2014/12/19 - 2014/12/19
55位(同エリア439件中)
ピオニーさん
ロンドン3日目。
この日は半日ロンドンを離れてみることに。行き先は、英国南部の街・ルイス。
このマイナー、いや、のどかな街での一番の目的はポーリッシュポタリー(ブンツラウワー陶器)を買うこと。でも行ってみればルイス城やアンティークショップ巡りも楽しくて、もっと長く居たい街でした。
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*旅程*
□12/17(水)羽田空港→ロンドン
□12/18(木)ロンドン
■12/19(金)ルイス&ロンドン
□12/20(土)ロンドン→ブリュッセル
□12/21(日)ブリュッセル→ゲント→ブルージュ
□12/22(月)ブルージュ→アントワープ
□12/23(火)アントワープ→ブリュッセル空港→フランクフルト空港→成田空港
□12/24(水)成田着
*旅行記*
□①【1日目】夜のロンドンひとりふらり
http://4travel.jp/travelogue/11011889
□②【2日目AM】ウェストミンスターで6年ぶりに《彼女》に再会
http://4travel.jp/travelogue/11012656
□③【2日目PM】キュー・ガーデンでイルミネーションナイト~
http://4travel.jp/travelogue/11014907
■④【3日目前編】ロンドンからの小旅行、アンティークの街ルイスへ
http://4travel.jp/travelogue/11019270
□⑤【3日目後編】金曜夜は美術館めぐり
http://4travel.jp/travelogue/11023704
□⑥【4日目AM】ウィンブルドン・カーブーツセールでお宝探し
http://4travel.jp/travelogue/11037553
□⑦【4・5日目:ブリュッセル編】ワッフル、ビール、ムール貝と、グランプラス。
http://4travel.jp/travelogue/11037735
□⑧【5日目:ゲント編】2時間半のふらり途中下車の旅
http://4travel.jp/travelogue/11050569
□⑨【5・6日目:ブルージュ編】レースと鐘楼、運河の街。素敵な世界にうっとりと迷い込んで。
http://4travel.jp/travelogue/11052583
□⑩【6・7日目:アントワープ編】ここが旅の終着地点
http://4travel.jp/travelogue/11054988
※利用便や宿泊先は1日目のキャプションをご覧ください。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
3日目朝。ホテルの朝食は遠慮させていただき、今日の朝食は昨日買っておいたメイズ・オブ・オナーの残りをぱくり。一晩経っても美味しいぜ。
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青空が広がるいい天気。
今日はロンドンから電車で1時間ちょいのところにある英国南部の街・ルイス(Lewes)へ向かいます。ラッシュモア ホテル ホテル
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旅の出発はヴィクトリア駅から。
切符は事前に買った方が安いと聞いていたので、日本からネット予約済み。自動券売機から発券できるのかと思いきや、操作方法が分からず大人しく窓口で発券してもらいました。ヴィクトリア駅 駅
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ヴィクトリア駅からは英国のあちこちへの電車が出てます。
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9:47発のOre &なんちゃら行きの電車に乗るんですが、15分前でもホームがまだ未定です。しばらくホーム番号が表示されるまで待機。
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ホームが案内されたところで、乗り込むのはこの電車。
そういえば、途中で行き先によって車両が分かれるって聞いてたんだけど、ルイス行きはどの辺に乗ればいいのかなーと思いながら、最後尾の車両に乗りました。そしたら先頭の4車両目までがルイス行きらしく、途中で車掌さんにあっちだよーと案内されました。
言われてみれば確かに、電光掲示板にFront 4 coachesって書いてました。 -
のどかな田園風景を眺めながらしばしの電車の旅。雲が近いね。
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発券してもらった切符はこちら。
09:47 Victoria sta. → 10:52 Lewes sta.(10ポンド)
13:21 Lewes sta. → 14:28 Victoria sta.(8ポンド)
安くて乗換なしを優先したらこの時間帯になりました。
ルイスの滞在時間が2時間半しか取れませんが、通勤時間帯に重なると切符が倍以上したんです…。
ちなみに鉄道会社はSouthern Railway。 -
ルイス駅に到着。
この街は「地球の○き方」が使えない(紹介されてない)英国南部の街。ブライトンの近く。
じゃあなんでここに来たの?
それは、ちょうど一年前の2013年冬にミュンヘンで買ったポーリッシュポタリー(ブンツラウワー陶器)が欲しくて、イギリスにもショップがないか探していたら、なんとここルイスにあったから。
もっと詳しく調べてみたら、ルイス城なる廃墟の城(→ロマン感じちゃおうぜ!)や、アンティークショップが沢山ある(→アンティーク好きな母親に土産話でも。)らしく、なんだか面白そう。
ロンドン滞在中、一日はロンドンを離れたいなーと考えていて、コッツォルズやストーンヘンジ、むかーし語学研修で行ったケンブリッジなど色々候補はあったんですが、そこにはやっぱり夏場の草木生い茂る頃に行きたいなーと思い、今回は物欲を優先させました。
※ちなみにポーリッシュポタリーは日本でも買えますが、自由が丘の某店に行ったら、ドイツで買ったときの倍以上の値段で売られていて白目剥きました。 -
駅を出て右手方面がルイスの市街地みたい。
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お花屋さんの軒先。
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High Street(ハイ・ストリート)がこの街のメイン通りみたい。
とんがり屋根のこの建物は教会かな。 -
駅からハイ・ストリートに出て左手に真っ直ぐ行ったところにありました。
ブンツラウワー陶器のお店、BALTICA。
http://www.baltictrader.co.uk/ -
中はお食事もできるカフェコーナーと食器コーナーに分かれてます。
カフェで使われてるのは、もちろんこのポーリッシュポタリー。 -
時間があればカフェでお茶もしたかったけど、時間がないのでさくっと食器を選んじゃおう。
いや、さくっと選べないほどの品揃えです。楽しーい! -
ポーリッシュポタリーは、ぽってり厚みのある陶器に、深い青の模様が特徴です。模様はスタンプだったり手書きだったりして、同じ食器でも一つ一つ微妙に表情が違います。
ただ、この食器の難点は重いこと。スーツケースの重量が心配だけど、折角なのでプレートやシリアルボウルを何点か買いました。 -
目的を果たせてうはうはしたら、来た道を戻って、次はこの街のシンボル・ルイス城へ。薄紫色で看板が出てました。
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右手のオフィスで入場料金7ポンドをお支払い。
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チケットではなく、こんな鍵が渡されました。
オフィスのお姉さん曰く、これで城エリアの門を開けて入ってね〜とのこと。 -
ルイス城のご案内。
とりあえず高いところからルイスの街を見たい! ということで、左上の塔を目指します。 -
塔は結構近い。右手の階段を上って行きます。
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階段前の広場(Gun Garden)に、ロシアの大砲がありました。
クリミア戦争のときのもので、当時のフィンランドやロシアの捕虜がここルイスにも送られてきたそう。 -
階段を上った先の広場(Shell Keep)。もうそこはルイス城。
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ルイスの歴史を紹介するパネルがあちらこちらに。
1264年のルイスの戦い(the Battle of Lewes)がルイスのハイライトかな? -
お城の中にも。
とりあえず写真に残して、あとでゆっくり読もう〜って思うんだけど、結局読まないまま今に至るふがいなさ。 -
壁とか扉とか、雰囲気満点でしょ。
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塔の内部は、見張りもばっちりな構造。
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14世紀はこんな感じだったらしい。
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ルイス城のてっぺんまで来ました。
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うーん、のんびりとしたいい景色!
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のどかだな〜。
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塀の窪み一つ一つに、それぞれの方角に見える景色の解説した案内板がありました。
ミック・ジャガーが短期間収容された刑務所もあるとか。(ごめんなさい、ミック・ジャガーって名前しか聞いたことないや。) -
イギリスと言ったら山がないんだよね〜。だからイギリス人はアルプスに登山に行ったんだよね〜。と大学時代、英国文化の授業で聞きかじったことを思い出していたら、なななんと、ちゃんとmountainはあるらしい。
白い崖のほんのちょっと右奥にあるのが、ケーバーン山(Mount Coburn)。「エルシー・ピドック、ゆめでなわとびをする(Elsie Piddock Skips in Her Sleep)」(Eleanor Farjeon著)という絵本に出てきます。
うーん、mountainというよりhillでしょ。 -
それにしても、
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のどかでいい眺め。
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Over the hills and far away
丘を越えて彼方へ
を口ずさみたい。 -
ルイス城のもう一つの塔みたいな建物は、バービカン(Barbican)。バービカン? と思って辞書を引いてみたら、日本語だと楼門や橋楼というそう。見張りとかに使うんだって。
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じゃあ次はそのバービカンへ。
階段狭い。 -
さっき通った庭に下りて来ました。
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What happened where?
絶妙なところに案内版があって、なかなか飽きません。 -
階段、よく見たら文字が入ってました。
人の名前もあったので、保存のために寄付した人かな。 -
左手の細い道を渡って、バービカンへ。
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前にイギリスに来たときも思ったんだけど、地上と空が日本にいるときより近く感じるのはなぜ。
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石造りの塔は浪漫溢れるねぇ。
バービカンにも上ってみることにします。 -
バービカンの中。
え! 人! と思ったら人形でした。 -
バービカンから塔を臨む。
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勇者御一行が歩いてそう。
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イチオシ
冬ならではの枯れ木と朽ちたルイス城。
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カメラのアンティークモードで撮ってみた。
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赤い実。はじけてはいない。
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こういうアバウトな感じが好きです。
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最後に門の手前のポストに鍵を返して、ルイス城見学おしまい。
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ポーリッシュポタリー、ルイス城と来て、最後はアンティークショップ巡り。
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Needlemakersは、アンティークというよりマニアックな雑貨屋さんっぽい感じでした。
http://www.needlemakers.co.uk/ -
Needlemakersのすぐ近くには、Lewes Food Market。
名前に心惹かれたんですが、行きたいお店と電車の時間との兼ね合いで、通り過ぎただけ。
http://www.lewesfoodmarket.co.uk/ -
ハイ・ストリートの真ん中にいた天使の像。
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ルイスの中でも品揃え豊富らしい、その名もルイス・アンティーク・センター(Lewes Antiques Centre)を目指して、ハイ・ストリートを下っていきます。
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ウーズ川(River Ouse)を渡った先にあるみたい。
いつの間にか雲が無くなって、すっきりとした青空になってました。 -
Bill'sというレストラン。ルイスでは有名らしい。
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やっと見つけた、Lewes Antiques centre!
見た目は狭いんですが、鰻の寝床、もしくは京都の町屋のように奥に長いお店です。地上3階、地下1階もあるので、見ごたえもばっちり。 -
ピンク色の食器がまとめて置かれてました。可愛すぎか!
それにしてもこの陶器の2段プレート可愛かったな〜〜。24ポンド。 -
普通に使えそうなキッチン用品。
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基本はごちゃっと色んなところに色んなものが置かれてるので、直観が頼り。運命の出会いはあるかな〜?
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食器だけでなく家具もあります。
ここで家具揃えて海辺の日当たりのいいお家で暮らしたいぃぃという妄想が膨らみます。
手前の窪みのあるお皿はオイスター用。そんな専用皿があるなんて。 -
適当に見えてちゃんとディスプレイになってるところにセンスの良さを感じる。
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ここに生活があるみたい。
本当、このお店は見るだけで楽しい。 -
家に友達が来たときに、ケーキスタンドでケーキ出したら素敵じゃない?
ついでにこの銀の皿にもビビッと来たので、仲良く一緒にお買い上げしました。 -
アンティークセンターが予想以上に楽し過ぎました。何時間でもいれそう。
最後に駅前の通りにあったアンティークショップも覗きたかったので、ちょっと急ぎ足で戻ります。 -
ぜいぜい言いながらハイ・ストリートを上ってきました。
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駅に戻る道ってこの辺だったっけ…と、持ち前の方向音痴ぶりを発揮していたら、
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この看板に助けられました。
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最後に、行きで見かけたこのアンティークショップ、Lewes Flea Marketへ。
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品数はアンティークセンターの方が多そう。
でもこっちはカテゴリーごとに置き場が分かれているので、探しやすいといえば探しやすい。
私は宝探しっぽい感じも好きだったので、アンティークセンターの方が好みかな。 -
モノはこっちの方が高級そうでした。
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アンティークショップもっと見たいよ〜と後ろ髪引かれつつ、電車の時間10分前に駅に戻ってきました。
ルイスに来る前は、アンティークって言っても中古品でしょ、私は新品の方がいいわ〜と思ってたんですが、ここに来てアンティークの良さに目覚めてしまいました。(後日、ウィンブルドンのカーブーツセールとブリュッセルの骨董市に行くのはまた別の旅行記で…。) -
よしよし、このLondon Victoria行きね。
13:21の予定が、13:23になってました。 -
最終的に13:26発になりました。
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隣の座席にポーリッシュポタリーとアンティークショップで衝動買いした食器をのせて、のんびり景色を眺めながらロンドンへ戻ります。
2時間半の滞在じゃ足りないくらい楽しかったルイスの街。今度はじっくりアンティークショップ巡りしたいなー。
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