2014/07/22 - 2014/07/22
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Tam-Kさん
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2014年のNHKの大河ドラマ「軍師 官兵衛」にちなみ、大分県中津市へ行ってきました。
今回この中津へは、JR日豊本線を特急ソニックにて訪れました。JR中津駅から城下を巡るべく、先ずは寺町、前述の宇都宮鎮房暗殺にゆかりの赤い外壁の元合寺、円応寺、西連寺を巡り、福沢諭吉旧居前を経て中津城へ向かいました。中津城ではその内堀沿いに本丸の天守や石垣などの眺めつつ歩き、本丸曲輪内へと向かいます。中津城の天守は資料館となっていますが、本丸の小天守下には「黒田官兵衛資料館」があり、中津ゆかりの官兵衛に関する展示として、宇都宮一族との戦いや関ヶ原に呼応した九州席巻に至る石垣ケ原の戦などがありました。
これまでに行った関連旅行記です。
第一編 広峯神社と御師屋敷跡
http://4travel.jp/travelogue/10845071
第二編 加古川(正室 光(てる)姫(幸圓)の故郷)
http://4travel.jp/travelogue/10852251
第三編 英賀(毛利水軍との合戦の地)&亀山本坊本徳寺
http://4travel.jp/travelogue/10865294
第四編 姫路文学館「播磨灘物語」展と姫路城
http://4travel.jp/travelogue/10866914
第五編 西播磨 佐用の三城(上月城、福原城、利神城)と飛龍の滝
http://4travel.jp/travelogue/10871054
第六編 書写山 圓教寺
http://4travel.jp/travelogue/10878436
第七編 妻鹿 国府山城、御着(姫路埋蔵文化財センター)
http://4travel.jp/travelogue/10867385
第八編 三木城址と秀吉本陣、平井山付城跡
http://4travel.jp/travelogue/10879951
第九編 備中高松城と庭瀬城(境目七城)
http://4travel.jp/travelogue/10888291
第十編 黒田家中興の地、備前福岡
http://4travel.jp/travelogue/10891040
第十一編 北近江 長浜
http://4travel.jp/travelogue/10904386
第十二編 豊後杵築
http://4travel.jp/travelogue/10911577
第十三編 豊前中津
http://4travel.jp/travelogue/10913146
第十四編 筑前福岡
http://4travel.jp/travelogue/10913153
中津市は大分県の最北部、福岡県との県境に位置します。この中津は、秀吉による九州平定後、その恩賞として賜った豊前六郡12万石、この要の地として居城、中津城を築いた地です。ここへ移る前の黒田家は、播州宍粟郡山崎1万石、これがここ中津へ移ったことで12万石の太守となったわけですが、四国に続く九州平定戦での官兵衛の功績を考えると、とても充分な恩賞とは考えづらい点もあります。更に宇都宮氏に対する秀吉の処断、また、肥後での一揆鎮圧失政による佐々成政切腹など、何やら秀吉を取り巻く若き行政官の意図を勘ぐらざるを得えません。これによって官兵衛な豊前入りするも、国人衆との間で軋轢が直ちに解消するわけもなく、こと秀吉による伊予移封に沿わない宇都宮氏との間では、城井谷をめぐって度々ことを構えるも、最後は長政による中津城での宇都宮鎮房騙し討ちともいうべき処置から宇都宮一族は討滅され、一連の騒動は収まることとなりました。
その後の官兵衛による豊前の運営は、領民理解しやすい3ケ条の掟書の発布や税の減免などにより、領民との信頼関係を構築しつつ、ここ中津を中心に官兵衛らしい善政を布いて行ったようです。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- ANAグループ JR特急
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昨日は杵築を巡った後、別府温泉で一泊、ゆっくりと湯に浸ってきました。
朝、JR別府駅から特急ソニックで中津へ向かいました。 -
JR中津駅、
中津も官兵衛ゆかりの地、駅の前のビルには軍師官兵衛の横断幕が出ていました。 -
イチオシ
JR中津駅から炎天下の下、約10分で元合寺に到着しました。
外壁が赤く塗られているのがとても特徴的です。 -
元合寺は、官兵衛に播州から同行した空誉上人が天正15年に開山した寺、何よりもこの寺の赤い外壁、これは長政が宇都宮鎮房を謀殺した際、その家臣をこの寺に一旦止め置きました。そして、鎮房ひとりを城内へ招き謀殺、その後この寺も黒田勢によって囲まれ、全員が討たれた。その際、寺の外壁に飛び散った血、これを消そうと幾度と壁を塗りこめるもどうしても血の赤い色が染み出たため、このように赤い色に塗り込められたという伝説があります。
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元合寺本堂
このように元合寺は宇都宮一族の怨念を抱える寺でもあるようです。 -
元合寺鐘楼
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元合寺周辺は寺町というだけあってたくさんお寺が軒を連ねています。
石畳の道の両側にいくつもの寺が並んでいます。 -
寺町の道筋を元合寺から暫く進むと左手に円応寺がありました。
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円応寺も官兵衛開基、播磨から同行した見道大和尚開山による浄土宗の古刹です。
ただここの本堂が鉄筋コンクリートの建替えというのが若干、残念です。
この寺には河童にまつわる伝説があり、境内には河童の墓もあるそうです。
また、黒田24騎のひとり野村太郎兵衛の墓もここにあります。 -
西連寺
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西連寺は、光心和尚開山、光心和尚は官兵衛の末弟で父、職隆折去後に出家しており、天正16年に官兵衛をたよりこの地を訪れたそうです。
寺町では官兵衛ゆかりの3つの寺を巡ってきました。これらの寺も後の黒田家、筑前福岡への移封の際にも黒田家に同行し、福岡で同名の寺を開いたりしています。 -
寺町の先を行くと仲間町という看板がありました。
ここは下級武士の町であり、仲間町と呼ばれたそうです。
中津にはこの他、姫路町といのもあり、ここは正に姫路から移り住んだ人々の街であったそうで、中津城二の丸公園のすぐ西の通りがそうです。 -
町屋風の古い町並みが所々に残っています。
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福沢諭吉旧居の記念館です。
福沢諭吉の幼少期から青年期にかけてここ中津のこの地にて生活していたそうです。 -
街のいたる所に福沢諭吉の言葉があります。
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中津川
この川は天然の要害として中津城の外堀を形成しています。
この川に沿って本丸の城壁が並び、また当時は船着き場などもあって物資搬入に用いられていたように思われます。 -
中津城二ノ丸の先にある武家屋敷跡です。
中津には現在、杵築のような武家屋敷は残っておらず、その痕跡として礎石など発掘されたものから当時の間取りなどが示されてありました。 -
二ノ丸公園にあった中津城案内の看板
この位置は、この看板の一番右のあたりにないます。 -
イチオシ
中津城天守閣
これは模擬天守であり、本来この中津城には隅櫓はあったのですが天守はなく、これも官兵衛の倹約、ケチとも言いますが黒田家の家風だったのでしょうか。 -
天守前の内堀沿いに黒田二十四騎の名が記さた札がならべられています。
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黒田二十四騎の札の端あたりから本丸の石垣をよく見ると、特徴的な石積みがあります。
右側が黒田時代の野面積み、左が細川時代の打ち込みハギです。
城主と時代の変遷を反映した遺構ですね。 -
関ヶ原後に黒田家が福岡へ移封後、豊前は細川氏の領国となり、剃髪して名を三斎と改めた細川忠興が中津城を隠居の地としました。その際、中津城の三の丸が新たに増築され、城下の武家屋敷などの町割りが定められ、現在の中津城の大まかなかたちが出来上がったようです。
また、現在の中津城は単に隅櫓しかなかった本丸に無理やりに5層の天守が建てられてしまったこともあり、官兵衛の築城した時代の姿からは若干異なる形態になってしまっているのかもしれません。 -
イチオシ
大天守と塀で結ばれた小天守
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本丸曲輪の内側から望む天守です。
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本丸内にある武運と戦勝の奥平神社
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小天守の手前に軍師官兵衛の資料館があります。
資料館のチケット売り場のお姉さん、官兵衛の兜を被ってくれるなど、サービス万点です。 -
軍師官兵衛展を覗いてみました。
中津の官兵衛に関連深い宇都宮一族や石垣ケ原の戦に関する展示があります。 -
次に天守の中に入ってみました。
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天守内にあった中津城の地図
この中津城は、現存する内堀の外側、三ノ丸周辺を囲む外堀、そして現在はほとんど痕跡が残っていませんが、お囲い山と言われる外郭の防塁にも想が前をなす堀が廻らされていたようです。 -
天守最上階からの眺めです。
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イチオシ
本丸の隅に中津名物、唐揚げの売店がありました。
こじんまりと座って唐揚げ屋さんのおばさんを見つめるねこ、可愛いですね。 -
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中津神社
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三ノ丸にある観光バス駐車場にある仮設のお土産物屋さんです。
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お土産物屋さんの中は、官兵衛関連のお土産が店内に一杯、仮設にしてはなかなかの充実です。
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最後に中津駅前の商店街を通って駅へ向かいました。
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この商店街にもまちなか官兵衛館が有り、ここでも官兵衛に関する展示がありました。
水の五訓、これは我が家の家訓でもあり、私がもの心ついた頃から実家の床の間にこの掛け軸がありました。 -
JR中津駅に戻ってきました。約3時間の行程でした。
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イチオシ
再び特急ソニックで次の目的地、博多へ向かいます。
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