2014/04/08 - 2014/04/08
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ドクターキムルさん
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鎌倉市長谷1に鎮座している甘縄神明宮は長谷寺鎮守であり、和銅3年(710年)に豪族の染谷太郎時忠が天照大神を祀るために創建したと伝えられている鎌倉最古の神社である。社伝通りなら平城遷都、奈良時代の初年に当たる。なお、鎌倉市内最古の神社は津に鎮座していた龍口神明社である。現在は遷座して元宮が残る。
この地は、鎌倉時代初期の御家人で安達一族の祖安達盛長氏の邸宅があった所である。そのため、大正14年(1925年)3月に鎌倉町青年団が建てた「安達盛長邸址」史跡碑が境内にある。甘縄の邸は北条時頼の母松下禅尼(安達景盛の娘)の実家である。また、孫の北条時宗の誕生の地でもあり、時宗の産湯の井戸がある。また弘安8年(1285)の霜月騒動の際、当時の御家人の筆頭であった安達泰盛は、御内人(北条得宗家の直属家臣)平頼綱軍に攻められ、激しい戦闘の後に安達一族が滅亡した終焉の地でもある。
甘縄神明宮鳥居越しに桜が見える。史跡碑前で立ってそれを描いている女性がいる。その足元にはキバナタンポポが咲いていたので花をめくって見るとカントウタンポポである。境内のそこここに咲いているのもカントウタンポポである。神輿庫あたりにもカントウタンポポが咲いている。その前の乾いた硬い境内地面に小さな、本当に小さな花を咲かせているキバナタンポポは西洋タンポポである。そのあたりの、生育していくのが大変そうなところに生えている小さなタンポポが西洋タンポポなのだ。なるほど、西洋タンポポが侵食して殖えていくために、ここ甘縄神明宮境内では根を張るのが大変そうな場所に最初の西洋タンポポが生え、成長できずに小さな、非常に小さな花を咲かせているのだ。おそらくは、何年かすれば甘縄神明宮境内ではカントウタンポポと西洋タンポポの勢力図が逆転し、カントウタンポポが少なくなってしまうのであろうか?
(表紙写真は甘縄神明宮境内の西洋タンポポ)
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