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 7月16日土曜日、旅行四日目。<br /><br /> 今回の旅行は「旧深澳線跡めぐり」と「基隆市内全駅下車」の鉄道ネタ2本立て。前者は二日目に終了し、後者もこの基隆站で完結、な・ん・で・す・が!<br /> 私ったら基隆站で「下車」してないじゃん。朝、三坑に行くのに「乗車」して、戻ってきたのはバスだったもんね。今回も「乗車」だ。<br /> しまったなあ、じゃあ最初からタイトルに下車って入れなきゃよかった。でも面倒くさいのでこのまま行っちゃいます。<br /><br /> というわけで、下車してないけど基隆市内全駅下車完結編「基隆站」でございます。

2016-7月 歴史街・基隆からゆく旅 30 基隆市内全駅下車⑦基隆站

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2016/07/13 - 2016/07/17

276位(同エリア559件中)

旅行記グループ 2016-07 基隆からゆく旅 後半

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49

binchanさん

 7月16日土曜日、旅行四日目。

 今回の旅行は「旧深澳線跡めぐり」と「基隆市内全駅下車」の鉄道ネタ2本立て。前者は二日目に終了し、後者もこの基隆站で完結、な・ん・で・す・が!
 私ったら基隆站で「下車」してないじゃん。朝、三坑に行くのに「乗車」して、戻ってきたのはバスだったもんね。今回も「乗車」だ。
 しまったなあ、じゃあ最初からタイトルに下車って入れなきゃよかった。でも面倒くさいのでこのまま行っちゃいます。

 というわけで、下車してないけど基隆市内全駅下車完結編「基隆站」でございます。

旅行の満足度
5.0
同行者
一人旅
交通手段
鉄道 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  •  基隆駅前の蒋介石像を正面から撮ろうとした結果です。<br /> ①ロータリーをはさんでいる、②まわりの松の木と同化している、③写真がボケている、という三つの原因が理由で、一体どこにいらっしゃるのかわからなくなっちゃってます。今となっては貴重な駅前の蒋介石さん、うまく撮影できなくてすみません。

     基隆駅前の蒋介石像を正面から撮ろうとした結果です。
     ①ロータリーをはさんでいる、②まわりの松の木と同化している、③写真がボケている、という三つの原因が理由で、一体どこにいらっしゃるのかわからなくなっちゃってます。今となっては貴重な駅前の蒋介石さん、うまく撮影できなくてすみません。

  •  さて、2016年7月現在、基隆站は大工事の真っ最中でした。<br /><br /> これが従来からある駅舎。これはやがて撤去されてしまいます。

     さて、2016年7月現在、基隆站は大工事の真っ最中でした。

     これが従来からある駅舎。これはやがて撤去されてしまいます。

  •  その駅の北側(埠頭寄り)に北站ができています。<br /> 基隆北站という別の駅ができたわけではなく、「北出口」ってことです。

     その駅の北側(埠頭寄り)に北站ができています。
     基隆北站という別の駅ができたわけではなく、「北出口」ってことです。

  •  そして南側(三坑寄り)に南站。つまり南口ですね。<br /> こちらがメインの駅舎になるようです。<br /><br /> 基隆站に三つの駅舎があるのも今だけなので、その三つをそれぞれ見ておきましょう。

     そして南側(三坑寄り)に南站。つまり南口ですね。
     こちらがメインの駅舎になるようです。

     基隆站に三つの駅舎があるのも今だけなので、その三つをそれぞれ見ておきましょう。

  •  ここが古い駅舎です。<br /> 改札や券売機といった駅設備はすでになく、あるのはコンビニとお土産屋さんだけ。

     ここが古い駅舎です。
     改札や券売機といった駅設備はすでになく、あるのはコンビニとお土産屋さんだけ。

  •  それでも古い絵地図と日本時代の駅舎の模型が展示さてているのを発見しました。

     それでも古い絵地図と日本時代の駅舎の模型が展示さてているのを発見しました。

  •  1935年の台湾総督府始政四十周年台湾博覧会のために、下の図は吉田初三郎が、上の図はその弟子の金子常光が描いたものです。<br /><br /> 吉田初三郎は1884年京都生まれ、友禅の図案画家、西洋画を経て商業絵画の道に入りました。鳥瞰絵地図においては巨匠中の巨匠なので、私がここで説明するまでもないと思います。こういった絵地図、きっとどこかで見たことありますよね。それが古いものなら、かなりの確率で吉田初三郎の作品です。<br /> <br /> それにしてもなぜ花蓮港の絵なんだろう、とよくよく調べてみたら。5月8日から9月20日までも特別展示会でした。この時は気付きませんでしたが、ほかの壁面にもたくさん絵が展示してあったようです。もちろん基隆港の絵もあります。<br /> 詳しくは「臺灣八景 古地圖特展」で検索してみてください。

     1935年の台湾総督府始政四十周年台湾博覧会のために、下の図は吉田初三郎が、上の図はその弟子の金子常光が描いたものです。

     吉田初三郎は1884年京都生まれ、友禅の図案画家、西洋画を経て商業絵画の道に入りました。鳥瞰絵地図においては巨匠中の巨匠なので、私がここで説明するまでもないと思います。こういった絵地図、きっとどこかで見たことありますよね。それが古いものなら、かなりの確率で吉田初三郎の作品です。
     
     それにしてもなぜ花蓮港の絵なんだろう、とよくよく調べてみたら。5月8日から9月20日までも特別展示会でした。この時は気付きませんでしたが、ほかの壁面にもたくさん絵が展示してあったようです。もちろん基隆港の絵もあります。
     詳しくは「臺灣八景 古地圖特展」で検索してみてください。

  •  この駅舎は1908年(明治41年)に造られたものです。<br /> 基隆駅としては3代目の駅舎。1代目は劉銘傳が作ったもので、2代目は日本時代の木造のものだったとのこと。明治41年にもう3代目の駅舎とは、さすが基隆ですね。

     この駅舎は1908年(明治41年)に造られたものです。
     基隆駅としては3代目の駅舎。1代目は劉銘傳が作ったもので、2代目は日本時代の木造のものだったとのこと。明治41年にもう3代目の駅舎とは、さすが基隆ですね。

  •  南站への通路。

     南站への通路。

  •  途中に基隆站の計画図がありました。<br /> もうすでに基隆站では線路が地下化されています。駅舎の工事が完了すれば、駅によって分断されている道路がスムーズにつながり、駅前は風通しのよい街路となることでしょう。そして、バスターミナルも中山路に集約されて、乗り換えがわかりやすくなるのではと期待できます。

     途中に基隆站の計画図がありました。
     もうすでに基隆站では線路が地下化されています。駅舎の工事が完了すれば、駅によって分断されている道路がスムーズにつながり、駅前は風通しのよい街路となることでしょう。そして、バスターミナルも中山路に集約されて、乗り換えがわかりやすくなるのではと期待できます。

  •  駅舎の変遷。あれ?2代目だけ写真も絵もないですね。<br /> 使用されていた期間が11〜2年程度だったからか、検索しても見つかりませんでした。

     駅舎の変遷。あれ?2代目だけ写真も絵もないですね。
     使用されていた期間が11〜2年程度だったからか、検索しても見つかりませんでした。

  •  完成予想図。<br /> 旧駅舎の付近には楕円形の高層ビル、その隣には海港大樓と陽明海洋文化芸術館が、現在の姿のまま残されています。中山路の上を走るのはライトレールの軌道でしょうか。夢の膨らむ予想図です。

     完成予想図。
     旧駅舎の付近には楕円形の高層ビル、その隣には海港大樓と陽明海洋文化芸術館が、現在の姿のまま残されています。中山路の上を走るのはライトレールの軌道でしょうか。夢の膨らむ予想図です。

  •  かつての軌道も表示されていました。地上の線路によって忠一路、二路、三路が窮屈そうに曲がっているのがわかります。<br /><br /> それにしてもこの大工事、いったいいつ完了するんでしょうね。

     かつての軌道も表示されていました。地上の線路によって忠一路、二路、三路が窮屈そうに曲がっているのがわかります。

     それにしてもこの大工事、いったいいつ完了するんでしょうね。

  •  かつてのプラットホーム。その向こうの線路はすでに撤去されています。

     かつてのプラットホーム。その向こうの線路はすでに撤去されています。

  •  線路を立体交差で渡る道路が見えます。

     線路を立体交差で渡る道路が見えます。

  •  旧駅舎を南站から撮影しました。次に来たら、もうあの駅舎はないんですよね。

     旧駅舎を南站から撮影しました。次に来たら、もうあの駅舎はないんですよね。

  •  次に、北站を探訪します。<br /> 旧駅舎と南站は通路でつながっていますが、北站に行くには普通に道路を歩いて行かないといけません。<br /> ということで港西街を歩いています。2006年まではこの先にも線路があり、仙洞隧道を通り牛稠港をまわりこんで西岸の先端まで、貨物線が運用されていました。

     次に、北站を探訪します。
     旧駅舎と南站は通路でつながっていますが、北站に行くには普通に道路を歩いて行かないといけません。
     ということで港西街を歩いています。2006年まではこの先にも線路があり、仙洞隧道を通り牛稠港をまわりこんで西岸の先端まで、貨物線が運用されていました。

  •  北站へ向かう人々。ちゃんと駅前にタクシーがいますね。

     北站へ向かう人々。ちゃんと駅前にタクシーがいますね。

  •  こちらは完全に地下駅です。<br /> 

     こちらは完全に地下駅です。
     

  •  床に涼し気な影が。

     床に涼し気な影が。

  •  見上げると日光を利用したアートが。

     見上げると日光を利用したアートが。

  •  その説明です。

     その説明です。

  •  天窓から光が入って明るいです。

     天窓から光が入って明るいです。

  •  改札口からまっすぐに線路が見える。カッコイイ!

     改札口からまっすぐに線路が見える。カッコイイ!

  •  中は、列車に乗る際にじっくり見よう。

     中は、列車に乗る際にじっくり見よう。

  •  北站にある設備。

     北站にある設備。

  •  行李房はありますが、

     行李房はありますが、

  •  係員さんは切符売り場の人が兼任なので、そっちで聞いてね。<br /><br /> 行李房を利用する際は時間の余裕を持って向かいましょう。北站にコインロッカーは発見できませんでした。

     係員さんは切符売り場の人が兼任なので、そっちで聞いてね。

     行李房を利用する際は時間の余裕を持って向かいましょう。北站にコインロッカーは発見できませんでした。

  •  再び旧駅舎の方に戻ります。<br /> もう基隆観光は終わったけれど、獅球嶺砲台のことが気になっているので旅遊服務中心へ。あのタクシー運転手さんが言うように、獅球嶺砲台は現在見学ができるような状態ではないのか、本当に2時間かかるのか知りたかったのです。<br /><br /> ところが、係員さんは夏休みでボランティアに来ている学生さんなのか、「獅球嶺砲台って何ですか?」状態の人ばかり。紙に書いたりして説明しなんとか話が通じましたが、パンフレットを渡されておしまいだった。もうちょっと何かわかるかと思ったのに。

     再び旧駅舎の方に戻ります。
     もう基隆観光は終わったけれど、獅球嶺砲台のことが気になっているので旅遊服務中心へ。あのタクシー運転手さんが言うように、獅球嶺砲台は現在見学ができるような状態ではないのか、本当に2時間かかるのか知りたかったのです。

     ところが、係員さんは夏休みでボランティアに来ている学生さんなのか、「獅球嶺砲台って何ですか?」状態の人ばかり。紙に書いたりして説明しなんとか話が通じましたが、パンフレットを渡されておしまいだった。もうちょっと何かわかるかと思ったのに。

  •  続いて國光のバスターミナルへ。<br /> ここは昔ながらの様子を保ってますね。

     続いて國光のバスターミナルへ。
     ここは昔ながらの様子を保ってますね。

  •  乗場は孝四路の高架下。

     乗場は孝四路の高架下。

  •  ほかの客運会社も利用していますが、狭いですね。ここに大型バスが並ぶんですもん。

     ほかの客運会社も利用していますが、狭いですね。ここに大型バスが並ぶんですもん。

  •  なくなってみればきっと懐かしく思い出すであろう窮屈な街並み。<br /> このあたりも予想図では駅前広場にされてます。

     なくなってみればきっと懐かしく思い出すであろう窮屈な街並み。
     このあたりも予想図では駅前広場にされてます。

  •  コインロッカーから荷物をピックアップして南站へ。<br /> 本当に列車に乗りますよ。(下車でないのが残念です。)

     コインロッカーから荷物をピックアップして南站へ。
     本当に列車に乗りますよ。(下車でないのが残念です。)

  •  窓口など。奥にあるのは案内所。

     窓口など。奥にあるのは案内所。

  •  切符の自販機。座席指定のできる自販機はないので、必要がある場合は窓口へ。

     切符の自販機。座席指定のできる自販機はないので、必要がある場合は窓口へ。

  •  中山路側をのぞいてみました。いわゆる後站側ですね。<br /> そういえば基隆站って今まで後站(駅裏の出口)ってありましたっけ?調べてもわからないです。

     中山路側をのぞいてみました。いわゆる後站側ですね。
     そういえば基隆站って今まで後站(駅裏の出口)ってありましたっけ?調べてもわからないです。

  •  改札口。(これは三坑に向かう際に撮影したものです。電光板の時刻はその時の時間です。)

     改札口。(これは三坑に向かう際に撮影したものです。電光板の時刻はその時の時間です。)

  •  ホームは地下。

     ホームは地下。

  •  南站から入って、ホームを突当りまで歩いてみます。(この写真は北站側から撮ってます。)

     南站から入って、ホームを突当りまで歩いてみます。(この写真は北站側から撮ってます。)

  •  突当りは北站の改札です。

     突当りは北站の改札です。

  •  そしてそこにあるのが西部幹線の起点。<br /> 燈台をイメージした台湾鉄路縦貫線起点の記念標。以前はホームに木牌がありましたね。<br /> 

     そしてそこにあるのが西部幹線の起点。
     燈台をイメージした台湾鉄路縦貫線起点の記念標。以前はホームに木牌がありましたね。
     

  •  これがまさに縦貫線の最終地点(であり起)です。

     これがまさに縦貫線の最終地点(であり起)です。

  •  そして基隆は台湾鉄路誕生の地でもあります。<br /> 

     そして基隆は台湾鉄路誕生の地でもあります。
     

  •  上の写真はこの古いレールについての説明です。<br /> 1887年に初めて鉄道ができた時のものではありませんが、128年の歴史を見てきたと書いていますね。下に敷かれた枕木も基隆站で使われていたものだそうです。そういえば最近枕木って「木」じゃないですよね。

     上の写真はこの古いレールについての説明です。
     1887年に初めて鉄道ができた時のものではありませんが、128年の歴史を見てきたと書いていますね。下に敷かれた枕木も基隆站で使われていたものだそうです。そういえば最近枕木って「木」じゃないですよね。

  •  そろそろ列車へ。<br /> 14:47の区間車2223に乗車します。

     そろそろ列車へ。
     14:47の区間車2223に乗車します。

  •  車両はこれ。

     車両はこれ。

  •  あれ?セミクロスシートみたいなやつじゃないんだ。

     あれ?セミクロスシートみたいなやつじゃないんだ。

  •  と思ったら、最終車両は自転車が搬入できるようにロングシート状の配置になっているんですね。区間車の最終車両には折りたたんでいない自転車を持ちこむことができるんです。<br /> この表示は自転車4台しか入れませんよ、というのではなく、4台分の繋留場所がありますという意味。自分で支えて持てばそれ以上でも乗れます。列車は折り返すと最終車両が先頭車両になるので、先頭も同様の座席配置になっていました。<br /><br /> では、ついに基隆とはお別れ。台北に向かいます。 

     と思ったら、最終車両は自転車が搬入できるようにロングシート状の配置になっているんですね。区間車の最終車両には折りたたんでいない自転車を持ちこむことができるんです。
     この表示は自転車4台しか入れませんよ、というのではなく、4台分の繋留場所がありますという意味。自分で支えて持てばそれ以上でも乗れます。列車は折り返すと最終車両が先頭車両になるので、先頭も同様の座席配置になっていました。

     では、ついに基隆とはお別れ。台北に向かいます。 

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