2015/12/19 - 2015/12/19
56位(同エリア193件中)
kojikojiさん
- kojikojiさんTOP
- 旅行記1782冊
- クチコミ1205件
- Q&A回答73件
- 3,497,984アクセス
- フォロワー171人
ニュルンベルグを12時30分に出発してレーゲンスベルグには午後2時頃に到着しました。その途中の車窓も絵に描いたような風景が広がります。まるで東山魁夷の絵のような風景に心を奪われていると、ドナウ川を渡り町が近づいてきたことが分かります。ガイドさんのアナウンスで皆さん起きだして現実の世界に引き戻された気分でした。バスは川沿いの機関車のある公園に停車します。機関車の裏には公衆トイレがあり、ここで用を済ませて大聖堂まで旧市街の観光がスタートです。残念ながらドイツ最古と言われる石橋は修復工事中で全体を見ることは出来ませんでした。そのまま旧市街を散策して大聖堂の前で解散になりました。この町でも1時間30分の自由時間です。と言っても20分くらいかけて歩いてきたので余裕がある訳ではありません。大聖堂の広場で「フート・ケーニッヒ」の帽子箱を持ったカッコイイおじさんがいたので「この店を探しているんです。」というと指さされたのは10メートル先の店でした。時間が無いので店に飛び込んでネットから出力した写真を見せて帽子を見せてもらいました。正直これが正解であまりに帽子の量と種類が多くて、店に入ってどれにしようなんて考えていたら数時間必要でしょう。気に入った物の中から最終的に1点選んでサイズの確認をしてもらいます。ついついツバの前の方をあげたくなるのですが、ちょっとでも上げようものなら係のお姉さんにクイッと下げられてしまいます。それほど被り方のこだわりがあるようで、買った後は待ち往く人の被り方が気になって仕方ありませんでした。サイズを決めるとカウンターで内側を縫い込んで再度チェックして、その後はスチームをかけてブラッシングしてくれますが、その一連の作業の手際の良さに感嘆しました。「箱に入れますか?」と聞かれましたがこの帽子を被ってドイツの町を歩きたかったので断ります。カッコイイ箱なのですが別料金で20オイロするのはネットで調べて知っています。帽子を買った後は気持ちが変わり、景色まで違って見えるようでした。本題のマーケットへ行って、まずはグリューワインをいただきます。ここのカップは鼻が当たらないようになっています。その後は教会を参拝させていただいてバスの待っている駐車場に戻りかけます。石橋の袂にあるドイツ国内最古のソーセージ店(Historische Wurstkueche)に立ち寄ると15人くらい並んでいました。集合まであと15分なのでどうしようかと迷いましたがここで食べない訳にはいかないので並んでみました。何とか5分くらいで買うことが出来たのですが、バスには匂いのする食べ物は持ち込み禁止なので走りながらソーセージサンドを食べることになりました。更に石橋の途中で午後4時の鐘が鳴り始めます。結果4時2分にバスに到着しました。妻が走って戻る旨をガイドさんに伝えると他にも1組遅れている方がいて気分的に助かりました。バスは一路ミュンヘンの町へ向かってひた走り、2時間後の午後6時に到着しました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 観光バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
-
イチオシ
ニュルンベルグの観光が終わるとそのままレーゲンスベルグへ向かいます。
-
また美しい景色が車窓を流れていきます。
-
勿体なくて寝てはいられません。
-
久しぶりに見るドナウ川です。
-
大きな貨物船が川を上ってきます。「間もなくレーゲンスブルグですよ。」とガイドさんのアナウンスがあり、皆さん起き出しました。
-
昔ウイーンからヴェネツィアへの夜行列車を待つ間にメルク修道院を見学して、港からウイーンまで船に乗ったことがあります。ユーレイルパスですべて無料だったのもありますが、ほぼ半日かけていくつものロックを通過したのを思い出しました。1か所が10メートルくらいあり、それを3つか4つ越えた記憶があります。これがまた時間がかかるのです。そんな閘門が目の前に見えました。
-
レーゲンスブルグではドナウ川の北側の駐車場にバスを停めます。ここには古い機関車が置かれ、後ろの建物はトイレになっています。
-
ここまでくる朦朧とした景色とドナウ川と機関車を眺めていたら「雨、蒸気、速度 グレート・ウェスタン鉄道」というターナーの絵を思い出しました。
-
レーゲンスブルグの町の入り口です。ここからクリスマス・マーケットの会場までが市内観光になります。
-
と言っても特に観光的な見どころがある訳でもありません。
-
ベルギーの旅以来マグリット風の景色を探してしまう癖が抜けません。
-
同じ形の色違いの建物たちが並んでいます。
-
ドイツ最古の石橋に到着しました。いい感じに霧が立ち込めてきました。写真では寒そうですが同じ時期の東京より暖かったです。
-
1135年から1146年に架けられた石橋は中世の橋梁建築の中でも群を抜いた素晴らしいものだそうです。第2次十字軍と第3次十字軍の騎士たちが聖地エルサレムに向けた行軍の際にドナウ川に架かるこの橋を渡ったと聞くと歴史を感じます。
-
残念ながら修復工事中なので全体像を見ることはできませんでした。
-
石橋からの景色はとてもきれいです。
-
この旧市街はシュタットアムホーフと呼ばれるエリアです。
-
橋のたもとに古いソーセージ店が見えます。ここへは帰り道に立ち寄る予定にしています。
-
橋を渡ったところに時計塔があり、何となくプラハのカペル橋を渡った辺りを思い出させます。
-
店先を覗きつつもツアーの皆さんから置いて行かれないようにしながら先へ進みます。
-
通りの突き当りにあった壁画はすぐに誰だか分かりました。左の小さい若者の手に持った投石の革紐からダビデだと分かります。そして大きい兵士はペリシテ最強の戦士のゴリアテです。ダビデは裸だったはずですがここでは洋服を着ています。フィレンツェのアカデミア美術館のダビデ像は裸で、肩に革紐を掛けた姿で表わされています。
-
壁に埋め込まれたプレートには「ポルタ・プレトーリア」の文字が読み取れます。
-
この建物の一部はローマ時代の城壁だということです。その中を潜って観光は続きます。
-
中庭には大きな銅像が置かれてありました。
-
イチオシ
司教を慕うように3羽のアヒルの姿が見えます。
-
後ろでは中から狐が表れてアヒルを食べてしまいます。これはグリム童話か何かかと思いましたが…。寓意する意味は分かりますよね。
-
大聖堂に到着しました。ここで団体行動は終わりです。1時間30分の自由時間が与えられますが、バスまで戻る時間も含まれているので時間に余裕がある訳ではありません。
-
クリスマス・マーケットへ急ぐ人と別れて我々は帽子屋さんを探します。多分この店だろうと思いましたが店名が出ていません。目指す帽子屋さんの箱を持ったおじさんがいたので「この箱の帽子屋さんを探しているんだけど。」と尋ねると「そこの店だよ。」と教えてくれました。
-
この店はドイツ最古の帽子店の「フート・ケーニッヒ」です。時間が無いと思われたので事前にネットで候補を選んでプリントアウトしておきました。これは正解であまりの種類の多さに、店に来てから選んでいたら時間がいくらあってもたりません。係りのお姉さんに数点選んで見せてもらい、一番気に入ったものでサイズ調整してもらいます。そしてすぐに内側を縫製してもらいます。
-
妻も気に入った色が見つかったのですぐにサイズを調整してもらいます。その後に全体をスチームをかけてブラッシングして完成です。それでも30分くらいは時間が必要です。このお店はティム・バートン監督の映画「アリス・イン・ワンダーランド」でマッド・ハッター(ジョニー・デップ)が被っている帽子を製作した店でもあります。
-
係りのお姉さんと記念に写真を撮ってもらいました。頭頂部が帽子に当たるくらいで、つばの前はかなり下げるのがルールのようで、ついつい前を上げてしまうのですが、その度にグイッと下げられます。ほとんど子ども扱いです。
-
妻の選んだ帽子はネットの画面では無かったグレーで、インディー・ジョーンズ風です。
-
どちらも100オイロ前後で日本円で14,000円から18,000円くらいです。帽子を設える経験なんて初めてなので良い記念になりました。地球の歩い方にも載っていないし、トリップアドバイザーでも日本人が投稿していないのが不思議です。
-
ようやくクリスマス・マーケットに到着です。この町のマーケットはあまり大きくはないようです。グリュー・ワインの素が安かったので大人買いしました。スーパーで売っているインスタントではなくてちゃんとスパイスやドライフルーツが入っています。その割に3オイロは安いです。
-
イチオシ
こんな教会の尖塔が望める広場がマーケット会場です。
-
こういったおもちゃも10個くらいまとめて買わないと家に持って帰ってもかわいらしく見えません。でも総額を考えるとかわいくなくなります。
-
移動遊園地の回転木馬の周りでくつろいでおしゃべりに夢中の子供たちの後姿はすでにおばちゃんの貫録を感じます。
-
大聖堂の尖塔は105メートルあるそうです。霧が出てくると頭頂部は見えなくなってきます。
-
「空がとっても低い。天使が降りてきそうなほど。」ユーミンのベルベット・イースターの歌詞を思い出しました。
-
この町で残されたミッションはあと3つです。1つ目がグリュー・ワインで、ここのカップは鼻が当たらないようにカバーされるようになっています。味はニュルンベルグのほうが上かな?少し寒くなってきたので体が温まっておいしく感じます。
-
多少時間があるかなと思い、せっかくなので大聖堂に参拝していきます。
-
ファサードのゴシック彫刻をじっくり眺めたいところですが時間がありません。
-
ドイツの教会は外壁に磔刑像を見せるのが多いのでしょうか。
-
さあ中に入ってみましょう。ちなみにガイドブックなどには大聖堂という名前で書かれていますが、教会に置かれたパンフレットには「セント・ピーターズ・カテドラル」とあります。
-
時間があれば望遠レンズでステンドグラスを見ていきたいところですが…。
-
アントワープのロコックスの家にあった「禁断の庭」という名前の祭壇に似た聖母子像がありました。キリスト教では7は完全な数字なのでハート形の飾りも7つなのですね。これは聖母マリアの「マリアの七つの悲しみ」で、カトリック教会の信心業の中でも普及しているものです。
-
「マリアの七つの悲しみ」はシメオンの予言とエジプトへの逃避と幼子イエスをイエルサレム神殿で見失う、十字架の道行きでのイエスとの出会いとゴルゴタの丘でのイエスの磔刑とイエスが脇腹を槍で突かれ、十字架から降ろされるとアリマタヤのヨセフによるイエスの埋葬です。
-
ステンドグラスや有名な彫刻を見ている時間はありませんでした。教会の名前にもなっている聖ペテロ(ドイツ語読みだとザンクト・ぺーターでしょうか)の像がありました。レーゲンスベルグの守護聖人でもあるそうです。
-
旅の無事を祈って教会を後にします。
-
さあ時間が無くなってきました。ニュルンベルグでは絵葉書を書く時間はありましたが、ここでは絵葉書を買う時間すら残っていません。
-
半分駆け足になりながら石橋のたもとに戻ってきました。「ヒストリッシュ・ヴルストキュッヘ」という世界最古のソーセージ屋には立ち寄る時間がかろうじてありました。
-
ここで集合時間まで13分しか残っていませんが、十数人のお客が並んでいます。どうしようと迷ったけれどここで食べ逃す訳にもいかず並んでみました。
-
中ではどんどんソーセージを焼いているので流れは速かったです。
-
それでもあと5分しかありません。
-
店の前で記念写真を1枚撮って、ここで妻とはお別れして先にバスへ急ぎます。バスでの注意事項にソーセージなどの匂いのするものやグリュー・ワインなどは持ち込んではいけないと言われていたので食べながら走りました。
-
何とか2分遅れで集合場所に到着しました。我々以外にも遅れている方がいらしたので、内心ホッとしながらも、みなさんに「遅れてすいません。」と言いながらバスに乗り込みました。
-
午後4時にレーゲンスブルグを出発して一路ミュンヘンへ向かいます。
-
すぐに陽が落ちてきます。また霧が出てきて幻想的な景色になってきます。
-
ホップ畑の支柱が車窓を流れていきます。
-
せわしない1日が終わろうとしています。この日の予定はミュンヘン市内のクリスマス・マーケット見学が残っています。
-
赤く染まったスタジアムが見えてくるとミュンヘン市内はもうすぐです。楽しみな夜のクリスマス・マーケット巡りへ向かいます。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2015 南ドイツのクリスマスマーケット周遊の旅
-
前の旅行記
クリスマス・マーケット巡り(2)最初のマーケットはニュルンベルグで、デューラーのメランコリアに想いを馳せなが...
2015/12/19~
ニュルンベルク
-
次の旅行記
クリスマス・マーケット巡り(4)ツアーを離団してミュンヘン市内のマーケットを巡り、ハクセンバウアーでシュワイ...
2015/12/19~
ミュンヘン
-
クリスマス・マーケット巡り(1)初めてクリスマスマーケット巡りの旅はミュンヘンをベースに南ドイツとオーストリ...
2015/12/18~
ミュンヘン
-
クリスマス・マーケット巡り(2)最初のマーケットはニュルンベルグで、デューラーのメランコリアに想いを馳せなが...
2015/12/19~
ニュルンベルク
-
クリスマス・マーケット巡り(3)レーゲンスベルグのドイツ最古の帽子店フート・ケーニッヒで妻とお揃いの帽子を設...
2015/12/19~
レーゲンスブルク
-
クリスマス・マーケット巡り(4)ツアーを離団してミュンヘン市内のマーケットを巡り、ハクセンバウアーでシュワイ...
2015/12/19~
ミュンヘン
-
クリスマス・マーケット巡り(5)ツアー3日目はオーストリアのザルツブルグへ向かい、マーケット巡りとサウンド・...
2015/12/20~
ザルツブルク
-
クリスマス・マーケット巡り(6)ザルツブルグから「きよしこの夜」の生まれたオーベルンドルフに向かい、グリュー...
2015/12/20~
ザルツブルク
-
クリスマス・マーケット巡り(7)ホテルからミュンヘン市内に出てオデオンプラッツの中世のマルクトとラーツ・ケラ...
2015/12/20~
ミュンヘン
-
クリスマス・マーケット巡り(8)終日フリーの朝はツム・フランツィスカーナーで白ソーセージとビールを堪能し、レ...
2015/12/21~
ミュンヘン
-
クリスマス・マーケット巡り(9)ミュンヘンのレジデンツを見学して、森鴎外の「うたたかの記」のマリイ・ハンスル...
2015/12/21~
ミュンヘン
-
クリスマス・マーケット巡り(10)ミュンヘン市内のクリスマスマーケット巡りは有名なビアホールのホーフブロイハ...
2015/12/21~
ミュンヘン
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2015 南ドイツのクリスマスマーケット周遊の旅
0
61