2016/07/13 - 2016/07/17
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binchanさん
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7月15日金曜日、旅行三日目。
タクシー観光で基隆の歴史探訪をしています。
8つの見どころをリクエストし、まわる順番は運転手さんにお任せ。その合間に運転手さんセレクトのスポットも織り交ぜてくれます。
現在4つのリクエスト地をめぐり終えたところです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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13:12、仙洞巖にやってきました。
運転手さんがまず案内してくれたのはこの説明板。私が最初にこれを撮影するって悟られてるもんね。
仙洞巖は基隆港西岸にある天然の海蝕洞窟です。現在は多くの仏像が祀られ信仰の対象となっていますが、その縁起はわかっていないそうです。
説明文によると、清法戦争時にフランス軍が上陸したのはこの辺りだそう。へえ〜、こんなところも戦跡ですか。 -
牌楼は去年の台風で倒壊し修復中でした。
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洞窟の入口。
仙洞巖 洞穴・鍾乳洞
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内部はお寺みたいです。
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石灰岩でしょうか。運転手さんはこれを指示して「ここが昔は海底だった証拠」と言っていました。
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いろいろな仏像が安置されていますが、疎くてよくわからない。
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先ほどの仏壇よりさらに奥にあった仏壇(内殿?)。
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岩肌には水が滴っています。冬場は乾燥しているらしい。
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地下水を利用して花を育ててます。
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何か彫られています。これは仏像にまつわる何かみたいですね。
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一番奥へは、このような狭い岩の間を通っていきます。
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かがんで通らないと無理。
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水の力で浸食された跡。海蝕洞窟だもんね。
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あら?落書きのようなものが…。
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おお、明らかに落書き。貞吉さん、残ってますよ今も!
現在のように簡単に写真を撮れない時代、ここに確かに来たのだという証拠はこんなことでしか残せなかったんでしょうね。現代人は、思い出は写真で残しましょう。 -
西洋の方も書いてますね。
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一番奥には像が安置されていました。
手前の岩は昔仙人が修行したものだそうで、安置されている像は日本人が持ってきた弁財天だとか。
ここで台湾人のグループと一緒になりました。60歳代くらいの方たちだったのですが、中に日本語の先生がいて少しお話ができました。その中の一人が、砂糖漬け(のような)檸檬のお茶請けをくれました。手作りだそうです。
この方たち路線バスで来てました。珍しい。こんな時に限って私はタクシーなんですよね。もし私もバスだったら、バスネタで盛り上がれたかもしれないのに。 -
洞窟の上にも仏様。
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すぐ隣に「佛手洞」があります。
今度はそちらに行ってみます。仏手洞 洞穴・鍾乳洞
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洞窟内に仏様の手の形の岩(の模様)があるのだそうです。
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このマークに従って進みます。
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こちらもやはり天然の海蝕洞窟。
地表面より低いので、中に涼しい空気が溜まるみたいです。たしかにあまり暑くない(涼しいとは言いがたい)。
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床面は舗装されています。
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天然とは思えないアーチです。日本時代には防空壕として利用されていたそうなので、手は加わっているみたいです。煮炊きをしたりして、本当に暮らしていたそうですから。
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何か置いていたのでしょうか。
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洞窟としてはこちらの方が迫力あります。
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まるで大ピラミッドの重量軽減の間みたい(って行ったことないけど)。
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天井部分がそんな感じでしょ?
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こちらにもやはり落書き。
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一番奥まで来ちゃいました。
あれ?手の形は? -
一番奥は崩れてる。
まさか、ここに手の形があったとか?どうしよう、「お前が壊したんだろう」とかいうことになっちゃったら? -
と思ったら、天井にあった。
壁ばっかり見ていたので気づかなかった。 -
車に戻ってみると、運転手さんはまた地元の方のお話の輪に入っていました。
次に行く予定の「清法戦争殉死戦士紀念碑」についての情報を収集してくれていたようです。観光案内できる運転手さんとはいえ、基隆のみどころ全てを熟知しているわけではないようです。
その情報によると、紀念碑は車では行くことができない丘の上にあり、往復2時間かかるとのこと。しかもその道には野良犬がたくさんいて危険だというのです。
この運転手さん、2時間かかるってよく言うんですよ。獅球嶺砲台も「2時間かかる」と言って断念させたし、和平島も最初は「2時間かかる」って…。日本建築には寄り道してでも行こうとするのに、それ以外のものには冷たいんだよね。
しかし、実際に紀念碑がある丘の下まで行って、「ここを上るんだよ」と言われてみると、たしかに厳しそう。ストリートビューでもこの道は撮影されてないしね。
2時間は絶対大げさだと思うけど、「野良犬」に負けました。おとなしく運転手さんの忠告に従うことに。
この写真は道沿いにあった廟。
私が獅球嶺や劉銘傳隧道といった清時代の遺跡に行きたがることから察してか、「これ清時代のだよ」と教えてくれたんですけど。私もね、清時代なら何でもいいわけじゃないのよ。
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