熊野本宮・湯の峰温泉旅行記(ブログ) 一覧に戻る
【お値打ち日帰りバスツアー】<br />ある時、地区内の回覧板に『世界遺産 熊野古道歩きと熊野本宮大社を参詣』する『日帰りバスツアー』がありました。<br />昼食も付いていて自分の家から車を出していくより安いのです。<br />そして行先が、<br />■熊野古道を歩いて『牛馬童子(ぎゅうばどうじ)像』を見に行く。<br /> 『牛馬童子像』は熊野古道のシンボルみたいなものです。<br />■『熊野本宮大社』に訪れる。<br />というものです。<br /><br />こんなバスツアー経験もいいし、とにかく安い。<br />すぐに予約しました。<br />予約は2日でいっぱいになったようです。<br /><br />【メンバーは相方と義父】<br />写真にはほとんど出てきませんが、メンバーは相方と義父です。<br />義父はツアーの中のお仲間と歩くので、私は相方と2人での移動です。<br />ツアーは総勢50人程で、バス満席で出発です。<br />さすがに、ほとんど年上の方ばかりでした。(笑)<br /><br />【主な観光場所】<br />・『熊野古道の中辺路(なかへち)』:熊野詣で主要な参詣道(さんけいみち)<br />・『牛馬童子像』:熊野古道のシンボル<br />・『熊野本宮大社』:全国の熊野神社の総本山<br />・『大斎原(おおゆのはら)』:本宮の旧社地<br /><br />熊野古道『中辺路(なかへち)』の一部を歩き熊野古道のシンボル『牛馬童子像(ぎゅうばどうじぞう)』を見に行きます。<br />その後、『古道歩きの里 ちかつゆ』の『熊野地』で昼食。<br />昼食後は『熊野本宮』に行き、『本宮大社』・『大斎原(おおゆのはら)】などを自由見学します。<br /><br />【行程】<br />08:00 和歌山市内集合場所より貸切バスで出発<br />09:45 道の駅『龍遊』トイレ休憩・・10:00 出発<br />10:45 道の駅『熊野古道 中辺路(なかへち)』到着<br />ここから熊野古道を20分ほど歩き箸折峠の『牛馬童子像』に到着<br />(5分間見学)その後、道の駅に徒歩で戻ります。<br />11:30 道の駅『熊野古道 中辺路(なかへち)』出発<br />(実際には11:40出発となる)<br />11:35 古道歩きの里 ちかつゆ『熊野路』で昼食・・12:30出発<br />13:10 和歌山県世界遺産センター到着<br />『本宮大社』・『大斎原(おおゆのはら)』・『世界遺産センター』などを自由見学・・14:45 出発<br />16:45 道の駅『しらまの里』到着 トイレ休憩・・17:00出発<br />18:00 和歌山市内最寄り停留所で下車<br /><br />【表紙の写真の解説】<br />表紙の写真は『熊野本宮』の御朱印張に熊野古道のシンボル『牛馬童子』の写真をのせてみました。<br />御朱印張には熊野本宮で手に入れた『牛王宝印(ごおうほういん)』のレイヤーをうっすらと乗せてみました。烏(カラス)文字が見えるのがそれです。<br />『牛王宝印(ごおうほういん)』は熊野三山で配られる特殊な神札です。

現代版 『熊野詣』:世界遺産 熊野古道 中辺路(なかへち)のハイライトを歩き 熊野古道のシンボル 『牛馬童子』へ。 『熊野本宮大社』へ訪れ『牛王宝印』を授かる旅。 熊野の歴史にまつわる謎に迫ります!

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2014/10/07 - 2014/10/07

2位(同エリア563件中)

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aoitomo

aoitomoさん

【お値打ち日帰りバスツアー】
ある時、地区内の回覧板に『世界遺産 熊野古道歩きと熊野本宮大社を参詣』する『日帰りバスツアー』がありました。
昼食も付いていて自分の家から車を出していくより安いのです。
そして行先が、
■熊野古道を歩いて『牛馬童子(ぎゅうばどうじ)像』を見に行く。
 『牛馬童子像』は熊野古道のシンボルみたいなものです。
■『熊野本宮大社』に訪れる。
というものです。

こんなバスツアー経験もいいし、とにかく安い。
すぐに予約しました。
予約は2日でいっぱいになったようです。

【メンバーは相方と義父】
写真にはほとんど出てきませんが、メンバーは相方と義父です。
義父はツアーの中のお仲間と歩くので、私は相方と2人での移動です。
ツアーは総勢50人程で、バス満席で出発です。
さすがに、ほとんど年上の方ばかりでした。(笑)

【主な観光場所】
・『熊野古道の中辺路(なかへち)』:熊野詣で主要な参詣道(さんけいみち)
・『牛馬童子像』:熊野古道のシンボル
・『熊野本宮大社』:全国の熊野神社の総本山
・『大斎原(おおゆのはら)』:本宮の旧社地

熊野古道『中辺路(なかへち)』の一部を歩き熊野古道のシンボル『牛馬童子像(ぎゅうばどうじぞう)』を見に行きます。
その後、『古道歩きの里 ちかつゆ』の『熊野地』で昼食。
昼食後は『熊野本宮』に行き、『本宮大社』・『大斎原(おおゆのはら)】などを自由見学します。

【行程】
08:00 和歌山市内集合場所より貸切バスで出発
09:45 道の駅『龍遊』トイレ休憩・・10:00 出発
10:45 道の駅『熊野古道 中辺路(なかへち)』到着
ここから熊野古道を20分ほど歩き箸折峠の『牛馬童子像』に到着
(5分間見学)その後、道の駅に徒歩で戻ります。
11:30 道の駅『熊野古道 中辺路(なかへち)』出発
(実際には11:40出発となる)
11:35 古道歩きの里 ちかつゆ『熊野路』で昼食・・12:30出発
13:10 和歌山県世界遺産センター到着
『本宮大社』・『大斎原(おおゆのはら)』・『世界遺産センター』などを自由見学・・14:45 出発
16:45 道の駅『しらまの里』到着 トイレ休憩・・17:00出発
18:00 和歌山市内最寄り停留所で下車

【表紙の写真の解説】
表紙の写真は『熊野本宮』の御朱印張に熊野古道のシンボル『牛馬童子』の写真をのせてみました。
御朱印張には熊野本宮で手に入れた『牛王宝印(ごおうほういん)』のレイヤーをうっすらと乗せてみました。烏(カラス)文字が見えるのがそれです。
『牛王宝印(ごおうほういん)』は熊野三山で配られる特殊な神札です。

旅行の満足度
5.0
同行者
家族旅行
交通手段
観光バス 徒歩
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)

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  • 【日帰りバスツアー】<br />今回は和歌山市内からの日帰りバスツアーでほんの少し『熊野古道』を歩き熊野古道のシンボル『牛馬童子』を訪ね、その後バスで『熊野本宮』に訪れるという単純な旅です。<br />しかし、多くの疑問がよぎりました。<br /><br />【疑問】<br />『熊野古道』は世界遺産とか聞いたことがあるけど、そもそも『熊野古道』って何なのか?<br />何処に行けば、世界遺産らしい景色が見られるのか?<br />なぜ昔の上皇らは熊野御幸(熊野詣)を繰り返したのか?<br /><br />なぜ『蟻の熊野詣』と呼ばれるまでに人々は『熊野三山』に訪れたのか?<br />『熊野三山』って?<br />熊野詣を盛り上げた仕掛人は誰なのか?<br />和歌山在住ですが知らないことばかりでした。<br /><br />【自己満足旅行記】<br />そこで『熊野古道』の旅をより楽しむためには熊野古道の歴史を覗くことも必要と感じたのです。<br />その辺の謎を紐解いている間に写真枚数も増えてしまいました。(いつもながらですが。)<br />色々調べ上げて、NHKではありませんが『歴史秘話ヒストリア』の世界を構築して悦に浸っておりました。完全な自己満足かもしれません。<br />そんなわけで適時、興味のある所がございましたら覗いていただければありがたいです。適当に端折ってご覧ください。<br /><br />【行かれる方にはお役に立つかも・・】<br />ただし『熊野古道を歩いて牛馬童子を見に行かれる方』や『熊野本宮』に訪れる方にはお役にたてるかもしれません。<br />『熊野古道』や『熊野本宮』への旅がより楽しくなると思います。<br /><br />ということでよろしくお願いします。

    【日帰りバスツアー】
    今回は和歌山市内からの日帰りバスツアーでほんの少し『熊野古道』を歩き熊野古道のシンボル『牛馬童子』を訪ね、その後バスで『熊野本宮』に訪れるという単純な旅です。
    しかし、多くの疑問がよぎりました。

    【疑問】
    『熊野古道』は世界遺産とか聞いたことがあるけど、そもそも『熊野古道』って何なのか?
    何処に行けば、世界遺産らしい景色が見られるのか?
    なぜ昔の上皇らは熊野御幸(熊野詣)を繰り返したのか?

    なぜ『蟻の熊野詣』と呼ばれるまでに人々は『熊野三山』に訪れたのか?
    『熊野三山』って?
    熊野詣を盛り上げた仕掛人は誰なのか?
    和歌山在住ですが知らないことばかりでした。

    【自己満足旅行記】
    そこで『熊野古道』の旅をより楽しむためには熊野古道の歴史を覗くことも必要と感じたのです。
    その辺の謎を紐解いている間に写真枚数も増えてしまいました。(いつもながらですが。)
    色々調べ上げて、NHKではありませんが『歴史秘話ヒストリア』の世界を構築して悦に浸っておりました。完全な自己満足かもしれません。
    そんなわけで適時、興味のある所がございましたら覗いていただければありがたいです。適当に端折ってご覧ください。

    【行かれる方にはお役に立つかも・・】
    ただし『熊野古道を歩いて牛馬童子を見に行かれる方』や『熊野本宮』に訪れる方にはお役にたてるかもしれません。
    『熊野古道』や『熊野本宮』への旅がより楽しくなると思います。

    ということでよろしくお願いします。

    道の駅 熊野古道中辺路 道の駅

  • 【観光ルート】<br />マップの左上和歌山市内から出発します。<br /><br />左上からの青い線が観光バス移動ルートです。<br /><br />途中1回だけ『道の駅 龍遊(りゅうゆう)』でトイレ休憩後、<br /><br />『牛馬童子口(ぎゅうばどうじぐち)バス停』のある『道の駅 中辺路(なかへち)』で降ります。<br /><br />ここから世界遺産『熊野古道の中辺路』を歩き『牛馬童子像』を見て戻ってきます。<br /><br />赤い線は熊野古道『中辺路』の全ルートでバス移動経路と重なっているように見えるところのごく一部を歩いてます。<br /><br />昼食は『古道歩きの里 ちかつゆ』で摂ります(熊野牛)。<br /><br />その後バスで熊野三山のひとつ『熊野本宮』に向かいます。<br />(『熊野那智大社』と『熊野速玉大社』は今回のバスツアーでは訪れてません。)<br /><br />『熊野本宮大社』や、その旧社地『大斎原(おおゆのはら)』やその『大鳥居』などを見ます。<br /><br />その後和歌山市内に戻り解散です。<br /><br />【牛馬童子口から牛馬童子像までのマップ】<br />下側に『牛馬童子口』から『牛馬童子像』までのマップを付けておきます。<br />矢印に沿って往復してきました。<br />『牛馬童子口』に着いてさえしまえば、迷うことはありません。

    【観光ルート】
    マップの左上和歌山市内から出発します。

    左上からの青い線が観光バス移動ルートです。

    途中1回だけ『道の駅 龍遊(りゅうゆう)』でトイレ休憩後、

    『牛馬童子口(ぎゅうばどうじぐち)バス停』のある『道の駅 中辺路(なかへち)』で降ります。

    ここから世界遺産『熊野古道の中辺路』を歩き『牛馬童子像』を見て戻ってきます。

    赤い線は熊野古道『中辺路』の全ルートでバス移動経路と重なっているように見えるところのごく一部を歩いてます。

    昼食は『古道歩きの里 ちかつゆ』で摂ります(熊野牛)。

    その後バスで熊野三山のひとつ『熊野本宮』に向かいます。
    (『熊野那智大社』と『熊野速玉大社』は今回のバスツアーでは訪れてません。)

    『熊野本宮大社』や、その旧社地『大斎原(おおゆのはら)』やその『大鳥居』などを見ます。

    その後和歌山市内に戻り解散です。

    【牛馬童子口から牛馬童子像までのマップ】
    下側に『牛馬童子口』から『牛馬童子像』までのマップを付けておきます。
    矢印に沿って往復してきました。
    『牛馬童子口』に着いてさえしまえば、迷うことはありません。

    熊野古道 名所・史跡

  • 【世界遺産 : 紀伊山地の霊場と参詣道(さんけいみち)】<br />紀伊山地の神社・仏閣などが『紀伊山地の霊場と参詣道』という名前で世界遺産となってます。<br /><br />【道の世界遺産】<br />『参詣道(さんけいみち)』でさえも世界遺産となっていて、その中のひとつに『熊野古道』があります。<br />『道』の世界遺産は珍しく、他には『サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路』があるだけです。(2015年1月現在)<br /><br />『熊野古道(くまのこどう)』も有名になりましたが、そもそも『熊野古道』って何なのでしょうか。<br /><br />【熊野古道って?】<br />『熊野三山(くまのさんざん)』への『参詣道(さんけいみち)』を『熊野古道』と言います。<br />『参詣道』はお参りをしに行く道ということです。<br /><br />【では熊野三山とは?】<br />『熊野本宮大社(くまの ほんぐう たいしゃ)』、<br />『熊野那智大社(くまの なち たいしゃ)』、<br />『熊野速玉大社(くまの はやたま たいしゃ)』<br />この3つを総称して『熊野三山(くまのさんざん)』と言います。<br />それぞれ『本宮』・『那智』・『新宮(しんぐう)又は速玉』と省略したりすることもあります。<br /><br />【5つの熊野古道】<br />熊野古道は5つの古道の総称です。<br />■紀伊路 (きいじ)(渡辺津(わたなべのつ)〜田辺(たなべ)、約200km)<br />黄色で示したルートです。<br />・大阪湾側から『田辺(たなべ)』までのルートです。<br />・田辺は、いよいよ熊野三山に入る入口でもあるので、『口熊野(くちくまの)』と呼ばれました。<br />・ちなみに『紀伊路』は熊野古道ですが、世界遺産には含まれていません。<br /><br />■小辺路 (こへち)(高野山〜熊野本宮大社、約70km)<br />茶色で示したルートです。<br />・『高野山』から『本宮』までのルートです。<br /><br />■中辺路 (なかへち)(田辺〜熊野三山、約90km)<br />赤色で示したルートです。<br />・熊野詣の公式ルートで『※熊野御幸(くまのごこう)』も含め最も多く利用されたルートです。景観も最も人気があります。<br />今回はこのごく一部を歩きました。<br /><br />【川の参詣道も中辺路ルート】本宮→新宮(速玉)<br />・熊野本宮大社旧社地『大斎原(おおゆのはら)』から『熊野速玉大社』までの約34kmの熊野川が『川の参詣道』として世界遺産に登録されています。<br />ここも『中辺路ルート』に含まれます。<br /><br />※『御幸(ごこう)』と『行幸(ぎょうこう)』<br />平安時代以降の上皇・法皇・女院(にょいん)の外出を『御幸』といい、天皇の外出を『行幸』といいます。<br />すなわち、『熊野御幸』は上皇などの熊野三山への参詣をいいます。<br /><br />■大辺路 (おおへち)(田辺〜串本〜浜の宮王子、約120km)<br />青色で示したルートです。<br />・田辺から南端の串本を経過して那智勝浦までのルートです。<br /><br />■伊勢路 (いせじ)(伊勢神宮〜熊野三山、約160km)<br />緑色で示したルートです。<br />・伊勢神宮から『本宮』・『速玉』までのルートです。<br /><br />【蛇足】<br />5つの熊野古道のうち、西と東の『紀伊路(きい&quot;じ&quot;)』と『伊勢路(いせ&quot;じ&quot;)』の『路』は濁点のある『じ』と読みますが、<br />残りの&quot;大中小&quot;の『大辺路(おおへち)』『中辺路(なかへち)』『小辺路(こへち)』の『路』は『ち』と読みます。<br />東西は『じ』で『大中小』は『ち』と覚えておくと間違いにくいです。<br /><br />熊野速玉大社を『速玉』と略してますが、『新宮』と略される方が一般的です。<br />名前を憶えやすいように、ここではあえて『速玉』と略してます。

    【世界遺産 : 紀伊山地の霊場と参詣道(さんけいみち)】
    紀伊山地の神社・仏閣などが『紀伊山地の霊場と参詣道』という名前で世界遺産となってます。

    【道の世界遺産】
    『参詣道(さんけいみち)』でさえも世界遺産となっていて、その中のひとつに『熊野古道』があります。
    『道』の世界遺産は珍しく、他には『サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路』があるだけです。(2015年1月現在)

    『熊野古道(くまのこどう)』も有名になりましたが、そもそも『熊野古道』って何なのでしょうか。

    【熊野古道って?】
    『熊野三山(くまのさんざん)』への『参詣道(さんけいみち)』を『熊野古道』と言います。
    『参詣道』はお参りをしに行く道ということです。

    【では熊野三山とは?】
    『熊野本宮大社(くまの ほんぐう たいしゃ)』、
    『熊野那智大社(くまの なち たいしゃ)』、
    『熊野速玉大社(くまの はやたま たいしゃ)』
    この3つを総称して『熊野三山(くまのさんざん)』と言います。
    それぞれ『本宮』・『那智』・『新宮(しんぐう)又は速玉』と省略したりすることもあります。

    【5つの熊野古道】
    熊野古道は5つの古道の総称です。
    ■紀伊路 (きいじ)(渡辺津(わたなべのつ)〜田辺(たなべ)、約200km)
    黄色で示したルートです。
    ・大阪湾側から『田辺(たなべ)』までのルートです。
    ・田辺は、いよいよ熊野三山に入る入口でもあるので、『口熊野(くちくまの)』と呼ばれました。
    ・ちなみに『紀伊路』は熊野古道ですが、世界遺産には含まれていません。

    ■小辺路 (こへち)(高野山〜熊野本宮大社、約70km)
    茶色で示したルートです。
    ・『高野山』から『本宮』までのルートです。

    ■中辺路 (なかへち)(田辺〜熊野三山、約90km)
    赤色で示したルートです。
    ・熊野詣の公式ルートで『※熊野御幸(くまのごこう)』も含め最も多く利用されたルートです。景観も最も人気があります。
    今回はこのごく一部を歩きました。

    【川の参詣道も中辺路ルート】本宮→新宮(速玉)
    ・熊野本宮大社旧社地『大斎原(おおゆのはら)』から『熊野速玉大社』までの約34kmの熊野川が『川の参詣道』として世界遺産に登録されています。
    ここも『中辺路ルート』に含まれます。

    ※『御幸(ごこう)』と『行幸(ぎょうこう)』
    平安時代以降の上皇・法皇・女院(にょいん)の外出を『御幸』といい、天皇の外出を『行幸』といいます。
    すなわち、『熊野御幸』は上皇などの熊野三山への参詣をいいます。

    ■大辺路 (おおへち)(田辺〜串本〜浜の宮王子、約120km)
    青色で示したルートです。
    ・田辺から南端の串本を経過して那智勝浦までのルートです。

    ■伊勢路 (いせじ)(伊勢神宮〜熊野三山、約160km)
    緑色で示したルートです。
    ・伊勢神宮から『本宮』・『速玉』までのルートです。

    【蛇足】
    5つの熊野古道のうち、西と東の『紀伊路(きい"じ")』と『伊勢路(いせ"じ")』の『路』は濁点のある『じ』と読みますが、
    残りの"大中小"の『大辺路(おおへち)』『中辺路(なかへち)』『小辺路(こへち)』の『路』は『ち』と読みます。
    東西は『じ』で『大中小』は『ち』と覚えておくと間違いにくいです。

    熊野速玉大社を『速玉』と略してますが、『新宮』と略される方が一般的です。
    名前を憶えやすいように、ここではあえて『速玉』と略してます。

  • 【蟻の熊野詣】(ありのくまのもうで)<br />古代から中世にかけて上皇から庶民まで多くの人々が熊野に参詣したのです。<br />多くの参詣者が熊野古道を歩くのを蟻の行列に例えて『蟻の熊野詣』と言われたりもしました。( 写真は『熊野御幸(くまのごこう)』の様子です。)<br /><br />【なぜ熊野詣が流行ったのか?】<br />京都の遥か南の険しい山の奥『熊野』には神々が住み、そして一方で『よみがえりの地』と信じられていたのです。<br />過去、現生の罪をリセットして、熊野を帰る頃には生まれ変わり、現生来世とも御利益があると。<br />財力と時間には余裕のある『上皇』らは、こぞって熊野詣、すなわち『熊野御幸(くまのごこう)』を繰り返しました。<br /><br />【熊野三山の広報担当:一遍上人(いっぺんしょうにん)と熊野比丘尼(くまのびくに)】<br />さらに熊野を宣伝した人々がいました。<br />その一人が『一遍上人(いっぺんしょうにん)』です。<br /><br />そして『熊野三山』からは『熊野比丘尼(くまのびくに)』という女性のお坊さんらが全国を巡って熊野三山を宣伝しました。<br /><br />【写真は・・後白河上皇】<br />写真は新宮(熊野速玉大社)への『後白河上皇』の『熊野御幸』の様子です。<br />先頭にいるのが『後白河上皇』です。<br /><br />【先達(せんだつ)】<br />上皇の左でひざまずいているのが『修験者(しゅげんしゃ)』で『先達(せんだつ)』とも呼ばれ熊野三山までの道中の案内人です。<br />熊野のツアーコンダクターのようなものです。<br /><br />【白装束の意味】<br />参詣する人々は皆『白装束』になります。<br />この白装束は、俗気を絶つ意味と、厳しい参詣道で行き倒れる人も多く、いつどこで命を落としてもいいようにという意味会いがあります。<br /><br /><br />写真は『和歌山県立博物館』世界遺産登録10周年記念特別展<br />「熊野ー聖地への旅ー」平成26年(2014)10月18日(土)〜12月7日(日)<br />より

    【蟻の熊野詣】(ありのくまのもうで)
    古代から中世にかけて上皇から庶民まで多くの人々が熊野に参詣したのです。
    多くの参詣者が熊野古道を歩くのを蟻の行列に例えて『蟻の熊野詣』と言われたりもしました。( 写真は『熊野御幸(くまのごこう)』の様子です。)

    【なぜ熊野詣が流行ったのか?】
    京都の遥か南の険しい山の奥『熊野』には神々が住み、そして一方で『よみがえりの地』と信じられていたのです。
    過去、現生の罪をリセットして、熊野を帰る頃には生まれ変わり、現生来世とも御利益があると。
    財力と時間には余裕のある『上皇』らは、こぞって熊野詣、すなわち『熊野御幸(くまのごこう)』を繰り返しました。

    【熊野三山の広報担当:一遍上人(いっぺんしょうにん)と熊野比丘尼(くまのびくに)】
    さらに熊野を宣伝した人々がいました。
    その一人が『一遍上人(いっぺんしょうにん)』です。

    そして『熊野三山』からは『熊野比丘尼(くまのびくに)』という女性のお坊さんらが全国を巡って熊野三山を宣伝しました。

    【写真は・・後白河上皇】
    写真は新宮(熊野速玉大社)への『後白河上皇』の『熊野御幸』の様子です。
    先頭にいるのが『後白河上皇』です。

    【先達(せんだつ)】
    上皇の左でひざまずいているのが『修験者(しゅげんしゃ)』で『先達(せんだつ)』とも呼ばれ熊野三山までの道中の案内人です。
    熊野のツアーコンダクターのようなものです。

    【白装束の意味】
    参詣する人々は皆『白装束』になります。
    この白装束は、俗気を絶つ意味と、厳しい参詣道で行き倒れる人も多く、いつどこで命を落としてもいいようにという意味会いがあります。


    写真は『和歌山県立博物館』世界遺産登録10周年記念特別展
    「熊野ー聖地への旅ー」平成26年(2014)10月18日(土)〜12月7日(日)
    より

    和歌山県立博物館 美術館・博物館

  • 【一遍上人(いっぺんしょうにん)】<br />熊野本宮で熊野権現から御告げをもらった『一遍上人(いっぺんしょうにん)』は『時宗』(という仏教)の開祖です。<br />その仏教『時宗』が熊野信仰を盛り上げていたのです。<br /><br />【一遍上人の碑】<br />熊野本宮大社の旧社地である『大斎原(おおゆのはら)』に建てられている『一遍上人の碑』です。時宗寺院により建てられました。<br />『南無阿弥陀仏』と一遍上人の筆跡で刻まれています。<br />一遍上人の像はイメージで実際にはありません。<br /><br />【左の筆跡】<br />一遍上人の筆跡とされる掛軸のアップです。(和歌山県立博物館より)<br />『南無阿弥陀仏』と書かれています。<br /><br />【右下】熊野権現から御告げとは?<br />一遍は『南無阿弥陀仏』と書かれた念仏札を配って全国を歩いていました。<br /><br />あるとき熊野に訪れる途中で一遍(右)が熊野の高僧(左)に出会いその時も念仏札を渡そうとしました。『信じる心を持って受け取りなさい。』と。<br /><br />ところが高僧は受け取ろうとしなかったのです。<br /><br />高僧がいうには『今は信じる心が出てこないと。だからそんな気持ちで受け取ることはできない。』と。それはある意味正直な返事なわけです。<br /><br />一遍はショックでした。<br />いままで、念仏札を受け取らなかった人はいなかったからです。<br />慌てた一遍は、それでもいいから受け取れと強引に高僧に念仏札を渡しました。<br /><br />熊野本宮に到着してから夢枕に熊野権現が出てきて一遍に告げたのです。<br /><br />・・信不信をえらばず、浄不浄をきらはず、その札をくばるべし・・<br /><br />『信ずるもの信じないものに関わらず、不浄でも嫌うことをせずに、念仏札を配りなさい。』と。<br />なぜなら『どんな人も阿弥陀仏によって往生するときまっているからです。そのときに念仏さえ唱えられればよいのですから。』と。<br /><br /><br />一遍という名は、熊野権現のお告げで目覚めてから付けた名前で、元は智真(ちしん)という名でした。<br /><br />一遍は熊野での経験を機に真の布教活動をするようになりました。<br /><br />【踊り念仏&念仏札】<br />一遍はどうすれば簡単に誰もが念仏が唱えられるかを考えたのです。<br />そこで考えついたのが、踊りながら楽しく念仏を唱えることでした。<br />これは成功して『踊り念仏』を唱えながら『念仏札』を配ったわけです。<br /><br />【盆踊りのルーツ】<br />この踊り念仏は、<br />踊り念仏→念仏踊り→盆踊り<br />ということで『盆踊り』のルーツは一遍の『踊り念仏』であると考えられています。

    【一遍上人(いっぺんしょうにん)】
    熊野本宮で熊野権現から御告げをもらった『一遍上人(いっぺんしょうにん)』は『時宗』(という仏教)の開祖です。
    その仏教『時宗』が熊野信仰を盛り上げていたのです。

    【一遍上人の碑】
    熊野本宮大社の旧社地である『大斎原(おおゆのはら)』に建てられている『一遍上人の碑』です。時宗寺院により建てられました。
    『南無阿弥陀仏』と一遍上人の筆跡で刻まれています。
    一遍上人の像はイメージで実際にはありません。

    【左の筆跡】
    一遍上人の筆跡とされる掛軸のアップです。(和歌山県立博物館より)
    『南無阿弥陀仏』と書かれています。

    【右下】熊野権現から御告げとは?
    一遍は『南無阿弥陀仏』と書かれた念仏札を配って全国を歩いていました。

    あるとき熊野に訪れる途中で一遍(右)が熊野の高僧(左)に出会いその時も念仏札を渡そうとしました。『信じる心を持って受け取りなさい。』と。

    ところが高僧は受け取ろうとしなかったのです。

    高僧がいうには『今は信じる心が出てこないと。だからそんな気持ちで受け取ることはできない。』と。それはある意味正直な返事なわけです。

    一遍はショックでした。
    いままで、念仏札を受け取らなかった人はいなかったからです。
    慌てた一遍は、それでもいいから受け取れと強引に高僧に念仏札を渡しました。

    熊野本宮に到着してから夢枕に熊野権現が出てきて一遍に告げたのです。

    ・・信不信をえらばず、浄不浄をきらはず、その札をくばるべし・・

    『信ずるもの信じないものに関わらず、不浄でも嫌うことをせずに、念仏札を配りなさい。』と。
    なぜなら『どんな人も阿弥陀仏によって往生するときまっているからです。そのときに念仏さえ唱えられればよいのですから。』と。


    一遍という名は、熊野権現のお告げで目覚めてから付けた名前で、元は智真(ちしん)という名でした。

    一遍は熊野での経験を機に真の布教活動をするようになりました。

    【踊り念仏&念仏札】
    一遍はどうすれば簡単に誰もが念仏が唱えられるかを考えたのです。
    そこで考えついたのが、踊りながら楽しく念仏を唱えることでした。
    これは成功して『踊り念仏』を唱えながら『念仏札』を配ったわけです。

    【盆踊りのルーツ】
    この踊り念仏は、
    踊り念仏→念仏踊り→盆踊り
    ということで『盆踊り』のルーツは一遍の『踊り念仏』であると考えられています。

    旧社地 (大斎原) 名所・史跡

  • 【熊野比丘尼(くまのびくに)】<br />『熊野比丘尼(くまのびくに)』は熊野三山の女性のお坊さんです。<br /><br />『熊野比丘尼』は『地獄極楽図(熊野観心十界曼荼羅 くまのかんしんじっかいまんだら)』や『熊野那智参詣曼荼羅(くまのなちさんけいまんだら)』の大きなイラストマップ(掛幅絵)を持って『絵解き』を行い、全国に熊野三山を知らしめたのです。<br /><br />『熊野比丘尼』は、熊野三山から派遣されて全国各地を回って熊野三山をPRしたわけです。<br /><br />(上皇らの) 『熊野御幸』がくりかえされ、『一遍上人』や『熊野比丘尼』らが熊野三山を有名にして、やがて多くの人々が熊野詣をするようになったのです。<br /><br />その熊野詣の参詣道である熊野古道のメインルートが、『中辺路(なかへち)』です。<br /><br />写真は『和歌山県立博物館』世界遺産登録10周年記念特別展<br />「熊野ー聖地への旅ー」平成26年(2014)10月18日(土)〜12月7日(日)<br />にて<br />

    【熊野比丘尼(くまのびくに)】
    『熊野比丘尼(くまのびくに)』は熊野三山の女性のお坊さんです。

    『熊野比丘尼』は『地獄極楽図(熊野観心十界曼荼羅 くまのかんしんじっかいまんだら)』や『熊野那智参詣曼荼羅(くまのなちさんけいまんだら)』の大きなイラストマップ(掛幅絵)を持って『絵解き』を行い、全国に熊野三山を知らしめたのです。

    『熊野比丘尼』は、熊野三山から派遣されて全国各地を回って熊野三山をPRしたわけです。

    (上皇らの) 『熊野御幸』がくりかえされ、『一遍上人』や『熊野比丘尼』らが熊野三山を有名にして、やがて多くの人々が熊野詣をするようになったのです。

    その熊野詣の参詣道である熊野古道のメインルートが、『中辺路(なかへち)』です。

    写真は『和歌山県立博物館』世界遺産登録10周年記念特別展
    「熊野ー聖地への旅ー」平成26年(2014)10月18日(土)〜12月7日(日)
    にて

    和歌山県立博物館 美術館・博物館

  • 【和歌山県立博物館入館チケット】<br />たまたま、旅行記作成中に『和歌山県立博物館』で『熊野 ー聖地への旅ー 』<br />世界遺産登録10周年記念特別展を行っていました。<br />行って勉強になりました。<br />そのときのチケットです。<br /><br />和歌山県立博物館HP<br />http://www.hakubutu.wakayama-c.ed.jp/<br />

    【和歌山県立博物館入館チケット】
    たまたま、旅行記作成中に『和歌山県立博物館』で『熊野 ー聖地への旅ー 』
    世界遺産登録10周年記念特別展を行っていました。
    行って勉強になりました。
    そのときのチケットです。

    和歌山県立博物館HP
    http://www.hakubutu.wakayama-c.ed.jp/

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  • 【熊野観心十界曼荼羅 くまのかんしんじっかいまんだら)】<br />地獄極楽図ともいわれます。<br />この写真は『和歌山県立博物館』の特別展で展示されていたものです。<br />人の一生や、地獄や極楽の絵が細かく描かれてます。<br /><br />『熊野比丘尼』が折りたたんで箱に入れて持ち歩いていました。<br />地獄だと、どんな行いをした人がどんな地獄に行くのかがわかります。<br />そんな行いをリセットできるのが『擬死再生』の熊野詣であると説明をしていました。<br /><br />『熊野比丘尼』はそれを一つ一つ絵を指示しながら説明をしたわけです。<br />これを『絵解き』といいます。<br /><br />皆地獄には行きたくないですから熊野詣を何とかしたかったのでしょう。<br />実際には熊野詣に行くことができなくとも、この『絵解き』を聞き『牛王宝印(ごおうほういん)』や熊野のご神木『ナギの葉』などを授かることで、救われようとしたのでしょう。<br /><br />結局『熊野比丘尼』らは、『牛王宝印』や『ナギの葉』を販売して浄財を得たわけです。<br />『地獄の沙汰も銭』地獄の沙汰も金しだいという言葉は、ここから来たようです。<br /><br /><br />【牛王宝印】<br />『熊野比丘尼』は『熊野観心十界曼荼羅』・『牛王宝印』以外にも『那智参詣曼荼羅』も持って熊野三山のPRをしていたのです。<br />『牛王宝印』・『那智参詣曼荼羅』は、また後で出てきます。<br /><br />

    【熊野観心十界曼荼羅 くまのかんしんじっかいまんだら)】
    地獄極楽図ともいわれます。
    この写真は『和歌山県立博物館』の特別展で展示されていたものです。
    人の一生や、地獄や極楽の絵が細かく描かれてます。

    『熊野比丘尼』が折りたたんで箱に入れて持ち歩いていました。
    地獄だと、どんな行いをした人がどんな地獄に行くのかがわかります。
    そんな行いをリセットできるのが『擬死再生』の熊野詣であると説明をしていました。

    『熊野比丘尼』はそれを一つ一つ絵を指示しながら説明をしたわけです。
    これを『絵解き』といいます。

    皆地獄には行きたくないですから熊野詣を何とかしたかったのでしょう。
    実際には熊野詣に行くことができなくとも、この『絵解き』を聞き『牛王宝印(ごおうほういん)』や熊野のご神木『ナギの葉』などを授かることで、救われようとしたのでしょう。

    結局『熊野比丘尼』らは、『牛王宝印』や『ナギの葉』を販売して浄財を得たわけです。
    『地獄の沙汰も銭』地獄の沙汰も金しだいという言葉は、ここから来たようです。


    【牛王宝印】
    『熊野比丘尼』は『熊野観心十界曼荼羅』・『牛王宝印』以外にも『那智参詣曼荼羅』も持って熊野三山のPRをしていたのです。
    『牛王宝印』・『那智参詣曼荼羅』は、また後で出てきます。

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  • 【熊野観心十界曼荼羅 くまのかんしんじっかいまんだら)の絵解き】<br />熊野観心十界曼荼羅の解説を入れてます。<br />右上から<br />■赤ちゃんの誕生(女性が赤ちゃんを抱いてます。)<br />■老いの坂:鳥居をくぐった後、坂を上るにしたがって子供は大人に成長していきます。<br />■坂の頂点は人生の絶頂期:男の人は自分の人生を振り返ってます。<br />■坂を下ると共に年老いていき、やがて死が訪れます。<br /><br />中央上から<br />■奪衣婆(だつえば):『三途の川』の渡し賃である六文銭を持たずにやってきた亡者の衣服を剥ぎ取る老婆の鬼です。<br />三途の川の手前で衣を剥ぎ取られ『衣領樹(えりょうじゅ)』という木の枝に衣を吊るします。枝のしなりが大きいほど生前の罪が重いということになります。<br />■三途の川:罪の軽重に応じて3通りの渡り方があるようです。<br />1、橋を渡る:うまくいくと仏様か地蔵様に救われるようです。<br />2、浅瀬を渡る。<br />3、絵の通り恐ろしい深場を渡る。<br />■閻魔様:あの世で罪を裁く大王です。<br />『浄玻璃鏡(じょうはりのかがみ)』は生前の行いを映し出す鏡で嘘発見器のようなものです。これで嘘がバレると舌を抜かれます。<br />『業秤(ごうのはかり)』は罪の重さを量る秤で反対側にある石より重いと罪は重いということです。<br />■地獄界への鳥居:これより下は恐ろしい地獄界です。<br />地獄界の様子は後からでてきます。<br /><br />左上から<br />■餓鬼界:食べようとしても水を飲もうとしても、口元で灰になってしまうという地獄です。欲の強い人が落ちる地獄のようです。<br />■畜生界:動物となって動物の苦しみを受ける地獄です。愚かな人が落ちる地獄です。<br />■修羅界:戦いに明け暮れる地獄。<br />■人間界:文字通り人間の世界です。<br />■天界:天女が舞う世界。<br /><br />【六道】<br />地獄界〜天界までの6つの世界を『六道』と呼びます。<br />『天界』が『六道』の最上会となります。<br />この『六道』には鳥居があり一般人は死ぬとこのいずれかに行くことになるようです。<br /><br /><br />

    【熊野観心十界曼荼羅 くまのかんしんじっかいまんだら)の絵解き】
    熊野観心十界曼荼羅の解説を入れてます。
    右上から
    ■赤ちゃんの誕生(女性が赤ちゃんを抱いてます。)
    ■老いの坂:鳥居をくぐった後、坂を上るにしたがって子供は大人に成長していきます。
    ■坂の頂点は人生の絶頂期:男の人は自分の人生を振り返ってます。
    ■坂を下ると共に年老いていき、やがて死が訪れます。

    中央上から
    ■奪衣婆(だつえば):『三途の川』の渡し賃である六文銭を持たずにやってきた亡者の衣服を剥ぎ取る老婆の鬼です。
    三途の川の手前で衣を剥ぎ取られ『衣領樹(えりょうじゅ)』という木の枝に衣を吊るします。枝のしなりが大きいほど生前の罪が重いということになります。
    ■三途の川:罪の軽重に応じて3通りの渡り方があるようです。
    1、橋を渡る:うまくいくと仏様か地蔵様に救われるようです。
    2、浅瀬を渡る。
    3、絵の通り恐ろしい深場を渡る。
    ■閻魔様:あの世で罪を裁く大王です。
    『浄玻璃鏡(じょうはりのかがみ)』は生前の行いを映し出す鏡で嘘発見器のようなものです。これで嘘がバレると舌を抜かれます。
    『業秤(ごうのはかり)』は罪の重さを量る秤で反対側にある石より重いと罪は重いということです。
    ■地獄界への鳥居:これより下は恐ろしい地獄界です。
    地獄界の様子は後からでてきます。

    左上から
    ■餓鬼界:食べようとしても水を飲もうとしても、口元で灰になってしまうという地獄です。欲の強い人が落ちる地獄のようです。
    ■畜生界:動物となって動物の苦しみを受ける地獄です。愚かな人が落ちる地獄です。
    ■修羅界:戦いに明け暮れる地獄。
    ■人間界:文字通り人間の世界です。
    ■天界:天女が舞う世界。

    【六道】
    地獄界〜天界までの6つの世界を『六道』と呼びます。
    『天界』が『六道』の最上会となります。
    この『六道』には鳥居があり一般人は死ぬとこのいずれかに行くことになるようです。


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  • 【四聖(ししょう)】<br />この四聖は悟りの世界で悟りを開こうとする者から悟りを開いた仏さんの世界です。<br />声聞界(しょうもんかい)、縁覚界(えんがくかい)、菩薩界(ぼさつかい)、仏界(ぶっかい)と4つあります。<br />■声聞界(しょうもんかい)<br />仏教の教えを聞き悟りを開こうとする者の世界です。<br />■縁覚界(えんがくかい)<br />自然の中に入り悟りを開こうとする者の世界です。<br />■菩薩界(ぼさつかい)<br />悟りを求めて修業を積みかつ悟りを開くことを他の者に導こうとする者の世界です。<br />■仏界(ぶっかい)<br />仏の世界、悟りを開いた世界です。<br /><br />【十界(じっかい)】<br />この『四聖(ししょう)』と『6道』を合わせた総称を『十界』といいます。<br /><br />【観心(かんしん又はかんじん)】<br />『観心』とは、仏教用語で自己の心の本性を観察しその真実を明らかにすることということです。<br />『熊野観心十界曼荼羅』の中央上あたりに『心』という字があるのは、生前の心の持ち方で

    【四聖(ししょう)】
    この四聖は悟りの世界で悟りを開こうとする者から悟りを開いた仏さんの世界です。
    声聞界(しょうもんかい)、縁覚界(えんがくかい)、菩薩界(ぼさつかい)、仏界(ぶっかい)と4つあります。
    ■声聞界(しょうもんかい)
    仏教の教えを聞き悟りを開こうとする者の世界です。
    ■縁覚界(えんがくかい)
    自然の中に入り悟りを開こうとする者の世界です。
    ■菩薩界(ぼさつかい)
    悟りを求めて修業を積みかつ悟りを開くことを他の者に導こうとする者の世界です。
    ■仏界(ぶっかい)
    仏の世界、悟りを開いた世界です。

    【十界(じっかい)】
    この『四聖(ししょう)』と『6道』を合わせた総称を『十界』といいます。

    【観心(かんしん又はかんじん)】
    『観心』とは、仏教用語で自己の心の本性を観察しその真実を明らかにすることということです。
    『熊野観心十界曼荼羅』の中央上あたりに『心』という字があるのは、生前の心の持ち方で

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  • 【賽の河原(さいのかわら)】写真上<br />子どもが死後行き苦しみを受けると信じられていました。<br />三途(さんず)の川の河原です。<br />子どもは石を積み塔を作ろうとするが大鬼がきてこれをこわしてしまいますが、地蔵菩薩が子どもを救ってくれます。<br />子供を大切に育てる教えを説く意味があるのでしょうね。<br /><br />【血の池地獄】写真中央右<br />月経血や出産による血が不浄とされていた時代、女性が落ちる地獄です。<br />念仏を唱えて救済されて蓮の花や葉に載っている女性もいます。<br /><br />【刀葉林(とうようりん)】右下の写真の左<br />衆合地獄ともいわれ異性への欲情が激しいときに落ちる地獄です。<br />美女に近づくと木の葉が刀の刃になってしまいます。<br /><br />【両婦(ふため)地獄】右下の写真の右上<br />ヘビになった女性2人に体を縛られているように見える絵で、浮気男性が落ちる地獄と思いきや、嫉妬する女性が落ちる地獄らしいです。女性はそれぞれ本妻と妾のようです。<br /><br />【追善の供養がされないと・・】写真中央左<br />御先祖様の供養をしないと、その御先祖様が地獄で苦しみを受けるというもの。<br />先祖供養をしなさいということですね。<br /><br />【子殺しの地獄】左下のひとつ上<br />『首枷(くびかせ)』した女性の後ろを子供が歩いてます。<br /><br />【不産女(うまずめ)地獄】左下<br />子供を産まなかった女性が落ちる地獄です。<br />現代ではナンセンスですが、家を重んじる時代背景がこのような地獄を作りだしたのでしょうね。<br /><br />女性に関する地獄が多いのは、熊野比丘尼が主に女性を対象に絵解きを行なうことが多かったからのようです。

    【賽の河原(さいのかわら)】写真上
    子どもが死後行き苦しみを受けると信じられていました。
    三途(さんず)の川の河原です。
    子どもは石を積み塔を作ろうとするが大鬼がきてこれをこわしてしまいますが、地蔵菩薩が子どもを救ってくれます。
    子供を大切に育てる教えを説く意味があるのでしょうね。

    【血の池地獄】写真中央右
    月経血や出産による血が不浄とされていた時代、女性が落ちる地獄です。
    念仏を唱えて救済されて蓮の花や葉に載っている女性もいます。

    【刀葉林(とうようりん)】右下の写真の左
    衆合地獄ともいわれ異性への欲情が激しいときに落ちる地獄です。
    美女に近づくと木の葉が刀の刃になってしまいます。

    【両婦(ふため)地獄】右下の写真の右上
    ヘビになった女性2人に体を縛られているように見える絵で、浮気男性が落ちる地獄と思いきや、嫉妬する女性が落ちる地獄らしいです。女性はそれぞれ本妻と妾のようです。

    【追善の供養がされないと・・】写真中央左
    御先祖様の供養をしないと、その御先祖様が地獄で苦しみを受けるというもの。
    先祖供養をしなさいということですね。

    【子殺しの地獄】左下のひとつ上
    『首枷(くびかせ)』した女性の後ろを子供が歩いてます。

    【不産女(うまずめ)地獄】左下
    子供を産まなかった女性が落ちる地獄です。
    現代ではナンセンスですが、家を重んじる時代背景がこのような地獄を作りだしたのでしょうね。

    女性に関する地獄が多いのは、熊野比丘尼が主に女性を対象に絵解きを行なうことが多かったからのようです。

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  • 【心の持ち方】<br />他にも色々な地獄がありますが、ここで見えてくるのは『熊野観心十界曼荼羅』が先祖供養や家の存続・繁栄を説いたもので、そのためには『心の持ち方が大切』ということでしょう。<br />だからこそ、その時代を反映して多くの人々に受け入れられたとも言えそうです。

    【心の持ち方】
    他にも色々な地獄がありますが、ここで見えてくるのは『熊野観心十界曼荼羅』が先祖供養や家の存続・繁栄を説いたもので、そのためには『心の持ち方が大切』ということでしょう。
    だからこそ、その時代を反映して多くの人々に受け入れられたとも言えそうです。

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  • 【中辺路(なかへち)の世界遺産は『滝尻王子(たきじりおうじ)』から】<br />『熊野古道』というと『中辺路』が有名ですが、『中辺路』の登録遺産は『滝尻王子』から始まります。<br />『田辺(口熊野)』から『滝尻王子』までも『熊野古道 中辺路』はありますが、世界遺産ではありません。<br /><br />【緩衝地帯と登録遺産】<br />昔ながらの景観が維持されている道部分が登録遺産で、道路が現代になり舗装された部分などは登録遺産ではなくなってます。<br />登録遺産である道の周囲の景観を作っている部分で維持保存が必要とされる部分が緩衝地帯になってます。<br /><br />【独り言】<br />旅行雑誌には、明確に登録遺産部分はどこなのか解説していないことがほとんどです。せいぜい、紀伊路は世界遺産ではないぐらいしか書かれていません。<br />確かに、登録遺産を明確にしてしまうと、そうでない部分を観光してくれる人が減るかもしれませんからね。<br />一方で多くの人が熊野古道が世界遺産であることを知っていても、熊野古道のどこに訪れていいのか分からない人も少なくありません。<br />そこで、特におすすめハイライト的熊野古道を紹介したかったのです。<br />そのひとつが今回ちょうど訪れた場所なのです。

    【中辺路(なかへち)の世界遺産は『滝尻王子(たきじりおうじ)』から】
    『熊野古道』というと『中辺路』が有名ですが、『中辺路』の登録遺産は『滝尻王子』から始まります。
    『田辺(口熊野)』から『滝尻王子』までも『熊野古道 中辺路』はありますが、世界遺産ではありません。

    【緩衝地帯と登録遺産】
    昔ながらの景観が維持されている道部分が登録遺産で、道路が現代になり舗装された部分などは登録遺産ではなくなってます。
    登録遺産である道の周囲の景観を作っている部分で維持保存が必要とされる部分が緩衝地帯になってます。

    【独り言】
    旅行雑誌には、明確に登録遺産部分はどこなのか解説していないことがほとんどです。せいぜい、紀伊路は世界遺産ではないぐらいしか書かれていません。
    確かに、登録遺産を明確にしてしまうと、そうでない部分を観光してくれる人が減るかもしれませんからね。
    一方で多くの人が熊野古道が世界遺産であることを知っていても、熊野古道のどこに訪れていいのか分からない人も少なくありません。
    そこで、特におすすめハイライト的熊野古道を紹介したかったのです。
    そのひとつが今回ちょうど訪れた場所なのです。

    滝尻王子 寺・神社・教会

  • 【中辺路走破で本宮まではちょっと大変】<br />熊野古道『中辺路』の『滝尻王子』から『熊野本宮大社』まで歩く場合は1泊2日〜2泊3日かかります。<br /><br />【今回訪れたスポットライトの熊野古道と熊野本宮大社】<br />今回訪れたのはその極一部です。<br />『牛馬童子口』から熊野古道(中辺路)の世界遺産部分を歩いて牛馬童子像を見に行くルートが一つ。<br />もう一つが、『熊野本宮』とその周辺を歩くというものです。<br />実は多くの熊野古道観光バスツアーで訪れる場所です。

    【中辺路走破で本宮まではちょっと大変】
    熊野古道『中辺路』の『滝尻王子』から『熊野本宮大社』まで歩く場合は1泊2日〜2泊3日かかります。

    【今回訪れたスポットライトの熊野古道と熊野本宮大社】
    今回訪れたのはその極一部です。
    『牛馬童子口』から熊野古道(中辺路)の世界遺産部分を歩いて牛馬童子像を見に行くルートが一つ。
    もう一つが、『熊野本宮』とその周辺を歩くというものです。
    実は多くの熊野古道観光バスツアーで訪れる場所です。

    熊野古道 名所・史跡

  • 【登録遺産部分に注目】<br />『登録遺産』部分に注目すると熊野古道の『中辺路』でも『緩衝地帯』であって『登録遺産』でない部分があるので注意が必要です。<br />中央のマップを見るとマップの範囲内では、『近露王子』より手前(左)は登録遺産ですが、『近露王子』より後ろ(右)は登録遺産でない部分が多いです。<br /><br />【今回歩いた熊野古道】<br />今回歩いた熊野古道部分は、『中辺路』の『大阪本王子』と『近露王子』の間の一部、『牛馬童子口バス停〜牛馬童子像』の間の一部です。距離にして800m、往復1.6 Kmと僅かです。<br /><br />【人気のコース】<br />この牛馬童子像コ―スは、那智の熊野古道『大門坂』同様、人気のコースです。<br />ちなみに『大門坂』も『中辺路』の一部です。<br /><br />【他の歩き方】<br />他の歩き方としては『牛馬童子口バス停から近露王子』まで1.3Km歩きます。これが手軽です。<br />『熊野本宮』側の『発心門王子(ほっしんもんおうじ)』から『熊野本宮』までの7Kmを歩くのも有名なコースです。<br /><br />【短時間でコアな世界遺産『熊野古道』を味わうならば・・ここ】<br />ずばり、僅かな時間で世界遺産『熊野古道』を楽しむのなら、<br />那智の『大門坂』か『牛馬童子口〜牛馬童子』だと思います。<br />『牛馬童子口〜牛馬童子』は『牛馬童子』を見て『近露王子』まで行く<br />『牛馬童子口〜近露王子』でもいいと思います。<br /><br />【送迎システムの確立】<br />ハイライトな熊野古道は熊野古道に『入る場所』や『辿り着く場所』付近にバス停留所や、道の駅があります。<br />軽く歩きたい人もいれば、ガッツリ歩きたい人もいるので、それに応じた送迎もあります。

    【登録遺産部分に注目】
    『登録遺産』部分に注目すると熊野古道の『中辺路』でも『緩衝地帯』であって『登録遺産』でない部分があるので注意が必要です。
    中央のマップを見るとマップの範囲内では、『近露王子』より手前(左)は登録遺産ですが、『近露王子』より後ろ(右)は登録遺産でない部分が多いです。

    【今回歩いた熊野古道】
    今回歩いた熊野古道部分は、『中辺路』の『大阪本王子』と『近露王子』の間の一部、『牛馬童子口バス停〜牛馬童子像』の間の一部です。距離にして800m、往復1.6 Kmと僅かです。

    【人気のコース】
    この牛馬童子像コ―スは、那智の熊野古道『大門坂』同様、人気のコースです。
    ちなみに『大門坂』も『中辺路』の一部です。

    【他の歩き方】
    他の歩き方としては『牛馬童子口バス停から近露王子』まで1.3Km歩きます。これが手軽です。
    『熊野本宮』側の『発心門王子(ほっしんもんおうじ)』から『熊野本宮』までの7Kmを歩くのも有名なコースです。

    【短時間でコアな世界遺産『熊野古道』を味わうならば・・ここ】
    ずばり、僅かな時間で世界遺産『熊野古道』を楽しむのなら、
    那智の『大門坂』か『牛馬童子口〜牛馬童子』だと思います。
    『牛馬童子口〜牛馬童子』は『牛馬童子』を見て『近露王子』まで行く
    『牛馬童子口〜近露王子』でもいいと思います。

    【送迎システムの確立】
    ハイライトな熊野古道は熊野古道に『入る場所』や『辿り着く場所』付近にバス停留所や、道の駅があります。
    軽く歩きたい人もいれば、ガッツリ歩きたい人もいるので、それに応じた送迎もあります。

    熊野古道 名所・史跡

  • 前置きが長かったですが、ここから旅行記スタートです。<br />【道の駅 龍遊(りゅうゆう)でトイレ休憩】<br />観光バスは、和歌山市内を丁度8:00に出発して1時間45分で道の駅『龍游』に到着。<br />ここでトイレ休憩です。<br /><br />バス内では、添乗員の男性から『どうしてもトイレに行きたくなったら、トイレ休憩予定の場所意外でもトイレに立ち寄ります。』とのアナウンスがされました。<br />実際にはそのような事態になりませんでしたが、気配りを感じました。<br /><br />トイレ休憩だけですから、定刻通り10:00には出発。<br /><br />【道の駅『熊野古道 中辺路(なかへち)』へ】<br />今回の熊野古道歩きの拠点、道の駅『熊野古道 中辺路(なかへち)』に向かいます。<br /><br />【木工館 G.Works】<br />道の駅『龍遊』には『木工館 G.Works』という木工品を展示販売しているところがありますが、朝早かったのでまだ開いてませんでした。<br />外には木彫りの動物があり目を楽しませてくれます。<br /><br />トイレ休憩のみですから仮に開いていても、見ている時間は無いですけど。<br /><br />道の駅 龍遊 HP<br />http://www.iyashi-kumano.jp/michinoeki/hidakagawaryu-yu/<br />G.WORKS HP<br />http://www.gworks-web.com/

    前置きが長かったですが、ここから旅行記スタートです。
    【道の駅 龍遊(りゅうゆう)でトイレ休憩】
    観光バスは、和歌山市内を丁度8:00に出発して1時間45分で道の駅『龍游』に到着。
    ここでトイレ休憩です。

    バス内では、添乗員の男性から『どうしてもトイレに行きたくなったら、トイレ休憩予定の場所意外でもトイレに立ち寄ります。』とのアナウンスがされました。
    実際にはそのような事態になりませんでしたが、気配りを感じました。

    トイレ休憩だけですから、定刻通り10:00には出発。

    【道の駅『熊野古道 中辺路(なかへち)』へ】
    今回の熊野古道歩きの拠点、道の駅『熊野古道 中辺路(なかへち)』に向かいます。

    【木工館 G.Works】
    道の駅『龍遊』には『木工館 G.Works』という木工品を展示販売しているところがありますが、朝早かったのでまだ開いてませんでした。
    外には木彫りの動物があり目を楽しませてくれます。

    トイレ休憩のみですから仮に開いていても、見ている時間は無いですけど。

    道の駅 龍遊 HP
    http://www.iyashi-kumano.jp/michinoeki/hidakagawaryu-yu/
    G.WORKS HP
    http://www.gworks-web.com/

    道の駅 水の郷日高川 龍游 道の駅

  • 【観光バス】<br />観光バスは窓も大きくよかったのですが、とにかく窓が汚れているのが残念でした。<br />車窓からの写真が全然撮れませんから。(^_^;)<br /><br />10月初旬から12月中旬ぐらいまでは、みかんが生っている季節ですから車窓からのみかん畑もきれいでした。

    【観光バス】
    観光バスは窓も大きくよかったのですが、とにかく窓が汚れているのが残念でした。
    車窓からの写真が全然撮れませんから。(^_^;)

    10月初旬から12月中旬ぐらいまでは、みかんが生っている季節ですから車窓からのみかん畑もきれいでした。

  • ★★★牛馬童子口到着★★★<br />【道の駅『熊野古道 中辺路(なかへち)』到着】<br />ここは、『牛馬童子口バス停』がある場所です。<br />写真は『田辺』側、すなわち熊野口側(西)を向いてます。<br />中央に見えている横断歩道を右に渡るとこの道路に沿うように、熊野古道があります。<br />『熊野古道→』『牛馬童子→』が書かれた看板があるので、分かりやすいです。<br /><br />道の駅『熊野古道 中辺路(なかへち)』に観光バスは止めてここから熊野古道中辺路を歩いて牛馬童子像まで行きます。<br />その後、またここに戻ってきます。<br /><br />【歩くルート】写真下<br />紅いラインが熊野古道『中辺路』ルートで『箸折峠』の『牛馬童子像』まで行きます。牛馬童子を見た後は下の細い道路に降りてスタート地点に戻ってきます。<br /><br />ストリートMAP<br />http://goo.gl/maps/BLxC0<br /><br />

    ★★★牛馬童子口到着★★★
    【道の駅『熊野古道 中辺路(なかへち)』到着】
    ここは、『牛馬童子口バス停』がある場所です。
    写真は『田辺』側、すなわち熊野口側(西)を向いてます。
    中央に見えている横断歩道を右に渡るとこの道路に沿うように、熊野古道があります。
    『熊野古道→』『牛馬童子→』が書かれた看板があるので、分かりやすいです。

    道の駅『熊野古道 中辺路(なかへち)』に観光バスは止めてここから熊野古道中辺路を歩いて牛馬童子像まで行きます。
    その後、またここに戻ってきます。

    【歩くルート】写真下
    紅いラインが熊野古道『中辺路』ルートで『箸折峠』の『牛馬童子像』まで行きます。牛馬童子を見た後は下の細い道路に降りてスタート地点に戻ってきます。

    ストリートMAP
    http://goo.gl/maps/BLxC0

    道の駅 熊野古道中辺路 道の駅

  • その看板がこちらです。<br />ここから『牛馬童子像』まで熊野古道の中辺路を歩き約800m15〜20分で牛馬童子像に到着予定です。

    その看板がこちらです。
    ここから『牛馬童子像』まで熊野古道の中辺路を歩き約800m15〜20分で牛馬童子像に到着予定です。

    道の駅 熊野古道中辺路 道の駅

  • 【道の駅『熊野古道 中辺路(なかへち)』】<br />さっそく<br />左の横断歩道を渡ると『熊野古道』があります。<br />右(東)に行くと『熊野本宮方面』で参詣に行く道です。この道を歩きます。<br />上り勾配となっています。<br />左(西)に行くと『大坂本王子跡』方向です。

    【道の駅『熊野古道 中辺路(なかへち)』】
    さっそく
    左の横断歩道を渡ると『熊野古道』があります。
    右(東)に行くと『熊野本宮方面』で参詣に行く道です。この道を歩きます。
    上り勾配となっています。
    左(西)に行くと『大坂本王子跡』方向です。

    道の駅 熊野古道中辺路 道の駅

  • 【熊野古道 中辺路】<br />ここを上がっていきます。<br />上り勾配の場所です。<br /><br /><br />ストリートMAP<br />http://goo.gl/maps/sWhie

    【熊野古道 中辺路】
    ここを上がっていきます。
    上り勾配の場所です。


    ストリートMAP
    http://goo.gl/maps/sWhie

    道の駅 熊野古道中辺路 道の駅

  • 【熊野古道 中辺路】<br />熊野古道を歩いてます。<br />昔の人はこんな道を歩いていたいたのかと思うほど足元に木の根があり危なっかしいです。<br /><br />【木の根に注意】<br />全然バリアフリーではないです。<br />足元が木の根が多いので注意して歩きます。<br />普通の散策路ならもっと歩きやすく整備するのでしょうが、<br />世界遺産だけに手付かずの古道です。<br />そこが何とも嬉しいです。<br />世界遺産であるため木の根も極力踏まないように歩きますが完全には不可能です。<br /><br />世界遺産熊野古道を子供達に歩かせる時も、なるべく木の根は踏まないように説明するそうです。<br />そうすると木の根を踏んでしまうと『木の根さん踏んでしまってごめんなさい。』と言いながら歩く子供もいたそうです。(笑)<br /><br />【足元を絶えず意識して】<br />足をひっかけそうな木の根は危ないと思いましたがすぐに慣れます。<br />絶えず足元を意識してますから。<br /><br />道路が見えてきました。<br /><br /><br />ストリートMAP<br />http://goo.gl/maps/ywzh1

    【熊野古道 中辺路】
    熊野古道を歩いてます。
    昔の人はこんな道を歩いていたいたのかと思うほど足元に木の根があり危なっかしいです。

    【木の根に注意】
    全然バリアフリーではないです。
    足元が木の根が多いので注意して歩きます。
    普通の散策路ならもっと歩きやすく整備するのでしょうが、
    世界遺産だけに手付かずの古道です。
    そこが何とも嬉しいです。
    世界遺産であるため木の根も極力踏まないように歩きますが完全には不可能です。

    世界遺産熊野古道を子供達に歩かせる時も、なるべく木の根は踏まないように説明するそうです。
    そうすると木の根を踏んでしまうと『木の根さん踏んでしまってごめんなさい。』と言いながら歩く子供もいたそうです。(笑)

    【足元を絶えず意識して】
    足をひっかけそうな木の根は危ないと思いましたがすぐに慣れます。
    絶えず足元を意識してますから。

    道路が見えてきました。


    ストリートMAP
    http://goo.gl/maps/ywzh1

    熊野古道 名所・史跡

  • 【熊野古道 中辺路】<br />道路に出る直前、右手にある『道しるべ』です。<br />『大坂本王子』まで1.0km<br />これは戻る方です。<br />『道の駅 中辺路』0.2km<br />ここから歩いてきましたから200m歩いてきたことになります。<br />『近露王子』(牛馬童子をへて)1.1km<br />『牛馬童子』までは、あと600mです。<br /><br /><br />ストリートMAP<br />http://goo.gl/maps/Wv58U

    【熊野古道 中辺路】
    道路に出る直前、右手にある『道しるべ』です。
    『大坂本王子』まで1.0km
    これは戻る方です。
    『道の駅 中辺路』0.2km
    ここから歩いてきましたから200m歩いてきたことになります。
    『近露王子』(牛馬童子をへて)1.1km
    『牛馬童子』までは、あと600mです。


    ストリートMAP
    http://goo.gl/maps/Wv58U

  • 【熊野古道 中辺路】<br />普通の舗装道路に出ました。<br />ここは緩衝地帯となりむ世界遺産の登録遺産には含まれない部分です。<br />アスファルト舗装された道ですから登録遺産にはなりません。<br />この道路を約100m進むと、また登録遺産の古道が左に出てきます。<br /><br />この道路は全く車は走ってませんでした。<br /><br />ストリートMAP<br />http://goo.gl/maps/5c6r3

    【熊野古道 中辺路】
    普通の舗装道路に出ました。
    ここは緩衝地帯となりむ世界遺産の登録遺産には含まれない部分です。
    アスファルト舗装された道ですから登録遺産にはなりません。
    この道路を約100m進むと、また登録遺産の古道が左に出てきます。

    この道路は全く車は走ってませんでした。

    ストリートMAP
    http://goo.gl/maps/5c6r3

  • ここを上がります。(黄色い矢印部分)<br />ここにも道しるべが立っています。<br /><br />黄色い矢印は分かりやすいように書きこんでます。<br /><br />ここからまた登録遺産、すなわち熊野古道『中辺路』の世界遺産の部分です。<br /><br /><br />ストリートMAP<br />http://goo.gl/maps/3L2Jp

    ここを上がります。(黄色い矢印部分)
    ここにも道しるべが立っています。

    黄色い矢印は分かりやすいように書きこんでます。

    ここからまた登録遺産、すなわち熊野古道『中辺路』の世界遺産の部分です。


    ストリートMAP
    http://goo.gl/maps/3L2Jp

  • 【熊野古道 中辺路】<br />その道しるべはこちらです。<br />近露王子の方向に進みます。<br />牛馬童子に向かいます。<br />牛馬童子まではここからあと500mぐらいです。<br />立札があるので、道を間違えることは無さそうです。

    【熊野古道 中辺路】
    その道しるべはこちらです。
    近露王子の方向に進みます。
    牛馬童子に向かいます。
    牛馬童子まではここからあと500mぐらいです。
    立札があるので、道を間違えることは無さそうです。

  • 【熊野古道 中辺路】<br />世界遺産を歩いてます。<br />晴れているからいいですが、雨が降っていたら滑りやすそうです。<br />本当は朝霧の中を歩くとフォトジェニックだと思います。<br />自然の音と足音だけが聞こえます。<br />時折、足元の注意を促す添乗員さんの声が聞こえます。(笑)<br /><br />【世界遺産正式名】<br />2004年に『紀伊山地の霊場と参詣道(きいさんちのれいじょうとさんけいみち)』ということで、『熊野古道』の一部が世界遺産(文化遺産)となりました。<br /><br />【熊野古道以外の世界遺産の含まれる参詣道】<br />『参詣道(さんけいみち)』は『熊野古道』以外にもあります。<br />『高野山町石道(こうやさんちょういしみち)』と<br />『大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)』<br />もその一部が世界遺産になっています。<br /><br /><br />ストリートMAP<br />http://goo.gl/maps/hbwJU

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    【熊野古道 中辺路】
    世界遺産を歩いてます。
    晴れているからいいですが、雨が降っていたら滑りやすそうです。
    本当は朝霧の中を歩くとフォトジェニックだと思います。
    自然の音と足音だけが聞こえます。
    時折、足元の注意を促す添乗員さんの声が聞こえます。(笑)

    【世界遺産正式名】
    2004年に『紀伊山地の霊場と参詣道(きいさんちのれいじょうとさんけいみち)』ということで、『熊野古道』の一部が世界遺産(文化遺産)となりました。

    【熊野古道以外の世界遺産の含まれる参詣道】
    『参詣道(さんけいみち)』は『熊野古道』以外にもあります。
    『高野山町石道(こうやさんちょういしみち)』と
    『大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)』
    もその一部が世界遺産になっています。


    ストリートMAP
    http://goo.gl/maps/hbwJU

  • 【熊野古道 中辺路】<br />見上げた写真。<br />相方から写真借りました。<br />

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    【熊野古道 中辺路】
    見上げた写真。
    相方から写真借りました。

  • 【熊野古道 中辺路】<br />この辺も木の根が半端ではないです。<br />世界遺産を歩くのは大変です。<br />しかし、こんな道ほど雰囲気は絶大によく昔にトリップさせてくれます。<br /><br />【史跡】<br />熊野古道には、いたるところに史跡があり、史跡巡りをしながらじっくり歩けるといいのですがそこまで歩けてません。<br />まともに歩くと大変ですし、熊野古道にハマり過ぎると他の旅行ができなくなります。(^_^;)<br />今は、いかに楽して有名な史跡の撮影ができるか考えたりしてます。<br />やはり、私はいい加減です。

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    【熊野古道 中辺路】
    この辺も木の根が半端ではないです。
    世界遺産を歩くのは大変です。
    しかし、こんな道ほど雰囲気は絶大によく昔にトリップさせてくれます。

    【史跡】
    熊野古道には、いたるところに史跡があり、史跡巡りをしながらじっくり歩けるといいのですがそこまで歩けてません。
    まともに歩くと大変ですし、熊野古道にハマり過ぎると他の旅行ができなくなります。(^_^;)
    今は、いかに楽して有名な史跡の撮影ができるか考えたりしてます。
    やはり、私はいい加減です。

  • 【熊野古道】<br />一里塚跡<br />この辺も根が凄いです。<br />この後ろに盛り上がった塚があります。<br />江戸幕府紀州藩時代に、『和歌山城』を起点にして一里ごとに設置されたものです。<br /><br />実際にはこんな道ばかりではなく楽に歩けるところも多いのです。

    【熊野古道】
    一里塚跡
    この辺も根が凄いです。
    この後ろに盛り上がった塚があります。
    江戸幕府紀州藩時代に、『和歌山城』を起点にして一里ごとに設置されたものです。

    実際にはこんな道ばかりではなく楽に歩けるところも多いのです。

  • 【牛馬童子は右へ】<br />左に進むと『近露王子』に向かいます。<br /><br />【ご注意!】<br />ここにも道しるべがあるので迷うことはないですが、左に進んでしまうと熊野古道の名物『牛馬童子像』を拝むことが出来ません。<br />ここは、右に進みます。<br /><br /><br />ストリートMAP<br />http://goo.gl/maps/JGSHz

    【牛馬童子は右へ】
    左に進むと『近露王子』に向かいます。

    【ご注意!】
    ここにも道しるべがあるので迷うことはないですが、左に進んでしまうと熊野古道の名物『牛馬童子像』を拝むことが出来ません。
    ここは、右に進みます。


    ストリートMAP
    http://goo.gl/maps/JGSHz

  • 【ここを上がって箸折峠へ】<br />すぐに左に上る急な石の坂道があります。<br />ここを上がると『箸折峠(はしおりとうげ)』で<br />そこに『牛馬童子像(ぎゅうばどうじぞう)』があります。<br />この坂道を50mぐらい上ると到着します。<br /><br /><br />ストリートMAP<br />http://goo.gl/maps/SO2e9<br /><br />

    【ここを上がって箸折峠へ】
    すぐに左に上る急な石の坂道があります。
    ここを上がると『箸折峠(はしおりとうげ)』で
    そこに『牛馬童子像(ぎゅうばどうじぞう)』があります。
    この坂道を50mぐらい上ると到着します。


    ストリートMAP
    http://goo.gl/maps/SO2e9

  • ★★★箸折峠の牛馬童子像に到着★★★<br />【立て札】<br />立て札があり以下の解説が書かれてます。<br />箸折峠の牛馬童子(はしおりとうげ ぎゅうばどうじ)<br /><br />『箸折峠』のこの丘は、『花山法皇(花山院)』が御経を埋めた所と伝えられてます。<br /><br />【箸折峠】<br />また、ここでの食事の際にカヤの軸を折って箸にしたので、ここが『箸折峠』と呼ばれるようになりました。<br /><br />【近露】<br />そしてカヤの軸の赤い部分に露がつたうのを見て、「これは血か露か」と尋ねられたので、この土地が『近露(ちかつゆ)』という地名になったということです。<br /><br />【宝篋印塔】<br />ここの『宝篋印塔(ほうきょういんとう)』は鎌倉時代のものと推定され、県指定の文化財です。<br /><br />【牛馬童子】<br />石仏の牛馬童子は花山(かざん)法皇の旅姿だというようなことも言われ、その珍しいかたちと可憐な顔立ちで、近年有名になりました。<br /><br />牛馬童子の右の石仏は『役ノ行者像』です。<br />

    ★★★箸折峠の牛馬童子像に到着★★★
    【立て札】
    立て札があり以下の解説が書かれてます。
    箸折峠の牛馬童子(はしおりとうげ ぎゅうばどうじ)

    『箸折峠』のこの丘は、『花山法皇(花山院)』が御経を埋めた所と伝えられてます。

    【箸折峠】
    また、ここでの食事の際にカヤの軸を折って箸にしたので、ここが『箸折峠』と呼ばれるようになりました。

    【近露】
    そしてカヤの軸の赤い部分に露がつたうのを見て、「これは血か露か」と尋ねられたので、この土地が『近露(ちかつゆ)』という地名になったということです。

    【宝篋印塔】
    ここの『宝篋印塔(ほうきょういんとう)』は鎌倉時代のものと推定され、県指定の文化財です。

    【牛馬童子】
    石仏の牛馬童子は花山(かざん)法皇の旅姿だというようなことも言われ、その珍しいかたちと可憐な顔立ちで、近年有名になりました。

    牛馬童子の右の石仏は『役ノ行者像』です。

  • ★★★箸折峠の牛馬童子像に到着★★★<br />牛馬童子は高さ50cmぐらいの小さな石像です。<br />若年で出家した花山院の熊野詣姿といわれています。<br />馬(右)と牛(左)に花山院がまたがってます。<br />股が割けそうです。(爆)<br />花山院は、17歳で天皇位につき19歳で出家 し 41歳で亡くなっています。<br /><br />【牛馬童子首切断事件】<br />牛馬童子は、以前首が何者かに切断される事件がありました。そのためレプリカの頭部で修復されました。<br />その後に、切断された頭部が見つかり、その本物の頭部は田辺市の歴史民俗資料館に保管されてます。<br />しかし、また見るとさらに頭部頭蓋骨骨折状態です。<br />また、悪戯されたのでしょうか?<br /><br /><br />首切断当時のニュース動画<br />https://www.youtube.com/watch?v=hUFxyFmGOxk<br /><br />ストリートMAP<br />http://goo.gl/maps/0UssR

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    ★★★箸折峠の牛馬童子像に到着★★★
    牛馬童子は高さ50cmぐらいの小さな石像です。
    若年で出家した花山院の熊野詣姿といわれています。
    馬(右)と牛(左)に花山院がまたがってます。
    股が割けそうです。(爆)
    花山院は、17歳で天皇位につき19歳で出家 し 41歳で亡くなっています。

    【牛馬童子首切断事件】
    牛馬童子は、以前首が何者かに切断される事件がありました。そのためレプリカの頭部で修復されました。
    その後に、切断された頭部が見つかり、その本物の頭部は田辺市の歴史民俗資料館に保管されてます。
    しかし、また見るとさらに頭部頭蓋骨骨折状態です。
    また、悪戯されたのでしょうか?


    首切断当時のニュース動画
    https://www.youtube.com/watch?v=hUFxyFmGOxk

    ストリートMAP
    http://goo.gl/maps/0UssR

  • 【ヒビの説明】<br />近くにこんな説明書きがありました。<br />自然現象によりひびが入り破損したようです。<br /><br />【旅姿】<br />『牛馬童子』の『花山院(花山法皇)』の旅姿はまことに穏やかですが、実際の花山院の人生や行動は穏やかでなかったようです。<br /><br />『花山院』はどんな人生を歩んだのでしょうか?<br /><br />【寛和の変(かんなのへん)】<br />17歳で即位した『花山(かざん)天皇』でしたが、即位式当日にも馬内侍という女官を襲うなど常に異常行動が絶えなかったようです。<br />さらに即位した時には、すでに自分の味方である強い後ろ楯がいなかったのです。<br /><br />それをチャンスと孫の早期即位を狙った『藤原兼家(ふじわらの かねいえ)』は『花山天皇』の退位・出家をさせる作戦を考えたのです。<br /><br />まず『花山天皇』の寵愛していた17歳の『女御(にょうご)』『藤原?祝子(ふじわらのしし)』が急死したのです。<br />これが『藤原兼家』の企みかは定かではあません。<br />しかし、落ち込んだ『花山天皇』に『藤原兼家』が出家をすすめさせたのです。<br /><br />実際には『藤原兼家』は次男『藤原道兼(ふじわらの みちかね)』にそれを言わせたわけです。<br />次男『藤原道兼』は蔵人として花山天皇に仕えていたので接触しやすかったのです。<br /><br />花山天皇:『?祝子(しし)のいない人生なんて、クリープのないコーヒーだ〜。俺の心が分かるか道兼。』<br />藤原道兼:『最愛の?祝子(しし)ちゃんを弔うためには出家するのが一番です。私も御伴しますよ。ヒッヒッヒ』<br /><br />結局、『花山天皇』は『道兼』の勧めにしたがって、退位・出家したわけです。<br />そして、新たに(天皇に)即位したのは『兼家』の孫で『一条天皇』となりました。<br />『兼家』も摂政に就任して作戦大成功となりました。<br /><br />まんまと騙された花山院でした。<br />花山院が熊野御幸をしたのは992年で一度だけ行いました。<br />その後も問題な行動(女性関係)が絶えない花山院だったようです。<br /><br />牛馬に乗ったお姿は穏やかですが、現実のお姿は穏やかではないようです。<br /><br />

    【ヒビの説明】
    近くにこんな説明書きがありました。
    自然現象によりひびが入り破損したようです。

    【旅姿】
    『牛馬童子』の『花山院(花山法皇)』の旅姿はまことに穏やかですが、実際の花山院の人生や行動は穏やかでなかったようです。

    『花山院』はどんな人生を歩んだのでしょうか?

    【寛和の変(かんなのへん)】
    17歳で即位した『花山(かざん)天皇』でしたが、即位式当日にも馬内侍という女官を襲うなど常に異常行動が絶えなかったようです。
    さらに即位した時には、すでに自分の味方である強い後ろ楯がいなかったのです。

    それをチャンスと孫の早期即位を狙った『藤原兼家(ふじわらの かねいえ)』は『花山天皇』の退位・出家をさせる作戦を考えたのです。

    まず『花山天皇』の寵愛していた17歳の『女御(にょうご)』『藤原?祝子(ふじわらのしし)』が急死したのです。
    これが『藤原兼家』の企みかは定かではあません。
    しかし、落ち込んだ『花山天皇』に『藤原兼家』が出家をすすめさせたのです。

    実際には『藤原兼家』は次男『藤原道兼(ふじわらの みちかね)』にそれを言わせたわけです。
    次男『藤原道兼』は蔵人として花山天皇に仕えていたので接触しやすかったのです。

    花山天皇:『?祝子(しし)のいない人生なんて、クリープのないコーヒーだ〜。俺の心が分かるか道兼。』
    藤原道兼:『最愛の?祝子(しし)ちゃんを弔うためには出家するのが一番です。私も御伴しますよ。ヒッヒッヒ』

    結局、『花山天皇』は『道兼』の勧めにしたがって、退位・出家したわけです。
    そして、新たに(天皇に)即位したのは『兼家』の孫で『一条天皇』となりました。
    『兼家』も摂政に就任して作戦大成功となりました。

    まんまと騙された花山院でした。
    花山院が熊野御幸をしたのは992年で一度だけ行いました。
    その後も問題な行動(女性関係)が絶えない花山院だったようです。

    牛馬に乗ったお姿は穏やかですが、現実のお姿は穏やかではないようです。

  • 【牛馬童子の頭部は何処へ】<br />2008年6月、何者かに頭部が切断され持ち去られてから2年後の8月、持ち去られた頭部が田辺市鮎川のバス停のベンチに置かれているのを地元の男子中学生が見つけて警察に届けました。<br /><br />その頭部は普段は『田辺市文化交流センター』の『田辺市立歴史民俗資料館』に収蔵されていますがこのときは『和歌山県立博物館』にイベント展示されているようでした。<br />熊野の世界遺産登録10周年の特別展でです。<br /><br />首の左側にグラインダーで切断しようとした跡があります。<br />ふざけて破損させたというレベルではないですね。<br /><br />ちなみに左下の写真はレプリカなので触れても大丈夫なものです。<br /><br />写真は『和歌山県立博物館』世界遺産登録10周年記念特別展<br />「熊野ー聖地への旅ー」平成26年(2014)10月18日(土)〜12月7日(日)<br />にて

    【牛馬童子の頭部は何処へ】
    2008年6月、何者かに頭部が切断され持ち去られてから2年後の8月、持ち去られた頭部が田辺市鮎川のバス停のベンチに置かれているのを地元の男子中学生が見つけて警察に届けました。

    その頭部は普段は『田辺市文化交流センター』の『田辺市立歴史民俗資料館』に収蔵されていますがこのときは『和歌山県立博物館』にイベント展示されているようでした。
    熊野の世界遺産登録10周年の特別展でです。

    首の左側にグラインダーで切断しようとした跡があります。
    ふざけて破損させたというレベルではないですね。

    ちなみに左下の写真はレプリカなので触れても大丈夫なものです。

    写真は『和歌山県立博物館』世界遺産登録10周年記念特別展
    「熊野ー聖地への旅ー」平成26年(2014)10月18日(土)〜12月7日(日)
    にて

    和歌山県立博物館 美術館・博物館

  • 【牛馬童子の牛と馬はいったい?】<br />『苦しい時は牛のように粘り強く、楽な道は馬のように軽快に』<br />という解釈だそうです。<br /><br />熊野への詣で方を教示していると言われています。 <br /><br />左が『牛馬童子』右が『役行者像』です。

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    【牛馬童子の牛と馬はいったい?】
    『苦しい時は牛のように粘り強く、楽な道は馬のように軽快に』
    という解釈だそうです。

    熊野への詣で方を教示していると言われています。 

    左が『牛馬童子』右が『役行者像』です。

  • 【役行者像】<br />修験道の祖とされる役行者ですが、かわいい役行者像です。<br />高下駄を履いて岩に座っているという、定番のお姿です。<br />役行者像は多くの修験道の霊場などに見られますね。<br />

    【役行者像】
    修験道の祖とされる役行者ですが、かわいい役行者像です。
    高下駄を履いて岩に座っているという、定番のお姿です。
    役行者像は多くの修験道の霊場などに見られますね。

  • 【役行者像の顔アップ】

    【役行者像の顔アップ】

  • 【八大龍王像】<br />『牛馬童子像』と『役行者像』の後ろにある『八大龍王像』です。

    【八大龍王像】
    『牛馬童子像』と『役行者像』の後ろにある『八大龍王像』です。

  • 【宝篋印塔(ほうきょういんとう)】県指定文化財<br />熊野御幸に訪れた花山法皇が経典をこの地に埋納したという伝説にもとづき後の鎌倉時代に建立された宝篋印塔(近露の宝塔)です。<br />牛馬童子像は明治時代に作られたものですから、『宝篋印塔』の方が歴史的な価値は高いようです。<br />

    【宝篋印塔(ほうきょういんとう)】県指定文化財
    熊野御幸に訪れた花山法皇が経典をこの地に埋納したという伝説にもとづき後の鎌倉時代に建立された宝篋印塔(近露の宝塔)です。
    牛馬童子像は明治時代に作られたものですから、『宝篋印塔』の方が歴史的な価値は高いようです。

  • 【記念スタンプ台】<br />中辺路には36ヶ所にスタンプ台があります。<br />専用の押印帳『熊野古道中辺路押印帳(100円)』が地元の各観光協会で販売されており、36ヶ所にスタンプが押せたら中辺路のスタンプはコンプリートです。<br />私はそこまで元気が無いのでしませんけど。<br />行ったところだけでも記念に押すのはいいかも知れません。<br />ひとまず『熊野古道中辺路押印帳(100円)』を買ってみようと思っていたのですが、買い忘れました。<br /><br /><br />スタンプ設置場所一覧<br />http://www.wakayama-kanko.or.jp/news/2012/pdf/0306.pdf

    【記念スタンプ台】
    中辺路には36ヶ所にスタンプ台があります。
    専用の押印帳『熊野古道中辺路押印帳(100円)』が地元の各観光協会で販売されており、36ヶ所にスタンプが押せたら中辺路のスタンプはコンプリートです。
    私はそこまで元気が無いのでしませんけど。
    行ったところだけでも記念に押すのはいいかも知れません。
    ひとまず『熊野古道中辺路押印帳(100円)』を買ってみようと思っていたのですが、買い忘れました。


    スタンプ設置場所一覧
    http://www.wakayama-kanko.or.jp/news/2012/pdf/0306.pdf

    熊野古道 名所・史跡

  • 【別ルートで戻る】<br />熊野古道から抜けて別ルートで戻ります。<br />戻るのは、道の駅『熊野古道 中辺路(なかへち)』です。<br />普通に歩いてきた道を戻ってもいいのですが、【別ルート】の方が早いのです。<br />行きに途中にあった舗装された道に一気に下りて、その道を歩くのです。<br />

    【別ルートで戻る】
    熊野古道から抜けて別ルートで戻ります。
    戻るのは、道の駅『熊野古道 中辺路(なかへち)』です。
    普通に歩いてきた道を戻ってもいいのですが、【別ルート】の方が早いのです。
    行きに途中にあった舗装された道に一気に下りて、その道を歩くのです。

    熊野古道 名所・史跡

  • 道路が見えてきました。<br />行きに途中で見えた道路と同じ道路です。<br />道路に降りたら右に進みます。<br /><br />【歩くのが苦手な方でも】<br />裏ワザですが、この帰る道を逆に辿れば多少歩くことが苦手な方でも牛馬童子像を見に行くことができます。<br /><br />【バスツアーでは】<br />バスツアーでは、歩ける度合いに応じて3チームに分かれたのです。<br />Aチーム:普通に歩くチーム<br />Bチーム:逆に辿るコース【別ルート】で楽に牛馬童子像に辿り着くチーム。<br />Cチーム:行かずにバス周辺で待機するチーム。お買い物などできます。<br /><br />ということで、歩くのが多少苦手でも熊野古道&牛馬童子を見ることができます。

    道路が見えてきました。
    行きに途中で見えた道路と同じ道路です。
    道路に降りたら右に進みます。

    【歩くのが苦手な方でも】
    裏ワザですが、この帰る道を逆に辿れば多少歩くことが苦手な方でも牛馬童子像を見に行くことができます。

    【バスツアーでは】
    バスツアーでは、歩ける度合いに応じて3チームに分かれたのです。
    Aチーム:普通に歩くチーム
    Bチーム:逆に辿るコース【別ルート】で楽に牛馬童子像に辿り着くチーム。
    Cチーム:行かずにバス周辺で待機するチーム。お買い物などできます。

    ということで、歩くのが多少苦手でも熊野古道&牛馬童子を見ることができます。

  • 道路を歩いて戻っているところです。<br />黄色の三角が指し示す場所が撮影場所です。<br /><br />自分としては歩いてきた熊野古道をそのまま戻り写真を撮りながら戻りたかったのですが、こちらの道も気持ちよく歩けました。<br /><br />ストリートMAP<br />http://goo.gl/maps/76WQD

    道路を歩いて戻っているところです。
    黄色の三角が指し示す場所が撮影場所です。

    自分としては歩いてきた熊野古道をそのまま戻り写真を撮りながら戻りたかったのですが、こちらの道も気持ちよく歩けました。

    ストリートMAP
    http://goo.gl/maps/76WQD

  • ここから、下ります。<br />ここは行きに通った熊野古道です。<br />左右に案内版が見えます。<br /><br />ストリートMAP<br />http://goo.gl/maps/Y7fM1

    ここから、下ります。
    ここは行きに通った熊野古道です。
    左右に案内版が見えます。

    ストリートMAP
    http://goo.gl/maps/Y7fM1

  • 右には『牛馬童子口停留所はこの下』と案内版があります。

    右には『牛馬童子口停留所はこの下』と案内版があります。

  • 左の案内版<br />行きにもあった案内版です。<br />牛馬童子口停留所に向かい降りていきます。

    左の案内版
    行きにもあった案内版です。
    牛馬童子口停留所に向かい降りていきます。

  • 駐車場が見えてきました。<br /><br /><br />ストリートMAP<br />http://goo.gl/maps/CGUrF

    駐車場が見えてきました。


    ストリートMAP
    http://goo.gl/maps/CGUrF

    道の駅 熊野古道中辺路 道の駅

  • 【牛馬童子口停留所】<br />牛馬童子口バス停、道の駅 熊野古道中辺路に戻ってきました。

    【牛馬童子口停留所】
    牛馬童子口バス停、道の駅 熊野古道中辺路に戻ってきました。

    道の駅 熊野古道中辺路 道の駅

  • このバスは白浜空港や田辺駅方面から、熊野本宮大社を経由して新宮駅まで行くようです。<br /><br />『白浜空港』⇔『田辺駅』⇔『熊野本宮大社』⇔『新宮駅』<br /><br />を結んでいるようです。<br /><br /><br />明光バスHP 熊野古道路線図<br />http://meikobus.jp/kumanokodo_bus_6_1.html

    このバスは白浜空港や田辺駅方面から、熊野本宮大社を経由して新宮駅まで行くようです。

    『白浜空港』⇔『田辺駅』⇔『熊野本宮大社』⇔『新宮駅』

    を結んでいるようです。


    明光バスHP 熊野古道路線図
    http://meikobus.jp/kumanokodo_bus_6_1.html

    道の駅 熊野古道中辺路 道の駅

  • 【道の駅『熊野古道 中辺路(なかへち)』】<br />出発までの、少しの時間この土産物売り場を覗くことにしました。<br /><br />ストリートMAP<br />http://goo.gl/maps/WtTSj

    【道の駅『熊野古道 中辺路(なかへち)』】
    出発までの、少しの時間この土産物売り場を覗くことにしました。

    ストリートMAP
    http://goo.gl/maps/WtTSj

    道の駅 熊野古道中辺路 道の駅

  • 【道の駅『熊野古道 中辺路(なかへち)』】<br />簡単な食事もできそうです。

    【道の駅『熊野古道 中辺路(なかへち)』】
    簡単な食事もできそうです。

    道の駅 熊野古道中辺路 道の駅

  • 【道の駅『熊野古道 中辺路(なかへち)』】<br />すぐ近くのドライブインみたいなところ、古道歩きの里『ちかつゆ』に向かいます。そこで食事をします。<br /><br />写真は<br />素敵なバイクが止まっていたので写真を撮らせていただきました。

    【道の駅『熊野古道 中辺路(なかへち)』】
    すぐ近くのドライブインみたいなところ、古道歩きの里『ちかつゆ』に向かいます。そこで食事をします。

    写真は
    素敵なバイクが止まっていたので写真を撮らせていただきました。

    道の駅 熊野古道中辺路 道の駅

  • ★★★昼食場所到着★★★<br />【古道歩きの里『ちかつゆ』】<br />食事場所古道歩きの里『ちかつゆ』に到着しました。<br />『牛馬童子口・道の駅 熊野古道 中辺路』からバスで5分ほどで到着です。<br />ここで昼食です。<br /><br />『熊野路』というところで食事です。<br /><br />ストリートMAP<br />http://goo.gl/maps/xSYIj<br />古道歩きの里ちかつゆ HP<br />http://www.chikatsuyu.jp/

    ★★★昼食場所到着★★★
    【古道歩きの里『ちかつゆ』】
    食事場所古道歩きの里『ちかつゆ』に到着しました。
    『牛馬童子口・道の駅 熊野古道 中辺路』からバスで5分ほどで到着です。
    ここで昼食です。

    『熊野路』というところで食事です。

    ストリートMAP
    http://goo.gl/maps/xSYIj
    古道歩きの里ちかつゆ HP
    http://www.chikatsuyu.jp/

  • 【食事が奇跡】<br />何が奇跡かって、昼食に『熊野牛』が出てきたことです。<br />あらかじめ食事が付いているのは知っていましたが、ツアー代金が安いだけに昼食は<br />お弁当かと思ってましたから。<br /><br />『熊野路』というところでの昼食ですが、この時は団体の貸切でした。<br />団体が多いようで個人でのリピは無いかもです。<br /><br />・『鮪のタタキ』: マグロは和歌山の県魚です。タレが紀州梅味でしたが普通にワサビ醤油で食べたかった。<br />・『高野豆腐』: 高野山があるので高野豆腐ということでしょう。高野山では胡麻豆腐も有名です。<br />・『熊野牛すき焼?: 味噌味で美味しかったです。<br /><br />食後は『古道歩きの里ちかつゆ』内をうろつきます。

    【食事が奇跡】
    何が奇跡かって、昼食に『熊野牛』が出てきたことです。
    あらかじめ食事が付いているのは知っていましたが、ツアー代金が安いだけに昼食は
    お弁当かと思ってましたから。

    『熊野路』というところでの昼食ですが、この時は団体の貸切でした。
    団体が多いようで個人でのリピは無いかもです。

    ・『鮪のタタキ』: マグロは和歌山の県魚です。タレが紀州梅味でしたが普通にワサビ醤油で食べたかった。
    ・『高野豆腐』: 高野山があるので高野豆腐ということでしょう。高野山では胡麻豆腐も有名です。
    ・『熊野牛すき焼?: 味噌味で美味しかったです。

    食後は『古道歩きの里ちかつゆ』内をうろつきます。

  • 【熊野古道歩き体験のご案内】<br />古道歩きの里『ちかつゆ』内にありました。<br />このような体験コースがあります。(HPにも載ってます。)<br />スタート地点に送ってくれたり、到着地点に迎えにきてくれたりと。<br />公共バスも通っているので、ちょうど乗れればそれに乗ったほうが安く済みますが。<br /><br />【ホテルからの送迎バス】<br />熊野本宮周辺の一定ランク以上のホテルや旅館であればスタート地点まで無料の送迎バスを出してくれることもあります。<br />そして、熊野本宮まで中辺路を歩くのを楽しんだりできます。

    【熊野古道歩き体験のご案内】
    古道歩きの里『ちかつゆ』内にありました。
    このような体験コースがあります。(HPにも載ってます。)
    スタート地点に送ってくれたり、到着地点に迎えにきてくれたりと。
    公共バスも通っているので、ちょうど乗れればそれに乗ったほうが安く済みますが。

    【ホテルからの送迎バス】
    熊野本宮周辺の一定ランク以上のホテルや旅館であればスタート地点まで無料の送迎バスを出してくれることもあります。
    そして、熊野本宮まで中辺路を歩くのを楽しんだりできます。

  • 【うすかわ饅頭『儀平』】<br />古道歩きの里『ちかつゆ』内にある和菓子店です。<br />相方が言うには有名な店だそうです。<br />『うすかわ饅頭』という甘さを抑えた餡子の和菓子が売りのようですが・・<br /><br /><br />HP<br />http://gihei.com/store/chikatsuyu/

    【うすかわ饅頭『儀平』】
    古道歩きの里『ちかつゆ』内にある和菓子店です。
    相方が言うには有名な店だそうです。
    『うすかわ饅頭』という甘さを抑えた餡子の和菓子が売りのようですが・・


    HP
    http://gihei.com/store/chikatsuyu/

  • メインのうすかわ饅頭には目も触れず、相方が買うのは・・・

    メインのうすかわ饅頭には目も触れず、相方が買うのは・・・

  • 【焼きカスター】<br />ふんわり焼き上げたシフォン生地にやわらかいカスタードクリームをたっぷりいれた『焼きカスター』です。<br />私も『うすかわ饅頭』よりこちらの方がいいです。<br />餡子はあまり好きでないのです。<br />冷凍されて販売してます。<br />冷凍のもお土産で買いましたが、一個づつ解凍してもらい・・・

    【焼きカスター】
    ふんわり焼き上げたシフォン生地にやわらかいカスタードクリームをたっぷりいれた『焼きカスター』です。
    私も『うすかわ饅頭』よりこちらの方がいいです。
    餡子はあまり好きでないのです。
    冷凍されて販売してます。
    冷凍のもお土産で買いましたが、一個づつ解凍してもらい・・・

  • こちら店内で食べました。<br />シフォン生地は解凍でやわらかくなりましたが、カスタードクリームは、まだ半分凍っており、解凍失敗では。・・と思いましたが。<br />でも美味しいです。<br /><br />普通は自然解凍して食べます。<br />常温で持ち帰り家で自然解凍したものを食べるのです。

    こちら店内で食べました。
    シフォン生地は解凍でやわらかくなりましたが、カスタードクリームは、まだ半分凍っており、解凍失敗では。・・と思いましたが。
    でも美味しいです。

    普通は自然解凍して食べます。
    常温で持ち帰り家で自然解凍したものを食べるのです。

  • 【あんブラン】<br />もう一つ、見つけました。<br />これも冷凍で持ち帰りました。<br />ひとつ350円とちょっといいお値段です。<br />『モンブラン』でなくて『あんブラン』ですから、栗素材の餡子になった感じです。<br />そのため洋風な味ですが、350円のケーキのモンブランを買ったほうがいいかなと思いました。<br />こちらはお持ち帰りにしました。<br />餡子たっぷりの和菓子よりは、全然美味しかったです。(個人的見解ですが。)

    【あんブラン】
    もう一つ、見つけました。
    これも冷凍で持ち帰りました。
    ひとつ350円とちょっといいお値段です。
    『モンブラン』でなくて『あんブラン』ですから、栗素材の餡子になった感じです。
    そのため洋風な味ですが、350円のケーキのモンブランを買ったほうがいいかなと思いました。
    こちらはお持ち帰りにしました。
    餡子たっぷりの和菓子よりは、全然美味しかったです。(個人的見解ですが。)

  • 古道歩きの里『ちかつゆ』内には食事処・土産物屋以外にもマーケットもありました。これは地元の人も便利でしょうね。<br /><br />そこで見つけた牛馬童子の絵をちょっと撮影してみました。<br /><br />道の駅『熊野古道 中辺路(なかへち)』で見かけたバイクもここでも止まってました。<br /><br />昼食が済んだら、観光バスに乗りこみます。

    古道歩きの里『ちかつゆ』内には食事処・土産物屋以外にもマーケットもありました。これは地元の人も便利でしょうね。

    そこで見つけた牛馬童子の絵をちょっと撮影してみました。

    道の駅『熊野古道 中辺路(なかへち)』で見かけたバイクもここでも止まってました。

    昼食が済んだら、観光バスに乗りこみます。

  • 【バスでクイズ】<br />『熊野牛』の美味しい昼食と買い物が済んで、観光バスは熊野本宮大社に向かいます。<br /><br />バスの中で牛馬童子にまつわるクイズが始まりました。<br />『牛馬童子の馬と牛が走る競争をしました。どちらが勝ちましたか?』という問題です。<br /><br />ほとんどの人が『馬』に手をあげました。<br />それは、熊野牛は『美味かった』。で『馬勝った!』ですから。<br /><br />ところが、解答は『同着』で引分けとのこと。<br />・・・?<br />理由は『牛馬童子』だから『牛馬同時』だって。(笑)<br /><br />そこに『牛』に手をあげた人が反論。<br />『でも鼻の差で牛が勝っていた!』と。<br />確かに鼻の差で牛が前に出てました。(写真参照)<br />あっぱれ!<br />

    【バスでクイズ】
    『熊野牛』の美味しい昼食と買い物が済んで、観光バスは熊野本宮大社に向かいます。

    バスの中で牛馬童子にまつわるクイズが始まりました。
    『牛馬童子の馬と牛が走る競争をしました。どちらが勝ちましたか?』という問題です。

    ほとんどの人が『馬』に手をあげました。
    それは、熊野牛は『美味かった』。で『馬勝った!』ですから。

    ところが、解答は『同着』で引分けとのこと。
    ・・・?
    理由は『牛馬童子』だから『牛馬同時』だって。(笑)

    そこに『牛』に手をあげた人が反論。
    『でも鼻の差で牛が勝っていた!』と。
    確かに鼻の差で牛が前に出てました。(写真参照)
    あっぱれ!

  • ★★★熊野本宮大社に到着★★★<br />【フリータイム】<br />ここからは1時間30分のフリータイムです。<br />『熊野本宮大社』とその旧社地『大斎原(おおゆのはら)』を1時間30分で両方巡るため忙しくなります。<br />・最も時間が取られるのが参詣で並ぶ時間です。<br />・御朱印は先に御朱印帳を預けておけば帰りに受け取れます。<br />・余裕があれば『世界遺産熊野本宮館』も覗きたいです。<br /><br />1時間30分で『本宮』攻略スタートです。(笑)<br /><br />【参道入口の鳥居】<br />ここからは『結界』があります。<br />探さないでくださいね『結界』。見えませんから。(笑)<br /><br />参道の入り口である鳥居は、神が宿る『神域』と人間が住む『俗界』を分ける結界を表しています。<br /><br />狛犬も両脇に控えてます。<br />鳥居上神額には『熊野大権現』と掲げられてあります。<br /><br />【八咫烏(やたがらす)の神旗】<br />いつも、この鳥居の左には『八咫烏の神旗』が掲げられているのですが今回はありませんでした。<br />あれば撮影をおすすめします。<br /><br />【記念写真撮影場所】<br />この『鳥居』の前と、参道を上がった『神門』の前での撮影。そして『大斎原の大鳥居』をバックに撮影。<br />この3つが良く記念撮影する場所です。<br /><br />ストリートMAP<br />http://goo.gl/maps/d2OJv

    ★★★熊野本宮大社に到着★★★
    【フリータイム】
    ここからは1時間30分のフリータイムです。
    『熊野本宮大社』とその旧社地『大斎原(おおゆのはら)』を1時間30分で両方巡るため忙しくなります。
    ・最も時間が取られるのが参詣で並ぶ時間です。
    ・御朱印は先に御朱印帳を預けておけば帰りに受け取れます。
    ・余裕があれば『世界遺産熊野本宮館』も覗きたいです。

    1時間30分で『本宮』攻略スタートです。(笑)

    【参道入口の鳥居】
    ここからは『結界』があります。
    探さないでくださいね『結界』。見えませんから。(笑)

    参道の入り口である鳥居は、神が宿る『神域』と人間が住む『俗界』を分ける結界を表しています。

    狛犬も両脇に控えてます。
    鳥居上神額には『熊野大権現』と掲げられてあります。

    【八咫烏(やたがらす)の神旗】
    いつも、この鳥居の左には『八咫烏の神旗』が掲げられているのですが今回はありませんでした。
    あれば撮影をおすすめします。

    【記念写真撮影場所】
    この『鳥居』の前と、参道を上がった『神門』の前での撮影。そして『大斎原の大鳥居』をバックに撮影。
    この3つが良く記念撮影する場所です。

    ストリートMAP
    http://goo.gl/maps/d2OJv

    熊野本宮大社 寺・神社・教会

  • 【参道の歩き方】<br />参道は右側・右端を歩きます。右側通行です。<br />中央、正中は神様の通る路ということで歩かないのが作法です。<br />昔はそんなことも知らずに偉そうに真ん中歩いてました。(反省)<br /><br />歩く時も、心を落ち着かせ願い事を頭の中で整理しながら歩きます。<br />私は必死に無い頭で構図を考えながら撮影に専念。邪道です。(^_^;)<br /><br />【参道と石段参道】<br />杉の木立の参道には奉納幟の白旗が立ち並びます。<br />白旗には「熊野大権現」と書かれています。<br /><br />【石段】<br />石段は158段あります。<br />一歩一歩登ることで、神の宿る神域にさらに近づきます。<br /><br /><br />ストリートMAP<br />http://goo.gl/maps/qRKQr

    【参道の歩き方】
    参道は右側・右端を歩きます。右側通行です。
    中央、正中は神様の通る路ということで歩かないのが作法です。
    昔はそんなことも知らずに偉そうに真ん中歩いてました。(反省)

    歩く時も、心を落ち着かせ願い事を頭の中で整理しながら歩きます。
    私は必死に無い頭で構図を考えながら撮影に専念。邪道です。(^_^;)

    【参道と石段参道】
    杉の木立の参道には奉納幟の白旗が立ち並びます。
    白旗には「熊野大権現」と書かれています。

    【石段】
    石段は158段あります。
    一歩一歩登ることで、神の宿る神域にさらに近づきます。


    ストリートMAP
    http://goo.gl/maps/qRKQr

    熊野本宮大社 寺・神社・教会

  • 【熊野本宮マップ】<br />さて、ここからの移動ルートです。<br /><br />【参拝順序】<br />要は参拝順次があるので重要なポイントだけ見ておきます。<br />『祓戸大神』を先にお参りすること。<br />『神門』から入ったら第三殿・二殿・一殿・四殿・満山社の順に参ります。<br />『神門』を出た後、『祓殿王子跡』も近いのでついでに見ておきたいところです。<br />その後、『大斎原(おおゆのはら)』で、『産田社』次に『二つの祠』を参っておしまいです。<br /><br /><br />MAPで『熊野本宮』の主な撮影被写体の場所がわかります。

    【熊野本宮マップ】
    さて、ここからの移動ルートです。

    【参拝順序】
    要は参拝順次があるので重要なポイントだけ見ておきます。
    『祓戸大神』を先にお参りすること。
    『神門』から入ったら第三殿・二殿・一殿・四殿・満山社の順に参ります。
    『神門』を出た後、『祓殿王子跡』も近いのでついでに見ておきたいところです。
    その後、『大斎原(おおゆのはら)』で、『産田社』次に『二つの祠』を参っておしまいです。


    MAPで『熊野本宮』の主な撮影被写体の場所がわかります。

  • 【功霊社】<br />まず参道を進むとの左手に「功霊社」が見えてきます。<br />大東亜戦争と日露戦争の戦没者の英霊を祀ってます。

    【功霊社】
    まず参道を進むとの左手に「功霊社」が見えてきます。
    大東亜戦争と日露戦争の戦没者の英霊を祀ってます。

    熊野本宮大社 寺・神社・教会

  • 【ここお忘れなく!!!!!!】<br />もう少し石段を上がると、左手に見えてくるのがコレ。<br /><br />ほとんどの人が通り過ぎてしまうところです。<br />小さな立札があります。<br /><br />ちょっと近づいてみます。

    【ここお忘れなく!!!!!!】
    もう少し石段を上がると、左手に見えてくるのがコレ。

    ほとんどの人が通り過ぎてしまうところです。
    小さな立札があります。

    ちょっと近づいてみます。

    熊野本宮大社 寺・神社・教会

  • 『ご参拝の皆様は、左手『祓戸大神(はらえどのおおかみ)』をお参りされてからご本殿にお進み下さい。』と書かれてあります。<br /><br />実は神殿に進む前に、参道石段の中腹左側にある『祓戸大神』に先ずお参りして、身を祓い清めます。<br /><br />これが必要なのです。<br />(厳密に言うとですが。)

    『ご参拝の皆様は、左手『祓戸大神(はらえどのおおかみ)』をお参りされてからご本殿にお進み下さい。』と書かれてあります。

    実は神殿に進む前に、参道石段の中腹左側にある『祓戸大神』に先ずお参りして、身を祓い清めます。

    これが必要なのです。
    (厳密に言うとですが。)

    熊野本宮大社 寺・神社・教会

  • 【祓戸大神(熊野本宮大社の)】はらえどのおおかみ<br />完全に逆光でよく見えません。<br />近づいてみます。

    【祓戸大神(熊野本宮大社の)】はらえどのおおかみ
    完全に逆光でよく見えません。
    近づいてみます。

  • 【祓戸大神】<br />祓戸大神(はらえどのおおかみ)と書かれてます。<br /><br />今までに蓄積された罪・穢れをお祓いしてくれる神様です。<br /><br />本殿の神には身を清めてから会ってくださいということでしょう。

    【祓戸大神】
    祓戸大神(はらえどのおおかみ)と書かれてます。

    今までに蓄積された罪・穢れをお祓いしてくれる神様です。

    本殿の神には身を清めてから会ってくださいということでしょう。

    熊野本宮大社 寺・神社・教会

  • 【手水舎】<br />さらに石段を上がっていくと右手に手水舎があります。<br /><br />【旧社殿絵図】<br />手水舎の向かいに『大斎原(おおゆのはら)』に本宮があったときの絵が掲げられています。<br />後で『大斎原(おおゆのはら)』にも行きます。<br />そこにも同じ絵を見ることができます。(後ででてきます。)

    【手水舎】
    さらに石段を上がっていくと右手に手水舎があります。

    【旧社殿絵図】
    手水舎の向かいに『大斎原(おおゆのはら)』に本宮があったときの絵が掲げられています。
    後で『大斎原(おおゆのはら)』にも行きます。
    そこにも同じ絵を見ることができます。(後ででてきます。)

    熊野本宮大社 寺・神社・教会

  • 【手水舎】<br />ここで口と手を清めて『神門』に向かいます。<br />よく見ると水口が無いのがわかります。<br />岩の隙間から水が湧き出しているそうです。<br /><br />【宝物殿】<br />手水舎のすぐ上に宝物殿があります。<br /><br />【授与所・社務所】<br />さらに参道を上がると右手に社務所があるので、『御朱印』が必要な方は、先に御朱印帳を渡しておくと、整理券をくれるので帰りに受け取ることができます。<br /><br />ちなみに、御朱印 300円<br />本宮オリジナル御朱印帳 1500円<br />音無紙の牛王宝印 2000円<br />(普通紙の牛王宝印 500円)<br />です。<br /><br />私は、オリジナル御朱印帳を購入して『御朱印』をいただき、欲しかった『牛王宝印』も授かり、しめて3800円かかりました。<br /><br />【産守り(うぶまもり)】<br />子授け・安産祈願では、これを購入して『大斎原(おおゆのはら)』の『産田社(うぶたしゃ)』を参るのがいいかもです。<br /><br />御朱印整理券を受け取り神門へ。

    【手水舎】
    ここで口と手を清めて『神門』に向かいます。
    よく見ると水口が無いのがわかります。
    岩の隙間から水が湧き出しているそうです。

    【宝物殿】
    手水舎のすぐ上に宝物殿があります。

    【授与所・社務所】
    さらに参道を上がると右手に社務所があるので、『御朱印』が必要な方は、先に御朱印帳を渡しておくと、整理券をくれるので帰りに受け取ることができます。

    ちなみに、御朱印 300円
    本宮オリジナル御朱印帳 1500円
    音無紙の牛王宝印 2000円
    (普通紙の牛王宝印 500円)
    です。

    私は、オリジナル御朱印帳を購入して『御朱印』をいただき、欲しかった『牛王宝印』も授かり、しめて3800円かかりました。

    【産守り(うぶまもり)】
    子授け・安産祈願では、これを購入して『大斎原(おおゆのはら)』の『産田社(うぶたしゃ)』を参るのがいいかもです。

    御朱印整理券を受け取り神門へ。

  • 【神門】<br />ここから入っていきます。<br />入ってだいたい正面にあるのが主祭神である『家都美御子大神(けつみみこのおおかみ)』をお祀りしている第三殿『證証殿(しょうじょうでん)』になります。<br />『神門』から入って最初に参る神です。<br /><br />【オガタマノキ】<br />神門を入ってすぐ左にオガタマノキがあります。<br />霊木として神社でよく見かける木です。<br /><br />ストリートMAP<br />http://goo.gl/maps/Vs7Ku

    【神門】
    ここから入っていきます。
    入ってだいたい正面にあるのが主祭神である『家都美御子大神(けつみみこのおおかみ)』をお祀りしている第三殿『證証殿(しょうじょうでん)』になります。
    『神門』から入って最初に参る神です。

    【オガタマノキ】
    神門を入ってすぐ左にオガタマノキがあります。
    霊木として神社でよく見かける木です。

    ストリートMAP
    http://goo.gl/maps/Vs7Ku

    熊野本宮大社 寺・神社・教会

  • 神門の上側には2014年(平成26年)の干支、「午」(うま)が掲げられています。

    神門の上側には2014年(平成26年)の干支、「午」(うま)が掲げられています。

    熊野本宮大社 寺・神社・教会

  • お参りの仕方と順番の説明図<br />【二礼二拍手一礼】<br />熊野本宮大社は2・2・1です。<br /><br />左から『第一殿』、『第二殿』、『第三殿』、『第四殿』そして『満山社』と並んでます。<br /><br />【参拝順は3・2・1・4・満】<br />しかし、参拝は『第一殿』から順番ではなく、<br />『第3』・『第2』・『第1』・『第4』・『満山社』の順です。<br /><br />【参拝順路】<br />①第三殿 證証殿 家津御子大神 阿弥陀如来 <br />②第二殿 中御前 速玉大神   薬師如来<br />③第一殿 西御前 夫須美大神  千手観音<br />④第四殿 若宮  天照大神   十一面観音 <br />⑤満山社 (結ひの神八百萬の神)      <br />満山社は、第4殿若宮の右側にあります。

    お参りの仕方と順番の説明図
    【二礼二拍手一礼】
    熊野本宮大社は2・2・1です。

    左から『第一殿』、『第二殿』、『第三殿』、『第四殿』そして『満山社』と並んでます。

    【参拝順は3・2・1・4・満】
    しかし、参拝は『第一殿』から順番ではなく、
    『第3』・『第2』・『第1』・『第4』・『満山社』の順です。

    【参拝順路】
    ①第三殿 證証殿 家津御子大神 阿弥陀如来
    ②第二殿 中御前 速玉大神   薬師如来
    ③第一殿 西御前 夫須美大神  千手観音
    ④第四殿 若宮  天照大神   十一面観音 
    ⑤満山社 (結ひの神八百萬の神)      
    満山社は、第4殿若宮の右側にあります。

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  • 【第三殿 證証殿】<br />では順番に参ります。<br />先ずは<br />『第三殿 證証殿(しょうじょうでん)』です。<br />『一遍上人』が熊野権現のお告げを聞いた場所です。<br />・・信不信をえらばず、浄不浄をきらはず・・<br /><br />【家都御子大神】<br />祭神は『家都御子大神(けつみこのおおかみ)』で本宮の主神。<br /><br />【阿弥陀如来】<br />その本地仏は『阿弥陀如来』 で『来世』を司ります。<br />『来世』とは言っても、熊野本宮から出た後の未来でもありますから重要です。

    【第三殿 證証殿】
    では順番に参ります。
    先ずは
    『第三殿 證証殿(しょうじょうでん)』です。
    『一遍上人』が熊野権現のお告げを聞いた場所です。
    ・・信不信をえらばず、浄不浄をきらはず・・

    【家都御子大神】
    祭神は『家都御子大神(けつみこのおおかみ)』で本宮の主神。

    【阿弥陀如来】
    その本地仏は『阿弥陀如来』 で『来世』を司ります。
    『来世』とは言っても、熊野本宮から出た後の未来でもありますから重要です。

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  • 【社殿の図解】<br />写真だけだと分かりにくいので図解を作って見ました。<br />上が北です。<br />神門をくぐったら図の順番に参ります。<br />混雑を緩和する意味で空いているところから御参り下さいとも言われることもありますが、基本は図の通りです。<br /><br />【参拝の列が長い證証殿】<br />神門を入って正面の『本殿』第三殿の『證証殿(しょうじょうでん)』がメインですから最低でも第三殿は参らないといけませんが、それだけに第三殿の参拝の列が最も長いです。<br /><br />【和泉式部 祈願塔(いずみしきぶ きがんとう)】<br />西側(左)にあります。<br />これは何を意味するのでしょうか?<br />・・後で解説します・・<br />

    【社殿の図解】
    写真だけだと分かりにくいので図解を作って見ました。
    上が北です。
    神門をくぐったら図の順番に参ります。
    混雑を緩和する意味で空いているところから御参り下さいとも言われることもありますが、基本は図の通りです。

    【参拝の列が長い證証殿】
    神門を入って正面の『本殿』第三殿の『證証殿(しょうじょうでん)』がメインですから最低でも第三殿は参らないといけませんが、それだけに第三殿の参拝の列が最も長いです。

    【和泉式部 祈願塔(いずみしきぶ きがんとう)】
    西側(左)にあります。
    これは何を意味するのでしょうか?
    ・・後で解説します・・

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  • 【第一殿・第二殿】<br />第一殿と第二殿は相殿(あいどの)になっています。<br />それぞれ『夫須美大神』、『速玉大神』を祀っています。<br />参る順番は、第二殿、第一殿です。<br /><br />【第二殿(中御前)なかのごぜん】<br />祭神は『速玉大神(はやたまのおおおかみ)』で『速玉』の主神。<br />その本地仏は『薬師如来』で『前世』を司ります。<br />前世の穢れを取り去る意味合いもあるのでしょう。<br /><br />【第一殿(西御前)にしのごぜん】<br />祭神は『熊野夫須美大神(くまのむすみのおおかみ)』で那智の主神。<br />その本地仏は『千手観音 』で『現世』を司ります。<br /><br />これで『来世』・『前世』・『現生』も全て面倒みてもらえました。

    【第一殿・第二殿】
    第一殿と第二殿は相殿(あいどの)になっています。
    それぞれ『夫須美大神』、『速玉大神』を祀っています。
    参る順番は、第二殿、第一殿です。

    【第二殿(中御前)なかのごぜん】
    祭神は『速玉大神(はやたまのおおおかみ)』で『速玉』の主神。
    その本地仏は『薬師如来』で『前世』を司ります。
    前世の穢れを取り去る意味合いもあるのでしょう。

    【第一殿(西御前)にしのごぜん】
    祭神は『熊野夫須美大神(くまのむすみのおおかみ)』で那智の主神。
    その本地仏は『千手観音 』で『現世』を司ります。

    これで『来世』・『前世』・『現生』も全て面倒みてもらえました。

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  • 【神と仏】<br />昔から熊野三山の神々は仏でもあると考えられていました。<br />神と仏は一心同体であり、仏が神の姿となって人々を救うとも言われており、神か仏かこの辺はあまり悩まない方がよさそうです。<br /><br />【写真上】<br />熊野速玉大社にある座像が、『和歌山県立博物館』の特別展で展示されていたものです。<br /><br />【写真中央】<br />『熊野垂迹神曼荼羅図(くまのすいじゃくしんまんだらず)』の一部です。<br />和歌山県立博物館より。<br /><br />【写真下】<br />『熊野本地物曼荼羅』の一部です。<br />これは熊野那智大社にあります。<br />和歌山県立博物館特別展より。

    【神と仏】
    昔から熊野三山の神々は仏でもあると考えられていました。
    神と仏は一心同体であり、仏が神の姿となって人々を救うとも言われており、神か仏かこの辺はあまり悩まない方がよさそうです。

    【写真上】
    熊野速玉大社にある座像が、『和歌山県立博物館』の特別展で展示されていたものです。

    【写真中央】
    『熊野垂迹神曼荼羅図(くまのすいじゃくしんまんだらず)』の一部です。
    和歌山県立博物館より。

    【写真下】
    『熊野本地物曼荼羅』の一部です。
    これは熊野那智大社にあります。
    和歌山県立博物館特別展より。

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  • 次は、『第四殿(若宮)わかみや』です。<br />祭神は『天照大神(あまてらすおおみかみ)』で。その本地仏は『十一面観音』です。<br /><br />【上四社】<br />以上で上四社の御参りはまず終了です。<br />後は、右奥(東側)の『満山社』です。

    次は、『第四殿(若宮)わかみや』です。
    祭神は『天照大神(あまてらすおおみかみ)』で。その本地仏は『十一面観音』です。

    【上四社】
    以上で上四社の御参りはまず終了です。
    後は、右奥(東側)の『満山社』です。

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  • パノラマで。

    パノラマで。

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  • 【満山社(まんざんしゃ)】<br />第四殿の右には、満山社があります。<br />ご祭神は八百萬神です。<br />『縁結びの神』ということになっています。<br /><br />【縁結び】<br />やや地味な感じですから最も参る方が少ない気がします。<br />しかし『縁結び』を期待する方は忘れずに参っておきたいですね。

    【満山社(まんざんしゃ)】
    第四殿の右には、満山社があります。
    ご祭神は八百萬神です。
    『縁結びの神』ということになっています。

    【縁結び】
    やや地味な感じですから最も参る方が少ない気がします。
    しかし『縁結び』を期待する方は忘れずに参っておきたいですね。

    熊野本宮大社 寺・神社・教会

  • 【満山社の立札】<br />『結びの神』で祀られた玉石は、人と人の円を結ぶ再生の玉石とのこと。

    【満山社の立札】
    『結びの神』で祀られた玉石は、人と人の円を結ぶ再生の玉石とのこと。

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  • 【和泉式部 祈願塔】<br />神門から入って左側(西側)角あたりにあります。(MAP参照)<br /><br />(『伏拝王子』の近くにも和泉式部祈願塔が祀られています。)<br /><br />熊野権現が女人の不浄を嫌わないということを知らしめる祈願塔でもあるのです。<br />その理由は・・・<br />右に説明があります。<br /> 

    【和泉式部 祈願塔】
    神門から入って左側(西側)角あたりにあります。(MAP参照)

    (『伏拝王子』の近くにも和泉式部祈願塔が祀られています。)

    熊野権現が女人の不浄を嫌わないということを知らしめる祈願塔でもあるのです。
    その理由は・・・
    右に説明があります。
     

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  • 【和泉式部 祈願塔】<br />『和泉式部(いずみしきぶ)』が熊野に参詣して『伏拝王子(ふしおがみおうじ、本宮から2つ前の王子)』に辿り着いた時に『月の障り(生理)』になってしまいました。<br />当時は『月の障り(生理)』が不浄とされていたため、<br />本宮に奉幣することができないと思い、歌に詠んだのです。<br /><br />そうしたら、その夜に熊野大権現のお告げで、<br /><br />『私だって世間の塵にまじわって汚れています。<br />女性の月の障り(生理)が参詣の妨げになるはずがありません。<br />安心して参詣をしなさい。』<br />と言われたという伝説です。<br /><br />伝説というのは『和泉式部』が本宮に参詣した正式な記録がないからです。<br />熊野三山が『浄不浄を嫌わず』ということを分かりやすく説明するために、作られたものかも知れません。<br /><br />和泉式部も、数々の大恋愛を繰り返し、余程の美貌とカリスマ性を持っていたのでしょうが、不浄の代表格とされ登場させられるとはね〜

    【和泉式部 祈願塔】
    『和泉式部(いずみしきぶ)』が熊野に参詣して『伏拝王子(ふしおがみおうじ、本宮から2つ前の王子)』に辿り着いた時に『月の障り(生理)』になってしまいました。
    当時は『月の障り(生理)』が不浄とされていたため、
    本宮に奉幣することができないと思い、歌に詠んだのです。

    そうしたら、その夜に熊野大権現のお告げで、

    『私だって世間の塵にまじわって汚れています。
    女性の月の障り(生理)が参詣の妨げになるはずがありません。
    安心して参詣をしなさい。』
    と言われたという伝説です。

    伝説というのは『和泉式部』が本宮に参詣した正式な記録がないからです。
    熊野三山が『浄不浄を嫌わず』ということを分かりやすく説明するために、作られたものかも知れません。

    和泉式部も、数々の大恋愛を繰り返し、余程の美貌とカリスマ性を持っていたのでしょうが、不浄の代表格とされ登場させられるとはね〜

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  • 【那智参詣曼荼羅に登場する和泉式部】<br />那智参詣曼荼羅、この絵が描かれたのは『室町時代』なのに、『平安時代』の『和泉式部』が何でいるのか?<br />もうおわかりですね。<br /><br />恋多き女性で当時、不浄とまで言われていた『和泉式部』も『熊野三山』に参詣にきても『熊野権現』に受け入れられているということをアピールしたかったために登場しているPRレディです。<br />『信不信を選ばず、浄不浄を嫌わず』の『熊野権現』さまですから。<br /><br />※信不信を・・:信じる人も信じない人も分け隔てなく<br />※浄不浄を・・:穢れのない人もある人も嫌わずに<br />

    【那智参詣曼荼羅に登場する和泉式部】
    那智参詣曼荼羅、この絵が描かれたのは『室町時代』なのに、『平安時代』の『和泉式部』が何でいるのか?
    もうおわかりですね。

    恋多き女性で当時、不浄とまで言われていた『和泉式部』も『熊野三山』に参詣にきても『熊野権現』に受け入れられているということをアピールしたかったために登場しているPRレディです。
    『信不信を選ばず、浄不浄を嫌わず』の『熊野権現』さまですから。

    ※信不信を・・:信じる人も信じない人も分け隔てなく
    ※浄不浄を・・:穢れのない人もある人も嫌わずに

    那智の滝(那智大滝) 自然・景勝地

  • 【黎明殿拝殿(れいめいでんはいでん)】<br />写真上は、和泉式部 祈願塔あたりから見た熊野本宮大社のパノラマ。<br />その右に見えるのが『黎明殿拝殿(れいめいでんはいでん)』の裏側です。<br /><br />写真下『黎明殿拝殿』は神門から出て外側から参ります。

    【黎明殿拝殿(れいめいでんはいでん)】
    写真上は、和泉式部 祈願塔あたりから見た熊野本宮大社のパノラマ。
    その右に見えるのが『黎明殿拝殿(れいめいでんはいでん)』の裏側です。

    写真下『黎明殿拝殿』は神門から出て外側から参ります。

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  • では神門より出て行きます。<br /><br />【その後の予定】<br />次は、出て左手の『授与所』で『御朱印』・『牛王宝印』(ごおうほういん)を受け取ります。<br /><br />そして、『神門』の左側の『黎明殿拝殿』(れいめいでんはいでん)や『八咫烏(やたがらす)ポスト』を見て、<br />『祓戸(祓殿)王子』(はらいどおおじ)まで行ってみます。<br /><br />その後、『大斎原』(おおゆのはら)へ<br />そんな予定です。<br />色々寄り道が多いのです。<br />(でも1時間30分の見学時間内に回ってます。)

    では神門より出て行きます。

    【その後の予定】
    次は、出て左手の『授与所』で『御朱印』・『牛王宝印』(ごおうほういん)を受け取ります。

    そして、『神門』の左側の『黎明殿拝殿』(れいめいでんはいでん)や『八咫烏(やたがらす)ポスト』を見て、
    『祓戸(祓殿)王子』(はらいどおおじ)まで行ってみます。

    その後、『大斎原』(おおゆのはら)へ
    そんな予定です。
    色々寄り道が多いのです。
    (でも1時間30分の見学時間内に回ってます。)

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  • 【御朱印帳】<br />授与所によって御朱印帳と牛王宝印を受け取りました。<br />人気の御朱印帳なので1冊購入してしまいました。<br />上には三本足の『八咫烏(やたがらす)』のマークがあります。<br /><br />値段は1,500円です。<br />オリジナル御朱印帳は『本宮』・『新宮(速玉)』・『那智』いずれにもありますが、やはり『本宮』のが人気です。<br /><br />

    【御朱印帳】
    授与所によって御朱印帳と牛王宝印を受け取りました。
    人気の御朱印帳なので1冊購入してしまいました。
    上には三本足の『八咫烏(やたがらす)』のマークがあります。

    値段は1,500円です。
    オリジナル御朱印帳は『本宮』・『新宮(速玉)』・『那智』いずれにもありますが、やはり『本宮』のが人気です。

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  • 御朱印帳の裏です。<br />縦書きで右から『熊野 本宮 大社』と読めます。

    御朱印帳の裏です。
    縦書きで右から『熊野 本宮 大社』と読めます。

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  • 【熊野本宮の御朱印】<br />言っていいのかな〜<br />面白い字です。

    【熊野本宮の御朱印】
    言っていいのかな〜
    面白い字です。

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  • 【熊野本宮大社の牛王宝印(ごおうほういん)】<br />これは熊野本宮大社の牛王宝印。<br />『熊野牛王神符(くまのごおうしんぷ)』とか、『お烏さん(おからすさん)』ともいいます。<br />『熊野牛王・・』は『くまのぎゅう・・』とは読まないので注意です。(笑)<br /><br />烏文字で「熊野山宝印」と書かれています。<br />読めないですけどね〜<br /><br />実は、これが喉から手が出るほど欲しかったのです。<br />神の宿る紙でもあります。<br /><br />・『熊野牛王神符』は誓約書用紙としても昔から用いられています。<br />  誓いを立てる紙です。誓いを破ると大変なことが起こります。・・(略)<br /><br />・現在は厄除けや疾病治癒などお守り的な使われ方が普通ですが、熊野参詣のお土産として最高のものと言われてます。<br /><br />『音無紙』の『熊野牛王神符(牛王宝印)』は2000円、普通の『熊野牛王神符』は500円です。(価格は変わるかもしれません。)<br />2000円の音無紙『牛王宝印』を購入しました。高いですが。<br /><br />授与所には特に販売されていることを掲示されてなかったように思います。<br />私が見すごしたのかもしれませんが。<br />直接『牛王宝印の大きい方(A4ぐらい)をください。』と口頭で伝えて購入してます。<br /><br />『熊野比丘尼』が『絵解き』をしながら配ったのも、これらの『牛王宝印』です。<br />これらのというのは、『那智』にも『新宮』にもそれぞれの『牛王宝印』がありますから、それらを配っていたのです。

    【熊野本宮大社の牛王宝印(ごおうほういん)】
    これは熊野本宮大社の牛王宝印。
    『熊野牛王神符(くまのごおうしんぷ)』とか、『お烏さん(おからすさん)』ともいいます。
    『熊野牛王・・』は『くまのぎゅう・・』とは読まないので注意です。(笑)

    烏文字で「熊野山宝印」と書かれています。
    読めないですけどね〜

    実は、これが喉から手が出るほど欲しかったのです。
    神の宿る紙でもあります。

    ・『熊野牛王神符』は誓約書用紙としても昔から用いられています。
      誓いを立てる紙です。誓いを破ると大変なことが起こります。・・(略)

    ・現在は厄除けや疾病治癒などお守り的な使われ方が普通ですが、熊野参詣のお土産として最高のものと言われてます。

    『音無紙』の『熊野牛王神符(牛王宝印)』は2000円、普通の『熊野牛王神符』は500円です。(価格は変わるかもしれません。)
    2000円の音無紙『牛王宝印』を購入しました。高いですが。

    授与所には特に販売されていることを掲示されてなかったように思います。
    私が見すごしたのかもしれませんが。
    直接『牛王宝印の大きい方(A4ぐらい)をください。』と口頭で伝えて購入してます。

    『熊野比丘尼』が『絵解き』をしながら配ったのも、これらの『牛王宝印』です。
    これらのというのは、『那智』にも『新宮』にもそれぞれの『牛王宝印』がありますから、それらを配っていたのです。

    熊野本宮大社 寺・神社・教会

  • 『牛王宝印』の入った紙袋に書かれている説明文です。<br />ちょっと読みにくいです。<br />興味のある方のみ御覧ください。<br /><br />熊野牛王神符(くまのごおうしんぷ)(お烏さん)について<br />熊野牛王又は宝印神符ともいう、俗に「オカラスさん」ともよばれ、カラス文字でかゝれた熊野山濁特の御神符であります。<br /><br />その起源は詳らかではありませんが、当社の主祭神 『家津美御子大神(ケツミミコオオカミ)』(素盞嗚尊(スサノオノミコト))と『天照皇大神』との『高天原』における誓約(チカイ)、或は『神武天皇御東征』の際の熊野烏の故事に由縁するとも云われでいます。<br /><br />・・・途中略・・・<br />とあって、毎年一月七日夕闇迫る時刻厳修される『八咫烏(やたがらす)神事』(県無形文化財)に奏上し奉り、古来より牛王刷り初めの神事として有名です。<br /><br />当社の熊野牛王は、烏文字を木版で手刷りのもので、当社のお烏さんの数『八十八羽』で、古く天武朝白鳳十一年(約1300年前)始めて熊野僧徒牛王宝印奉ると記せられている。(東牟婁都誌)<br /><br />この烏文字の数は三山(本宮、新宮、那智各大社)それぞれ異り、当社は八十八羽の烏を見事にデザインして熊野宝中とみとめられる。<br /><br />時代が降るに伴いこの御神符も色々な方面に用いられ、鎌倉時代には「誓約書」ともなり江戸時代には「起誓文」の代りとして用いられた。<br /><br />古くから、熊野権現への誓約を破ると熊野大神の使である烏が一羽亡くなり、本人も血を吐き地獄におちると信じられてきたのである。<br />この様に「熊野牛王神符」は熊野信仰の人々を凡ゆる災厄から護っていただいた御神符で、<br /><br />・カマドの上(現今はガスの元栓)にまつれば火難をまぬがれる<br />・門口にまつれば盗難を防ぎ懐中して飛行機、船にのれば、船酔い災難をまぬがれる<br />・病人の床にしけば、病気平癒となる<br />今日当社で、神前結婚式の誓詞の裏に貼布しているのも右の故事によるものである。<br />敬白<br />熊野本宮大社

    『牛王宝印』の入った紙袋に書かれている説明文です。
    ちょっと読みにくいです。
    興味のある方のみ御覧ください。

    熊野牛王神符(くまのごおうしんぷ)(お烏さん)について
    熊野牛王又は宝印神符ともいう、俗に「オカラスさん」ともよばれ、カラス文字でかゝれた熊野山濁特の御神符であります。

    その起源は詳らかではありませんが、当社の主祭神 『家津美御子大神(ケツミミコオオカミ)』(素盞嗚尊(スサノオノミコト))と『天照皇大神』との『高天原』における誓約(チカイ)、或は『神武天皇御東征』の際の熊野烏の故事に由縁するとも云われでいます。

    ・・・途中略・・・
    とあって、毎年一月七日夕闇迫る時刻厳修される『八咫烏(やたがらす)神事』(県無形文化財)に奏上し奉り、古来より牛王刷り初めの神事として有名です。

    当社の熊野牛王は、烏文字を木版で手刷りのもので、当社のお烏さんの数『八十八羽』で、古く天武朝白鳳十一年(約1300年前)始めて熊野僧徒牛王宝印奉ると記せられている。(東牟婁都誌)

    この烏文字の数は三山(本宮、新宮、那智各大社)それぞれ異り、当社は八十八羽の烏を見事にデザインして熊野宝中とみとめられる。

    時代が降るに伴いこの御神符も色々な方面に用いられ、鎌倉時代には「誓約書」ともなり江戸時代には「起誓文」の代りとして用いられた。

    古くから、熊野権現への誓約を破ると熊野大神の使である烏が一羽亡くなり、本人も血を吐き地獄におちると信じられてきたのである。
    この様に「熊野牛王神符」は熊野信仰の人々を凡ゆる災厄から護っていただいた御神符で、

    ・カマドの上(現今はガスの元栓)にまつれば火難をまぬがれる
    ・門口にまつれば盗難を防ぎ懐中して飛行機、船にのれば、船酔い災難をまぬがれる
    ・病人の床にしけば、病気平癒となる
    今日当社で、神前結婚式の誓詞の裏に貼布しているのも右の故事によるものである。
    敬白
    熊野本宮大社

  • 【牛王宝印の昔の原版】です。<br />こちらは、牛王宝印の昔の原版です。<br />和歌山県立博物館に展示されていたものです。 <br />

    【牛王宝印の昔の原版】です。
    こちらは、牛王宝印の昔の原版です。
    和歌山県立博物館に展示されていたものです。 

    和歌山県立博物館 美術館・博物館

  • 【黎明殿拝殿(れいめいでんはいでん)】<br />『神門』の左にある『黎明殿拝殿』です。<br />太陽の化身である『八咫烏』を祀る社です。<br />間口が五間、奥行が四間の木造平屋建です。<br /><br />ストリートMAP<br />http://goo.gl/maps/2O9W

    【黎明殿拝殿(れいめいでんはいでん)】
    『神門』の左にある『黎明殿拝殿』です。
    太陽の化身である『八咫烏』を祀る社です。
    間口が五間、奥行が四間の木造平屋建です。

    ストリートMAP
    http://goo.gl/maps/2O9W

    熊野本宮大社 寺・神社・教会

  • 『黎明殿拝殿』の右横にある『八咫烏』です。<br />左にもあり、左は『八咫烏』の足元に『天・地・人』と書かれてあります。<br /><br />【神武天皇を救った八咫烏】<br />日本の初代天皇は古事記や日本書紀には『神武天皇』とされてます。<br /><br />その神武天皇が大和を征服して『橿原宮(かしはらじんぐう)』で即位するまでの経緯が『神武東征(じんむとうせい)』であり『古事記』などに記載されています。<br /><br />『神武東征(じんむとうせい)』の際に熊野にて『天照大神(あまてらすおおみかみ)』の使いとして『八咫烏』が表れ道案内をしたとされています。<br /><br />熊野は国生み神話の神々と密接な関係を持っているのも『熊野御幸(くまのごこう)』が盛んだったことと関係がありそうです。<br /><br />【熊野御幸の回数】<br />・宇多法皇1回<br />・花山法皇1回←牛馬童子のモデル<br />・白河上皇9回<br />・鳥羽上皇 21回または23回<br />・崇徳上皇1回<br />・後白河上皇 33回または34回<br />・後鳥羽上皇 28回<br />・後嵯峨上皇 2回<br />・亀山上皇1回

    『黎明殿拝殿』の右横にある『八咫烏』です。
    左にもあり、左は『八咫烏』の足元に『天・地・人』と書かれてあります。

    【神武天皇を救った八咫烏】
    日本の初代天皇は古事記や日本書紀には『神武天皇』とされてます。

    その神武天皇が大和を征服して『橿原宮(かしはらじんぐう)』で即位するまでの経緯が『神武東征(じんむとうせい)』であり『古事記』などに記載されています。

    『神武東征(じんむとうせい)』の際に熊野にて『天照大神(あまてらすおおみかみ)』の使いとして『八咫烏』が表れ道案内をしたとされています。

    熊野は国生み神話の神々と密接な関係を持っているのも『熊野御幸(くまのごこう)』が盛んだったことと関係がありそうです。

    【熊野御幸の回数】
    ・宇多法皇1回
    ・花山法皇1回←牛馬童子のモデル
    ・白河上皇9回
    ・鳥羽上皇 21回または23回
    ・崇徳上皇1回
    ・後白河上皇 33回または34回
    ・後鳥羽上皇 28回
    ・後嵯峨上皇 2回
    ・亀山上皇1回

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  • 【大黒石】<br />『黎明殿拝殿』の手前、<br />右側に『亀石』、左側に『大黒石』があります。<br /><br />なんと『大黒石』に触ると金運が上がりガッポガッポ・・<br />向かいにある『亀石』に触ると長寿が叶うらしいですが。<br />両方とも、触るの忘れました〜

    【大黒石】
    『黎明殿拝殿』の手前、
    右側に『亀石』、左側に『大黒石』があります。

    なんと『大黒石』に触ると金運が上がりガッポガッポ・・
    向かいにある『亀石』に触ると長寿が叶うらしいですが。
    両方とも、触るの忘れました〜

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  • 【熊野本宮大社】<br />『黎明殿拝殿』の西側から見上げた図。

    【熊野本宮大社】
    『黎明殿拝殿』の西側から見上げた図。

  • 【八咫烏ポスト】<br />八咫烏ポストだけに、黒いポストです。<br />黒いポストは全国探せどもここだけでは?<br />(調べてませんが・・)<br />上に『八咫烏』が乗っていてます。<br /><br />社務所で本宮地域の伝統的な和紙『音無紙』で作られたはがきが販売されています。そのはがきでポストから投函することができます。<br />記念の八咫スタンプを押印してくれるようです。<br /><br />まあ、それよりも個人的には『音無紙』で作られた『牛王宝印』をおすすめします。<br /><br /><br />ストリートMAP<br />http://goo.gl/maps/emrdm

    【八咫烏ポスト】
    八咫烏ポストだけに、黒いポストです。
    黒いポストは全国探せどもここだけでは?
    (調べてませんが・・)
    上に『八咫烏』が乗っていてます。

    社務所で本宮地域の伝統的な和紙『音無紙』で作られたはがきが販売されています。そのはがきでポストから投函することができます。
    記念の八咫スタンプを押印してくれるようです。

    まあ、それよりも個人的には『音無紙』で作られた『牛王宝印』をおすすめします。


    ストリートMAP
    http://goo.gl/maps/emrdm

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  • 【八咫烏ポスト立札】<br />普通に毎日収集されるポストのようです。<br />

    【八咫烏ポスト立札】
    普通に毎日収集されるポストのようです。

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  • 【八咫烏(やたがらす)】<br />ポストの上の三本足のカラスです。<br />熊野本宮大社では、八咫烏の三本の足はそれぞれ<br />・天(神)<br />・地(自然)<br />・人<br />を表し、神と自然と人が同じ太陽(烏の体)から生まれた兄弟であることを示しています。<br />(他にも諸説あります。)<br /><br />日本サッカー協会(JFA)のシンボルも八咫烏でしたね。

    【八咫烏(やたがらす)】
    ポストの上の三本足のカラスです。
    熊野本宮大社では、八咫烏の三本の足はそれぞれ
    ・天(神)
    ・地(自然)
    ・人
    を表し、神と自然と人が同じ太陽(烏の体)から生まれた兄弟であることを示しています。
    (他にも諸説あります。)

    日本サッカー協会(JFA)のシンボルも八咫烏でしたね。

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  • 【祓殿王子社へ】はらいどおうじ。『祓戸』との表記も多いです。<br />・田辺(口熊野)側から『発心門王子』を経由して『本宮』に入る『中辺路』は、<br />本宮の裏手にあります。<br /><br />・その『本宮』の直前の最も近い『九十九王子』が『祓殿王子』です。<br />(注)『祓殿王子(はらいどおおじ)』は『祓戸王子(はらいどおおじ)』とも記され、史料により表記がまちまちです。<br /><br />・本宮の裏の鳥居から50mほど中辺路を歩いたところにあります。<br /><br />【観光ポイント】<br />『祓殿王子』は、本宮の裏手(北側)で近いのでついでに観光をおすすめします。<br />多くの方は、見てません。<br /><br />『祓殿王子』へ行ってみます。

    【祓殿王子社へ】はらいどおうじ。『祓戸』との表記も多いです。
    ・田辺(口熊野)側から『発心門王子』を経由して『本宮』に入る『中辺路』は、
    本宮の裏手にあります。

    ・その『本宮』の直前の最も近い『九十九王子』が『祓殿王子』です。
    (注)『祓殿王子(はらいどおおじ)』は『祓戸王子(はらいどおおじ)』とも記され、史料により表記がまちまちです。

    ・本宮の裏の鳥居から50mほど中辺路を歩いたところにあります。

    【観光ポイント】
    『祓殿王子』は、本宮の裏手(北側)で近いのでついでに観光をおすすめします。
    多くの方は、見てません。

    『祓殿王子』へ行ってみます。

  • 【煌めく千木(ちぎ)】<br />本殿が平成23年の台風による被害で長い期間修復工事をしてましたが、平成26年3月に無事に修復されてます。<br />千木も煌めいてます。<br /><br />【御朱印帳表紙の・・】<br />御朱印帳の表紙の刺繍はこれのようです。

    【煌めく千木(ちぎ)】
    本殿が平成23年の台風による被害で長い期間修復工事をしてましたが、平成26年3月に無事に修復されてます。
    千木も煌めいてます。

    【御朱印帳表紙の・・】
    御朱印帳の表紙の刺繍はこれのようです。

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  • 【本宮の裏の鳥居と熊野古道中辺路】<br />裏の鳥居に向かって歩いてます。<br />黄色い矢印は、実際の熊野古道です。<br />まあ、小さなことですが、ここが熊野古道であることを知らない人がほとんどです。<br />私も知りませんでしたが、相方がここ地元の友人と歩いて教えてもらったそうです。<br /><br />裏鳥居を抜けて50mほどで『祓戸王子』があるので行ってみます。<br /><br /><br />ストリートMAP<br />http://goo.gl/maps/9mg5i

    【本宮の裏の鳥居と熊野古道中辺路】
    裏の鳥居に向かって歩いてます。
    黄色い矢印は、実際の熊野古道です。
    まあ、小さなことですが、ここが熊野古道であることを知らない人がほとんどです。
    私も知りませんでしたが、相方がここ地元の友人と歩いて教えてもらったそうです。

    裏鳥居を抜けて50mほどで『祓戸王子』があるので行ってみます。


    ストリートMAP
    http://goo.gl/maps/9mg5i

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  • 【鳥居を抜けて振り向いて撮影】<br />鳥居を抜けて振り向いて撮影してます。<br /><br />なんと、熊野古道(中辺路)の部分だけポッカリ歩けるようになっています。<br /><br />こだわって、熊野古道を歩くか、裏鳥居をくぐるか悩みどころです。(笑)

    【鳥居を抜けて振り向いて撮影】
    鳥居を抜けて振り向いて撮影してます。

    なんと、熊野古道(中辺路)の部分だけポッカリ歩けるようになっています。

    こだわって、熊野古道を歩くか、裏鳥居をくぐるか悩みどころです。(笑)

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  • 【祓戸(祓殿)王子到着】いずれも『はらいど』と読みます。<br />(祓殿をはらいどのと読むこともあります。)<br /><br />【潔斎所の役割を担っていた王子】<br />本宮大社の旧社地(大斎原)まで数百メートルですが、ここは参詣の直前に身を清めるいわゆる『潔斎所』であった場所です。<br />『お祓い』をしていたのではないでしょうか。<br />そのため『祓戸・祓殿』だったのでしょう。<br /><br />(参考)写真右下<br />【祓殿王子跡】の看板の記載です。<br />前世と現世に心身に積もった汚れを祓い清め、日本第一の霊験をもって知られる熊野三所権現の神威にすがって、祈願し、生命力を蘇られることを目的とする熊野参詣では、禊ぎや祓いが重視された。<br /><br />中でもこの王子での祓いは、熊野本宮参詣の前に行うもので、これまでの道中での祓いにも増して重要であった。<br /><br />天仁二年(1109)に貴族・藤原宗忠(1062〜1141)は、水呑王子に参拝したのち野路をたどり、祓いを済ませてから本宮の宿所に入って、翌日の参拝に備えた。<br /><br />また、およそ百年後の建仁元年(1201)に和歌の講師として熊野御幸に供奉した貴族・藤原定家(1162〜1241)は、この王子近くの地蔵堂で後鳥羽上皇の一行を待ち、本宮の神前に向かった。<br /><br />和歌山県<br /><br />

    【祓戸(祓殿)王子到着】いずれも『はらいど』と読みます。
    (祓殿をはらいどのと読むこともあります。)

    【潔斎所の役割を担っていた王子】
    本宮大社の旧社地(大斎原)まで数百メートルですが、ここは参詣の直前に身を清めるいわゆる『潔斎所』であった場所です。
    『お祓い』をしていたのではないでしょうか。
    そのため『祓戸・祓殿』だったのでしょう。

    (参考)写真右下
    【祓殿王子跡】の看板の記載です。
    前世と現世に心身に積もった汚れを祓い清め、日本第一の霊験をもって知られる熊野三所権現の神威にすがって、祈願し、生命力を蘇られることを目的とする熊野参詣では、禊ぎや祓いが重視された。

    中でもこの王子での祓いは、熊野本宮参詣の前に行うもので、これまでの道中での祓いにも増して重要であった。

    天仁二年(1109)に貴族・藤原宗忠(1062〜1141)は、水呑王子に参拝したのち野路をたどり、祓いを済ませてから本宮の宿所に入って、翌日の参拝に備えた。

    また、およそ百年後の建仁元年(1201)に和歌の講師として熊野御幸に供奉した貴族・藤原定家(1162〜1241)は、この王子近くの地蔵堂で後鳥羽上皇の一行を待ち、本宮の神前に向かった。

    和歌山県

    祓所王子跡 名所・史跡

  • 【伏拝王子(ふしおがみおおじ)から望む大斎原(おおゆのはら)】<br />祓戸王子(祓殿王子)のもう一つ手前の『伏拝王子(ふしおがみおおじ)』から見た『大斎原(おおゆのはら)』です。<br /><br />【感動! ひれ伏し拝んだ場所】<br />熊野詣をした昔の人々は、ここ『伏拝王子』の高台から、『大斎原』の大鳥居や、以前ここにあった『熊野本宮大社』を眺めて、感動してひれ伏し拝んだといいます。<br /><br />【和泉式部祈願塔】<br />写真右下は『伏拝王子』近くにある『和泉式部』祈願塔です。<br />浄不浄も関係なく『本宮』に参詣できますとここで『熊野比丘尼』らが和泉式部を例にあげて説明していたのでしょう。<br /><br /><br />【相方の写真】<br />この写真は相方が9月15日に友人らと、『発心門王子』から『本宮』まで歩いたときの写真です。(今回の写真ではありません。)<br /><br />この景色も有名なので載せておきました。<br /><br />『発心門王子』〜『本宮』は、<br />歩行距離:6.9km 歩行時間:2時間 所要時間:約3時間<br />本宮からバスで発心門王子まで行きそこから歩いて本宮に戻ってきます。

    【伏拝王子(ふしおがみおおじ)から望む大斎原(おおゆのはら)】
    祓戸王子(祓殿王子)のもう一つ手前の『伏拝王子(ふしおがみおおじ)』から見た『大斎原(おおゆのはら)』です。

    【感動! ひれ伏し拝んだ場所】
    熊野詣をした昔の人々は、ここ『伏拝王子』の高台から、『大斎原』の大鳥居や、以前ここにあった『熊野本宮大社』を眺めて、感動してひれ伏し拝んだといいます。

    【和泉式部祈願塔】
    写真右下は『伏拝王子』近くにある『和泉式部』祈願塔です。
    浄不浄も関係なく『本宮』に参詣できますとここで『熊野比丘尼』らが和泉式部を例にあげて説明していたのでしょう。


    【相方の写真】
    この写真は相方が9月15日に友人らと、『発心門王子』から『本宮』まで歩いたときの写真です。(今回の写真ではありません。)

    この景色も有名なので載せておきました。

    『発心門王子』〜『本宮』は、
    歩行距離:6.9km 歩行時間:2時間 所要時間:約3時間
    本宮からバスで発心門王子まで行きそこから歩いて本宮に戻ってきます。

  • 【熊野本宮の参道】<br />熊野本宮の参道の石段をくだっています。<br /><br />【大斎原(おおゆのはら)へ】<br />祓戸(祓殿)王子まで足を延ばして見学したあとは、『大斎原(おおゆのはら)』に向かいます。歩いて5〜8分ぐらいで着きます。

    【熊野本宮の参道】
    熊野本宮の参道の石段をくだっています。

    【大斎原(おおゆのはら)へ】
    祓戸(祓殿)王子まで足を延ばして見学したあとは、『大斎原(おおゆのはら)』に向かいます。歩いて5〜8分ぐらいで着きます。

    熊野本宮大社 寺・神社・教会

  • この鳥居を抜けて

    この鳥居を抜けて

    熊野本宮大社 寺・神社・教会

  • 矢印の通りに・・道路を渡り<br />大鳥居・大斎原(おおゆのはら)へ<br /><br />【旧社地 大斎原(おおゆのはら)へ】<br />『大斎原(おおゆのはら)』の途中の『産田社』と大斎原の一ヶ所『中四社』&amp;『下四社』である2基の石祠(せきし)を参って終わりです。<br />まあ実際に全て参っている人は少ないです。<br /><br />大斎原は、元々『熊野本宮大社』のあったところです。<br />大斎原の『中四社』と『下四社』は明治22年の水害で流されてしまいました。<br />ですからこの二つは石祠となっているのです。<br />『上四社』は無事水害を免れて、現在の高い場所に社殿を建立し移されました。<br /><br />【大鳥居】<br />でも、『大鳥居』は見ておきたいです。<br />『大斎原(おおゆのはら)』は『大鳥居』を見て終わる人も多いです。<br /><br /><br />ストリートMAP<br />http://goo.gl/maps/0hXKH

    矢印の通りに・・道路を渡り
    大鳥居・大斎原(おおゆのはら)へ

    【旧社地 大斎原(おおゆのはら)へ】
    『大斎原(おおゆのはら)』の途中の『産田社』と大斎原の一ヶ所『中四社』&『下四社』である2基の石祠(せきし)を参って終わりです。
    まあ実際に全て参っている人は少ないです。

    大斎原は、元々『熊野本宮大社』のあったところです。
    大斎原の『中四社』と『下四社』は明治22年の水害で流されてしまいました。
    ですからこの二つは石祠となっているのです。
    『上四社』は無事水害を免れて、現在の高い場所に社殿を建立し移されました。

    【大鳥居】
    でも、『大鳥居』は見ておきたいです。
    『大斎原(おおゆのはら)』は『大鳥居』を見て終わる人も多いです。


    ストリートMAP
    http://goo.gl/maps/0hXKH

  • 【大斎原(おおゆのはら)MAP】<br />参詣の流れを参考まで<br />・赤い矢印のように道路を渡り、まず『産田社』へ。<br />・その後『大鳥居』に向かって歩きます。<br />・『大鳥居』をくぐると右手に『手水場』。<br />・さらに『参道』を進むと、元々熊野本宮が建てられていた場所『大斎原』到着します。<br />・ここにはスタンプ台があります。<br />・そして『二つの祠』を参ってから『一遍上人の碑』へ。<br />・その後、大斎原の北東で熊野川を眺めたら『世界遺産熊野本宮館』を見学します。

    【大斎原(おおゆのはら)MAP】
    参詣の流れを参考まで
    ・赤い矢印のように道路を渡り、まず『産田社』へ。
    ・その後『大鳥居』に向かって歩きます。
    ・『大鳥居』をくぐると右手に『手水場』。
    ・さらに『参道』を進むと、元々熊野本宮が建てられていた場所『大斎原』到着します。
    ・ここにはスタンプ台があります。
    ・そして『二つの祠』を参ってから『一遍上人の碑』へ。
    ・その後、大斎原の北東で熊野川を眺めたら『世界遺産熊野本宮館』を見学します。

    旧社地 (大斎原) 名所・史跡

  • 【大斎原 産田社】<br />本宮大社から大斎原に向かう途中にある『産田社(うぶたしゃ)』です。<br />御祭神は伊邪那美命(イザナミノミコト)です。<br />本宮大社の末社にあたります。<br /><br />【子授け・安産】<br />『産田』だけに子授け・安産のご利益があります。<br /><br />【立札】<br />右の立札には『産守り(うぶまもり)』と書かれてあり、<br />以下の文が描かれてます。<br /><br />『八百万(やおよろず)の神々』をはじめ、総てを産みだされた『産土(うぶすな)の神』と仰がれる『産田社(うぶたしゃ)』に鎮まります『伊弉冉尊(いざなみのみこと)』の『荒御魂(あらみたま)』の御力(みちから)を受けられる『産守り』は、熊野本宮大社でお頒かちしております。』<br /><br />と。<br /><br />【産守り】<br />子授け・安産を祈願するときは、本宮で『産守り』を手に入れて『産田社』を参るのがよさそうです。<br /><br />【写真下】<br />『産田社』からみた『大鳥居』です。<br />

    【大斎原 産田社】
    本宮大社から大斎原に向かう途中にある『産田社(うぶたしゃ)』です。
    御祭神は伊邪那美命(イザナミノミコト)です。
    本宮大社の末社にあたります。

    【子授け・安産】
    『産田』だけに子授け・安産のご利益があります。

    【立札】
    右の立札には『産守り(うぶまもり)』と書かれてあり、
    以下の文が描かれてます。

    『八百万(やおよろず)の神々』をはじめ、総てを産みだされた『産土(うぶすな)の神』と仰がれる『産田社(うぶたしゃ)』に鎮まります『伊弉冉尊(いざなみのみこと)』の『荒御魂(あらみたま)』の御力(みちから)を受けられる『産守り』は、熊野本宮大社でお頒かちしております。』

    と。

    【産守り】
    子授け・安産を祈願するときは、本宮で『産守り』を手に入れて『産田社』を参るのがよさそうです。

    【写真下】
    『産田社』からみた『大鳥居』です。

    産田社 寺・神社・教会

  • では大鳥居に向かいます。<br />カメラは南を向いており逆光です。<br /><br />ストリートMAP<br />http://goo.gl/maps/tzO8I<br /><br />

    では大鳥居に向かいます。
    カメラは南を向いており逆光です。

    ストリートMAP
    http://goo.gl/maps/tzO8I

    旧社地 (大斎原) 名所・史跡

  • 【大斎原の大鳥居】<br />幅約42m、高さ約34m(33.9m)あります。<br />日本で最も高い鳥居のようです。<br />2000年5月11日(平成12年)に建てられてます。<br /><br />ちなみに高さランキング、<br />2位は、<br />『大神神社(おおみわじんじゃ)』<br />奈良県桜井市<br />32.2m 1986年(昭和61年)<br /><br />3位は、<br />『弥彦神社(やひこじんじゃ)』<br />新潟県弥彦村<br />30.2m 1982年(昭和57年)<br /><br />のようです。

    【大斎原の大鳥居】
    幅約42m、高さ約34m(33.9m)あります。
    日本で最も高い鳥居のようです。
    2000年5月11日(平成12年)に建てられてます。

    ちなみに高さランキング、
    2位は、
    『大神神社(おおみわじんじゃ)』
    奈良県桜井市
    32.2m 1986年(昭和61年)

    3位は、
    『弥彦神社(やひこじんじゃ)』
    新潟県弥彦村
    30.2m 1982年(昭和57年)

    のようです。

    旧社地 (大斎原) 名所・史跡

  • 巨大な『大鳥居』を今からくぐります。<br />額束上部に八咫烏(ヤタガラス)の紋が見えます。

    巨大な『大鳥居』を今からくぐります。
    額束上部に八咫烏(ヤタガラス)の紋が見えます。

    旧社地 (大斎原) 名所・史跡

  • 【手水舎】<br />巨大な『大鳥居』をくぐると右手に手水舎があります。

    【手水舎】
    巨大な『大鳥居』をくぐると右手に手水舎があります。

    旧社地 (大斎原) 名所・史跡

  • こんなものも。

    こんなものも。

    旧社地 (大斎原) 名所・史跡

  • 【御神水】<br />地上の水の元となる雲や雨を司る神様が龍(龍神)なんですね。<br />その龍神様から出る水は『御神水』ということです。<br /><br />参考まで<br />【一般的手順】Wikipediaより<br />・最初に一礼<br />・右手で柄杓を取り最初に左手を清める。<br />・柄杓を左手に持ち替えて右手を清める。<br />・右手にその柄杓を持ち替え、左の手のひらに少量の水を溜めて<br />その水を口に含み、音を立てずにすすいで口を清める。<br />(柄杓に直接口をつけない)<br />・左手で口元を隠してそっと吐き出す。<br />・左手をもう一度清め、柄の首を片手で持ち、やや立てるように傾け、残った水が柄の部分を洗うように手を使い流す。<br />・柄杓を元の位置に静かに戻す。<br />・一礼をしてお清めは終了です。<br /><br />柄杓の水も最初のひとすくいだけで完結するのが理想のようです。<br />一連の動作をしなやかにすればいいのが日本の作法なんでしょうね。<br /><br />イスタンブールのモスクに入るときに、現地の方は大量の水で足までしっかりと洗い清めるのとは、かなり違います。(笑)<br />

    【御神水】
    地上の水の元となる雲や雨を司る神様が龍(龍神)なんですね。
    その龍神様から出る水は『御神水』ということです。

    参考まで
    【一般的手順】Wikipediaより
    ・最初に一礼
    ・右手で柄杓を取り最初に左手を清める。
    ・柄杓を左手に持ち替えて右手を清める。
    ・右手にその柄杓を持ち替え、左の手のひらに少量の水を溜めて
    その水を口に含み、音を立てずにすすいで口を清める。
    (柄杓に直接口をつけない)
    ・左手で口元を隠してそっと吐き出す。
    ・左手をもう一度清め、柄の首を片手で持ち、やや立てるように傾け、残った水が柄の部分を洗うように手を使い流す。
    ・柄杓を元の位置に静かに戻す。
    ・一礼をしてお清めは終了です。

    柄杓の水も最初のひとすくいだけで完結するのが理想のようです。
    一連の動作をしなやかにすればいいのが日本の作法なんでしょうね。

    イスタンブールのモスクに入るときに、現地の方は大量の水で足までしっかりと洗い清めるのとは、かなり違います。(笑)

    旧社地 (大斎原) 名所・史跡

  • 【世界遺産】<br />『熊野本宮大社』と『旧社地 大斎原』が世界遺産であることを説明しています。

    【世界遺産】
    『熊野本宮大社』と『旧社地 大斎原』が世界遺産であることを説明しています。

    旧社地 (大斎原) 名所・史跡

  • 鳥居をくぐり抜けて、振り向いて撮影です。<br />太陽を背にして順光になったので、青空が拝めます。

    鳥居をくぐり抜けて、振り向いて撮影です。
    太陽を背にして順光になったので、青空が拝めます。

    旧社地 (大斎原) 名所・史跡

  • 近くで見ると確かに巨大な鳥居です。

    近くで見ると確かに巨大な鳥居です。

  • 【参道】<br />鳥居の奥に行きます。<br />参道を進みます。

    【参道】
    鳥居の奥に行きます。
    参道を進みます。

    旧社地 (大斎原) 名所・史跡

  • 奥の空き地に見える部分が明治の水害前まで熊野本宮大社が建っていた場所です。<br />ここが、パワースポットという方も多いです。<br />

    奥の空き地に見える部分が明治の水害前まで熊野本宮大社が建っていた場所です。
    ここが、パワースポットという方も多いです。

    旧社地 (大斎原) 名所・史跡

  • 【スタンプ台】<br />ここにもスタンプ台があります。<br />スタンプラリーをしている方はお忘れなく〜

    【スタンプ台】
    ここにもスタンプ台があります。
    スタンプラリーをしている方はお忘れなく〜

    旧社地 (大斎原) 名所・史跡

  • 【熊野坐神社(くまのにますじんじゃ)旧社 水害前の絵図】<br />熊野本宮大社は、1889年(明治22年8月)の大洪水で流されるまでは、熊野川の中洲にあり、その時は『熊野坐神社(くまのにますじんじゃ)』と呼ばれてました。<br />大洪水により十二所権現のうち上四社を除く全てが流出してしまいました。<br />現在はダムで熊野川の水量が減っているので中州のようには見えません。<br /><br />下の写真は水害前の絵図を大きくしてます。

    【熊野坐神社(くまのにますじんじゃ)旧社 水害前の絵図】
    熊野本宮大社は、1889年(明治22年8月)の大洪水で流されるまでは、熊野川の中洲にあり、その時は『熊野坐神社(くまのにますじんじゃ)』と呼ばれてました。
    大洪水により十二所権現のうち上四社を除く全てが流出してしまいました。
    現在はダムで熊野川の水量が減っているので中州のようには見えません。

    下の写真は水害前の絵図を大きくしてます。

    旧社地 (大斎原) 名所・史跡

  • 【上の写真】が現在の大斎原です。<br />グーグルアースより切り取ってみました。<br /><br />【中央の写真】は昔の熊野本宮大社のイメージを作製してみました。<br /><br />【下の写真】は『熊野本宮参詣曼荼羅』で、昔からあったものではなく昔からあった『那智参詣曼荼羅』を真似て、世界遺産熊野絵解き図制作委員会が作成されたものです。これは『世界遺産熊野本宮館』で見ることができます。<br />最後の方で少し解説をします。<br /><br />『世界遺産熊野本宮館』は、『産田社』の後ろあたりですからついでに覗くことができます。最後に寄ります。

    【上の写真】が現在の大斎原です。
    グーグルアースより切り取ってみました。

    【中央の写真】は昔の熊野本宮大社のイメージを作製してみました。

    【下の写真】は『熊野本宮参詣曼荼羅』で、昔からあったものではなく昔からあった『那智参詣曼荼羅』を真似て、世界遺産熊野絵解き図制作委員会が作成されたものです。これは『世界遺産熊野本宮館』で見ることができます。
    最後の方で少し解説をします。

    『世界遺産熊野本宮館』は、『産田社』の後ろあたりですからついでに覗くことができます。最後に寄ります。

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  • 【旧社地 大斎原の2基の石祠へ】<br />ほとんど人がいませんでした。<br />やはり、ここまで訪れる方は少ないようです。<br />やや右に祠が見えています。<br />

    【旧社地 大斎原の2基の石祠へ】
    ほとんど人がいませんでした。
    やはり、ここまで訪れる方は少ないようです。
    やや右に祠が見えています。

    旧社地 (大斎原) 名所・史跡

  • 祠に近づきます。<br />すでに参られた方でしょうか。<br />人がいました。<br /><br />【イチイの木】<br />見えている木はイチイの木です。<br />大斎原のこの地にはかつて昔にも巨大なイチイの木があり、その木に神が宿ったのが熊野本宮大社の始まりといわれてます。<br />

    祠に近づきます。
    すでに参られた方でしょうか。
    人がいました。

    【イチイの木】
    見えている木はイチイの木です。
    大斎原のこの地にはかつて昔にも巨大なイチイの木があり、その木に神が宿ったのが熊野本宮大社の始まりといわれてます。

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  • 【2基の石祠】<br />かつて熊野本宮大社が在ったこの大斎原に、二基の石祠が建てられてます。<br />(写真下中央)<br />西側(左側)は、『中四社下四社』が、<br />東側(右側)には『境内摂末社』の御神霊が祀られています。<br /><br /><br />参考まで<br />【中四社】<br />第五殿 忍穂耳命<br />第六殿 瓊々杵命<br />第七殿 彦穂々出見命<br />第八殿 鵜茅草葺不合命<br /><br />【下四社】<br />第九殿 軻遇突智命<br />第十殿 埴山姫命<br />第十一殿 彌都波能売命<br />第十二殿 稚産霊命<br /><br />ほとんど読めません。<br />第一殿〜第十二殿までの神を総称して『熊野十二所権現』と言います。<br /><br />

    【2基の石祠】
    かつて熊野本宮大社が在ったこの大斎原に、二基の石祠が建てられてます。
    (写真下中央)
    西側(左側)は、『中四社下四社』が、
    東側(右側)には『境内摂末社』の御神霊が祀られています。


    参考まで
    【中四社】
    第五殿 忍穂耳命
    第六殿 瓊々杵命
    第七殿 彦穂々出見命
    第八殿 鵜茅草葺不合命

    【下四社】
    第九殿 軻遇突智命
    第十殿 埴山姫命
    第十一殿 彌都波能売命
    第十二殿 稚産霊命

    ほとんど読めません。
    第一殿〜第十二殿までの神を総称して『熊野十二所権現』と言います。

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  • 大斎原西側奥から振り向いて撮影してます。<br />左側に祠が見えます。<br />

    大斎原西側奥から振り向いて撮影してます。
    左側に祠が見えます。

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  • 【一遍上人神勅名号碑】<br />最初にも出てきた写真です。<br />大斎原(おおゆのはら)にある一遍上人の碑です。<br />『一遍上人神勅名号碑』といいます。<br />昭和46年に時宗寺院の手によって建てられました。<br />『南無阿弥陀仏』と刻まれてます。<br />これは、一遍上人の字です。通称くるくる文字。<br />実際には一遍上人は立っておりません。イメージです。<br /><br />ストリートMAP<br />http://goo.gl/maps/LMJt4

    【一遍上人神勅名号碑】
    最初にも出てきた写真です。
    大斎原(おおゆのはら)にある一遍上人の碑です。
    『一遍上人神勅名号碑』といいます。
    昭和46年に時宗寺院の手によって建てられました。
    『南無阿弥陀仏』と刻まれてます。
    これは、一遍上人の字です。通称くるくる文字。
    実際には一遍上人は立っておりません。イメージです。

    ストリートMAP
    http://goo.gl/maps/LMJt4

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  • 参考まで<br />【一遍上人神勅名号碑 記載文】<br />一遍上人は伊予国の豪族河野通広の第二子として<br />延応元年紀元一八九九年道後に誕生し<br />童にして仏門に入り幼名『松寿丸』ついて随緑のち『智真』と改名<br /><br />苦修練行すること多年学解進み<br />浄教の奥旨を極めたが猶意満たざるものあり<br /><br />諸国の名社聖佛に巡礼して祈誓し<br />最後に文永十一年(紀元一九三四年)<br />熊野本宮証誠殿に祈念し百日の参籠の誠を捧げ大神の霊告を感得して<br />その證成を受け遂に獨一念佛を開顕し<br />熊野の本地は弥陀の信仰より之を弥陀直授の神勅相承と呼ばれる。<br /><br />之上人成道の聖節にして名を改めて一遍と称し<br />遊行賦算を本宮より始め南は鹿児島北は陸中岩手まで四十ヶ国に及ひ<br />悩める者を助け病める者を救ひ民衆に和と慈愛の心を説き<br />社会福祉社会教化につとめ<br />神勅遊行賦算の途正応二年紀元一九四九年齢五十一才にして<br />神戸兵庫に於て身に唯衣一つにて往生せらる。<br /><br />わか化導は「一期はかりそ」と言はれ<br />自坊もなく宗派を形成することもなく遷化され後世時宗の開祖とならる。<br /><br />時宗獨一念仏開顕の源泉たる熊野本宮の聖地に一遍上人の聖徳を偲ひ<br />今日上人真筆の名号碑を建立<br /><br />熊野大神の御神意を敬仰し念佛の衆徒を初め<br />信不信を問はす謹みて神勅獨一念佛の功徳を念願するものなり<br /><br />敬白<br /><br />昭和四拾六年四月拾四日<br />熊野別当三十四代<br />九鬼宗隆撰<br />永田鱗谷書

    参考まで
    【一遍上人神勅名号碑 記載文】
    一遍上人は伊予国の豪族河野通広の第二子として
    延応元年紀元一八九九年道後に誕生し
    童にして仏門に入り幼名『松寿丸』ついて随緑のち『智真』と改名

    苦修練行すること多年学解進み
    浄教の奥旨を極めたが猶意満たざるものあり

    諸国の名社聖佛に巡礼して祈誓し
    最後に文永十一年(紀元一九三四年)
    熊野本宮証誠殿に祈念し百日の参籠の誠を捧げ大神の霊告を感得して
    その證成を受け遂に獨一念佛を開顕し
    熊野の本地は弥陀の信仰より之を弥陀直授の神勅相承と呼ばれる。

    之上人成道の聖節にして名を改めて一遍と称し
    遊行賦算を本宮より始め南は鹿児島北は陸中岩手まで四十ヶ国に及ひ
    悩める者を助け病める者を救ひ民衆に和と慈愛の心を説き
    社会福祉社会教化につとめ
    神勅遊行賦算の途正応二年紀元一九四九年齢五十一才にして
    神戸兵庫に於て身に唯衣一つにて往生せらる。

    わか化導は「一期はかりそ」と言はれ
    自坊もなく宗派を形成することもなく遷化され後世時宗の開祖とならる。

    時宗獨一念仏開顕の源泉たる熊野本宮の聖地に一遍上人の聖徳を偲ひ
    今日上人真筆の名号碑を建立

    熊野大神の御神意を敬仰し念佛の衆徒を初め
    信不信を問はす謹みて神勅獨一念佛の功徳を念願するものなり

    敬白

    昭和四拾六年四月拾四日
    熊野別当三十四代
    九鬼宗隆撰
    永田鱗谷書

  • 【保元の乱を予言した熊野の神】<br />21回熊野御幸をした鳥羽上皇の話です。<br />鳥羽上皇(1103〜56)はこの地で、手のひらを返される不吉な体験をしました。<br />すぐに巫女に占わせると『来年秋に崩御され、その後手のひらを返すようなことが起きる。』と予言したのです。<br />予言通り鳥羽上皇は崩御して『保元の乱(ほうげんのらん)』が始まったということです。

    【保元の乱を予言した熊野の神】
    21回熊野御幸をした鳥羽上皇の話です。
    鳥羽上皇(1103〜56)はこの地で、手のひらを返される不吉な体験をしました。
    すぐに巫女に占わせると『来年秋に崩御され、その後手のひらを返すようなことが起きる。』と予言したのです。
    予言通り鳥羽上皇は崩御して『保元の乱(ほうげんのらん)』が始まったということです。

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  • 【熊野川 : 川の熊野古道】<br />『大斎原』の東には現在も熊野川が流れているのを見ることができます。<br />この熊野川を船で下ると下流の河口部に『熊野速玉大社』があります。<br />もう少し下流からですが、実際に舟下りもできます。<br /><br /><br />熊野川川舟センター『川下り』HP<br />http://kawabune.info/

    【熊野川 : 川の熊野古道】
    『大斎原』の東には現在も熊野川が流れているのを見ることができます。
    この熊野川を船で下ると下流の河口部に『熊野速玉大社』があります。
    もう少し下流からですが、実際に舟下りもできます。


    熊野川川舟センター『川下り』HP
    http://kawabune.info/

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  • 周りには・・・<br />ススキがなびいてました。

    周りには・・・
    ススキがなびいてました。

    旧社地 (大斎原) 名所・史跡

  • 【大斎原の土手】パノラマ<br />右に大鳥居が見えます。<br />左には熊野川が流れてます。<br />バスが見えるのは、この中州が一般駐車場になっているからです。<br />

    【大斎原の土手】パノラマ
    右に大鳥居が見えます。
    左には熊野川が流れてます。
    バスが見えるのは、この中州が一般駐車場になっているからです。

    旧社地 (大斎原) 名所・史跡

  • パノラマを縦にしてます。<br /><br />「世界遺産熊野本宮館』の裏の土手からの風景です。

    パノラマを縦にしてます。

    「世界遺産熊野本宮館』の裏の土手からの風景です。

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  • 【世界遺産熊野本宮館】<br />もう少しで集合時間です。世界遺産熊野本宮館を少し見て観光は終わりです。<br />本当は、この『世界遺産熊野本宮館』に、『熊野御幸』や『一遍上人』『熊野比丘尼』関連のものが展示され説明があるのですが時間が無くゆっくり見れませんでした。<br /><br />【山伏】<br />熊野三山は修験道の聖地とされ、山伏たちの修行・信仰の中心として崇められました。<br />全国を渡り歩いた山伏たちによって、全国各地に『熊野神社』が建てられています。<br /><br /><br />世界遺産熊野本宮館HP<br />http://www.city.tanabe.lg.jp/hongukan/

    【世界遺産熊野本宮館】
    もう少しで集合時間です。世界遺産熊野本宮館を少し見て観光は終わりです。
    本当は、この『世界遺産熊野本宮館』に、『熊野御幸』や『一遍上人』『熊野比丘尼』関連のものが展示され説明があるのですが時間が無くゆっくり見れませんでした。

    【山伏】
    熊野三山は修験道の聖地とされ、山伏たちの修行・信仰の中心として崇められました。
    全国を渡り歩いた山伏たちによって、全国各地に『熊野神社』が建てられています。


    世界遺産熊野本宮館HP
    http://www.city.tanabe.lg.jp/hongukan/

    世界遺産熊野本宮館 美術館・博物館

  • 【熊野本宮参詣曼荼羅】<br />『世界遺産熊野本宮館』にある『熊野本宮参詣曼荼羅』です。<br />元々、『熊野本宮』の『参詣曼荼羅』はありませんでした。<br />これは、実際にあった『那智参詣曼荼羅』をもじって熊野本宮のも作ったので、最近作られたものです。『熊野絵解き図制作委員会』が作成したものです。<br />中央の中州の『大斎原』には右上に『大鳥居』と中州中央に『熊野本宮大社』が見えます。

    【熊野本宮参詣曼荼羅】
    『世界遺産熊野本宮館』にある『熊野本宮参詣曼荼羅』です。
    元々、『熊野本宮』の『参詣曼荼羅』はありませんでした。
    これは、実際にあった『那智参詣曼荼羅』をもじって熊野本宮のも作ったので、最近作られたものです。『熊野絵解き図制作委員会』が作成したものです。
    中央の中州の『大斎原』には右上に『大鳥居』と中州中央に『熊野本宮大社』が見えます。

    世界遺産熊野本宮館 美術館・博物館

  • 【熊野本宮参詣曼荼羅】<br />本宮参詣曼荼羅をよく見ると色々なものが描かれてます。<br />いくつか紹介していきます。<br /><br />【牛馬童子】<br />左上に見えます。熊野古道のシンボル。<br /><br />【和泉式部】<br />中央上に『伏拝王子(ふしおがみおおじ)』で伏し拝む『和泉式部』が見えます。<br />不浄の代名詞のようにされてちょっと残念ですが、浄不浄を問わず受け入れる熊野の神様を説明するには打って付けだったのでしょう。<br /><br />【玉置神社(たまきじんじゃ)と役小角(えんのおづの)』<br />曼荼羅の右上に小さく見えます。<br />『玉置神社』は『大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)』の極めて重要な聖地で世界遺産のひとつです。<br />『大峯奥駈道』も道の世界遺産ですが、修験道の開祖『役小角(えんのおづの)』によって開かれた山岳信仰の聖なる道です。<br />修験道の修行の道です。<br />参詣道とは意味合いが違いますが『参詣道』として世界遺産に登録されています。<br /><br />【一遍上人】<br />中央下には、一遍上人が無理やり高僧に念仏札をわたすシーンが見えます。<br /><br />【小栗判官(餓鬼阿弥)が湯の峰温泉に連れていかてれているところ】<br />写真左下には、『小栗判官』の物語の1シーンが。<br /><br />地獄の餓鬼のような姿になった人(小栗判官)が、土車に引かれて湯の峰のつぼ湯に湯治のために連れて行かれているシーンです。<br /><br />後を追っているのは『照手姫(てるてひめ)』のようです。<br /><br />

    【熊野本宮参詣曼荼羅】
    本宮参詣曼荼羅をよく見ると色々なものが描かれてます。
    いくつか紹介していきます。

    【牛馬童子】
    左上に見えます。熊野古道のシンボル。

    【和泉式部】
    中央上に『伏拝王子(ふしおがみおおじ)』で伏し拝む『和泉式部』が見えます。
    不浄の代名詞のようにされてちょっと残念ですが、浄不浄を問わず受け入れる熊野の神様を説明するには打って付けだったのでしょう。

    【玉置神社(たまきじんじゃ)と役小角(えんのおづの)』
    曼荼羅の右上に小さく見えます。
    『玉置神社』は『大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)』の極めて重要な聖地で世界遺産のひとつです。
    『大峯奥駈道』も道の世界遺産ですが、修験道の開祖『役小角(えんのおづの)』によって開かれた山岳信仰の聖なる道です。
    修験道の修行の道です。
    参詣道とは意味合いが違いますが『参詣道』として世界遺産に登録されています。

    【一遍上人】
    中央下には、一遍上人が無理やり高僧に念仏札をわたすシーンが見えます。

    【小栗判官(餓鬼阿弥)が湯の峰温泉に連れていかてれているところ】
    写真左下には、『小栗判官』の物語の1シーンが。

    地獄の餓鬼のような姿になった人(小栗判官)が、土車に引かれて湯の峰のつぼ湯に湯治のために連れて行かれているシーンです。

    後を追っているのは『照手姫(てるてひめ)』のようです。

  • 【小栗判官と照手姫】<br />『小栗判官と照手姫の物語』を簡単に解説します。<br />私はこれにものめり込んでしまいました。(汗)<br /><br />『小栗判官』と『照手姫』が結ばれるまでも長い経緯があるのですが、そこはちょっと省略します。<br /><br />『小栗判官』と『照手姫』が勝手に結婚したのを怒った照手姫の親にあたる『横山』は『小栗判官』を『毒殺』しました。<br />『照手姫』は相模川に投げ込まれました。<br /><br />川から助けられた『照手姫』は美濃の青墓の遊女屋に売られるも、客を取るのをと拒み下働きとして生活することに。<br /><br />一方、毒殺された小栗判官は閻魔大王に同情されて現世に送り返されることになります。【写真右上】<br /><br /> 『小栗判官』の胸には『この者を熊野本宮の『湯の峰 』に入れて治療させてほしい』と書いた札が付けられました。<br /><br />送り返された場所は相模の藤沢にある時宗の総本山『清浄光寺(遊行寺)』藤沢の上人のもとに。<br /><br />小栗判官の姿は地獄の餓鬼そのものでした。<br />藤沢の上人は、餓鬼そっくりの小栗判官を『餓鬼阿弥陀仏』と名前を札に書き、さらに<br />『この者の車を一引き引いたは千僧供養 、二引き引いたは万僧供養 』<br />と書きたしました。<br /><br />木でできた簡単な土車つくって小栗判官を乗せて、 藤沢の上人が引きはじめると、たくさんの人々がこぞって引き始めたのです。<br /><br />そして、引き車に乗った小栗判官は熊野本宮の湯の峰をめざしました。<br />小栗判官とは気づかない横山の一味でさえも引きました。<br /><br />美濃の青墓を通ったときにも『照手姫』は遊女屋の主人の許可を五日間だけもらいこの車を引いたのです。これは毒殺された『小栗判官』の供養のためにです。<br /><br />まさか木の車に乗っているのが『小栗判官』の変わり果てた姿とも知らずにです。<br />『小栗判官』も『照手姫』とは気づいていないのです。<br /><br />『照手姫』は『湯の峰で元気になったら青墓の『常陸小萩』をお尋ね下さい』と札に書き添えたのです。『常陸小萩』は照手姫が『遊女屋』で下働きしていたときの名前です。【写真左上】<br /><br />【湯の峰温泉 つぼ湯】<br />『小栗判官』は、大くの人々に木の車を引かれて熊野本宮の湯の峰に向かったのです。湯の峰直前の土車が引けない場所では山伏らにおぶわれて。【写真右下】<br /><br />『小栗判官』は、湯の峰の『つぼ湯』で療養し少しずつ快復していきました。<br />やがて見事に元の身体に戻ったのです。<br />そして『照手姫』と再会して幸せに暮らしたという話です。<br /><br />どんな病(やまい)に伏せる人も受け入れてくれる熊野本宮 湯の峯(湯の峰温泉)は多くの人々を魅了しました。<br />この話は『一遍上人』が開いた浄土教 『時宗』の人々が広めたと言われてます。<br /><br />【参考図書】<br />漫画で手軽に読めるのに<br />■『説経 小栗判官 (ビームコミックス)』<br />があります。<br /><br />■『ミラクル絵巻で楽しむ「小栗判官と照手姫」』<br />という本もあります。<br />宮内庁三の丸尚蔵館の収蔵品として保管されていた美しい絵巻をその絵とともに分かりやすく解説しています。<br />

    【小栗判官と照手姫】
    『小栗判官と照手姫の物語』を簡単に解説します。
    私はこれにものめり込んでしまいました。(汗)

    『小栗判官』と『照手姫』が結ばれるまでも長い経緯があるのですが、そこはちょっと省略します。

    『小栗判官』と『照手姫』が勝手に結婚したのを怒った照手姫の親にあたる『横山』は『小栗判官』を『毒殺』しました。
    『照手姫』は相模川に投げ込まれました。

    川から助けられた『照手姫』は美濃の青墓の遊女屋に売られるも、客を取るのをと拒み下働きとして生活することに。

    一方、毒殺された小栗判官は閻魔大王に同情されて現世に送り返されることになります。【写真右上】

    『小栗判官』の胸には『この者を熊野本宮の『湯の峰 』に入れて治療させてほしい』と書いた札が付けられました。

    送り返された場所は相模の藤沢にある時宗の総本山『清浄光寺(遊行寺)』藤沢の上人のもとに。

    小栗判官の姿は地獄の餓鬼そのものでした。
    藤沢の上人は、餓鬼そっくりの小栗判官を『餓鬼阿弥陀仏』と名前を札に書き、さらに
    『この者の車を一引き引いたは千僧供養 、二引き引いたは万僧供養 』
    と書きたしました。

    木でできた簡単な土車つくって小栗判官を乗せて、 藤沢の上人が引きはじめると、たくさんの人々がこぞって引き始めたのです。

    そして、引き車に乗った小栗判官は熊野本宮の湯の峰をめざしました。
    小栗判官とは気づかない横山の一味でさえも引きました。

    美濃の青墓を通ったときにも『照手姫』は遊女屋の主人の許可を五日間だけもらいこの車を引いたのです。これは毒殺された『小栗判官』の供養のためにです。

    まさか木の車に乗っているのが『小栗判官』の変わり果てた姿とも知らずにです。
    『小栗判官』も『照手姫』とは気づいていないのです。

    『照手姫』は『湯の峰で元気になったら青墓の『常陸小萩』をお尋ね下さい』と札に書き添えたのです。『常陸小萩』は照手姫が『遊女屋』で下働きしていたときの名前です。【写真左上】

    【湯の峰温泉 つぼ湯】
    『小栗判官』は、大くの人々に木の車を引かれて熊野本宮の湯の峰に向かったのです。湯の峰直前の土車が引けない場所では山伏らにおぶわれて。【写真右下】

    『小栗判官』は、湯の峰の『つぼ湯』で療養し少しずつ快復していきました。
    やがて見事に元の身体に戻ったのです。
    そして『照手姫』と再会して幸せに暮らしたという話です。

    どんな病(やまい)に伏せる人も受け入れてくれる熊野本宮 湯の峯(湯の峰温泉)は多くの人々を魅了しました。
    この話は『一遍上人』が開いた浄土教 『時宗』の人々が広めたと言われてます。

    【参考図書】
    漫画で手軽に読めるのに
    ■『説経 小栗判官 (ビームコミックス)』
    があります。

    ■『ミラクル絵巻で楽しむ「小栗判官と照手姫」』
    という本もあります。
    宮内庁三の丸尚蔵館の収蔵品として保管されていた美しい絵巻をその絵とともに分かりやすく解説しています。

  • 【那智参詣曼荼羅】<br />『世界遺産熊野本宮館』にある『那智参詣曼荼羅』です。<br />『那智参詣曼荼羅』は、熊野比丘尼らが『熊野歓心十戒曼荼羅』と共に持ち歩いたもので、それと同じ絵が描かれています。<br />

    【那智参詣曼荼羅】
    『世界遺産熊野本宮館』にある『那智参詣曼荼羅』です。
    『那智参詣曼荼羅』は、熊野比丘尼らが『熊野歓心十戒曼荼羅』と共に持ち歩いたもので、それと同じ絵が描かれています。

    世界遺産熊野本宮館 美術館・博物館

  • 【速玉参詣曼荼羅】<br />こちらも、実際にあった『那智参詣曼荼羅』をもじって『速玉大社』のも作ったので、<br />最近作られたものです。<br /><br />【語り部による絵解き】<br />語り部がこれらの参詣曼荼羅図を使って、熊野三山それぞれの伝承や歴史を解説してくれることがあります。<br />イベントとして行っていますので興味のある方はその解説を聞くのも旅の楽しさが深まると思います。<br /><br /><br />世界遺産熊野本宮館HP<br />http://www.city.tanabe.lg.jp/hongukan/

    【速玉参詣曼荼羅】
    こちらも、実際にあった『那智参詣曼荼羅』をもじって『速玉大社』のも作ったので、
    最近作られたものです。

    【語り部による絵解き】
    語り部がこれらの参詣曼荼羅図を使って、熊野三山それぞれの伝承や歴史を解説してくれることがあります。
    イベントとして行っていますので興味のある方はその解説を聞くのも旅の楽しさが深まると思います。


    世界遺産熊野本宮館HP
    http://www.city.tanabe.lg.jp/hongukan/

    世界遺産熊野本宮館 美術館・博物館

  • 【記念写真】<br />『本宮』の観光時間は1時間30分なのでゆっくりは見ることができませんでしたが、一通り写真は撮れました。<br />相方も無事最後まで付いてきてくれました。(笑)<br />義父もお仲間が一緒で楽しかったようです。<br />これで、観光は終了です。<br />最後に本宮の鳥居前で全員で記念撮影をしてからバスに戻ります。<br />(集合写真も無料で後でいただきました。普通は有料が多いですがとにかくリーズナブルツアーでした。)<br /><br />【おみやげミニスーパー樹の里】<br />鳥居の西の駐車場にあるお土産物屋さん。<br />この奥に観光バスが駐車待機してます。<br />バスで帰路に就きます。<br />

    【記念写真】
    『本宮』の観光時間は1時間30分なのでゆっくりは見ることができませんでしたが、一通り写真は撮れました。
    相方も無事最後まで付いてきてくれました。(笑)
    義父もお仲間が一緒で楽しかったようです。
    これで、観光は終了です。
    最後に本宮の鳥居前で全員で記念撮影をしてからバスに戻ります。
    (集合写真も無料で後でいただきました。普通は有料が多いですがとにかくリーズナブルツアーでした。)

    【おみやげミニスーパー樹の里】
    鳥居の西の駐車場にあるお土産物屋さん。
    この奥に観光バスが駐車待機してます。
    バスで帰路に就きます。

  • 今回は日帰りで温泉も入りませんが熊野本宮大社から近い温泉を紹介しておきます。<br /><br />【熊野本宮大社から近い温泉】<br />■湯の峰温泉 6.1km 車で11分<br />■渡瀬(わたぜ)温泉 4.1Km 車で8分<br />■川湯温泉(仙人風呂) 4.4Km 車で7分<br /><br />『熊野本宮大社』から近い温泉は三か所ありますが、個人的には『小栗判官』も湯治したと伝えられる『つぼ湯』もある『湯の峰温泉』が泉質と温泉街の雰囲気とでおすすめです。<br />湯の峰温泉には行き方が2通り(黄色の矢印)ありますが、どちらも時間的に変わらないと思います。<br /><br />また、機会を作って温泉にも訪れたいと思います。 <br /><br /><br />熊野本宮温泉エリアMAP<br />http://www.hongu.jp/access/areamap/

    今回は日帰りで温泉も入りませんが熊野本宮大社から近い温泉を紹介しておきます。

    【熊野本宮大社から近い温泉】
    ■湯の峰温泉 6.1km 車で11分
    ■渡瀬(わたぜ)温泉 4.1Km 車で8分
    ■川湯温泉(仙人風呂) 4.4Km 車で7分

    『熊野本宮大社』から近い温泉は三か所ありますが、個人的には『小栗判官』も湯治したと伝えられる『つぼ湯』もある『湯の峰温泉』が泉質と温泉街の雰囲気とでおすすめです。
    湯の峰温泉には行き方が2通り(黄色の矢印)ありますが、どちらも時間的に変わらないと思います。

    また、機会を作って温泉にも訪れたいと思います。


    熊野本宮温泉エリアMAP
    http://www.hongu.jp/access/areamap/

    湯ノ峰温泉 つぼ湯 温泉

  • 【道の駅しらまの里】<br />『白馬の里』と書いて『しらまのさと』と読みます。<br />ここで1回トイレ休憩をして和歌山市内に戻ります。<br /><br /><br />ストリートMAP<br />http://goo.gl/maps/EeZId

    【道の駅しらまの里】
    『白馬の里』と書いて『しらまのさと』と読みます。
    ここで1回トイレ休憩をして和歌山市内に戻ります。


    ストリートMAP
    http://goo.gl/maps/EeZId

    道の駅 しらまの里 道の駅

  • 【有田みかん】<br />道の駅で販売されている『有田みかん』です。<br />購入してないのでわかりませんが、美味しい有田みかんは本当に美味しいのです。<br />本当に美味しい有田みかんは和歌山でも近所のスーパーなどには出回らないことが多いので残念です。<br /><br />【きいちゃん】<br />2015年紀の国わかやま国体のマスコットキャラクターが販売されてました。<br />このキャラは紀州犬をモチーフにしてます。<br />体の緑色のマークは、和歌山(WAKAYAMA)の頭文字Wと豊かな緑を表現してます。<br />ということで『きいちゃん』がいます。<br /><br />

    【有田みかん】
    道の駅で販売されている『有田みかん』です。
    購入してないのでわかりませんが、美味しい有田みかんは本当に美味しいのです。
    本当に美味しい有田みかんは和歌山でも近所のスーパーなどには出回らないことが多いので残念です。

    【きいちゃん】
    2015年紀の国わかやま国体のマスコットキャラクターが販売されてました。
    このキャラは紀州犬をモチーフにしてます。
    体の緑色のマークは、和歌山(WAKAYAMA)の頭文字Wと豊かな緑を表現してます。
    ということで『きいちゃん』がいます。

    道の駅 しらまの里 道の駅

  • 帰りのバスで『ジャンケンゲーム』。<br />私はさっさと負けて、『八咫烏(ヤタガラス)』の投げキッスをもらって戦線離脱。<br />相方と義父は最後の方まで勝ち進み、相方は写真の本を義父は扇子をゲットしました。勝率は良かったかもです。<br />八咫烏の投げキッスはいらなかったですが、色々楽しませてくれました。<br />楽しい1日を過ごすことができました。

    帰りのバスで『ジャンケンゲーム』。
    私はさっさと負けて、『八咫烏(ヤタガラス)』の投げキッスをもらって戦線離脱。
    相方と義父は最後の方まで勝ち進み、相方は写真の本を義父は扇子をゲットしました。勝率は良かったかもです。
    八咫烏の投げキッスはいらなかったですが、色々楽しませてくれました。
    楽しい1日を過ごすことができました。

  • 【参考図書】<br />今回和歌山に住んでいる地の利を活かして『和歌山県立図書館』を通いつめ、『熊野古道』を調べました。<br />写真は借りた本や購入した本です。<br /><br />【熊野ワールドを振り返って】<br />『熊野古道』は『熊野三山』の参詣路。<br />『熊野御幸』が繰り返され、やがては『蟻の熊野詣』と言われるまで、こぞって熊野詣が行われました。<br /><br />『信不信を選ばず、浄不浄を嫌わず」の『熊野三山』。<br />熊野権現からこのお告げを聞いて目覚めて、念仏を唱えながら全国を遊行した『一遍上人』。(ここで一遍にはまりました。はまり度★★★)<br /><br />『浄不浄を嫌わず』は『和泉式部』がPRレディーとされ、『熊野比丘尼』らに語られることとなりました。(ここで熊野比丘尼に興味を惹かれました。はまり度★★★)<br /><br />熊野三山から送り出された『熊野比丘尼』らは、『熊野観心十界曼荼羅』などを持って、熊野三山の御利益を説明して浄財を集めました。<br />(ここで『熊野観心十界曼荼羅』にはまりました。はまり度★★★★)<br /><br />そして『熊野詣』を盛んにさせた最も有名な物語が『小栗判官と照手姫』です。<br />『説経節』として日本中に広まっていきました。<br />(『小栗判官と照手姫』の話にはまりました。はまり度★★★★★)<br />今度は『湯の峰温泉・(つぼ湯も)』にも行ってみたいです。<br /> <br />今回の旅行は熊野古道『中辺路』を少し歩き『牛馬童子』に会い、『熊野本宮大社』と旧社地『大斎原』を訪ねるだけの旅でした。<br /><br />しかし、謎を追って歴史を紐解いていくと熊野ワールドは知れば知るほど楽しくなってくるのです。<br /><br />そんな熊野ワールドを学ぶきっかけを作ってくれた旅といえます。<br /><br />長い旅行記最後までお付き合いありがとうございました。<br /><br />

    【参考図書】
    今回和歌山に住んでいる地の利を活かして『和歌山県立図書館』を通いつめ、『熊野古道』を調べました。
    写真は借りた本や購入した本です。

    【熊野ワールドを振り返って】
    『熊野古道』は『熊野三山』の参詣路。
    『熊野御幸』が繰り返され、やがては『蟻の熊野詣』と言われるまで、こぞって熊野詣が行われました。

    『信不信を選ばず、浄不浄を嫌わず」の『熊野三山』。
    熊野権現からこのお告げを聞いて目覚めて、念仏を唱えながら全国を遊行した『一遍上人』。(ここで一遍にはまりました。はまり度★★★)

    『浄不浄を嫌わず』は『和泉式部』がPRレディーとされ、『熊野比丘尼』らに語られることとなりました。(ここで熊野比丘尼に興味を惹かれました。はまり度★★★)

    熊野三山から送り出された『熊野比丘尼』らは、『熊野観心十界曼荼羅』などを持って、熊野三山の御利益を説明して浄財を集めました。
    (ここで『熊野観心十界曼荼羅』にはまりました。はまり度★★★★)

    そして『熊野詣』を盛んにさせた最も有名な物語が『小栗判官と照手姫』です。
    『説経節』として日本中に広まっていきました。
    (『小栗判官と照手姫』の話にはまりました。はまり度★★★★★)
    今度は『湯の峰温泉・(つぼ湯も)』にも行ってみたいです。

    今回の旅行は熊野古道『中辺路』を少し歩き『牛馬童子』に会い、『熊野本宮大社』と旧社地『大斎原』を訪ねるだけの旅でした。

    しかし、謎を追って歴史を紐解いていくと熊野ワールドは知れば知るほど楽しくなってくるのです。

    そんな熊野ワールドを学ぶきっかけを作ってくれた旅といえます。

    長い旅行記最後までお付き合いありがとうございました。

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この旅行記へのコメント (47)

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  • なぽさん 2016/09/12 00:41:54
    はじめまして!
    aoitomoさん

    はじめまして♪

    ちょうど来月、母とバスツアーで(母の希望で)
    “熊野古道に行きたいね”と話していたところでした。
    母は好きなようで、もう既に何度か
    バスツアーで歩きに行っているようなんですが、
    私はまさに“熊野古道ってなに・・???”状態。

    そこでaoitomoさんのこの旅行記を、
    じーーっくり時間をかけて完読しました。
    とても興味深く楽しく、そして大変勉強になりました。
    本当にありがとうございます!

    また別の旅行記も楽しくて、
    もう止まらない状態になっています(笑)。
    湯の峰温泉のつぼ湯にも行きたくなってしまったし、
    筏下りと瀞峡にも行きたくなりそう・・・

    と〜ても楽しませていただき本当に感謝です♪

    なぽ





    aoitomo

    aoitomoさん からの返信 2016/09/12 12:55:54
    RE: はじめまして!
    なぽさん こんにちは〜

    コメントまでいただきありがとうございます。

    > ちょうど来月、母とバスツアーで(母の希望で)
    > “熊野古道に行きたいね”と話していたところでした。

    熊野古道のバスツアーに参加されるのですね。
    ツアーなら安心して楽しめます。

    > 母は好きなようで、もう既に何度か
    > バスツアーで歩きに行っているようなんですが、
    > 私はまさに“熊野古道ってなに・・???”状態。

    お母様はすでに何度も熊野古道を歩かれているようですね。
    それならなぽさんも安心して楽しめることでしょう。

    確かに熊野古道っていっても、いくつもあっていったいどこを見ればいいのかわかりませんし。
    世界遺産になったとはいえ、そもそも熊野古道って何?
    ってところから私もスタートしたのですよ。

    これでは熊野古道が気になってもどこへ行っていいのかもわかりません。
    幸い熊野古道のツアーですと案内してくれますから安心です。
    しかし、ツアーを利用しないで行こうとしている人も多いはずです。
    さらに色々知ることで、熊野古道ももっと楽しくなるはずです。
    そこで、熊野古道が楽しめる旅行記が作れたらと思い作成してみました。

    > そこでaoitomoさんのこの旅行記を、
    > じーーっくり時間をかけて完読しました。

    長い旅行記をじっくり読んでいただきありがとうございます。
    興味のある方にはお役に立てるように、
    取っ付きやすい情報だけ入れてみました。

    > とても興味深く楽しく、そして大変勉強になりました。
    > 本当にありがとうございます!

    お役に立てて本当にうれしいです。
    こちらこそ、お礼をいいたいです。

    > また別の旅行記も楽しくて、
    > もう止まらない状態になっています(笑)。
    > 湯の峰温泉のつぼ湯にも行きたくなってしまったし、
    > 筏下りと瀞峡にも行きたくなりそう・・・

    湯の峰温泉のつぼ湯も秘境の温泉という感じでフォトジェニックです。
    キャパが小さいので団体客は来ませんから、凄く落ち着いてます。
    つぼ湯にも入れたら感動間違いないです。
    なぽさんには是非訪れていただきたいです。

    瀞峡や筏下りはバスツアーもあるので簡単に訪れることができるかもしれません。
    ただし、筏下りは春から夏までの開催です。

    > と〜ても楽しませていただき本当に感謝です♪

    こちらこそありがとうございます。
    また、よろしくお願いします。

    aoitomo

    なぽ

    なぽさん からの返信 2016/09/15 07:59:29
    RE: RE: はじめまして!
    aoitomoさん

    こちらこそ、早速のお返事を本当にありがとうございました。

    それがバスツアーなんですが、すっかりその気になっていたんですが・・・
    申し込む直前になって歩くコースをよく確認していろいろ調べてみたら、
    “そのほとんどが古道かどうかも分からない市街地らしく
    荒れた道や車道を歩くことになり「熊野古道」という雰囲気がしない”
    そうで・・・止めることにしました。

    日程の都合で唯一行けるツアーが阪急交通社trapicsのものだったんですが、
    いろいろ見た他の会社はほとんどみな同じコース(滝尻王子から)なのに、
    ここだけ見たこともない“秋津王子から稲葉根王子”(世界遺産でもない)だったんです。
    それでそのコースを歩いたことのある人たちのブログも見てみたんですが、
    たしかにそんな感じでそそられず・・・・

    それで、出来たらレンタカーでも借りて、自分たちで行けないかな・・?
    などと思い始めてもいます。
    (実は私は海外に住んでおり、来月旦那と息子と一緒に里帰りするんです。
    実家の母は車を持っておらず、電車・バスで行くには不便で時間もかかるし
    また4人だと電車賃もかなりなものになるので・・)

    あの辺りのホテルで、
    発心門王子や熊野本宮大社まで無料送迎してくれるところもあるらしいし、
    たしかaoitomoさんの旅行記でもあった“古道歩きの里ちかつゆ”さんの
    牛馬童子辺りの体験プランでもどうかな・・とか・・いろいろ考え中です。
    そうなったらぜひつぼ湯と瀞ホテルにも行きたいです♪
    (特につぼ湯は旦那がすごく喜びそうです)

    ただ・・実はこれ以外に旦那と息子と3人で台湾に行くんです。
    それで母とは(気持ち的にも経済的にも・笑)気軽にバスツアーで・・と
    思っていたので、熊野古道はちょっと・・どうなることやら・・?
    正直余裕があれば・・・という感じになって来ています・・(苦笑)。
    そうそう、aoitomoさんの台湾旅行記も楽しく読ませていただきました♪
    また日が近くなったらしっかり読み込ませていただきます!(笑)

    あと、プライベートアルバム“ビヤドゥ編”もぜひ!!
    いつになってもいいですのでめちゃくちゃ楽しみにしております♪♪♪
    私も数年前に行ったんですよー!すっごいよかったです!!
    シュノーケル三昧の日々でした。
    で、一つ質問があるんですが・・・
    バンドスからビヤドゥまでのドーニはどうやって手配されたんでしょうか?
    私も出来れば1島だけでなく2島行きたかったですが、
    こうやって2島間のドーニを手配できるとは知りませんでした。

    お返事はお時間のある時、気が向かれた時、いつでもけっこうですので・・・
    またどうぞ宜しくお願い致します。

    なぽ




    aoitomo

    aoitomoさん からの返信 2016/09/15 12:59:18
    RE: RE: RE: はじめまして!
    なぽさん こんにちは〜

    熊野古道もたくさんあって、いかにも古道の風情があるのはあくまでも世界遺産に登録された部分です。

    熊野古道である道も現在は舗装されている道が多く、熊野古道ではあるものの車も走っているという道が普通にあります。

    特に初めてでしたら中辺路の部分を歩いた方が楽しいですね。

    レンタカーが使えたら、かなり行動範囲も広がりたっぷり満喫できますね。
    世界遺産の熊野古道周辺のホテルならば古道の入口までの無料送迎もあったりしますから、古道歩きには便利ですね。

    > たしかaoitomoさんの旅行記でもあった“古道歩きの里ちかつゆ”さんの
    > 牛馬童子辺りの体験プランでもどうかな・・とか・・いろいろ考え中です。

    近露から熊野本宮大社までも熊野古道がつながってますから、それをチャレンジしても面白いですし、お手軽だと牛馬童子を見に行くのならば簡単に帰ってこれます。

    > そうなったらぜひつぼ湯と瀞ホテルにも行きたいです♪
    > (特につぼ湯は旦那がすごく喜びそうです)

    つぼ湯の横の熊野古道は『大日越え』で熊野本宮大社につながっているので、それにチャレンジをしてもいいですしね。

    > ただ・・実はこれ以外に旦那と息子と3人で台湾に行くんです。
    > それで母とは(気持ち的にも経済的にも・笑)気軽にバスツアーで・・と
    > 思っていたので、熊野古道はちょっと・・どうなることやら・・?
    > 正直余裕があれば・・・という感じになって来ています・・(苦笑)。

    また、機会がありましたら是非訪れてくださいね。
    秘境と絶景が待ってます。(笑)

    > そうそう、aoitomoさんの台湾旅行記も楽しく読ませていただきました♪
    > また日が近くなったらしっかり読み込ませていただきます!(笑)

    台湾も食べ物がおいしくて、見所も多いですね。
    九分・十分おすすめです。
    是非、行けたら訪れてみてください。

    > あと、プライベートアルバム“ビヤドゥ編”もぜひ!!

    お蔵入り多いので焦ってます。
    バンドスよりビヤドゥの方がより水中も綺麗でした。
    バンドスはシャークフィーディングが見たくて行った感じです。

    > いつになってもいいですのでめちゃくちゃ楽しみにしております♪♪♪

    (^_^;)汗(^_^;)汗

    > 私も数年前に行ったんですよー!すっごいよかったです!!
    > シュノーケル三昧の日々でした。

    ビヤドゥはリーフエッジが近いので、そこまで目と鼻の先ですからシュノーケルで十分に満喫できるのですよね。
    それこそ、なぽさんのモルディブ・ビヤドゥ旅行記拝見したいですよ。

    > で、一つ質問があるんですが・・・
    > バンドスからビヤドゥまでのドーニはどうやって手配されたんでしょうか?
    > 私も出来れば1島だけでなく2島行きたかったですが、
    > こうやって2島間のドーニを手配できるとは知りませんでした。

    ドーニに関しては事前に2島のアレンジ旅になっており、その時にドーニも旅行会社で手配済みでした。
    ですから、特に現地では何もしていないのです。
    実際には、ビヤドゥのホテルの送迎のドーニの行先が、出迎え場所がバンドスになっているだけだと思います。(通常は空港ですが。)

    また、素敵な旅をなさってください。

    aoitomo

    なぽ

    なぽさん からの返信 2016/09/19 04:48:17
    RE: RE: RE: RE: はじめまして!
    aoitomoさん

    またまた早速のお返事をありがとうございます♪

    熊野古道(行くとしたら)ですが、
    > お手軽だと牛馬童子を見に行くのならば簡単に帰ってこれます。
    レンタカーで1泊2日で、いろいろ行きたいところが他にも出て来て
    あまり余裕もなさそうなので、本当にお手軽に
    aoitomoさんも歩かれた牛馬童子辺りだけにしようかなと思っています。
    ちかつゆさんの体験プランで。

    北山村でラフティングと(筏とキャニオニングは9月いっぱいなんですが、
    ラフティングは10月末までらしく、今できるかどうか問合せ中なんですが)
    瀞峡とつぼ湯にも行きたいと思っています。
    aoitomoさんのブログのお蔭です(笑)。

    > 九分・十分おすすめです。
    > 是非、行けたら訪れてみてください。

    行くつもりです!

    ビヤドゥ、毎日家族でシュノーケルで島を1周していました。
    ダイビングもしたんですが・・・
    私は超〜〜へたくそで・・・永遠にビギナーのままなんです・・・
    なのでシュノーケルで楽しめるビヤドゥを選びました。

    シュノーケルでマンタを見られる・・というツアーにも行ったんですが、
    その時は見られず残念でした。

    > それこそ、なぽさんのモルディブ・ビヤドゥ旅行記拝見したいですよ。

    以前はブログでガンバって旅行記を書いていたんですが・・・
    そのブログが閉鎖になってしまい・・・
    それっきり面倒くさくなってしまって・・。

    > ドーニに関しては事前に2島のアレンジ旅になっており、
    > その時にドーニも旅行会社で手配済みでした。

    教えて下さってありがとうございます。
    モルディブ、もし機会があれば(あれば!笑)ぜひまた行きたいです!
    その時には2島アレンジ出来ればいいナ♪

    でもその前に、ずーっと夢見ているタヒチとセイシェルにも
    行ってみたいんですけどね💖

    旅って本当にいいですね♪
    またヨロシクお願いします。

    なぽ

    aoitomo

    aoitomoさん からの返信 2016/09/19 11:13:47
    RE: RE: RE: RE: RE: はじめまして!
    なぽさん

    > aoitomoさんも歩かれた牛馬童子辺りだけにしようかなと思っています。
    > ちかつゆさんの体験プランで。

    『牛馬童子口(ぎゅうばどうじぐち)バス停』のある『道の駅 中辺路(なかへち)』で降りてそこから、牛馬童子を見て戻ってくるのなら料金かかりません。私が歩いたコースです。これが最も最短コースではありますが。
    皆歩いているし、標識もあるので簡単です。
    それも検討してもいいかも知れません。

    > 北山村でラフティングと(筏とキャニオニングは9月いっぱいなんですが、
    > ラフティングは10月末までらしく、今できるかどうか問合せ中なんですが)
    > 瀞峡とつぼ湯にも行きたいと思っています。
    > aoitomoさんのブログのお蔭です(笑)。

    ラフティングも出来たらいいですね。
    瀞峡とつぼ湯は車さえあれば問題ないですね。

    > ビヤドゥ、毎日家族でシュノーケルで島を1周していました。
    > ダイビングもしたんですが・・・
    > 私は超〜〜へたくそで・・・永遠にビギナーのままなんです・・・
    > なのでシュノーケルで楽しめるビヤドゥを選びました。

    シュノーケルで楽しめるビヤドゥという情報を知っていたのも凄いです。
    ダイビングは慣れないと確かに大変です。
    シュノーケルで十分に楽しめる場所も多いですし、
    シュノーケルを楽しめること自体が楽しみのバリエーションが増えます。

    > シュノーケルでマンタを見られる・・というツアーにも行ったんですが、
    > その時は見られず残念でした。

    自然の状態でのマンタは運もあるでしょうね。
    ツアーにチャレンジすることに意味がありますから、それもいい思い出です。
    8月にシュノーケルでジンベイザメが見れるセブ島に行ってきました。
    ここは餌付けしているのでほぼ100%見れます。
    また、旅行記が出来ましたら見てやって下さいね〜

    > 以前はブログでガンバって旅行記を書いていたんですが・・・
    > そのブログが閉鎖になってしまい・・・
    > それっきり面倒くさくなってしまって・・。

    4トラは安泰な気もしますが〜
    未来は分からないですがね。(笑)

    セイシェルも憧れですが行ったことはないのです。
    タヒチは景観はボラボラ島が最高におすすめです。
    水中景観はランギロア環礁です。
    機会あれば是非、行かれてみてください。

    aoitomo

    なぽ

    なぽさん からの返信 2016/09/20 09:25:18
    お返事ありがとうございます💖
    aoitomoさん

    毎回ご親切にお返事をありがとうございます♪

    > 8月にシュノーケルでジンベイザメが見れるセブ島に行ってきました。
    > ここは餌付けしているのでほぼ100%見れます。
    > また、旅行記が出来ましたら見てやって下さいね〜

    セブ島は大ーー昔に行きましたが・・・
    ぜひまた、今度はジンベイザメに会いに行きたくなりました!!!
    旅行記をすーっごく楽しみにしています♪

    > タヒチは景観はボラボラ島が最高におすすめです。
    > 水中景観はランギロア環礁です。

    タヒチは、ダイビング上級者向けのイメージがありずーっと
    “ダイビングが上手になったら行こう”・・と思っていたのですが・・
    上手くなるどころか下手になる一方で・・・(涙)。

    なのでダイビングは諦めて(いつになっても行けそうにないので・苦笑)・・
    いつか絶対行きます!

    行きたいところがたくさんあり過ぎて困りますが・・・
    いろいろ悩み迷いながら計画を立てるのも楽しいですネ♪

    たくさんのアドバイスを本当にありがとうございました。
    次の旅行記を楽しみにしつつ・・・
    またヨロシクお願いします。

    なぽ

  • ここいったさん 2015/11/16 11:14:19
    ハマってしまいました。
    aoitomo様 こんにちは
    改めて、お邪魔しました。
    どれから読もうかしら…
    まるで本屋さんに入ったみたいな気分です。

    今日の1冊は、これっ!現代版 『熊野詣』
    子供の頃に大人の雑誌で見た「めはり寿司」食べたいと思った時から
    いつか…和歌山と思ってるのです。

    表紙の写真、レイヤー使ってらっしゃるんですね。
    なるほど納得しましたけれど
    レイヤー使ったとしても私には無理…aoitomo様のデザインが素敵です。
    私、写真ひたすらコンデジまかせです。
    先のお返事では過分なお褒めいただいて、穴があったら入りたい…
    綺麗に映ってくれたら神の御加護という所でございます。

    歴史秘話ヒストリア好きです。
    aoitomo様の記事
    歴史秘話ヒストリアと、使われる言葉の意味と…道々の案内図とで
    いつもこうした事を調べるのに、あちこち探しまくるのですが
    aoitomo様のこの記事ひとつで初心者でも熊野詣を充分に楽しめそうです。

    歴史秘話ヒストリアの世界に浸っていましたら…突然
    画像に、窓がよごれています。と…
    おもわずクックックッと笑ってしまいましたが
    こんな汚れたバスの窓、もし私乗ってたら機嫌悪くなりそうです。

    熊野古道 中辺路 
    >世界遺産だけに手付かずの古道です。
    >そこが何とも嬉しいです。
    本当ですね…
    私は健脚と間逆な亀ですので
    整備されてる遊歩道は有難いとは思うのですが
    心情的には木の根を踏まないように気遣いながら歩くような道が好きです。

    >熊野古道にハマり過ぎると他の旅行ができなくなります。
    私、絶対ハマる質です…
    でも幸い東北在住、遠いのでハマりたくてもハマれません。

    >馬(右)と牛(左)に花山院がまたがってます。

    馬でも牛でも一頭で充分と思うのに
    こんな段差のある乗り物に乗られて器用と言いますか…
    イッヒッヒの藤原道兼さんの意地悪かしら^^
    それはまさかですが、とても不思議です。
    馬と牛にまたがる理由があるのではと謎が深まります。

    ここまで読んできて思いました。
    >熊野古道にハマり過ぎると他の旅行ができなくなります。
    この言葉↑言い換えます。 
    aoitomo様にハマり過ぎると旅行記が書けなくなります読めなくなります。
    旅行記一覧見た瞬間、これはハマる…そんな気がしましたので
    思わず困ったと出てしまいました。
    この現代版 熊野詣だけでも、また読みたいです。
    それにこんな詳細に分かりやすい案内は、どこ探してもあろうはずありません。
    出来れば、携帯小冊子に作っていただきたいです!
    私ペーパーで読むのが好きなのです。
    今日は、このくらいにして帰ります。
    又お邪魔させていただきます。有難うございました。

                    ここいった

    aoitomo

    aoitomoさん からの返信 2015/11/16 15:45:41
    RE: ハマってしまいました。
    ここいったさん こんにちは〜

    いつもありがとうございます。
    ご丁寧なコメント恐縮です。

    > どれから読もうかしら…
    > まるで本屋さんに入ったみたいな気分です。

    楽しんで頂けて非常に感謝しております。

    > 今日の1冊は、これっ!現代版 『熊野詣』
    > 子供の頃に大人の雑誌で見た「めはり寿司」食べたいと思った時から
    > いつか…和歌山と思ってるのです。

    実は私は『めはり寿司』が苦手でというか食べず嫌いかもしれませんが、自分で食べたことがないのです。
    同様に梅干しも苦手で和歌山県民失格です。(汗)

    > 表紙の写真、レイヤー使ってらっしゃるんですね。
    > なるほど納得しましたけれど
    > レイヤー使ったとしても私には無理…aoitomo様のデザインが素敵です。

    レイヤーを使わないと作れませんよ。
    レイヤーが使えるので何とか作れるのです。
    いつもこの表紙でも時間がかかってます。(汗)

    > 私、写真ひたすらコンデジまかせです。
    > 先のお返事では過分なお褒めいただいて、穴があったら入りたい…
    > 綺麗に映ってくれたら神の御加護という所でございます。

    私は自然の美しい景観が好きなので、どうしてもここいったさんの表紙に引き付けられます。
    私はたくさん写真を取って、良く写っているのを探します。
    ですから、大部分が残念な写真の山なんです。

    > 歴史秘話ヒストリア好きです。
    > aoitomo様の記事
    > 歴史秘話ヒストリアと、使われる言葉の意味と…道々の案内図とで
    > いつもこうした事を調べるのに、あちこち探しまくるのですが
    > aoitomo様のこの記事ひとつで初心者でも熊野詣を充分に楽しめそうです。

    『熊野古道』が世界遺産で有名になりましたが、いったい何なのか?
    それを少しでも分かりやすく解説したかったのです。
    そして、『熊野古道』を歩くにしても、どこに行っていいのかも分かりませんよね。
    そこで、簡単に楽しめる熊野古道を紹介したかったのです。

    > 歴史秘話ヒストリアの世界に浸っていましたら…突然
    > 画像に、窓がよごれています。と…
    > おもわずクックックッと笑ってしまいましたが
    > こんな汚れたバスの窓、もし私乗ってたら機嫌悪くなりそうです。

    やはり、気になったところは正直に書きませんとね〜
    こんなに窓が汚れていたら車窓から景色が撮影できませんよ。
    お安い地元のツアーですから文句も言えません。

    > 熊野古道 中辺路 
    > >世界遺産だけに手付かずの古道です。
    > >そこが何とも嬉しいです。
    > 本当ですね…

    これが世界遺産でなければ歩きやすく舗装されてしまいまうかもしれません。本当に世界遺産になる前に手を加えないで良かったと思います。
    逆に舗装されたりして手が加わっている熊野古道は世界遺産に認定されていません。

    > 私は健脚と間逆な亀ですので
    > 整備されてる遊歩道は有難いとは思うのですが
    > 心情的には木の根を踏まないように気遣いながら歩くような道が好きです。

    昔の人々も歩いた道だと思うと当時にトリップした気分になるとともに、険しい道程であったことが想像できます。
    実際には完全に木の根を踏まないというのは不可能ですが、皆がそれを配慮して歩くことで、熊野古道を大切にしようという一体感が生まれますね。

    > >熊野古道にハマり過ぎると他の旅行ができなくなります。
    > 私、絶対ハマる質です…
    > でも幸い東北在住、遠いのでハマりたくてもハマれません。

    熊野古道も実際に歩くと凄い距離ですから、なかなか私も手がでません。
    ですから熊野古道のヘビーユーザーではありません。
    しかし、熊野古道を、特に中辺路なんかはコンプリートされる人も多く凄いと思ってます。
    私には無理です。

    > >馬(右)と牛(左)に花山院がまたがってます。
    > 馬でも牛でも一頭で充分と思うのに
    > こんな段差のある乗り物に乗られて器用と言いますか…
    > イッヒッヒの藤原道兼さんの意地悪かしら^^
    > それはまさかですが、とても不思議です。
    > 馬と牛にまたがる理由があるのではと謎が深まります。

    延喜22年(922年)に熊野行幸を行った花山法皇の旅姿を模して明治時代に作られたという説がありますが、何故牛と馬に同じに股がっているのかは謎です。
    楽な道は馬のように早く歩き、歩きにくい場所は牛のようにしっかり歩くという意味合いがあるともいいますが、定かではありません。

    > ここまで読んできて思いました。
    > >熊野古道にハマり過ぎると他の旅行ができなくなります。
    > この言葉↑言い換えます。 
    > aoitomo様にハマり過ぎると旅行記が書けなくなります読めなくなります。
    > 旅行記一覧見た瞬間、これはハマる…そんな気がしましたので
    > 思わず困ったと出てしまいました。

    実際に行かれる人にも役にたつような情報を入れてますので、
    いざ行かれる時に見ていただけるといいかもしれません。
    あとは、適当につまみ食いをしてください。

    > この現代版 熊野詣だけでも、また読みたいです。
    > それにこんな詳細に分かりやすい案内は、どこ探してもあろうはずありません。

    意外と熊野古道の情報も多くはないので、行ったところだけですが旅に役立つ情報は入れてます。
    これを見ていただき熊野古道を歩き牛馬童子を見に行ったり、熊野本宮大社に訪れていただけたら嬉しいです。

    > 出来れば、携帯小冊子に作っていただきたいです!
    > 私ペーパーで読むのが好きなのです。

    隅々まで読んでいただきありがたいとともに恐縮です。
    下手な文章にお付き合いいただき感謝です。

    また、よろしくお願いします。

    aoitomo
  • イサタロウさん 2015/04/06 22:34:21
    うわっ、凄すぎる
    もはや旅行記というよりは旅行冊子、お金取れますよ、この作品は(驚)
    スタートからの長い旅路も美しい風景写真とナレーション?で退屈せずに最後まで読ませて頂きました。
    熊野古道はちょっとだけ和歌山に行ったとき立ち寄ったことがありますが、中々奥が深い。
    旅行記のタイトル通り、興味深い作品になりました。
    単にブラブラよりはこういった考えを持って旅行すればまた一段と楽しい旅行になるのですね、思い知りました。

    aoitomo

    aoitomoさん からの返信 2015/04/08 01:47:09
    RE: うわっ、凄すぎる
    イサタロウさん こんばんは〜

    いつもありがとうございます。

    > もはや旅行記というよりは旅行冊子、お金取れますよ、この作品は(驚)

    自分の自己満足で遊びながら作っているんですよ。

    > スタートからの長い旅路も美しい風景写真とナレーション?で退屈せずに最後まで読ませて頂きました。

    ご丁寧に読んでいただき恐縮です。
    熊野古道って写真だけだと、いまいち良さが伝わらないですし、面白くないと思ったので、少しひねって歴史を添えてみました。

    > 熊野古道はちょっとだけ和歌山に行ったとき立ち寄ったことがありますが、中々奥が深い。

    熊野古道は調べると色々出てきて楽しいものなんです。
    そこを知ると旅の楽しさも倍増すると思うんですよね。
    そこで、熊野古道が楽しめるように旅行記を作ったつもりなんです。

    > 旅行記のタイトル通り、興味深い作品になりました。

    イサタロウさんのように旅行記を見て分かっていただけると本当にうれしいです。ありがとうございます。

    > 単にブラブラよりはこういった考えを持って旅行すればまた一段と楽しい旅行になるのですね、思い知りました。

    単にブラブラで楽しめる旅行もそれはそれでありますし、それも楽しい旅行です。
    今回の熊野古道は、写真だけで『こんな景色でした。』だけでは面白くないと思っただけなんです。
    『熊野古道』も世界遺産とは知っていても、それ以上は知らなかったりと。
    ですから、熊野古道を理解できる旅行記を作りたかったというのも本音です。
    少しでも、熊野古道を理解してもらえたらと思い地道に作製しました。(笑)
    ありがとうございました。

    aoitomo
  • わんぱく大将さん 2015/02/28 11:14:49
    正解は“クリープをいれないコ―ヒ―”でした
    aoitomoさん

    いつ出されたのか、知りませんでした。 今回はツアーでいかれましたか。
    今回は、さら〜っと見せていただきました。実際行く時に、じっくり読ませていただく方がようさそうですね。 まあ、クリスチャンがここに行くことはめったにないかもしれませんが。 踏み絵の代わりに行って来いと言われることもあるかもしれませんので。

    クリープのない、コーヒー? 入れないコーヒーでは? 細かいな。

     大将

    aoitomo

    aoitomoさん からの返信 2015/03/01 15:03:17
    RE: 正解は“クリープをいれないコ―ヒ―”でした
    大将さま こんにちは〜

    いつもありがとうございます。

    > いつ出されたのか、知りませんでした。 今回はツアーでいかれましたか。

    町内ツアーのような感じで安さに飛び付きました。
    旅行記にするか迷いましたがアップしました。

    > 今回は、さら〜っと見せていただきました。実際行く時に、じっくり読ませていただく方がようさそうですね。 まあ、クリスチャンがここに行くことはめったにないかもしれませんが。 踏み絵の代わりに行って来いと言われることもあるかもしれませんので。

    確かに行かれる方に役立つように記載してます。
    世界遺産の熊野古道。道が世界遺産だとなんかピンとこない。そこで熊野古道を色々と調べた感じです。
    スペインにも道の世界遺産『サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路』ありましたね〜
    こちらは大将さまに色々紐解いてほしいのですが〜
    えっ!建築物ではないと・・そんな声が聞こえた気がします。(笑)

    > クリープのない、コーヒー? 入れないコーヒーでは? 細かいな。

    調べてみたらそうでした。(笑)
    見てないようで色々見てらっしゃる。旅行記も・・CMも。(笑)
    日本の昔のCMは何でも知ってそうなのが大将さまでしたね〜
    時々知識不足でその手のジョークに追い付けないことがあります。(笑)

    ありがとうございました〜

    aoitomo
  • 天星さん 2015/02/20 12:39:45
    力作、情報満載
    唖然しましたよ〜
    ごぶさたで〜す

    合成や加工して文字情報もたくさん
    凄いですね.......ご苦労さまです。
    和歌山の観光大使に任命されてもおかしくない!

    まぁ〜どこかのだれかさんのように
    コメントのない旅行記なんぞ恥ずかしい限り(笑)

    熊野古道、いつかまた足を運んでみたいものです!



    aoitomo

    aoitomoさん からの返信 2015/02/20 13:39:43
    RE: 力作、情報満載
    天星さん こんにちは〜

    いつもありがとうございます。

    > 合成や加工して文字情報もたくさん
    > 凄いですね.......ご苦労さまです。
    > 和歌山の観光大使に任命されてもおかしくない!

    今回の熊野古道は、写真だけだと地味だったんです。
    道が世界遺産だけに取っつきにくいわけです。
    自分でもそう思うので、誰もがそうだと思いました。
    これは解明せねばと『熊野』・『熊野古道』を調べたのです。
    そして自己満足旅行記が出来上がりました〜

    > まぁ〜どこかのだれかさんのように
    > コメントのない旅行記なんぞ恥ずかしい限り(笑)

    写真だけで十分に感動を与えてくれるどこかのだれかさんと違うので、
    写真編集で体裁を繕うしか手がありません。
    文才が無いので詩の様なコメントも書けないし苦労してます。

    > 熊野古道、いつかまた足を運んでみたいものです!

    熊野古道は天星さんにぴったりな気がしますよ。
    是非訪れていただき『天星マジック』の熊野古道の写真を見てみたいです。
    ありがとうございました〜

    aoitomo
  • nichiさん 2015/02/17 01:14:55
    熊野詣 行ってみたいです。
    aoitomoさん
    私の拙い旅行記に「いいね」ありがとうございます。
    熊野古道、一度行ってみたいです。
    旅行記、熟読させて頂きました。
    読み応えあり、驚きと発見が数多くございました。
    和歌山は、出張で行った和歌山市内と、今は亡き義父と行った高野山しか知りません。
    熊野古道はテレビの旅番組で何度か見ただけですが、訪れたい場所です。
    これからも楽しい旅を続けてくださいね。

    aoitomo

    aoitomoさん からの返信 2015/02/17 01:59:12
    RE: 熊野詣 行ってみたいです。
    nichiさん こんばんは

    コメントまでいただきありがとうございます。

    > 私の拙い旅行記に「いいね」ありがとうございます。

    熱海梅園もそして本日美味しそうな金目の煮つけの写真が載っていたのでそちらも拝見させていただきました。
    私も東海館を覗きに行きたくなりました。
    なんともフォトジェニックですね。
    そして最後の富士山も美しい〜
    お天気にも恵まれて素敵な旅でしたね。
    楽しませていただきました。

    > 熊野古道、一度行ってみたいです。
    > 旅行記、熟読させて頂きました。

    旅行記にお付き合いいただきありがとうございます。
    単純な旅行でしたが、熊野古道は歩きながら景色を見るのが楽しいのです。
    しかし、写真だけですとパッとしませんから色付けするつもりで、熊野古道を調べている間にそっちの方にのめり込んでしまいました。

    > 読み応えあり、驚きと発見が数多くございました。

    そう言っていただけますと大変うれしいです。
    色々調べてみますと、面白い話が色々出てきました。

    > 和歌山は、出張で行った和歌山市内と、今は亡き義父と行った高野山しか知りません。

    おとうさまとも高野山にいらしたことがあるのですね。
    高野山は近いので毎年訪れております。
    昨年も秋に2度行きましたが、旅行記は作れておりません。

    > 熊野古道はテレビの旅番組で何度か見ただけですが、訪れたい場所です。

    テレビ番組でもよく取りあげられる熊野古道の中辺路を今回歩きました。
    また、nichiさんも機会あれば熊野古道を是非歩かれてください。

    > これからも楽しい旅を続けてくださいね。

    また、nichiさんの旅行記も期待しております。
    よろしくお願いします。

    aoitomo
  • moonさん 2015/02/15 15:54:31
    すごいなー
    aoitomoさんへ
    こんにちわ。
    和歌山って、見どころ多いですし、素敵な所ですね。
    自己満足旅行記良いじゃないですかー。
    これから訪れる人は、aoitomoさんの旅行記見るだけで
    情報吸収ですよ。
    ガイドブック以上の、親切な情報。
    いつもながら素晴らしいの一言です。
    お天気にも恵まれ素敵な時間が過ごせましたね。
    これからも素晴らしい旅行記楽しみにしております。

    moonより

    aoitomo

    aoitomoさん からの返信 2015/02/16 15:17:04
    RE: すごいなー
    moonさん こんにちは〜

    いつもありがとうございます。

    > 和歌山って、見どころ多いですし、素敵な所ですね。

    昔に比べると道路も整備されて行きやすくなりました。
    しかし、観光地が点在しているので何ヵ所も行こうと思うと車が必要になることも多いです。
    moonさんには和歌山の駅舎巡りを是非〜(笑)

    > 自己満足旅行記良いじゃないですかー。

    自分が理解して納得しないとダメなので、回り道も多いです。(汗)
    分からないことをほっておけないというか〜 頑固です。(笑)
    だから膨れ上がってしまいます。(汗)

    > これから訪れる人は、aoitomoさんの旅行記見るだけで
    > 情報吸収ですよ。

    情報収集でもお立ち寄りいただけたらと思ってます。
    確かに情報は少なかったりしますね。
    ですから色々調べながら、のんびり作製しておりました。

    > ガイドブック以上の、親切な情報。
    > いつもながら素晴らしいの一言です。

    自分が分からないことは、同様に感じている人も多いと思うのです。
    それが、ハードルとなって和歌山の観光を敬遠されていたら残念ですから、
    そのハードルを取り払うべく努力してます。
    努力ではなくて、楽しみながら作っています。(笑)

    > お天気にも恵まれ素敵な時間が過ごせましたね。

    天気もよくてラッキーでした。
    たまには、こんなバス旅行も楽しいです。
    また、近々湯の峰温泉にも行ってみたいと思ってます。

    > これからも素晴らしい旅行記楽しみにしております。

    またよろしくお願いします〜
    ありがとうございました〜

    aoitomo
  • ろこままさん 2015/02/09 00:38:47
    熊野ワールド〜
    aoitomoさん、こんばんは。

    現代版『熊野詣』。。。
    超大作に感動しながら、拝見させていただきました。

    熊野古道。。。
    すごい興味があるのですが。。。歩いてみたいのですが。。。

    実際は、どこをどこまで歩けばいいのか。。。
    車で乗り付けた場合は、往復するしかないのか。。。
    バスだけで行けるのか。。。
    と、堂々巡りで。。。考えがまとまらなかったのです。。。
    で、結局、本宮大社でお参りだけしたのですが。。。

    ハイライト的な巡り方を教えていただき、有り難いです。
    体験やホテルの送迎付きを利用するといいのですね。
    これでしたら、計画立てられそうです〜 (*^。^*)

    旅行しても、旅行記として興味がわかないことって。。。
    半分ほどは、そんな感じでしょうかぁ。。。

    そっかぁー、自分で興味が持てるようにしたらいいのですね!!!

    お陰様で、大変勉強になりました〜
    歴史や背景がわかり、古道の雰囲気が伝わってきて、ますます興味深くなりました〜

    それにしても、ツアーという限られた時間の中で、充実した見学をされたんですね。

    大斎原にも魅かれます〜

    本宮大社での、風格あるご朱印帳と牛王宝印。。。
    ご利益ありそうですね〜

    どれもこれも魅力的で、まるで、博物館にいるような時間の中で。。。
    新年の素敵なお出かけを楽しませていただきました〜

    ありがとうございました。
    。。ろこまま。。












    aoitomo

    aoitomoさん からの返信 2015/02/09 12:48:35
    RE: 熊野ワールド〜
    ろこままさん こんにちは〜

    いつもありがとうございます。

    > 現代版『熊野詣』。。。
    > 超大作に感動しながら、拝見させていただきました。

    また面倒な超駄作をアップしてしまいました。
    好意的に見ていただき本当にありがとうございます。

    > 熊野古道。。。
    > すごい興味があるのですが。。。歩いてみたいのですが。。。

    熊野古道が世界遺産ということが知られていても、熊野古道がよく分からない方々も多いと思います。
    仮に熊野古道が分かっても、簡単に歩いてコンプリート出来る距離でもないですし。
    実際に熊野古道を地道に歩く方もいらっしゃいますが、多くの観光客の方はそこまで出来ません。
    そこで、手軽に楽しめる熊野古道の紹介も必要と思いました。

    > 実際は、どこをどこまで歩けばいいのか。。。
    > 車で乗り付けた場合は、往復するしかないのか。。。
    > バスだけで行けるのか。。。
    > と、堂々巡りで。。。考えがまとまらなかったのです。。。
    > で、結局、本宮大社でお参りだけしたのですが。。。

    ろこままさんも本宮には行かれたのですね。
    多くの方がろこままさんの思っているように感じていることと思います。

    > ハイライト的な巡り方を教えていただき、有り難いです。
    > 体験やホテルの送迎付きを利用するといいのですね。
    > これでしたら、計画立てられそうです〜 (*^。^*)

    色々調べると意外にも熊野古道のメインな場所は簡単に歩けるシステムが構築されていることが分かりました。
    道の駅やホテルでも送迎があったりするので、ホテルなどは事前に確認を取れば確実です。
    道の駅では有料ですがホテルだと無料なこともあります。

    > 旅行しても、旅行記として興味がわかないことって。。。
    > 半分ほどは、そんな感じでしょうかぁ。。。

    ろこままさんもご存知のようにカナディアンロッキーなどの数々の絶景写真がたくさんあればコメントも不要でしょうが、熊野古道だけの写真では感動が伝わりにくいと思いました。旅行記としても面白くないな〜と。
    でも、自分の中では『牛王宝印』を手に入れたりとわくわくのプチ旅でもあったのです。

    > そっかぁー、自分で興味が持てるようにしたらいいのですね!!!
    > お陰様で、大変勉強になりました〜
    > 歴史や背景がわかり、古道の雰囲気が伝わってきて、ますます興味深くなりました〜

    色々と調べている間に、謎が解けて熊野古道の魅力がさらに分かり楽しくなりました。
    おせっかいですが、それを伝えねばと思い説明も増えていった次第です。(汗)
    色々分かってくると、旅も楽しくなります。

    > それにしても、ツアーという限られた時間の中で、充実した見学をされたんですね。

    本宮は何回か訪れています。しかし、大斎原の中まで入ったことはありませんでした。
    そこで、限られた時間で何処まで出来るかチャレンジしました。(笑)
    だいたい、見学場所は把握していましたので一通り見ることができたつもりです。
    本宮の見学の流れはこれから行かれる方の参考になると思います。

    > 大斎原にも魅かれます〜

    元々ここが本宮が建っていたところですし、この地にあった巨大なイチイの木に神が宿ったのが熊野本宮大社の始まりですから、本来のパワースポットはここだと思います。

    > 本宮大社での、風格あるご朱印帳と牛王宝印。。。
    > ご利益ありそうですね〜

    『牛王宝印』は初めから購入するつもりでした。
    ご朱印帳も人気なだけに4トラ住人として紹介を目的に買った感じです。(笑)

    > どれもこれも魅力的で、まるで、博物館にいるような時間の中で。。。
    > 新年の素敵なお出かけを楽しませていただきました〜

    熊野古道に立ち寄るときには、またチラ見していただけたらと思います。
    『暫くは簡単な旅行記にしよう』と思うぐらい熊野に没頭しており夢中でした。(笑)
    ありがとうございました〜

    aoitomo
  • 白い華さん 2015/02/02 18:08:13
    「『熊野古道』ーーー調べた! 本の 多さ」・・・に 感動しました。  
    今晩は。
    「巨大!な 紀伊半島」は、尾鷲などの 太平洋沿い・・・の 「降雨量が 多い!町」など。
    そんな・・・印象を 持っていた! 私。。。

    でも、最近、「四国へ 旅してから、四国お遍路。その 空海(弘法大師)の 大本山!が 「高野山」と 知り、
    「高野山」も いつか・・・行ってみたい。と 思うように なりました。
    「ついで・・に (???) 「世界遺産 『 熊野古道 』」も 歩くだろうなぁ〜」 そんな・・・つもり。で 居たのですが、
    「和歌山県の 『 有名・・・だが、ちょっと、とっつきにくい! けど、歴史の 奥深さ。素晴らしさ・・・では、半端ない! 宗教遺産の 数々 』。
    和歌山市民・・・の ひとり!に、 『 熊野古道 』 に 興味深々!に なった aoitomoさんが 居て、
    和歌山の 図書館(沢山の 現地!資料本の 多さ)を 大い!に 利用。勉強して、
    ーーーこ〜んなにも、 壮大!で 素晴らしい〜 『 熊野古道 』 の 解説・旅行記を 完成〜。
    は、

    私達、「旅行記の 読み手」そして、「和歌山・一市民」としても、
    県の 観光地!を すご〜く、解り易く・・・宣伝してくれているなぁ〜。と 感心!しています。
    とにかく、旅行記の 最後・・・の 「読破した・・・書籍の 多さ」には、ビックリ!し、
    この 「毎度・・・手の込んだ! 旅行記作り。の 手間暇の 多さ」に、頭がさがりました。
    ーーーーーーーーーーーーーーー
    一番、解り易い・・・「紀伊路。 伊勢路。 アンド 小辺路。中辺路。大辺路」の 5ルートを 示した! 地図。
    「じ」と「ち」・・・の 違い!で、違い!を 確認できました。
    「小辺路・・・の 高野山」は、 90km 離れているのですね〜。了解〜〜っ。

    「伊勢神宮 に 伊勢志摩」と、 東京から・・・だと、ついつい「伊勢路」で 止まってしまう。
    けど、
    「同じ! 紀伊半島・・・の ど真ん中!の 『 聖地巡礼 の 旅 』。
    いつか・・・「にわか! 巡礼(観光客)」として、訪れてみたい!と 思いました。
    本当に、「関西の 旅」は、見所が いっぱい・・・で、困ってしまいますね。 (笑)
    和歌山の 観光は、「和歌山だけ」と 見定めて・・・、あちこちを 回らなくては・・・。と 改めて、思いました。

    「熊野 比丘尼(びくに)」が、日本各地へ・・・と 「絵解き!の 熊野解説」を してた。って 宣伝法。
    往時の 旅行!は、「こうゆう、寺社仏閣を 参拝することだった」ので、
    自分の「幸福を 願う!旅」・・・で、皆、 憧れ!を 持ったのでしょうね。

    フランスからスペインへ・・・と 続く! 『 サンディアゴ・デ・コンポステーラの 巡礼路 』 と 共に、『 熊野古道 』 は、
    巡礼路!で 「世界遺産」と なっている。
    って、「いか・・・に スゴい!道 なのか ?」って 解った!私でした。

    見事!な 「取り調べ」・・・。
    本当に、 ご苦労様でした。そして、レポートを 有難う。
       これからも よろしくお願いします。

    aoitomo

    aoitomoさん からの返信 2015/02/02 20:37:50
    RE: 「『熊野古道』ーーー調べた! 本の 多さ」・・・に 感動しました。  
    白い華さん こんばんは〜

    いつもありがとうございます。
    告知させていただきましたように、誠に難儀な旅行記です。(汗)
    こんな旅行記を見ていただき本当に恐縮です。

    > 「巨大!な 紀伊半島」は、尾鷲などの 太平洋沿い・・・の 「降雨量が 多い!町」など。
    > そんな・・・印象を 持っていた! 私。。。

    私も最初は、そんなイメージでしたよ。
    ただ山沿いというか山中は確かに降雨量は多いと思います。

    > でも、最近、「四国へ 旅してから、四国お遍路。その 空海(弘法大師)の 大本山!が 「高野山」と 知り、
    > 「高野山」も いつか・・・行ってみたい。と 思うように なりました。

    高野山は本当にフォトジェニックですから、歩いてシャッターを押すだけでも楽しいとおもいます。
    そして空海のエピソードを知るとさらに楽しくなるといった感じです。

    > 「ついで・・に (???) 「世界遺産 『 熊野古道 』」も 歩くだろうなぁ〜」 そんな・・・つもり。で 居たのですが、

    高野山には、参詣道の『高野山町石道(いしみち)』もあります。

    > 「和歌山県の 『 有名・・・だが、ちょっと、とっつきにくい! けど、歴史の 奥深さ。素晴らしさ・・・では、半端ない! 宗教遺産の 数々 』。

    熊野古道はよく分からないと本当にとっつきにくいですね。
    私もそうだったので、これは「取り調べ」しないとということになりました。(爆)

    > 和歌山市民・・・の ひとり!に、 『 熊野古道 』 に 興味深々!に なった aoitomoさんが 居て、

    単純ですから、何でも気になると夢中で調べます。(笑)
    自分でピンとこない熊野古道の旅行記はアップしたくなかったですし〜

    > 和歌山の 図書館(沢山の 現地!資料本の 多さ)を 大い!に 利用。勉強して、

    本当に初めて図書館をありがたいと感じました。(笑)
    これはやるしかないと。(笑)

    > ーーーこ〜んなにも、 壮大!で 素晴らしい〜 『 熊野古道 』 の 解説・旅行記を 完成〜。
    > は、

    自己満足旅行記の完成です。(汗)
    いつも好意的に読んでいただいているのに、無駄にコメントも多く申し訳ない気持ちでいっぱいです。

    > 私達、「旅行記の 読み手」そして、「和歌山・一市民」としても、
    > 県の 観光地!を すご〜く、解り易く・・・宣伝してくれているなぁ〜。と 感心!しています。

    私の気持も汲み取ってくださりありがとうございます。
    自分が分かりにくいことは、旅行記を見ていただく方はもっと分かりませんからね。

    > とにかく、旅行記の 最後・・・の 「読破した・・・書籍の 多さ」には、ビックリ!し、

    ですから、色々読んで理解していきました。
    最も、全て読んでいるわけではなく旅行記の関連部分や疑問点を調べたぐらいです。

    > この 「毎度・・・手の込んだ! 旅行記作り。の 手間暇の 多さ」に、頭がさがりました。
    > ーーーーーーーーーーーーーーー

    私のお遊びです。
    どうすれば、分かりやすいかとか試行錯誤して仕上げる過程が楽しいのです。まさしく自己満足!

    > 一番、解り易い・・・「紀伊路。 伊勢路。 アンド 小辺路。中辺路。大辺路」の 5ルートを 示した! 地図。
    > 「じ」と「ち」・・・の 違い!で、違い!を 確認できました。

    私もこのように覚えたので、それを書き足しました。
    そうしないと、すぐに「じ」なのか「ち」なのか迷います。

    > 「小辺路・・・の 高野山」は、 90km 離れているのですね〜。了解〜〜っ。

    昔はここもいくつもの山を越えて歩いていたのですから凄いですね。

    > 「伊勢神宮 に 伊勢志摩」と、 東京から・・・だと、ついつい「伊勢路」で 止まってしまう。
    > けど、

    『熊野御幸』では『紀伊路』と『中辺路』を使う経路が普通でした。
    熊野三山を参詣して最後にもう一度『本宮』を詣ったら、後は『小辺路』や『紀伊路』を利用して馬などで楽に帰ったようです。
    行きは上皇とはいえ歩きでした。

    『蟻の熊野詣』の頃は一般庶民等は紀伊路もどんどん利用して詣でたようです。

    > 「同じ! 紀伊半島・・・の ど真ん中!の 『 聖地巡礼 の 旅 』。
    > いつか・・・「にわか! 巡礼(観光客)」として、訪れてみたい!と 思いました。

    まともに熊野古道を歩き続けるのは大変ですが、素敵な景観を残す熊野古道をスポット的に巡れば、楽しめると思いますよ。

    > 本当に、「関西の 旅」は、見所が いっぱい・・・で、困ってしまいますね。 (笑)

    やはり、見所を吟味して行くのがいいでしょうね。
    その辺は、白い華さんの得意とするところです。
    白い華さんのフィルターを通した和歌山の旅行記も拝見してみたいです。

    > 和歌山の 観光は、「和歌山だけ」と 見定めて・・・、あちこちを 回らなくては・・・。と 改めて、思いました。

    和歌山は広いですからね。
    昔と比べると道は整備されて和歌山市内からも南の方(串本や新宮)に行きやすくなりました。
    しかし、何泊かした方がしっかり廻れます。

    > 「熊野 比丘尼(びくに)」が、日本各地へ・・・と 「絵解き!の 熊野解説」を してた。って 宣伝法。
    > 往時の 旅行!は、「こうゆう、寺社仏閣を 参拝することだった」ので、
    > 自分の「幸福を 願う!旅」・・・で、皆、 憧れ!を 持ったのでしょうね。

    その頃は当然写真もないですから、今以上に憧れは強かったでしょうね。そして生まれ変われると言われた『熊野』は特別な聖地として考えられているようでした。

    > フランスからスペインへ・・・と 続く! 『 サンディアゴ・デ・コンポステーラの 巡礼路 』 と 共に、『 熊野古道 』 は、
    > 巡礼路!で 「世界遺産」と なっている。
    > って、「いか・・・に スゴい!道 なのか ?」って 解った!私でした。

    『サンディアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路』は今でも分かりませんが、『熊野古道』は多少理解できるようになりました。
    少しでも熊野古道を多くの人に知ってもらいたいです。

    > 見事!な 「取り調べ」・・・。
    > 本当に、 ご苦労様でした。そして、レポートを 有難う。
    >    これからも よろしくお願いします。

    暫くは「取り調べ」を控えます。
    本当に面倒な旅行記にお付き合いいただきありがとうございました。
    またよろしくお願いします。
    ありがとうございました。

    aoitomo
  • hot chocolateさん 2015/02/02 00:38:09
    興味深い熊野の歴史!
    aoitomoさま、こんばんは〜

    いつもながらのため息ものの旅行記で、ガイドブックも真っ青になりそうです。
    旅行記を書き上げるのに、どれだけの時間がかかったのでしょうか。
    参考資料として買った本、借りた本の数の多いこと!
    どれだけお勉強をしたことでしょうね。

    これだけの旅行記を1度に理解するのは無理としても、熊野の歴史が覗けて面白かったです。
    「和泉式部」や「小栗判官」の話は特に興味深かったです。
    百人一首ではお馴染みの和泉式部ですが、恋多き女性というのはまだしも、不浄の代名詞とはね。(笑)
    小栗判官という名もよく聞くのですが、一体どういう人物なのかは知りませんでしたが面白いお話ですね。
    「湯の峰温泉」には是非行ってみたいです。

    hot chocolate

    aoitomo

    aoitomoさん からの返信 2015/02/02 18:57:46
    RE: 興味深い熊野の歴史!
    hot chocolateさま こんばんは〜

    いつもありがとうございます。
    難儀な旅行記にお付き合い本当に恐縮いたします。

    > いつもながらのため息ものの旅行記で、ガイドブックも真っ青になりそうです。

    熊野古道は世界遺産というものの、取っつきにくいのも事実です。
    私も最初ピンときませんでした。
    そこで、色々調べてみたのです。

    > 旅行記を書き上げるのに、どれだけの時間がかかったのでしょうか。

    あれも説明したい、これも説明したいと構想は増える一方でいつ終わるのかも未知数でした。

    > 参考資料として買った本、借りた本の数の多いこと!
    > どれだけお勉強をしたことでしょうね。

    生まれて初めて図書館をありがたいと思いましたよ。(笑)
    関連場所を読むだけですけどね。
    和歌山県立図書館ですから和歌山の本が多くて助かりました。

    > これだけの旅行記を1度に理解するのは無理としても、熊野の歴史が覗けて面白かったです。

    なかなか、旅行雑誌などには載っていないことも多く何も知識が無いところから始めたので、最初は分からないことばかりでした。
    少しずつ調べていく間に分かってくると面白くなります。

    > 「和泉式部」や「小栗判官」の話は特に興味深かったです。
    > 百人一首ではお馴染みの和泉式部ですが、恋多き女性というのはまだしも、不浄の代名詞とはね。(笑)

    和泉式部も本宮に訪れた正式な記録は無いようです。
    しかし、和泉式部がPRレディとされてしまったのでしょうね。
    和泉式部もえらいところで利用されたものです。
    PR効果は絶大のようでした〜

    > 小栗判官という名もよく聞くのですが、一体どういう人物なのかは知りませんでしたが面白いお話ですね。

    私の下手な文章で本当の面白さは伝えられませんが、湯の峰温泉に行く機会がありましたら、是非『小栗判官と照手姫』の話を事前に読んで下さいね。湯の峰温泉には小栗判官が蘇生した『つぼ湯』もあります。
    つぼ湯は人気でゆっくりとは入れないので写真撮りとちょっと浸かるだけになるぐらいですが、おすすめです。
    源泉を冷ました別の温泉もあるので、ゆっくりと浸かるにはそちらがおすすめです。

    > 「湯の峰温泉」には是非行ってみたいです。

    私も湯の峰温泉に行って、小栗判官ゆかりのものを色々撮影してみたいと思ってます。今は計画中です。

    hot chocolateさま
    ありがとうございました〜

    aoitomo
  • こあひるさん 2015/02/01 23:11:48
    いや〜〜!すっごく勉強になりました〜〜!
    aoitomoさん、こんばんは。

    熊野古道・・・世界遺産になって・・・いにしえの参拝道があって・・・なんてイメージだけで、実は全く知らなかったので、今回はとっても勉強になりました〜!歴史秘話ヒストリアよりもかなり詳しいですよ〜。

    まず表紙がすっごく凝っていて・・・これだけ作るのでも時間かかりそう〜〜(;'∀')なんて感心してしまいました。

    熊野古道が5コースもあるとそもそも初めて知りました。熊野古道って、そうそう簡単に歩いてまわれるような距離じゃない・・・ってのは薄々知っていましたが・・・やっぱりどこか一部を歩いたり、どれかコースを選んで歩いたり・・・するわけですね。

    純粋に神社だと思ってたら、仏教と合体させて、なんだかすっごく都合のよい・・・(こら!)ものだったのにはビックリ〜〜。日本ってホントにおもしろいな〜と思っちゃいます。都合よく柔軟に・・・いいとこ取りして、自分たちのものにしていっちゃうのがうまい・・・(悪く言えばなあなあな感じ)。

    熊野には、熊野比丘尼という宣伝女子グループがいたり、和泉式部をちゃっかりPRに使ってみたり・・・と、積極的に布教を広めようとしたのですね〜。

    牛馬童子は、なぜ、またが裂けそうなほど・・・馬と牛の両方に乗ってたのでしょう・・・?

    でも、そのモデルとなった花山院は、一度しか参拝に来ていないし・・・おまけに素行にも問題ありで・・・なのに像が作られたり、お経を埋めた宝塔があったり・・・というのがなんとも不思議。これも天皇を使った宣伝のひとつ?

    神社の参拝の仕方に順番があるってのはよく聞きますが、本宮にはたくさん社があるので、順番通りに参拝すべきなのですね〜。現地にちゃんと表示があるので、無理にメモをもっていかなくても大丈夫そうですが・・・と思ったら、順番通りじゃなくても空いているところからでもOK・・・ってあるのね〜〜?じゃあ、別にいいじゃん・・・(こら!)とか不謹慎なことをちょっと思っちゃったり・・・。

    御朱印・・・時々、あれ?(がっかり・・・←こら!)と思うことがありますね。もしかしたら、お寺のほうが御達筆なのか・・・?人にもよるでしょけれど・・・もちろん。

    私は、断然・・・大黒石に参拝したいです(笑)。

    もともとあった場所の大斎原は、川の中州にあったということもあり、いかにも神域といった雰囲気が強かったでしょうね〜。aoitomoさんの復元図もイメージがしやすくなりとってもいいです!昔はその場所に造られた・・・ということは、元の場所の方にパワーがありそうな気もします。

    ところで特別展は写真撮影OKだったのですね?その写真があることでとてもわかりやすかったです。

    それにしても・・・熊野古道に関することだけで、すっごい本を読破されたんですね〜〜!さすが・・・というか・・・読むの速い〜〜!?頭が下がります。

    いつもいつも・・というわけにはいかないでしょうが、少なくとも興味をひかれたものについては、旅行に行ったあとでもいいから・・・(旅行前にはなかなか準備しない自分なので・・・笑)ここまで一生懸命に没頭して勉強して、見識を少しでも広めていきたいものです。

    こあひる

    aoitomo

    aoitomoさん からの返信 2015/02/02 18:19:30
    RE: いや〜〜!すっごく勉強になりました〜〜!
    こあひるさん こんにちは〜

    いつもありがとうございます。

    > 熊野古道・・・世界遺産になって・・・いにしえの参拝道があって・・・なんてイメージだけで、実は全く知らなかったので、今回はとっても勉強になりました〜!歴史秘話ヒストリアよりもかなり詳しいですよ〜。

    私も熊野古道の旅行記を作るにあたり、熊野古道を理解していないことに気付きました。そこで色々調べているうちに熊野ワールドにのめりこんでしまいました。(汗)
    自分で分かっていながらも、こんな長い旅行記になってしまい、お付き合いさせてしまい申し訳ないです。
    自分なりに面白い話しは、引っ張ってきたつもりなんですが、いつもながらの自己満足旅行記で、それを見ていただき恐縮です。

    > まず表紙がすっごく凝っていて・・・これだけ作るのでも時間かかりそう〜〜(;'∀')なんて感心してしまいました。

    『牛馬童子』と『熊野本宮大社』を表紙に使いたかったので、『牛馬童子』の写真は決定しておりましたが『本宮』に悩みました。
    御朱印帳をふと見たら、カラフルだし八咫烏のマークもあるしこれに決定しました。

    > 熊野古道が5コースもあるとそもそも初めて知りました。熊野古道って、そうそう簡単に歩いてまわれるような距離じゃない・・・ってのは薄々知っていましたが・・・やっぱりどこか一部を歩いたり、どれかコースを選んで歩いたり・・・するわけですね。

    これを知らないと熊野古道も取っつきにくいと思うんですよね。
    いったいどこをどう見ればいいのかと。
    私がそう感じているのですから、知らない人は手をつける気にもならないのではないかと。
    ですから、今回のプチ熊野古道を紹介させていただきました。
    観光バスの熊野古道ツアーの王道ルートですから、知っておけばちょっと立ち寄るだけで熊野古道を味わえます。

    > 純粋に神社だと思ってたら、仏教と合体させて、なんだかすっごく都合のよい・・・(こら!)ものだったのにはビックリ〜〜。日本ってホントにおもしろいな〜と思っちゃいます。都合よく柔軟に・・・いいとこ取りして、自分たちのものにしていっちゃうのがうまい・・・(悪く言えばなあなあな感じ)。

    神様と仏さまと信仰対象が2つもあると大変なんで『神仏習合』で合理的に考えたのでしょうね。
    何とも日本人的です。(笑)
    私も最初理解に苦しみましたよ。
    どうなっているの〜って。

    > 熊野には、熊野比丘尼という宣伝女子グループがいたり、和泉式部をちゃっかりPRに使ってみたり・・・と、積極的に布教を広めようとしたのですね〜。

    『先達』と呼ばれる添乗員もいましたから、すでに熊野ツアーの仕組みが出来上がっていたのです。
    そして和泉式部も大丈夫だから女性も安心してと女性をも受け入れることもPRです。(笑)
    昔は高野山が女人禁制だったように女性にはハードルの高い神社仏閣が多かったです。
    ですから女性を受け入れる熊野は女性が殺到するのもわかります。
    そして人生をリセットできるという美味しい言葉に釣られてしまいます。

    > 牛馬童子は、なぜ、またが裂けそうなほど・・・馬と牛の両方に乗ってたのでしょう・・・?

    私も思いましたよ。
    両方に一度に乗っては熊古道は狭くて移動できません。(笑)
    牛馬童子なだけに牛馬同時に乗せたかったのでしょうね〜
    ってアホな答えしか出てきません〜(汗)

    > でも、そのモデルとなった花山院は、一度しか参拝に来ていないし・・・おまけに素行にも問題ありで・・・なのに像が作られたり、お経を埋めた宝塔があったり・・・というのがなんとも不思議。これも天皇を使った宣伝のひとつ?

    花山院は天皇の地位を自分から捨ててしまった人ですから、他の人よりいじりやすかったのかな〜
    ただし、熊野御幸を始めた2番目の上皇でもあるので、熊野御幸を流行らせた上皇とも言えなくもないです。
    そしてエピソードも多い方ですしね。
    少なくとも上皇らも熊野御幸をしていたことの説明には使えますね。
    しかし、牛馬童子が立てられたのが明治時代ですから『蟻の熊野詣』時代には無かったものです。

    > 神社の参拝の仕方に順番があるってのはよく聞きますが、本宮にはたくさん社があるので、順番通りに参拝すべきなのですね〜。現地にちゃんと表示があるので、無理にメモをもっていかなくても大丈夫そうですが・・・と思ったら、順番通りじゃなくても空いているところからでもOK・・・ってあるのね〜〜?じゃあ、別にいいじゃん・・・(こら!)とか不謹慎なことをちょっと思っちゃったり・・・。

    どうしても最初の第三殿が混むので、単に混雑解消の為に順番通りでなくてもいいとか言っているように思います。
    団体さんが入ってくると一挙に混みますからね。
    この並んでいる時間が一番かかりますから。

    > 御朱印・・・時々、あれ?(がっかり・・・←こら!)と思うことがありますね。もしかしたら、お寺のほうが御達筆なのか・・・?人にもよるでしょけれど・・・もちろん。

    『本宮』はあれ?パタ−ンが結構多いのです。
    ネットで検索しても・・あれ?あれ?あれ〜〜?(爆)
    『信不信を選ばず、浄不浄を嫌わず、達筆●筆を気にせず』です。

    > 私は、断然・・・大黒石に参拝したいです(笑)。

    私もしがみつくのをわすれました。無念!

    > もともとあった場所の大斎原は、川の中州にあったということもあり、いかにも神域といった雰囲気が強かったでしょうね〜。aoitomoさんの復元図もイメージがしやすくなりとってもいいです!昔はその場所に造られた・・・ということは、元の場所の方にパワーがありそうな気もします。

    そうなんです。
    大斎原をパワースポットという方が多いのです。
    ですから大斎原にも訪れていただきたいのです。
    もと中州だった場所から熊野川を眺めるのも気持ちがいいですからね。

    > ところで特別展は写真撮影OKだったのですね?その写真があることでとてもわかりやすかったです。

    この特別展はなんかタイムリーで良かったです。
    特別展に関しては、写真撮影特に問題ないようでした。
    もちろんフラッシュは使いませんが。

    > それにしても・・・熊野古道に関することだけで、すっごい本を読破されたんですね〜〜!さすが・・・というか・・・読むの速い〜〜!?頭が下がります。

    ひと通り読んだ本もありますが、旅行記との関連場所をよく目を通しただけです。色々読むとやっと少しずつ頭に入っていきます。
    抜けるのも速いですが〜

    > いつもいつも・・というわけにはいかないでしょうが、少なくとも興味をひかれたものについては、旅行に行ったあとでもいいから・・・(旅行前にはなかなか準備しない自分なので・・・笑)ここまで一生懸命に没頭して勉強して、見識を少しでも広めていきたいものです。

    こあひるさんも遠野ワールドに興味をもたれたのと一緒ですよ。
    やはり、歴史が見えてくると旅行も楽しくなりますね。
    しかし、今度は写真だけで楽しめる旅行記にしますよ。
    ちょっと、疲れました。

    こあひるさんにも大変な旅行記を読ませてしまい疲れたことでしょう。
    繰り返し申し訳ない。
    でも、熊野通になっていただけたかも。(笑)

    本当にありがとうございました〜

    aoitomo
  • みかりさん 2015/02/01 17:34:46
    魅力いっぱいの熊野古道
    aoitomoさん、こんばんは!

    やっと気になっていた旅行記を拝見出来ました。表紙の写真を見て
    すぐに「御朱印帳」だ・・・と反応してしまった。(笑)

    今回も大作お疲れ様でした。完璧にじっくり見たのかと言われたら
    怪しいですが・・・(笑) 色々と勉強になりました。

    熊野古道と一言に言っても、何本かの道があってその道のりは
    想像以上に長いんですよね。その程度の事は知っていましたが・・・
    ツアー等で良く訪れる「中辺路」だけでも90キロもあるんだから
    ビックリです。ツアーの場合はホントに触りしか歩いていませんよね・・・

    手つかずの古道は木の根も張っていてとても歩きずらそうだけど
    だからこその風情がありますよね。歴史的な背景や史跡に興味が無い人には
    雰囲気ある道にしか見えないだろうけれど、意識して歩けばホントに
    史跡だらけで、見所が沢山あるのも興味深いな〜と思います。

    熊野古道を歩くのはもちろん憧れですが、やっぱり熊野三山はいつか
    訪れてみたいです。ただ坂道&階段なので足を鍛えてからじゃないと
    温泉パワーだけじゃどうにもなりそうもありませんね。(笑)

    本宮の御朱印帳は黒表紙でカッコいいですね。御本社をデザインした
    御朱印帳はとても多いけれど、その場合は紺表紙が多いので・・・
    黒表紙&八咫烏がなんだか特別感を感じさせてくれます。

    私も八咫烏判が押してある御朱印をいつか貰うのは憧れです。
    それと「牛王宝印」ですか・・・。知りませんでしたが、これは訪れた際には
    絶対に頂かないとですね。ちょっとお高いですが・・・

    いつか和歌山に遊びに行く時は、この旅行記を印刷して持ち歩かないと
    いけないですね。実際にその場所を見ながら読んだら楽しそうです。

    でも・・・私が和歌山に行く時は、ガイドをしてもらうか見所マップを
    作って貰った方が手っ取り早いかな。(笑)

    最後に・・・有田みかん美味しいですよね♪ 数年前、たまたまお取り寄せした
    有田みかんがめちゃくちゃ甘くて味が良かったので、毎年お取り寄せを
    しているんです。すごく人気だから1箱しか手に入らないけど・・・

    毎年美味しいんだけど、今年は残念ながら微妙にハズレたかもしれません。
    来年はまたチャレンジしないと。どこか美味しい農家さんありませんか〜?

                                  みかり

    aoitomo

    aoitomoさん からの返信 2015/02/01 19:32:10
    RE: 魅力いっぱいの熊野古道
    みかりさん こんばんは〜

    いつもありがとうございます。

    > やっと気になっていた旅行記を拝見出来ました。表紙の写真を見て
    > すぐに「御朱印帳」だ・・・と反応してしまった。(笑)

    みかりさんなら当然気づくでしょうね。
    4トラで紹介するために買ったようなもので高い買い物ですよ。
    むしろ、「牛王宝印」は本当に手に入れたかったのです。

    > 今回も大作お疲れ様でした。完璧にじっくり見たのかと言われたら
    > 怪しいですが・・・(笑) 色々と勉強になりました。

    旅行自体が地味だったので、熊野古道の話で色を付けようと思ったら、いつのまにか熊野ワールドに夢中になってました。(^_^;)
    そして、いつもながら面倒な旅行記を作ってしまいました。申し訳ない〜
    熊野古道も世界遺産にもかかわらず、いまいちピンと来ないと思うので、ここは解説が必要かと思ったわけです。

    > 熊野古道と一言に言っても、何本かの道があってその道のりは
    > 想像以上に長いんですよね。その程度の事は知っていましたが・・・
    > ツアー等で良く訪れる「中辺路」だけでも90キロもあるんだから
    > ビックリです。ツアーの場合はホントに触りしか歩いていませんよね・・・

    ツアーだと高齢の方も対象としていたりするので、大手のバスツアーなんかも本当に今回歩いたところぐらいしか歩かないですね。
    すなわち、『牛馬童子』周辺か、那智の『大門坂』ぐらいです。
    それでも、それを知っていれば熊野古道の雰囲気は楽しめます。
    ですから、こんな情報も必要かと思いマップも入れてみました。
    一方で熊野古道をそこそこ歩くツアーもあるので、語り部の話を聞きながら歩くこともできます。
    歩く場所さえ決まれば、ツアーに乗っからずとも迷わずに歩くことができるようになっています。

    > 手つかずの古道は木の根も張っていてとても歩きずらそうだけど
    > だからこその風情がありますよね。歴史的な背景や史跡に興味が無い人には
    > 雰囲気ある道にしか見えないだろうけれど、意識して歩けばホントに
    > 史跡だらけで、見所が沢山あるのも興味深いな〜と思います。

    世界遺産だからこそ、安易に木の根も切れませんからね。
    根が張っているからこそ道もしっかり維持されているようですし。
    こんな道はやはり熊野古道でないと見れないかもしれません。

    みかりさんならおわかりでしょうが、本当にたくさんの史跡があって、
    そのひとつひとつに謂れや物語があって実に面白いのです。
    そこまでコメントを入れていたらパンクするので入れてませんが。

    > 熊野古道を歩くのはもちろん憧れですが、やっぱり熊野三山はいつか
    > 訪れてみたいです。ただ坂道&階段なので足を鍛えてからじゃないと
    > 温泉パワーだけじゃどうにもなりそうもありませんね。(笑)

    今回の牛馬童子ルートは楽ですよ。
    みかりさんでは物足りないかもしれませんが。
    那智は結構階段がありますが、景観では那智がいいと思います。

    そして小栗判官をよみがえらせた、湯の峰温泉の温泉パワーは凄いかもしれませんよ。
    ここにはまた行ってみたいと思ってます。

    > 本宮の御朱印帳は黒表紙でカッコいいですね。御本社をデザインした
    > 御朱印帳はとても多いけれど、その場合は紺表紙が多いので・・・
    > 黒表紙&八咫烏がなんだか特別感を感じさせてくれます。

    私も評判だけで即買ってしまいましたが、八咫烏の刺繍もあるし、これは旅行記の表紙に丁度いいと思いました。
    確かに黒表紙はなんかいいですね。

    > 私も八咫烏判が押してある御朱印をいつか貰うのは憧れです。
    > それと「牛王宝印」ですか・・・。知りませんでしたが、これは訪れた際には
    > 絶対に頂かないとですね。ちょっとお高いですが・・・

    みかりさんにも熊野三山を訪れてもらい、みかりさん目線の旅行記を楽しみたいです。
    そして御朱印帳も手に入れてください。『牛王宝印』もね〜(笑)
    知っている人は、熊野三山の最高のお土産は『牛王宝印』と言うぐらいですからこれはおすすめです。
    話は変わりますが、和歌山『高野山』も今年開創1200年で色々行事やイベントも多く盛り上がる気がしますよ。

    > いつか和歌山に遊びに行く時は、この旅行記を印刷して持ち歩かないと
    > いけないですね。実際にその場所を見ながら読んだら楽しそうです。

    熊野本宮に訪れるときは役に立つかもしれません。
    効率よく回れると思います。

    > でも・・・私が和歌山に行く時は、ガイドをしてもらうか見所マップを
    > 作って貰った方が手っ取り早いかな。(笑)

    旅行記の作製が済むとどんどん覚えた知識が飛んでいきますからね。
    自分で自分の旅行記を見ながらのガイドになりそうです。(爆)
    見所マップは手作りの特注で高いですよ〜(爆)

    > 最後に・・・有田みかん美味しいですよね♪ 数年前、たまたまお取り寄せした
    > 有田みかんがめちゃくちゃ甘くて味が良かったので、毎年お取り寄せを
    > しているんです。すごく人気だから1箱しか手に入らないけど・・・

    有田みかんを毎年取り寄せるなんて凄いですね。
    本当に美味しいのは和歌山にいてもなかなか食べられません。
    化粧箱に入って高級フルーツ店に並ぶのでしょうかね〜

    > 毎年美味しいんだけど、今年は残念ながら微妙にハズレたかもしれません。
    > 来年はまたチャレンジしないと。どこか美味しい農家さんありませんか〜?

    今年はハズレ気味ですか。
    私も手頃に手に入るのであれば手にいれたいぐらいですよ。
    今年は有田みかんのみかん狩りにでも行ってみようと思います。

    面倒な旅行記にもかかわらずお付き合いいただきありがとうございました。

    aoitomo
  • kuniさん 2015/01/31 22:06:20
    懐かしい熊野路
    aoitomoさん、こんばんは。

    いつもながら大作で感銘受けております。
    ほんとに素晴らしいですね。

    熊野路は今から43年ほど前、子供の頃に親戚が集まって行ったことがあり、うる覚えながらとても懐かしく感じました。

    今後ともよろしくお願いいたします。

    kuni

    aoitomo

    aoitomoさん からの返信 2015/02/01 01:02:10
    RE: 懐かしい熊野路
    kuniさん こんばんは〜

    いつもありがとうございます。

    > いつもながら大作で感銘受けております。
    > ほんとに素晴らしいですね。

    行っている場所はわりと地味なんで、色を付けていたら熊野古道や熊野三山にハマってしまいました。
    それを説明したいがために尾ひれ手ひれを付けている間に枚数が増えてしまいました。
    好意的に読んでいただく方々には申し訳ないかぎりです。

    > 熊野路は今から43年ほど前、子供の頃に親戚が集まって行ったことがあり、うる覚えながらとても懐かしく感じました。

    以前にも熊野に行かれているのですね。
    その当時の熊野は想像もつきませんが、懐かしく感じでいただけてうれしいです。
    私が熊野古道を知ったのは世界遺産に登録されてからですから情けない話です。(^_^;)

    > 今後ともよろしくお願いいたします。

    kuniさんの旅行記をいつも楽しみにしております。
    また、よろしくお願いします。
    ありがとうございました。

    aoitomo
  • herzlichさん 2015/01/30 10:19:46
    ガイドブックですね!
    aoitomoさん、こんにちは。

    「おぉぉ〜!」っと表紙の写真にまず心を掴まれました!
    どうしたらこういう写真が作れるのだろうと羨ましくなりました。
    (羨ましくなる前にまずは勉強せい、というアドバイスは重々承知いたしております・笑)

    けど、どんな複雑なテクニックを経てこんなに分かりやすい写真が完成するんだろうと、まったくのドシロウトのわたしは考えるのであります。
    そして勝手に頭をこんがらかせて撃沈するパターンです(笑)

    aoitomoさんの旅行記は完全にガイドブックですね^^
    旅に出るときはaoitomoさんの旅行記があれば他には何もいらない感じがしました。

    旅行記中の写真に「窓が汚れています」笑ってしまいました(笑)

    >世界遺産熊野古道を子供達に歩かせる時も、なるべく木の根は踏まないように説明するそうです。
    >そうすると木の根を踏んでしまうと『木の根さん踏んでしまってごめんなさい。』と言いなが>ら歩く子供もいたそうです。(笑)
    →環境保護としてはかなり大切な事なんですよね、きっと。
    海外からの観光客の皆さんにも、こういう取り組みがしっかり伝わればいいなと感じました。

    埼玉にいながら熊野古道を巡った気持ちになれました^^
    ありがとうございます♪

    aoitomo

    aoitomoさん からの返信 2015/01/30 20:40:43
    RE: ガイドブックですね!
    herzlichさん こんばんは〜

    いつもありがとうございます。

    > 「おぉぉ〜!」っと表紙の写真にまず心を掴まれました!

    表紙の写真は色々悩みましたよ。
    『牛馬童子』は入れるのは決めてましたが、本宮はどうしようかと。
    御朱印張には本宮の建物も八咫烏も描かれているのでこれに決定しました。

    > どうしたらこういう写真が作れるのだろうと羨ましくなりました。
    > (羨ましくなる前にまずは勉強せい、というアドバイスは重々承知いたしております・笑)

    後はフォトショップで合成するだけなのです。

    > けど、どんな複雑なテクニックを経てこんなに分かりやすい写真が完成するんだろうと、まったくのドシロウトのわたしは考えるのであります。

    毎度のことでそれ程大したテクニックは使っていないです。
    ソフトのおかげです。

    > そして勝手に頭をこんがらかせて撃沈するパターンです(笑)

    やりだしたら、そこそこ時間もかかるので手を出さないのも賢明です。

    > aoitomoさんの旅行記は完全にガイドブックですね^^

    旅先などでお役に立てればと思ってますが、『熊野古道 中辺路』と『熊野本宮大社』に訪れるようでしたら多少参考になると思います。
    半分お遊びで作っているのですけどね。

    > 旅に出るときはaoitomoさんの旅行記があれば他には何もいらない感じがしました。

    herzlichさんも是非和歌山にもいらして下さいね〜

    > 旅行記中の写真に「窓が汚れています」笑ってしまいました(笑)

    アップすべきか悩みましたがネガティブな部分を知らせるのも旅行記の役目でもあると思い、載せてしまいました。(笑)

    > >世界遺産熊野古道を子供達に歩かせる時も、なるべく木の根は踏まないように説明するそうです。
    > >そうすると木の根を踏んでしまうと『木の根さん踏んでしまってごめんなさい。』と言いなが>ら歩く子供もいたそうです。(笑)
    →環境保護としてはかなり大切な事なんですよね、きっと。
    海外からの観光客の皆さんにも、こういう取り組みがしっかり伝わればいいなと感じました。

    その通りですね。
    熊野古道ではすれ違うときに皆さん挨拶も積極的にして凄く気持よく歩くことができます。
    注意事項はツアーでは説明してくれますし、熊野古道のHPなどにも記載があります。
    熊野古道を歩こうとする海外からの観光客の方は日本が好きな方が多いようで、皆さん礼儀正しいです。

    > 埼玉にいながら熊野古道を巡った気持ちになれました^^
    > ありがとうございます♪

    私も田舎は埼玉です。
    面倒な旅行記にお付き合いいただきありがとうございました〜

    aoitomo
  • rinnmamaさん 2015/01/30 01:06:57
    いつもながら大作で、端折ってみても1回では無理^^ですね!
    aoitomoさん、こんばんは

    PCの調子は悪くなるし、iPhone6に変更したですが、これまた変・・
    いいよ!をポチしても、変換できないんです・・
    今、確認しましたらOKでした。何回も押してしまいました。ごめんなさい。

    熊野古道に5ルートがあり、ゴールデンルートが中辺路だと初めて知りました

    そして、サンディアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路と2つしかない道の
    世界遺産なんですね。
    フランス〜スペインを何ヶ月も何年もかけて歩く人々と同じように、
    熊野古道もそんな道なんですね・・

    熊野比丘尼・・女性のお坊さんが宣伝して回ったって、セールスガールの
    ハシリ??だった
    和泉式部・・恋多き女性もPRレディーって・・楽しい^^

    参道は右側・右端を歩くのが正式なんですね^^
    中央は神様の通る道・・・肝に銘じました。

    歴史に疎いので、このように噛み砕いて、ご説明を頂きますと、
    わかった気が(笑)・・します。

    熊野本宮温泉エリアの情報も有難いですね。
    温泉めぐりのリストに入れます・・

    寒さの折、お気をつけてくださいね。

    rinnmama






    aoitomo

    aoitomoさん からの返信 2015/01/30 19:35:18
    RE: いつもながら大作で、端折ってみても1回では無理^^ですね!
    rinnmamaさん こんばんは〜

    いつもありがとうございます。

    > PCの調子は悪くなるし、iPhone6に変更したですが、これまた変・・

    大変ですね〜 PCが御機嫌ななめだとやっかいですよね。
    海外に連れ回し過ぎですか〜

    > いいよ!をポチしても、変換できないんです・・
    > 今、確認しましたらOKでした。何回も押してしまいました。ごめんなさい。

    お気遣いなく願います〜
    何回も押していただきありがとうございます。(笑)
    地味な旅行記にも関わらず見ていただけて嬉しいです。

    > 熊野古道に5ルートがあり、ゴールデンルートが中辺路だと初めて知りました

    普通は知らない方が多いと思いましたので解説を入れてみたのです
    世界遺産熊野古道もピンポイントで楽しめることを説明したかったのです。
    多くの人に熊野古道を楽しんでほしいです。

    > そして、サンディアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路と2つしかない道の
    > 世界遺産なんですね。

    道の世界遺産となると道を全て歩くわけにもいかないので、手軽に楽しめる熊野古道を紹介したかったのです。

    > フランス〜スペインを何ヶ月も何年もかけて歩く人々と同じように、
    > 熊野古道もそんな道なんですね・・

    サンディアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路は是非rinnmamaさんにお願いします。(笑)

    > 熊野比丘尼・・女性のお坊さんが宣伝して回ったって、セールスガールの
    > ハシリ??だった

    そうなんです。面白いでしょ〜
    そして熊野のPRをしたのです。
    熊野観心十界曼陀羅を持ってです。

    > 和泉式部・・恋多き女性もPRレディーって・・楽しい^^

    和泉式部でさえも本宮の熊野権現が受け入れてくれたって。(爆)
    和泉式部もとんでもないPRレディーにさせられたものです。
    そのPR効果は絶大だったようです。(爆)

    > 参道は右側・右端を歩くのが正式なんですね^^
    > 中央は神様の通る道・・・肝に銘じました。

    全ての参道に当てはまるかは分かりませんが、そのようです。
    中央を歩いて神様とぶち当たったことはありませんが、すなおに右側・右端を歩くようにしました。

    > 歴史に疎いので、このように噛み砕いて、ご説明を頂きますと、
    > わかった気が(笑)・・します。

    私も勉強しながらのコメントですから大したことはありませんが、知っておくといいことは記載しておきました。

    > 熊野本宮温泉エリアの情報も有難いですね。
    > 温泉めぐりのリストに入れます・・

    私はまた湯の峰温泉に行こうと思ってます。
    湯の峰温泉に訪れる際には、『小栗判官と照手姫』の話を読んでおくことをおすすめします。つぼ湯も体験をおすすめします。

    > 寒さの折、お気をつけてくださいね。

    本当に寒い日が続きますね〜
    rinnmamaさんもお気をつけてくださいね。
    ありがとうございました〜

    aoitomo
  • fuzzさん 2015/01/29 16:35:23
    次からはガイドが出来ますね(*^▽^*)
    aoitomoさん、こんにちは。

    早速の新作を拝見しようとしたら既にもう116票が入ってました。

    さすが・・・(*^_^*)

    調べるの、本当にご苦労の程が伝わりました。

    いつも地図を添付されて、これからそこに行く方々には市販されている旅行本よりも

    親切で分かりやすくって、こういう旅行記はいいなあといつも思ってましたが

    今回は本当に頭が下がる程です。

    パスツアーに参加されたご高齢?いえ諸先輩方も「熊野ワールド」に興味を持って

    参加されているのですから、向学心があって素晴らしいですね(*^^)v

    どこかで発表なさったら・・・パワーポイントに作り直して(^O^)/

    本当にすごいです。

    次回は、aoitomo主催・熊野ワールド歴史ツアー開催なりますか?(#^.^#)

    ガイドさんだって、これだけの説明は出来ないでしょう。

    観光バスの窓が汚れていた・・・日本なのに〜(ToT)/

    海外だとバスツアーはいつも窓が汚れてるので車窓からって言っても

    残念な写真になる事が多いですが、日本のバスツアーでは考えられへんですね。

    私のような簡易な旅行記(笑)でも、インドネシアの遺跡などは三冊の本を

    読んでから旅行記を作成しましたが、aoitomoさんはすごい。

    どーしてこの旅行記に一票しか投じれないのでしょうか。

    おみごとでした<(_ _)>

    fuzz

    aoitomo

    aoitomoさん からの返信 2015/01/30 17:58:19
    RE: 次からはガイドが出来ますね(*^▽^*)
    fuzzさん こんにちは〜

    いつもありがとうございます〜

    気分はハワイに行っておりますが、この旅行記も仕上げればと必死でした。(笑)

    > 調べるの、本当にご苦労の程が伝わりました。

    勝手に楽しんでいる部分も多いので苦労は無いのですが、ある程度納得するまで作り込みました。
    おかげで迷惑すぎるボリュームとなってしまいました。

    > いつも地図を添付されて、これからそこに行く方々には市販されている旅行本よりも親切で分かりやすくって、こういう旅行記はいいなあといつも思ってましたが今回は本当に頭が下がる程です。

    熊野古道も漠然として取っつきにくいと和歌山に住む私ですら感じてました。ですから、これは何とかしたいな〜と思って作ってみましたが。
    どこまでお役に立てるのかは分かりません。
    でも、色々分かると旅の楽しさも深まります。

    > パスツアーに参加されたご高齢?いえ諸先輩方も「熊野ワールド」に興味を持って参加されているのですから、向学心があって素晴らしいですね(*^^)v

    私も含めて皆さんお値打ちツアーでもあったので参加された方も多いでしょうね。
    熊野マニアのように夢中だったのは私や一部の方ぐらいだと思います。

    > どこかで発表なさったら・・・パワーポイントに作り直して(^O^)/
    > 本当にすごいです。

    PPT引っさげて、熊野を語る現代版『熊野比丘尼』ですね〜(爆)
    需要があればやってみたいですが。(笑)
    熊野古道世界遺産センターでバイトしますか。(笑)
    和歌山県立博物館で特別展担当の方とお話をしましたが、専門の方はすごく詳しく知っていますよ。
    私なんか足元にも及びません。

    > 次回は、aoitomo主催・熊野ワールド歴史ツアー開催なりますか?(#^.^#)

    今度はツアーでないですが湯の峰温泉でゆっくりしたいと思っているのです。小栗判官の詳しい方に話を聞いたりして〜

    > ガイドさんだって、これだけの説明は出来ないでしょう。

    色々調べて寄せ集めただけですから、時間がたつと頭は空っぽになっているかもしれません。
    ですから旅行記は備忘録です。

    > 観光バスの窓が汚れていた・・・日本なのに〜(ToT)/

    あまり、汚れた窓の経験がなかったので驚きましたよ。
    まあ、お値打ちツアーなので我慢・我慢!

    > 海外だとバスツアーはいつも窓が汚れてるので車窓からって言っても残念な写真になる事が多いですが、日本のバスツアーでは考えられへんですね。

    そうなんですよ。トルコのツアーでも、沖縄のツアーでも今まで窓の汚れを気にしたことがありません。
    あるのは、家の車の窓の汚れぐらいです。(爆)

    > 私のような簡易な旅行記(笑)でも、インドネシアの遺跡などは三冊の本を
    > 読んでから旅行記を作成しましたが、aoitomoさんはすごい。

    図書館で本を借りれたのが良かったのです。
    和歌山の図書館だけに和歌山の本は豊富でしたよ。

    > どーしてこの旅行記に一票しか投じれないのでしょうか。
    > おみごとでした<(_ _)>

    難儀な旅行記にご訪問ありがとうございました〜

    aoitomo
  • るなさん 2015/01/29 14:33:53
    歴史音痴が拝見する世界遺産
    こんにちは、aoitomoさん。
    バスツアーって意外にもお手軽だしお得感いっぱいですよね。
    私もたまに旅行会社から来るメールで目にして、参加してみようかなぁ?などと思ったりもしますが.....

    歴史音痴が学ぶaoitomoさんの大作。大変お勉強になりました(爆)

    『白装束』ってあんまりいい印象はありませんが、本来は弔辞の際にまとう服装のことなんですよね?
    どうも武装集団的に思ってしまいます@@;

    地獄絵巻きを見ながら思う『心の持ち方が大切』で、妙に納得してしまいました。
    普段からの生活態度とでも言うのでしょうか?思わず気を引き締めたくなるような気になりましたよ。そんなに悪いことはしていませんが(笑)

    観光バスの窓が汚れていたとのことですが、これって欧州でもよく感じることです。
    もう少しどうにかならないの?って思いますよ^^;特に電車の方ですけどね。

    木の根を踏まないように歩く熊野古道は大変そうだ〜
    これって昔と何ら変わってない道なのですよね?

    奥様が撮られた見上げた山林のお写真、仰ぎ見る感じに木の高さが出てて素敵です。
    いつもはお二人で一つのカメラですか?
    明光バスとやらでも行けそうですが、やはり本数は少ないようですね。
    海外へ行ってこういうところへ訪問するも、交通の便があまりよくないところはツアー利用がいいかな?って思ったりもしますが、時間を好きなように使おうと思うと自力でトライしたくなる私ですが、本数も少ないバスに合わせると同じか?(笑)

    食事が奇跡ってコメントに思わず笑っちゃいました。

    餡子はあまりお好きではない?私もです。焼きカスターのがいいな。

    祓戸大神?の参拝順は間違えそう〜

    最近この4トラでも御朱印集めをされている方をよく目にしますが、書かれる方によってホントに印象が変わりますよね。

    黒い八咫烏ポスト、黒いポストなんて初めて見ました!!ホント、烏みたい。
    思わず絵ハガキなんて投函したくなっちゃいますね。

    大鳥居に向かってるお写真、すごい迫力を感じますね〜田舎道に現れる絶景ですね。

    龍の御神水で清める。
    イスタンブールのモスクに入るときに、現地の方は大量の水で足までしっかりと洗い清めるのとは、かなり違うのですね?(笑)
    そう、先日のあのくそ寒い中でも、信者の方たちは大量のお店で清めていらっしゃいました。見てるこっちが寒い(*_*)

    世界遺産『熊野古道』に行くことがあれば、これはもうaoitomoさんの旅行記でお勉強し直すこと間違いなしですね。

    いつもながらの大作でした♪ふぅ(笑)

    るな

    aoitomo

    aoitomoさん からの返信 2015/01/30 14:09:01
    RE: 歴史音痴が拝見する世界遺産
    るなさん こんばんは〜

    いつもありがとうございます。

    > バスツアーって意外にもお手軽だしお得感いっぱいですよね。

    今回は回覧板に載ってまして、とんでもなくお値打ちだったので申し込んでしまいました。
    本宮は何度か行ってますが、熊野古道のプチ歩きができるのがいいと思いました。

    > 私もたまに旅行会社から来るメールで目にして、参加してみようかなぁ?などと思ったりもしますが.....

    ツアーに参加しないと行けないところは別にして、るなさんにはツアーは似合いません。(笑)
    でも1度でもツアーで行っておけば土地勘もつかめてフリーでも行動しやすくなりますね。

    > 歴史音痴が学ぶaoitomoさんの大作。大変お勉強になりました(爆)

    私も歴史音痴で学生時代は日本史・世界史大嫌いでしたよ。
    今回も慌てて本読んで得た知識ばかりですから。
    旅行して学ぶのは、まだ頭に入りやすいですね。

    > 『白装束』ってあんまりいい印象はありませんが、本来は弔辞の際にまとう服装のことなんですよね?

    私も調べて分かりました。
    分かると納得するものです。(笑)

    > どうも武装集団的に思ってしまいます@@;

    私もそっちのイメ−ジが強かったです。
    現代ですとなおさらです。

    > 地獄絵巻きを見ながら思う『心の持ち方が大切』で、妙に納得してしまいました。

    現代にも通じる部分がありますね。
    昔は閻魔様に舌を抜かれないようにいい子にしてましたし。(爆)

    > 普段からの生活態度とでも言うのでしょうか?思わず気を引き締めたくなるような気になりましたよ。そんなに悪いことはしていませんが(笑)

    こんな地獄の話しも現代人にとっても必要と思いましたよ。
    子供にもね〜
    この年になって初めて地獄絵の意味が理解できてきたように思います。

    > 観光バスの窓が汚れていたとのことですが、これって欧州でもよく感じることです。

    確かに欧州だと何となく理解できてしまいますがね。(笑)
    きめ細かなサービスを求める日本だと『え〜っ!』ってなります。
    今まで、ツアーバスで窓の汚れを気にしたことがなかった気がするので。

    > もう少しどうにかならないの?って思いますよ^^;特に電車の方ですけどね。

    まともに写真が撮れませんからね。
    ガラスクリーナー持参しないと〜(爆)

    > 木の根を踏まないように歩く熊野古道は大変そうだ〜

    歩きやすいところも多いですが、木の根があるところは絵的には感動ものです。(笑)
    なるべく、根に負担を与えないようにするだけで、完全に踏まないというのは無理ですね。
    根があるので古道が維持されているとも言えますしね。

    > これって昔と何ら変わってない道なのですよね?

    世界遺産ですから根をカットして歩きやすくするわけにはいかないでしょうね。
    多くの人が熊野詣で歩いていた頃はひょっとして今より歩きやすかったかもしれませんし、その辺の情報はまだわかりません。

    > 奥様が撮られた見上げた山林のお写真、仰ぎ見る感じに木の高さが出てて素敵です。

    こんなアングルは気付きませんでした。
    相方も友人から言われて撮るようになったようですが。

    > いつもはお二人で一つのカメラですか?

    相方には、防水防塵のデジカメを渡してます。
    私が結構撮影しているので相方はあまり撮りません。

    > 明光バスとやらでも行けそうですが、やはり本数は少ないようですね。

    バスでも行けるというだけで計画は練らないとダメでしょうね。
    しかし、熊野古道を歩く人が多いのでホテルからの送り迎えもあったりで、それを利用するのも手です。

    > 海外へ行ってこういうところへ訪問するも、交通の便があまりよくないところはツアー利用がいいかな?って思ったりもしますが、時間を好きなように使おうと思うと自力でトライしたくなる私ですが、本数も少ないバスに合わせると同じか?(笑)

    るなさんはケースバイケースで現地ツアーを賢く利用されてますよね。
    その辺はさすがです。
    集合時間は間違えないようにね〜
    って、持ち上げてから突き落とすな〜 ですね。(爆)

    > 食事が奇跡ってコメントに思わず笑っちゃいました。

    そりゃ奇跡ですよ。
    旅行代金が安いので、絶対お弁当と思ってましたから。(笑)
    そして熊野牛だし。

    > 餡子はあまりお好きではない?私もです。焼きカスターのがいいな。

    焼きカスターは相方のお気に入りです。
    私も美味しく食べました。
    相方はここには友人と何度か訪れているようです。

    > 祓戸大神?の参拝順は間違えそう〜

    これは知らない人が多いです。それが普通です。
    かく言う私も、今回しっかり覚えたばかりです。(笑)

    > 最近この4トラでも御朱印集めをされている方をよく目にしますが、書かれる方によってホントに印象が変わりますよね。

    なにせ本宮はこのパターンが多いのです。
    御朱印の見本を出しておいてほしいですね〜
    今日はこんな感じです〜 みたいな。(爆)

    > 黒い八咫烏ポスト、黒いポストなんて初めて見ました!!ホント、烏みたい。

    黒いポストなだけに有名な撮影スポットです。
    普通にポストとして機能しているし、特別な消印も押してもらえるようです。

    > 思わず絵ハガキなんて投函したくなっちゃいますね。

    絵ハガキ投稿は面白いですね。
    昔と違って旅先から絵ハガキを出すことも減りましたが、こんなポストがあれば出したくなります。

    > 大鳥居に向かってるお写真、すごい迫力を感じますね〜田舎道に現れる絶景ですね。

    大鳥居の大きさには驚きます。
    この大斎原の景色も有名なんです。
    いままで、何度か本宮に訪れてますが大斎原の中まで入ったのは初めてです。自由時間も少ないのに〜(笑)

    > 龍の御神水で清める。
    > イスタンブールのモスクに入るときに、現地の方は大量の水で足までしっかりと洗い清めるのとは、かなり違うのですね?(笑)
    > そう、先日のあのくそ寒い中でも、信者の方たちは大量のお店で清めていらっしゃいました。見てるこっちが寒い(*_*)

    イスタンブールなどのモスクとは日本と清め方が全然違いますね。
    日本は清めるのは形だけで十分に清めたとは言い難いですがモスクではゴシゴシ洗っているし〜(爆)
    まあモスクでは絨毯の上に裸足で乗ったりもするので、足を洗わないとモスクが足の臭いで大変になります。
    って、そんな意味で洗っているわけではないかな?(爆)

    > 世界遺産『熊野古道』に行くことがあれば、これはもうaoitomoさんの旅行記でお勉強し直すこと間違いなしですね。

    その機会があれば是非また覗いてやってください。

    > いつもながらの大作でした♪ふぅ(笑)

    いつも難儀な旅行記にお付き合いいただきありがとうございます〜
    感謝です〜

    aoitomo
  • norisaさん 2015/01/29 07:16:49
    ものすごい労力ですーー!
    aoitomoさん

    おはようござます。

    熊野古道。
    那智の滝だけは行ったことがあるのですが、和歌山の奥深くは全く未踏の地です。
    前から気になっていたのですが、交通不便なようで逡巡していました。

    しかし、今回懇切丁寧なご旅行記をご投稿され大変参考になります。
    というよりも、これで行った気になりました(笑)

    熊野古道の解説だけでなく、宗教的解説や歴史的解説もあり、これだけで本が出版できそうですね。

    熊野古道は思ったよりも整備されているようです。
    これならわが夫婦も行けそうです。

    日本の中心にありながら山深くて近寄りがたい地でしが、拝見して少し身近になりました。

    ただし、あまりにもお詳しいので出勤前に熟読するのは無理。
    帰ってから再読させていただきます!

    それにしてもお写真や解説。
    これだけ詳述するのは大変な労力ですね。
    いずれお会いしてご尊顔を拝したいものです(笑)

    ありがとうございました。

    norisa

    aoitomo

    aoitomoさん からの返信 2015/01/29 16:48:07
    RE: ものすごい労力ですーー!
    norisaさん こんにちは〜

    いつもありがとうございます。
    norisaさんに尻を叩いていただいたおかげでめげずに仕上がりました。

    > 熊野古道。
    > 那智の滝だけは行ったことがあるのですが、和歌山の奥深くは全く未踏の地です。

    日本にもnorisaさんの未踏の地があるとは〜
    那智は行かれている方が多いようです。
    勝浦温泉もありますからね〜
    やはり景観から考えると那智はいいですね。

    > 前から気になっていたのですが、交通不便なようで逡巡していました。

    昔に比べると行きやすくなりました。
    道路も整備されましたし。
    私自身が行きやすくなったことに驚いてます。(笑)
    norisaさんなら車で楽勝でしょう!

    > しかし、今回懇切丁寧なご旅行記をご投稿され大変参考になります。
    > というよりも、これで行った気になりました(笑)

    また機会あれば和歌山に訪れてください。
    norisaさんのフィルターを通したコメントを是非拝見したいですし〜

    > 熊野古道の解説だけでなく、宗教的解説や歴史的解説もあり、これだけで本が出版できそうですね。

    熊野ワールドにのめり込んでしまったので蛇足満載の旅行記になってしまいましたよ。

    > 熊野古道は思ったよりも整備されているようです。
    > これならわが夫婦も行けそうです。

    熊野古道も世界遺産になってルートも分かりやすくなりました。
    一般的なプチ歩きコースも決まっているので、誰でも楽しめるようになってます。
    そのことを伝えたかった旅行記でもあります。

    > 日本の中心にありながら山深くて近寄りがたい地でしが、拝見して少し身近になりました。

    そう言っていただけると旅行記をアップした甲斐があります。

    > ただし、あまりにもお詳しいので出勤前に熟読するのは無理。
    > 帰ってから再読させていただきます!

    また、熊野古道や熊野本宮に訪れることがあればお役にたてると思いますが〜
    熟読して熱がでたり疲労困憊しても当局は一切関知いたしません。(笑)

    > それにしてもお写真や解説。
    > これだけ詳述するのは大変な労力ですね。

    いつもながら、こんなことばかりやっているのでアップが遅いんです。(汗)

    > いずれお会いしてご尊顔を拝したいものです(笑)

    私のダイエットが成功してからにして下さい。(爆)
    ありがとうございました。

    aoitomo
  • まほうのべるさん 2015/01/28 23:25:40
    熊野古道を歩こう!
    こんばんは、aoitomoさん。

    「熊野古道を歩き牛馬童子・熊野本宮大社を訪れるツアー」参加から
    壮大な旅行記になりましたね。
    ここまでの旅行記を作成するエネルギーは何処から来るのでしょうか?
    つきつめていく勉強熱心さからでしょうね。

    べるがフォートラの会員になったのは、アルバムで写真整理をしていた
    のをPCで整理したかったからです。それまでゲストとしてフォートラを
    見ていたのでこのスタイルがいいなと思いました。

    ただただヨーロッパの街歩きが大好きで、主観だけで見てきてガイドブッ
    クに書いてある説明で満足していました。
    旅行記を作成していて、なかなか前に進めず足踏み状態が続くこともあり
    ます。
    ヨーロッパの歴史を少しは勉強しなくてはと反省しているところです。

    バスツアーは楽しそうですね。
    参加した人のペースに合わせたコースに分かれていたり、クイズをしたり
    お弁当ではなくきちんとした食事もでて参加者はみな満足なさったでしょ
    うね。

    熊野古道を楽しく歩くことが出来ました。
    初めは短いコースだと思いましたが世界遺産の山道、少し歩くのも気をつ
    けて歩かなくてはならず大変なんですね。

    たくさんの本も読まれたんですね。

    byまほうのべる

    aoitomo

    aoitomoさん からの返信 2015/01/29 15:01:40
    RE: 熊野古道を歩こう!
    まほうのべるさん こんにちは〜

    いつもありがとうございます。

    > 「熊野古道を歩き牛馬童子・熊野本宮大社を訪れるツアー」参加から
    > 壮大な旅行記になりましたね。

    熊野古道を調べているうちに熊野ワールドにハマってしまいました。
    旅行記もなかなかアップできないわけです。(汗)

    > ここまでの旅行記を作成するエネルギーは何処から来るのでしょうか?
    > つきつめていく勉強熱心さからでしょうね。

    世界遺産の熊野古道ですが、道が世界遺産なだけによく分からないし、『牛馬童子』にしても、なんでこんな小さな像が皆 夢中になるのかが分かりませんでした。
    自分が分からないものを、旅行記に載せたくなかったというのもあるのです。和歌山在住ですしね〜
    美しい景色などの写真ならコメントも不要でしょうが、今回は熊野を説明するいい機会だと思いました。

    > べるがフォートラの会員になったのは、アルバムで写真整理をしていた
    > のをPCで整理したかったからです。それまでゲストとしてフォートラを
    > 見ていたのでこのスタイルがいいなと思いました。

    やはり場所によりけりだと思いますね。
    写真だけで十分な旅行記もあると思いますし、旅行のノウハウを解説する旅行記もあるし、色々ですね。
    史跡なんかは、それにまつわる私があれば知っていれば楽しかったりで。
    今回は知らないことばかりでしたので、ネット検索をしたり図書館を通いました。

    > ただただヨーロッパの街歩きが大好きで、主観だけで見てきてガイドブッ
    > クに書いてある説明で満足していました。
    > 旅行記を作成していて、なかなか前に進めず足踏み状態が続くこともあり
    > ます。
    > ヨーロッパの歴史を少しは勉強しなくてはと反省しているところです。

    外国は調べるのにも限界がありますからね〜
    調べていたら前に進まなくなってしまいますよ。
    それよりも、見るだけで美しい街並みや景色があるのでそれだけでも十分に楽しめます。
    私は今回地元ですから図書館の熊野関連の本も充実してましたから、何とか出来た感じです。
    人生で初めて図書館をありがたく思いましたよ。(爆)

    > バスツアーは楽しそうですね。

    地元の地域の人ばかりでしたからコミュニケーションもよかったですし、また機会あれば参加したいと思いました。

    > 参加した人のペースに合わせたコースに分かれていたり、クイズをしたり
    > お弁当ではなくきちんとした食事もでて参加者はみな満足なさったでしょ
    > うね。

    年配の方も多いですし、その辺を考慮しているツアーですから熊野古道を歩くのも短いです。さらにコースわけもされていて、至れり尽くせりです。
    実際に大手の熊野古道バスツアーでも利用しているコースです。
    ですから、ちょっとだけ熊野古道を味わいたい方にはもってこいのコースです。

    > 熊野古道を楽しく歩くことが出来ました。

    雰囲気を味わっていただけたでしょうか?
    ありがとうございます。

    > 初めは短いコースだと思いましたが世界遺産の山道、少し歩くのも気をつ
    > けて歩かなくてはならず大変なんですね。

    歩きやすい場所も多いのですが、世界遺産なだけに山道などの根っこも伐採するわけにはいかないのでしょうね。
    結果的にそれが、いい味を出しているわけです。
    足元をたえず見て歩くのですぐになれます。(笑)

    > たくさんの本も読まれたんですね。

    ひとりで夢中になっておりました。
    それで旅行記が膨れあがってしまい申し訳ない〜
    難儀な旅行記にお付き合いいただきありがとうございました〜

    aoitomo
  • zunzunさん 2015/01/28 21:37:14
    熊野古道♪
    aoitomoさん、こんばんは〜☆

    待ってました、熊野古道♪

    aoitomoさんと一緒に巡りますよ^^

    以前に一度訪れた事があるのですが、那智、速玉は覚えているのですが、、、本宮は行ったのか・・・
    熊野古道もちょこっと歩いただけなのですが。。。

    木の根の道、ここはすごいですね、
    歩くのが大変そうだけど歩いてみたいですよ♪

    八咫烏ポスト、これいいですね。
    ここで投函してみたいですよ〜〜〜!!
    八咫烏の足には意味があったのですね。なるほどです。

    読んでいて、私は本宮には行っていないように思います。

    バスツアーって楽しそうだなぁ。
    ポイントに連れて行ってくれるのと、説明があるのがいいなと思います。

    熊野古道を楽しませていただきました^^


    zun

    aoitomo

    aoitomoさん からの返信 2015/01/29 12:48:42
    RE: 熊野古道♪
    zunzunさん こんにちは〜

    いつもありがとうございます。

    > 待ってました、熊野古道♪

    独り熊野ワールドに陶酔しておりました。
    やっとアップできました。

    > aoitomoさんと一緒に巡りますよ^^

    私と巡ったら遠回りばかりで目的地に辿り着けませんよ〜(汗)

    > 以前に一度訪れた事があるのですが、那智、速玉は覚えているのですが、、、本宮は行ったのか・・・

    那智と速玉(新宮)は近いのでセットで巡りやすいですが、本宮は熊野川を結構北上しないと行けないですね。
    本宮も熊野三山のひとつで代表格でもあるのでまた機会あれば訪れてみて下さいね。
    景観からいうと、那智が一番いいかもしれませんが本宮も侮れません。

    > 熊野古道もちょこっと歩いただけなのですが。。。

    那智なら大門坂でしょうか、私も根性ないですからどこもちょこっとです。

    > 木の根の道、ここはすごいですね、
    > 歩くのが大変そうだけど歩いてみたいですよ♪

    世界遺産だけに勝手に木の根を刈るわけにはいかないのかもです。
    それが古道のいい味を出しています。
    逆に『蟻の熊野詣』と呼ばれた時代はもっと整備されて歩きやすかったかもしれないですし、今となっては分からないです。

    > 八咫烏ポスト、これいいですね。

    八咫烏ポストは定番撮影スポットです。
    黒いポストが面白いです。
    八咫烏も乗ってますしね。

    > ここで投函してみたいですよ〜〜〜!!

    熊野の絵はがきをここから送ると面白いかもです。

    > 八咫烏の足には意味があったのですね。なるほどです。

    私も最初は何も知らなかったのですが、調べれば色々出てきますね。

    > 読んでいて、私は本宮には行っていないように思います。

    是非行かれてみて下さい。
    私はまた本宮近くの湯の峰温泉に行ってみたくて計画中です。
    湯の峰温泉のつぼ湯に入ってみたいのです。

    > バスツアーって楽しそうだなぁ。

    たまには、新鮮でいいと思いましたよ。
    ゆっくり出来ないデメリットもありますが手軽に熊野古道を歩けたり、とにかくお任せで楽ちんでした。
    そして、今度は何を観光したいのかも明確になりますしね。

    > ポイントに連れて行ってくれるのと、説明があるのがいいなと思います。

    1度行っておけば、今後は自分の家の車で行けます。
    距離感も把握出来ますし。
    説明も分かりやすいですし、熊野ワールドを深く知るきっかけにもなりました。

    > 熊野古道を楽しませていただきました^^

    面倒な旅行記お付き合いいただきありがとうございました〜

    aoitomo
  • ムロろ~んさん 2015/01/28 15:45:39
    熊野古道の旅!
    aoitomoさん

    こんにちは、ムロろ〜んです。
    熊野古道の旅に行かれた旅行記を拝見しました。

    確かに旅に行きたいのですけれど、時間も限られていますし、あまりにハマってしまうと他の所へも行けなくなるというのは共感できますよ。
    旅って短い時間でどのくらい巡れるかがキーポイントになりますからねf^_^;。

    熊野本宮大社、こんなに中が広かったんだとビックリしたんです。
    埼玉に氷川神社があるのですけれど、そこよりも広いのではないかと思いました。
    参るときに1時間半は短いのも頷けますよ。
    団体ツアーで旅してからまた再度旅するのも良いかもしれないですね。

    川の渓谷の風景を眺めながらの旅、バスの窓が汚れているのはドンマイだったでしょうけれど、車窓も退屈しなかったのではないかと思います。
    しかも秋ですよね!絶対ベストシーズンでしょう???


    ムロろ〜ん(-人-)

    aoitomo

    aoitomoさん からの返信 2015/01/28 16:53:56
    RE: 熊野古道の旅!
    ムロろ〜んさん こんにちは〜

    いつもありがとうございます。

    > 確かに旅に行きたいのですけれど、時間も限られていますし、あまりにハマってしまうと他の所へも行けなくなるというのは共感できますよ。

    世界遺産の参詣道の熊野古道。
    なにしろ、道が世界遺産ですからすべてを走破するのは大変です。
    それが出来れば、それはそれで価値がありますけどね。
    なにしろ私は色々ハマりやすいたちですからブレーキかけないと時間が止まってしまうのです。

    > 旅って短い時間でどのくらい巡れるかがキーポイントになりますからねf^_^;。

    『弾丸の貴公子』『弾丸コーディネーター』のムロろ〜んさんの言葉ですから含蓄があります。(爆)
    どんどん肩書きが増えていきます。(爆)

    > 熊野本宮大社、こんなに中が広かったんだとビックリしたんです。
    > 埼玉に氷川神社があるのですけれど、そこよりも広いのではないかと思いました。

    氷川神社で3万坪で約10ha、熊野本宮大社は 10.8haで同じぐらいですね。
    また、埼玉に帰ったときには氷川神社も覗いてみたいです。

    > 参るときに1時間半は短いのも頷けますよ。

    手を合わせる場所がいくつもあるのと、混んでいることがあること。
    そして、大斎原も少し離れているので、急ぎ足です。(笑)

    > 団体ツアーで旅してからまた再度旅するのも良いかもしれないですね。

    熊野本宮は3回訪れているので要領は頭に入っているのですが、旅行記のために、ここまで丁寧にまわったのも初めてです。(^_^;)

    > 川の渓谷の風景を眺めながらの旅、バスの窓が汚れているのはドンマイだったでしょうけれど、車窓も退屈しなかったのではないかと思います。

    今まで、ご近所の方がいるような旅行は無かったので斬新でしたよ。
    バスの中も勝手に盛り上がってくれて、それに乗っかるだけですから楽で楽しかったです。(笑)

    > しかも秋ですよね!絶対ベストシーズンでしょう???

    紅葉シーズンはもう少し後でしたが、昨年の秋はプチ旅行が重なって忙しかったです。
    おかげで、今頃旅行記をアップすることになりました。(^_^;)
    ですから旅行記ネタはあるのですが、アップに追いつきません。
    沖縄旅行も手をつけてないし。(^_^;)
    あたふたしております〜

    aoitomo

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