2016/05/01 - 2016/05/01
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kojikojiさん
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通年ゴールデンウィークは仕事をしているか家でじっとしていることが多いのですが、予定している6月の旅行が2週間ほどしか取れないのでどこかに行こうという事になりました。比較的早い時期にアクションを起こしたのでクラブツーリズム社の「九寨溝・黄龍・峨眉山・楽山8日間」の予約が取れました。ANA便でマイルが貯まるのも選選択肢の1つでしたが、近年値段が下がってきたのも魅力でした。今回のタイトルの「熊猫深山」は中国の民謡の題名からお借りしました。中国では廃れてしまった歌ですが、日本で唯一中洲産業大学森田一義教授が伝承されています。テレビ業界では「タモリ」として知られている方です。
4日目は早朝に九寨溝を出発して「川主寺」まで成都方面へ戻ります。約2時間のドライブの後にトイレ休憩を兼ねて40分の鉱石店でもお買い物時間になります。今回のツアーでは2回の買い物時間が義務付けられていました。観光とは関係ない場合が多いのであまり望まれない時間ではありますが、我々にとっては待ち遠しい時間でした。4トラの旅行記を拝見してチベットの工芸品が映った写真があったからです。そのひとつの仮面が気になっていたからです。香格里拉へ行った際に山羊の頭蓋骨を加工した魔除け飾りを買ったことがあるのですが、同じような工芸品だったからです。ここなら我が家の飾りの名前や由来が分かるかもしれないと思っていました。多分この店に入る前にワクワクしていたのは私だけでしょう。鉱石店の後はルートが変わり、「雪山梁子」に向けて高度を上げていきます。2度目の4,000メートル越えの体験でした。この日は天気も良く行き返りで「雪宝頂」の姿を見ることが出来ました。九寨溝に続く2つ目のポイントである「黄龍」の観光です。公園入口の華龍山荘でお昼を食べてからの観光になります。黄龍は入口と出口が違っていて、出口はホテルの近くですが、入口はバスで数分離れていました。ロープウェイで山麓まで上がった後は自由行動になり、再集合はお昼を食べたホテルになります。前日に水が少ないという事は聞いていましたが、最上部の「五彩池」以外はほとんど水が無いというかカラカラに乾燥した黄龍観光でした。ただ周辺の山々は雪を頂きとても綺麗でした。天候も良く歩いていて汗ばむほどでした。折角の旅なのでマイナス思考は厳禁です。与えられた状況を最大限に楽しまなければ損です。寒さ対策はしていましたが、日差しの強さは考えていなかったので日焼けして顔がひりひりになった以外は楽しい旅でした。黄龍観光の後も峠を越えて川主寺まで戻り、更に4時間ほど成都方面へ戻った茂県へたどり着いたのは夜8時を過ぎていました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 観光バス 船 タクシー 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 団体旅行
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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「ハワード・ジョンソンホテル」とも朝食が済んだらお別れです。大きなホテルで朝食のレストランも大きいのはいいのですが、吹き抜けが大きすぎて何しろ寒かったです。
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ホテルの中のレストランなのにダウンが必須です。
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午前8時前にバスに乗り込み出発です。隣のテーマパークの九寨溝の女神セモともお別れです。
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夜は俗っぽいテーマパークも見納めと思うと寂しいですね。
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しばらく走ると道路脇にルンタが撒かれていました。チベット族の運転手さんが事故の無いように交差点やカーブに撒くそうです。バスの中に撒く人もいるそうです。
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添乗員さんから本日の説明があり、ハイキング用に飴とチョコレートが配られました。こういったものは妻が用意しているはずなので自分では持っていませんが、1人1人のためにパックして配ってくれる添乗員さんの気持ちが嬉しいですね。特に歩いて疲れているときに男梅は美味しかったです。この場を借りて御礼まで。
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ホテルのロビーの天気予報には「雷雨」と書かれてありましたが、大丈夫なようです。でも少し寒いです。
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幾ら拭いてもバスの窓が曇ってしまいます。
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天気は良さそうなので黄龍の観光に期待が持てます。
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一昨日登ってきた道を2時間ほど戻って「川主寺」に到着です。ちょっと怪しい感じの裏道に入って行きます。ここでトイレ休憩を含めて40分のお買い物タイムです。
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まずはチベット族の衣装やアクセサリーについて流暢な日本語の説明があります。
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入口には大きなタンカが(チベット仏教に関する人物や曼荼羅などを題材にした掛軸)架かっています。
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ここについては説明は無く、あくまでお店の信仰の場と言った感じでした。ここから先は撮影禁止になっていました。4トラにも写真はアップされていましたが許可を取った写真なのかは分かりません。天珠についての説明と本物と偽物の見分け方(顕微鏡で見ると表面が違う)と琥珀の見分け方(本物は軽いので薄い塩水に浮く)を教えてもらった後は買い物タイムです。天珠はジェット・リーが持っているとか中部空港で航空機事故の際に生存者が持っていたとか…。琥珀は良い数珠があったけど80,000円と言われて…。昨晩高くて買えなかったのと同じようなテイストで小型のネックレストップが手ごろな値段だったので買う事にしました。最初の値段が30,000円が10,000円ちょっとなのでまあいいかな。追加の条件で写真を撮らせてもらいました。
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紅珊瑚とトルコ石の象嵌が綺麗な磨尼車はかなりの大きさでした。後で気が付きましたが値札が付いているので売っているようでした。街中のお土産物屋さんでは見掛ませんが、成都の空港のアンティーク店でこれの小型版を買いました。真鍮の象嵌で「オンマニペメフム」と梵字が刻んであります。小学生の時に父に梵字辞典を買ってもらって勉強した甲斐が45年経って報われました。
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細かい紅珊瑚のビーズと不透明の琥珀のネックレスの本物は色が違う気がします。
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これの正体が知りたかったのです。4トラの旅行記でこの店の写真を撮られた方がいて気になっていました。
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現地で目の当たりにして分かりました。陸亀の甲羅にコールタールで銀細工の顔のパーツを張り付けているのです。これは魔除けのお守りだそうです。自宅にも香格里拉で買った山羊の頭蓋骨の魔除けがありますが同じような造りになっています。よく見ると¥7,200と書いてあるので多分1個123,000円で、交渉して半額だとしても60,000円は高いですね。山羊の頭蓋骨を香格里拉のギャルタン・ディチョンという高級ホテルで買って200ドルでしたから。ホテルのマネージャーには「街中では絶対に見つからないわよ。」とからかわれました。チベットに行ったら安く買えるのだろうかと夢だけ膨らませておきます。
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この仏像のレリーフも素晴らしかったです。かなり古いもののようでした。同じような造りの小さいものが成都の空港でも売っていました。
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こういった岩の中から天珠を掘り出すということですが…。これはどう考えても造り物でしょうね。
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お買い物タイムが終わって標高4006メートルの雪山梁子に向かいながら、酸素缶が配られ使い方のレクチャーがありました。ひとり1本の配給ですが買えば20元ですからね。お土産に日本に持って帰れないので使わない場合はガイドさんに返却です。
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以前香格里拉を旅した時にタクシーの運転手さんに念のために買っておいたほうが良いと勧められ、玉龍雪山の4800メートル地点で使いましたから使用法は分かっています。
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高度はどんどん上がっていきます。いつも間にか周辺は雪景色に変わります。
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大型のトラックも峠を越えていきます。昔観た「ジャーニー・オブ・ホープ」というトルコからイタリア経由でスイスへ密入国するクルド人の親子の映画を思い出しました。アカデミー賞外国語映画賞を受賞されていますがDVDにはなっていない秀作です。
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峠の手前では中国の観光客が雪原で大騒ぎです。住んでいる地域によっては雪なんて見たことが無い人も多いとのことです。
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岷山山脈の主だった山々が手に取るように見渡せます。主座の雪宝頂(雪寶頂)はチベットの聖山で標高は5,588メートルです。
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標高4,006メートルの雪山梁子という峠で撮影休憩です。タルチョがたなびきお経が空に飛んでいくようです。家に置いてきたタルチョ持ってくればよかったなと後悔しました。
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妻は空気が薄くて頭痛がするようです。軽い高山病の症状です。顔を動かすのも嫌と言われてしまいました。
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最高峰の主座の雪宝頂(雪寶頂)をバックに記念写真を撮ってもらいました。添乗員さんがシャッターを押してくださいます。
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石碑でも1枚記念写真を撮りました。
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裏側は雪宝鼎の石碑で「更喜岷山千里雪」という毛沢東の言葉が彫られています。
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自然石にも碑文が彫られてあります。
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観光客を目当てに天然の蜂の巣が売られていました。苔生している様子から地面に埋まっているものを掘って来たようです。
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最高峰の雪宝頂(雪寶頂)です。
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展望台にはいくつも雪だるまが並んでいますが、一緒に写真を撮ったりするとお金を請求されるそうです。多分10元くらいでしょうね。
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「オンマニペメフム」とマントラを唱えながらきれいなルンタを探しました。落ちているルンタはもう役目は終えていますからね。
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きれいなのを拾って備忘録のスケッチブックに張りました。よく見ると宝珠を背に乗せた天を駆ける馬と天の四方の方角を司る霊獣、東の青龍・南の朱雀・西の白虎・北の玄武かと思ったら龍ではなく獅子の絵でした。龍は中国の皇帝を意味するから外したのかなとか余計なことを考えてしまいます。
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峠を越えると黄龍へ向けて高度を下げていきます。天気は良さそうなので安心です。
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道路の脇には放牧されたヤクの姿が見られますが、人が見張っている様子はありません。
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川主寺から峠まで1時間で、その後30分ほどで黄龍に到着します。
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すぐにお昼になりました。「華龍山荘」が昼食会場です。ほとんど同じ日程でJTB旅物語さんと一緒でした。こちらは8日間であちらは7日間で値段は…。ホテルも一緒で峨眉山の観光の有無が違いです。
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こんな豪華なホテルで奥のレストランで郷土料理の昼食です。写真を撮りたい気分にはなりませんでした。旅も半ばで出しゃばって写真撮るのもどうかという気持ちもありました。この後に旅行記のブログをアップしているのを皆さんにお話しすると、料理が運ばれると「写真!写真!」と回していただくこともありました。今回の旅はみなさん楽しい方で良かったです。
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食事の後にロビーに集合してロープウェイと公園の入場券が渡されます。ロープウェイの乗場ではパスポートの提示が必要です。
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ロープウェイが80元で入場料が200元なので合わせて5,000円くらいです。こんな入場料も含まれていてツアー料金を考えると申し訳ない気持ちになってきます。クラブツーリズムに申し込む前に同じ旅程でいくらかかるか計算してみましたが、個人旅行では全くこの料金では旅行できないと分かりました。
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山荘を出ると黄龍の出口がありました。帰りはここへ降りてくると説明がありました。
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世界遺産登録を記念した石碑です。
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出口近くから巡回バスに乗ってロープウェイ乗り場へ移動します。ほんの数分で到着です。
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ロープウェイも混雑時は5分くらいで空いていると8分くらいで山麓駅に到着です。キャビンは8人乗りですが7人づつ乗せるのでご夫婦で泣き別れの方もいらっしゃいました。
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山麓駅から45分から1時間で最初の分岐点です。ガイドさんはそこへ先回りして待機しています。五彩池に行くルートといかないルートの分岐で、後は自由行動なので自分たちのペースで歩いて午後4時15分に花龍山荘へ集合です。
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望龍坪の展望台で記念写真です。天気も良くて気持ち良いですが紫外線が強いです。
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この1日で日焼けしたせいで1週間後には耳の皮まで剥けてしまいました。
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スイスのグリンデルワルトから見上げたアイガーの北壁に似ていると思いました。
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黄龍中寺が見えました。あそこまで五彩地を経由して2時間といったところでしょうか。
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その後の「黄龍」の名前の由来の岩肌に水が見えません。ほとんど乾燥した岩肌しか見られないようです。水が少ないとは聞いていましたが…。
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気が付くと我が家が一番最後になっていました。急がないと添乗員さんとアシスタントガイドさんに迷惑を掛けてしまいます。
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きれいな木道が整備されているので歩くのは簡単です。
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こういったところは日本より中国のほうが整備されています。
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10分も歩くと「暑い!」と言い出し、黒いダウンは私のリュックの中に納まりました。
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シャクナゲの花はもうすぐ咲くのでしょうね。パンパンに膨らんだ蕾が妻の顔のようです。
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黄龍中寺の上を通過しました。周辺はカラカラに乾燥しています。
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気持ち良いハイキングが続きます。
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地面に水がない分雪山がきれいなので良しとしましょう。
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玉翠山という5100メートルの山です。
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妻はすでにお疲れモード突入です。
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見返すと渓谷の反対側の雪山もきれいに望めました。
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帽子が暑くなりショールで日差しを避けています。
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急峻な岩肌にタルチョがたなびいています。あんなところまでどうやって登ったのだろうかと思います。
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登り道はリュックを持ってあげることにしました。薄手のダウンも着ていられなくなりました。
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黄龍中寺の近くまで行くと池に水が満たされているのが見えました。ガイドさんによるとみなさん五彩池へ向かわれたということです。
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我々が最後尾のようです。頑張って歩きましょう。
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一番高いところにある五彩池は水に満たされていました。
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ガイドブックの写真で観たままの姿がありました。
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ちょっと元気が出たみたいです。ここからは下りがメインですから。五彩池の標高は3553メートルあります。
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脱ぐのが面倒なので薄いダウンの上にジャンパーを着たままです。ここで合流された方から「暑くないの?」と声が掛かります。
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添乗員さんにシャッターを押してもらいました。
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空が広い!最高の天気です。念願の九寨溝と黄龍を楽しめました。
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雪が残っているのも良いタイミングの季節だったようです。
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杭州の西湖に浮かぶ三譚印月の石灯籠のようにも見えます。
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よく頑張りました。
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九寨溝より春が来るのが遅いようです。木々が芽生えてくると更に綺麗でしょうね。
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折角なので酸素缶を使ってみます。以前もそうでしたが半分は気分的なものがあるように思います。
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見る角度によって池の色は神秘的に変わるのが不思議です。誰でも思うことですがトルコのパムッカレを思い出します。
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景色を眺めながらぼちぼち歩きます。
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黄龍古寺に到着しました。
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黄龍古寺と書かれた扁額は左から見ると「山空水碧」、右から見ると「飛閣流舟」と書かれています。
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道教の神は日本人にはなじみが少ないですがこの寺に祀られる黄龍真人は中国古典小説「封神演義」において崑崙十二大仙の1人として登場します。道観の方に断って写真を撮らせてもらいました。
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それよりも治水事業で有名な夏王朝の王である禹の父といわれます。禹が治水事業で困難に逢った際に黄色い龍に姿を変えて、息子である禹の船を背に載せて川を遡って助けたともいわれます。
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成都を出て岷江を遡る途中に巨大な禹の銅像があったのを思い出します。
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黄龍洞にも黄龍真人を祀ってあるのと、鍾乳洞に聖なる水を汲めるところがあるので空のペットボトルまで持ってきたのですが…。「正在施工」なんと工事中で閉鎖されていました。父の墓前に供えようと思っていたのに残念です。
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そうとなれば先を急ぎましょう。
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酸素を吸って元気出してください。
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少し雲が出てきたようです。「午後2時過ぎると涼しくなります。」と言われていたけど暑くなるばかりです。寒くて凍えるよりも雨に打たれるよりも良しと考えましょう。
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妻の姿がだんだんボロボロになってきました。
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黄龍後寺が見えてきました。ここまで来れば道半ばです。
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最初から日傘差したほうが良かったのではないでしょうか。
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黄龍古寺に到着です。
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傷んではいますがこちらの寺院のほうが風情があります。
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名前は似ていますが黄龍後寺は道教の寺なので道観ですが、こちらは純粋にチベット仏教の寺院のようです。
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残念ながら鍵が掛かっていて参拝することはできません。
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妻は大きな摩尼車を廻して息が切れます。
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小さい摩尼車は途中で断念しました。
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私は小さい摩尼車を1つ1つ回します。日本では六字真言とも呼ばれるマントラの「唵・麼・抳・鉢訥・銘・吽」(オンマニペメフム)を唱えながら亡くなった祖父母や大叔父や大叔母、父や叔母や叔父や従兄の顔を思い出しながら回したら涙が止まらなくなりました。
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普段は全く信心深いことは無いのですが、母が写した般若心経を持ってアンコールワットの坊さんに納めてもらったり、ボロブドゥールの遺跡に納めてたり、ミャンマーのバガンの寺院にも納めました。
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蘇州の寒山寺に大晦日に参拝した際は父が亡くなった後だったので事情を話して納めさせてもらいました。大晦日は盛大な法要がありますから。タイのバンコク、チェンマイのドイ・ステープ、チェンライなどにも納めながら今回は持ってくるのを忘れました。まぁ絵葉書は毎日出せたので良しとしましょう。
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積まれたスレートと瓦の美しい小さな祠がありました。冬に雪が積もったらどうなってしまうのだろうかと思います。
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日傘をさして体温調整も日差しの調整も上手くいったようです。
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分岐点がありましたが土の道は冬季閉鎖中の看板がありました。雪は無いのだろうけどぬかるんでいるのか整備されていないのでしょう。こちらは見どころを飛ばしてしまうルートなので初めから歩く予定はありません。
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接仙橋の橋脚のベンチで一休みします。日陰の上に風が川を渡るので涼しかったです。ここでガイドさんたちにも抜かれ本当の最後尾になりました。
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ここから下はほとんど水が無いので景色を楽しむ必要はあまりありません。
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争艶池もこの通りで少しだけ雪解けの水が残っています。
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そしてその下は完全に干上がっています。あと1か月遅かったら水があるのでしょうか。
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婆蘿映彩池を見ていたらスキー場のゲレンデに見えてきて、どこのギャップでターンしてなんて考えてしまいました。
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各所に展望台がありますが立ち止まる人は皆無です。
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一応背景の山々と写真は残しておきます。
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明鏡倒映池の数枚は水が半分ほど溜まっていました。
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ここを水が流れたらきれいなんでしょうね。ただ謎だった水中をどのように木々の種が芽生えて育つのかが分かった気がします。
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1人2人中に入ってしまわないかと思いましたが、中国の人もちゃんとルールを守っています。係員もたくさんいるので悪さは出来ないでしょうが。ただペッペッと痰を吐く人はたくさんいます。
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一部雪が残っている場所もありました。
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特に木道のデッキの下は雪が多く残っています。2週間前に旅行された方のブログでは雪の中を歩かれていましたので、旅行会社も現地の状況を把握するのはむつかしいでしょうね。
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金沙舗地もかろうじて湿っているようです。
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水が流れたら黄金色できれいでしょうね。この辺りは見たかったな。
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まあ満足できなかったということはまたいつか来たいと思うでしょうから。それはそれでよかったと考えましょう。
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洗身洞もカラカラで水hありませんでした。
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洗身洞は仙人が身を清めた後に滝の壁にある洞窟に入って瞑想したという伝説も残っているところですが、水がないほうが逆に瞑想が出来るなと思えます。
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5元で売っていたチベット風のデザインの帽子を買ってくればよかったな。
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飛爆流輝も写真では勇壮な姿です。現状の写真を撮った後に看板の写真を撮っている人が多く見受けられました。
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これでほぼ黄龍の景勝地は終わりです。
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最後の最後にいくつかの石灰華による棚に水が溜まっていました。
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ここで最後の休憩をします。
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ここで見納めですからね。
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しかしツアーの人たちにはほとんど出会いませんでした。時間調整は間違っていないので遅れることは無いのですが…。みなさんずいぶん早いペースで歩かれています。
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下っている人がほとんどですが夕方になって登っている人も多いのが不思議です。
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出口前に郵便局があったのでこれまで3日間の絵葉書を出しておきます。そして黄龍の絵葉書はここで調達しました。ここの消印を押してもらうのは別料金で5元でした。九寨溝は10元でしたから安いと言えば安いですが…。泰山では無料だった記憶があります。
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出口まで無事についたらケロッとしています。ここでちょうど午後4時です。
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やはり我々が一番ビリでした。早い方は40分以上前について、座るところが無いのでコーヒーを飲んだりビールを飲んだり時間を潰したそうです。コーヒーが1杯50元とか仰っていたような。
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妻がふっくら写っているのは気圧のせいで彼女のせいではありません。かっぱえびせんもこんな感じに膨らんでいます。
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帰りも同じルートで雪山梁子を越えます。帰路の車窓からも雪寶頂がきれいに見えました。
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金色のチベット寺院が見えてくると川主寺ももうすぐです。
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畑から帰る親子はヤクで畑を耕していたのですね。
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純粋なヤクなのか牛とヤクを交配させたゾッキョなのか分かりません。
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川主寺の町の手前でトイレ休憩です。ここも1元でした。隣近所には伝統的なチベットの家屋があり、観光バスから降りた人がハタを掛けられ歓迎を受けて中に入っていきます。
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別料金でお金を支払っても良いのでこんな住宅の中を見たかったものです。でもこの後も3時間ほど走って茂県のホテルに着いたのは午後8時過ぎだったので仕方ないですね。
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卍と宝珠と華を組み合わせたデザインです。
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こちらは宝珠のデザイン。
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すぐにバスに乗って出発です。
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正面は川主寺だそうです。寺院の手前を左折して茂県に向かいます。
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山の上に紅軍長徴紀念館の塔が望めました。
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川主寺からは3日前に来た道を戻るようにバスは走ります。
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見慣れた景色が車窓を流れていきます。
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そして2時間走って湖畔のトイレで休憩です。ヤクに乗った場所なので乾物屋のおばさんのところへ行ってペカンナッツを60元分、サクランボと梅と野ブドウとトマトのドライフルーツをそれぞれ10元分の合わせて100元購入しました。だいぶオマケしてもらいました。これは母と弟夫婦にお土産です。
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2008年の文川大地震で山から落ちてきた最大の岩だそうです。
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渓谷を走るので陽が落ちるのが早いです。それ以前に日本と時差が1時間といいながら北京時間ですからね。実際には3時間くらい違ってもおかしくありません。
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茂県の「国際飯店」に到着したのは午後8時過ぎでした。荷物をロビーに置いて、まずは夕食です。疲れ果てたので写真は割愛です。でも料理はおいしかったです。基本的にメニューは往路で食べた時と同じです。部屋は少し暗いけれど快適でした。
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洗面台も広くて2人分の洗面道具を置くのに十分です。コンセントもあるので充電もOK。
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お湯も豊富に出るので久しぶりにバスタブに浸かりました。
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アメニティは最低限揃っていますが使いませんでした。
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ロビーの売店でビールは10元でした。まぁ山の中のホテルですから仕方ありません。お金を払ってエレベーターに向かったら売店のお姉さんが「栓抜きありますか?」と声を掛けてくれました。「謝謝。不要。」と答えて部屋に戻ります。長い1日を終えてビールで乾杯!
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鉱石店で買ったペンダントトップです。これを九寨溝で買った紅珊瑚のネックレスに付ければ完璧です。明日も早朝にチェックアウトして移動です。
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