桂離宮拝観記 2015年7月

2015/07/16 - 2015/07/16

桂離宮は一度行って見たい所の一つです

桂離宮拝観記です
皆さんのご参考になれば良いのですが

宮内庁のHPから参観の申し込みをしました
当初、友人との申し込みを考えていましたが日にち別のページを見ると1名から3名程度の申し込みが残っている状況でした

そんな事で、今回は、取り敢えず一人で申し込みして見ました

個人情報を記入し申し込みすると、予約番号が与えられ、数日後に合否の連絡があると伝えられます

一週間経っても連絡が無いので
宮内庁京都事務所参観参観係に連絡しました
予約番号を伝えると
許可が出ており、2日後にメール回答していると言われ許可番号を教えて貰いました

合否はともかく返信がなかったら
確認の電話です

エリア 嵐山・嵯峨野・太秦・桂(京都)

京都駅から桂離宮へはバスを利用しました

京都駅 駅

京都駅のC2乗り場

京阪京都交通
保津川乗船場行きで
桂離宮前で降ります

桂離宮前まで
20分
240円です
お釣りは出ないの両替機でくずすか
小銭を準備します

桂離宮 名所・史跡

バスを降りると桂離宮の前ですが
入り口までは5分くらい歩きます

拝観時間は11時でしたが
20分前に集合
10分前にビデオ
その後拝観になります

川沿いに歩きます

参観者出入り口です
もう、皆さん集まっています

参観者出入り口

参観者出入り口の脇には見事な古木があった

皇居警察の案内で入場します
セキュリティチェックは特にありませんが、許可番号と身分証明(免許証とか)の提示が必要です

ロッカーがあります
使用後コインは戻ります

参観者休み所
桂離宮の紹介ビデオ
拝観の心得など

3割くらい海外観光客でした
外国人向けにはオーディオガイドで英語とフランス語が選択できます
各所にある番号を押すと解説が流れます

茅葺き屋根の門から入場します

桂離宮の歴史について
説明員から解説されます
当然、日本語です

海外からの観光客は各所にある
番号札の番号をオーディオガイドに入れて聞く事になります

ここからは皇室の人
海外からのVIPの専用通路です

桂離宮の特徴の一つに敷石があるそうです
あられを模したもの

産地の違う石が
ランダムに配置されています

外腰掛
茅葺き屋根が美しい
脇にはトイレ(雪隠)がある
前には、島津藩から贈られた蘇鉄が植えられている

このように茅葺き屋根をメンテ出来ているのは
流石、宮内庁だと思わされた

州浜

州浜の奥には
天橋立に見立てた石橋が配置されている

州浜と天橋立の全景
iPhoneの横パノラマ

同じく

飛び石の配置はランダムです
足元を気をつけて進みます

天橋立の近景

その次は
松琴亭

桂離宮で一番の茶室
茅葺き入母屋造りが美しい

松琴亭には
有名な意匠(デザイン)の襖があります
淡い青と白のコントラストが美しい

松琴亭の内部
写真の上の襖に膳組(食事を盛り付けたもの)を入れ、下の竃に火を入れ、保温したという

松琴亭から池を望む

賞花亭の扁額

賞花亭
桂離宮でここが一番高い

賞花亭から池を見下ろす

賞花亭からは下り坂になる

賞花亭を下ると
園林堂(おんりんどう)がある
扁額は後水尾上皇による

池を渡る太鼓橋

足元に注意

笑意軒の脇の見事な敷石

笑意軒から園林堂を望む

ここでは
弓の稽古や
流鏑馬が
おこなわれたという

書院を望む
書院群と呼ばれる通り
古書院、中書院、楽器の間、新御殿からなる

古書院二の間の正面には
月見台がある
池に映る月を見たのだろうか？

左にある竃で調理された

全面から池が望める

ここは茅葺きではなく化粧屋根

月波楼

月波楼

茅葺きの門から退出します

ちょうど昼食の時間だった
桂離宮のバス停の前にある和菓子屋さんの
中村軒で食事をしました

隆兵そば
という看板が気になったので寄ってみましたが
予約が必要との事でした
隆兵と中村軒は家族関係だそうです

御菓子司 中村軒 グルメ・レストラン

中村軒は
素朴で丁寧な和菓子屋さんです

店員さんのオススメしてくれた
素麺を頂きました
セットのごはんは
赤飯と紫蘇ごはんがあります
紫蘇ごはんにして見ました

アルコールはありません

帰りに、主菓子を幾つか買いました
それぞれに日持ち期間の表示があります
良心的なお店だと思いました

この旅行記へのコメント （1）

• マンサフさん 2016/08/30 16:41:59

  遅ればせ乍・・

  私はやっと今年６月に拝観できました・・・京都の人も意外と
  大昔に修学院離宮には機会があったのですが、やっぱり桂離宮の方が私には好ましいです