2014/12/21 - 2014/12/22
139位(同エリア1210件中)
ピオニーさん
旅5~6日目。
ブリュッセルからゲントを経由して辿りついたブルージュ。
どのガイドブックでも素敵に紹介されていて、ベルギーの中では一番楽しみにしていた街。一人旅にも関わらず、ホテルもがんばって雰囲気の良いところを予約しておりました。
そして降り立ったブルージュ。
・・・・・・わぁ! なんて素敵な街!
中世感漂う美しい街を歩いた旅の記録です。
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《主にやったこと》
・運河を舟で巡る
・鐘楼に上る
・ベギン会修道院に行く
・レースセンターに行く
・チョコレートを色んなお店で買う
・レースのお土産を買う
・元貴族の館にお泊まり(ホテル)
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*旅程*
□12/17(水)羽田空港→ロンドン
□12/18(木)ロンドン
□12/19(金)ルイス&ロンドン
□12/20(土)ロンドン→ブリュッセル
■12/21(日)ブリュッセル→ゲント→ブルージュ
■12/22(月)ブルージュ→アントワープ
□12/23(火)アントワープ→ブリュッセル空港→フランクフルト空港→成田空港
□12/24(水)成田着
*旅行記*
□①【1日目】夜のロンドンひとりふらり
http://4travel.jp/travelogue/11011889
□②【2日目AM】ウェストミンスターで6年ぶりに《彼女》に再会
http://4travel.jp/travelogue/11012656
□③【2日目PM】キュー・ガーデンでイルミネーションナイト~
http://4travel.jp/travelogue/11014907
□④【3日目前編】ロンドンからの小旅行、アンティークの街ルイスへ
http://4travel.jp/travelogue/11019270
□⑤【3日目後編】金曜夜は美術館めぐり
http://4travel.jp/travelogue/11023704
□⑥【4日目AM】ウィンブルドン・カーブーツセールでお宝探し
http://4travel.jp/travelogue/11037553
□⑦【4・5日目:ブリュッセル編】ワッフル、ビール、ムール貝と、グランプラス。
http://4travel.jp/travelogue/11037735
□⑧【5日目:ゲント編】2時間半のふらり途中下車の旅
http://4travel.jp/travelogue/11050569
■⑨【5・6日目:ブルージュ編】レースと鐘楼、運河の街。素敵な世界にうっとりと迷い込んで。
http://4travel.jp/travelogue/11052583
□⑩【6・7日目:アントワープ編】ここが旅の終着地点
http://4travel.jp/travelogue/11054988
※利用便や宿泊先は1日目のキャプションをご覧ください。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ゲントから電車で30分ほどで、ブルージュ駅に到着。
街中までは駅から少し離れています。
歩けないことはなさそうだけど、スーツケースもあるし、バスに乗ることに。
ホテルのあるフィッシュマルクトまでは6番線のバス。
切符を買おうとしたら、「お金はいらないよ!」と言われて、「え?」となりました。
そしたら近くにいたおじさんが「今日はショッピングデーだからただなのさ!」と親切に教えてくれました。ブルージュ駅 駅
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バスを降りて、まずはホテルへ。
今日の宿はここ、Hotel Jan Brito(ホテル・ヤン・ブリトー)。Hotel Jan Brito - Small Elegant Hotels ホテル
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貴族のお屋敷だったこのホテル。
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居心地良さげで素敵な雰囲気。
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必要なところについては近代化されていて、中庭に小さいけれど綺麗なエレベーターがありました。
私の部屋は、このエレベーターを使って行く最上階。 -
一番上の階でした。
屋根裏部屋っぽい雰囲気。
入った瞬間から、かわいい!の一言。 -
細長いお部屋で、狭いけど一人だし全然問題なし。
街歩きもいいけど、ずっとこの部屋に篭もりっぱなしでもいい!
この旅で一番気に入ったホテルです(^-^) -
窓からはホテルの中庭が見えました。
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小さいホテルだけど、元貴族のお屋敷だけあって品があるし、可愛いし・・・。
エレガントなプチホテルのわりに料金も手ごろで、ここに泊まるを楽しみにしていましたが、期待以上です!
ただの階段なのに、素敵な雰囲気が伝わって来る〜。 -
ホテルに一通り感動したところで、身軽になって、日が暮れる前にブルージュの街歩きへ。
-
ホテルの前の通り。
切り妻屋根の建物が並んで、雰囲気抜群。 -
とりあえずマルクト広場へ・・・と歩いていたところで、出会った景色。
よく旅行記で見るアングルだ〜!
ところでここブルージュ、フランス語ではBrugesブルージュ、オランダ語ではBruggeブルッヘと言い、「橋」という意味。
それもそのはず、街を囲み、そして街の中を縦横に流れる運河は、50以上の橋が架かっています。 -
歩いていても、街の雰囲気が良いことが感じられます。
-
街中にぽーんとあるツリー。
景色にマッチしてます。 -
一年中クリスマスグッズを売っているお店、ケーテ・ウォルファルトを発見。
-
わくわくするような品揃え。
日本にもクリスマスの時期になると、六本木ヒルズのなんちゃってクリスマスマーケットに出店がありますが、結構ふっ掛けられてるよね〜。 -
そしてやってきました、マルクト広場。
広場の中央にはスケートリンクが出ていました。
大人も子供も滑ってる。
いいな〜楽しそう。マルクト広場 (ブルージュ) 広場・公園
-
ゴディバを見つけたので、早速入店。
ロンドンで見かけたときからずっと食べたかったcorn of strawberryをついにゲット!
チョコが掛かった苺が袋にいっぱい入ってます。
苺の甘酸っぱさとチョコの甘さが絶妙〜!
ベルギーとイギリスのゴディバでしか出てないようなので、見かけたら是非ご賞味を♪ -
さてさて、マルクト広場から歩いてすぐ。
フリットミュージアムにやってきました。
フリット(フライドポテト)好きだから行くしかない!
と意気込んでたんですが、なななんと、16:15最終入場とのことで入れませんでした…。
17:00まで開館してるので、16:30が最終入場かと思ってましたが、読みが甘かった。残念。フリットミュージアム 博物館・美術館・ギャラリー
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フリットミュージアム手前にあった劇場。
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とりあえずマルクト広場まで戻ってきました。
-
鐘楼を眺める。
13〜15世紀に建てられた鐘楼は、ブルージュの街のシンボルの一つ。
上に昇れますが、今日はもう時間もないし(フリットミュージアムと同じく、16:15最終入場で17:00まで)、天気も良くないので、翌日に取っておきます。ベルギーとフランスの鐘楼群(ベルギー) 史跡・遺跡
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気を取り直して、心をお買い物に切り替え。
レース界ではベルギーレースが有名で、特にブルージュではボビンレースが伝統なんだとか。
母がレースが好きで習ったりしていて、レースにはちょっと親近感あり。
ということで、お土産になりそうなものを探しにいきます。
行ったのはこちら、ガイドブックでも紹介されてる「ロココ」。ロココ ミーケ ブラック 専門店
-
細い糸の集まりが繊細な模様を作り出していて、「糸の宝石」と呼ばれるのも納得。もはや芸術作品と言ってもいいんじゃないの、ボビンレース。
こちらはアンティークレース。
大きいものはさすがに高くて手が届かないけど、額に入ったものなら何とか。
ちなみに日本人の店員がいたので、ここぞとばかりに、なぜアンティークレースが大量にお土産として売られているのか聞いてみました。
そしたら、貴族の家が自分たちが所有しているものをちょこちょこ売りに出したり、貴族ではなくても裕福なお家が、家の片付けをしていたらごそっと見付かったからと言って、それを売ったりしてるとのこと。
へぇ〜。
いつかアンティークレースが底をつく日が来るんじゃないかと心配になります。 -
アンティークレース以外にも、店内には手軽にお土産にできる機械織りのレースもあります。
見てるだけで楽しい!
ロココでは、
・インテリア用のアンティークレース
・機械織りのレースのコースター、お菓子入れ
・手織りのレースを数種類1mずつ
買いました。
次の日に他のレースのお店も覗きましたが、個人的にはロココが品揃えなど私の好みに一番合ってました。 -
散財したけどいいものが買えてほくほく。
マルクト広場に戻って来ると、もう日が暮れていました。マルクト広場 (ブルージュ) 広場・公園
-
イチオシ
鐘楼や隣の建物(市庁舎)は、例の如くライトアップされています。
-
堂々たる佇まい。
-
そういえばちょっとお腹が空いて来たぞ、ということで、鐘楼前の屋台でフリットをゲット。
ソースはサムライソース(ピリ辛マヨネーズ)。
外はカリカリ、中はほくほくでおいしい!
日本で食べるフライドポテトとなんでこうも違うのか。 -
ベルギー2日目、そろそろチョコレートの食べ比べもしなくちゃね!
ということで、レオニダスでチョコを何種類か買いました。
どこのお店でも、チョコは遠慮も躊躇いもなく一粒から買えちゃいます。レオニダス (ステーン通り店) スイーツ
-
ブルージュのクリスマスマーケットは、マルクト広場以外も立ってます。
人の流れにいざなわれるまま、賑やかな方に歩くことに。 -
マルクト広場からちょっと行った先、救世主大聖堂がある辺り。
-
ここの広場にもストールが沢山出ていて、賑わってます。
マルクト広場のあたりは食べ物中心でしたが、こっちの方が雑貨等が多いかなぁ。 -
広場に沿ってチョコレート屋さんやレストランが立ち並んでいるんですが、その中の一つの雑貨屋さん、DILLE & KAMILLE(ディル・アンド・カミーユ)が時間を忘れるほど楽しかった!
ディル アンド カミーユ (ブルージュ店) その他の店舗
-
調理道具や生活雑貨がメイン。
日本じゃお目にかかったことのない、なくてもいいけどあったらあったらで使うかも〜な道具がいっぱいありました。 -
手前の9.95ユーロの値札が付いているのは、玉ねぎをスライスするときに使うグッズ。
なくてもできるけど、あったらあったでいいかも? ということで、購入してみました。 -
トマトの中身を掻きだすグッズ。
-
これはちょうどほしかったやつ!
日本に帰ってからも大活躍してくれてます。
リンゴの芯抜き。 -
続いて、同じ並びにあるチョコレート屋さんで、数種類チョコを購入。
チョコレートライン (ブルージュ店) 専門店
-
マルクト広場近くのショーウィンドウにディルプレイされている、なぜかダリの首とスイーツ。
-
マルクト広場に戻ってきました。
夜でも賑わってるなぁ。 -
鐘楼さん、明日上るからね!
と誓って、私はそろそろホテルに戻ります。 -
途中の商店で、飲み物を購入。
-
そして、チョコホリックという、言い得て妙なお店の前を通りかかる。
-
あまりに美味しそうで、閉店間際だと言うのにまんまと買ってしまう。
恐ろしい、チョコレートの国・ベルギー…。 -
夕方見たこの景色も、すっかり夜の世界になってました。
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ホテルに到着。
Hotel Jan Brito - Small Elegant Hotels ホテル
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フロントの暖炉に火が点いてました。
やっぱり素敵すぎる、このホテル。 -
内装にうっとりしながら、自室へ。
もうここに住みたい。 -
さて、買って来たチョコレートと飲み物(もちろんビール!)を摘まみながら、ゆっくりとブルージュの夜を過ごします。
ビールは、キルシュビール(さくらんぼのビール)とブルージュの地ビール。
地ビールは飲みやすくておいしかった〜。
キルシュビールは現地だと2〜3ユーロくらいで買えちゃうのに、東京のベルギー料理屋さんで頼んだら1,000円くらいしました。やっぱり現地最高! -
紙ナプキンは、一昨日行ったロンドンのウォレス・コレクションで買ったもの。
ちょっと変わったチョコレートを並べてみたらベストマッチだった。
ちなみに、リップ型とか面白いチョコは、ほとんどチョコレート・ラインのもの。
苺は例のゴディバのcorn of strawberry。
全部自分で食べると翌日以降の肌の調子が心配ですが、ビール片手にチョコ摘まむの、本当に最高でした。 -
ちなみにこの部屋、テレビはここにありました。
寝ながら見るにはまさにベスポジ! -
バスタブもあったのでよく温まってから眠れました。
さて、ブルージュ2日目の朝。 -
8:30、朝食会場に向かいます。
階段の優美な曲線、たわわなドレープ、カラーとカーベラ…私の心にクリティカルヒットなこのホテル、 -
朝食会場も素敵過ぎました。
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もうここに住んで、執事にお嬢様と呼ばれながら暮らしたい……。
とかアホなことを考えてしまうくらいには、本当に本当に素敵なんですよっ! -
料理があるのは、テーブルが並ぶ部屋の続きの間。
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スクランプルエッグ、ソーセージなどのホットミールあり。
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チーズ、ハムも種類豊富。
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パンも数種類。
どれもおいしそう! -
シリアル、ヨーグルト、フルーツ、それにフルーツジュース。
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ドライフルーツもありました。
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リプトンが箱に納まっててかわいい。
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イギリスでイングリッシュブレックファーストを食べなかったので、それっぽいチョイスに……なってるかな??
カリカリベーコンとスクランブルエッグが特においしかったです。
私が行ったときは2〜3組としか一緒にならなくて、静かで優雅な一時を過ごせました。 -
旅も6日目。
今日は10:00から街歩きスタート。
まず最初に、運河を舟で巡るツアーに参加。 -
40分くらいで、大人一人7.3ユーロ。
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舟に乗って出発を待ちます。目線が低い!
乗り場は、この写真が取れる橋のたもとにありました。 -
定員になったところで、レッツゴー!
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川面からの眺め。
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舟を操るおじちゃんが、陽気に案内をしてくれます。英語でした。
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橋をくぐったり。
アトラクションっぽくて楽しい。 -
昔からこの街並みは変わってないんだろうなぁ。
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川面からの眺め。
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川面からの眺め。
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川面からの眺め。
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川面からの眺め。
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川面からの眺め。
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こういうお家(見張り台?)も。
水位が上がったりしないんだろうか。扉が結構水面ぎりぎり。 -
川面からの眺め。
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川面からの眺め。
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川面からの眺め。
白鳥が優雅にお散歩中。 -
ときおり、別のボートとすれ違います。
手を振り合って。 -
川面からの眺め。
スタート地点に戻ってきました。
今後は反対方向へ向かいます。 -
良い雰囲気。ホテルかな?
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川面からの眺め。
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川面からの眺め。
聖母教会 (ブルージュ) 寺院・教会
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川面からの眺め。
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川面からの眺め。
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川面からの眺め。
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川面からの眺め。
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川面からの眺め。
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白鳥がいっぱい。
ということは、愛の湖のあたり。ミンネワーテル公園 広場・公園
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川面からの眺め。
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川面からの眺め。
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川面からの眺め。
愛の湖まで来たところで、引き返します。 -
川面からの眺め。
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川面からの眺め。
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川面からの眺め。
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川面からの眺め。
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川面からの眺め。
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スタート地点に到着。
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楽しい40分間でした。
着いたころには、次のツアーに参加する人達が列を作っていたので、午前中の早めの時間に参加して正解だったかも。 -
次はマルクト広場を目指します。
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昨日寄ったお店の前を通り過ぎます。
チョコホリック。 -
レース屋さんのロココ。
ロココ ミーケ ブラック 専門店
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マルクト広場に着いて、次にやることは、この鐘楼に上ること。
ベルギーとフランスの鐘楼群(ベルギー) 史跡・遺跡
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高さ83mの鐘楼は、「フランドル地方とワロン地方の鐘楼群」として1999年に世界文化遺産に登録、その後2005年に対象を増やして計56の鐘楼が「ベルギーとフランスの鐘楼群」として拡張登録されています。
世界遺産って、同じ場所に固まってなくてもいいんですね。へぇ〜。
と思ってたら、2015年に「明治日本の産業革命遺産」として日本各地に世界遺産対象物が増えてましたね。 -
鐘楼へ上るための入口は、建物の中庭にあります。
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多言語の案内標識。
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チケットを買うまでに少し並びました。
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いきなり階段があるかと思いきや、下の方はちょっとした博物館みたいになってました。
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熱心にパネルを見ている人を上から眺めて。
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さて、いよいよ階段へ。
366段の螺旋階段をひたすら上る。
ネルトリンゲンのゲオルクの塔を思い出すなぁ。 -
意外とあっさり上れました。
鐘楼からの景色は、絶景かな♪ 絶景かな♪ -
鐘楼からの景色。
街並みは赤茶色の屋根で統一されています。 -
鐘楼からの景色。
あれは聖母教会。 -
外だけじゃなくて上も見てみる。
今も現役のカリヨン(組み鐘)。 -
鐘楼からの景色。
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鐘楼からの景色。
遠くに見えるのは運河。 -
ブルージュは北海と水路で結ばれていて、12〜13世紀には西ヨーロッパ有数の貿易港として、中世ヨーロッパの商業の中心地として反映しました。
ところが15世紀に入ると、水路が沈泥のために浅くなり、商船が出入りできなくなてしまいました。水路を閉ざされたブルージュは、都市としての機能まで喪失してしまうことに。
しかしこのおかげで、中世の景観がそのままに残った……という。 -
ローデンバックという19世紀末の詩人・作家は、『死都ブリュージュ』を著し、「人々の精神状態と結ばり合い、忠告し、行為を思いとどまらせ、決心させる一人の主要人物のような『都市』を書きたかった」と言っているそう。
うーん、分かるような分からないような。文脈が分からないと難しい。 -
鐘楼からの景色。
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鐘楼からの景色。
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展望階はこんな感じでした。
この手の建物にしてはスペースに余裕があります。 -
景色を眺める人々。
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金網越しに見ていたのでした。
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今ここにいるよの図。
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大きなオルゴールの部品みたい。
歯車の数って素数なんだっけ。 -
展望階は冷たい風が強く吹きつけて来るので、冬場は防寒対策を。
そろそろ地上に戻ります。 -
マルクト広場でスケートを楽しむ人たち。
ジオラマモードで撮ってみたら、あらあらおもちゃの世界みたい! -
12:00前の様子。
いつの間にか塔に上る人でこんなに列ができてました。 -
朝食をがっつり食べたのにも関わらず、鐘楼に上って小腹が空いてきました。
レストランに入るほどでもないので、マルクト広場のクリスマスマーケットを物色することに。マルクト広場 (ブルージュ) 広場・公園
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わー、何やら甘い香りが漂うストール!
去年(2013年)ドイツのクリスマスマーケットでもこういうストールで買い食いしたら美味しかったんだよな〜!
※その時の旅行記
http://4travel.jp/travelogue/10899900 -
ということで、一本購入。
美味しくないわけなかった。 -
EU旗、国旗、フランドル地方の旗、街の旗がはためく様子を見ながら、いちごをもぐもぐしてました。
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続いて目指すは、ベギン会修道院。
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クリスマスマーケットの雰囲気を感じながら、てくてく歩きます。
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そういえばブルージュ、さっそうと自転車に乗っている人を多く見かけました。
自転車大国といえばフランスですが、ベルギーも負けていない。 -
途中、運河や鐘楼から何度も見た聖母教会へ寄り道。
聖母教会 (ブルージュ) 寺院・教会
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13〜15世紀に建立された聖母教会。
静謐な雰囲気でした。 -
華やかさはなく、荘厳。
ミケランジェロの『聖母子像』もあると知ったのは、この旅行記のためにガイドブック読み直したとき。
全然気付かなかったけど、……この右側の像かな? -
レース屋さんも覗いてみました。
-
ベルギーはレースの他にも、こういう厚手の織物が盛んで、手頃なバッグも沢山売ってました。
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お隣にあったお菓子屋さんの、お菓子の家。
私が子供だったら絶対母親に買ってって強請ってた。夢が詰まってる。 -
向かい側にあるこちらもレースの専門店。
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ここもレースのお店。
ロココに比べるとちょっとお値段が張る印象。
ガイドブックによると、手作りレースの専門店だそう。クライス アンティーク 専門店
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なにやら楽しげな像。
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そして昨日に続いて、また見つけてしまった、ケーテ。
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やっぱり楽しい店内。
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さてはて、やってきました、愛の湖。
ミンネワーテル公園 広場・公園
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この辺りは観光用の馬車も沢山待機してます。
(だからちょっと馬糞くさい……) -
運河なのに湖? な愛の湖は中世ブルージュの内港だった場所で、今は運河と水門で仕切られて湖になってます。
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ひっそりと穏やかに時が流れているのを感じます。
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一応、白鳥がいるところと歩道の間には柵があるんですが、夢中で携帯で写真を撮っていたら、手が滑って白鳥エリアに携帯が飛んで行きました。ひ〜。
携帯は泥にまみれました。 -
ここに来る人は、みんな歩調が落ちてしまう。
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ここの空気に身を任せて、ゆっくりゆっくり歩く。
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そしてベギン会修道院へ。
ベギン会修道院 寺院・教会
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1245年にフランドル伯夫人により建立されたベギン会修道院は、世界遺産にも登録されています。
今ではベギン会だけでなくベネディクト派の修道女たちも、ここで教義を守りながらひっそりと静かに暮らしています。
今やブルージュの観光名所の一つになっているけど、お静かにね、と控えめに看板が立ってました。 -
建物には番号がつけられています。
ほんの少しだけ感じる、生活感。 -
敷地の中には教会も。
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ちょっとお邪魔してみます。
-
本当に必要なものだけしかないという印象の教会内。
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ステンドグラスには、聖書の有名な場面がそれぞれ描かれていました。
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イチオシ
ここだけ時間が止まったかのようです。
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遠く海風が吹きつけて来るのか、木の斜め具合が揃ってました。
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愛の湖に戻ってきて、修道院の余韻に浸りながら景色を眺めました。
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偶然切り取った風景ですら絵になる。
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冬だけど咲いてたチューリップ。
手前の白鳥は、良い餌見つけたかな? -
運河に架かる橋の上で、皆思い思いに風景を眺めます。
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生まれ変わって白鳥になるならハルシュタットに棲みたいと思ってましたが、ブルージュも捨てがたいな。
※ハルシュタットの白鳥になりたいと思った旅行記はこちら
http://4travel.jp/travelogue/10930059 -
ブルージュの街、最後はレースセンターを目指します。
地図だとここからは結構遠いけど、のんびり街角の景色を楽しみながら歩くことに。 -
人のいない小道。
濡れた石畳が雰囲気出してます。 -
窓辺に彩りを添える寄せ植え。
-
馬だけどトナカイ。
-
馬の水飲み場。
口から水が流れててシュール。 -
街を取り囲む運河沿いには、歩道が整備されていて、そこをぐるっと歩いてレースセンターを目指すことに。
ベンチがドラゴン! -
人様のお家の玄関に飾られたリース。
素敵過ぎて撮らずにはいられなかった。
何気ない景色の中にもヨーロッパならではのセンスが溢れてるので、こういうのを見つけるのも楽しい。 -
ちょっと歩いたら見つけた塔。
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その先にあった門。
名前は「ゲントの門」。
運河沿いの街と外部を結ぶ橋には、13〜14世紀に築かれた城門や塔が沢山残っていました。ゲントの門 建造物
-
レースセンター近くまで、ひらすら歩く…歩く……。
グーグルマップを見てもなかなか辿りつかない。
途中、自転車軍団が颯爽と駆け抜けて行くのを恨めしく眺めてました。
ここはレンタサイクルで行くのが正解だったなぁ。
そうこうしているうちにつり橋を渡ります。 -
やっと辿り着いた、十字の門。
奥に見えるのはボンヌ・シエール風車。
でも歩き疲れて、風車まで近寄る気力なし。聖ヤンハイス風車/ボンヌ シエール風車 建造物
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十字の門を、ひゅんひゅんと抜けていく自動車たち。
ローテンブルクやネルトリンゲンでもこういう光景を見たけど、中世と現代の融合する様子にやっぱり違和感が拭えない。十字の門 建造物
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そして、若干道に迷いつつも辿りついたレースセンター。
レースセンター 博物館・美術館・ギャラリー
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ちょっと分かりにくいところにあって、途中、犬の散歩中のおばさんや、教会のお姉さんに道を聞きまくりました。
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レースセンターは、50年くらい前まではレース職人のおばさまが暮らしていて、実際に1717年から修道女たちがレース編みを教え始めていたという歴史ある場所です。
今はレース学校や博物館になっていて、1階の受付すぐ隣はショップも。
色々な色と細さのレース用の糸が売っていました。 -
レース作るご婦人たちの様子も、窓越しに見学できました。
-
博物館と言っても、規模は小さめ。
-
貴族の令嬢が結婚式に使ったレースのベールなどが展示されいました。
当時、これを全て手作業で編んでいたかと思うと、す、すごい…としか言いようがありません。
自分では編めたにせよ、それを他の人に教えたり後世に残すために記録を作るって言うのも大変な作業だよね。 -
レースセンターから再びてくてくと歩いて、ホテルまで戻って来ました。
旅最後の宿は、アントワープに取っているので、そろそろ移動しないといけません。Hotel Jan Brito - Small Elegant Hotels ホテル
-
とっても素敵で居心地の良かったホテルに別れを告げて、ブルージュ駅へ。
歩き疲れてバス停に行く気力を失っていたので、タクシーを呼んでもらいました。 -
タクシーというか、大型車。
革張りのソファで乗り心地抜群でした。
ホテルから駅まで、チップ混みで8ユーロ。
気のいいマッチョのおじさまに笑顔で手を振って、 -
さらば、ブルージュ。
この旅で行った街はどこもそれぞれ魅力的だったけど、一番好きなのはブルージュでした。
絶対また行きたい街。
そしてまたあのホテルに泊まりたい。ブルージュ駅 駅
-
アントワープまでは、昨日立ち寄ったゲント経由で向かいます。
15:26発のはずが、6分遅れ。
律義なのかルーズなのかいまいちよく分からないベルギー国鉄ですが、親切心は伝わって来る。
電車に乗り遅れるかもと思って、駅のスタバで温かいコーヒーは諦めたけど、これならギリギリ間に合ったかも。 -
代わりに買ったスタバ飲料と共に、最終目的地・アントワープへ向かいます。
-
1時間ほどでアントワープ中央駅に到着。
ベルギーで見たどの駅よりも大きい。
ああ、旅の終わりも近付いたなぁ。アントワープ中央駅 駅
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ハイジさん 2015/09/17 10:52:06
- はじめまして
- ピオニーさん、こんにちは。
ブルージュでヤンブリトーに泊まられたんですね。私たちも2年前にベルギーに行き、ブルージュではヤンブリトーに2泊したので、懐かしく拝見させていただきました。あのホテル、かわいらしくて素敵でしたよね。
クリスマスの時期のヨーロッパ、寒そうですが素敵ですね。楽しませていただきました(*^_^*)
- ピオニーさん からの返信 2015/09/19 16:22:07
- RE: はじめまして
- ハイジさん、こんにちは。はじめまして。
メッセージありがとうございました。
ブルージュは、街並みも、ホテルのヤンブリトーも本当に雰囲気があって、とても印象に残る街でした。
ハイジさんもヤンブリトーに2泊されたんですね。旅行記を拝見しまして、私もブルージュが懐かしくなりました。木々が紅葉する秋のブルージュも素敵ですね。地元のおしゃれなレストランなどにも足を運ばれていて、充実の旅だったことが伺えました。私はどうにも毎回駆け足になりがちなので、旅の仕方が参考になりました。
他の旅行記もこれから拝見させていただきますね!
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旅行記グループ 2014年冬 イギリス・ベルギー一人旅
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