2015/12/20 - 2015/12/20
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kojikojiさん
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ザルツブルグとオーベルンドルフのマーケット巡りの観光から一度ホテルに戻りました。日曜日の夜ですがまだ午後6時30分なのでバスに乗って市内に出ます。オデオン・プラッツで地下鉄を降りて最初に向かったのは中世のクリスマス・マーケットで、ここはどうしても来たかった場所です。春のブリュッセルで「エターベークの中世祭り」へ行ってあまりに楽しかったので中世という名前に惹かれていました。あまり中世の衣装を着た人はいませんでしたが、屋台の人たちは民族衣装を着ているので雰囲気はありました。あまりに人が多いので翌日の日中にも再訪することにしました。でもいろいろなイベントは夜が多いので楽しいには夜でしょうね。この晩もステージでは火噴き男や火のついた縄跳びだの盛り上がっていました。食事はどこかのレストランへ行くつもりでしたので屋台では食べませんでした。食事は調べてあった新市庁舎の地下の「ラーツ・ケラー」にしました。店の前で妻が中華が食を食べたいと言い出したのには驚きましたが、なだめすかして店に入りました。ラドラーを飲んでしまえば食欲が出ておいしく食事できましたが、少々疲れが出てきたのかもしれません。数年前ウィーンに1週間ほどいた時はラート・ハウスという市庁舎近くのホテルに泊まっていました。その時はちょうどイースターだったので市庁舎前の広場にはチロル地方の小屋が再現され、毎晩のように遊びに行っていました。その時の楽しさとミュンヘンのクリスマス・マーケットが重なってとても楽しい思いが出来ました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 観光バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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午後7時過ぎのバスに飛び乗ってマックス・ウェーバー・プラッツへ向かい、そこからオデオン・プラッツまで地下鉄で移動します。同じバスには同じツアーの方も乗車されていましたからみなさんもお元気です。
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街灯の美しいブリーナー通りに入ってみます。
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少し先にウィッテルス・バッハー広場があり、ここが中世風のクリスマス・マーケットになっています。
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仮設の舞台があり、音楽の演奏が入って大盛り上がりでした。大きなドイツ人の人垣では何をやっているか見ることができません。手を伸ばして写真を撮ってみると火を噴いたり火のついた縄の上を飛んだり。
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イチオシ
通常時はマクシミリアンの像が置かれているだけですが、この時期は1人だけ淋しそうです。
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こんな中世風の建物と中で働く人も中世の衣装を着ているので雰囲気は最高です。
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この晩はレストランで食事する予定だったので見学だけでしたが、翌日この店でSchupfnudelnという(店の看板ではジャガイモ麺)ジャガイモ・ニョッキのような炒め物を食べましたがおいしかったです。料理は6オイロで陶器製のボウルのデポジットが5オイロです。プラスチックのごみは削減できるし、雰囲気は格段に上がるのでとても良い考えだと思います。
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大きな中華鍋風のフライパンで肉と玉ねぎを炒めたもの。おいしそうです。
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こちらは焼き栗とリキュールのお店。匂いだけ楽しむことにします。
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リアルに毛皮をそのまま売っているお店もあります。物販のお店は午後8時くらいにどんどん店仕舞いになっていきます。
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怪しい妖精のフィギュアや人形を売るお店もあります。
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舞台の周辺は相変わらず人がたくさんです。
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リキュール屋さんの前に立つ人も中世の衣装を着ています。
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こんな感じの本物のスモーカーで燻製も造っています。チップの香ばしい香りが周囲に漂っています。
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こちらは魚料理のお店です。よく見たらカラマーレの看板が!妻が気づいていたらここで食事することになったでしょう。
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こんな大きな銅鍋を直火にかけてホットドリンクを温めています。
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こちらはいろいろな肉料理の店で、豚の丸焼きとは豪快です。
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イタリアのシエナには眼鏡をかけておばあさん風にしたイノシシの剥製が置かれた肉屋がありましたが親戚でしょうか。
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イチオシ
このおじさんが食べているグーラシュおいしそうでした。ブダペストで食べたグヤーシュを思い出します。付け合わせのジャガイモニョッキも。
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翌日の自由時間にもう一度来ることにします。
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フェルトヘルンハレ(将軍堂)の写真も撮っておきましょう。
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フィレンツェのウフィツッイ美術館の横のロッジアを思い出しましたが、設計者が参考にしたことが後で分かりました。こちらはバイエルン軍記念碑です。
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このフェルトヘルンハレはナチスとも縁が深く殉教者慰霊碑として使われ儀仗兵まで置かれたこともあるそうです。12月のこの時期はクリスマス・ツリー売り場になっていました。
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ダルマイヤーのあるレジデンツ通りではなくテアティナー通りを歩いてみます。すると天使が出迎えてくれました。
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途中からマリエン広場まで続くマーケットが始まりました。
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サンタクロース・ヴァージョンのくるみ割り人形です。そういえば子供の頃くるみ割り人形でくるみを割って食べた記憶が蘇ってきました。父が共同通信社に勤めていたのでどなたかのお土産だったのでしょうか。
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サウンド・オブ・ミュージックに出てくるトラップ一家の次男のクルトを思い出させました。レーダーホーゼン(Lederhosen)は男性用の半ズボンで、ひざ丈ほどの皮製のズボンです。
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「ラーツ・ケラー」に到着しました。名前の通り新市庁舎の建物の地下にあるレストランです。
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店の前で妻が急に「中華か和食が食べたい。」と言い出してびっくり。こちらは頭の中までドイツ料理モードになっているし、中華料理店も周辺で見た記憶がありません。
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何とかなだめすかして階段を下りて店に入ります。入り口で様子を見ていると「まっすぐ奥に行って。」と店の人に声を掛けられます。しばらく進んで空いている席を指さすと係りのおじさんが「どうぞ。」と言ってくれます。
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思うに巨大な新市庁舎の地下の半分くらいがこの店になっているのではないでしょうか。写真付きの日本語メニューがあるので注文は簡単です。
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プレミアム・ヘレスを注文して喉を潤すとお腹が空いてきました。
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お疲れさまでした。ドイツに来て1日中乾杯してお酒を飲んでいる気分です。
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料理が出てくる前にちょっと店内を偵察してきます。
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店の中央にはこんな巨大な樽まで置かれています。
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新市庁舎の正面から入る入り口もあります。
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イチオシ
そんな階段の手摺にはこんな不思議な顔の彫刻があります。
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左右で表情も違います。
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樽には2016年1月中旬までの特別メニューが書かれてありました。
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カルトッフェル・ズッペはフランケン風のポテトスープで、クルトンとカリカリベーコンが入った濃厚な味です。冷えた体に滲みます。「あったかいんだから。」
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こちらはパンケーキの入ったブイヨンスープです。これでもかといった量の細切りパンケーキが入っています。でもおいしい!
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この日の晩ご飯はドイツ料理で納得いただけたようです。
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ウィンナー・シュニッツェルはウィーン風カツレツというやつです。大きなカツレツが2枚重なっています。右の黄色いのにはレモンが入っていて、不織布に包まれているので種を気にせず絞れます。
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付け合わせの甘酢で漬けた野菜たちですがこれがおいしかった。
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妻はズッキーニのピカタとトマトパスタで、アルデンテではないですがおいしいです。横浜のニューグランドホテルのナポリタンみたいです。
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昼間はゆっくり食事をすることもできないハードスケジュールなので夜の食事時間は我が家にとってとても重要な時間です。変に食事がついていて食べたくないものを食べなくてよいのも嬉しいです。
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レーゲンスベルグで買った帽子は2日でお気に入りになりました。
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午後10時を過ぎたので店もだいぶ空いてきました。
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気が付いたら入ってくるときに混んでいた席もガラガラです。
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階段の横には奥へ行く長い通路がありビアホールのような長テーブルもありました。奥の席のほうが天井のフレスコ画などが豪華です。
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各ゾーンによってインテリアは違うのが面白いです。
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新市庁舎の表に出る階段に向かいます。まるで兄妹のようなので記念写真を撮りました。
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店へ入るアプローチとしてはこちらのほうがおすすめです。
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こんな入り口です。
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ドイツワインのボトルとライオンと記念写真も撮りました。
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イチオシ
表に出ようとしたら門が閉まっていました。
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仕方ないので最初に入ってきたルートで表に出ます。ここもおいしいお店でした。
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明日はこの店で白ソーセージを食べる予定です。
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マックス・ウェイバー・プラッツの駅を地上に出ると、バスがUターンして入ってきました。すぐに出発かと思いましたが10分くらい時間調整してからの発車でした。
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ホテルに戻ってバスタブにゆっくり浸かって最後のビールです。この日はドイツ政府公認6大醸造所の1つであるハッカー・プシュール(Hacker-Pschorr)のダークでしっかりした味です。おいしくビールをいただいて翌日に備えます。
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