2016/09/25 - 2016/09/25
200位(同エリア599件中)
ぬいぬいさん
今年のゴールデンウィークに2年がかりで歩き切った東海道
翌月の6月からは新たな街道ウォークを始めました。
選んだ先は一番過酷な中山道。
何が過酷かというと諏訪の先から岐阜に向かう途中から鉄道路線が途切れ、山道をひたすら
歩く行程が続くコース
そして距離も東海道よりもさらに40キロも長い530キロあり、その間の宿場町も六十九次あり、比較的平坦な東海道と違って山間を貫くコースは山越え谷超えの起伏の険しい道のりが予想されます。
でも歩き始めたからには完歩しないといけません。
梅雨時に歩き始めて夏の暑い盛りに日本一熱い熊谷の町あたりを歩いてヘロヘロになって涼しくなるまで少し休んでいましたが、9月も終わりになって多少涼しくなってきたので、2か月ぶりに再開しました。
5回目の今回は本庄から歩き始めて、新町、倉賀野、高崎と約20キロのコース。
本当はもう少し距離を伸ばしたいところでしたが、実は3日前に軽いぎっくり腰を患い、右足首と左ひざも痛めている状態で前日もマッサージと鍼治療を受けてのウォーキングだったので、今回は様子を見つつなんとか予定通り20キロを歩くことができました。何とか年内には諏訪あたりまで行きたい、そう考えていますが、どこまで歩くことができるか微妙ですね。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
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5回目の中山道ウォークのスタートは本庄から
高崎線の本庄駅から200mほど東に行ったこちらが、本日の街道ウォークのスタートです。 -
東海道は53次でしたが中山道は69もの宿場町があります。
本庄宿は江戸から数えてちょうど10個目の宿場町。距離にして22里(88キロ)になります。 -
こちらの郵便局は改修して2階の外壁を覆われてしまっていますが1934年に秩父セメントの創業者諸井恒平氏により建てられた、旧本庄郵便局。
国の文化財に指定されている歴史的建造物です。 -
こちらの洋館も大正15年に建てられた歴史的建造物の中澤醫院
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ちょっと外壁が疲れ気味の土蔵
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この辺りには蔵が多く残っているようで「本庄・宮本・蔵の街」の看板発見
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イチオシ
こちらは廃業した酒屋さんの蔵を店舗として再生したもの。
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外観の仕上げが全く違ったものが、一ノ蔵、二ノ蔵、三ノ蔵と3棟並んでいます。
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一番手前の道路側の蔵は外壁は板張りになっています。
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中山道最大の宿場町だった本庄宿の総鎮守がこの金鑚神社
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鳥居をくぐって正面にあるのがこの大門
市の文化財に指定されていますが、もともと旧別当の威徳院の総門だったもの。 -
ツインのご神木の楠は県の天然記念物に指定されています。
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社殿は、極彩色うるし塗りの権現造りでなかなか立派な社殿です。
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この辺りはまだ関東平野の中なのでしばらくこんな平坦な道が続きます。
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ここから上里町に入ります。
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この先旧道は右に進みます。
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彼岸花が満開
綺麗に咲いています。 -
その隣には野仏が
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この神流川を渡ると高崎に入ります。
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ようやく群馬県に突入です。
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9月は晴れ間が本と少なく雨が続いたせいか川の水かさは高く強い流れになっていました。
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ここから群馬県
高崎です。 -
川を渡ってすぐ右手にあった神流川古戦場跡の案内
それによると「本能寺の変を知った信長の家臣滝川一益の2万の軍は、機に乗じて攻め入ってきた北条氏邦の5万の軍勢と、この地で激突した。 初日は勝利で飾るも、3日後には大敗を喫し、多くの戦死者を出した。」 -
イチオシ
その先の右手にあったラスクでおなじみのガトーフェスタハラダの工場
ここは工場見学ができ直売のお店もあって、ラスク大好きな孫にお土産を購入。 -
こちらは復元された見通し灯籠
道が見通せるようにと建てられた大きな石灯篭 -
案内看板のほうが立派に見えた八坂神社
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神社矢代はこんな小ぶりでかわいいもの
脇には芭蕉句碑がありました。
「傘におしわけ見たる柳かな」 -
なんとなく中山道を感じさせる民家を発見
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えどから江戸から数えて11番目の宿場町の新町宿
どこが宿場の中心なのかわからないくらい何もなくて、ここが宿場町だったのを感じさせるのはこの小林本陣跡の看板だけでした。 -
高崎に入ったばかりでしたがここで藤岡市が少しだけ入り組んで入ってきます。
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三菱鉛筆の藤岡工場。
最近uniと入ったあのエンピツ見かけなくなりましたね。 -
この辺りは右手の土手があったので川が流れているのかと思ったら
川の横に広がる広々とした緑地があって運動公園になっていました。 -
ここで広い土手の続いていた烏川を渡ります。
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川を渡ると再び高崎市に入ります。
この先旧道は左に入るのですが入ったところから住宅街の入り組んだ細い道を右に左に曲がっていくのですが途中で旧道を見失ってしまい迷子状態に -
街道ウォークをしているとよくあることですが迷ったときは広い道にでる。
これが迷走を避ける街道ウォークの秘訣です。 -
旧道に戻って倉賀野宿まで1キロの丸太の道しるべを発見。
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日光例幣使街道と交差する地点の道標
栃木の佐野の私の実家の前の道に続く道です。 -
ここでこれぞ宿場町といった風情の街並みに入ります。
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街道筋にはこんな民家が何軒か残っています。
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イチオシ
倉賀野は中山道の江戸から数えて12番目の宿場町で、日光例幣使街道の分岐点に当たる宿としてまた、烏川に江戸との物資輸送の河岸もあって繁栄していました。
こちらは「倉賀野古商家おもてなし館」として公開されている大山邸 -
店蔵造りの建物は呉服屋さんのお店として明治6年に建てられたもの。
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今の地に曳家移築されてから大黒屋という屋号で燃料や荷役なども扱う米穀商の店舗として昭和30年まで使われていたもの。
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こちらは蔵を再生したジャズ喫茶
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本陣跡の看板
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2軒あった脇本陣のうちの須賀家 連子格子や脇うだつがあり、脇本陣だったころの門も残っています(非公開)
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こちらも石碑のみの脇本陣跡
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高札場跡
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高崎駅が近づいてきました。
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まだ明るいのでもっと歩けるのですが、本日のゴールは高崎に設定し早めに帰ります。
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万国旗ははためく建物
アリーナっぽい建物ですが何かの大会でもあるのかな -
ゴールの高崎駅に到着です。
スタートの日本橋から108キロ歩いたことになります。
今まで日帰りのウォークを続けていますが、いったん電車の路線が途絶える軽井沢から先はお泊りウォークになりそうですね。
次のウォークは10月の体育の日あたりになりそうです。
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