2015/07/07 - 2015/07/10
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oneonekukikoさん
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前回のクラス会から2年が経過。約束通りに、幹事さんからクラス会のお誘いの手紙がありました。
ちなみに幹事さんは同級生同士でめでたくゴールインしたF君夫婦です。
6年2組。在籍55名のうち連絡のつく26名に郵送。その内16名の参加で、同じ場所、同じ日に開催されました。
7月7日。青森県M市。
そして翌7月8日、有志による下北半島への一泊旅行。
8:00 当地出発ー寒立馬の群れる尻屋崎ー海峡食堂 善で海鮮丼の昼食ー恐山ー奥薬研温泉で足湯ー下風呂温泉泊
7月9日
9:00の観光船で仏ヶ浦周遊ー大間ー川内湖ー脇野沢野猿公園ー七戸牧場ーホテル
7月10日
駅まで送ってくれる友人の誘いがありましたが、当日は青い森鉄道で八戸まで、思い出を追いかけた3泊4日のひとり旅でした。
今回の旅では、未知の世界の旅だけでなく、思い出をたどる旅ともなり、付き合ってくれた級友達に感謝の思いで一杯です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 自家用車
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7月7日
はやぶさで八戸駅着。友人の好意に甘え、迎えに来てもらう。その上、種差海岸を回って宿に入ることになりました。毎回気を遣ってくれる心優しい幹事さんです。
小学校4年から高校1年まで父親の仕事で当地におりました。種差海岸は夏になると決まって訪れる懐かしい海岸です。
松林と芝と岩の点在する海岸です。 -
道中はすっかり変わってしまいましたが、海岸線は昔のまま。
泳ぐというよりも磯遊びに興じた幼い頃の記憶が一気に蘇ります。
元気だった祖父、父、母、近所の遊び仲間たち。
彼らとは音信が途絶えてしまいましたが、どうしているだろう。
そして、夏休みにやってきたいとこ達。
共通の思い出でつながっているこの地の報告ができたらいいな。
思いがけない友人からのプレゼントに遠い昔に想いを馳せました。 -
東山魁夷の「道」のモデルとなったという一本道があるそうです。今回はパス。
私の一本道はここだ。 -
そう。この岩場で、昆布をとって遊んだ。
-
今は遊歩道もできて、海岸線を散策できるようになりました。
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海岸線をあの岬まで歩いていこう。ドライバーのF君。先に行って待っててくれるって。思い出に付き合ってくれてありがとう。
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大きなカモメ(うみねこ?)がモデルになってくれた。
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次いで「蕪島」
雛をかばうように親鳥が見守っている。
でも、ギャーギャーうるさいな。
ホテルに入り、一休みの後、クラス会会場へ。中には50年ぶりの友人もいるのに、やっぱり子供の頃の顔が浮かんでくる。
二次会はカラオケ。厳しくて、優しかった恩師の話になると、異口同音に「いいクラスだったね」
それぞれの道を歩み、それぞれの経験を経て再び集う。この歳になっていろいろわかるそれぞれの思い。だからクラス会に出席するのかなぁ。
次回は函館へ遠足クラス会に決定!みんなおこずかい貯めて、再会しようね。 -
7/8
8:00出発。まずは寒立馬のいる尻屋崎。馬が遠くへ行かないようにゲートがある。
そこを通過してしばらく進むと、いました。寒立馬。早速車にスリスリしてきます。
寒さと粗食に耐える農耕馬として飼育されていましたが、激減。今は保護のもと40頭まで回復したそうです。
冬もここで過ごすそうです。 -
放牧地を隔てた道路の向こうは青い海
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見ればあちこちに馬が放牧されてます。どれもメタボ馬です。
しかし、人懐っこくて可愛い。人を恐れずに寄ってきます。 -
オー。メタボちゃん
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タテガミが柔らかいのは、子馬でしょうか?
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一頭の馬がやってきて、私のTシャツを舐めまわします。おまけに腕を甘噛みしてきます。困ったな。
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親馬に走り寄る子馬でしょうか?
馬たちに大いに癒された尻屋崎でした。 -
本州最北東に位置する尻屋崎灯台。
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昼食は幹事さんお勧めの「海鮮食堂 善」で、海鮮丼です。
海に面した、気取らない地元で働く人でいっぱいの人気の食堂です。 -
お次は「イタコ」で有名な霊場恐山。
7月20日の例大祭になるとイタコさんがいるそうです。
というわけで本日はイタコさんの姿なし -
恐山はお寺だったのです。
-
湯治湯があり、宿泊施設もあります。
-
実はoneonekukikoいわゆる霊場は苦手なのです。しかし、イタコさんに呼び出してもらいたいことがあったので、密かに期待していました。
出産と同時に命を落とした大切な人。
言ってみればイタコさんって癒しかなと思うのです。
残念ながらイタコさんには会えませんでしたが、心穏やかに過ごせたことは意外でした。 -
本日の宿下風呂温泉へ行く前に、奥薬研温泉で足湯。
源泉の側はものすごく熱いので、離れたところで足湯です。
新緑が気持ち良く、吹く風も爽やかです。 -
下風呂温泉へ到着。海に面した宿です。
こちらでも海の幸をいっぱいいただきました。中でも殻にたっぷり入ったウニは絶品です。5個分以上入っているとの仲居さんのお話でした。
やっぱり画像無しです。いただきまーすの方がカメラより早いのです。
部屋からは津軽海峡が望めます。早朝にイカ釣り船がたくさん出て行ったそうですが、旧友との話が弾み、その時間はzuzuzuーーのお時間でした。下風呂観光ホテル三浦屋 宿・ホテル
-
7/9
9時の観光船に乗って、海からの仏ヶ浦へのアプローチです。
車だと、崖の上につくので、下まで降りて、また上がっていかなければならないのだそうです。
青森に6年住んで、初めて訪れます。
佐井港発9:00ー仏ヶ浦着9:30 仏ヶ浦発10:00ー佐井港着10:30
往復2,400円
佐井定期観光
http://www.saiteikikanko.jp佐井~仏ヶ浦遊覧船(佐井定期観光(株)) 乗り物
-
仏ヶ浦
初めて見る風景に圧倒されました。
パンフレットで見る限りではそれほど魅力的ではなかったのですが、実際に訪れると、水の青さと自然の創り出す奇岩石群の壮大さを感じます。
着岸するとガイドさんの説明の後自由に散策して30分後に船に戻ります。仏ヶ浦 自然・景勝地
-
そしてランチはここまで来たのですから大間のマグロです。
やはり幹事さんお勧めのお寿司屋さん「浜寿司」へ。
すでに予約を入れてもらっています。
しかし、やっぱり画像なし。
やっぱり美味しかった。高かったけど。
大トロ2貫、中トロ2貫、赤身4貫、鉄火巻きで5,800円。
いや、決して高くありませんでした。それほど満足です。
大トロなど、脂があるのに口に脂が残らない。
大間のマグロの人気の所以がわかりました。 -
マグロを堪能した後は、内陸にある川内湖。せき止め湖ですが、静かな山の湖です。生憎この日は入場できませんでしたので、湖畔まで到達できませんでした。
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この時期の紫陽花の瑞々しさに驚きの1枚です。
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続いて、脇野沢野猿公苑。入園料200円。これで賄えるのでしょうか。
この辺りは、ニホンザルの北限だそうです。ここに来る途中にも、野生の猿がガードレールにちょこんと座っていました。
ここでは、一つのグループを檻に入れて保護しています。
係のおじさんがいろいろお話ししてくれました。
やはり里の農作物を荒らしに来るので、犬を使って追い払っているそうです。
また、猿は違うグループの猿は仲間に入れず間違って入り込んだ猿が残念な結果になる事もあるそうです。厳しい自然界の掟です。野猿公苑 動物園・水族館
-
それでも、私たちが寄っていくと、檻から手を精一杯出して、タンポポなどの草を上手に掴んで口に運びます。なんとも微笑ましい風景です。
グループで生活する猿は、見ているだけで、あっという間に時間がたってしまいます。でもそろそろお暇ですね。
そして最後の立ち寄り地
七戸牧場
父と訪れた懐かしい牧場です。正式名は「日本軽種馬協会 七戸種馬場」と言うのだそうです。現在は一定の時期だけ予約で入場できるそうです。今回は、ここに美味しいジェラートのお店が人気という事で、夕食も兼ねて立ち寄りました。
残念!お休みでした。
前回の津軽半島に引き続き、いろいろ企画をしてくれたF君夫妻に心から感謝の小学校クラス会参加でした。ありがたいね。 -
7月10日
帰京の日です。
早々と朝食を済ませ、小学校、中学校、高校を訪ねてみる事にしました。
まずは小学校。もちろん近代的な建物に生まれ変わっています。 -
校門の脇を見ると「いつくしみの塔」と書かれた石像が目に入りました。そして57年前のことが一気に思い出されました。そう、あれは確か休日の事でした。この事故をいつはっきりと知ったかは記憶にないのですが、防空壕で遊んでいた小学生が土砂崩れに巻き込まれて命を落としたのでした。一緒に遊んでいた級友は、たまたまお昼に家に帰って難を逃れたという事実だけが脳裏に焼きついてます。
50年以上を経て、今このような形で子供達に継承しようとしている事に胸が熱くなりました。 -
そして中学校。
最近敷地の狭い中学、小学校ばかりを目にしてますので、こんなに広々していたかと、なんと自分は幸せな中学時代を送っていたのだろうと、また、思い出に浸ってしまいました。
ちょうど登校時間にあたり、見ず知らずの私にみんな元気よく「おはようございます」と声をかけてくれた事にも感激で胸が熱くなります。お歳ですなぁ。 -
そして1年間を過ごした高校。
今では考えられない事ですが、あの時代は、高校途中だろうが、親の転勤で一緒に転校です。 -
八戸までは、青い森鉄道で向かいます。地元では、高すぎと不評のようです。
列車が入ってきました。
八戸ではやぶさに乗り換えです。年ですので、一本早い電車にしておきました。八戸駅で約30分時間があります。どうやって時間を潰そうかな。 -
青い森鉄道。やっぱり青かった?
仙台で姉のところに途中下車です。
思い出深い地、初めて訪れる地、変化のあった3泊4日の旅もこれにて終了です。
お付き合いありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (6)
-
- 旅するうさぎさん 2015/09/09 17:53:21
- 下北半島の旅
- oneonekukikoさん、こんにちは。
小学校のクラス会で下北半島の旅、拝見しました。
種差海岸、とっても綺麗な所ですね!
お写真も凄く綺麗で、
この地へのoneonekukikoさんの愛着が伝わってきました。
とても懐かしい風景なのですね。
海岸に咲くピンクのお花は、ハマナスでしょうか。
寒立馬という馬は初めて知りました。
昔は働き者の農耕馬だったけれど、
今は保護されて、太っているのですか(笑)
緑の中で、伸び伸び育っているのですね。
仏ヶ浦も、奇岩と海の色が綺麗な、美しい所ですね。
青森には風光明媚な所が沢山あるのですね。
旅するうさぎ
- oneonekukikoさん からの返信 2015/09/09 22:05:16
- RE: 下北半島の旅
- 旅するうさぎさん
書き込みありがとう。
この地へのoneonekukikoさんの愛着が伝わってきました。
> とても懐かしい風景なのですね。
> 海岸に咲くピンクのお花は、ハマナスでしょうか。
ハマナスの花です。
この時期そろそろ実をつけていました。
ハマナスは、北の海岸に多いのでしょうか?
ハンブルクの海岸でもよく見かけました。
子供時代を過ごし、
怖かったけど、いろいろなことを体験させてくれた恩師とともに
かけがえのない思い出の地です。
> 寒立馬という馬は初めて知りました。
> 昔は働き者の農耕馬だったけれど、
> 今は保護されて、太っているのですか(笑)
カモシカが冬に
長時間雪中に立ち尽くす様を‘寒立’と言うそうです。
馬が寒風吹きすさぶ尻屋崎の雪原でじっと立っている様子から、
この地の野放馬を‘かんだちめ’と言われるようになったそうです。
この地で越冬をする頑張り屋の馬です。
それでも、とっても人懐こく、恐れずに寄ってきます。
引き馬でない、野放しの馬をこんな近くで見たのは初めてでしたし、
寄ってきて、私のtシャツを舐めまわした時にはびっくりしましたが
本当に癒されました。
でも、馬を驚かしてはいけないので、
犬などのペットは出入り禁止です。
もちろん誰も馬を驚かすような人は誰もいませんでした。
観光地でありながら、みんながルールを守って楽しんでいました。
> 仏ヶ浦も、奇岩と海の色が綺麗な、美しい所ですね。
パンフレットで見た時は、
それほど感じなかったのですが
実際足を踏み入れてその景観に圧倒されました。
下北半島は初めてでしたが
十和田だけでなくたくさん魅力的な所があります。
津軽もいいですよ。
oneonekukiko
-
- はんなりさん 2015/08/19 10:20:38
- クラス会
- oneonekukikoさん
こんにちは(^^♪
下北半島の旅
未だ未踏ですので興味深く〜
自然の創り出す奇岩に圧倒されました。
感謝のクラス会
はんなりたちも還暦に故郷にての同窓会での旅記も作成していましたので
懐かしくその思い出がよみがえりました。
その五年後にも連絡がありましたが義母の法事で出席できませんでしたが何時までたっても
有難きかな故郷の友ですね。
- oneonekukikoさん からの返信 2015/08/19 19:06:23
- RE: クラス会
- はんなりさん
思い出旅行に書き込みありがとうございます。
故郷といっても、父親の転勤で6年間在籍した土地ですが、
まるで故郷のように迎えてくれる友人に感謝の旅でした。
この年になると、クラス会のお知らせが舞い込むことが多くなりますね。
私、小学校も、中学も、高校も入学と卒業が違う学校なんですが
それぞれに愛着があり今日に至ってます。
ありがたきかな級友ですね。
そしてこの街との接点が
ひょんなことから義弟とつながっていることがわかりびっくりしています。
弟のゴルフ仲間が何と私と同期で、今回の幹事のF君の親友だったこと。
ちなみに弟と私は全く誕生日が一緒なんです。
縁は奇なものですよね。
内輪話のお披露目でした。
oneonekukiko
-
- merumoさん 2015/08/18 21:04:28
- 童心に返って…
- oneonekukikoさん
こんばんわ。昼間はやはり暑いですね。
小学校のクラス会楽しかったことでしょうね。
みんな気持ちはその時のままなんですよね。
青森にいらしたなんていいですね。帰れるところがあるっていうのは
いいな〜
私は東京生まれなので(と言っても知らないところの方が多いですけど)
「仏が原」いいところですね。海の色と奇岩の色とがマッチしてる。
楽しそうな旅行記ありがとうございました。
夏バテしないようにお元気にお過ごしくださいね。
merumo
- oneonekukikoさん からの返信 2015/08/18 21:36:20
- RE: 童心に返って…
- merumoさん
書き込みありがとうございました。
> 小学校のクラス会楽しかったことでしょうね。
> みんな気持ちはその時のままなんですよね。
担任がとっても厳しく、でもいつまでも心に残る授業をしてくれました。
自慢のクラスです。
というか、そのクラスしか知らないからね。
私は転校生でしたが、転校していったクラスメートも出席します。
仏ヶ浦
初めて行きましたが、
カッパドキア(行ったことないけど)とプリトヴィツェを足した感じ
と勝手に決め付けてます。
規模は小さいけどね。
>青森にいらしたなんていいですね。
青森には6年居ました。
来客があるといつも「十和田湖」
観光地が近いというのも、いつも同じところで案内できるほど通いました。
涼しいハンブルクから暑い東京に舞い戻って
しばらくボーーーっとしてましたが
そろそろエンジンをかけますね。
oneonekukiko
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