2002/10/13 - 2002/10/13
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あの街からさん
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地球のあちらこちらをに行ってみたいと願う旅人の1人として
興味があった「世界標準時」の軸
『子午線ゼロ』の地「グリニッジ」を訪ねてみました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 徒歩
- 航空会社
- ブリティッシュエアウェイズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
ロンドンといえば、「ハイドパーク」
「リージェンツパーク」「ビクトリアパーク」
「グリーンパーク」等沢山の公園が点在します。
私がここグリニッチの公園を訪ねたのは日曜日
のことでしたが
家族連れでの〜んびり散歩している
ほのぼのとした風景に出会えました。 -
グリニッチの小さな町でバスを降りると公園が
目の前に広がっていました。
ここを歩くだけで“ここへ来てよかった”と
思える程でした。
公園を歩いてゆくその先の小高い丘の上に
「Old royal Observatory(旧王立天文台)」が
見えてきます。 -
天文台の外壁にあるこの赤いラインが東経と西経の
いわば境界線。
子午線ゼロになります。
赤いラインが東経と西経の境界線で、このラインを
またいで写真を撮る人が列をなしていました。
右半身が東経を左半身が西経をまたぐことになる訳です。
☆子供の頃のラジオの天気予報の時間に東経何度何分
北緯何度何分とよく聞きましたっけ。)
☆経度は、地球上の位置を示す座標でグリニッチを
境にして縦割りで表され
緯度は、赤道がゼロで南北に横割りに表される。
☆私も伸ばされた子午線をまたいできました。
これで、わたしも ♪とーき(時)を駈ける男?に
なったのでした。 -
☆1884年にワシントンで開催された国際子午線会議で
子午線ゼロ地点と定められたそうですが
グリニッチ天文台は1954年ロンドンの汚染された空気の中では(当時、すでに天文学者は 大気汚染を感じ取っていたのですね)観測に支障をきたすという理由からその働き(観測機能)を終えました。
その後イングランドの南東部サセックス〜
ケンブリッジへと移転するも同様の影響により
現在は、カナリア諸島に移したとのことであります。
☆画像は、天文台屋内に設置されているもの。
(すでにデジタル化) -
天文台のミュージアムショップで買い求めた
「ガイドブック」によれば
経度計算という難題は、15世紀以降多くの探検家が新大陸を求めて航海に乗り出し船舶の正確な位置把握の重要性が高まり、こぞって科学者による研究がすすみ1767年、月と天体の座標を示した「航海年鑑」と「天体歴」が発行されグリニッチの現地時間を確かめることが可能となり位置把握に大きな役割をした。
のだそうです。
それ以前には、かのコロンブスさえ、海に関する豊富な知識や、海水の塩分、浮き荷の存在、海底から採取した成分の構成等を分析して陸地に近づいているかどうかを判断していたのだといいます。 -
☆現在、GPSの恩典は私たちの日常生活にしっかり
根をおろした感じです.
☆画像は、グリニッチ標準時計の下の部分。
種々の長さの基準の尺度を示したもの。? -
ガイドブックの解説を続けます。
緯度と経度
緯度と経度は両方とも360度の円に対する
割合として計測され、度/分/秒で表す。
地球は24時間ごとに1回転、
つまり360度回転するため、
回転運動の量は、時間の割合に分割することができ
360度が24時間。180度が12時間。
15度が1時間に相当することになる。
したがって、ある2地点の現時間の差が分かれば緯度の差も分かることになる。
☆ここまで読んでみて小学&中学に習ったようなそんな気もしますが
私は、今このガイドブックを見ても(読んでも)楽しいのです。
(当時、友人宛のメールに記す。)
しかし、その一方で頭の中でグルグル回っている??様な気もします。
☆GMT(Greenwich Mean Time)世界標準時は
グリニッチ標準時を基準としている。
☆画像は「グリニッチ標準時計」(24時間表示時計) -
小高い丘に建つ
初代館長ジョン フラムステードの像。
☆この丘からロンドンの街並みが一望できます。 -
帰りはテムズ河に向かって丘を下ってきました。
こちらの街路樹はもう色づいていました。 -
丘を下がった所にある「国立海事博物館」
にも寄ってみました。
イギリス海軍の活動、有名な探検家の航海等々
船や海に関する歴史館でした。 -
19世紀後半インドや中国から紅茶やお茶等を運んだ
高速帆船「カティーサーク号」が
(スコッチのラベルでご存知の方も)
テムズ河のグリニッチ桟橋近くに博物館として停泊中でした。
☆2007年5月火災で半焼し、修復工事中とのことですがオリンピック
までには開館を目指しているとのこと、
今時分は再オープンしているのでしょうか? -
☆「グリニッチピア」の駅
帰りは、ここから乗合い船に乗って戻りました。
-
☆観光クルーズ気分でテムズ河の両岸を眺めながら船は進みます。
この鉛色に低く立ちこめた雲。この空の色が私のロンドンの空のイメージです。
そんな空をジェット機が飛んでいました。
☆ここで、当時の旅の状況や
私が実感した事等を残しておきたいので
当時友人宛に送付したメールを載せておきます。
『10月13日(日)記す。
昨日の午後14日間の東欧バスツアーを終え無事
ロンドンに戻ってきました。
さて、今日は、ホテルのあるRussell Square近くのバス停にルート188番が
通っており、例のダブルデッカーの2階最前列で街並を楽しみながら1時間程で
グリニッチ天文台に行ってきました。 -
☆メールは続きます。
『ロンドンにきて物価が高いなぁーと
つくづく感じました。』
☆ロンドン街歩き編でもポンド高を嘆いていましたっけ(冷や汗)
『地下鉄のゾーン1
(自分が乗車する駅を中心として一番近いエリア)が
1.6ポンド 約310円もします。
ハードロックカフェの
ピンが一本6ポンド1170円
(他の都市では300円位で買えます)
少しオシャレな韓国料理店でしたが夕食が
40ポンド(約7,840円)でした。
バンフの韓国料理の店ではたらふく食べて
1200円位でした。
けれど、1時間余り乗車したバス代が1ポンドと
格安でグリニッチからの帰路
ウエストミンスターピアまで
1時間余りの乗船券が6.5ポンドでした。
観光客用?とか贅沢品は高く日用品や生活必需品は
安いのかもしれません。
また、博物館や天文台等は無料で寄付の箱が置いてありました。』
☆当時の新聞では、1£=196.31円
(実質の交換ルートは/200円程でした。) -
☆ワンワールドの旅で
時間、空間、星座 等に一層興味を感じるようになりTVの 「コズミック フロント」等宇宙をテーマとした番組を見ることが楽しみとなりました。
☆少しUPの予定時間が押せ押せになりましたが
偶然にも、「グリニッチ」を訪ねた日が
10年前の今日10月13日と画像の
写真に知らされ少しビックリしました。
☆この「旅行記」のコメントの大部分は当時、
友人宛に送信したメールを基にしました。
心弾む楽しい旅を。
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