靴壊れ、時計壊れ、地図無くし、『不能説中文』な独り旅は嘗て無い好奇の目に曝された張家界 <武陵源風景名勝区part1・黄石寨>

2014/11/15 - 2014/11/19

ついにやって来ました。
この岩だらけの景色が見たくて、今年3回目の中国です。

但し、入場料が高いです。3日間有効ですが258元もします。
しかもこの日乗ったロープウェイや翌日のエレベーターは別料金です。
嫌なら3時間かけて上れって事ですが。
ハッキリしないお天気ですが、そもそも雨が岩を削って創り上げられた景観ですから、降られないだけ良しとしなければなりません。
行きはロープウェーを利用しましたが、帰りは3000段と言われる石段を下りました。
長時間歩くので履き慣れた靴を履いて行ったら、慣れ過ぎて、自分より靴が先に悲鳴を上げました。
まだまだ先は長かったのに踵が剥がれ始めて、パタパタ音を立てています。1人で来てるってだけでも好奇の目を向けられてるのに、これじゃ完全に怪しい奴です。

此処では山（？）の上に在る黄石寨の周遊コースを載せます。
この周遊路がなかなか見つからず、30分余りロープウェーの駅周辺でウロウロしてしまいました。

風景に関しては特に説明を入れませんでした。取り敢えずご覧ください。
また、PCの調子が悪いせいか、編集画面で削除したはずの写真が重複していたりする事がしばしば発生しております事を予めお詫び申し上げますm(_ _)m

エリア 張家界(中国)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

6：50am、この湯気に釣られて・・・宿のすぐ近くに何件もの食堂が在ります。そのうちの1件（宿から角を曲がって2件目）に3日間通いました

これがその店の外観です。調理は外でしています

テーブルに置かれた薬味の数々

メニューが無かったので、お粥にしようかと思ってた矢先、オバサンが米の麺を見せてくれたので、「じゃあ、それで」って事にしたら、これが出て来ました。黒いのは木耳です。豚肉の細切れ、卵焼き、トマトなども入って、五目そば状態。スープは辛いです。
これで6元、具が多いので食べ応え有ります。

帰りに店先でオバサンが何かを包んでるので、「雲呑？」って尋ねたら、「耳」って答えが返って来ました。お〜〜っ！それじゃあ明天はそれにしよう、って言い置いて宿に戻りました

前夜チェックインの時にオーナーさんがバスターミナルまで連れて行ってあげるからと7時半にロビーで待ち合わせをしました。
他に何人かが一緒に行くのかと思ったら、自分1人だけの為にオーナーさんはわざわざ案内してくれるのです。

宿は官黎路と言う大きな通りから食堂街へ入り、その突き当りを左に折れたところに在ります。逆に言うと、官黎路まで出てしまえばバスターミナルは迎賓路との交差点に在るので、直ぐに判ります。歩いて5分ちょっとでした

このバスで武陵源の幾つか在る入り口の1つ、張家界国家森林公園口へ向かいます。乗ってる時間は約45分。このターミナルから乗ったのは自分1人でしたが、市内を通過するに従い、ドンドン客が乗り込んで来ました。料金は10元です

特に何も無い感じの駐車場で降ろされました。此処からチケット売り場へ歩いて行きます。
張家界は前日雨模様で、自分の到着した夜に降り止みましたが、こちらはたった今まで降っていたようで、路面はまだ濡れていました

空気が湿り気を帯びているのがハッキリ判るので、皆フードをかぶったり、何となく空模様が気になる様子。
景色は既に岩山が見え始めています

賀龍将軍の像。
軍人賀龍は中国共産党員として、中華人民共和国建国に大きな功労を残しました。中華人民共和国元帥で此処湖南省出身

此処でチケット（門票）を買います。

此処から入場しますが、その際にチケットとともに指紋認証が必要です。要は期間内に他人にチケットを譲り渡して利用されるのを防ぐ為ですね。
あれ、右手？左手？親指？人差し指？
多分親指でしたが、どっちの手かは忘れました

既に周囲はそれらしい景色が始まっています

なかなか綺麗に整備されています

腰子寨って腎臓砦（つうか、囲まれた場所）って意味でしょ？何故？？

世界自然遺産でございます

此処から環境バスに乗ってロープウェイ乗り場まで行きます。混み合う時期はこの時点で既に列を成すそうですが、今の時期はスムーズに流れていました

並ぶとなるとディズニーランドクラスの長蛇の列になるらしいです

そしてバスを降りたら急いでロープウェーのチケットを買うのです。入場料とは別途72元が必要です。乗らずに上ろうと思えば上れますが、標高1082mまで3時間の道のりです（実際上って来る人は結構居ました）

そしてこの建物の中を奥へと進んで乗り場へダッシュ

その理由は次々にお客さんが押し寄せるから

ロープウェーもほとんど待たずに乗れました。

靄がかかったような景色ですが、ロープウェーのガラス越しなので・・。
上から下はかなり良く見えました

生えてるとしか言いようが有りません

ロープウェイを降りたら1.6kmの環状遊覧路を一周はずが、その始点が見つかりません。左下、ルート外の六奇閣辺りを何度も行き来し、お店のお姉さんに聞いても「あっち」などと指差してはくれるのですが、要領を得ません

これがその六奇閣です

上れません

山を下りる下山路さえ見つかったのに、肝心のコースを歩き始めるのに30分以上探し続けてしまいました

野生の猿が結構居ます。この辺に居るのは可愛かったのですが・・

コースを歩くと、幾つもの展望台が現れます。そして岩に名前が付いていますが、ピンと来るのも有れば、来ないのも

これは韻を踏んでるし、意味も判り易いし、センス良いなと思いました

下が透けて見える床ですが、汚れていてハッキリ見えません

面白そうな所なので下りてみようと思ったのですが、誰一人として階段下りないんです。勇気出して何段か下りてみて、その理由が判りました。多分事前にツアーガイドなどから聞いてたんだと思います。
猿が門番のように道を塞いでいて、近寄るとマジで歯をむき出しにして威嚇して来ます。顔がガチでリアルに怒ってましたから引き返さざるを得ず・・

まだ12時前でしたが、これが作るそばから売れていて、何より美味しそうだったので、トライしてみる事にしました。
モチモチの生地にザーサイ、キュウリ、目玉焼きを置いて、唐辛子のタレをたっぷりかけたらクルッと巻いて食べます。15元です（安くはないけどね）

激旨でした☆食べかけでスミマセン。
あまりに美味しかったので、他の場所でも探してみましたが見つからず（泣）

それではロープウェーを使わずに下りる事にします。が、途中で道が分かれていたりして、かなり不安

一旦下りた後で間違えた事に気づいたとしても、上る気力は有りません

もう開き直って、下りてるのは間違い無いのだから、何処かへ着くだろうと開き直ってきました。が、右の靴が重くなっているような気がし始めました

地震でも来て、崩れて来たらどうしようなんて全然考えませんでした。って言うか、心配してたら此処へは来られませんね。

ようやく一番下まで下りられたようです。
此処からまた別のハイキングコースを歩きます♪

この旅行記へのコメント （2）

• ジンさん 2014/11/30 23:58:25

  こんにちは。

  武陵源は、大変でしたね。
  同じようなルートを行ったことがあるので、懐かしく思いました。
  私も足で下りましたが、2,3時間かかったと思います。
  振り返ればよく下りたな・・・・と思いました。
  膝にかなり負担がかかったと思います。
  
  今度いくことがあれば川魚料理が食べたいですね。
  川においしそうな魚がたくさん泳いでいたので。
  

  PHOPHOCHANGさん からの返信 2014/12/01 09:49:22

  Re: こんにちは。

  コメント有り難うございます。
  
  自分も時間短縮の為にロープウェイで下りれば良かったかと思いました。股関節痛になりました。
  でも良い思い出です(*^^*)
  
  川魚、食べてみたかったな…。