2016/05/04 - 2016/05/04
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kojikojiさん
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通年ゴールデンウィークは仕事をしているか家でじっとしていることが多いのですが、予定している6月の旅行が2週間ほどしか取れないのでどこかに行こうという事になりました。比較的早い時期にアクションを起こしたのでクラブツーリズム社の「九寨溝・黄龍・峨眉山・楽山8日間」の予約が取れました。ANA便でマイルが貯まるのも選選択肢の1つでしたが、近年値段が下がってきたのも魅力でした。今回のタイトルの「熊猫深山」は中国の民謡の題名からお借りしました。中国では廃れてしまった歌ですが、日本で唯一中洲産業大学森田一義教授が伝承されています。テレビ業界では「タモリ」として知られている方です。
ツアー7日目の「峨眉山」から成都に戻ると旅程もほぼ終了です。最後の夕食は「陳麻婆豆腐店」でした。予約の時間まで少しあったので近所の民生市場をみんなで散策しました。残念ながら本店ではありませんでしたが、本場の麻婆豆腐は美味しかったです。食後はホテルへチェックインしましたが、成都のホテルは初日と同じ「成都向陽大厦」でした。一休みする間もなくタクシーに乗って「寛窄巷子」まで出ました。2時間ほど古い街並みを散策して、タクシーで「春熙路」へ移動して「伊藤洋貨堂」の食品売り場でお土産を買ってホテルに戻りました。裏のスーパーでビールを買って四川省の旅も終わりです。自分の買い物が出来ずにフラストレーションが溜まっていたのですが、翌朝の空港でチベットの工芸品を売っているお店があってここで爆買いしてしまいました。6月末にはベトナムの旅行が控えているのに…。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 観光バス 船 タクシー 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 団体旅行
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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成都に戻ってくると渋滞の時間帯でした。かなり時間をかけて四川博物館の近くの駐車場でバスを降ります。ここも見たかったところですが泣く泣く目の前を通過します。
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レストランの予約時間に少し早かったので近くの民生市場を見に行くことになりました。
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山盛りの桑の実が売られていますが丸々としておいしいです。1元で7個から8個買えます。
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顔パック用のキュウリ剥きの実演販売です。こういったものは世界共通ですね。
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新鮮な野菜が並んでいます。毎日のように食べていた青菜炒めの材料が並んでいます。
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茂県の近くでトラックに山積みされていた青笋です。レタスの芯のようなもので、スライスして豚肉や鶏肉と炒めて食べるそうです。
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夕方でしたがあまり混み合ってはいませんでした。
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白甲笋という名の筍はパンダが食べているものの方がおいしそうです。
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豆腐屋さんの店先には眉山名産の「鴨蛋干」も売っていました。ホテルの朝ご飯にも出てきておいしかったので買ってきました。
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リヤカーを曳いた野菜売りも行き交いしています。
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そろそろ食事の時間です。「陳麻婆豆腐川菜店」青羊宮の近くにあります。
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扁額も立派です。
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2階に上がると巨大な麻婆豆腐の丼ととその材料が並んでいます。
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蝋細工かと思ったら全部本物でした。
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本家の「陳麻婆豆腐」辛く痺れておいしいです。9人前ですので大きな鉢で出てきます。同じテーブルの辛いものが全くダメな方は、回転台でこれが目の前を通過するだけでダメと言っていました。
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「宮保鶏丁」(ゴンバオジーディン)葱とナッツの甘辛いため。
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小碗に取った麻婆豆腐です。
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「坦坦面」(タンタンミェン)本場の汁無し坦坦麺はおいしい!
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「土豆糸」(トゥードウスー)ジャガイモとピーマンの細切り炒めで、シンプルで美味しいです。
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「鍋巴肉片」(グオバーロウピェン)おこげ料理です。
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ジュッという音も楽しめる料理です。この店のものは厚揚げがたくさん入ってボリューミーでした。
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「魚香茄子」(ユイーシャンチェズ)魚香という調理方法(長ネギ、生姜、ニンニク、醤油、酢で味付け)で炒めた茄子は美味しくない訳がありません。
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今まで我慢していましたが妻が「ここはビールでしょう。」と一言。この言葉に乗って4人の方がビールを注文しました。我が家は2人で1本では少ないと思ったのですが、お1人の方が「私半分で充分なので。」と涙の出そうなお言葉をいただきました。
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「豆花」(ドウホァー)おぼろ豆腐料理は優しい味です。見た目と違って辛くありません。
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この店では日本語を学んでいる大学生がアルバイトをしていました。可愛らしい女の子でてきぱき気持ちよく働いています。最後に箸置きや箸のセット、麻婆豆腐の素と魚香茄子の素を販売してくれます。この店もビールは30元でした。
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ホテルにチェックインしてすぐにタクシーで外出です。二杯路南二段から人民南路に入って寛窄巷子まで行ってもらいます。正面に毛沢東像が見えました。
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ホテルからここまで22元でした。中国ではタクシーでボラれることが無いので安心して乗れます。
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丁度日が暮れてきたタイミングで明かりが灯ってきれいでした。
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古い屋敷を改装した雑貨店などとってもおしゃれです。少数民族グッズなどもありましたがちょっと高いです。
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料理屋さんも多いですが、すでに満腹なのが残念です。本場の火鍋は食べたかったな。
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おしゃれなお店が多いです。
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木々も多く夕涼みがてらの人も多いようです。
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三大炮を作る音が奥から聞こえてきます。ついつい中に入りたくなります。
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こんなおいしそうなものを店先に並べた小吃屋さんもあります。
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寛窄巷子は古代から残された横町で、歴史文化を持つほか整備もされていてとてもおしゃれな所です。上海の新天地と似ていますが、雰囲気はちょっと庶民的です。寛窄巷子は三つの巷子(横町)からなり、それぞれは寛巷子、窄巷子、井巷子と呼ばれています。
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一番おしゃれだった店の電灯の傘が古き良き時代を彷彿させます。
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牡丹の花が中国らしさを感じさせます。
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店先では琴を奏でて店の中では月琴を演奏しています。
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面白いキセルなどを売る屋台です。
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キセルの長さが2メートルくらいあります。
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笹をデザインしたパネルの上には本物の笹が顔を出しています。
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この店はクオリティの高いものを売っていましたが、ちょっと高すぎです。
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総刺繍の素晴らしいジャケットです。でも日本じゃ着る機会が無いでしょう。
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三大炮の屋台です。餅を団子にして手前の銅の皿に3個投げつけるとジャンジャンジャンと音がして、奥の黄粉に飛び込んで出来上がるお菓子です。
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耳搔き屋さんはどこも繁盛していました。
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羌族の刺繍もありました。九寨溝へ行く途中に羌族の村に立ち寄ったのは遠い昔のようです。
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錦里にもあった「糖画」(タンファ)の店です。
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「吹糖人」(センタイレン)の店。
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唐辛子と調味料のお店に入ってみました。
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試食したけど辛い〜。痺れる〜。店の唐辛子と写真を撮ろうとしたら居合わせたお客さんが「座ったほうがいい写真撮れるわよ。」なるほど。買い物もしていないけど、「撮影禁止」と書かれていなければ遠慮しないのが中国的な考えです。
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不思議だったのがこの葉っぱです。陶器に細い竹籤を編み込んだ陶器を売るお店でも同じ葉っぱが生けられていました。これはウォーター・コインという水生植物ですが葉っぱだけでもきれいです。帰国後に妻が花屋さんで見つけて買ってきてくれました。可愛いとこあります。
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台湾の「瑠璃工房」を真似たようなガラス店がありました。
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瑠璃工房だったら立ち寄りたかったです。
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茶館では変身写真が撮れるとのことでしたが、時間が無い我々には無理でした。あれ結構面白いのですが。
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そろそろ疲れてきましたね。でも面白いのでどんどん歩いて店を覗いてしまいます。
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下に池があって本物の金魚や鯉が泳いでいます。壁の瓦には水が流れ、魚が滝を登っているように見えます。
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その脇には椅子が置かれ、店の吹き抜けから龍が顔を出しています。
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ブーゲンビリアがネオンの明かりを受けてきれいでした。
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スターバックスもこんな感じでかっこよいのですが、日本より値段は高いです。
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いくら歩いていても飽きることがないです。
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そろそろ一通り回ったようです。
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ここからホテルへ戻ろうと考えましたが、裏のスーパーでは皆さんお土産を買っているだろうから春熙路の伊勢丹と伊藤洋貨堂へ行くことにしました。
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伊藤洋貨堂まではタクシーで14元でした。午後10時の閉店まで30分くらいしかないので急いで地下の食品売り場に向かいます。
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陳麻婆豆腐で30元と言われたのと同じものが10.5元でした。その他お土産をてんこ盛り買ってそれとアイス1個。本当にアイス好きです。
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伊勢丹と並んだ百貨店といった感じです。
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春熙路の歩行者天国でアイスを食べる女が1人。
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ユニクロとパンダの下にプラダやゼニヤやディオールなんて日本じゃ考えられない組み合わせです。
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写真を撮っているとシャネルやディオールの紙袋を持った地元マダムが2人連れで歩いていたり。こんな通り日本じゃ出来ないなと思いました。アイスを食べ終わったのでホテルへ戻り、裏のスーパーへビールを買いに行くとツアーの方がいらっしゃいました。同じ寛窄巷子に行っていたそうです。
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翌朝は6時30分にロビー集合で、朝早いのでお弁当です。車の中では落ち着かないし空港まですぐなのでロビーで食べました。
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今回の中国の旅での最後の食事です。ANAの機内食は期待できないのでしっかり食べておきます。
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この橋の丸いマークは三星堆遺跡から出土した「太陽神鳥金箔」を模しているそうです。今回は自由行動の無いツアーでしたので次回は成都とその周辺をゆっくり旅してみたいものです。
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8日間誠心誠意案内してくれたガイドの劉さんです。「私に逢いたかったら10月以降に銀座8丁目のハナマサに来てください。」とのことでした。日本人のツアーが無くなる半年間は日本へ行く中国人のツアーの添乗をしているそうです。
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あっという間に空港に到着です。
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各自チェックインして税関のところでガイドさんともお別れです。8日も一緒にいると情が移るというか寂しい気分になります。
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しばし自由行動で買い物をします。と言っても免税店も少ないしと思っていると。
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あるじゃないですか。チベットの工芸品やアンティーク売っているお店がありました。
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数点買い物をしたので写真も撮らせてもらいました。これも曼荼羅を意味するのでしょうか?
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値段は高かったけどこんなのが欲しかったです。
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これはストゥーパのようです。
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素晴らしい細工です。チベットの拉薩に行ったらこんなのがたくさん売っているのでしょうか。
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残った時間が1時間もないのが厳しいです。
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落ち着いて2時間くらい買い物したい気分です
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銅で造られ紅珊瑚とトルコ石などで飾られた猿の頭蓋骨。かわいい。
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タンカの良いものも多かったです。
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羅漢のようです。
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来迎図のようです。
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これも良かったけど仏像が付いているとお守りしないといけない気分になるので手が出ません。
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写真をじっくり見ているとまた成都に戻りたくなります。そしてチベットへ足を延ばしたくなります。
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これは閻魔大王の姿です。
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もう時間が無くなってきました。
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搭乗時間になりました。長いようであっという間の7泊8日のツアーでした。よく考えると九寨溝から茂県、都江堰、楽山と岷江に沿った治水について考えさせられる奥深いツアーでした。
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同じツアーだった皆さんとまたどこかでお会いしたいものです。クラブツーリズムの添乗員さんもお疲れさまでした。また世界中回っているのでしょうね。
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この旅行記へのコメント (2)
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- km45さん 2016/05/18 08:52:57
- 太陽神鳥金箔
- 端の写真で上に金色の装飾ですが、これは2001年に発見された成都市内の金沙遺跡から発掘された遺物の最高峰の一つ「太陽神鳥金箔」をモデルにしたものです。これは源氏成都市の市徴となっており、タクシーのボンネットにも描かれています。遺跡地には三星堆遺跡と同様に博物館が建設されていまます。
http://blog.goo.ne.jp/kanazawa4512/e/1bd7e1478013a5f4f47bce35a887a8c1
再度、成都に行く際は是非見学を。
- kojikojiさん からの返信 2016/05/19 00:51:54
- RE: 太陽神鳥金箔
- ご指摘ありがとうございます。
バスの中でガイドさんに聞いたのを完全に覚えていなかったので助かります。今回の成都滞在では団体ツアーで、自由行動も夜のひと時だけだったのでフラストレーションが溜まっています。成都市内の博物館や、もちろん三星堆の遺跡にも行ってみたいと思っています。おいしいレストランもたくさんあるようなので。ANAの直行便も便利ですしね。
kojikoji
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