2014/11/15 - 2014/11/19
362位(同エリア5153件中)
PHOPHOCHANGさん
- PHOPHOCHANGさんTOP
- 旅行記785冊
- クチコミ1937件
- Q&A回答22件
- 828,449アクセス
- フォロワー151人
6月の敦煌以来、5ヶ月ぶりの中国です。
やっぱり自分は砂、石、岩が好きなので、選ぶ旅先はそういうモノが見られる所になります。
例によってギリギリの日程ですが、英語の出来る親切な宿のオーナーさん(by口コミ)に効率的な廻り方を教わって、丸3日を張家界で過ごしました。
宿も食事もコスパ最高でしたが、世界遺産の入場料が1つ1つディズニーランド並みで、お土産を買う予算の余裕は有りませんでした。
此処では空港から2番のシャトルバスで雍和宮へと出かけ、拝観して空港へ戻り、張家界へ到着するまでを載せます。
11月15日
18:35北京首都国際空港(中国国際航空CA1359)
21:10張家界空港
- 旅行の満足度
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
北京で最大且つ最も保存状態の良いチベット仏教寺院の雍和宮に到着しました。
今回自分はバスで来ましたが、地鉄2号線の雍和宮駅が境内の裏に在り、アクセスはとても良いのです(入り口まではだいぶ歩きましたが)。
チベット仏教寺院には前々から興味を持っていて、是非1度訪れたいと思っていたので、フライトの合間の時間は真っ先に此処へ来ました。
拝観料は25元です -
ツアーバスも沢山来ていました
-
艶やかな牌楼。また横浜中華街に行きたいな♪
-
思いがけない事に参道はこんな素敵な紅葉&落葉で、良い時期に来たと思えました
-
神宮外苑や東大正門から安田講堂までの銀杏並木は有名ですが、葉が落ちるとかなり早い段階で掃除されてしまう為、こんな敷き詰められた感は味わえません
-
「平和と調和の宮殿」という意味を持つ雍和宮は、元は清の第二代皇帝−康煕帝が息子の胤禎(雍正帝)のために1694年に建てた貝勒府でした。
18世紀(1744年)に仏教寺院に作り変えたもので、今も、モンゴルやチベットからの僧侶を受け入れています。
5つの本堂にいくつもの中庭と祭壇が設けられた広大な寺院境内は漢、チベット、満州、モンゴル各民族の建築様式が混じり合った独特の雰囲気を醸しています(が、自分はチベット仏教らしいチベット仏教寺院を期待していたので、やや微妙)。 -
手前から順番に写真を撮りながら奥へと歩いたのですが、どれがどれだか今一つ記憶が・・・
-
雍和門。まだ門だけなのに、沢山の人がお参りしてるの
-
たまに燃え過ぎて炎も上がってたりしますが、それだけ線香などを奉納する人が多いのです。にしても煙い・・・
-
確か最初瀋陽の故宮で見た満州文字が此処でも掲げられていました。扁額左から、蒙古、チベット、漢、満州文字の順です
-
鐘楼
-
鼓楼
-
精悍な唐獅子
-
-
四体碑亭
-
中に収められているのは石碑(って見れば判りますよね)なんですが、何て刻まれてるのか判りません。どなたかご存知の方いらっしゃいましたら、お知らせください
-
-
雍和宮。
その名の通り、雍和宮の主殿にあたる建物で、過去仏、現在仏、未来仏を示す3体の仏像や、十八羅漢像が置かれています -
噴水にしか見えません
-
永佑殿は雍正帝が皇子の頃の居室で、正寝殿とも呼ばれています。雍正帝が1735年に無くなった時、その遺体は一時的にここに安置され、この時から緑色の瑠璃瓦がすべて黄色(皇帝しか用いる事の出来ない色)に替えられました
-
熱心にお参りしてるのが皆若い人達ばっかりなのにはビックリでした
-
法輪殿はチベット仏教の僧侶たちが法要を行い、経文を読む所でした。後になってチベット寺院の形式を取り入れたため建物は十字型で、屋根の上にはチベット式の小型仏塔が載っています。漢、チベット両方の建築様式が融合しています。チベット仏教ゲルク派の開祖ツォンカパの銅像が置かれています。
-
最奥部にして最大の堂宇、萬福閣です
-
-
-
回廊をたどって5つの本堂を順番に進むと、奥に進むにつれて仏像のサイズが大きくなっていきます。此処、最後の万福閣には木造としては世界最大の地上18m、地下8mの弥勒菩薩像が安置されています。この煌びやかで見上げるように大きい仏像は、1本の白檀香木を掘り出して造られました。
金色に見えるのは左右の足ですから、全体の大きさを想像してください。
この仏像の由来としては、乾?帝がダライ・ラマ7世を助けてチベットの豪族の反乱を平定した事に対し、ダライ・ラマ7世が感謝の印にネパールで白檀の巨大な幹材を買い求めて贈ったと言われています -
この状況が一変するのは、毛沢東の指導よる1950年の中国軍の侵略からです。ラサが占領され、ダライ・ラマはインドに亡命します。この後の文化大革命の時期も含めて、僧侶の弾圧、僧院の破壊、漢民族の流入によるチベット文化の破壊が続いていきます。1949〜1979年の30年間で中国側に殺されたチベット人の数は120万人とも言われています。
チベット独立運動に対し、中国側は元や清朝ではチベットを直接支配していたと主張していますが、その発端はこの雍和宮にあるとも言えます -
-
屋根の上の魔除け。
この動物について何度か説明を受けた事有ると思うんだけど、最初に覚えられないと何度言われても駄目なので、これもその駄目な1つです -
摩尼車。転経器とも言われ、円筒形で側面にはマントラが刻まれており、内部にはロール状の経文が納められているそうです。回転させるとさせた数だけ経を唱えるのと同じ功徳が有るって聞きました。
チベット語ではマニコロと呼びます。「マニ」は如意宝珠の略で(単独では「宝珠」の意味で、「コロ」はチャクラの意味で)す -
アップにしてみましたが、これがマントラなんですか?
-
再び法輪殿。
やっぱりこの特徴有る屋根の尖塔と木の緑のせいで、此処が一番印象に残っています -
廻している人発見。
そうか、両手で丁寧に廻すのですね。自分は片手でブンブンやってました。ゴメンナサイ -
-
-
雍和門まで戻って来ました
-
カラフルな摩尼車。
実は自分の小指の指輪は摩尼車を象っていて、ベースの金の平打ちリングの上に廻せる経文を書いた二重構造になっていたのですが、クルクル廻して遊んでいるうちに、落としてしまいました(転がって行った場所は判っているので、暮れの大掃除の時に絶対回収しますin 会社の倉庫) -
昭泰門。
此処をくぐれば参道を経て、牌楼から外へ出るだけです -
門にこんな凝った模様が・・
-
-
昭泰門を振り返ったところです
-
銀杏越しに見える牌楼
-
16時を廻っているので、入場は出来なくなっています。
フライトは18:35発ですから、何か軽く食べてから空港へ戻る事にします -
雍和宮法物流通処、つまり仏具ショップって事ですね
-
これで雍和宮の拝観を終わります
-
本当は時間が余るようなら孔子廟や国子舘などへも足を延ばしたいと思っていました。が、雍和宮は思っていたよりずっと広くて時間がかかった為、他へ廻るのは断念せざるを得ませんでした
-
寺院の前、並びには小さな店舗が並んでいますが、全体の雰囲気が統一されており、ちょっと(かなり)ビックリ。1件1件覗きながら歩いてみたいと思わされます
-
工芸品店では仏具をはじめ仏教にまつわる土産物を買う事が出来ます
-
並木道がなかなか良い雰囲気です。歩いて行く時間が無いのが残念
-
左へ行けば国子舘街。角の店は僧服と書かれています
-
飲むヨーグルト原味発見、勿論GET。北京観光には欠かせません
-
ちょっとお高め5元だけど、やっぱ飲みたい
-
名残惜しい・・
-
京都並みに、周囲(寺院)の景観に合わせた店舗になってるKFC
-
中国もしくは北京オリジナルメニュー(?)鶏腿飯です。単品で19.5元は贅沢ですが、面白そうだし、時間もそうそうかけられないので食べてみる事にしました
-
塀の外からでも本殿の堂々とした姿が見えます
-
一瞬駐車場かと見紛うくらい、キッチリビッシリ並んでる車両、渋滞中の図です
-
これも中国では定番中の定番です。味は銭湯で湯上りに飲んだ懐かしのフルーツ牛乳。これは温かくして有りました。意外と美味しいですよ。駅前のキオスクみたいなところで5元でした
-
地鉄2号線の雍和宮駅です。1駅乗って、東直門で空港へ向かう机場快軌に乗り換えます。地鉄は何処まで乗っても一律2元です
-
駅のホームです。2号線はまだホームドアとかが出来てません。と言うか、古い路線なので無いままなのです
-
-
右側通行なので、これが先頭車両です
-
もう、降りました。この乗り換えの東直門駅は、前回円明園に行った時にも往復で使っているので、ちょっと慣れてますw
-
此処まで来れば、空港までは15〜20分で着いてしまいます。乗り換えも直ぐで判り易いです
-
窓口(集票所)で切符を買います。25元です。プラスチックのカードですが薄めで柔らかいので取り扱いに注意してください
-
改札でタッチして、階段を上がってホームへ向かいます
-
後3分で電車が来ますってサイン。ちゃんと2分、1分と減っていきました
-
ちょっと飛行機のようなシート
-
シートの背にポケットが有るのもそうですね
-
第3ターミナルに到着です。が、此処から第1&2ターミナルへと進んで行くので、終点だからとゆっくりしては居られません。そして進行方向が変わり、こちらが最後尾になります(って行き止まりだから当然ですが)。但し、此処で進行方向を向いて座ってしまうと第1&2ターミナルからはまた逆方向に走るので、後ろ向きに乗って行く羽目になります。よって、シートの向きに合わせて、此処から乗る場合は後ろ向きに座りましょう
-
車両全景
-
空港ビルへ向かいます。到着ロビーへも出発ロビーへも同じ高さ(今の位置)から歩き始めますが、一方(写真左寄り)は下り、もう一方(右寄り)は上りで、いつの間にか上下に分かれます
-
当然出発側へ
-
そして下を見ると到着側へ向かう通路の高さが大きく変わって(分かれて)いるのです
-
空港ビル内の連絡橋を通って4階出発ロビーへ入るところです
-
国内線の案内板。同時刻発が平気で5便も有ります
-
せめて国内と国際とは色を変えて欲しいと毎回思います(手前は国内、奥の右寄りも国内、左寄りだけ海外)
-
チケットを購入した際には、このフライトは17:35発で、折り返し(帰路)の北京着は23:40でしたが、丸1時間スケジュールが遅くなった為、帰りは日付が変わってからの到着を余儀なくされてしまいました
-
成田〜北京と同じ型の飛行機です。こちらも一応は定時運航でした
-
フライトは約2時間半で、夜食が出ました。選択肢は無かったものの、熱々のピザトーストです。具はピーマンと玉ネギばかりでしたが、それでもピザは予想外だったので、喜んで食べちゃいました
-
張家界の位置を確認してください
-
張家界空港に定時に到着し、シャトルバスに乗りました(車内から撮影)。が、空港ビルは直ぐ目の前なので歩きたいほど
-
この一家親賓館に3泊しました。
何と、トリップアドバイザーの張家界市内B&B、インのカテゴリーでは279件中1位の宿です☆オーナーさんは英語が話せて(堪能とは言えないにせよ)とても親切って事で、口コミ43件中39件の「良い〜とても良い」評価を得ています。
特に欧米人に人気の宿なので、この旅行が確定する前の7月初旬、早々に予約だけはしておきました。バス・トイレ付きのツインが1泊128元、つまり2人で泊まれば1人1泊1000円ちょっとで済むのです。
実際に泊まってみて、評価は間違い無かった事が判りました。
写真は翌朝の撮影です -
何の飾り気も無いけれど、リモデリング済みの室内に大きなベッド2台でもスーツケースは余裕で広げられる広さ
-
機能的で必要にして十分な設備。茶色いドア(開いている)からバスルームに入ります
-
こちらもとても綺麗。トイレの水も良く流れます
-
バスタブは在りませんが、シャワーは24時間温かいお湯が自由に使えます
-
ベッドサイドテーブル。一部口コミでエアコンは有料と書かれていたし、予約無しで立ち寄った客への説明にオーナーさんはエアコンは別途料金がかかると説明していましたが、自分は込み(特に別と断り書きの無い)料金でした
-
各階4部屋ずつで多分6階建ての小さな宿です。エレベーターは在りません。自分は4階でした。部屋はカードキー方式です。
これで第1日目終了です
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
張家界
-
前の旅行記
靴壊れ、時計壊れ、地図無くし、『不能説中文』な独り旅は嘗て無い好奇の目に曝された張家界 <成田出発から北京到...
2014/11/15~
北京
-
次の旅行記
靴壊れ、時計壊れ、地図無くし、『不能説中文』な独り旅は嘗て無い好奇の目に曝された張家界 <武陵源風景名勝区p...
2014/11/15~
張家界
-
靴壊れ、時計壊れ、地図無くし、『不能説中文』な独り旅は嘗て無い好奇の目に曝された張家界 <成田出発から北京到...
2014/11/15~
北京
-
靴壊れ、時計壊れ、地図無くし、『不能説中文』な独り旅は嘗て無い好奇の目に曝された張家界 <北京観光から張家界...
2014/11/15~
北京
-
靴壊れ、時計壊れ、地図無くし、『不能説中文』な独り旅は嘗て無い好奇の目に曝された張家界 <武陵源風景名勝区p...
2014/11/15~
張家界
-
靴壊れ、時計壊れ、地図無くし、『不能説中文』な独り旅は嘗て無い好奇の目に曝された張家界 <武陵源風景名勝区p...
2014/11/15~
張家界
-
靴壊れ、時計壊れ、地図無くし、『不能説中文』な独り旅は嘗て無い好奇の目に曝された張家界 <街中まとめてみまし...
2014/11/15~
張家界
-
靴壊れ、時計壊れ、地図無くし、『不能説中文』な独り旅は嘗て無い好奇の目に曝された張家界 <武陵源風景名勝区p...
2014/11/15~
張家界
-
靴壊れ、時計壊れ、地図無くし、『不能説中文』な独り旅は嘗て無い好奇の目に曝された張家界 <武陵源風景名勝区p...
2014/11/15~
張家界
-
靴壊れ、時計壊れ、地図無くし、『不能説中文』な独り旅は嘗て無い好奇の目に曝された張家界 <武陵源から黄龍洞へ...
2014/11/15~
張家界
-
靴壊れ、時計壊れ、地図無くし、『不能説中文』な独り旅は嘗て無い好奇の目に曝された張家界 <天門山part1>
2014/11/15~
張家界
-
靴壊れ、時計壊れ、地図無くし、『不能説中文』な独り旅は嘗て無い好奇の目に曝された張家界 <天門山part2>
2014/11/15~
張家界
-
靴壊れ、時計壊れ、地図無くし、『不能説中文』な独り旅は嘗て無い好奇の目に曝された張家界 <天門山part3>
2014/11/15~
張家界
-
靴壊れ、時計壊れ、地図無くし、『不能説中文』な独り旅は嘗て無い好奇の目に曝された張家界 <天門山から荷花空港...
2014/11/15~
張家界
-
靴壊れ、時計壊れ、地図無くし、『不能説中文』な独り旅は嘗て無い好奇の目に曝された張家界 <北京で最後のドジ>
2014/11/15~
北京
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 張家界
0
89