2013/06/28 - 2013/07/03
45位(同エリア10322件中)
オリーブさん
コートールド美術館は、小規模ながら世界でも
屈指の質を誇る美術館で圧巻です!!!
初期ルネサンスから20世紀にかけての名画が揃い、
特に印象派と後期印象派の重要な作品を一堂に集めた
比類ないコレクションで知られています。
コレクターの草分け存在であった
サミュエル・コートールドによって形成された当コレクションは、
マネやルノワールからスーラやゴーギャンに至る
近代フランス絵画の発展をたどる一級品が揃っています。
ゴッホの『耳を切った自画像』、
マネの遺作『フォリー・ベルジェールのバー』、
セザンヌの大規模なコレクションを筆頭に、
世界のあまたの名作に出会うことができます。
午前中は、観光バスツアーで、
大英博物館、バッキンガム宮殿、タワーブリッジ
ピカデリーサーカス、ウエストミンスター寺院、
セントポール大聖堂を駆け足観光。
ピカデリーサーカスでフリータイムになったのが2時半、
一目散にコートールド美術館に向かいました。
【イギリスの旅行記】
◆花と緑が輝く季節☆ときめきと癒しの旅ロンドンとコッツウォルズ【ダイジェスト版】
http://4travel.jp/traveler/5812441/album/10790133/
◆【夕暮れのテムズ川散策 前編】セント・ポール大聖堂・赤いパブ
http://4travel.jp/traveler/5812441/album/10799970/
◆【夕暮れのテムズ川散策 後編】ビバ!ライトアップ ★感動のタワー・ブリッジ★
http://4travel.jp/traveler/5812441/album/10807155/
◆【ストラトフォード・アポン・エイボン?】花咲く頃のシェイクスピアの生家
http://4travel.jp/traveler/5812441/album/10814011/
◆【ストラトフォード・アポン・エイボン?】素敵な街並みとエイヴォン川に癒されて☆
http://4travel.jp/traveler/5812441/album/10818399/
◆【ヒドコート・マナー・ガーデン】蜂蜜色の建物とパステルカラーの花のコラボにうっとり
http://4travel.jp/traveler/5812441/album/10826700/
◆【ボートン・オン・ザ・ウォーター】心躍らせながら歩く☆コッツウォルズのベニス☆
http://4travel.jp/travelogue/10833094
◆【バイブリー】】☆イギリスで一番美しい村☆と称賛された村
http://4travel.jp/travelogue/10855354
◆【バーフォード】ハンギングバスケットの花のハーモニーが最も美しい村☆ラムズゲートで海外初スケッチ♪
http://4travel.jp/travelogue/10895015
◆【ロンドン・アイ】☆空中夢散歩☆夕景のロンドンと光輝くビッグ・ベンに感動!
http://4travel.jp/travelogue/10923332
- 旅行の満足度
- 5.0
-
ピカデリーサーカスから放射状に
いくつものストリートが通っています。
グーグルアースで何度も練習したので
迷わずに行けてラッキー!
正面に見える目標の時計塔の手前右側に
サマセット・ハウスの建物があります。
もうすぐコートールド美術館!
マネの「フォリー・ベルジェールのバー」を観れると思うと
嬉しくてワクワクドキドキです♪ -
コートールド美術館入り口です。
どんな作品と出会えるのか期待が膨らみます! -
■ゴッホ(1853−1890)
「耳を切った自画像」(1889年)
現在でこそ、高い評価を受けていますが、
現存時代は不遇の生涯を送りました。
生前に売れた絵はたった一枚、
≪赤い葡萄畑≫という作品だけだったそうです。
生活は、1872年から亡くなる迄の約20年間
文通していた、4歳下の弟のテロ(画商)が
援助していたという話は有名です。
そして、1890年7月27日にパリ近郊の、
オーヴェール・シュル・オワーズで、
銃で胸を撃って自殺したのです。
享年37歳という若さでした。 -
1888年にパリの生活に疲れていたゴッホは
ロートレックの勧めもあって強い太陽の光を求め
南仏アルルへ来たのです。
それから≪黄色い家≫の絵にあるアトリエで
ゴーギャンと二人の共同生活が始まるのです。
最初は、共に意欲的な制作活動を行い
傑作が次々と生まれました!
ところが、対象物を見て描くゴッホと
写実的描写を否定するゴーギャンの間は
不仲になり論争になり始めたのです。
そして、同年12月23日の夜、
ゴッホ自ら耳を切り落とすという悲惨な、
≪耳きり事件≫が起きたのです。
奇行から、アルルの住民から危険視される
ようになったゴッホは病院に入院して、
強烈な個性を持った二人の共同生活は
二ヶ月足らずで終わりました。
この事件以降、幻覚と悪夢にうなされるようになり、
その症状は生涯続いたと伝えられています。
その後、ゴーギャンはタヒチへと旅立ったのです。
■「ゴッホの★夜のカフェテラス★の町アルル」の旅行記をUP
していますので、ご覧くださると嬉しいです。
http://4travel.jp/travelogue/10307900
「クレラー・ミュラー美術館で
ゴッホの★夜のカフェテラス★と感激の対面」
http://4travel.jp/travelogue/10319077 -
■ゴッホ
桃の花咲く風景 -
■マネの部屋
-
■フォリー・ベルジェールのバー
ロンドンのコートールド・ギャラリーが自慢とする作品
「フォリー・ベルジェール劇場のバー」です。
マネの最晩年である1881年〜1882年に掛けての作品で、
彼の最後のサロンの出典作品でもあります
マネは、1832年パリ・セーヌ川沿岸ボナパルト街において、
裕福な家庭の三人兄弟の長男として生まれました。
父は法務省高官、母は外交官の娘でした。
70年代後半から健康状態が悪化して、
80年代には左足の壊疽により歩行困難となりました。
翌1883年、左足を切断し、同年4月30日に
51歳という若さで短い生涯を終えました。 -
死を予感しながら描かれた絵には、
画家として人生を振り返り
万感の思いを込めて画面の中に表現したのでしょう。
カウンターの後ろは鏡になっていて
そこに映るフォリー・ベルジェール劇場で繰り広げられる
様々な情景を描いています。
鏡には女性の後姿とシルクハットを被った紳士。
眺めているうちに、もしかしてマネと女性が
対話しているように描いたのでは?とも思いました。
手前にいるべき紳士を描かずして想像させる手法・・。
今だに謎ですが、構図的にもとても興味深いです。 -
背景には、パリという都会の中で興じられる一夜の享楽を
観る者に彷彿とさせ、まるでフォリー・ベルジェール劇場に
いるかのような臨場感が漂っています。
しかし、女性の表情は群衆の中にいながら
孤独と哀愁を秘めていて何とも言えないくらい魅惑的です。
死を目前にしたマネの心境を女性の表情に
重ね合わせたのでしょうか・・・?
賑やかで華やかな劇場の雰囲気と目前に迫った死。
きっと、もっと生きて描きたかったことと思います。
短い人生だからこそ描けた哀しみを湛えた遺作として、
そして最高傑作として今も人々を魅了し続けていると思います。 -
マネは痛みに耐えながらフォリー・ベルジェール劇場に
通い病と闘いながら描き続けました。
ところが、進行は速くすぐに歩けなくなりました。
それでもマネは絵筆を離さず、
アトリエに劇場のバーのセットを組み、
そこにモデルを立たせ描きつづけ
涙ぐましい努力と執念で作品を完成させました。
マネは「黒の魔術師」と、言われています。
この絵も、多様な黒が魅力的に描かれています。
シックな中にも色彩感覚に溢れ、
品もあり都会的なセンスの良さを感じます。
余談ですが、家庭環境から品の良い振る舞いを
身に付けていたことで、外出時は必ずシルクハットを
被り正装していて画家らしくなかったようです。
暫しフォリー・ベルジェール劇場にいる気分になり
瞑想しながら至福の時を過ごしました。
この一点だけでも十分に満足感が味わえる美術館です。
その上、ゴッホ、ルノワール、セザンヌ、ドガ等の
名画が揃っていて贅沢なコレクションに酔いしれました。 -
「この絵を観るためにきた」と言って、、
『ベルジェールのバー』の絵の前で、
魅入っていた女性と意気投合!
彼女はどことなく
「モデルのシュゾンという女性に似てる」
って言うと喜んでモデルになってくれました。
嬉しい出会い♪ -
■マネ
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■マネ
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■「アダムとイブ」のある部屋
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■クラナッハ
「アダムとイブ」 -
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■至宝箱
装飾が細密で豪華です! -
箱の側面に描かれた素敵な絵
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■セザンヌ
「サント・ヴィクトワール山」 -
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■セザンヌ
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■セザンヌ
「カード遊びをする人々」 (1892-95) 」 -
■ルノワール
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■ロートレック
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■ドガの部屋
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■ドガ
「踊り子」 -
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■ドガ
ブロンズ像 -
■ドガ
デッサン「踊り子」 -
■アンリ・マティス
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■アンリ・マティス
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■アンリ・マティス
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■モディリアーニの絵がある部屋
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■モディリアーニ
「裸婦」 -
■シャイム・スーティン
(1893年 - 1943年)
ロシア生まれのフランスの画家である。 -
■スーラ
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■デュフィ
(1877年- 1953年)
「色彩の魔術師」20世紀のフランスのパリを代表する
フランス近代絵画家。 -
キュート☆
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■ヴァン・ドンゲン
(1877年 - 1968年)
エコール・ド・パリの画家 -
■ヴラマンク
(1876年 - 1958年)
徹底した自由主義者で、
自分の才能以外の何ものも信じず、
何ごとにも束縛されたり服従することを嫌った。 -
■ヴラマンク
こうした性格から、
絵画についてもあらゆる伝統や教育を拒否し、
少年時代に多少絵の手ほどきを受けた程度で、
ほとんど独学であった。 -
■ゴーギャンの部屋
-
■ポール・ゴーギャン
「ネヴァモア(横たわるタヒチの女)」
1897年作(第2次タヒチ滞在期屈指の名作) -
■ポール・ゴーギャン
-
美術館内の雰囲気も格調があり素晴らしい!
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螺旋階段も個性的な芸術品のよう!
-
あまりにも素晴らしい作品ばかりで
魅入ってしまい時の経つのも忘れてしまい
係りの方から「閉館ですので」と、
告げられてとても残念・・・。 -
■サマセットハウスの中庭
-
中庭では、野外パーティーの準備がされていた。
-
美しいミスキャンバスにうっとり☆
-
アーチを潜りストリートを右に回り
次の目的地の王立裁判所に向かう。 -
と、目の覚めるような赤いコートを着た集団に出会う!
-
老若男女が凄い人数です。
先程、中庭でパーティーの準備は
何か行事があったからなのかなぁ〜
これから、王立裁判所、コンヴェント・ガーデン、
ニールスヤード、ピカデリーサーカス、
リーゼント・ストリート、リバティ
カーナビ・ストリート、フォートナム&メイソン
ナショナル・ギャラリー、トラファルガー広場と
急がないと今日中にまわれない・・・(-_-;)
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この旅行記へのコメント (4)
-
- milkさん 2014/10/27 21:24:54
- 素晴らしい美術館!
- オリーブさん、こんにちは。
ロンドンにこんな素晴らしい美術館があったなんて知りませんでした(>_<)
本当に名作揃いですね!
マネの「フォリー・ベルジュールのバー」を見てみたくなりました。
次回、ロンドンに行く時には是非行ってみたいと思います♪
素敵な情報、ありがとうございました。
milk
-
- レイジーガーデナーさん 2014/10/19 14:28:33
- こんにちは♪
- ロンドンは駆け足観光&庭巡りで2度行き、
名所はとりあえず押さえた気分でいました。
ところが!こんな素晴らしい美術館があったとは!
マネの絵、オリーブさんの解説のお陰で
すごーく見たくなりました。
それに大好きなデュフィ、マチスがあるのも
嬉しい! 美術館の建物自体も魅力的。
あー、行きたいところはいっぱいあるのに…(>_<)
-
- piggy☆さん 2014/10/11 20:27:54
- オリーブさんこんにちは
- オリーブさんこんにちは。
piggyと申します。
いつもオリーブさんの旅行記を拝見して、お写真を見ていると、心が躍り出します。
本当に素敵な旅行記ですね!!!
最近すっかりヨーロッパから足が離れているのですが、行きたくなっています。笑
花が満開のコッツウォルズ、うらやましいです。
私は冬に行った為、こんなに華やいだ感じではなかったので、まったく別の場所のようです・・・。
これからもオリーブさんの旅行記、楽しみにしていますね!!!
piggy☆
-
- fuzzさん 2014/10/11 10:06:15
- 名画
- オリーブさん、こんにちは。
今朝、パソコンを立ち上げてフォートラにオリーブさんの新作が出たことを知り、
早速お邪魔しています(*^^)v
日曜日の朝、ゆっくりと起きたばかりでコーヒーを飲みながら
世界の名画鑑賞をさせて頂いてます(#^.^#)
美術館が閉店になるまで・・・なんかオリーブさんらしいです(´艸`*)
作品のコメントは後で付け加える・・・あ、失敗。それまで待てなかったです。
ゴッホがなぜ耳を切ったのか?
楽しみにしてます(*^▽^*)
fuzz
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