2015/11/23 - 2015/11/24
3752位(同エリア8439件中)
SHU2さん
7年前、バスツア−で熊野三山巡りをしたのですが、ツア−であったためあまり記憶に残っていませんでした。そのため、もう一度熊野・那智勝浦・白浜周辺を巡りたいと思っていたところ、JALからのメ−ルでJALダイナミックパッケ−ジ(羽田−関空の航空券+宿泊+レンタカ−)で約23000円で行けるプランをみつけ、直ぐに予約。
1日目は雨。串本、熊野那智大社周辺、新宮周辺を散策し、勝浦温泉に宿泊。
2日目は晴れ。大門坂、熊野本宮大社、白浜、湯浅、和歌山ラ−メンを食べ関西21:20発→羽田22:30着で帰宅。
ツア−では味わえない楽しい旅行でした(疲れましたが)。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
- 旅行の手配内容
- その他
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2日目朝。少し曇っており、残念ながら日の出を眺めることはできませんでした。
勝浦温泉 陽いずる紅の宿 勝浦観光ホテル 宿・ホテル
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温泉ホテルのお薦めは、展望浴場からの朝風呂です。最高ですね。
勝浦温泉 陽いずる紅の宿 勝浦観光ホテル 宿・ホテル
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夜はわからなかったのですが、思ったより大きなホテルでした。
2日目は、昨日雨で歩けなかった、熊野古道ウォ−クからスタ−トです。勝浦温泉 陽いずる紅の宿 勝浦観光ホテル 宿・ホテル
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まずは、大門坂駐車場に車を駐車し、大門坂入口から出発です。
民家の脇を通り、石の鳥居と朱塗りの振ヶ瀬橋(那智の聖域と俗界とを分かつ橋)を渡り、大門坂茶屋をすぎると大きな夫婦杉が見えてきます。この夫婦杉をくぐると杉木立に囲まれた石畳が姿を現し、いよいよスタ−トです。熊野古道 大門坂 名所・史跡
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3〜4分石段を上ると、右側に多冨気王子の石碑が見えてきます。そこから1〜2分上ると二丁(二町)になり、大門跡(六丁)までの1/3になります。
熊野古道 大門坂 名所・史跡
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石畳の両側には樹齢400〜500年とも言われている杉の大木がそびえ立っています。熊野古道の雰囲気満点です。
熊野古道 大門坂 名所・史跡
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5丁附近には「那智の滝」が見えるポイントがあり、ちょうどよい休憩ポイントで、だいたいここで約20分ですね。
もう100m程上ると大門跡の雰囲気が感じられます(写真)。熊野古道 大門坂 名所・史跡
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大門跡に到着です。大門坂入口から900〜1000mで一般的には25〜30分と思います。そして熊野那智大社までは、さらに参道を10分以上上ります。
私は昨日熊野那智大社を参拝しているので、バスで大門坂駐車場まで戻りました。熊野古道 大門坂 名所・史跡
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大門坂駐車場から新宮市を通り熊野川川舟センタ−附近まで約50分、雄大で比較的穏やかな熊野川沿いを走ります(写真)。ところが一転して、熊野川川舟センタ−を過ぎると渓谷美が楽しめます。
熊野川舟下り 乗り物
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熊野川川舟センタ−から約35分で熊野本宮大社に到着します。
写真は、本宮大社の入口の一の鳥居です。鳥居の横には、あんこ入りの餅に玄米粉をかけた熊野名物「熊野もうで餅」を売っています。この餅は、熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社のお側での限定販売ですので絶対に食べなくてはいけません、たぶん。熊野本宮大社 寺・神社・教会
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神門まで、杉木立の中158段の石段を上ります。
熊野本宮大社 寺・神社・教会
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石段の途中の左側に、祓戸(はらいど)大神があるのでここで心身を清めます。
熊野本宮大社 寺・神社・教会
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石段を上りきり、神門をくぐると正面には証誠殿があります。本宮大社に参拝する場合は、まず証誠殿からはじめるのが正しい順序です。
熊野本宮大社 寺・神社・教会
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参拝順序は
①証誠殿(本宮・第三殿) 家津美御子大神(素戔嗚尊)
②中御前(結宮・第二殿) 速玉大神
③西御前(結宮・第一殿) 夫須美大神
④東御前(若宮・第四殿) 天照大神
⑤満山社 結ひの神(八百萬の神) の順番で、作法は各殿共に、二礼二拍手一礼です。
結宮は大きいので順番を間違わないように。熊野本宮大社 寺・神社・教会
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若宮の横にある満山社は、八百万の神と結びの神を祀っています。
親と子の結び、夫婦の結び、人と人の縁を結ぶ再生の玉石が祀られており、隠れた縁結び祈願スポットです。熊野本宮大社 寺・神社・教会
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拝殿前の左右にある石で、拝殿に向かって右が亀石、左が大黒石です。
大黒石を撫でると金運・繁栄で、亀石を撫でると長寿の御利益があるそうです。
今回は、亀石を中心に撫でてきました、GGなので。熊野本宮大社 寺・神社・教会
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また境内にある八咫(やた)ポストは、見慣れた赤いポストではなく黒くて上に八咫烏が乗っています(写真は半分だけですが)。
このポストは、単にハガキを出すのではなく、「ポスト絵馬」というハガキのついた絵馬をつけて送るのだそうです。八咫烏が思いを届けてくれますよ。熊野本宮大社 寺・神社・教会
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本宮大社殿から大斎原までは、国道を渡り徒歩10分ほどの距離になります。その途中に産田社(写真)があり、新たなものを生み出すパワーを感じる神社として、女性には大人気です。
産田社 寺・神社・教会
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産田社の反対側(正面)には、大鳥居が見えます。その背後のこんもりとした森が大斎原になります。
大鳥居は、大きいのはわかりますが実際に鳥居の下に行くとその大きさに驚きます。旧社地 (大斎原) 名所・史跡
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大鳥居は、高さ33.9m、横幅42mの日本一高い鳥居です。写真の鳥居の真下に人がいますがわかりますか。その人と鳥居を比べて下さい、大きさがわかります。
旧社地 (大斎原) 名所・史跡
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大斎原は、熊野本宮大社がもともとあった場所で、1889年(明治22年)の大水害が起こる前まで熊野本宮大社はここにありました。
旧社地 (大斎原) 名所・史跡
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大斎原には、流失した社殿を祀る二つの白い祠のみが静かにたたずんでいます。
また、神が舞い降りたといわれている大斎原は、パワースポットとしても人気です。旧社地 (大斎原) 名所・史跡
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大斎原の旧社地のあった場所には、水害で流されてしまった社殿の周を取り囲む石垣が今でも残され、清浄な雰囲気がかつての名残りを留めています。
旧社地 (大斎原) 名所・史跡
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参拝を終え、熊野本宮大社から熊野古道中辺路方面へ。熊野古道と国道が接するところは少なく、白浜に行く途中の「道の駅・牛馬童子ふれあいパ−クング」が数少ない熊野古道と接する場所でした。
トイレや売店と食事処があるので休憩。道の駅 熊野古道中辺路 道の駅
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道の駅の目の前には熊野古道があり、中辺路にはじめて足を踏み入れました。
道の駅 熊野古道中辺路 道の駅
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やはり大門坂とは違いますね。この様な道を、熊野本宮大社から田辺までの約64kmを歩くのです。気持ちは歩きたいのですが、間違いなく途中で行き倒れ墓石に葬られるでしょう。
道の駅 熊野古道中辺路 道の駅
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墓石にならずに無事白浜に到着。海沿いを走っていると、場違いというかラブホテルというか日本とは思われないきらびやかな宮殿ホテルがあらわれます。思わず1枚。
白浜温泉 ホテル川久 宿・ホテル
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ホテル川久から約10分で、2014年にオ−プンした番所山公園へ。隣には南方熊楠記念館があります。また、公園内には3カ所の展望台があります。
南方熊楠記念館 美術館・博物館
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展望台からは円月島や白浜温泉街が望めます。ただここまでは、少し上るので、下の駐車場でなく上の駐車場をお薦めします。
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展望塔と第一展望広場には「恋人の鐘」が設置されており、恋人達の聖地としても人気のようです。周りに誰もいなかったので、一人で2つともならしてきました。少し寂しかったです。
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公園から直ぐの、白浜のシンボルの円月島です。公園からではわからなかったのですが、島の中央に丸い海食洞が見られ、名前の由来のようです。
円月島 自然・景勝地
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数kmで千畳敷です。名前の通り、畳を千畳敷いたような不思議な自然の造形が見られる景勝地です。
千畳敷 自然・景勝地
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瀬戸崎の先端の第三紀層の砂岩が、打ち寄せる波に浸食されてできあがったようです。岩畳と青い海が織り成す自然の造形美、夕暮れなら最高でしょう。
千畳敷 自然・景勝地
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1〜2kmで三段壁です。荒波が打ち寄せるダイナミックな景観で、なぜか福井の東尋坊の断崖絶壁を思い出しました。
三段壁 自然・景勝地
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高さ50mの大岩壁が約2kmにわたって続く雄大な風景は迫力満点。また、エレベ−タ−で岩壁直下の洞窟に下りて、熊野水軍の船の隠し場所と言われる洞窟も見学することができます(有料)。洞窟は、時間がないのでパス、次回に。
三段壁 自然・景勝地
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約3kmで平草原公園へ。標高131mの高台は、白浜の街を見渡せる、エリア屈指の展望スポットです。四季折々の自然が楽しめる公園としても人気があります。
なお、ここからは白良浜や円月島が望めます。平草原展望台 名所・史跡
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こちらは紀伊田辺方面で、白浜温泉コガノイベイホテルやホテル川久が望めます。
1つ気がついたことは、白浜は有名な観光地で空港や大学の施設もあるのに白浜市でなく白浜町でした。平草原展望台 名所・史跡
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白浜をあとに醤油と味噌の誕生地 湯浅へ。
2006年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された、レトロな街並みを歩いて楽しみました。湯浅醤油(有) 名所・史跡
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角長は、1841年創業の数少ない手作り醤油の醸造元です。杉の木桶を使い、創業当時の蔵で仕込んでいます。醤油史料館や職人蔵を見学し、昔ながらのお店で生醤油やこいくち醤油をお土産に。
また、店の裏には醤油船が行き交った堀(川)が残っています。角長 専門店
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板看板に大きく「麹屋」の文字があるここは、かつて醤油や味噌作りに欠かせない麹を売るお店でしたが、今は麹と行燈の資料館になっています。
店に入ると廃材を利用して制作した行灯が、土間や座敷に所狭しと並べられています。湯浅醤油(有) 名所・史跡
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北町ふれあいギャラリ−附近でミカンを売っていました。ミカンの名産地の有田は隣町なのでおかしくありませんね。写真の元お姉さんは、1ヶ月前に上沼恵美子のテレビに出演したとご主人が教えてくれました。さすが、笑顔が素敵です。
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湯浅をあとに和歌山市内のラ−メン店、井出商店へ。
1998年に石神秀幸が井出商店を推薦して以来、和歌山ラ−メンが全国区になるきっかけとなった老舗、井出商店。今回で5回目の訪問です。昔はいつも大行列で、また駐車場を見つけるのが大変でしたが、今は店の横に駐車場(無料)がありました。中華そば専門店 井出商店 グルメ・レストラン
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お店と雰囲気は昔(16年前)と同じで、少しトンコツ臭がするのはなつかしかったです。ただ、早すしの価格が100円から150円に変わってはいましたが。
中華そば専門店 井出商店 グルメ・レストラン
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麺は、縮れのない細麺で色は黄色い機械製麺です。麺の茹で加減は、やや固めです。 具は、刻んだ青ネギ、メンマ、チャーシュー、かまぼこ(梅の花型の「千代巻」)が入っています。 ス−プが特徴的で、豚骨をゼラチン質が溶け込むぐらいまで煮込み、ドロドロに乳化したスープに醤油を合わせて味を調節しています。味は、濃厚ですが脂臭くなく豚骨の旨味が醤油とマッチしています。
また早寿司は、紀州名物の「なれずし」を十分に発酵させていない状態の鯖寿司です。
相変わらず美味しかったのですが、昔ほど感動はなく、ラ−メンが進化してきている現在、取り残されてきている感じがしました。
ラ−メンも食べたので、高速に乗って関西空港へ。そして東京へ
駆け足で和歌山を巡り、さすがに疲れました。中華そば専門店 井出商店 グルメ・レストラン
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この旅行記へのコメント (1)
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- wakupaku2さん 2015/12/28 02:56:59
- 川久、健在なんですね。
- 白浜、熊野、ずーっと昔に行っただけですが、懐かしく拝見しました。
川久は以前、白浜では一番のホテルでした。泊まったことはないですが、外見に見覚え有ります。
湯浅醤油、以前はこれが大好きだったんですが、コクがありますよね。
それにしても関空から遅い時間に羽田に帰って来られるんですね。
白浜空港でなく、関空利用で和歌山って賢いルートですね。
以前、関西に住んでいた時に奈良経由で山の中から熊野に入り、勝浦へ。とても遠すぎて、白浜空港経由で東京からの方が行きやすいのでは?と思った事がありました・
和歌山の景色が変わってなかったので、なんだか安心でした。
見せて頂き有難うございました。
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