日本縦断 北海道から沖縄へ・その4.ジャンボフェリーで一夜を明かす(神戸～高松)。

2014/05/11 - 2014/05/12

第1部-4冊目

皆様、こんばんわ。
オーヤシクタンでございます。

新日本海フェリーの快適な、楽しいクルーズを終えて、京都府舞鶴に到着しました。
舞鶴港から、高速バスで神戸を経由し、フェリーで、四国の高松に向かいます。

表紙写真…神戸～高松を結ぶジャンボフェリーこんぴら2
※深夜帯でまともな船体写真がない為、他サイトから写真をお借りしました。
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平成26年5月11日(日)～12日(月)

★新日本海フェリー(～舞鶴港21:15)
↓
★日本交通バス565便 神戸三宮行
舞鶴港21:30→神戸三宮23:26
↓
※徒歩(三宮…神戸新港 1.7キロ25分)
↓
★ジャンボフェリーこんぴら2 高松行
神戸新港第三突堤1:00～(船中泊)～高松東港5:00
↓

エリア 神戸(兵庫)

• 旅行の満足度: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 船
• 旅行の手配内容: 個別手配

楽しい船旅を終えて、舞鶴港から21:30発、日本交通バスの高速バス神戸行に乗車します。
所要時間は、約2時間。
運賃は2100円です。
日本交通バスに電話して予約しておきました。
日本交通バス(大阪)→電話[phone](8:00-20:00)

神戸行の他に大阪行もあります。

舞鶴から神戸までは126キロ、本州の一番狭い所を、日本海から瀬戸内海に向けて縦断します。
わずか、2時間弱の行程にもかかわらず、独立3列シートのゆったりとしたバスです。
途中、休憩はありませんが、トイレ付きバスなので安心です。

高速バスは定刻の23:26…神戸三宮に到着しました。
小樽から丸一日24時間をかけて神戸にたどり着きました。
今夜は、この辺で泊まりたい所です。
JR 三ノ宮駅に、立派なホテルがあるじゃないですか。
…が、この旅はそんなに甘いものではありません。
神戸新港第三突堤を1:00に出港する、高松行のジャンボフェリーで、四国香川県を目指さなくてはなりません。
神戸には数回来ているのですが、方向音痴になってしまい、港の反対、山側に向かってしまいました。
歩いていると、汗がでてきます。
神戸は暖かいなぁ…と北からはるばるやって来た事を実感しました。

すいません…
ブログには訪問先が神戸となっていますが、実は素通りなんです。

素通りなんですが、寄りたい所があります。
三宮から港に向かって延びるフラワーロード沿いに東遊園地公園と言う公園があります。
ここは、1816年に外国人居留遊園の名称で開園した、日本で最初の西洋式運動公園とされています。
ここに1995年(平成7年)1月17日に起きた阪神淡路大震災の神戸各地にある、震災関係のモニュメントの中心となる「1.17希望の灯」があります。
希望の灯は、震災のご遺族やボランティアから、やさしさ・思いやり・生きている証としての灯りを灯したいとのご提案から、被災10市10町を巡って運んだ火種と47都道府県から寄せられた支援の火をひとつにして、震災から5年目の2000年1月17日5:46…この地に灯りが灯されました。
私は神戸を訪れた時には、時間が許す限り、ここに寄るようにしています。

1995年1月17日午前5時46分 阪神淡路大震災
震災が奪ったもの 命 仕事 団欒 街並み 思い出…
たった一秒先も予測できない人間の限界…
震災が残してくれたもの やさしさ 思いやり 絆 仲間
この灯りは奪われたすべての命を生き残ったわたしたちの思いを結びつなぐ。
※1.17希望の灯モニュメントの碑文より。

阪神淡路大震災で亡くなられた6034名の方々のご冥福を心から祈り…黙祷。

神戸新港第三突堤で出港を待つジャンボフェリーこんぴら2です。
総トン数･3056トン。全長･約115メートルの中型フェリーです。
こうして見ると、船と言うより単なるビルみたいですね。

古めかしいフェリーセンターで乗船名簿を記入し、乗船手続きを済ませると、乗船口には30人ほどが並んでいました。
全席2等自由席なので、速い者勝ちです。
今夜の寝床を確保する為に私も並ぶ事にしました。

小豆島ジャンボフェリー 乗り物

神戸新港第三突堤のフェリーセンターで、ジャンボフェリー(神戸港〜高松東港)とフットバス(高松〜大阪)がセットになった瀬戸内クルーズバスセット券4300円を購入しました。
通常だとジャンボフェリーが1940円、フットバスが3900円の合計5840円の所…4300円なので1540円もおトクです。

高速バスとの運賃競争が激しい中、ジャンボフェリーは、さまさまなおトクなプランや割引を用意しています。
詳しくは［ジャンボフェリー］で検索。

ジャンボフェリーこんぴら2の船内です。
こちらは、2等座席船室。
自由席ですが、予約して座席を確保する事も可能です。
船室は2等船室だけです。
お金持ちも、私のような金無しも平均平等…みんな椅子か雑魚寝です。
でも女性の皆様には、かつての1等船室が女性専用船室になっており、2等座席よりゆったりとしたビジネスクラスのような座席が並んでいます。
女性の皆様にも快適に船旅を楽しんで頂こうと言うジャンボフェリーのサービス精神が感じられますね。

こちらは、2等座敷船室。
絨毯敷きの和室です。
船と言ったらコレでしょう。
自由席なので早い者勝ち…
こちらの方が人気があります。
入り切れない方の為に、通路に敷くゴザも用意されていました。

今夜はここで夜を明かします。
同じフェリーでも数時間前とは大違い…
4時間ほどの短い航海ですが、寝袋を敷いて、明日に備えて寝ます。
瀬戸内海航路なので、揺れはまったく感じませんでした。
エンジンの振動が背中を直撃しますが…

神戸の夜景です。
深夜なので、イルミネーションやライトアップは終わっていました。
月灯りがキレイです。

風が恋をはこ～ぶ♪海を遠く渡り～♪二人を結ぶジャンボフェリー♪

4:45
ジャンボフェリーのテーマソング♪が船内を流れ、目が覚めました。
…と言うか、寝静まっている船内にいきなりこの曲が大音量で流れ、叩き起こされると言った方が正しいかもしれません。
このテーマソング…耳に残ります。ある意味、洗脳されると言っても過言ではありません。

※聞きたい方は［ジャンボフェリー歌］で検索♪

旅が終わった今でも、ジャンボフェリーテーマソングが頭をよぎる時があります。
デッキに出てみると、瀬戸内海の島々が遠くに見え、高松港がすぐそばに迫っていました。

おだやかな海にたくさんの島が浮いています。
瀬戸内海ならではの風景ですね。
日が上がるのが遅くなってきました。
西に来た事を実感しますね。

ジャンボフェリーこんぴら2は、定刻5:00に高松東港に到着します。
寝ているだけの船旅でしたが、安全・快適に運んで頂きました。

さぁ、北海道からはるばる、四国までやって来ましたよ。
このつづきは又、次回…

つづく♪

ジャンボフェリー (直島ライン) 乗り物