という返事だったので、「おぉ。意外と大したことないな。じゃぁそれで」と、行くことを決めた。
結果、もちろん11時間では済むはずもなく、結局17時間余り(19時発11時過ぎ着+時差1時間)かかった。
トルコはやっぱりやってくれるね♪
【旅程】
□10/03 出国
□10/04 イスタンブール泊
□10/05 車中泊
■10/06 オフリド泊
■10/07 オフリド泊
■10/08 スコピエ泊
□10/09 スコピエ泊
□10/10 ニシュ泊
□10/11 ニシュ泊
□10/12 ソフィア泊
□10/13 コプリフシティツァ泊
□10/14 コプリフシティツァ泊
□10/15 コプリフシティツァ泊
□10/16 プロヴディフ泊
□10/17 プロヴディフ泊
□10/18 車中泊
□10/19 ブルサ泊
□10/20 ブルサ泊
□10/21 イスタンブール泊
□10/22 機内泊
□10/23 仁川空港泊
□10/24 帰国
為替レート:1DEN≒1.92円
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船 徒歩
- 航空会社
- アシアナ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
バスは19時にオトガルを出発。
さっそく出発までにひと悶着。
わざわざ窓側指定した私の席には鼻ピアスの女性が既に陣取っていた。
代わってくれるよう頼んでも、「ここは私の席だ」と言い張る。
シート横の表示板を指し示すと、ちょっと「あっ…」という表情を浮かべたものの、すぐに「知らん」と目を逸らす。
隣のおじさんまでが「窓側はこの人だよ」と加勢してくれても、「前も同じ番号で窓側だったんじゃ、ボケ」と意味不明なことを言って激高する始末。
し、小学生かっ!
それほど窓側が好きなら事前に指定すればいいのに…と、いつもの疑問。
いずれにせよ、気絶でもさせない限り代わってくれそうもないし、隣に座ったら寝ている間に顔に落書きとかされそうなので、車掌さんに「誰かが私の席に座ってるので後ろに行っても?」と訴えて後方へ。
これが結果的に大正解で、行儀悪いけど1列使って悠々と眠れた。
鼻ピアスにはむしろお礼を言ってやってもいい。 -
トルコ内でのトイレ休憩。
窓ガラスに力士が浮かび上がる。
…なぜに力士? -
そのままのバスでオフリドまで行けたら疲れ知らずだったのだが、スコピエの次の町でミニバス(ボロイ)に乗り換えさせられる。
そこからの3時間半の方がよっぽど老体に堪えた。
写真はスコピエを過ぎた辺り。
まだこの快適なバスを降ろされることを知らず、はしゃいでいる。 -
到着したのはバスターミナルではなく街の中心。
運転手さんに教えられた通り、3分も歩けば広場に着いた。
ちょうどインフォメーションがあったので、宿のことを尋ねるために立ち寄る。
「ホテルやホステルなら紹介できるけど、一番安いのはアパートメント。この通りを進むといくつかあるから。見つからなかったらホステルを紹介するからまたおいで」とのこと。 -
通り沿いの雑貨屋さんが教えてくれた、看板も何も出てないアパートメント。
1泊12ユーロ、2泊で22ユーロ、3泊で30ユーロ。
簡素な宿なんだけど何が気に入ったと言って、ここは戸建てなのだ。
従って『騒音』に悩まされることがない。 -
キッチンもあり、食器もそろっている。
冷暖房(エアコン)も完備。
給湯タンクも大きいので、シャワーもたっぷり浴びられる。
スーパーマーケットのある中心広場まで歩いて3分もかからない。
結果として本当に快適に過ごすことができた。
ただし…WiFiだけがネック(弱い)。
宿情報
オーナー:Dudanova Leonora
所在地 :st.Dame Gruev 23
電話 :071-544-899 -
とにもかくにも両替だ。
と、湖へと続く通りへ。 -
素敵な街並みに心が浮き立ってくる。
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石畳の美しさに、目的を忘れて思わず路地に潜入する。
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点在する古い教会も素敵!
当初、訪れるかどうか迷っていたオフリド。
もしもイスタンブールのバス会社で「オフリドまで17時間以上」と教えられていたら、恐らく行き先をスコピエかソフィアに変更していただろう。
けれど「来て良かった!」と心から思う。
バス会社のカウンターのおっちゃんにもお礼を言ってやらんでもないぞ! -
13世紀には300もの教会が存在したといわれている。
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教会だらけと言っても過言ではない。
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オフリド湖には多くの遊覧船。
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湖畔に残る城壁。
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その先には、陽光きらめくオフリド湖。
ヨーロッパ最古の湖といわれている。 -
水は驚くほどきれい。
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タイムスリップできそうなトンネルを抜け、
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アーチから湖を眺め、
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『聖ソフィヤ大聖堂』にたどり着いた。
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11世紀初頭に建造されたという教会。
外観からその歴史がうかがえる。 -
ここは 教会→モスク→教会 と変遷を遂げた。
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内部にはフレスコ画が残るらしいが、回廊部分のみ見学。
今は無一文なので… -
石畳の先の湖面に釣られて進んでいくと
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湖畔の木道に出た。
こ、これは歩きたくなるやろ! -
夥しい数の小さな魚が見える。
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『夜行明け』&『老体』なんだから休まないと、という気持ちとは裏腹に、足が止められない。
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しかし、この湖畔の道はカネオ教会からの帰りに通るべきで、向かう時は止めた方が良いと思った。
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大工仕事中のおじさんに「がんばれ~」と応援されつつ、石段と急坂を必死で上る。
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「ちょっと両替に」出てきたつもりなのに、結局ここまで来てしまった。
しかも肝心の両替は当然まだですわ。 -
教会下にある古びた墓石。
こんな絶景の地に眠るのはどなたなのだろう? -
読めたところで分からないだろうけど、読めない。
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透明度の高さ…
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絵になる眺めだなぁ。
傍らではスコピエから来たという女性が絵を描いていた。
しかも爪楊枝で(ちょっと違うかも)。 -
何らかの遺構が広がり、その向こうには『聖パンテレモン教会』。
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鱗模様の鉄扉が付いた『Upper Gate』
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ゲートから城壁に沿って伸びる遊歩道。
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ここは必ず入ろうと決めている『聖マリア教会』。
『壁一面を覆い尽くす13世紀末のフレスコ画』を是非とも見てみたいのだ。
しかし、今は1デナリたりとも持ってないので入れない。
なんでこう計画性がないかね… -
庭にあったお墓
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二階部分が張り出した様式の建物。
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オフリドの更なる魅力。
こんなに素晴らしい観光地なのに、道を尋ねるとわざわざ連れて行ってくれたり、と、人がとっても優しい。 -
お腹が減ってきたので、そろそろ真剣に両替に取り組もう。
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土産物屋などが並ぶ通り沿いに両替商が何軒か。
日本円の両替には少し苦戦したが、やっとデナリゲット。 -
レストランは敷居が高くて入れず、広場のファストフード店でケバブ(ハーフサイズ)を買ってきた。
この巨大なパンに挟んで食べるのだろう。
70DEN。 -
スーパーマーケットで買ってきたもの。
ピーチネクター 1L(39DEN)
カイマック(55DEN)
蜂蜜ポーション(9DEN)
釣りが無かったみたいで3DENまけてくれ、全部で100DEN。
物価はとても安い。 -
近くの市場をぶらぶら見学。
-
めっちゃパプリカ。
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パン屋でバクラヴァ(30DEN)を買ってきておやつにする。
で、さすがに疲れたので、宿の人が「明日もいい天気」と言うのを信じて早めに就寝。
これが後々までずっと後悔することになった。 -
翌日、起床すると雨だった。そこそこショック。
せっかく早起きしたが、予定していた『スベティナウム』行きはあきらめる。
「雨の日は、雨の日ならではの美しさがある」というポジティブな考えを持って街の散策に出かける。
が、昨日夕景を見ておかなかったことだけが大いに心残り。 -
雨脚が強まったのでモスクに立ち寄り、やけに密度の低い墓地を眺める。
-
広場のファストフード店で、チキンステーキ(small 巨大パン付 90DEN)とショプスカサラダ(Half 50DEN)を買って、一旦宿に戻る。
スーパーマーケット前で日本人ツアー客に出会い、少し話す。
オフリドの観光は今日の午前中だけで、これからアルバニアへ向かわれるというハードスケジュール。
「こんな素敵な場所を半日で去るなんてもったいない!」と思ったが、彼らはスローな私の何十倍も内容の濃い旅行ができるんだろうなぁ。
それはいいとして、このサラダは新鮮そのものの味でめちゃくちゃ美味しかった! -
宿泊しているアパートメントの庭。
他に誰も泊まってないことがとてもありがたい。 -
2時間ほど経って雨が小降りになったので、再度出かける。
-
強がりではなく、やっぱり雨の日ならではの美しさがあると思う。
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雑貨屋さん。
卵に煙草、ボールに野菜、合鍵まで扱っている模様。
…また雨が強まってきたぞ。 -
宿で頂いた地図に載っている小さな教会を巡るつもりだったが、
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ほとんど、門が閉まっていて入れなかった。
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本日一番の目的『聖マリア教会』を目指して、雰囲気のある石段を上って行く。
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石段途中から眺める教会。美しい。
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そこかしこに小さな礼拝堂のような建物が見られる。
-
『聖マリア教会』に到着したものの、入口で工事している!
ひょっとして入れないのか? 昨日は普通に開いてたのに…
と、ひどく落胆していると、中に4~5人のグループが見えた。
工事中の人に尋ねると入ってもいいらしく、料金も要らないらしい。
想像するに、「雨の日の今日は工事のため閉館だったが、ちょうどグループ客が来たので開けていた」ということだったのかも知れない。
…ラッキーなのか逆なのか、微妙。
内部のフレスコ画は予想通り圧巻で、見ることができて本当に良かった。 -
『カネオ教会』へと向かう途中。
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なぜか別荘地のような所に入り込んでしまった。
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お金持ちしか住んでなさそうなここからの眺めはすこぶる良い。
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お金持ちが平民のために建てたような東屋があったので、ちょっと休憩。
この犬、なんだか怒ったような顔をしているが、尻尾振り振り人懐っこくてかわいい。 -
一瞬だけ陽が射し、虹が架かった。
一分も経たずに消えてしまったけれど。 -
元の道に戻り、教会を目指す。
-
めちゃくちゃかわいい猫発見。
今日は、昨日とは打って変わって肌寒いね。 -
湖の色もずいぶん違う。
そして、昨日は結構いた観光客の姿がほとんど見えない。 -
普通にアクセスすると割と楽に到着した。
昨日の過酷さは何だったのだろう… -
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雲の下のカネオ教会。
どんな天気だろうと美しい。 -
長い石段を下りると
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『聖ソフィア大聖堂』の上に出た。
-
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『聖マリア教会』で圧巻のフレスコ画を堪能したので、ここには入らず。
この「妙なところでちょっとケチる癖」やめたいです。 -
周辺にはレストランが多い。
が、おしゃれな雰囲気に気圧されて一人ではなかなか入りづらい。 -
小さな教会。ここの扉も閉ざされている。
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今日は本当に観光客が少なく、石畳の路地がひときわ美しく感じられる。
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レストランは無理でも、カフェくらい入ってみれば良かった。
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夜の噴水広場
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翌朝、雲は多いが晴れ間が出ていた。
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朝早いこともあって、とっても静か。
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静寂を楽しみながら湖畔へと散歩。
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人は見かけないのに、湖畔の祠にはいつもロウソクが灯っている不思議。
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湖面からの風がとっても冷たく、マケドニア国旗をはためかせている。
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『白鳥全員から尻を向けられる』の図。なんでやねん。
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もう一日滞在しようか…
ずいぶん迷ったが、まだまだ先は長い。
9時になり、チケットセンターで10:45発のスコピエまでの切符を購入。
490DEN。
さようならオフリド。本当に来て良かった。
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