英国イングランド地方とちょっとだけウエールズの旅 湖水地方・ウィンダミア湖

2013/09/11 - 2013/09/11

ブロンテ姉妹の故郷ハワースに別れを告げ、バスは湖水地方へと歩をすすめます。
途中、湖水地方への峠で昼食をいただきました。ぐっと気温も下がり霙模様。レストランでは薪暖炉に火も入っていました。
湖水地方はイングランド人の心の故郷。ワーズワースの格調高い同地方を賛美する詩やピータ・ラビットのお話で有名。
氷河時代の浸食作用にによって出来上がった最大の面積を誇るウィンダミア湖畔の散策や湖上クルーズを楽しんだ。
でも、寒かった！

表紙の写真は霧雨に煙るウィンダミア湖クルーズ船からの湖岸の廃墟。どんな人物の持ち物だったのだろうか？

エリア 湖水地方(イギリス)

バスの車窓の丘も、丘というよりだんだん山らしくなってきました。

トイレ休憩の場所からも、丘が高くなっています。

このような池もそこかしこに観られるようになってきて、湖水地方が近いことを思わせます。

牛たちののんびりした姿も多くなってきました。

昼食の峠のレストランに到着。

薪ストーブが出迎えてくれました。しばし、手をかざし温まりました。

ランチの主菜は大きなイングランド・ソーセジ。

当然バー・カウンタでエールの１パイントをアペタイザーにします。
おいしかったので、２杯目も飲んでしまう。

バー・カウンタでは英国の主婦のグループが屯。彼らから挨拶や質問を受け、しばし歓談。

体もポカポカ温まった。

エールも２杯いただいたので、出るものも出る。というわけでトイレに行ってみると壁一杯に古いマガジンの写真が貼られていた。

レストランの休憩室には、なぜか日本の懐かしいウイスキーがかざられていた。山崎や余市のあれである。

ちょっと誇らしい。単純！

ウィンドミア湖畔に到着。

さすがに、イギリスきっての観光地。多くの観光客向けの店がびっしり。

ピータ・ラビットの出し物のあるミニ博物館や何軒かの土産物店をひやかした後、街はずれの坂の上から湖を眺望することにした。

霧雨に煙り、雲が低く垂れ込めています。

このあたりは、どうも夏季休暇向けの長期滞在用の貸別荘地区のようであった。夏もとっくに終わった季節、あたりは閑散としていた。

貸別荘地区からまた湖畔に戻る途中にきれいに花でデコレーションされたレストランを見かけた。

改めて、土産物店ももう一度入ってみる。

湖畔のお花の植栽。
いかにもイギリスぽい。

ここの建物がクルーズ船の発着場。

発着場の近くはたくさんの種類の水鳥たちが群れている。

観光客の餌がめあてなのだろう。ちょっと多すぎて不気味。

クルーズ船に乗り込みます。

しばらくは外の甲板で風景を楽しむも、風雨寒く、船内に逃げ込む。

船内は、赤ちゃん連れの英国人家族も数家族。いやー、にぎやかな状態でした。
あちこちでおむつ替えが始まる。日本のおむつとちょっと形が違っていた。

船内のガラス窓越の絵なので、ちょっとぼんやり。

避暑用の建物とヨット群。寒い風景。

下船場所が近くなってきました。

対岸の風景。別荘があちこちにあります。
盛夏の時期はさぞかしにぎあうのでしょう。

下船場所のほど近くに、今はもう観光用となった蒸気機関車の列車がありました。

下船客の半分くらいを載せて間もなく汽笛一斉、出発していきました。

私たちはここで待ち受けたバスでマンチェスターのホテルに戻ります。