2015/12/18 - 2015/12/18
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kojikojiさん
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今年の秋は仕事が忙しくなりそうだったので夏にロンドンへ行きましたが、期間も短かったので年末のバタバタを潜り抜けてドイツとオーストリアのクリスマス・マーケット巡りに行ってみました。長年1度は行ってみたいと思っていたクリスマス・マーケット巡りだったのですが、ようやく願いが叶う事となりました12月18日の金曜日と週明けの21日と22日の3日の振替休で土日祭日と合わせた6日間で、まぁ実質現地3日間の観光というハードスケジュールでしたが自由時間もありそれなりに楽しめました。短い時間なのでツアーを幾つか比較しましたが、最終的には日程が合ったトラピックス社の「羽田空港発着 ルフトハンザドイツ航空往復直行便利用 ドイツ・オーストリア6つのクリスマスマーケット」に決めました。料金は燃油サーチャージ込みで139,000円でした。ミュンヘンのホテルに4泊とホテルの移動も無く、4日目は終日自由行動と食事が付いていないのも我が家にとっては都合の良いものでした。ホテルは市内からバスと地下鉄を乗り継がなければなりませんでしたが、30分程度のことでしたのであまり気にはなりませんでした。今年の2回の旅行はベルギー・オランダがエミレーツ、ロンドンがエディハドと中東系の航空会社で値段は安かったのですが、移動時間は非常に長く思えました。ルフトハンザ航空の直行便という事は魅力の1つでもありました。ルフトハンザには20数年前に乗ったことがあるのですが、成田空港で搭乗したまま機体整備で7時間も機内に閉じ込められた記憶があってあまり良い印象は無かったのですが、スターアライアンスのマイルが獲得できるのは魅力でした。空港の搭乗口で呼び出しがあったので「2回連続でインボラアップ?」なんて一瞬喜んだのですが、座席のトラブルがあるので変更になります。との一方的な通告でした。折角の2人掛けの窓側から4人掛けの狭い座席になってしまいました。まずはミュンヘンまでの移動と空港に併設されたクリスマス・マーケットの見学から始めます。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 観光バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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羽田空港の国際線ターミナルに午前10:50の集合です。座席はすでに決まっていて、搭乗券を渡されるので早い時間に行っても同じことです。この日のツアーは34名という事でした。「窓側の2人掛けのお席を用意しました。」と嬉しい心配りでした。まあ後で航空会社に変えられてしまうのですが。
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羽田空港の国際線ターミナルは季節によって設えが変わるので楽しみにしているのですがクリスマスシーズンは意外にシンプルでした。
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夜の方が綺麗でしょうね。
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今まで見た中ではアジサイが一番綺麗でした。
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羽田日本橋の周辺は夏に比べてショップも増えているようでした。
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搭乗口で呼び出しがあったので一瞬インボラアップかと喜んだのですが、伝えられたのは「座席のトラブルなので席が変更になります。」という感情も何もない事務的な内容でした。
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機内誌を読んでいたら懐かしいブリュッセルのメゾン・アントワーヌというフリッツ屋さんが特集されていました。ブリュッセルで1番と言うだけあってとても美味しい店でした。写真を見ているだけで牛脂で2度揚げられたポテトの香りがしてきそうです。
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ミュンヘン路線では昼と夕食の2回の食事がありました。
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まずはドイツビールで乾杯です。Warsteiner(ヴァルシュタイナー)は1753年に設立されオランダとベルギーと国境を接するノルドライン・ヴェストフォーレン州のヴァルシュタインという町で醸造されています。ドイツのピルスナーはの4つのうちの1つであるザウアーレンダー・ピルスナーの最も代表的なものがこのビールです。
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おいしいのでもう1本持ってきてもらいました。プレッツエルは雲の形でクラッカーは飛行機の形で可愛らしいです。
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和食の豚角煮ごはんです。妻はグヤーシュとフィンガーポテト(ニョッキ風)でした。ルフトハンザは和食より洋食の方がおすすめです。
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食後はコニャックとベイリーズをいただきます。ベイリーズはコーヒーに入れて食事の余韻を楽しみます。
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このところ中東経由の便ばかりだったのでシベリア経由でのヨーロッパ入りは久しぶりです。機内エンターテーメントの映画では「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」と「マッドマックス 怒りのデス・ロード」と「ジュラシック・ワールド」を一気に3本観ました。
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ヴォルガ河以外は聞いたことも無い地名が現れては消えていきます。
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この日何本目のビールでしょうか。晩御飯は牛すき焼き風かこのペンネのクリームミートソースです。こちらも洋食の方が美味しかったように思います。
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食後のコーヒーの砂糖がダルマイヤーというだけでちょっとうれしい気分になります。
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懐かしい地名が出てきたらミュンヘンに到着です。出発は少し遅れましたがほぼ定時の到着でした。
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12時間のフライトお疲れ様でした。
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ハンザはハンザ同盟のハンザだよなと思いつつ日本に帰って調べてみたらルフトハンザとは「旅商人組合(同盟)」という意味だそうです。ロゴの鶴は世界中のお伽話や神話の中で幸福の象徴として描かれているからだそうです。
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この年の12月は記録的な暖冬だったで、表に出ると拍子抜けするほどの暖かさでした。バスに荷物を預けて空港に併設されたクリスマス・マーケットの見学に出掛けます。こういうときツアーって便利だと思います。
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空港を午後7時出発なのでそれまでの1時間少々が自由行動になります。街外れの空港にもかかわらずかなり賑わっています。
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今回の旅ではピラミデと呼ばれるキャンドルで回転するクリスマスの飾りを買いたいと思っていました。ツアーではエコノミーの利用ですが、ルフトハンザ航空は受託手荷物は23キロ2個なのが嬉しいです。23キロの重量はかなりシビアで帰国時の自動チェックインでは1キロオーバーしただけでも機械は受け付けてくれず、荷物を減らして手続きのやり直しになります。
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イチオシ
ずっと見ていたら時間がいくらあっても足りなくなりそうです。空港という場所柄もあるのでしょうが、ブリュッセルのエターベークの中世祭りで買ったのと同じような木製品が倍くらいの値段になっていました。
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この広場は屋根があるので雨が降っても大丈夫です。ステージではライブ中でとても賑わっていました。
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ここでドイツでの初グリューワインを飲みました。中身が3オイロでカップのデポジットが3オイロで6オイロ支払います。飲み終わってカップを返却すると3オイロ返ってくるというシステムです。持ち帰るときは良く見ておかないと欠けていたりします。
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このマーケットは敷地が狭いので40店くらいの店しかありません。何か物足りないと思うのは教会が無いという事でしょうか。
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このカップは4歳の姪にプレゼントしましたが、気に入ったみたいで喜んでくれました。
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ヴィンター・マルクトと言うのが正式名称のようです。
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広場の中心にはスケートリンクが設けられていて、皆さん楽しそうに遊んでいます。わざわざ町中からここまでスケートをしに来ているのでしょうか?それとも飛行機を待つ間の時間つぶしでしょうか?
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中華風の出店もありました。中華鍋と提灯のディスプレイって不思議な感じがします。
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姪を連れて来たら喜ぶだろうなと思いながらお土産も物色します。
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広場を囲んで2階にはデッキがあるのでそこから俯瞰できるのはこのマーケットの特色です。他の街中のマーケットでは教会の塔に登るくらいしかありません。
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20メートルはあろうかと思えるクリスマスツリーが飾られています。下に立っている女の子からも巨大さが分かると思います。
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イチオシ
よく見るとたくさんのツリーが植えられて雰囲気を醸しだしています。
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空港についていきなりですがグリューワインを飲んでほろ酔い気分でマーケットを楽しみました。
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空港にはエアブロイというビール醸造所があるのですが、そこに立ち寄っているほどの時間はツアーの人間にはありません。あともう少しという場面は翌日も翌々日もあり、やっぱりツアーは厳しいなと思いました。
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屋台と言っても山小屋風の仮設の建物だけでは無く自走式のトレーラーのショップも数台ありました。バスに再集合する前に空港内のスーパーでビールを買っておきます。同じようなツアーに参加される場合はここで滞在中の飲み物は買っておいた方が良いです。ホテルでは3倍の値段になっているし大したものも置いていません。
ちなみに宿泊した「アジムートホテル」の冷蔵庫は空でした。 -
ミュンヘンのスタジアムはスイスの建築家ユニットのヘルツォーク&ド・ムーロンの作品です。「アリアンツ」はドイツ最大の保険会社の名前ですね。試合開催日はクラブカラーであるバイエルン・ミュンヘンの赤になり、1860ミュンヘンの試合の時は青に色が変わります。滞在中はずっと赤く染まっていました。
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空港から一度町中を抜けて東側の街外れのホテルに到着すると午後8時と予定通りでした。パスポートの提示も無くカードキーを受け取って三々五々部屋に向かいます。カードは1部屋に1枚ですが、頼めばもう1枚作ってくれました。
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239号室は日本でいう3階の角部屋でした。小さめのベットが2つ並んでいました。
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大きなデスクが嬉しいです。クローゼットはオープンで大きなトランクはここには置けないので床置きになります。部屋が広いので特に気になりません。小型テレビの下には冷蔵庫がありますが、奥行きが通常の半分しかないので容量は小さいです。ちなみに湯沸し等はありませんし、貸し出しの湯沸しもありません。
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イチオシ
空港のスーパーで買った大瓶ビールたちです。ラドラー(レモンビール)を1本入れて、後は有名どころを揃えてみました。空港のスーパーでもビールは1本0.99オイロから1.09オイロと格安です。瓶の大きさから考えたらベルギーの半額くらいの印象を受けました。飲んだ後ラベルは全部剥がしてスケッチブックの日記帳に貼りました。水も1オイロ位だったのでこれ全部で1,000円くらいです。ホテルの部屋には無料の水も置いてありませんのでミネラル・ウォーターは必須ですね。
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アメニティは何もありません。一応ポンプ式のシャンプーとボディーソープはついています。お湯は豊富に出るので日本人ツアーでも大丈夫です。洗面台の下にはパネルヒーターも付いています。ドライヤーも小型のものが付いています。
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中庭には寂しくクリスマスツリーが1本立てられています。
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トラピックス社の案内ではこのホテルから15分くらいのSバーンの駅が最寄駅でここを使って市内へ出るように指示がありますが、グーグルマップを見るとホテルの周りにバス停が幾つかあります。市内交通のネットでバス停の名前を調べるとUバーン(地下鉄)のマックス・ウェイバープラッツ(U4かU5)まで190番のバスか191番のバスで出られることが分かります。
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という事でバス停の場所を確かめに行きました。現地のガイドさんもSバーンの駅までは15分では着かないし、真っ暗なので絶対に使わないでくださいと言っていました。
※バスの情報は2015年当時で、その後変わったと聞いています。 -
アジムートホテルの隣はIBISホテルがあり、その隣がメルキュールホテルです。そしてその隣が「ロマンチカ」というイタリアンレストランです。ここはテイク・アウェイも出来るし便利な店ですが、日曜日は定休日なので注意が必要です。
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その先が高速道路の下のトンネルです。トンネルの手前にもバス停はありますが、ほとんどこのバス停にはバスは来ません。メインのバスルートはトンネルの先の道です。左にバス停がありますが市内は左方面です。
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トンネルを越えるとギリシャレストランがあります。ここは日曜日も営業します。近所にあるレストランはこれだけです。バス停の先にバーガー・キングもありますが。市内に向かってバス停を二つ進めば中華料理店もあるようです。
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バス停まではホテルから5分くらいでしょうか。キップは車内でも買えますが、ドイツ語表記だけだし、暗いので誰かの手助けがいると思います。翌日市内での自由行動時にまとめて買っておきました。中央駅や空港で買うと日付が押されてしまいますが、Uバーンの駅などでは刻印の必要な切符が買えます。2015年時点でZONE1エリア内なので2.7オイロでした。キップはバスもUバーンも通しで使えるので便利です。ホテルを出てマックス・ウェイバー・プラッツで乗り換えてオデオン・プラッツまで30分から40分で移動できます。
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夜利用できるレストランも無いホテルなのでホテルのロビーは閑散としています。一応3席くらいのバーカウンターがあります。
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ゆっくりバスタブに浸かった後はKrombacher Pils(クロンバッハ・ピルス)の大瓶を1本空けます。ケルンの東のクロイッタル地方で1803年からピルスナービールを専門に醸造するクロンバッハ社のスーパープレミアム・ピルスは麦芽・ホップ・水・酵母のみを原料としているので喉越しもすっきり。どんな料理に合うかより風呂上りに合うビールです。
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我が家の湯沸し器はヨーロッパではそのままコンセントにさせるのでこれ以上便利なものはありません。25年以上使っていますが、ケーブルだけなので壊れようがありません。最初にヴェネツィアのサンタ・ルチア駅前の橋を渡った先にある電気屋さんで買ったので、それ以降もその店で買う習慣がついてしまい、行く度に買っては誰かにプレゼントしています。という事で家には2つ残っています。
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