ミャンマ－の街をぶらり（ヤンゴン編・１）

2015/09/22 - 2015/10/02

　今回は、魅力ある国ミャンマ－の観光と、若干のボランティアを兼ねたミャンマ－旅行でした。
　ミャンマ－は知れば知る程、昔の日本の雰囲気が感じられ、今回の旅行を終えてますますミャンマ－が好きになりました。また、ボランティアの難しさも実感しました。

ヤンゴン編・１は、
　①ミャンマ-入国まで
　②ホテル、両替、長距離バス予約
　③ヤンゴン中心地の観光・散策、食事
　④ボランテイア
　となります。

エリア ヤンゴン(ミャンマー)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 航空会社: タイ国際航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

22:30、ミャンマ−に向けてチェックイン。
　今回はタイ航空を選択しましたが、理由は受託手荷物が 30Kg まで「OK」であることと、早朝便は起きれなく寝過ごすため(２度寝過ごして乗れませんでした)、タイ航空に決めました。
　あとで知ったのですが、ANAでも今年1/8より 23Kgx2(46Kg) まで受託 手荷物は「OK」となっておりました。知っていましたか？

羽田空港(東京国際空港) 空港

24:10、予定より10分早く離陸。
　機内は３−４−３列で、あまり混んでなく一人で３席独占、ラッキ−でした。
離陸から40分後に、飲み物とサンドイッチ。できればもう少し早く持ってきて欲しかったです。眠気がさめてしまいました。

　着陸の１時間40分前に朝食。
・オムレツとソーセージとマッシュポテト　　・パン(クロワッサン)
・フルーツ　　　　　　　　　　　　　　　　・ヨーグルト
ケチャップとマヨネ−ズはなし。昨年タイ航空に乗った時も確か同じメニュ−であったような気がします。　味は、いまいち。

　２日目。バンコクに4:30到着。4:55、厳しい乗り継ぎチェックを終えE9ゲ−トに到着。早朝で、出発3時間前のため誰もいないうえ、待合室にも入れませんでした。レストランやカフェはオ−プンしていたので、そこで休んでいれば良かったと少し反省。一人 通路の椅子で約40分お休み。なかなか味わえない経験をしました。

スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港

　7:50、ヤンゴンに向けて出発(タイ航空)。少ししたら本日２度目の朝食。
サンドイッチ、サラダ、フル−ツ、オレンジジュ-ス、水。
　コ−ヒ−など飲み物はなかなか来なく、食事が終わってから来ました。

　8:50、無事到着。写真は、ヤンゴン国際空港入国審査前です。
　２階から１階に下りると、写真右側にVISAの手続きカウンタ−があります。VISAの申請がすんでいれば真ん中左(半円のカウンタ−）の奥が入国審査なのですが、審査官は3名のため入国まで20分以上かかりました。お急ぎの方は、飛行機から降りて急いで入国カウンタ−へ。

ヤンゴン国際空港 (RGN) 空港

　入国審査が終わったら受託荷物をとり、全ての荷物を写真中央の機械を通してチェックされ、入国終了です。写真は入国後の方向からです。
　そして写真の左側が出口になり、出口の横にタクシ−カウンタ-があります。表示には7000K と書いてありますが、なぜか市内中心までは8000K。なお、国内線のタクシ−乗り場に行ったり、空港に来たタクシ-をつかまえても7000K程度です。そのため今回も8000Kで納得し、受付カウンタ−でホテルの名前を告げると、タクシ−の運転手を呼んできて交渉終了。料金は下りる時に渡します。ただ、地理に詳しくない運転手もいますので、念のためホテルの住所と名前は準備しておいて下さい。

ヤンゴン国際空港 (RGN) 空港

　タクシ−は、道が混んでなければ約40分、一般的には１時間程度、混んでいれば１時間30分以上の場合もあります。今回は約１時間でホテルに到着。
　ホテル(グロ-バ-シテイセンタ-Ｈ)に荷物を置き、チェックインする前に４軒程となりの WHITE BAY MONEY CHANGER で両替。
　写真の真中の「黒とオレンジの看板」が両替店で、左奥の「緑とオレンジと赤の看板」がホテルです。

ホワイトベイ マネーチェンジャー その他の店舗

ホワイトベイ マネーチェンジャーは、日本円から直接チャットに両替できるお店です。最近、他でも両替できるところができたようですが、ここは市内中心で、かつ実績がり、日本語のホ−ムペ−ジもあるのでお薦めです。
（なお、空港で日本円を両替できたと言う旅行者もいましたが本当ですかね？）

ホワイトベイ マネーチェンジャー その他の店舗

　無事両替(10000円→103000K)を終えホテルにチェックイン。
　昨年宿泊したことを覚えていたフロントマンがおり感激。だからというわけではありませんが、ここのフロントの対応は非常に良いです。
　今回は、ミャンマ−にはめずらしいシングル部屋で、１泊約5200円(朝食無、ALL含)とヤンゴンにしては安価でした。ただミャンマ−の宿泊料金は、10月〜4月は料金が20〜50%アップするようです。

クローバー シティ センター ホテル ホテル

　部屋は綺麗で、広さは日本の一般的なビジネスホテルより少し広く、無料の水やセ−フテイボックスなど必要なものは一応全部そろっていました。窓から外も見れます。

クローバー シティ センター ホテル ホテル

　バスタブはなくシャワ−のみです。手前のシャワ−スペ−スは広いのですが、シャワ−のあとにトイレに行く場合は足は必ず濡れます。もちろんゴムぞうりはありますが。なお、シャワ−の水圧、温度は一応合格でした。

クローバー シティ センター ホテル ホテル

　とりあえず落ち着いたので、翌々日に乗るバガン行きの夜行バス(３列シ−ト)の予約のため、ヤンゴン中央駅の正面にある長距離バスの切符売り場へ。
　バス会社のオフイスでなく、いろいろな会社の長距離バスのチッケットを扱ってお店のようです。

　お店によって扱っているバス会社が違うようでした。とりあえず、３列シ−トのＶＩＰバス「JJ Express」を予約しようとしたのですが満員とのことでした。
　ネットで調べても、他には４列シ−トのバスしかないはずでしたが、念のため他にはバカンに行く３列シ−トバスはないかと尋ねました。

　そうしたら、「BAGAN MINN THAR EXPRESS」が１席空いていること。評判の良い４列シ−トバス(E-LITE?)も空席があるとのことでしたが、３列シ−トが魅力であったため、ガイドブックやネットにも書いてないバス会社で予約。不安、不安。
　JJ Expressと料金と出発時間・到着時間は同じでした。

　シ−ズン中はもっと混み合うと思うので、予定が決まったらネットか現地旅行社に予約をしておいた方がいいと思います。

BAGAN MINN THAR EXPRESS バス系

　バスの予約後、現地旅行社の「Ｇ＆Ｇ」へ。
　昨年航空券の予約などでお世話になり、今回はミャンマ−の孤児院の支援にいろいろ手伝ってもらいました。(写真は、購入をお願いしていた本とノ−トをタクシ−まで運んでもらった時です）。
　全く仕事と関係なかったのに、本当に感謝しています。ついでにバス会社について質問したところ、問題はないとのことで安心。

　お世話になったからではなく、ミャンマ−旅行の際は、親切で的確のアドバイスのＧ＆Ｇ社をお薦めします。１例をあげると、航空券を航空会社からネットで購入する場合、ネット上は諸料金は表示していません。そのため税金など諸料金を合計すると最終的には高額になり、さらに変更などの手続きは難しく、リコンフォ−ムなどのアドバイスはありません。Ｇ＆Ｇ社は最終総額では安く、チケットは届けてくれ、またいろいろアドバイスしてくれて非常に便利でした。

　 購入をお願いしていた子供達の本やノ−トを受け取り、一旦ホテルに戻り、残りの文具購入と夕食のために大型ス−パ−(ショッピングセンタ-)の「Ruby Mart」へ。
１階は食料品中心で化粧品・薬などもあり、エスカレータで上階に行くと、衣料品、家電、日用品、文具などがあり、買い物には便利です。価格は表示されているので、交渉が苦手な人やお土産を買うのには最高です。

ルビーマート ショッピングセンター

　３階でノ−トとボ−ルペンを購入し、昨年もお世話になった最上階のフ−ドコ−トへ。
　近くにいた地元の方のお薦めで、Giue Soup Noodle W Chicken (2000K)を注文。

ルビーマート ショッピングセンター

　若干メニュ−の写真と違っていましたが、あんかけ鶏麺風でなかなか美味しかったです。
watermelon juice(西瓜)は1000Kで、結構飲み応えがありました。
　「食事代は安い方が良いが、屋台はね−」という人には最高です。

ルビーマート ショッピングセンター

　19:40にルビ−マ−トを出て、１年４ヶ月ぶりのヤンゴンの中心地をブラブラ。
中国人街に行く途中に、ヤンゴン市内で数店見かけた、名前が読めない中型ショッピングセンタ−(１階奥には中型のス−パ−）がありました。昨年はあったかな？

　さらに進んで右側に少し入ったところには、ヤンゴンで人気の「おいしい寿司１」があります。お店の人は、日本の回転寿司店で働いていたそうで、いつも混んでます。

おいしい寿司 (ラタ店) すし

またマハバンドゥ−ラ通には、果物の露天が並び、ミャンマ-各地からの果物が集まってきています。
　ところで、ミャンマ−の方が好きな果物を知っていますか。なんと、リンゴが大好きなんです。ミャンマ−では栽培できないからかな。ついでに、台湾でもリンゴは大人気なのです。

　さらに、19th Stはバ−ベキュ−ストリ−トとなり、煙が充満しているのですぐにわかります。料金は１本300〜500Kで、串を選んでカゴに入れて渡すと焼いてくれます。あちらこちらから日本語が聞こえてきますよ。
　20:30になったのでホテルにＵタ−ン。

　ホテルに戻る途中に、ボージュアウンサンマーケットの隣にあるPARKSONへ。日本的には高級デパ−トで、21：30頃までオ−プンしており、地下にはシティ・マ-ト(スーパー)やパン屋などががあり、飲み物や夜食を買うには便利です。また、１階のカフェもなかなか素敵ですよ。

パークソン ショッピングセンター

　地下のス−パ−は綺麗で比較的果物が充実し、価格も表示してあり１個からでも買えるので重宝しています。夜食と明日の朝食用にサンドイッチ、ソ−セ−ジパン、ドラゴンフル−ツ、ポカリスエット等の飲み物を購入。

パークソン ショッピングセンター

　３日目、朝シュエダゴン・パゴダへ。
　入場料は、昨年は8US＄でしたが、今年は8000K（9US＄）でした。ちなみにミャンマー人は無料です。なお、10US＄を取られた人もいたようです（もしかしたら為替の影響かも？）。
　

シュエダゴン パゴダ 寺院・教会

　ヤンゴン随一の巨大パゴダのシュエダゴン・パゴダです。さすがに２度目の参拝は１度目程の感動はありませんでした。
　９月２３日現在、パゴダの中央が修理中で若干残念でしたが、それもまた記念になりました。
　なお、灼熱状態のためかカメラの調子が悪く、シュエダゴン・パゴダの写真はぶれていたため、昨年の写真を使用しました。
　足の裏の火傷には注意して下さい。

シュエダゴン パゴダ 寺院・教会

　必見スポットの１つで、マハ−ガンダの釣り鐘です。イギリス軍がこの鐘を持ち出すが、運搬に失敗して川に沈めてしまい、ミャンマ−人により引き上げられたそうです。同じような釣り鐘(マハ−ティッサダ)があるので行ったら探して下さい。
　

シュエダゴン パゴダ 寺院・教会

　マハ−ボディ寺院です。これもまた必見スポットの１つで、ミャンマ−の仏塔とは大きく異なり、インドの寺院を模してたてられたもののようです。
　他にもいっぱい見るところがありますが、孤児院に行く時間が近づきました。

シュエダゴン パゴダ 寺院・教会

　定番の観光を終了して、今回の目的の１つである寺院( Yadanabon Yeik Nyein,Monastic Education School Thingangyun Township：僧院)の子どもの施設を訪問。
ミャンマーでは寺院が孤児院を運営しており、その食費や生活費を含む全てが寺院に寄せられる募金で成り立っています。

　僧院で一番偉いお坊さんと先生達です。日本語はほとんど通じなかったのですが、Ｇ＆Ｇ社のラインラインウェさんが連絡しておいて下さったので、片言の英語と会話集(ミャンマ−語)でなんとか話は通じたと思います(たぶん)。

　すぐに子供達を集めてくださり、お礼の話をして下さったようです？
孤児は３学年の109名で、全て男性でした。あとで聞いた話では、中規模の孤児院のようで、福岡のライオンズクラブの方も訪問されているようでした。

　１３時頃に訪問したので、授業中を私のために集まってくれたようです。本当にすみませんでした。（写真もボケてます）
　子供達を見ていて、気づいたことがあります。それは、低学年は鉛筆を使用し鉛筆の芯の硬さは２ＢまたはＢで、高学年はボ−ルペンも使用しますがボ−ルペンの色は青なのです（日本では一般的には黒では）。　
　次回の支援は、サッカ−ボ−ルとピンポン(卓球)のラケットと球が欲しいとのことでした。

　一旦ホテル(クローバー シティ センターＨ)に戻り、預けていた荷物を持って２日目の宿泊ホテル(ホテルグランドユナイテッド21stダウンタウン)へ移動。変わる必要もなかったのですが、他のホテルも経験しておきたいと思い実行。
　ホテルの立地は、チャイナタウンの近くで食事等は便利なところですが、少しごみごみしています。また、入り口がマハバンドゥ−ラ通から少し入ったところで、フロントが４階になるため入り口が小さくわかりづらかったです。

ホテル グランド ユナイテッド トゥウェンティファースト ダウンタウン ホテル

　１泊の料金は約5800円(朝食有、ALL含)でバスタブ付き。水圧、温度はいまひとつでしたが、許容範囲でOK。

ホテル グランド ユナイテッド トゥウェンティファースト ダウンタウン ホテル

　室内も特に問題なく非常に良好で、料金的にはかなり良いと思います。設備に関しても一通りそろっており良好ででした。ただ、窓がなく、フロントが４階で狭く、フロントマンも悪くはなかったのですが少しだらけていたのが若干のマイナスかな。

ホテル グランド ユナイテッド トゥウェンティファースト ダウンタウン ホテル

　チェックインも終了したので、趣味のス−パ−マ−ケット巡りへ。まずはホテルから５分程の所にあるチャイナタウンのシティ マ−トへ。１階にはパンとケ−キの店があり、その横の奥にス−パ−があります。

　日本で言えば、小さなス−パ−程度のお店で、２階には日本ショップ、４階には喫茶店がありました。なお、ヤンゴンで唯一の豪雨に遭遇し、喫茶店には30分程お世話になりました。
　豪雨は、突然黒い雲が現れると５分程で小雨、10分後で日本で言う50年に１度の豪雨、30分後小雨、40分後には晴れ、といつもの状態です。

　個人的ですが、このヨ-グルトだけは食べないように。私が買って唯一ミャンマ-で食べれなかったものです。興味がある方はどうぞ。

　バナナ１１本で1100K(約104円)。安い！
日本で売っているバナナと味と口当たりは少し違っていますが、それなりにおいしかったです。

　雨もやんだので、マッサ−ジ店へ。
その途中のス−レ−・パヤ−附近のバス乗り場ですが、30年以上前のバスが現役でいっぱい走っていました。
　なおヤンゴン市内は、日本全国のお店の中古車でいっぱいでした。

スーレー パゴダ 寺院・教会

　バス料金は200〜300Ｋで、市民のみなさんの重要な足になっており、夕方になると大勢の方がバスを待っています。バスは停留所付近に来ると男性の車掌？が行く先を連呼し、人々はバスに乗り込むという方法です。

スーレー パゴダ 寺院・教会

　バス停から3〜4分歩くと、Mahabandoola Rd とBo Aund Kyaw St の交差点に着きます。そこに Sein Gay Har(ショッピンゲセンタ-)があり、その１階にスカイマ−ト(ス-パ-)があります。

　ミャンマ−のス−パ−の日用品は輸入品が多いのですが、ここは比較的地元のものが多かった気がします。
　ヤンゴンでは、大型のショッピングセンタ−やス−パ−は郊外に多く、中心地で大きいス−パ−はRuby Mart とCity Mart ではないかと思います。
　また、市場でも生鮮食品以外は輸入物が多く、お土産の選択が大変でした。
　なお、庶民は市場やマ−ケットで、中流階級以上はショッピングセンタ−・ス−パ−と、思ったより階級差があるように感じました。

ス−パ−から約200ｍの所にある日本人ご愛用のマッサ−ジ店(GENKY:ゲンキ−)へ。ここは視覚障害者が施術するマッサ−ジ店ですので本格的です。ソフトタッチのマッサ−ジを希望する方は少し痛いかもしれませんね。

　昨年も来たのですが、今回は Body Massage(60分 6000K)をお願いしました。ミャンマ−はチップはいらないようですが、ミャンマ−駐在の方によると60〜90分の場合は1000Kのチップを渡すと喜ばれると聞いていたので今回もチップ1000Kでした。

　使用後の写真ですが、服は着替えずそのままでタオルを掛けて行います。少し痛いのですがマッサ−ジをしたという気分になります。
　私は、ポケットの物などはバッグに入れて下の籠に入れまました。

　マッサ−ジ後、ホテルに帰る途中に中華系レストランに入りました。なぜこの店を選んだのかと言いますと、一人でも入りやすく、メニュ−に英語の記載と写真があったからでした。

　雰囲気的には日本にもあるようなファストフ−ド店のような感じです。ただ、どのレストランでもそうですが、従業員は若く、そして多いです。人件費が安いからなのでしょうか

　Fried Chicken Dice With Rice とレモンジュ−スを注文したのですが、メニュ−と違うようなものが来ました。従業員は間違っていないような雰囲気であったので、そのまま食べましたが、鶏肉と野菜とキノコの醤油炒め風で、まあまあの味でした。問題は右の漬け物のようなもので、とんでもなく辛くて参りました。

無事食事も終わり、ス−レ−・パヤ−の横を通ってホテルへ。３日目終了