英国イングランド地方とちょっとだけウエールズの旅　嵐が丘の原風景ハワース

2013/09/11 - 2013/09/11

チェスターを訪れたあと、マンチェスター空港の近くのホテルに落ち着き、ホテルで夕食。次の日は嵐が丘の原風景である、ブロンテ３姉妹の故郷ハワースにまず向かった。小さな町というより村といったほうがよいかも知れない。牧師館や関連の建物などを見学した。そして小一時間ばかり、ヒースの生い茂る荒野の雰囲気のなかのフットパスを歩いた。

表紙はフットパスの途中で石塀壁の上に咲く一本の名も知れぬ花と荒野の丘陵

エリア ハワース(イギリス)

村はずれの駐車場からバスを降りて、独特のライムストーンを積み上げて作られた石塀に沿ってしばらく歩くと・・・

ブロンテ姉妹の父が務めていた牧師館を博物館とした建物とその案内版が目にはいってきます。

若い娘が原稿を書いている姿をデザインした鉄製の看板。

エミリーか・・・

牧師館博物館の庭に咲く花

牧師館の時計塔とチャペル

牧師館の近くのレストラン

オーナーと思われる人が中庭の植栽の手入れを黙々と行っていました。

黒猫ちゃんがしばし、私たちを見物。

牧師館に隣接する教会。

赤い電話ボックスが目立ちます。

ブルーの方向案内も鮮やか。

教会の中に入ってみます。

小さな教会ですが、ステンドグラスは見事でした。

ブロンテ姉妹の弟が飲んだくれていたというパブが残っています。

彼はここで酒を飲み、次の写真の薬屋でアヘンを求めたとのことです。

ここは元は薬屋だったけれど、今では観光土産物店兼旅館です。

牧師館の裏手から

墓地の脇を通り抜けると、

フットパスが現れます。

犬の散歩はＯＫですが、自転車はＮＯのようです。
実際、何人かの多分現地の村人が散歩させているのに遭遇しました。

石塀の並木道を真っ直ぐに

ヒースの生い茂る丘へと出ます。

ヒースはこんな感じです。

日本名でエリカというのだそうです。
そういえば、西田佐知子という歌手の「エリカの花の咲くころ」という歌を、若いころ歌ったものです・・・

「あおい海を見つめて、伊豆の山影にエリアの花は咲くという・・・」

石棺を思わせるような石碑が丘の名前を教えてくれます。

ペニストンの丘

延々と石塀の路が続きます。

荒涼たる丘が続き、まさに「嵐が丘」　

元の牧師館あたりに戻る道があるはずなのですが、見つからないため、元来た道を戻ることになりました。風が吹いてきて雨も降ってきました。

いい雰囲気です。

教会のところから村の商店街を下ってみました。

この商店街を抜けると鉄道の駅に行けるようです。

観光客は我々以外はほとんどおりません。

村人もほとんど見かけません。

路傍に紫陽花が咲いていました。９月中旬の紫陽花、なんか変な感覚です。

村はずれのバス駐車場に戻ってきました。

近くにスーパーマーケットがありました。
実用品がメインで、いわゆる土産物はあまりおいてありませんでした。
元々は粉ひき場だったようです。

スーパーマーケットの近くに、おなじみＢＢ（ベッド・アンド・ブレックファスト）インがありました。

可愛いらしい看板です。

もう一度、牧師館のあたりを望遠で・・・

名残惜しいですが、次の予定があります。バスは湖水地方へと歩をすすめます。