2010/01/03 - 2019/01/01
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ドクターキムルさん
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兀庵普寧(ごったんふねい)(慶元3年(1197年)~ 景炎元年(1276年))は、鎌倉時代中期の分応元年(1260年)に蘭渓道隆・円爾の招きにより南宋から来日し、博多の聖福寺に入った。その後、鎌倉・浄智寺に移り、鎌倉幕府第5第執権・北条時頼(嘉禄3年(1227年)~弘長3年(1263年))の要請により、建長5年(1253年)に創建された日本で最初の禅道場である建長寺の第2世となった。当時としては先鋭的な思想を持ち、難解な講釈を行った。
しかし、兀庵は、建長寺の本尊である地蔵菩薩は自分より下位であるとして礼拝しなかったという。そのために、仏事の毎に物議を醸し、もめごとが多かった。それが日本語の慣用句の「ゴタゴタ(ごたごた)」の語源になったと謂れている。元の単語は「ごったんごったん」であるが、良くあるように促音と撥音が取れた。
時頼は兀庵に師事して参禅・問法を重ね印可を受けた。弘長3年(1263年)、時頼が亡くなると支持者を失い、文永2年(1265年)に帰国してしまった。
たった6年間の日本滞在であったが、「ゴタゴタ(ごたごた)」という良く使われる日本語の慣用句を残している。
(表紙写真は建長寺本尊の地蔵菩薩坐像)
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