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6日目の午後は、2千年前のアショカ王時代のストゥーパ(仏塔)がほぼ完全な形で残るサンチー遺跡に行きます。<br />サンチーはマディヤ・ブラデーシュ州の州都ボパールの北東にある小さな村で、ここにはブッダは訪れていませんがインドの仏教遺跡として非常に重要な場所として世界遺産に登録されています。

2014.8 アジャンタ・エローラ西インド世界遺産紀行(6日目②~サンチー大ストゥーパ)

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2014/08/14 - 2014/08/14

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+mo2

+mo2さん

6日目の午後は、2千年前のアショカ王時代のストゥーパ(仏塔)がほぼ完全な形で残るサンチー遺跡に行きます。
サンチーはマディヤ・ブラデーシュ州の州都ボパールの北東にある小さな村で、ここにはブッダは訪れていませんがインドの仏教遺跡として非常に重要な場所として世界遺産に登録されています。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
同行者
一人旅
交通手段
観光バス
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)
  • サンチーの遺跡公園は高さ約100mの丘の上にありますが、ここまで車で来ることができ駐車場を降りるとすぐ入り口のゲートに出ます。

    サンチーの遺跡公園は高さ約100mの丘の上にありますが、ここまで車で来ることができ駐車場を降りるとすぐ入り口のゲートに出ます。

    サーンチーの仏教建造物群 史跡・遺跡

    ホーリー&ブライト by +mo2さん
  • 公園の入り口からストゥーパに向って石畳の参道が伸びています。<br />正面が第1ストゥーパ(大塔)、左に第2ストゥーパが見えます。

    公園の入り口からストゥーパに向って石畳の参道が伸びています。
    正面が第1ストゥーパ(大塔)、左に第2ストゥーパが見えます。

  • インド古代史の上で最初の統一国家であるマウリヤ朝の最盛期を築いたアショーカ王は、紀元前3世紀に8万4千もの釈迦の遺骨(仏舎利)を安置する卒塔婆(ストゥーパ)を建立しています。そのうちの8つがサーンチーに建てられ、現在、こちらに3つの仏塔が残っているものです。

    イチオシ

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    インド古代史の上で最初の統一国家であるマウリヤ朝の最盛期を築いたアショーカ王は、紀元前3世紀に8万4千もの釈迦の遺骨(仏舎利)を安置する卒塔婆(ストゥーパ)を建立しています。そのうちの8つがサーンチーに建てられ、現在、こちらに3つの仏塔が残っているものです。

    大ストゥーパ第1塔 (大塔) 建造物

  • 卒塔婆(ストゥーパ)は、その後拡張されていき、紀元前1世紀頃に、東西南北の塔門が建造されています。<br />こちらは最も保存状態が良いとされる北の塔門です。

    卒塔婆(ストゥーパ)は、その後拡張されていき、紀元前1世紀頃に、東西南北の塔門が建造されています。
    こちらは最も保存状態が良いとされる北の塔門です。

    大ストゥーパ第1塔 (大塔) 建造物

  • 塔門の浮き彫り(レリーフ)には、ブッダの誕生、出城、成道、初説法、涅槃などが彫られています。<br />これは初説法の様子でしょうか?

    塔門の浮き彫り(レリーフ)には、ブッダの誕生、出城、成道、初説法、涅槃などが彫られています。
    これは初説法の様子でしょうか?

  • 塔門のレリーフは卒塔婆(ストゥーパ)で唯一の装飾と呼べるものです。

    塔門のレリーフは卒塔婆(ストゥーパ)で唯一の装飾と呼べるものです。

  • 美しいレリーフ。とても2000年以上経過しているものとは思えません。

    美しいレリーフ。とても2000年以上経過しているものとは思えません。

  • 第1ストゥーパの上の周回路からの北の塔門。

    第1ストゥーパの上の周回路からの北の塔門。

  • 細かいレリーフがすきまなく刻まれています。

    細かいレリーフがすきまなく刻まれています。

  • 北の塔門の女神像。インドだと仏教施設にも女性像がたくさんあります。<br />このへんはヒンドゥー教と混然なのでしょうか。

    北の塔門の女神像。インドだと仏教施設にも女性像がたくさんあります。
    このへんはヒンドゥー教と混然なのでしょうか。

    大ストゥーパ第1塔 (大塔) 建造物

  • 東の塔門。マンゴー樹下のヤクシー女神像が見事です。<br />こちらも象が支えています。

    東の塔門。マンゴー樹下のヤクシー女神像が見事です。
    こちらも象が支えています。

  • 第1ストゥーパ(大塔)は、直径37m、高さ16m。<br />アショーカ王が基礎を造り、紀元前2〜1世紀に石で増営されていったそうです。

    第1ストゥーパ(大塔)は、直径37m、高さ16m。
    アショーカ王が基礎を造り、紀元前2〜1世紀に石で増営されていったそうです。

  • 東の塔門のレリーフ。<br />蓮や水鳥、舟に乗る人々、ワニ(?)などが見られます。

    東の塔門のレリーフ。
    蓮や水鳥、舟に乗る人々、ワニ(?)などが見られます。

  • 中央は菩提樹。この当時はブッダを直接描くことを避け、菩提樹や仏足跡、法輪などで表しています。

    中央は菩提樹。この当時はブッダを直接描くことを避け、菩提樹や仏足跡、法輪などで表しています。

  • これは王宮でしょうか。象や馬、建物から覗く人々のレリーフなどが見事。

    これは王宮でしょうか。象や馬、建物から覗く人々のレリーフなどが見事。

  • 真中はナーガ(蛇)でしょうか。アンコール遺跡のようです。

    真中はナーガ(蛇)でしょうか。アンコール遺跡のようです。

  • 人々の生活の様子も窺えます。

    人々の生活の様子も窺えます。

  • 花(蓮?)と水鳥のレリーフ

    花(蓮?)と水鳥のレリーフ

  • 周回路からみた東の塔門。

    周回路からみた東の塔門。

  • 東の塔門のヤクシー女神の背面。<br />くびれた腰がセクシーです。

    イチオシ

    東の塔門のヤクシー女神の背面。
    くびれた腰がセクシーです。

  • こちらは正面からのヤクシー女神です。<br />ちなみに古代インド神話に登場する鬼神(夜叉)には男と女があり、男はヤクシャ、女はヤクシー と呼ばれています。

    こちらは正面からのヤクシー女神です。
    ちなみに古代インド神話に登場する鬼神(夜叉)には男と女があり、男はヤクシャ、女はヤクシー と呼ばれています。

  • ヤクシー女神の写真を撮っていたら集まってきた女の子たちがポーズをとってくれました。

    イチオシ

    ヤクシー女神の写真を撮っていたら集まってきた女の子たちがポーズをとってくれました。

  • 南の塔門、こちらを支えているのは獅子(ライオン)でしょうか。

    南の塔門、こちらを支えているのは獅子(ライオン)でしょうか。

  • 西の塔門は、ヤクシャが支えています。

    西の塔門は、ヤクシャが支えています。

  • 西の塔門のアップ。<br />ヤクシャは4人それぞれ表情が違います。

    西の塔門のアップ。
    ヤクシャは4人それぞれ表情が違います。

  • レリーフはそれぞれ美しく、見飽きません。

    レリーフはそれぞれ美しく、見飽きません。

  • 幾何学的な模様ですが何かの植物でしょうか。

    幾何学的な模様ですが何かの植物でしょうか。

  • 菩提樹は解脱したブッダの象徴とのこと。

    菩提樹は解脱したブッダの象徴とのこと。

  • これはサールナートにおける最初の説法の様子でしょうか。

    これはサールナートにおける最初の説法の様子でしょうか。

  • こちらも菩提樹(ブッダ)の周りに男女がいます。説法の様子でしょうか。

    こちらも菩提樹(ブッダ)の周りに男女がいます。説法の様子でしょうか。

  • ストゥーパの周囲を囲む欄楯のレリーフ。

    ストゥーパの周囲を囲む欄楯のレリーフ。

  • 南の塔門からストゥーパを廻る回廊に入ると上に登ることができます。

    南の塔門からストゥーパを廻る回廊に入ると上に登ることができます。

  • 塔門から中に進むと仏像が置かれていますが、紀元前2世紀には仏像を造る習慣がなかったので後世のものと推定されます。

    塔門から中に進むと仏像が置かれていますが、紀元前2世紀には仏像を造る習慣がなかったので後世のものと推定されます。

  • 僧院跡、往時は仏教の聖地として栄えていました。

    僧院跡、往時は仏教の聖地として栄えていました。

  • 第1ストゥーパの周辺には円形の小さなストゥーパの基壇や途中までの積み上げられたストゥーパが残されております。

    第1ストゥーパの周辺には円形の小さなストゥーパの基壇や途中までの積み上げられたストゥーパが残されております。

  • 独特の穏やかな(ホーリー&amp;ブライト)「気」が満ち溢れています。<br />

    独特の穏やかな(ホーリー&ブライト)「気」が満ち溢れています。

  • こちらはアショカ王が建てた石柱です。

    こちらはアショカ王が建てた石柱です。

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