2014-10台湾南迴　22チャーター車で・旭海草原と旭海港

2014/10/23 - 2014/10/27

　台湾は今古道ブームなのではないでしょうか。

　車が通るような大きな道が出来るまで使われていた道が「古道」なのですが、だいたいが原住民族が暮らす山中にあります。旭海と台東県達仁郷安朔の間にも「阿朗壹古道」（朗：本来は朗の下に土）があります。旭海はそのトレッキングの拠点であるらしく、大型バスを何台も見かけました。そしてストックを持ったトレッカーが続々と歩いています。旭海でこんなにたくさんの観光客を見るとは意外でした。
　
　旭海草原は古道の通過点で、見晴らしの良い山の上にあります。そこから見える山々が草原のようだからこの名前なのでしょうか？実際に日本語で言う「草原」があるわけではありません。
　車は港仔から海岸沿いを北上し旭海海岸へ到着。草原へ向かうために県道199甲で内陸へ。旭海草原の看板で右折し再び山道を上がっていきます。
　旭海草原遊楽区の駐車場は有料。詳細はこちらで。
http://www.pthg.gov.tw/TownMdt/CP.aspx?s=3367&cp=1&n=13564
（普通車の料金が40になっていますが、実際には30元でした）

エリア 墾丁国家公園周辺(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

　駐車場に車を止めて、運転手さんも一緒に遊楽区へ。
　牡丹水庫までは車で待っていた運転手さんですが、一緒に山登りしたおかげで一体感が出てきました。

　旭海草原旅遊資訊站。一応インフォメーションがあります。

　展示がしてあるだけで、人もいませんでした。（ベンチで寝ている人がいたけれど係員さんではないと思う）

　展望台の下に売店。

　展望台からの眺め。これが見たくてやってきました。

　舗装されていない道に車の轍。どこへ行く道だろう？

　駐車場にはそこそこ車がありますが展望台にいる人は少ないです。多分皆さんトレッキングしているのでしょう。

　運転手さんが手招きをするので行ってみるとこんな案内看板が。
　「行かないの？」とでも言いたそうな感じ。よく読んでくださいよ、約40分かかるって書いてあるじゃないですか。そんな元気ないです。そう言ったら運転手さんに笑われました。
　私はこの日朝から散々歩いてるんですよ。そんなにヘタレ扱いしなくっても(T_T)

　散策道の入口。

　売店で野苦瓜茶を購入。
　ここのお茶は青草茶でも冬瓜茶でも無糖を売っていました。もちろんこれも無糖。台湾の飲み物はやたら甘くされてますが、これはおいしかった。手もべたべたしないし。
　パイワン族の皆さんとは味覚が合いそうです。

　旭海草原から旭海港へと降りてきました。運転手さんとはここでお別れです。
　草原から港へ向かう途中、「帰りも車に乗っていけば早く休めるゾ」と疲れている私に営業をかけてきます。ダメよダメダメ。バスに乗らずに帰ったらものすごく後悔するから！
　誘惑を振り切ってここで車を降りました。

　悩んだ結果4,000元払いました。契約の2,000元に「これは登山の費用1,000元と砂地から車を出した時の1,000元です」と2,000元を足して渡しました。運転手さんの手取りは3,000元なのでそれほどもうかってないと思います。でも、この後他の人にチャーター車に4,000払ったと言うと、「ぼったくられたね〜」って顔をされました。運転手さんの名誉のために、必死でこの道行きを説明したのですがわかってもらえたかなあ。

　時刻は15:28。帰りのバスまでは２時間以上あるのでのんびりと散策します。

　小さな橋を渡って旭海港へ。

　奥から歩いてくる人たちは古道のトレッカー。
　トレッカーの一人と少し話をしましたが、草原から下って来てこれからバスに戻るとのこと。

　港の入口です。

　旭海村の案内看板。

　拡大。

　港の飲食店。

　港の様子。筏船を海に出す台。

　筏船がセットされてます。

　防波堤に絵が描いてあります。

　今もこういう漁をやっているのかな？

　港の出口。

　がんばって突端まで行って外を覗いてみました。怖かった〜

　港から戻る途中にあった橋。

　県道199甲（旭海路）まで戻ってきました。
　この建物は派出所。

　旭海以北は内陸の道を通らないといけません。だから高雄も台東もとりあえず左へ。

　恆春へは南を廻っていくのがポピュラーなのか。

　派出所の近くにバス停がありました。バス停名は「鵬園路口」です。

　裏にはちゃんと時刻表がありますが、本当に運行しているのか若干心配。ダメだったらあの運転手さんに電話しよう。「バスに乗れなかったら電話して」って言ってたし。お金足りるかな〜

　頭目の家発見。

　本当に頭目がお住まいなんだろうか。頭目之家っていう民宿もありますが住所が違うからね。

　旭安宮。頭目の家のお隣です。

　お向かいは民宿。

　県道199甲（旭海路）を温泉（内陸）に向けて歩きます。
　旭海草原への分岐路まで来ました。

　草原へ行く人はここで曲がってね。

　海沿いはちょっとした集落でしたが、その後はしばらくこんな道が続きます。

　再び集落に出ました。多分ここが旭海村の中心部。港から徒歩10分ほどです。

　住宅街の路地。

　生態歩道の入口。

　とりあえず歩道へ。

　ここから旭海溪沿いに海岸方面まで続いているらしい。

　自然観察する遊歩道ですね。

　長そうなのでここで引き返します。

　広場に大型観光バスが停まってます。これからトレッカーを乗せて帰るところでしょうか。

　旭海温泉バス停。でも温泉はここから550メートルも離れています。

　バス停付近にカフェ発見。

　台湾でよく見かける半屋外の集会所。

　旭海村多功能活動中心。多目的センターって感じかな。

　これも民宿なんですが、宿泊料がすごく高いんです。一番安い部屋でも15,000元くらいする…。でもＨＰを見れば納得。一人でなんて絶対泊まりませんが、もし台湾に彼氏がいたら（既婚者だからありえないっすけど…）一緒に行きたいです。
http://www.taipeinavi.com/hotel/301/
http://www.mudanwanvilla.com.tw/about.htm

　ここがアプローチ。覗いてるだけでつまみだされそう。

　牡丹湾villaを過ぎると旭海温泉はもうすぐです。
　次はゆっくり温泉に浸かってバスに乗って恆春へ！
http://4travel.jp/travelogue/10946053

この旅行記へのコメント （3）

• へけけさん 2014/11/15 09:07:42

  バナナボートは冗談です。

  binchan様　こんにちは
  　
  せっかくタクシーをチャーターして、なおかつバスにも乗る。これを説明して理解して貰うのは難しいですね、バスに乗るのが目的なんだって言ってもなんかタクシーの運ちゃんが悪人みたいにみられちゃう。でも地方のバスって本当に来るの？って不安になりますが、荷物とかも運んでるので重要なんですね。
  
  　binchanさんは中国語出来んですね、凄い。でも台湾風、北京語って聞きとりにくくないですか？ましてや南部のおじさん、おばさんは台湾語が普通。
  
  　自分も瑞穂の紅葉温泉に行きましたがbinchanさんは全然無名な温泉（自分だけ知らないのかも）に行っちゃうのがフツーじゃないです（笑）
  
  
  　へけけ

  binchanさん からの返信 2014/11/15 12:02:03

  そんなこと言わずに

  　バナナボート、乗って下さい。ミスマッチも極まるとマッチしますから。
  　
  　屏東客運は南投客運と並んで私のお気に入りバス会社となりました。この２県とも県内の限られたところにしか鉄道が通っていない「バス県」なので客運会社も気合が入ってます。
  
  　中国語にしても英語にしても、聴き取りやすい人と全然わからない人がいます。わかりやすく話してくれる人との会話ならなんとかなりますが、苦手な話し方の方とは全く会話が成り立ちませんよ。
  　それにしても普段台湾語を使っている方たちは、自分たちは台湾語で話して、私に話しかけるときだけ国語に切り替えます。台湾人の多くがバイリンガルだと思うとスゴイなあと感心します。
  
  　ところで、へけけさんの旅行記の続きは難航してますね。お忙しそう（お仕事が忙しいのはいいことですね！）。ぐ〜っと寒くなってきましたから、具合が悪くて旅行記が進まないっていう状況にならないようお願いします(^^ゞ
  
  binchan

  へけけさん からの返信 2014/11/15 20:40:42

  RE: そんなこと言わずに

  binchan様　こんばんは
  
  　実は後半の旅行記、書いてる途中で公開されて、非公開にしたんですけど、変になっちゃって、結局、現在、公開中です。binchanさんには是非、見てもらいたいです。
  
  　へけけ