XXIII　9月の中国（嘉峪関→敦煌）

2016/09/19 - 2016/09/19

シルバーウィークを利用して中国へ。

1月の厦門で出会った中国人が西安出身で，それがひっかかってか西安に行きたい気分に。
さらに，砂漠（というか砂丘）見たさで敦煌も外せない。
こうして夏休みは，河西回廊を辿ることに決定。
主な目的は，三つ。

1　鳴沙山から夕陽を拝む　→　未達
2　万里の長城の最西端へ行く　→　達成
3　西安の明代城壁を自転車で走る　→　達成

一番期待していた敦煌。
省を挙げてのEXPOと重なり，主要な観光地の一般入場は全て制限。
残念なことに鳴沙山も莫高窟も入れず，街をぶらついただけ。
いつかの再訪を期待しながら，8日間の旅行を満喫してきました。


□ 2016年9月15日（木）　羽田→北京→西安
□ 2016年9月16日（金）　華清池・兵馬俑・秦始皇帝陵
□ 2016年9月17日（土）　西安市内
□ 2016年9月18日（日）　西安→嘉峪関
■ 2016年9月19日（月）　嘉峪関→敦煌
□ 2016年9月20日（火）　敦煌市内
□ 2016年9月21日（水）　敦煌→北京
□ 2016年9月22日（木）　北京→羽田

エリア 敦煌(中国)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 航空会社: 中国国際航空 中国東方航空

07:00起床。

昨夜ご飯を食べた鉄鏡小吃城で朝ご飯へ。

13℃くらいで寒い。

ほとんどシャッターが下りている中，2軒ほどやっていて適当に入ってみる。

大肉鮮肉6元。

小米粥2元。

店員さんは英語が話せました。

路地裏の生活感が好き。

ロータリーの信号待ち。

見た目はぼろくても，どのバイクも静音性が著しい。

ホテルをチェックアウト。

約束の9時を過ぎて，昨日のタクシーがやってきて。

昨日懸壁長城で会った日本人が乗っていました。

壁画と第一トンに行くそうで，商魂たくましいおばちゃんが捕まえてきたそう。

久しぶりの日本語に安堵。

09:50。

途中，工事中の道路を迂回してホテルから30～40分で到着。

迂回してきた分，上乗せしてと言われるけど，笑って受け流す。

新城魏晋壁画墓 史跡・遺跡

新城魏晋壁画墓　31元。

早速，墓区へ。

入場できる地下の墓は，一つだけ。

内部は，写真禁止。

小さい墓室に，うすーくなってしまった壁画。

正直来なくていいレベル。

入口横の博物館。

歩き方にも載っている壁画の写真が展示されていて。

さっき入った墓室には，これはなく。

広く点在する墓群のほかの場所にあるよう。

40分ほどの滞在で嘉峪関駅まで送ってもらいます。

11:10。

残金70元を渡して，第一トンへ行くタクシーを見送り。

駅前広場。

真っ赤な標語に中国らしさを感じる。

発車の一時間前にならないと駅構内に入れないらしく，時間を持て余す。

駅の隣の小さな食堂街で昼食。

店員さんに韓国人に間違えられる（笑）

羊肉粉湯18元。

辛い。

この時点でダメージがお腹にかなり蓄積されていたらしく，翌日から下降線を辿ることに…。

駅前の商店で飲み物など調達。

オレオ。

8月末で日本から撤退してしまった記念に購入。

不思議なきもさ。

パケ買い。

甘くてほんのり柚子風味の花茶。

やたらと厳しいセキュリティチェック。

小さな糸ばさみとピンセットが引っ掛かり没収。

とにかく尖った金属物は万遍なくチェックするよう。

13:45。

改札が開いて乗車。

K4611次。

中段　新空調硬臥で104.5元。

硬とあるけど，マットレスなので硬くはなくて安心。

初の中国鉄道乗車♪

観光PR用（？）の車両。

引換証。

本物に出会えて嬉しい。

張掖も行ってみたいなー。

10分ほど遅れて出発。

これも長城？

1時間ほど爆睡。

流れる景色を眺めてゴロゴロ。

中段最高～。

おやつタイム。

普通にオレオの味でした。

警官みたいな人が金属探知機片手に見回り。

床に置いてある荷物などを入念にチェック。

厳しすぎて，逆に何か起きるんじゃないかと少し不安になる。。

変な雲が広がっていると思ったら，竜巻！

あちこちで発生。

乾いた大地が続く中，少しだけ緑地帯が現れて。

ほっとします。

これも辛辛。

無理して食べたのが，この後響いてくる…。

木も何もない景色に美しさを感じます。

19:30過ぎ。

敦煌駅に到着。

明日からのEXPOの広告で溢れていました。

莫高窟のチケットの予約ことで，明日泊まるホステルと連絡をやりとりしていたところ，EXPOでクローズするとの返事。

鳴沙山のことまでは聞かなかったけど，この気合いの入れよう。

絶対無理そう。

敦煌駅 駅

駅前を直進し道路に出たところで，市内行きのミニバンが待機。

最後の一席で滑り込み。

3元。

現地ツアーが掲げてあったので，一応写真を撮っておきます。

20分ほどで終点のシルクロードホテル着。

ホテルの周りは，EXPO関係者でいっぱい。

街中が厳戒態勢で，あちこちで交通規制。

中心部は，バスは入れないらしい。

敦煌夜市 露店・屋台

予約サイトの地図は間違っているみたいで，ホステルが見つからない。

通りすがりの女の子が電話までしてくれて，何とかたどり着く。

親切に非常感謝！

Dunhuang Warm Home Inn，6人ドミトリーで1泊35元。

EXPOは明日から3日間。

全ての観光地がクローズするそう。

そんな気がしていたよ…。

オーナーの子供に絡まれて，なぜか一緒にNARUTOを見たり，宿題を見せてもらったり。

当たり前だけど，小学生の宿題なのに難しい漢字しか並んでいなくてカルチャーショックを受ける（笑）

ちびっことの交流に，がっくりした気持ちが癒されて。

23:30晩安。