2016/08/06 - 2016/08/06
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beanbagさん
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夏フェス初参戦、目的はもちろんBABYMETALです。オズフェス、横アリ、ウェンブリーに続く、ベビメタ4度目のライブとなります。
ROCK IN JAPAN FES.は茨城県ひたちなか市の国営ひたち海浜公園で毎年8月に開催される日本最大の野外ロックフェスです。邦楽オンリーですので洋楽ロック派の私にはややアウェイ感がありますが、事前にWOWOW録画で昨年の総集編4日間16時間を全チェック、準備万端で臨みます。
この時期、例年のように蓼科で避暑中ですが、総距離300km、片道4時間の移動は、フェスでの体力消耗を考えると日帰りでは厳しく、孫の世話の手伝いのため別居中の宇都宮の妻の家を前進基地として前泊、後泊を挟んで余裕を持っての参戦です。
フェスはアーティストの品評会、アーティストが自らの存在を誇示するまたとない機会なので全力で演奏に臨みます。おかげで素晴らしいライブを心ゆくまで堪能することができました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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フェス前日の金曜日、蓼科の別荘から出発です。
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愛車スバル・アウトバック。アイサイトのオートクルーズ性能は抜群、高速道路の長距離ドライブは快適です。ハンドル操作は必要ですが、スピードコントロールは車任せ。本当に楽です。
ベビメタのセカンドアルバムを繰り返し聴きながら走ります。 -
ビーナスラインから県道40号線、国道142号線を辿って望月です。
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望月東急ゴルフクラブの看板が見えてきました。3日後に別荘仲間の友人たちとここでゴルフします。
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中部横断自動車道佐久南インターが見えてきました。空模様が怪しく、この後ものすごい雷雨となりました。
上信越自動車道、北関東自動車道を通って宇都宮市内某所の妻の家に到着、ノンストップで3時間10分の行程でした。
妻は蓼科に残っていますので、主のいない空き家に3泊の予定です。 -
ROCK IN JAPAN FES. 2016 (以下、RIJF)のチケットは、第4次抽選先行受付で幸運にも駐車券付き入場券が当選しました。8月6日の1日券、手数料込みで15,387円です。
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明日の準備です。左がウェンブリー@ロンドンで買ったベビメタTシャツ、右が横アリで買ったTシャツです。左を着用、右は予備に持参する予定です。
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持ち物。
100均で買った合羽、予備Tシャツ、レジャーシートをボディバッグに。
ペットボトルホルダー。
100均の中国製給水バッグには前夜、水を入れて凍らせておきましたが、プラスチック臭くて失敗でした。
デジカメ、財布、帽子にサングラスです。 -
早朝6時、宇都宮を出発、北関東自動車道、常陸那珂有料道路を通って、国営ひたち海浜公園に向かいます。今朝はベビメタのファーストアルバムを聴きながらの運転です。
関東平野の北端を横断しますが、朝もやの景色が幻想的です。海外をあちこち旅してきて、本当に日本は美しい国だと実感します。 -
常磐道を過ぎたあたりから車が急増、全てフェスに向かう車です。出口はすでに渋滞の列です。
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南駐車場ですので、右折します。
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約1時間で公園駐車場に到着しました。
国営ひたち海浜公園 公園・植物園
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南駐車場から翼のゲートまで15分ほど歩きます。途中、やはり一人で参戦するメイトさん(ベビメタファン)に声をかけられ、彼とベビメタ話をしながら開門を待ちます。
開門予定は8時、あと1時間ほどありますが、ゲート前はすでに千人近くの参加者が並んでいます。
逆光で見えにくくてすみません。 -
ゲートの反対方向、シャトルバスが到着するたびに続々とファンが押し寄せます。
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テント設営用の荷物を持ったファン。早朝から並んでいるのはテントを張る場所確保が目的のファンが多いです。
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行列は数千人規模になってきました。
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ベビメタのコスプレをした子供達。ウェンブリーにもたくさんいました。
やはりベビメタTシャツが多数派です。 -
ゲート前広場に人が溢れてきたので、予定を30分繰り上げて開門するようです。
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無事リストバンドをゲットし、入場します。
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エリアマップです。
国営ひたち海浜公園は東京ディズニーランドの5倍の広さだそうで、巨大フェスを開催する場所として最適です。
今年は7つのステージ・テントが設営され、8月6日(土)、7日(日)、13日(土)、14日(日)の4日間開催されます。 -
本日のタイムテーブル。13日を除く3日間がソールドアウトです。
ソールドアウトは67,500人だそうです。全ステージ合わせると100,000人近く収容可能ですが、やはり動線などを考えると無理はできないようです。
お目当のベビメタは、収容人数6万人と最大のグラスステージで2番目に登場します。 -
入場後まっしぐらにグラスステージを目指します。グラスステージまでさらに徒歩20分です。広い!!
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人の波が続きます。
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グラスステージ入り口。腕を上げてリストバンドを示します。
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名物看板の前でスタッフに記念写真を撮ってもらいました。
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ベビメタ登場までまだ4時間近くありますが、すでにメイトさんが100人くらい場所取りをしています。その前に10-FEETの公演があるので、フェスで場所取りは禁じ手ですが、日本で演奏機会が少ないベビメタですので、ここは大目に見てもらうしかありません。
本当はバズ・ステージの人間椅子を見たかったのですが、ベビメタの場所取りを考えるとこの時間から並ぶ以外ありません。 -
私もフロントエリア2列目のフェンス際を確保。横アリ、ウェンブリーは後方の席でしたが、ここなら間近に見られるし、サークルモッシュに巻き込まれる恐れはないと思いました。しかし、その目論見は見事に外れます。
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フロントエリアは徐々に人が埋まってきます。
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10-FEETのサウンドチェックも終わり、開演を待ちます。10-FEETは昨年の大トリを務めた人気バンドです。
演奏開始と同時に若いファンが一斉に押し寄せ、ものすごい圧縮です。第1列や後方でサークルモッシュが発生し、内臓が口から飛び出すのではないかと心配になる程、フェンスに押し付けられます。場内ビジョンに映し出されたグラスステージは、すでに6万人近いファンで満杯です。
蛇足ですが、10-FEETのボーカルTAKUMAは今年41歳だそうです。しかし、ファンの年齢層はどう見ても10代、20代。対してベビメタの平均年齢は17歳。ファンは30代、40代。アーティストとファンの年齢は反比例するようです。
ちなみに、私は66歳、フェス参加者の中で最年長であることは疑いありません。 -
10-FEETが終わり、ベビメタの登場を待ちます。遠方に見える巨大クレーンは雷注意報発令時に避雷針となります。会場内に10カ所設定されているそうです。
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左側の場内ビジョンにピンドットがあったので、修理しています。何もかもが巨大です。
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ベビメタのステージ設営、サウンドチェックが始まりました。
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いよいよBABYMETAL登場です。ファンはキツネサインを上げて催促します。
セトリはファンサイトから借用しました。
---:紙芝居
01:BABYMETAL DEATH
02:ギミチョコ!!
03:Catch me if you can with Kami band intro
04:ヤバッ!
05:イジメ、ダメ、ゼッタイ
06:メギツネ
07:KARATE
08:Road of Resistance
最強のセトリですが、最近、人気急上昇のYAVA!を入れたあたりが目新しい。
海外の大型フェス出演に慣れているベビメタですがここはホーム、6万人の大観衆を前に気合の入り方が違います。
SU-METALは入れ込みすぎて声が裏返りかけたのが3回、テンポが乱れたのが1回ありましたが安定の歌唱、観客を煽りまくります。ゆいもあのダンスはいつも通りキレキレ、神バンドの超絶技巧は異次元レベルです。
観客席は巨大サークルモッシュが炸裂、禁止されているダイブも発生し、私の頭上を2人が通り過ぎました。おかげでサングラスが振り落とされました。度付きだから高いんだよ!
YouTubeに観客席の熱狂を伝えるファンカムがアップされています。少しだけ私も映っているので、リンクを貼っておきます。
https://www.youtube.com/watch?v=qH3iJpGOmmU&feature=share -
大満足のうちにベビメタのライブが終了しました。初見の観客からは口々に「やばい!」の声が聞こえてきます。
本当は、引き続き miwa のライブを見るつもりでしたが、炎天下と圧縮で体力を消耗し、日陰を求めていったんステージを離れます。
実際、気分が悪くなって倒れた人を抱え上げて、フェンスを乗り越えるのを手助けしたことが2度ほどありました。 -
ハングリーフィールドでペットボトルの水2本と昼食を購入します。
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お昼は、野菜カレー500円と冷やしきゅうり100円。とても新鮮でコスパ良好。
きゅうりは体を冷やす効果があるとのこと。真夏の上海万博で現地見物客が丸かじりしていたのを思い出します。中国4千年の知恵、おかげで熱中症にはなりませんでした。 -
フードコートの様子です。木陰でそれぞれに休憩中です。
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この長い列はRIJF名物のハム焼きの行列です。100mくらい伸びています。
私は車でビールが飲めないのでパスしました。 -
次は、バズステージで赤い公園を見ます。だだっ広い会場の移動距離を最小限にするタイムテーブルを組みました。
屋内なので時間まで座って待機します。グラスステージのmiwaの歌声が聞こえてきます。 -
ファンが集まってきました。気がつけば観客で溢れています。
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赤い公園は、立川を拠点に活動する4人組ガールズバンドです。
昨年もRIJFに出演しているので、ビデオでチェック済みです。力強い本格的なサウンド、テクニックもしっかりしています。 -
次はサウンド・オブ・フォレストに移動します。左側通行のそよかぜルートは両方向とも人で溢れています。
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中央芝生広場の木陰のベンチでしばし休憩。
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これも名物のRIJF看板前で記念撮影する人たち。数十人が並んで順番を待っています。
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森のキッチン。ここも人で溢れています。
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ペットボトルの水2本を再度補給。水を買うにも10〜20分並びます。
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お目当は手嶌葵。RIJFでは異色とも言えるアーティストです。
これまでは「ジブリ映画の歌のお姉さん」程度の認識であまり関心がありませんでしたが、先日たまたまWOWOWライブで見て、その独特の空気感に惹きつけられました。
ややハスキーな中低音と息継ぎの音、少し鼻にかかった高音の美しい響、平井堅が「ほら穴に吹く風みたいな声」と絶賛する歌声です。 -
木陰に座って開演を待ちます。フロントエリアではスプリンクラーで散水のサービス。それほど暑い。みんな森の木陰に隠れて日向には出てきません。
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手嶌葵は5年ぶりのRIJF出演ですが、フェスの中では地味な存在。それでも熱心なファンが炎天下で最前列に並んで待っています。サウンドチェックが始まりました。
西陽が真正面から照らすステージ。どちらかといえば、深窓の令嬢、隠花植物といった趣の手嶌さんには気の毒な時間帯です。 -
セトリはネットから拝借。
1.Calling you
2.さよならの夏〜コクリコ坂から〜
3.1000の国を旅した少年
4.明日への手紙
5.I Wanna Be Loved By You
6.(不明)
7.The Rose
どの曲も名曲揃い。アコースティックギターと電子ピアノだけの伴奏、「静かな曲ばかりですが、心はロックです」とファンの笑いを誘っていました。
心を込めた絶唱に老人の涙腺はゆるみっぱなしです。本人もサポート・ミュージシャンも満足の快演でした。今回のフェス最大の収穫、こんなに早く本物のライブが聞けて最高でした。
蛇足ですが、演奏中に1人が熱中症で倒れ、スタッフに運び出されました。 -
続いて、同じサウンド・オブ・フォレストでCoccoを待ちます。昔から大ファンです。
サウンドチェックの段階では顔も出さない、相変わらずのCocco流。 -
セトリはツイッターから借用。
1.音速パンチ
2.ドロリーナ・ジルゼ
3.強く儚い者たち
4.樹海の糸
5.(新曲)
6.花柄
出だしから全力投球で一気に会場を惹きつけます。両足を大きく開き、上半身を激しく揺らしながら歌う独特のスタイルに、得意のバレリーナのような柔らかな動きを時折交えての熱唱です。
「いつもダークサイドクイーンと言われる私だけど、8月6日の今日くらいはLove & Peaceを歌います」とMCでのCocco節も健在です。
演奏を終えて、初見の女の子たちから「かわいい」との感想が漏れ聞こえてきます。本当に魅力あふれる天才です。
ここでも熱中症で1人が倒れました。 -
次のアルカラを待つ間、再び森のキッチンで夕食です。
トンテキ丼800円。食べかけで写真を撮っていないのに気付きました。 -
アルカラは神戸で結成された4人組バンド。どちらかといえば若い人に人気のようです。
冒頭だけ少し聞いて、次のレイクステージに移動します。 -
テントの森は立錐の余地もありません。
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レイクステージは収容1万人、キュウソネコカミの演奏が終わったばかりです。
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観客の入れ替えが始まりました。
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このステージのトリは、MONOEYESです。昨年のRIJFにも出演しており、録画でチェック済みです。
3ギターとドラムスの編成。英語詞のキャッチーな旋律、外人ベースがコーラスに加わることで生まれる美しいハーモニー、人気が出るのは理解できます。最後列で見物しましたが、スタンディングエリアのあちこちでサークルモッシュが幾度となく発生し、観客は大盛り上がりです。 -
終演後の大混雑を回避するため、あと1〜2曲というところでフェス会場をあとにします。
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振り返るとレイクステージの演奏が続いています。
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翼のゲート前広場はシャトルバスの発着場になっています。
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南駐車場には大型バスが何十台も待機しています。
暗いので自分の車を探すのに若干手間取りました。 -
出口周辺は警察官が大勢出て交通規制しています。このため、来た時に通った常陸那珂有料道路には入れません。ナビを頼って進むうちにひたちなかインターから直接、東水戸道路に乗ることができました。
少し早めに出たおかげで大渋滞に巻き込まれることもなく、北関東自動車道を通って1時間弱で宇都宮に帰着しました。 -
妻からインターパーク内に新しい温浴施設ができたと聞いていたので、寄り道しました。
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「ふくろうの湯」という温浴施設です。汗まみれの疲れた体を洗い流します。
思いつきで立ち寄ったので準備はしていませんでしたが、予備のTシャツがあったので助かりました。 -
宇都宮の妻の家に戻ってリストバンドを切り離します。熱演に浸りきった充実した1日が終わりました。
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